JP7024507B2 - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、外部電源からの電力を用いて充電器によりバッテリを充電する際に、バッテリの温度が閾値以上に至って充電制御を停止したときには、電気部品の異常診断の要求を出力するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車は、上記制御を実行することにより、電力を用いて作動する電気部品の異常診断をより適正なタイミングで行なっている。
特開2011-015491号公報
3つの回転要素にエンジンの出力軸と第1モータの回転軸と車軸に連結された駆動軸とを接続したプラネタリギヤと、駆動軸に動力を入出力可能な第2モータと、を備えるハイブリッド自動車では、第2モータに異常が生じたときには、第2モータからトルクを出力することなく、エンジンからの動力を第1モータで反力をとることによって駆動軸に出力して退避走行する。この場合、第1モータは発電機として機能するため、蓄電装置を充電しながら走行することになる。こうしたハイブリッド自動車においては、外部電源を用いて蓄電装置を充電し、蓄電装置の蓄電割合SOCが閾値以下になるまで電動走行を行なうことができる、いわゆるプラグインハイブリッド自動車も存在する。このプラグインハイブリッド自動車で第2モータに異常が生じているときに外部電源を用いて蓄電装置を満充電まで充電すると、蓄電装置を充電することができないため、退避走行ができなくなる場合が生じる。
本発明のハイブリッド自動車は、第2モータに異常が生じているときの退避走行を確保することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、
第1モータと、
3つの回転要素が前記エンジンの出力軸と前記第1モータの回転軸と車軸に連結された駆動軸とに接続されたプラネタリギヤと、
前記駆動軸に動力を入出力する第2モータと、
前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりを行なう蓄電装置と、
外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する充電器と、
前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータと前記充電器とを制御する制御装置と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記第2モータに異常が生じているときには、前記充電器による前記蓄電装置の充電を制限する、
ことを特徴とする。
本発明のハイブリッド自動車では、第2モータに異常が生じているときには、充電器による蓄電装置の充電を制限する。これにより、第2モータからトルクを出力することなく、エンジンからの動力を第1モータで反力をとることによって駆動軸に出力し、蓄電装置を充電しながら走行する退避走行を行なうことができる。即ち、第2モータに異常が生じているときの退避走行を確保することができる。
本発明のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、前記充電器により前記蓄電装置を充電しているときに前記第2モータに異常が生じたときには、直ちに前記充電器による前記蓄電装置の充電を終了するものとしてもよい。こうすれば、退避走行の距離を長くすることができる。
また、本発明のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、走行中に前記第2モータに異常が生じたときには、次回の前記充電器による前記蓄電装置の充電の際に充電を制限する旨を報知するものとしてもよい。こうすれば、蓄電装置の充電を制限する旨を操作者に知らせることができる。この場合、蓄電装置を充電しない方が退避走行の距離が長くなる旨を報知するものとしてもよい。こうすれば、退避走行の距離を長くするために蓄電装置の充電を制限している旨を操作者に知らせることができる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のHVECU70によって実行されるMG2異常処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 モータMG2からのトルクの出力なしに退避走行する際の共線図の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、充電器60と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力されている。エンジンECU24に入力される信号としては、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランク角θcrやスロットルバルブのポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサからのスロットル開度THなどを挙げることができる。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24から出力される制御信号としては、スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの制御信号や燃料噴射弁への制御信号、イグナイタと一体化されたイグニッションコイルへの制御信号などを挙げることができる。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されており、HVECU70からの制御信号によってエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいて、クランクシャフト26の回転数、即ち、エンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。インバータ41,42は、電力ライン54を介してバッテリ50と接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。モータECU40に入力される信号としては、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2や、モータMG1,MG2の各相に流れる電流を検出する電流センサからの相電流などを挙げることができる。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されており、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の駆動状態に関するデータをHVECU70に出力する。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されている。このバッテリ50は、上述したように、電力ライン54を介してインバータ41,42と接続されている。バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52に入力される信号としては、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vbや、バッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ib、バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbなどを挙げることができる。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータをHVECU70に出力する。バッテリECU52は、電流センサ51bからの電池電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。また、バッテリECU52は、演算した蓄電割合SOCと、温度センサ51cからの電池温度Tbと、に基づいて入出力制限Win,Woutを演算している。入出力制限Win,Woutは、バッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である。
