JP7022169B2 - 鞍乗り型車両の収納部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両の収納部構造に関する。
従来、足下を照らす灯体を備えた鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ハンドルや、フロントウインカ、ミラーに、車両本体の側方から前方に向かって延びる帯状の光を路面に向かって出射する灯体装置を設けることが記載されている。特許文献1では、車体の比較的高い位置に灯体装置を設けることで、照射範囲を確保し易くしている。
特開2018-24381号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、灯体装置が操舵系に配置されるため、灯体の配置位置が制約され易い。灯体装置が操舵系のハンドルや、フロントウインカ、ミラー以外の他の位置に配置できればレイアウトの選択の幅が広がり望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車体上部に位置する構成を利用して灯体による照射範囲を確保しながら、足下を照射可能な鞍乗り型車両の収納部構造を提供することを目的とする。
鞍乗り型車両の収納部構造は、乗員が操舵するハンドル(26)と、乗員が着座するシート(14)と、前記シート(14)の後方に位置するリアキャリア(50)と、前記リアキャリア(50)の上部に支持される収容部(60)と、を備え、前記収容部(60)に、足下を照らす灯体(82)が設けられていることを特徴とする。
上記構成において、前記収納部(60)は、車体(10)に着脱可能に設けられてもよい。
また、上記構成において、前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、前記灯体(82)は、前記収納部(60)の前側で前記ボックス本体(61)もしくは前記リッド(62)のいずれかに設けられてもよい。
また、上記構成において、シート(14)の後方に設けられる前記収納部(60)と、前記収納部(60)に設けられ前記収納部(60)内を照らす前記灯体(82)と、を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、前記灯体(82)からの光が入射し、スタンド(44)および後輪(3)の少なくとも一方に前記灯体(82)からの光を導いて照射する光学系(100、200、300)を備えてもよい。
また、上記構成において、前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、前記光学系(100、200、300)は、前記灯体(82)からの光を導く導光部(90、290)を備え、前記灯体(82)は、前記ボックス本体(61)および前記リッド(62)の一方に支持され、前記導光部(90、290)は、前記リッド(62)が閉じた場合に前記灯体(82)からの光が進入する位置で、前記ボックス本体(61)および前記リッド(62)の他方に支持されていてもよい。
また、上記構成において、前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、前記灯体(82)は、前記リッド(62)に支持されてもよい。
また、上記構成において、前記リッド(62)の壁面には、前記灯体(82)の光を前記収納部(60)の内外に通過させる開口(62C)が形成されていてもよい。
また、上記構成において、前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、前記灯体(82)は、前記ボックス本体(61)に支持され、前記ボックス本体(61)の壁面には、前記灯体(82)の光を前記収納部(60)の内外に通過させる開口(61F)が形成されていてもよい。
鞍乗り型車両の収納部構造は、乗員が操舵するハンドルと、乗員が着座するシートと、前記シートの後方に位置するリアキャリアと、前記リアキャリアの上部に支持される収容部と、を備え、前記収容部に、足下を照らす灯体が設けられている。この構成によれば、車体の高い位置に配置される収納部に灯体を配置して、灯体による照射範囲を確保しながら足下を照射することができる。
上記構成において、前記収納部は、車体に着脱可能に設けられてもよい。この構成によれば、足下を照らす灯体を収納部と共に車体に対して選択的に取り付けることができる。
また、上記構成において、前記収納部は、上部開口を有するボックス本体と、前記ボックス本体に揺動可能に支持されたリッドとを有し、前記灯体は、前記収納部の前側で前記ボックス本体もしくは前記リッドのいずれかに設けられてもよい。この構成によれば、収納部の前側から足下を照らすことができる。
