JP7017060B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、画像の端部に余白がある場合であっても、その余白によって原稿を誤って抽出してしまうことを抑制することができる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することを目的としている。
[1]画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段を有する画像処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
ここでの「原稿を抽出する処理」は、一般的に、クロップ処理等といわれている。1枚の画像から原稿を抽出して、その原稿の画像を切り出すものである。また、一度に複数の「原稿を抽出する処理」は、マルチクロップ処理、マルチスキャン処理等といわれている。具体的には、複数枚の原稿を一度にスキャンし(つまり、1枚の画像内に複数の原稿が含まれることになる)、その原稿に対応した個別の画像ファイルを切り出して生成する。何度も原稿台カバーを開け閉めする必要がなくなり、作業が効率化できる。対象となる原稿として、小さなサイズ(例えば、A4サイズ等よりも小さいサイズ)であって、非定形サイズ(定形サイズであるA4/A5/A6/B4/B5/B6サイズ、ハガキサイズ等以外のサイズ)の原稿であってもよい。具体的には、領収書(レシート)、写真、名刺、カード等の小さな原稿がある。
「原稿を抽出する」とは、画像内から原稿の画像を切り出すことである。
マルチクロップ処理では、背面に黒い用紙を被せた状態でスキャンを行う。
背面に被せる黒い用紙は通常は、プリンターで印刷を行ったものを用いる。
しかし、プリンターで黒い用紙を印刷しようとすると、プリンターの性能限界により全面が黒く印刷されるわけではなく、枠の部分は残る可能性が高い。
さらに、マルチクロップ処理では、端部に白いエリアが矩形状に存在する場合、枠部分を切り出してしまい、本来切り取るべき領域の切り出しを行わない。また、さらに端部よりも数ミリ内側に原稿を配置しないと原稿として認識しないという特性もある。
このため、マルチクロップ処理では、画像の端部に余白がある場合や、余白が存在しなくても、端部に近接した位置に配置された原稿を正しく切り出しが行えないことになる。
これを回避するために、切り出し処理前に予め端部を切り落としてからマルチクロップ処理を行う方法が存在するが、余白の切り落としだけでは原稿台(原稿ガラスともいわれる)の端近傍に配置された原稿のマルチクロップ処理が行えないことになる。
そこで、画像処理装置100では、画像の端部にある余白を検知し、余白を検知した場合には、該当の部分を黒色で塗り潰してからマルチクロップ処理を行う。
余白の検知は、主走査又は副走査方向のライン毎に判定を行う。
この判定には、L(輝度)、又は、RBG系色空間では予め定められた閾値(スレッシュホールド)を用いる。
マルチクロップ処理前に端部の余白を黒に変更させ、黒化した後に、マルチクロップ処理を行うことで、余白の端部に近接した場所に配置された原稿でもマルチクロップ処理を正常に行うことができるようになる。
また、画像受付モジュール110が受け付ける画像は、その画像よりもサイズが小さい原稿を撮影したものである。さらに、その画像には、複数の原稿が含まれていてもよい(1枚の画像には、複数の原稿が撮影されていてもよい)。
また、画像受付モジュール110が受け付ける画像の背景は黒色であり、その背景は画像形成装置(後述する画像読取・形成装置200、画像読取・形成装置210)で印刷された用紙を撮影したものであってもよい。
ここで「画像形成装置で印刷された用紙」として、具体的には、複写機の原稿台には何も載せず、原稿台カバーを開けたままにして複写したものであってもよいし、プリンターによって一面黒色の文書を印刷したものであってもよい。いずれであっても、この複写機、プリンターが縁なし印刷機能を有していない場合は、端部(縁部分)には余白が生じる。また、縁なし印刷機能を有している場合であっても、端部には余白が生じる可能性がある。
また、余白検知モジュール120は、画像の主走査又は副走査(以下、ラインともいう)毎に余白の幅を検知する。例えば、画像の外側のラインから内側のラインへと順番に検知処理を行うことによって、余白の幅を検知する。
また、塗り潰モジュール130は、余白検知モジュール120によって余白が検知された画像のその余白に対して塗り潰を行うようにしてもよい。
