JP7028317B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本件は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
学習用の原画像と目的画像とを用意し、遺伝的プログラミングによって適応度の高い画像処理プログラムを自動で生成する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008-299687号公報
しかしながら、撮影環境の相違などに起因して、特定の原画像に対して高い適応度を有する画像処理プログラムが生成されることがある。このような画像処理プログラムは、他の原画像に対しても高い適応度を有するわけではないため、生存選択の際に淘汰される可能性がある。この場合、所望の精度を得るまでの学習時間が長くなるおそれがある。
1つの側面では、本発明は、短時間で精度の高い画像処理プログラムを生成することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、情報処理装置は、対象物を複数回撮影することによって得られた複数の学習用の原画像のそれぞれから画像特徴量を算出する特徴量算出部と、前記画像特徴量を用いて前記複数の原画像に対してクラスタリングを行うことで前記複数の原画像を各クラスに分類する分類部と、前記分類部によって分類されたクラスごとに、前記複数の原画像に対する画像処理プログラムの評価値を算出する評価部と、クラスごとに算出された前記評価値を基に遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムを生成するプログラム生成部と、クラスごとに、前記評価値が所定条件を満たす画像処理プログラムを関連付けて格納する格納部と、を備える。
短時間で精度の高い画像処理プログラムを生成することができる。
(a)~(c)は画像処理を例示する図である。 画像処理プログラムの修正を例示する図である。 遺伝的プログラミングの概要を説明するための図である。 遺伝的処理を例示する図である。 適応度について例示する図である。 画像処理プログラムの評価を例示する図である。 実施例1に係る画像処理装置の全体構成を例示するブロック図である。 学習処理の際に情報処理装置によって実行される各処理を表すフローチャートを例示する図である。 学習処理の概要を例示する図である。 検査処理の際に情報処理装置によって実行される各処理を表すフローチャートを例示する図である。 検査処理の概要を例示する図である。 情報処理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
実施例の説明に先立って、外観検査の概要について説明する。
外観検査では、カメラなどの撮像装置を用いて検査対象の外観を撮影し、欠陥の有無を判定する。特に、FA(ファクトリーオートメーション)分野においては、現場の撮影環境に応じたノイズ、影、明るさの変動などが撮影画像に発生することが多い。例えば、図1(a)および図1(b)で例示するように、明るさに変動が生じる場合がある。このような場合においても、画像処理プログラムには、環境変化にロバストな処理が望まれている。例えば、図1(c)で例示するように、明るさの異なる画像から、同様の画像が得られることが望まれている。
また、検査装置を開発して実際の製造が開始された後に、図2で例示するように、明るさなどの装置環境が変化して認識率が低下することがある。この場合、画像処理プログラムを修正することになる。また、部品使用が変更になって、部品の向きなどの検査対象が変更されることがある。この場合においても認識率が低下するため、画像処理プログラムを再構築することになる。これらの修正や再構築のためには、生産ラインを停止させることになる。そこで、画像処理プログラムを迅速に修正する技術が求められている。
画像処理プログラムの自動生成手法として、遺伝的プログラミング(GP:Genetic Programming)を用いることが考えられる。画像処理プログラムは、それぞれ個別の画像処理を行うための複数の処理プログラムを備えている。これら複数の処理プログラムを木構造の形で組み合わせて一連のプログラム処理を実行することにより、目的とする画像処理を実現することができる。木構造状の処理プログラムの集団に対して、交叉または突然変異という遺伝的処理を施すことで、適応度の高い画像処理プログラムの生成を行う。適応度とは、目的とする結果に対して、自動生成した木構造状の処理プログラムの出力結果がどの程度良いものであるかの指標である。所定の閾値以上の適応度を持つ木構造状の処理プログラムが得られた場合に学習完了とみなす。その場合に得られた木構造状の処理プログラムが、目的の画像処理を実行する画像処理プログラムとなる。
