JP7020295B2 - 樹脂製継手 - Google Patents
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Description
同装置は、型締め及び型開きされる金型内に先端同士が互いに突き合わされるよう配置されるコアピンを備えている。このコアピンは、金型の型開き及び型締めに伴って移動する本体ブロック、及び、その本体ブロックの先端に設けられている可動ブロックを有している。コアピンには、本体ブロックと可動ブロックとを繋ぐための連結バーが設けられている。
上記課題を解決する樹脂製継手は、第1ストレート部と第2ストレート部とを繋ぐよう両者に対し一体形成されているコーナー部を有する樹脂製の継手本体と、第1ストレート部に接続される第1配管の抜け止めを行う第1ロック機構と、第2ストレート部に接続される第2配管の抜け止めを行う第2ロック機構と、を備える。そして、コーナー部の外周における同コーナー部の湾曲方向の内側であって、第1ストレート部に繋がる部分、及び、第2ストレート部に繋がる部分には、厚肉部が設けられている。第1ストレート部に隣接する厚肉部の外面は、第1ストレート部の軸線と平行となるようにされる。更に、第1ストレート部に隣接する厚肉部の外面については、コーナー部の内部であって第1ストレート部と第2ストレート部との間の中間位置における同コーナー部の湾曲方向の内側の部分Pmが、第1ストレート部の軸線方向に上記外面を延長したと仮定したときの同外面の延長部分P1aよりも第1ストレート部の軸線寄りに位置するよう形成されている。また、コーナー部は、厚肉部間の部分の外面を同コーナー部の湾曲に沿って第1ストレート部側に延長したと仮定したときの延長部分の第1ストレート部との接続部分P1bよりも、上記部分Pmが第1ストレート部の軸線から離れる方向に位置するよう形成されている。一方、第2ストレート部に隣接する厚肉部の外面は、第2ストレート部の軸線と平行となるようにされる。更に、第2ストレート部に隣接する厚肉部の外面は、上記部分Pmが第2ストレート部の軸線方向に上記外面を延長したと仮定したときの同外面の延長部分P2aよりも第2ストレート部の軸線寄りに位置するよう形成されている。また、コーナー部は、前記厚肉部間の部分の外面を同コーナー部の湾曲に沿って第2ストレート部側に延長したと仮定したときの延長部分の第2ストレート部との接続部分P2bよりも、上記部分Pmが第2ストレート部の軸線から離れる方向に位置するようにも形成されている。
図1に示す樹脂製継手1は、建物の給水システム等において、水を流すための複数のパイプのうち、互いに直角方向に延びたパイプ6(第1配管)とパイプ8(第2配管)とを繋ぐために設けられている。この樹脂製継手1は、第1ストレート部2と第2ストレート部3とを繋ぐよう両者に対し一体に形成されているコーナー部4を有する樹脂製の継手本体5を備えている。なお、継手本体5を形成する樹脂としては、例えばポリフェニレンサルファイド樹脂にグラスファイバーを混合したものを用いることが考えられる。
図3に示すように、コーナー部4は、円弧状に湾曲する筒状に形成されており、且つ、湾曲方向の両端部で第1ストレート部2及び第2ストレート部3に繋がっている。コーナー部4の外周における同コーナー部4の湾曲方向の内側であって、第1ストレート部2に繋がる部分、及び、第2ストレート部3に繋がる部分には厚肉部10が設けられている。コーナー部4の外周における同コーナー部4の湾曲方向の外側には、その湾曲方向に沿って延びるリブ41が突出形成されている。また、コーナー部4の外周における同コーナー部4の湾曲方向の内側には、その湾曲方向に沿って第1ストレート部2に隣接する厚肉部10から第2ストレート部3に隣接する厚肉部10に亘って延びるリブ42が突出形成されている。
図5に示すように、上記製造装置は、継手本体5を射出成形によって形成するための金型内に配置されるコアピン25,26(図5にはコアピン25のみ図示)を備えている。上記金型は、下側に位置する固定型24aと上側に位置する可動型24bとで上下一対となっており、型開き時には固定型24aに対し可動型24bが離間するよう上方に相対移動する一方、型締め時には固定型24aに対し可動型24bが接近するよう下方に移動する。
