JP2023152008A - 読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読取デバイスによる読取範囲を良好に決定できる、読取装置を提供する。【解決手段】原稿台6は、透明材料からなり、原稿が載置される載置面を上面に有している。原稿台6の下側には、主走査方向に並べられた複数の受光素子を有するCISユニットが副走査方向に移動可能に設けられている。原稿台6の周辺を覆う筐体2の天板5には、CISユニットと対向する対向面である裏面31に、主走査方向に延びる後端縁8および副走査方向に延びる左端縁9を有する開口4が設けられている。カバーの裏面31は、後端縁8に沿って着色され、かつ左端縁9に沿って着色された着色部分35を有している。着色部分35および着色部分35の周辺部分がCISユニットにより読み取られて、その読取結果から、後端縁8と左端縁9との交点である基準点の位置が検出され、基準点の位置に基づいて、原稿の読取範囲が決定される。【選択図】図3

Description

本発明は、読取装置に関する。
従来、FB(Flat Bed:フラットベッド)方式により、原稿を読み取る読取装置が提供されている。
FB方式の読取装置では、透明ガラスからなる原稿台の下方に、主走査方向に沿った1ラインを読み取る読取デバイスが主走査方向と直交する副走査方向に往復移動可能に設けられている。原稿台上に載置された原稿の読取時には、読取デバイスによる読取範囲が決定されて、その読取範囲で読取デバイスが副走査方向に移動されつつ、原稿台上の原稿が読取デバイスにより1ラインずつ読み取られる。
読取範囲の決定の前に、読取範囲を決定する際の基準となる原点位置が検出される。たとえば、原稿台の周囲を取り囲むカバーの下面に、白領域と黒領域とが主走査方向および副走査方向に隣接する白黒パターンが設けられ、その白黒パターンが読取デバイスによって読み取られる。そして、白黒パターンの読取結果から、主走査方向に隣接する白領域と黒領域との境界線と副走査方向に隣接する白領域と黒領域との境界線との交点の位置が原点位置として検出される。
白黒パターンが白領域および黒領域を有するテープからなる構成では、人手により、そのテープがカバーの下面に貼り付けられる。そのため、テープが正規の位置からずれて貼り付けられる場合があり、その場合、原点位置が設計上の位置からずれる。原点位置が設計上の位置からずれていると、読取範囲が正しく決定されない。
そこで、カバーの下面に、主走査方向および副走査方向に沿った辺(端縁)を有する凹部を設けて、凹部およびその周辺部を読取デバイスによって読み取り、その読取結果から、凹部の主走査方向に沿った辺の位置および副走査方向に沿った辺の位置を検出し、原点位置を基準に決定される読取範囲を基準位置に応じて補正する方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。凹部は、カバーの成型時に作り込まれるので、基準位置に製品間でばらつきがほぼない。そのため、読取範囲を精度よく補正することができる。
特開2021-164077号公報
しかしながら、カバーの色が黒色などの濃色である場合、凹部での反射光量とその周辺部の反射光量とに差が生じにくく、凹部の辺の位置を精度よく検出できないため、読取範囲を精度よく補正できないおそれがある。
本発明の目的は、読取デバイスによる読取範囲を良好に決定できる、読取装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明の一の局面に係る読取装置は、透明材料からなり、原稿が載置される載置面を有する原稿台と、原稿台の周辺を載置面側から覆うカバーと、原稿台に対して載置面側と反対側に、載置面と平行をなす主走査方向に並べられた複数の受光素子を有して、載置面と平行かつ主走査方向と直交をなす副走査方向に移動可能に設けられ、読取対象で反射した光を受光素子で受光して、読取対象を読み取る読取部と、制御部とを備え、カバーは、読取部と対向する対向面に、副走査方向に延びる第1端縁および主走査方向に延びる第2端縁を有する基準部と、基準部の周辺であって、第1端縁に沿って着色され、かつ、第2端縁に沿って着色された着色部分とを有し、制御部は、読取部に着色部分および着色部分の周辺部分を読み取らせて、その読取結果から第1端縁の主走査方向の第1位置および第2端縁の副走査方向の第2位置を検出し、第1位置および第2位置に基づいて、読取部による原稿の読取範囲を決定する。