また、上記構成において、シートの後方に設けられる前記収納部と、前記収納部に設けられ前記収納部内を照らす前記灯体と、を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、前記灯体からの光が入射し、スタンドおよび後輪の少なくとも一方に前記灯体からの光を導いて照射する光学系を備えてもよい。この構成によれば、収納部内を照らす灯体を用いて、スタンドおよび後輪の少なくとも一方を照らすことにより、その周辺の足下を明るい状態にでき、照らされた部分のスタンドや後輪に対する作業性を向上させることができる。また、足下を照らす灯体を、収納部内を照らす灯体と共通化できるため、既存の構成を活かすことができる。
上記構成において、前記収納部は、上部開口を有するボックス本体と、前記ボックス本体に揺動可能に支持されたリッドとを有し、前記光学系は、前記灯体からの光を導く導光部を備え、前記灯体は、前記ケースおよび前記リッドの一方に支持され、前記導光部は、前記リッドが閉じた場合に前記灯体からの光が進入する位置で、前記ケースおよび前記リッドの他方に支持されていてもよい。この構成によれば、リッドが閉じられている場合には灯体の光でスタンドおよび後輪の少なくとも一方の周辺の足下を照らし、リッドが開放されている場合には収納部の内部を照らすことができる。
また、上記構成において、前記収納部は、上部開口を有するボックス本体と、前記ボックス本体に揺動可能に支持されたリッドとを有し、前記灯体は、前記リッドに支持されてもよい。この構成によれば、リッドの開閉に応じて、灯体の光の進行方向を変えることができる。
また、上記構成において、前記リッドの壁面には、前記灯体の光を前記収納部の内外に通過させる開口が形成されていてもよい。この構成によれば、灯体によりスタンドや後輪の周辺の足下と収納部の内部との両方を照らすことができる。
また、上記構成において、前記収納部は、上部開口を有するボックス本体と、前記ボックス本体に揺動可能に支持されたリッドとを有し、前記灯体は、前記ケースに支持され、前記ケースの壁面には、前記灯体の光を前記収納部の内外に通過させる開口が形成されていてもよい。この構成によれば、スタンドや後輪の周辺の足下と収納部の内部とを同時に照らすことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 第1の実施の形態の収納部を左前方から見た斜視図である。 第1の実施の形態のリッドを開放位置に移動させた場合の収納部を右後方から見た斜視図である。 第1の実施の形態のリッドが開放位置に移動した場合の灯体装置と導光部の位置関係を説明する模式図である。 第1の実施の形態のリッドが閉塞位置に移動した場合の灯体装置と導光部の位置関係を説明する模式図である。 第2の実施の形態のリッドが開放位置に移動した場合の灯体装置と導光部の位置関係を説明する模式図である。 第2の実施の形態のリッドが閉塞位置に移動した場合の灯体装置と導光部の位置関係を説明する模式図である。 第3の実施の形態の収納部を左前方から見た斜視図である。 図9は、第3の実施の形態のリッドを開放位置に移動させた場合の収納部を右後方から見た斜視図である。 図10は、図8のX-X線断面図である。 第4の実施の形態の収納部を左前方から見た斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム(車体)10にパワーユニットとしてのエンジン11が支持され、前輪2を操舵可能に支持する操舵系12が車体フレーム10の前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム13が車体フレーム10の後部に設けられる車両である。
自動二輪車1は、乗員がシート14に跨るようにして着座する鞍乗り型車両であり、シート14は、車体フレーム10の後部の上方に設けられる。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ16と、左右一対のメインフレーム17と、左右一対のピボットフレーム18と、ダウンフレーム19と、左右一対のロアフレーム20と、左右一対のシートフレーム21とを備える。
詳細には、ヘッドパイプ16は、車体フレーム10の前端に設けられ、車幅の中央に位置する。
左右のメインフレーム17は、ヘッドパイプ16から後下がりに後方へ延びる。
左右のピボットフレーム18は、メインフレーム17の後端から下方に延びる。
ダウンフレーム19は、ヘッドパイプ16においてメインフレーム17の下方の位置から1本で下方に延び、車幅の中央に位置する。
左右のロアフレーム20は、ダウンフレーム19の下端部から左右に分岐してそれぞれ後方に延び、ピボットフレーム18の下端部に接続される。
左右のシートフレーム21は、ピボットフレーム18の上部から後上方に延びる。
操舵系12は、ヘッドパイプ16に軸支されるステアリング軸(不図示)を介して操舵自在に設けられる左右一対のフロントフォーク25と、フロントフォーク25の上端部に取り付けられるハンドル26とを備える。前輪2は、フロントフォーク25の下端部に軸支される。