図3は、遺伝的プログラミングの概要を説明するための図である。まず、複数の初期個体を作成する。図3において、円形状の「個体」として示したもののそれぞれが、木構造状の処理プログラムを有する画像処理プログラムを表している。すなわち、1つの個体が1つの画像処理プログラムであり、木構造状の処理プログラムを有する。図3において、画像処理プログラムに含まれる「F」~「F」が処理プログラム(フィルタ)であり、「I」が入力画像であり、「O」が出力画像である。複数の初期個体を生成することで、親の母集団(集合)を生成することができる。
次に、親の母集団から複数の個体を選択して取り出す。次に、取り出した複数の個体について、遺伝的処理を行うことで、複数の子個体を生成する。遺伝的処理とは、図4で例示するように、木構造状の処理プログラムに対して交叉または突然変異の遺伝的処理を行う処理のことである。
次に、各子個体について、適応度を算出する。図5は、適応度について例示する図である。まず、学習データを用意する。学習データには、複数の原画像と、各原画像の目的とする結果である複数の目的画像とが含まれている。例えば、目的画像1~Nのそれぞれは、原画像1~Nのそれぞれに対応する。適応度は、図5で例示するように、原画像1~Nのそれぞれに対して各個体の処理を行い、処理結果となる出力画像1~Nのそれぞれと目的画像1~Nのそれぞれとの比較により算出することができる。例えば、適応度は、出力画像1~Nのそれぞれと目的画像1~Nのそれぞれとの類似度が高いほど高くなる指標である。図5の例では、フィルタ構造1の個体の適応度(=0.9)の方が、フィルタ構造2の個体の適応度(=0.6)よりも高くなっている。
図3で例示するように、次に生存選択を行う。まず、適応度に応じて個体を1つ決定する。例えば、適応度の最も高い個体を最良個体として決定する。また、ルーレットによるランダム選択により個体を決定する。次に、決定した複数の個体を親の母集団の個体と入れ替える。次に、親の母集団において、各個体の適応度のうち最大値が閾値を上回っていれば、適応度が閾値を上回る個体を最良個体として保存する。
以上のことから、原画像のセットと目的画像のセットとを学習データとして用意することで、自動的に最適な画像処理プログラムを構築することができる。また、撮影環境の異なる原画像のセットと目的画像のセットとを複数用意することで、ロバストな画像処理プログラムを自動構成することが可能となる。
ロバストな画像処理プログラムを自動構成するためには、撮影環境の変化(例えば明るさの変動)を考慮した複数の原画像を学習データとして設定し、学習データすべてにおいて適応度が高くなる木構造を遺伝的プログラミングにより探索していく。各学習データの組ごとに算出した評価値の平均を用いることができる。しかしながら、平均による評価方法では、特定の撮影環境において評価の高い木構造が淘汰される可能性がある。
例えば、図6で例示するように、画像処理プログラム1~3を学習データの原画像A~原画像Dでそれぞれ評価した際に、画像処理プログラム1は原画像A~原画像Cに対して評価が高く、画像処理プログラム2は原画像Dに対して評価が高いと仮定する。画像処理プログラム3はいずれの原画像に対しても他の画像処理プログラムより評価は低いが、その平均値は最も高いと仮定する。この場合、上述した平均による評価方法では、生存選択によって画像処理プログラム3が次世代に残り、特定環境において評価が高かった画像処理プログラム1および画像処理プログラム2は、淘汰されてしまう。そのため、平均による評価方法では汎用性のある木構造の構築が先行し、所望の精度を得るまでの学習速度が遅い問題があった。そのため、長時間の学習実行や、学習データを分割し複数回学習させる必要があり、効率的な学習手法の確立が課題となっている。
そこで、以下の実施例では、短時間で精度の高い画像処理プログラムを自動生成することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムについて説明する。
図7は、実施例1に係る画像処理装置200の全体構成を例示するブロック図である。図7で例示するように、画像処理装置200は、情報処理装置100、撮像装置101、入力装置102、表示装置103などを備える。情報処理装置100は、教示部10、特徴量算出部20、クラス分類部30、データ記憶部40、プログラム生成部50、プログラム処理部60、クラス判定部70などを備える。プログラム生成部50は、適応度算出部51を備える。
撮像装置101は、カメラなどの装置である。撮像装置101は、対象物を撮影する。対象物とは、検査対象である。入力装置102は、情報処理装置100に入力される画像の画像種類(原画像、目的画像および検査用画像)を入力するための装置であり、キーボード、マウスなどである。表示装置103は、情報処理装置100による処理結果を表示する装置であり、液晶ディスプレイなどである。