また、塗り潰モジュール130は、余白検知モジュール120によって検知された余白の幅に対して塗り潰を行うようにしてもよい。
塗り潰モジュール130が塗り潰す色は、黒色としてもよい。なお、余白に対して塗り潰す色は、一般的には黒色であるが、背景色(つまり、背景部からコピーした色)としてもよい。
また、マルチクロップ処理モジュール140は、原稿毎に画像ファイルを生成するようにしてもよい。画像内に原稿が複数ある場合は、複数の画像ファイルが生成されることになる。
図2(a)は、スタンドアロンとしてのシステム構成例を示すものである。
画像読取・形成装置200は、画像処理装置100を有している。画像読取・形成装置200は、複写機、ファックス、スキャナー、プリンター、複合機(スキャナー、プリンター、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等がある。
例えば、複数枚の領収書等の原稿を、画像読取・形成装置200の原稿台に置き、1回のスキャンで複数の画像ファイルを生成する。そして、その画像ファイルを、画像読取・形成装置200に搭載されているカードリーダーライターを用いて、メモリーカード等の記憶媒体に記憶させるようにしてもよいし、抽出した複数の原稿の画像を、それぞれの用紙に印刷するようにしてもよい。
画像読取・形成装置200は、画像処理装置100を有している。また、画像読取・形成装置210は、画像処理装置100を有していない。
画像処理装置100、画像読取・形成装置200、画像読取・形成装置210、サービス提供装置250は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。また、画像処理装置100、サービス提供装置250による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
例えば、複数枚の領収書等の原稿を、画像読取・形成装置210の原稿台に置き、1回のスキャンでそれらの原稿を読み込む。その読み込んだ画像を、通信回線290を介して、画像処理装置100(又は、画像読取・形成装置200の画像処理装置100)に送信し、画像処理装置100では、原稿毎の画像ファイルを複数生成する。そして、その画像ファイルをサービス提供装置250に送信する。サービス提供装置250では、その画像ファイルを受信し、処理、記憶等を行う。例えば、画像ファイルを単に記憶することであってもよいし、各画像ファイルに対して文字認識処理を行ってもよいし、原稿が名刺である場合は、名簿リストの作成等の名刺サービスを行ってもよいし、原稿が領収書である場合は、経費精算処理等の経理処理サービスを行ってもよい。
ステップS302では、画像受付モジュール110は、マルチクロップ処理の指示があったか否かを判断し、あった場合はステップS304へ進み、それ以外の場合は指示があるまで待機する。
図4は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
画像読取・形成装置200(又は、画像読取・形成装置210)の画面400に、白黒スキャン410、カラースキャン420、マルチクロップ430を表示する。例えば、画面400は、タッチパネルである。
ユーザーの操作によって、マルチクロップ430が選択された場合は、画面400内にメッセージ領域440を表示する。メッセージ領域440内には、マルチクロップ処理をするための使用方法とスタートボタン450を表示する。例えば、「原稿台に領収書、名刺、写真等の文書を並べて、黒い用紙を背景にして、スタートボタン(スタートボタン450)を押してください。」と表示する。この「黒い用紙」として、例えば、予め用意した黒紙であってもよいし、前述したように、画像読取・形成装置200の原稿台510には何も載せず、原稿台カバー520を開けたままにして複写したものであってもよいし、画像読取・形成装置200によって一面黒色の文書を印刷したものであってもよい。