充電器60は、電力ライン54に接続されており、電源プラグ61が家庭用電源などの外部電源69に接続されているときに、外部電源69からの電力を用いてバッテリ50を充電することができるように構成されている。この充電器60は、AC/DCコンバータと、DC/DCコンバータと、を備える。AC/DCコンバータは、電源プラグ61を介して供給される外部電源からの交流電力を直流電力に変換する。DC/DCコンバータは、AC/DCコンバータからの直流電力の電圧を変換してバッテリ50側に供給する。この充電器60は、電源プラグ61が外部電源に接続されているときに、HVECU70によって、AC/DCコンバータとDC/DCコンバータとが制御されることにより、外部電源からの電力をバッテリ50に供給する。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,フラッシュメモリ72、入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBPなどを挙げることができる。また、車速センサ88からの車速Vや、CS(Charge Sustaining)モード、または、エンジン22の運転を伴って走行するハイブリッド走行(HV走行)とエンジン22の運転を伴わずに走行する電動走行(EV走行)とのうちEV走行をCSモードよりも優先するCD(Charge Depleting)モード、を指示するモードスイッチ89からのモード指示信号Smdなども挙げることができる。また、電源プラグ61に取り付けられて電源プラグ61が外部電源69に接続されているか否かを判定する接続スイッチ62からの接続信号SWCなども挙げることができる。HVECU70からは、充電器60への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、CDモードまたはCSモードでHV走行またはEV走行を行なう。
実施例では、HVECU70は、自宅や充電ステーションなどの充電ポイントでシステムオフ(システム停止)して停車しているときに、電源プラグ61が外部電源69に接続されると、外部電源69からの電力を用いてバッテリ50が充電されるように充電器60を制御する。そして、システムオン(システム起動)したときにバッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv1(例えば45%,50%,55%など)よりも大きいときには、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv2(例えば25%,30%,35%など)以下に至るまでは、CDモードで走行し、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv2以下に至った以降は、システムオフするまでCSモードで走行する。また、システムオンしたときにバッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv1以下のときには、システムオフするまでCSモードで走行する。また、CDモードで走行している最中にモードスイッチ92が操作されると、CSモードで走行する。モードスイッチ92の操作によりCSモードとされて走行している最中に再びモードスイッチ92が走行されると、CDモードで走行する。
EV走行は、通常は、以下のように駆動制御される。HVECU70は、まず、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定する。続いて、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共にバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する。トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
HV走行は、通常は、以下のように駆動制御される。HVECU70は、まず、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される要求トルクTr*を設定する。続いて、要求トルクTr*に駆動軸36の回転数Nr(例えば、モータMG2の回転数Nm2や車速Vに換算係数を乗じて得られる回転数)を乗じて走行に要求される走行用パワーPdrv*を計算する。次に、走行用パワーPdrv*からバッテリ50の蓄電割合SOCに基づくバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を減じて車両に要求される要求パワーPe*を設定する。そして、要求パワーPe*がエンジン22から出力されると共にバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定し、エンジンECU24とモータECU40とに送信する。エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*は、要求パワーPe*をエンジン22から効率よく出力する燃費最適動作ラインにより設定される。モータMG1のトルク指令Tm1*は、エンジン22が目標回転数Ne*や目標トルクTe*で運転されるようにフィードバック制御により設定される。モータMG2のトルク指令Tm2*は、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるように設定される。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによってエンジン22が運転されるようエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などを行なう。トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、モータMG2に異常が生じたときの動作について説明する。図2は、実施例のHVECU70によって実行されるMG2異常処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。