スイングアーム13は、左右のピボットフレーム18を車幅方向に連結するピボット軸27に前端部を軸支され、ピボット軸27を中心に上下に揺動する。後輪3は、スイングアーム13の後端部に軸支される。
エンジン11は、車両側面視で、メインフレーム17とロアフレーム20との間、且つ、ダウンフレーム19とピボットフレーム18との間に配置され、車体フレーム10に支持される。
エンジン11は、車幅方向(左右方向)に水平に延びるクランク軸(不図示)を支持するクランクケース30と、クランクケース30の前部から上方に延びるシリンダー部31とを備える。シリンダー部31のシリンダー軸線31aは鉛直に対し前傾する。
エンジン11の吸気装置(不図示)は、シリンダー部31の後面の吸気ポートに接続される。
エンジン11の排気装置は、シリンダー部31の前面の排気ポートに接続される排気管32aと、排気管32aの下流端に接続されるマフラー32bとを備える。
クランクケース30の後部は、変速機を収容する変速機ケース部30bである。エンジン11の出力は、上記変速機の出力軸と後輪3とを接続する駆動チェーン33によって後輪3に伝達される。
シート14は、シートフレーム21に下方から支持される。シート14は、運転者が着座する前シート14aと、同乗者が着座する後シート14bとを一体に備える。
燃料タンク35は、ヘッドパイプ16とシート14との間に配置され、エンジン11の上方でメインフレーム17に支持される。
運転者が足を乗せるステップ36は、ピボットフレーム18の下端部に左右一対で設けられる。
自動二輪車1は、車体フレーム10及びエンジン11等の車体を覆う車体カバー37を備える。車体カバー37は、ヘッドパイプ16及び操舵系12の上部を前方及び側方から覆うフロントカバー38と、シート14の下方でシートフレーム21を覆うリアサイドカバー39と、シート14の後方の部分を上方から覆うテールカバー40と、エンジン11の下部を前方から覆うアンダーカバー41とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー42と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー43と、サイドスタンド(スタンド)44とを備える。サイドスタンド44は、車体フレーム10の下部左側に支持されており、自動二輪車1を駐車させる際に、自動二輪車1を車幅方向左方に傾斜した状態で支持する。
自動二輪車1は、荷物等を積載可能なリアキャリア50を、シート14の後方に備える。
リアキャリア50は、シートフレーム21に固定される。リアキャリア50は、後シート14bの同乗者等が把持可能な左右一対のグラブレール部50aと、左右のグラブレール部50aの後部を左右に連結する荷台部50bとを一体に備える。リアキャリア50は、車体フレーム10に固定されており、車体の一部を構成する。
荷台部50bの上面には、板状の取付ベース51が固定される。取付ベース51は、車両側面視では、後上がりに傾斜する。
荷物等を収納可能な箱状の収納部60は、取付ベース51の上面に着脱自在に取り付けられる。すなわち、収納部60は、取付ベース51を介し、車体側であるリアキャリア50に取り付けられる。
図2は、第1の実施の形態の収納部60を左前方から見た斜視図である。図3は、第1の実施の形態のリッド62を開放位置に移動させた場合の収納部60を右後方から見た斜視図である。
収納部60は、上方が開放された箱状のボックス本体61と、ボックス本体61に開閉可能に支持されボックス本体61を閉塞するリッド62とを備える。本実施の形態のリッド62は、下方が開放された箱状に形成されている。
リッド62の前壁の下端部は、ボックス本体61の前壁の上端部に設けられるヒンジ部63を介し、ボックス本体61に連結される。リッド62は、ヒンジ部63を中心に回動することで開閉される。すなわち、リッド62はボックス本体61の上部開口61Aを閉塞する図2に示す閉塞位置と、ボックス本体61内を外部に露出させる図3に示す開放位置との間を移動可能に支持されている。
ボックス本体61と、リッド62との間には、リッド62の過回転を規制する規制ワイヤ64(図3参照)が設けられる。規制ワイヤ64は、左右に一対設けられる。左側の規制ワイヤ64の一端は、ボックス本体61の左壁に設けられた連結部61Bに連結される。左側の規制ワイヤ64の他端は、リッド62の左壁に設けられた連結部62Bに連結される。
右側の規制ワイヤ64も左側の規制ワイヤ64と同様に連結されており、ボックス本体61およびリッド62の右壁に設けられた連結部(不図示)に連結される。
規制ワイヤ64は、開放位置では連結部61B、62B間で張った状態となり連結部61B、62Bが離間することを規制し、リッド62の過回転を規制する。また、規制ワイヤ64は、閉塞位置に移動する際には、連結部61B、62B同士の接近に伴って前方もしくは後方にU字状に湾曲する。規制ワイヤ64の配置位置のボックス本体61側(本実施の形態では、ヒンジ部63側)は、デッドスペースとなり易い。