この構成によれば、原稿台は、透明材料からなり、原稿が載置される載置面を有している。原稿台に対して載置面側と反対側には、主走査方向に並べられた複数の受光素子を有する読取部が副走査方向に移動可能に設けられている。原稿台の周辺を載置面側から覆うカバーには、読取部と対向する対向面に、副走査方向に延びる第1端縁および主走査方向に延びる第2端縁を有する基準部が設けられている。カバーの対向面は、第1端縁に沿って着色され、かつ第2端縁に沿って着色された着色部分を有している。これにより、その着色部分と着色部分に隣接する部分との反射率が異なる。
読取部による原稿の読取範囲を決定するために、読取部により着色部分および着色部分の周辺部分が読み取られる。そして、読取結果から、第1端縁の主走査方向の第1位置と、第2端縁の副走査方向の第2位置とが検出される。着色部分と着色部分に隣接する部分との反射率が異なっているので、着色部分および着色部分の周辺部分の読取結果から、第1位置および第2位置を精度よく検出することができる。その結果、第1位置および第2位置に基づいて、読取部による原稿の読取範囲を良好に決定することができる。
本発明の他の局面に係る読取装置は、透明材料からなり、原稿が載置される載置面を有する原稿台と、原稿台の周辺部を載置面側から覆うカバーと、原稿台に対して載置面側と反対側に、載置面と平行をなす主走査方向に並べられた複数の受光素子を有して、載置面と平行かつ主走査方向と直交をなす副走査方向に移動可能に設けられ、読取対象で反射した光を受光素子で受光して、読取対象を読み取る読取部とを備え、カバーは、読取部と対向する対向面に、副走査方向に延びる第1端縁および主走査方向に延びる第2端縁を有する基準部と、基準部の周辺であって、第1端縁に沿って着色され、かつ、第2端縁に沿ってカバーとは異なる色で着色された着色部分とを有する。
この読取装置において、着色部分および着色部分の周辺部分を読取部に読み取らせて、読取結果から第1端縁の主走査方向の第1位置と、第2端縁の副走査方向の第2位置とを検出することにより、本発明の一の局面に係る読取装置と同様、第1位置および第2位置を精度よく検出することができる。その結果、第1位置および第2位置に基づいて、読取部による原稿の読取範囲を良好に決定することができる。
本発明によれば、読取デバイスによる読取範囲を良好に決定することができる。
本発明の一実施形態に係る読取装置の斜視図である。 読取装置の内部構成を図解的に示す断面図である。 読取装置の筐体の天板および原稿台を下側から見た図である。 読取装置の電気的構成を示すブロック図である。 設計上のホームポジションに対する検出されるホームポジションのずれについて説明するための図である。 補正値取得処理の流れを示すフローチャートである。 基準点の探索について説明するための図である。 読取範囲決定処理の流れを示すフローチャートである。 着色部分がカラー色に着色されている構成における基準点の探索について説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<読取装置の構成>
図1に示される読取装置1は、FB(Flatbed:フラットベッド)方式により原稿を読み取る装置である。読取装置1は、たとえば、画像データに係る画像を用紙に印刷する印刷装置(図示せず)とともに、読取機能および印刷機能などの複数の機能を有する複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)に用いられてもよい。この場合、読取装置1は、印刷装置上に積み重ねて配置される。
読取装置1は、略直方体形状の筐体2と、筐体2の上面を開閉する原稿カバー3とを備えている。原稿カバー3は、筐体2の一端縁に沿って延びる軸線を中心に揺動可能に設けられている。原稿カバー3は、その揺動により、筐体2の上面に対して持ち上がって筐体2の上面を開放する状態と、筐体2の上面に対して倒伏して筐体2の上面を覆う状態とに開閉する。
読取装置1では、原稿カバー3の揺動軸線が設定されている側が背面側であり、その反対側が正面側である。なお、以下の説明で使用するため、読取装置1をその正面側から見た状態を基準に読取装置1の前後左右を規定する。また、上下については、読取装置1が水平面上に設置された状態で規定する。