MG2異常処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、モータMG2に異常が生じているか否かを判定する(ステップS100)。モータMG2の異常としては、モータMG2の異常だけでなく、モータMG2を駆動するインバータ42の異常も含まれる。モータMG2に異常は生じていないと判定したときには、本ルーチンを終了する。
ステップS100でモータMG2に異常が生じていると判定したときには、充電器60によるバッテリ50の外部充電中であるか否かを判定する(ステップS110)。充電器60によるバッテリ50の外部充電中であると判定したときには、外部充電を直ちに停止し(ステップS120)、充電しない方が航続距離が長くなる旨を通知し(ステップS130)。本ルーチンを終了する。充電しない方が航続距離が長くなる旨の通知は、運転席近傍の図示しないディスプレイに表示したり、充電器60近傍にディスプレイを配置して表示したり、外部電源69側にディスプレイを配置して表示したり、音声により報知したりすることにより行なわれる。図3に、モータMG2に異常が生じているためにモータMG2からのトルクの出力なしに退避走行する際の共線図の一例を示す。図中、左のS軸はモータMG1の回転数Nm1であるプラネタリギヤ30のサンギヤの回転数を示し、C軸はエンジン22の回転数Neであるプラネタリギヤ30のキャリヤの回転数を示し、R軸はモータMG2の回転数Nm2であるプラネタリギヤ30のリングギヤ(駆動軸36)の回転数を示す。S軸の太線矢印は、モータMG1から出力されるトルクを示し、C軸の太線矢印はエンジン22から出力されるトルクを示し、R軸の太線矢印はモータMG1から出力されてプラネタリギヤ30を介して駆動軸36に作用するトルクを示す。モータMG2に異常が生じているときには、モータMG2からトルクの出力なしで走行する退避走行を行なうが、このとき、モータMG1は発電機として機能する。このため、走行に伴ってバッテリ50を充電することになる。従って、バッテリ50の蓄電割合SOCが大きくなると航続距離(走行可能距離)が短くなり、蓄電割合SOCが小さくなると航続距離(走行可能距離)が長くなる。このため、実施例では外部充電中を直ちに停止し、充電しない方が航続距離が長くなる旨を通知するのである。
ステップS110で充電器60によるバッテリ50の外部充電中ではないと判定したとき、即ち外部充電はしていないがシステム起動中(走行中を含む)であるときには、外部充電できない旨を記憶し(ステップS140)、次回の外部充電を開始する際に充電しない方が航続距離が長くなる旨を通知し(ステップS150)、本ルーチンを終了する。外部充電できない旨を記憶は、例えば、外部充電可否フラグに値1を設定するなどにより行なうことができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、充電器60によるバッテリ50の外部充電中にモータMG2に異常が生じたときには、外部充電を直ちに停止し、充電しない方が航続距離が長くなる旨を通知する。これにより、モータMG2からトルクの出力なしに走行する退避走行したときの航続距離を長くすることができ、バッテリ50を満充電することによって退避走行できなくなるのを回避することができる。即ち、モータMG2に異常が生じたときの退避走行を確保することができる。また、外部充電中ではないときにモータMG2に異常が生じたときには、外部充電できない旨を記憶し、次回の外部充電を開始する際に充電しない方が航続距離が長くなる旨を通知する。これにより、バッテリ50を充電するのを回避し、退避走行を確保することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、充電器60によるバッテリ50の外部充電中にモータMG2に異常が生じたときには、外部充電を直ちに停止するものとしたが、充電器60によるバッテリ50の外部充電中にモータMG2に異常が生じたときには、外部充電を制限するものとしてもよい。この場合、バッテリ50の蓄電割合SOCが所定値(例えば50%や60%)に至るまでは外部充電を行なうものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、外部電源69は交流電力の商用電源とし、充電器60がAC/DCコンバータとDC/DCコンバータとを備えるものとしたが、外部電源は電圧を調整可能な直流電力を供給する電源とし、充電器は充電制御を行なう充電用制御装置を備えるものとしてもよい。この場合、充電用制御装置により外部電源からの電圧を調整すればよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、蓄電装置として、バッテリ50を用いるものとしたが、バッテリ50に代えて、キャパシタを用いるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「第1モータ」に相当し、プラネタリギヤ30が「プラネタリギヤ」に相当し、モータMG2が「第2モータ」に相当し、バッテリ50が「蓄電装置」に相当し、充電器60が「充電器」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40とが「制御装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、39a,39b 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、45,46 温度センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU52)、54 電力ライン、60 充電器、61 電源プラグ、62 接続スイッチ、69 外部電源、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、72 フラッシュメモリ、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、89 モードスイッチ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    第1モータと、
    3つの回転要素が前記エンジンの出力軸と前記第1モータの回転軸と車軸に連結された駆動軸とに接続されたプラネタリギヤと、
    前記駆動軸に動力を入出力する第2モータと、
    前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりを行なう蓄電装置と、
    外部電源からの電力を用いて前記蓄電装置を充電する充電器と、
    前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータと前記充電器とを制御する制御装置と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御装置は、前記第2モータに異常が生じているときには、前記充電器による前記蓄電装置の充電を制限すると共に、蓄電装置を充電しない方が退避走行の距離が長くなる旨を報知する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
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