収納部60には、照明機構70が設けられる。本実施の形態では、照明機構70はサイドスタンド44が配置される左側(幅方向一側)に設けられる。
照明機構70は、灯体装置80を備える。灯体装置80は、リッド62の内面に支持される。本実施の形態では、灯体装置80はリッド62の開放端62A側の左壁の内面に支持される。灯体装置80は、連結部62Bよりもヒンジ部63側に配置される。
灯体装置80には、電気ケーブル71が接続される。電気ケーブル71は収納部60内で、リッド62からボックス本体61に配索される。ボックス本体61の壁面には、厚み方向に貫通するケーブル開口61Cが形成されており、ケーブル開口61Cを通じて電気ケーブル71がボックス本体61の外部に導出される。電気ケーブル71の導出端には、コネクタ72が接続されている。コネクタ72は、ECU(Electronic Control Unit)73から延びるケーブル(不図示)のコネクタ(不図示)に接続される。
本実施の形態では、灯体装置80は電気ケーブル71により有線でECU73に接続されるが、これに代えて、灯体装置80が、Bluetooth(登録商標)などの無線でECU73と接続され、制御される構成としてもよい。また、収納部60にバッテリ(不図示)を備えて、このバッテリにより灯体装置80に電力を供給する構成にしてもよい。
図4は、第1の実施の形態のリッド62が開放位置に移動した場合の灯体装置80と導光部90の位置関係を説明する模式図である。図5は、第1の実施の形態のリッド62が閉塞位置に移動した場合の灯体装置80と導光部90の位置関係を説明する模式図である。
灯体装置80は、灯体ハウジング81を備える。灯体ハウジング81は、リッド62に固定されている。灯体ハウジング81の内部には、灯体82が支持されている。灯体82は、例えば、LED(Light Emitting Diode)の光源である。灯体82には電気ケーブル71が接続されている。灯体82の照射方向には、灯体レンズ(光学素子)83が配置されている。灯体レンズ83は、灯体ハウジング81に支持されている。灯体レンズ83は、光の進行方向下流側のレンズ面が、リッド62が開放位置に移動した場合にボックス本体61を向くように配置されている。灯体レンズ83は、灯体82からの光を発散させる。灯体レンズ83は、リッド62が開放位置に移動した場合に灯体82からの光をボックス本体61の内部全体を照らす方向に発散する照射光Lにする。
ボックス本体61の左壁の外面には、車幅方向内側に凹んだ形状の凹部61D(図2参照)が形成されている。凹部61Dは、収納部60の上下に沿って延びている。凹部61Dの上方には、ボックス本体61の内外を連通させる開口61E(図3参照)が形成されている。開口61Eは、リッド62が閉塞位置に移動した場合に灯体装置80が進入(対向)する位置に形成されており、リッド62に支持された灯体82からの光が収納部60の外部を照らす。
凹部61Dには、導光部90が配置される。導光部90は、導光ハウジング91(図2参照)と、導光ハウジング91に支持された照射レンズ(光学素子)92とを備える。導光ハウジング91は、凹部61Dに配置されてボックス本体61に支持される。
照射レンズ92は、光の進行方向下流側のレンズ面が、サイドスタンド44及び後輪3側を向いている。照射レンズ92は、灯体装置80がリッド62と共に閉塞位置に移動した場合に、灯体装置80からの光が入射する位置に配置されている。照射レンズ92は、灯体装置80からの光を、サイドスタンド44から後輪3までの範囲に導いて照射する。
灯体レンズ83と、照射レンズ92とにより、本実施の形態の光学系100が構成される。
灯体装置80と、導光部90とにより、本実施の形態の照明機構70が構成される。
照明機構70は、連結部61B、62Bのヒンジ部63側に配置されており、デッドスペースを有効利用し易くなっている。
次に、灯体装置80の灯体82の制御について説明する。
図3において、灯体装置80は、ECU73で制御される。ECU73には、送受信機74が接続されている。送受信機74は、スマートキー75との間で信号を送受信する。ECU73は、スマートキー75からの信号に基づいて、灯体装置80の灯体82の点灯、消灯を制御する。
本実施の形態では、ECU73は、灯体装置80の制御の処理を開始すると、スマートキー75からスイッチが押されたか否かを判定する。ECU73は、スマートキー75のスイッチが押されたと判定した場合には、スマートキー75にキー側IDコード(認証信号)を要求する。ECU73は、スマートキー75からキー側IDコードを受信すると、このキー側IDコードが、ECU73の記憶部(不図示)に記憶されたECU側IDコードと一致するか否かを判定する。ECU73は、キー側IDコードとECU側IDコードとが一致する場合には、灯体装置80の灯体82を点灯させる。ECU73は、所定時間経過するか、エンジン11のメインスイッチがオンにされると、灯体82を消灯させる。