筐体2の天板5には、前後方向および左右方向に延びる端縁を有する矩形状の開口4が形成されている。筐体2内には、開口4を下側から閉鎖するように、透明なガラス板からなる原稿台6が設けられている。天板5は、カバーの一例であり、原稿台6の周辺を上側から覆って、原稿台6の周縁部を支持している。なお、原稿台6は、ガラス板に限らず、透明な樹脂板など、ガラス板以外の透明板で構成されてもよい。
原稿台6の上面は、平面に形成されて、原稿が載置される載置面7となっている。載置面7において、開口4から露出する矩形状の領域が原稿載置領域に設定されており、原稿は、一の角を開口4の後端縁8と左端縁9とが交わる左後角に合わせて、後端縁8と左端縁9とに当接した状態に配置される。
原稿台6の下側には、図2に示されるように、CIS(Contact Image Sensor)ユニット11(読取部の一例)および移動機構12が設けられている。
CISユニット11には、光源21、ロッドレンズアレイ22及びイメージセンサ23が内蔵されている。光源21は、R(赤色)、G(緑色)およびB(青色)の3色のLED(Light Emitting Diode)を含む。光源21は、パルス幅変調により点灯が制御される。ロッドレンズアレイ22は、主走査方向に整列して並べられた多数のロッドレンズを備えている。主走査方向は、前後方向と一致している。ロッドレンズは、成立等倍の屈折率分布型レンズである。イメージセンサ23は、たとえば、複数の受光素子が主走査方向に等ピッチで配列された構成のリニアイメージセンサである。
光源21からの光が原稿台6上の原稿などの読取対象物の表面で反射し、その反射光がロッドレンズアレイ22を通過してイメージセンサ23に入射する。イメージセンサ23に光が入射すると、イメージセンサ23の各受光素子から光電変換による電圧が出力される。各受光素子から出力される電圧は、ゲイン調整回路による増幅後、A/D変換回路によりデジタル値である画素値に変換される。A/D変換回路は、たとえば、8ビット(0~255)の分解能を有しており、RGBの各色について、イメージセンサ23から出力される電圧(電気信号)をデジタル値である画素値に変換する。たとえば、下限側の基準電圧(下限値)未満の電圧については一律に「0」に変換され、上限側の基準電圧(上限値)を超える電圧については一律に「255」に変換され、下限値から上限値の範囲の電圧についてはその電圧の大小に応じた画素値に変換される。各受光素子から出力される電圧が画素値に変換されることにより、CISユニット11による読取対象物の主走査方向の1ライン分の読み取りが達成される。
移動機構12は、CISユニット11を主走査方向と直交する副走査方向に移動させる機構である。副走査方向は、左右方向と一致している。移動機構12は、CISユニット11を担持するキャリッジ24と、正逆回転可能なステッピングモータからなるモータ25と、モータ25により回転駆動される駆動プーリ26と、駆動プーリ26と対をなす従動プーリ27と、駆動プーリ26及び従動プーリ27に巻き掛けられたベルト28とを備えている。駆動プーリ26は、筐体2内の右端部に、回転軸線が前後方向に延びるように配置されている。従動プーリ27は、筐体2内の左端部に、回転軸線が駆動プーリ26の回転軸線と同じ高さの位置で前後方向に延びるように配置されている。ベルト28には、キャリッジ24が取り付けられている。駆動プーリ26の回転によりベルト28が走行し、ベルト28の走行に伴って、キャリッジ24が、ガイド機構(図示せず)に沿って、左右方向と一致する副走査方向に移動する。
原稿の読み取りの際には、原稿カバー3が開位置に配置されて、原稿が原稿台6の載置面7上に置かれる。原稿が原稿台6上に載置された後、原稿カバー3が閉じられて、原稿カバー3により原稿の背面が上側から覆われる。原稿カバー3の内面には、シート状の白色樹脂からなる原稿押さえ29が弾性的に支持されている。原稿押さえ29は、開口4よりも小さいサイズの略矩形状、具体的には、各角に角Rが付けられた矩形状に形成されている。原稿押さえ29は、原稿カバー3が閉じられたときに、筐体2の開口4の周縁部に乗り上げず、開口4内に開口4の角端縁と間隔を空けて配置されて、原稿を原稿台6に押圧する。
原稿が載置面7上に載置された後、読取装置1に読取開始の指示が入力されると、CISユニット11による読取範囲が決定される。そして、移動機構12によりCISユニット11が読取範囲を副走査方向の左側から右側に移動されつつ、その移動と同期して、CISユニット11により原稿が1ラインずつ読み取られていく。