撮像装置101が取得した画像は、入力画像として情報処理装置100に入力される。ユーザは、入力装置102を用いて入力画像の画像種類を入力する。教示部10は、入力画像について、画像種類を関連付ける。学習処理においては、各入力画像は、学習データとして入力される。各入力画像に対して、原画像または目的画像が関連付けられる。データ記憶部40は、画像種類が関連付けられた入力画像を格納する。例えば、原画像と、当該原画像から得られる目的画像とが対として格納される。原画像および目的画像がそれぞれ複数枚入力される場合には、原画像1~Nに対して、当該原画像1~Nに対応する目的画像1~Nが格納される。
(学習処理)
図8は、学習処理の際に、情報処理装置100によって実行される各処理を表すフローチャートを例示する図である。以下、図8を参照しつつ、学習処理について説明する。まず、特徴量算出部20は、データ記憶部40に格納されている原画像1~Nのそれぞれの画像特徴量を算出する(ステップS1)。例えば、画像処理プログラムは、画像処理における空間フィルタや閾値処理の木構造状の組合せである。画像処理プログラムによる画像処理は、画像全域で施される。そこで、本実施例においては、原画像の画像特徴を画像全体の明るさや鮮明度と考え、画像の輝度ヒストグラム、空間周波数情報等を画像特徴量とする。
クラス分類部30は、特徴量算出部20が算出した画像特徴量を用いて、K-means法等により、原画像1~Nに対してクラスタリングを行う(ステップS2)。それにより、クラス分類部30は、原画像1~Nを各クラスに分類する。データ記憶部40は、データ記憶部40は、原画像1~Nのそれぞれに対して、属するクラスを関連付けて、クラス情報として格納する。また、データ記憶部40は、原画像1~Nの画像特徴量の分布および各クラスの中心となる画像特徴量を各クラスに関連付けて、画像特徴量分布として格納する(ステップS3)。
次に、プログラム生成部50は、原画像1~Nを用いて複数の初期個体を親の母集団(初期プログラム群)として生成する(ステップS4)。生成されたプログラムは、データ記憶部40に格納される。ステップS4は、図3において、初期個体の生成に相当する。次に、適応度算出部51は、各クラスに分類された原画像を用いて、クラスごとに、親の母集団の各個体について適応度(評価値)を算出する(ステップS5)。例えば、クラス1に原画像1~3が含まれる場合には、原画像1~3を画像処理した場合の出力画像1~3のそれぞれと目的画像1~3のそれぞれとの類似度の平均値等を適応度として算出する。
次に、プログラム生成部50は、次世代の親を決定する(ステップS6)。例えば、プログラム生成部50は、親の母集団から一様乱数により、クラス数Mと同数の個体をランダムに決定する。
次に、プログラム生成部50は、ステップS6で選択した親から、進化過程(交叉と突然変異)により複数の子個体を生成する(ステップS7)。例えば、ステップS6で選択したM個の個体から一様乱数により2個体を選択して交叉を行う。次に、適応度算出部51は、クラスごとに、各子個体の適応度を算出する(ステップS8)。次に、プログラム生成部50は、クラスごとに、条件が成立するか否かを判定する(ステップS9)。例えば、クラスごとに、子個体の適応度の最大値が閾値以上となっているか否かが判定される。
ステップS9で「No」と判定された場合、プログラム生成部50は、クラスごとの評価値の分布に応じて、子個体群から複数の子個体を選択し、親の母集団と入れ替えることで親の母集団を更新する(ステップS10)。この場合の選択手法として、例えば、各クラスにおいて評価値が最大となるM個の子個体や、評価値に応じたルーレット選択などを用いることができる。例えば、評価値が高いほど選択される確率が高く、評価値が低いほど選択される確率が低くなるようなルーレット選択とすることができる。例えば、ステップS10で選択したM個の子個体を、ステップS6で決定した個体の代わりに入れ替える。その後、ステップS6から再度実行される。ステップS9で「Yes」と判定された場合、プログラム生成部50は、クラスごとに最大の適応度を有する個体(画像処理プログラム)を出力する(ステップS11)。出力された画像処理プログラムは、各クラスと関連付けられ、データ記憶部40に格納される。
図9は、以上の学習処理の概要を例示する図である。図9で例示するように、原画像A~Dに対してクラスタリングを行うことで、原画像A~CがクラスAに属し、原画像DがクラスBに属すると仮定する。進化過程によって得られた画像処理プログラム1~3の適応度を、クラスごとに算出する。画像処理プログラム1は、クラスAに対して高い適応度を有している。画像処理プログラム2は、クラスBに対して高い適応度を有している。画像処理プログラム3は、クラスAおよびクラスBの両方に対して、平均的な適応度を有している。クラスAおよびクラスBに対する平均値では、画像処理プログラム3が最も高い適応度を有する。したがって、平均による評価方法では、画像処理プログラム3が生存個体となる。これに対して、本実施例では、画像処理プログラム1がクラスAに対する生存個体となり、画像処理プログラム2がクラスBに対する生存個体となる。したがって、本実施例によれば、一部の学習データに対して非常に有効な画像処理プログラムが、淘汰されずに次世代に残ることになる。