この際に、リッド62が閉塞位置にある場合には、リッド62に支持された灯体82からの照射光はボックス本体61の開口61Eを通じて導光部90に入射する。導光部90に入射した光は、導光部90により、サイドスタンド44から後輪3までの範囲を照らす照射光L(図1参照)にされ、サイドスタンド44から後輪3までの周辺の足下を照らす。サイドスタンド44や後輪3の周辺が照らされるため、サイドスタンド44や後輪3の周辺に障害物などの有無を視認し易くなっている。よって、サイドスタンド44を蹴り上げたり、後輪3のU字ロック(不図示)を外したりする作業をし易くなっている。
また、乗員がリッド62を開放位置に移動させると、灯体装置80はリッド62と共に導光部90から離間し、灯体装置80の光の進行方向が下向きから略後向きに変わり、灯体装置80の灯体82の光が収納部60内を照らす。よって、収納部60内が照らされて、収納部60内の物品の出し入れ作業がし易くなっている。
すなわち、本実施の形態の灯体82は、リッド62が開放位置に移動している場合には、収納部60の内部を照らすための、いわゆる、ラゲッジライトとして機能する。また、本実施の形態の灯体82は、リッド62が閉塞位置に移動している場合には、足下を照らすための、いわゆる、カーテシーランプとして機能する。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、鞍乗り型車両の収納部構造は、乗員が操舵するハンドル26と、乗員が着座するシート14と、シート14の後方に位置するリアキャリア50と、リアキャリア50の上部に支持される収容部60と、を備え、収容部60に、足下を照らす灯体82が設けられている。したがって、車体の高い位置に配置される収納部60に灯体82を配置して、灯体82による照射範囲を確保しながら足下を照射することができる。
本実施の形態では、収納部60は、車体フレーム10のリアキャリア50に対して着脱可能に設けられる。したがって、足下を照らす灯体92を収納部60と共に車体フレーム10に対して選択的に取り付けることができる。
また、本実施の形態では、収納部60は、上部開口61Aを有するボックス本体61と、ボックス本体61に揺動可能に支持されたリッド62とを有し、灯体82は、収納部60の前側でリッド62に設けられる。したがって、収納部60の前側から足下を照らすことができる。
また、本実施の形態では、シート14の後方に設けられる収納部60と、収納部60に設けられ収納部60内を照らす灯体82と、を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、灯体82からの光が入射し、サイドスタンド44および後輪3の両方に灯体82からの光を導いて照射する光学系100を備える。したがって、収納部60内を照らす灯体82を用いて、サイドスタンド44および後輪3の両方を照らすことにより、その周辺の足下を明るい状態にでき、サイドスタンド44や後輪3に対する作業ができる。また、足下を照らす灯体82を、収納部60内を照らす灯体82と共通化できるため、既存の構成を活かすことができる。
また、本実施の形態では、収納部60は、上部開口61Aを有するボックス本体61と、ボックス本体61に揺動可能に支持されたリッド62とを有し、光学系100は、灯体82からの光を導く導光部90を備え、灯体82は、リッド62に支持され、導光部90は、リッド62が閉じた場合に灯体82からの光が進入する位置で、ボックス本体61に支持されている。したがって、リッド62が閉じられている場合には灯体82の光でサイドスタンド44および後輪3の両方の周辺の足下を照らし、リッド62が開放されている場合には収納部60の内部を照らすことができる。
また、本実施の形態では、収納部60は、上部開口61Aを有するボックス本体61と、ボックス本体61に揺動可能に支持されたリッド62とを有し、灯体82は、リッド62に支持される。この構成によれば、リッド62の開閉に応じて、灯体82の光の進行方向を変えることができ、リッド62の開閉に応じて灯体82の機能を変えることができる。
<第2の実施の形態>
図6は、第2の実施の形態のリッド62が開放位置に移動した場合の灯体装置80と導光部290の位置関係を説明する模式図である。図7は、第2の実施の形態のリッド62が閉塞位置に移動した場合の灯体装置80と導光部290の位置関係を説明する模式図である。
本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態では、灯体装置80は、リッド62に代えて、ボックス本体61の凹部61Dに配置される。灯体装置80の光は、開口61Eを通じて収納部60の外側から内側(内外)に通過する。灯体装置80は、灯体82の照射方向が、リッド62が開放位置に移動した場合にリッド62の内面となるように配置されている。灯体82の照射方向のリッド62の内面には、反射板(光学素子)280が支持されている。反射板280は、リッド62が開放位置にある場合に、灯体82からの照射光が当たる位置に設けられる、反射板280は、灯体82からの光を反射してボックス本体61の内面全体を照らす照射光L(図6参照)にする。