<白黒パターン>
CISユニット11による読取範囲を決定するために、筐体2の天板5のCISユニット11と対向する対向面、つまり下側に向いた裏面31には、図3に示されるように、開口4の左端縁9から左側に間隔を空けた位置に、白黒パターン32が設けられている。白黒パターン32は、矩形状のテープとして形成され、主走査方向と一致する前後方向に延びるように、筐体2の天板5の裏面31に貼着されている。白黒パターン32では、前右側および後右側の各角部の矩形状の領域が黒領域33とされ、残余の領域が白領域34とされている。これにより、白黒パターン32の右側の端縁に沿った領域では、白領域34が2個の黒領域33に挟まれて、各黒領域33と白領域34とが連続し、前側の端縁に沿った領域および後側の端縁に沿った領域では、黒領域33の左側に白領域34が隣接して、黒領域33と白領域34とが連続している。
<着色部分>
また、筐体2および原稿カバー3は、黒色樹脂からなる。そのため、筐体2の天板5の裏面31の色は、黒色であり、図3では、その裏面31の黒色がハッチングで示されている。また、原稿カバー3の原稿台6と対向する面の色は、黒色である。
裏面31には、着色部分35が開口4の左後角部に隣接して設けられている。着色部分35は、裏面31を基準部の一例である開口4の後端縁8(第1端縁の一例)および左端縁9(第2端縁の一例)に沿って白色に着色することにより形成されている。より具体的には、着色部分35は、開口4の後端縁8に沿った矩形状の領域を白色に着色して形成された第1部分41と、開口4の左端縁9に沿った矩形状の領域を白色に着色して形成された第2部分42と、第1部分41と第2部分42とを接続する矩形状の領域を白色に着色して形成された第3部分43とを有するL字状をなしている。着色部分35を形成する手法は、たとえば、シルク印刷またはパッド印刷などの印刷法である。
<電気的構成>
読取装置1は、図4に示されるように、CPU(Central Processing Unit)51と、フラッシュメモリやE2PROMなどのデータの書き換えが可能な不揮発性メモリ52(記憶部の一例)と、SDRAMなどの揮発性メモリ53とを備えている。CPU51、不揮発性メモリ52および揮発性メモリ53は、データ通信のためのバス54に接続されている。
CPU51(制御部の一例)は、各種の処理のためのプログラムを実行することにより、CISユニット11および移動機構12を含む読取装置1の各部を制御する。不揮発性メモリ52には、CPU51によって実行されるプログラムおよび各種のデータなどが記憶されている。揮発性メモリ53は、CPU51がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
<補正値取得処理>
CISユニット11による読取範囲は、図5に示されるように、白黒パターン32の後側の黒領域33の左前角、すなわち、後側の黒領域33と白領域34との境界線BL1,BL2の交点であるホームポジションHPを座標原点とし、主走査方向の後から前の向きをX軸の正の向きとし、副走査方向の左から右の向きをY軸の正の向きとする直交座標系の座標で表される。
白黒パターン32は、人手により、筐体2の天板5の裏面31に貼り付けられる。そのため、白黒パターン32が正規の位置からずれて貼り付けられ、ホームポジションHPが設計上のホームポジションHPRからずれていることがある。CISユニット11による読取範囲は、筐体2の天板5に形成されている開口4の後端縁8と左端縁9との交点を読取開始点SPとして、読取開始点SPから主走査方向(X方向)および副走査方向(Y方向)にそれぞれ所定の長さを有する範囲に設定される。開口4は、筐体2(天板5)の樹脂成形時に形成されるため、設計上の位置からほぼずれない。そのため、設計上のホームポジションHPRと読取開始点SPとの位置関係は、一定である。したがって、ホームポジションHPが設計上のホームポジションHPRと一致していれば、CPU51は、設計上のホームポジションHPRと読取開始点SPとの位置関係からホームポジションHPを座標原点とする読取開始点SPの座標を正確に求めて、CISユニット11による読取範囲を正確に決定することができる。ところが、ホームポジションHPが設計上のホームポジションHPRからずれていると、CPU51は、設計上のホームポジションHPRと読取開始点SPとの位置関係からホームポジションHPを座標原点とする読取開始点SPの座標を正確に求めることができず、CISユニット11による読取範囲が正確に決定することができない。読取範囲が正確に決定されるためには、設計上のホームポジションHPRに対するホームポジションHPのずれ量(ΔX,ΔY)が補正値として取得される必要がある。