(検査処理)
図10は、検査処理の際に、情報処理装置100によって実行される各処理を表すフローチャートを例示する図である。以下、図10を参照しつつ、検査処理について説明する。検査対象について撮像装置101が取得した画像は、入力画像として情報処理装置100に入力される。検査処理では、教示部10は、入力画像の種類を検査用画像とする。特徴量算出部20は、検査用画像から画像特徴量を算出する(ステップS21)。この場合の画像特徴量の種類は、学習処理で用いた画像特徴量と同じものである。クラス判定部70は、データ記憶部40に格納されている各クラス中心の画像特徴量と、ステップS21で算出された画像特徴量との距離を算出する(ステップS22)。例えば、クラス中心の画像特徴量からのユークリッド距離、マハラノビス距離などを用いることができる。
次に、クラス判定部70は、最も距離の短いクラスを対象クラスとして判定する(ステップS23)。次に、プログラム処理部60は、データ記憶部40に格納されている画像処理プログラムのうち、ステップS23で判定された対象クラスの画像処理プログラムを用いて、検査用画像に対して画像処理を行う(ステップS24)。その後、例えば、良否判定などが行われることになる。
図11は、以上の検査処理の概要を例示する図である。図11で例示するように、検査用画像から画像特徴量が算出される。算出された画像特徴量を用いて、クラス判定が行われる。検査用画像がクラスAに属すると判定された場合には、クラスAの最良の画像処理プログラムによって画像処理される。検査用画像がクラスBに属すると判定された場合には、クラスBの最良の画像処理プログラムによって画像処理される。それにより、適切な画像処理が行われることになる。
本実施例によれば、複数の学習用の原画像から算出された画像特徴量を用いて原画像に対してクラスタリングを行うことで、原画像が各クラスに分類される。分類されたクラスごとに、原画像に対する画像処理プログラムの適応度が評価値として算出される。クラスごとに算出された評価値を基に遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムが生成され、クラスごとに、評価値が所定条件を満たす画像処理プログラムが関連付けられて格納される。この構成によれば、学習処理の際に、短時間で(例えば1回の学習で)学習データの特徴に応じた精度の高い画像処理プログラムを複数構築することができる。また、検査処理の際には、検査用画像の画像特徴量に応じて選択的に、精度の高い画像処理プログラムを実行することができる。特に、平均による評価を行なう場合には学習データの選定にノウハウが必要であったが、本実施例においては学習データの画像特徴の差を気にすることなく学習ができる。それにより、専門家でなくても簡単な画像教示により高性能な画像処理プログラムを構築することができ、生産ラインの段替え時の早期構築や、異常動作に対する迅速な改善が可能となる。
図12は、情報処理装置100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図12で例示するように、情報処理装置100は、CPU201、RAM202、記憶装置203等が備わっている。CPU(Central Processing Unit)201は、中央演算処理装置である。CPU201は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)202は、CPU201が実行するプログラム、CPU201が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置203は、不揮発性記憶装置である。記憶装置203として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置203は、情報処理プログラムを記憶している。CPU201が記憶装置203に記憶されている情報処理プログラムを実行することで、情報処理装置100の各部が実現される。なお、情報処理装置100の各部は、専用の回路などのハードウェアであってもよい。