リッド62の左壁の内面には、導光部材(導光部)291が支持されている。導光部材291は、光が入射する入射面291Aと、入射面291Aから入射した光を出射する出射面291Bと、入射面291Aと出射面291Bとの間に設けられ、入射面291Aから入射した光を導いて出射面291Bから出射する光の向きに導く本体部291Cとを備える。入射面291Aと出射面291Bとは、リッド62が閉塞位置に移動した場合に、開口61Eに対向する位置に配置される。入射面291Aは、リッド62が閉塞位置に移動した場合に、灯体装置80の灯体82に対向して灯体82からの光が進入する位置に配置される。
図7に示す出射面291Bから出射される光の進行方向には、導光部90が配置されている。言い換えれば、導光部材291の出射面291Bは、導光部材291がリッド62と共に閉塞位置に移動した場合に、導光部90の照射レンズ92に対向する位置に配置される。
照射レンズ92は、導光部材291の出射光を、サイドスタンド44から後輪3までの範囲を照らす照射光Lにする。
導光部材291と、導光部90とにより、第2の実施の形態の導光部290が構成される。
灯体レンズ83と、導光部290とにより、本実施の形態の光学系200が構成される。
灯体装置80と、導光部290とにより、本実施の形態の照明機構270が構成される。
第2の実施の形態では、リッド62が閉塞位置にある場合には、灯体82からの光はボックス本体61の開口61Eを通じて導光部材291に入射し、導光部材291に導かれて、導光部90に入射する。そして、導光部90により、サイドスタンド44から後輪3までの範囲を照らす照射光Lにされ、サイドスタンド44から後輪3までの足下を照らす。
また、リッド62が開放位置に移動された場合には、リッド62と共に導光部材291が灯体装置80から離間し、灯体装置80の灯体82の光はリッド62の内面に進行方向が変わる。リッド62の内面に向かう灯体82からの光は、反射板280により、収納部60内を照らす照射光Lとされる。
以上説明したように、第2の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、車体の高い位置に配置される収納部60に灯体82を配置して、灯体82による照射範囲を確保しながら足下を照射することができる。
特に、第2の実施の形態では、収納部60は、上部開口61Aを有するボックス本体61と、ボックス本体61に揺動可能に支持されたリッド62とを有し、光学系200は、灯体82からの光を導く導光部290を備え、灯体82は、ボックス本体61に支持され、導光部290の導光部材291は、リッド62が閉じた場合に灯体82からの光が進入する位置で、リッド62に支持される。したがって、リッド62が閉じられている場合には灯体82の光でサイドスタンド44および後輪3の両方の足下を照らし、リッド62が開放されている場合には収納部60の内部を照らすことができる。
<第3の実施の形態>
図8は、第3の実施の形態の収納部60を左前方から見た斜視図である。図9は、第3の実施の形態のリッド62を開放位置に移動させた場合の収納部60を右後方から見た斜視図である。図10は、図8のX-X線断面図である。
本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態において、上記第1または第2の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
第3の実施の形態では、リッド62の左壁には、開口62C(図10参照)が形成されている。開口62Cには、第3の実施の形態の照明機構370が接続される。
図10に示すように、照明機構370は、ハウジング371を備える。ハウジング371には灯体82が支持される。灯体82の照射方向には、反射部材(光学素子)372が配置される。
反射部材372は、三角形状に形成されている。反射部材372は、頂部から延びる外方反射面372Aと内方反射面372Bとを備える。外方反射面372Aは、灯体82の光をリッド62の左壁の外面に沿って反射させる。内方反射面372Bは、灯体82の光をリッド62の開口62Cに向けて反射させる。
外方反射面372Aの光の反射方向には、照射レンズ(光学素子)373が配置される。照射レンズ373は、外方反射面372Aの反射光を、サイドスタンド44から後輪3までを照射する照射光Lにする。
内方反射面372Bの光の反射方向には、拡散レンズ(光学素子)374が配置される。拡散レンズ374は、内方反射面372Bの反射光を、収納部60材内の全体を照らす照射光Lにする。
本実施の形態では、灯体82の光が、内方反射面372Bよりも、外方反射面372Aに多く進入するように灯体82が反射部材372に対向して配置されている。具体的には、灯体82の照射面は、内方反射面372Bよりも外方反射面372A側にずれた状態で反射部材372に対向する。