たとえば、読取装置1の工場出荷前に、CPU51は、補正値(ΔX,ΔY)を取得するための補正値取得処理を行う。
補正値取得処理の流れは、図6に示されている。補正値取得処理では、CPU51は、ホームポジションHPを検出する(S11)。ホームポジションHPの検出では、CPU51は、白黒パターン32をCISユニット11に読み取らせる。CPU51は、CISユニット11により読み取られた読取画像から、X方向(主走査方向)に互いに隣り合う画素の画素値が白黒判定閾値を跨いで変化する位置を探索し、該当する位置が見つかると、その位置を主走査方向における境界線BL1の位置(第4位置の一例)と判定する。また、読取画像から、Y方向(副走査方向)に互いに隣り合う画素の画素値が白黒判定閾値を跨いで変化する位置を探索し、該当する位置が見つかると、その位置を副走査方向における境界線BL2の位置(第3位置の一例)と判定する。これにより、境界線BL1,BL2の交点であるホームポジションHPの検出が達成される。そして、CPU51は、ホームポジションHPを座標原点とするXY直交座標系を設定する。
CPU51は、所定の対象範囲をCISユニット11に読み取らせて、CISユニット11により読み取られた読取画像のデータを揮発性メモリ53に保存する(S12)。対象範囲は、着色部分35およびその周辺部分を含む範囲に設定されている。
CPU51は、図7に示されるように、筐体2の天板5に形成されている開口4の後端縁8と左端縁9との交点を基準点KPに設定し、揮発性メモリ53に保存した対象範囲の読取画像のデータから、基準点KPを検出する(S13)。
具体的には、CPU51は、開口4の後端縁8のX座標(X方向の位置)を検出するため、後端縁8における原稿押さえ29の左後角のR面61と対向する部分を含む矩形状の範囲を探索範囲とし、その探索範囲内で後端縁8に対してX軸の負側に間隔を空けた位置を探索原点TG1に設定する。そして、CPU51は、探索原点TG1からX軸の正側に連続する各画素のRGBの各色の画素値を順に確認し、各画素について、各色の画素値を所定の変換式に従ってY成分(輝度)の値に変換する。CPU51は、たとえば、R色の画素値に0.299を乗じた値と、G色の画素値に0.587を乗じた値と、B色の画素値に0.114を乗じた値とを加算することにより、RGBの各色の画素値をY成分の値に変換する。
CPU51は、各画素のY成分の値が閾値よりも大きいか否かを判定する。着色部分35の第1部分41は、白色に着色されているので、CISユニット11が第1部分41を読み取ることにより得られる各画素のY成分の値は、閾値よりも大きい。一方、開口4の後端縁8と原稿押さえ29のR面61との間には、隙間が必ず生じ、原稿カバー3が黒色樹脂からなるので、その隙間と対向するCISユニット11の受光素子には反射光が入射しない。そのため、CISユニット11が後端縁8とR面61との間の隙間を読み取ることにより得られる各画素のY成分の値は、閾値以下となる。CPU51は、Y成分の値が閾値以下である画素を最初に発見すると、その画素を後端縁8の候補画素に決定する。
CPU51は、探索原点TG1からY軸の正側に所定距離ずつ位置をずらしていき、後端縁8の候補画素の決定を繰り返す。その結果、CPU51は、複数の後端縁8の候補画素を決定する。そして、CPU51は、複数の後端縁8の候補画素のX座標の平均値を後端縁8のX座標(第1位置の一例)、つまり基準点KPのX座標として検出する。
また、CPU51は、開口4の左端縁9のY座標(Y方向の位置)を検出するため、左端縁9における原稿押さえ29の左後角のR面61と対向する部分を含む矩形状の範囲を探索範囲とし、その探索範囲内で後端縁8に対してY軸の負側に間隔を空けた位置を探索原点TG2に設定する。そして、CPU51は、探索原点TG2からY軸の正側に連続する各画素の画素値を順に確認し、各画素について、各色の画素値を所定の変換式に従ってY成分(輝度)の値に変換する。変換式は、基準点KPのX座標の検出に用いられる変換式と同じである。