上記実施例において、特徴量算出部20が、複数の学習用の原画像から画像特徴量を算出する特徴量算出部の一例として機能する。クラス分類部30が、前記画像特徴量を用いて前記複数の原画像に対してクラスタリングを行うことで前記複数の原画像を各クラスに分類する分類部の一例として機能する。適応度算出部51が、前記分類部によって分類されたクラスごとに、前記複数の原画像に対する画像処理プログラムの評価値を算出する評価部の一例として機能する。プログラム生成部50が、クラスごとに算出された前記評価値を基に遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムを生成するプログラム生成部の一例として機能する。データ記憶部40が、クラスごとに、前記評価値が所定条件を満たす画像処理プログラムを関連付けて格納する格納部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 教示部
20 特徴量算出部
30 クラス分類部
40 データ記憶部
50 プログラム生成部
51 適応度算出部
60 プログラム処理部
70 クラス判定部
100 情報処理装置
101 撮像装置
102 入力装置
103 表示装置
200 画像処理装置

Claims (7)

  1. 対象物を複数回撮影することによって得られた複数の学習用の原画像のそれぞれから画像特徴量を算出する特徴量算出部と、
    前記画像特徴量を用いて前記複数の原画像に対してクラスタリングを行うことで前記複数の原画像を各クラスに分類する分類部と、
    前記分類部によって分類されたクラスごとに、前記複数の原画像に対する画像処理プログラムの評価値を算出する評価部と、
    クラスごとに算出された前記評価値を基に遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムを生成するプログラム生成部と、
    クラスごとに、前記評価値が所定条件を満たす画像処理プログラムを関連付けて格納する格納部と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記評価部は、クラスごとに、前記評価値の最大値を、前記画像処理プログラムの評価値として算出することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記プログラム生成部は、前記遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムを生成する際に、生存選択時に各クラスにおいて前記評価値が最大となる画像処理プログラムを次世代の親として用いることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記分類部は、検査用画像データに対して前記特徴量算出部が算出した特徴量を用いてクラスタリングを行い、
    当該クラスタリングによって得られたクラスに関連付けられた画像処理プログラムを前記格納部から取得し、当該画像処理プログラムによって前記検査用画像データに対して画像処理を行う画像処理部を備えることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像特徴量は、画像の輝度ヒストグラムまたは空間周波数情報であることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 対象物を複数回撮影することによって得られた複数の学習用の原画像のそれぞれから画像特徴量を算出し、
    記画像特徴量を用いて前記複数の原画像に対してクラスタリングを行うことで前記複数の原画像を各クラスに分類し、
    類されたクラスごとに、前記複数の原画像に対する画像処理プログラムの評価値を算出し、
    ラスごとに算出された前記評価値を基に遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムを生成し、
    ラスごとに、前記評価値が所定条件を満たす画像処理プログラムを関連付けて格納する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    対象物を複数回撮影することによって得られた複数の学習用の原画像のそれぞれから画像特徴量を算出する処理と、
    前記画像特徴量を用いて前記複数の原画像に対してクラスタリングを行うことで前記複数の原画像を各クラスに分類する処理と、
    分類されたクラスごとに、前記複数の原画像に対する画像処理プログラムの評価値を算出する処理と、
    クラスごとに算出された前記評価値を基に遺伝的プログラミングにより画像処理プログラムを生成する処理と、
    クラスごとに、前記評価値が所定条件を満たす画像処理プログラムを関連付けて格納する処理と、を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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