反射部材372と、照射レンズ373により、本実施の形態の光学系300が構成される。
第3の実施の形態では、灯体82が点灯されると灯体82からの光が反射部材372に照射され、外方反射面372Aと内方反射面372Bとで反射される。外方反射面372Aの反射光は、照射レンズ373を介して照射される。また、内方反射面372Bの反射光は、拡散レンズ374を介して照射される。したがって、本実施の形態では、サイドスタンド44および後輪3側を照らす収納部60の外側と、収納部60の内側との両方が同時に照射される。
ここで、本実施の形態では、外方反射面372Aには、内方反射面372Bよりも光が多く進入するように構成されている。一般に、収納部60内は光量が少なくても収納部60内で反射されて明るさが確保される一方で、収納部60外は十分な光量が必要とされ易い。本実施の形態では、外方反射面372Aには、内方反射面372Bよりも光が多く進入するため、灯体装置80からの光を車体の外部に多く導くことが可能になっており、サイドスタンド44や後輪3を照らして周辺の足下を十分に明るくできる。
以上説明したように、第3の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、車体の高い位置に配置される収納部60に灯体82を配置して、灯体82による照射範囲を確保しながら足下を照射することができる。
特に、本実施の形態では、収納部60は、上部開口61Aを有するボックス本体61と、ボックス本体61に揺動可能に支持されたリッド62とを有し、灯体82は、リッド62に支持される。したがって、リッド62の開閉に応じて、灯体82の光の進行方向を変えることができる。
また、本実施の形態では、リッド62の壁面には、灯体82の光を収納部60の内外に通過させる開口62Cが形成されている。したがって、灯体82によりサイドスタンド44や後輪3の周辺の足下と収納部60の内部との両方を照らすことができる。
<第4の実施の形態>
図11は、第4の実施の形態の収納部60を左前方から見た斜視図である。
第4の実施の形態では、照明機構470がボックス本体61に支持される点が第3の実施の形態と異なっている。ボックス本体61には、開口61Fが形成されている。開口61Fには照明機構470が接続される。照明機構470は、ボックス本体61側に支持されて開口61Fを通じてボックス本体61内を照らすように構成されている点以外は、第3の実施の形態の照明機構370と同様に構成可能である。よって、照明機構470の詳細な説明は省略する。
第4の実施の形態では、ボックス本体61に灯体82が支持されているため、リッド62の開閉に伴って灯体82の光の進行方向は変わらない。よって、リッド62の開閉に関わらず、サイドスタンド44や後輪3の周辺の足下を照らすことが可能になっている。
以上説明したように、第4の実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、車体の高い位置に配置される収納部60に灯体82を配置して、灯体82による照射範囲を確保しながら足下を照射することができる。
特に、本実施の形態では、収納部60は、上方が開放された箱状のボックス本体61と、ボックス本体61に開閉可能に支持されボックス本体61を閉塞するリッド62とを備え、灯体82は、ボックス本体61に支持され、ボックス本体61の壁面には、灯体82の光を収納部60の内外に通過させる開口61Fが形成されている。したがって、サイドスタンド44や後輪3の周辺の足下と収納部60の内部とを同時に照らすことができる。
なお、上記各実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではない。
荷物等を収納可能な箱状の収納部60は、取付ベース51の上面に着脱自在に取り付けられる構成を説明したが、収納部60が取付ベース51に固定されてもよい。
上記各実施の形態では、スマートキー75のスイッチが押された場合に、灯体82を点灯させる構成を説明した。しかし、スマートキー75の信号を受信できる場合、例えば、スマートキー75の信号の出力が閾値を超える場合には、乗員が自動二輪車1の近傍にいるのとして、灯体82を点灯させる構成にしてもよい。この場合には、スマートキー75の信号の出力が閾値を超えない場合、または、エンジン11のメインスイッチがオンにされた場合に、灯体82を消灯させてもよい。
上記各実施の形態では、照明機構70、270、370、470は、車幅方向一側に設けられる構成を説明した。しかし、これに代えて車幅方向両側に照明機構70、270、370、470が設けられてもよい。
上記各実施の形態では、照明機構70、270、370、470は、サイドスタンド44および後輪3の両方を照らす構成を説明したが、片方を照らす構成でもよい。また、サイドスタンド44および後輪3の少なくとも一方に代えて、メインスタンドおよび後輪3の少なくとも一方を照らす構成でもよい。