(1)継手本体5を射出成形するための金型の内部であって、継手本体5のコーナー部4の湾曲方向の内側を形成する部分のうち、第1ストレート部2及び第2ストレート部3を形成する部分と繋がる部分P1,P2に、コーナー部4における厚肉部10を形成するための空間AR1,AR2が形成される。そして、型締めされる金型内にコアピン25,26の可動ブロック28を挿入する際、上記空間AR1,AR2を可動ブロック28の逃がし空間とすることができるため、上記挿入の際に金型の内部に対し可動ブロック28が接触することを抑制できるようになる。また、コーナー部4における厚肉部10でない部分の外周面が上述したように形成されているため、コーナー部4の内径を大きくしつつ同コーナー部4の肉厚を小さく抑えることが可能となる。
・継手本体5におけるコーナー部4の頂点部4c、入口部4a、及び出口部4bの内径を適宜変更してもよい。例えば、それら頂点部4c、入口部4a、及び出口部4bの内径を等しくしてもよい。
・樹脂製継手1を給水システム以外の流体供給システム、例えば給湯システム等に適用してもよい。
Claims (2)
- 第1ストレート部と第2ストレート部とを繋ぐよう両者に対し一体形成されている内側が円弧状に湾曲するコーナー部を有する樹脂製の継手本体と、
前記第1ストレート部に接続される第1配管の抜け止めを行う第1ロック機構と、
前記第2ストレート部に接続される第2配管の抜け止めを行う第2ロック機構と、
を備え、
前記コーナー部の外周における同コーナー部の湾曲方向の内側であって、前記第1ストレート部に繋がる部分、及び、前記第2ストレート部に繋がる部分には、厚肉部が設けられており、
前記第1ストレート部に隣接する前記厚肉部の外面は、前記第1ストレート部の軸線と平行であり、且つ、前記コーナー部の内部であって前記第1ストレート部と前記第2ストレート部との間の中間位置における同コーナー部の湾曲方向の内側の部分Pmが、前記第1ストレート部の軸線方向に前記外面を延長したと仮定したときの同外面の延長部分P1aよりも前記第1ストレート部の軸線寄りに位置するよう形成されており、
前記コーナー部は、前記厚肉部間の部分の外面を同コーナー部の湾曲に沿って前記第1ストレート部側に延長したと仮定したときの延長部分の前記第1ストレート部との接続部分P1bよりも、前記部分Pmが前記第1ストレート部の軸線から離れる方向に位置するよう形成されており、
前記第2ストレート部に隣接する前記厚肉部の外面は、前記第2ストレート部の軸線と平行であり、且つ、前記部分Pmが前記第2ストレート部の軸線方向に前記外面を延長したと仮定したときの同外面の延長部分P2aよりも前記第2ストレート部の軸線寄りに位置するよう形成されており、
前記コーナー部は、前記厚肉部間の部分の外面を同コーナー部の湾曲に沿って前記第2ストレート部側に延長したと仮定したときの延長部分の前記第2ストレート部との接続部分P2bよりも、前記部分Pmが前記第2ストレート部の軸線から離れる方向に位置するようにも形成されていることを特徴とする樹脂製継手。 - 前記コーナー部の外周における同コーナー部の湾曲方向の内側には、その湾曲方向に沿って前記第1ストレート部に隣接する前記厚肉部から前記第2ストレート部に隣接する前記厚肉部に亘って延びるリブが突出形成されている請求項1に記載の樹脂製継手。
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JP2011017378A (ja) | 2009-07-08 | 2011-01-27 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 樹脂製管継手およびその製造方法 |
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