図5、図6は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。図5(a)、(b)の例に示すように、画像読取・形成装置200の原稿台510に、複数枚の原稿(図6(a1)の例では、領収書である原稿610、原稿615、原稿620)を載せる。原稿の向きは、縦向き、横向き、上下逆、斜め等であってもよい。この複数枚の原稿が含まれている画像から、原稿の画像(スキャンデータ)を1枚ずつ取り出して、画像ファイルを生成する。なお、正しい向き(原稿内の文字を普通に読めるように)に補正するようにしてもよい。例えば、図6(a2)に示すように、原稿台510上に原稿610、原稿615、原稿620を配置する。この配置は、原稿同士が重なり合わず(接触もせず)、周囲に余裕があればよい。例えば、原稿同士を予め定められた距離(例えば、10mm等)以上、離すこととしてもよい。そして、原稿同士だけでなく、原稿の周囲に余裕を作るために、原稿を原稿台510の周囲に接触させないようにする。例えば、原稿台510の上下左右の端から予め定められた距離(例えば、2mm等)以上内側に、原稿を配置することとしてもよい。
そして、図5(b2)の例に示すように、それらの上から黒い用紙530を載せる。つまり、黒い用紙530が原稿の背景になる。もちろんのことながら、黒い用紙530の黒い面が原稿台510側になるように(黒い面を読み取れるように)載せる。また、黒い用紙530の上下左右の端から予め定められた距離(例えば、2mm等)以上内側に、原稿を配置することとしてもよい。そして、原稿台カバー520を閉め、ユーザーによってスタートボタン450が選択され、これらの画像を読み取る(スキャンする)。図6(a2)の例の場合、3枚の原稿を1回で読み取ることになる。
この読み取りによって、例えば、図6(b1)に示す画像650が生成される。画像650は、白縁655、黒背景660を有しており、黒背景660上に原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680がある。なお、白縁655ができるのは、前述したように、「黒い用紙530」として、画像読取・形成装置200の原稿台510には何も載せず、原稿台カバー520を開けたままにして複写したもの、又は、画像読取・形成装置200によって一面黒色の文書を印刷したものを利用した場合に起こり得る。縁あり印刷が行われるのが一般的だからである。なお、予め用意した黒紙(端部も黒い用紙530)だったとしても、画像読取・形成装置200のスキャナーの性能によっては、白縁655が発生し得る。
なお、画像の端部とは、図7の例に示すように、画像700内の周囲(周縁、外周、外縁、淵部)の端部750である。つまり、画像700の4辺の縁部分である。端部750内に余白があるか否かを検知する。
ステップS310では、塗り潰モジュール130は、余白部分を黒く塗り潰す。図6(b1)の画像650の白縁655を塗り潰すと、図6(b2)の例に示す画像690のようになる。つまり、画像690では、白縁655がなくなり、黒背景695上に原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680がある。
なお、ここでの処理対象は、図6(b2)の例に示す画像690である。この図6(b2)の例では、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680の3つの画像ファイルが生成される。
ステップS314では、出力モジュール150は、マルチクロップ処理後の各画像を出力する。そして、その後に、例えば、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680の3つの画像ファイルに対して、会計処理が行われる。
ステップS802では、主走査方向又は副走査方向のラインを抽出する。例えば、図7に示す端部750内のラインを抽出する。外側のラインから抽出する。
ステップS804では、そのラインは黒以外(例えば、余白)であるか否かを判断し、黒以外の場合はステップS806へ進み、黒の場合はステップS810へ進む。ステップS810へ進む場合は、他の端部の処理を行うことになる。なお、ライン内の画素全てが黒であるか否かを判断してもよいし、予め定められた閾値以上に黒画素以外の画素があるか否かを判断基準としてもよいし、予め定められた割合(そのラインを構成する全ての画素数に対しての割合)以上に黒画素以外の画素があるか否かを判断基準としてもよい。
ステップS808では、対象としている端部のラインは終了したか否かを判断し、終了した場合はステップS810へ進み、それ以外の場合はステップS802へ戻る。
ステップS810では、4つの端部は終了したか否かを判断し、終了した場合は処理を終了し(ステップS899)、それ以外の場合はステップS802へ戻る。