第1の実施の形態では、光学系100は、灯体レンズ83と、照射レンズ92とにより構成され、第2の実施の形態では、光学系200は、灯体レンズ83、導光部290の導光部材291と、照射レンズ92とにより構成され、第3の実施の形態の光学系300は、反射部材372と、照射レンズ373とにより構成された。しかし、各光学系100~300には、他のレンズや、他の反射部材などの他の光学素子が含まれてもよい。また、光学系には、レンズが含まれず、反射部材や導光部材のみで構成されてもよい。すなわち、光学系は、灯体82からの光が入射し、サイドスタンド44および後輪3の少なくとも一方に灯体82からの光を導いて照射する光学系であればよい。
上記第3および第4の実施の形態では、灯体82は収納部60の外側に配置される構成を説明したが、収納部60の内側に配置されてもよい。
上記各実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪3を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
3 後輪
10 車体フレーム(車体)
14 シート
26 ハンドル
44 サイドスタンド(スタンド)
50 リアキャリア
60 収納部
61 ボックス本体
61A 上部開口
61F 開口
62 リッド
62C 開口
82 灯体
90 導光部
100 光学系
200 光学系
290 導光部
300 光学系

Claims (8)

  1. 乗員が操舵するハンドル(26)と、乗員が着座するシート(14)と、前記シート(14)の後方に位置するリアキャリア(50)と、前記リアキャリア(50)の上部に支持される収容部(60)と、を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記収容部(60)に、足下を照らす灯体(82)が設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両の収納部構造。
  2. 前記収納部(60)は、車体(10)に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  3. 前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、
    前記灯体(82)は、前記収納部(60)の前側で前記ボックス本体(61)もしくは前記リッド(62)のいずれかに設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  4. シート(14)の後方に設けられる前記収納部(60)と、前記収納部(60)に設けられ前記収納部(60)内を照らす前記灯体(82)と、を備える鞍乗り型車両の収納部構造において、
    前記灯体(82)からの光が入射し、スタンド(44)および後輪(3)の少なくとも一方に前記灯体(82)からの光を導いて照射する光学系(100、200、300)を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  5. 前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、
    前記光学系(100、200、300)は、前記灯体(82)からの光を導く導光部(90、290)を備え、
    前記灯体(82)は、前記ボックス本体(61)および前記リッド(62)の一方に支持され、
    前記導光部(90、290)は、前記リッド(62)が閉じた場合に前記灯体(82)からの光が進入する位置で、前記ボックス本体(61)および前記リッド(62)の他方に支持されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  6. 前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、
    前記灯体(82)は、前記リッド(62)に支持されることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  7. 前記リッド(62)の壁面には、前記灯体(82)の光を前記収納部(60)の内外に通過させる開口(62C)が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
  8. 前記収納部(60)は、上部開口(61A)を有するボックス本体(61)と、前記ボックス本体(61)に揺動可能に支持されたリッド(62)とを有し、
    前記灯体(82)は、前記ボックス本体(61)に支持され、
    前記ボックス本体(61)の壁面には、前記灯体(82)の光を前記収納部(60)の内外に通過させる開口(61F)が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両の収納部構造。
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