余白検出テーブル900は、端部ID欄910、余白フラグ欄920、余白幅欄930を有している。端部ID欄910は、本実施の形態において、端部を一意に識別するための情報(端部ID:IDentification)を記憶している。上下左右の4つの端部がある。余白フラグ欄920は、余白であるか否かを示す情報(余白フラグ)を記憶している。余白がなければ塗り潰し処理は行われない。余白幅欄930は、余白の幅を記憶している。余白の幅は、ステップS806でカウントした最終的な値となる。したがって、端部750全体を塗り潰す必要がなくなり、必要な領域だけを塗り潰すことができる。
ステップS1002では、黒以外の領域の輪郭を抽出する。図6(b2)の例では、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680の他にも、黒以外の領域の輪郭が抽出される。例えば、原稿画像670内の輪郭等も抽出対象となる。
ステップS1004では、矩形の輪郭を抽出する。ここで矩形以外の輪郭を排除することによって、原稿画像670、原稿画像675、原稿画像680を抽出する。なお、矩形の大きさが予め定められたサイズより大きいこと又は以上であることを条件として付加してもよい。
ステップS1008では、抽出したそれぞれの画像を整形処理する。整形処理として、回転補正、傾き補正、拡大縮小等がある。例えば、アフィン変換等を行えばよい。
そして、その表示装置に表示された画像ファイルに関し、選択的に処理を継続させるのか(抽出した画像を採用するか)、処理を中止させるのか(抽出した画像を破棄するか)を、ユーザーの操作に応じて指示する指示装置をさらに備えていてもよい。そして、その指示に応じて、出力モジュール150が出力する画像ファイルを選択してもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…画像受付モジュール
120…余白検知モジュール
130…塗り潰モジュール
140…マルチクロップ処理モジュール
150…出力モジュール
200、210…画像読取・形成装置
250…サービス提供装置
290…通信回線
650…画像
Claims (5)
- 複数枚の原稿を原稿台に並べ、黒背景となる原稿台カバーまたは黒い用紙を該複数枚の原稿の上に重ねて読み取った画像を取得する手段と、
前記画像の周縁部にできる白色領域を黒色で塗り潰す塗潰手段と、
前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
を有する画像処理装置。 - 画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、
前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
を有し、
前記画像には、複数の原稿が含まれており、
前記抽出手段は、前記原稿毎に画像ファイルを生成し、
前記画像の背景は黒色であり、該背景は画像形成装置で印刷された用紙を撮影したものであり、
前記塗潰手段が塗り潰す色は黒色であり、
前記画像内の外側のラインから黒以外のラインを計数して余白の幅を計測することによって余白を検知する検知手段をさらに有し、
前記塗潰手段は、前記検知手段によって余白が検知された画像の該余白に対して塗り潰しを行う、
画像処理装置。 - 前記検知手段は、前記画像の主走査又は副走査毎に余白の幅を検知し、
前記塗潰手段は、前記検知手段によって検知された余白の幅に対して塗り潰しを行う、
請求項2に記載の画像処理装置。 - コンピュータを、
複数枚の原稿を原稿台に並べ、黒背景となる原稿台カバーまたは黒い用紙を該複数枚の原稿の上に重ねて読み取った画像を取得する手段と、
前記画像の周縁部にできる白色領域を黒色で塗り潰す塗潰手段と、
前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
として機能させる画像処理プログラム。 - コンピュータを、
画像の端部の余白を塗り潰す塗潰手段と、
前記塗潰手段によって塗り潰された画像に含まれている原稿を抽出する抽出手段
として機能させ、
前記画像には、複数の原稿が含まれており、
前記抽出手段は、前記原稿毎に画像ファイルを生成し、
前記画像の背景は黒色であり、該背景は画像形成装置で印刷された用紙を撮影したものであり、
前記塗潰手段が塗り潰す色は黒色であり、
前記画像内の外側のラインから黒以外のラインを計数して余白の幅を計測することによって余白を検知する検知手段をさらに有し、
前記塗潰手段は、前記検知手段によって余白が検知された画像の該余白に対して塗り潰しを行う、
画像処理プログラム。
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