CPU51は、各画素のY成分の値が閾値よりも大きいか否かを判定する。着色部分35の第2部分42は、白色に着色されているので、CISユニット11が第2部分42を読み取ることにより得られる各画素のY成分の値は、閾値よりも大きい。一方、開口4の左端縁9と原稿押さえ29のR面61との間には、隙間が必ず生じ、原稿カバー3が黒色樹脂からなるので、その隙間と対向するCISユニット11の受光素子には反射光が入射しない。そのため、CISユニット11が左端縁9とR面61との間の隙間を読み取ることにより得られる各画素のY成分の値は、閾値以下となる。CPU51は、Y成分の値が閾値以下である画素を最初に発見すると、その画素を左端縁9の候補画素に決定する。
CPU51は、探索原点TG2からX軸の正側に所定距離ずつ位置をずらしていき、左端縁9の候補画素の決定を繰り返す。その結果、CPU51は、複数の左端縁9の候補画素を決定する。そして、CPU51は、複数の左端縁9の候補画素のY座標の平均値を左端縁9のY座標、つまり基準点KPのY座標として検出する。
その後、CPU51は、検出した基準点KPのX座標から設計上の基準点KPのX座標を減算し、その減算により得られる値をX方向の補正値ΔXに決定する(S14)。また、CPU51は、検出した基準点KPのY座標から設計上の基準点KPのY座標を減算し、その減算により得られる値をY方向の補正値ΔYに決定する(S14)。設計上の基準点KPのX座標およびY座標は、それぞれ設計上のホームポジションHPRを座標原点としたXY直交座標系における基準点KPのX座標およびY座標であり、既知であって、不揮発性メモリ52に記憶されている。CPU51は、決定した補正値(ΔX,ΔY)を不揮発性メモリ52に保存する。
<読取範囲決定処理>
読取装置1に読取開始の指示が入力されると、CPU51は、図8に示される読取範囲決定処理を行い、CISユニット11による読取範囲を決定する。
読取範囲決定処理では、CPU51は、設計上の読取開始点SPのX座標およびY座標を不揮発性メモリ52から読み出す。設計上の読取開始点SPのX座標およびY座標は、それぞれ基準点KPのX座標およびY座標と同じであり、不揮発性メモリ52に記憶されている。また、CPU51は、補正値(ΔX,ΔY)を不揮発性メモリ52から読み出す。そして、CPU51は、設計上の読取開始点SPのX座標に補正値ΔXを加算して得られる値を読取開始点SPのX座標に決定し、設計上の読取開始点SPのY座標に補正値ΔYを加算して得られる値を読取開始点SPのY座標に決定する(S21)。
その後、CPU51は、読取開始点SPから主走査方向および副走査方向にそれぞれ所定の長さを有する範囲を読取範囲に決定する(S22)。
<効果>
以上のように、原稿台6は、透明材料からなり、原稿が載置される載置面7を有している。原稿台6に対して載置面7側と反対側には、主走査方向に並べられた複数の受光素子を有するCISユニット11が副走査方向に移動可能に設けられている。原稿台6の周辺を載置面7側から覆う筐体2の天板5には、CISユニット11と対向する対向面である裏面31に、主走査方向に延びる後端縁8および副走査方向に延びる左端縁9を有する開口4が設けられている。天板5の裏面31は、後端縁8に沿って着色され、かつ左端縁9に沿って着色された着色部分35を有している。これにより、その着色部分35と着色部分35に隣接する部分との反射率が異なる。
CISユニット11による原稿の読取範囲を決定するために、CISユニット11による原稿の読取範囲を決定するために、CISユニット11により白黒パターン32が読み取られる。そして、読取結果から、主走査方向に隣接する黒領域33と白領域34との境界線BL1の位置と、副走査方向に隣接する黒領域33と白領域34との境界線BL2の位置とが検出される。
また、CISユニット11により着色部分35および着色部分35の周辺部分が読み取られる。そして、境界線BL1の位置かつ境界線BL2の位置にあるホームポジションHPを座標原点とするXY直交座標系が設定されて、読取結果から、後端縁8の主走査方向の位置を表すX座標と、左端縁9の副走査方向の位置を表すY座標とが検出される。着色部分35と着色部分35に隣接する部分との反射率が異なっているので、着色部分35および着色部分35の周辺部分の読取結果から、後端縁8のX座標および左端縁9のY座標、つまり後端縁8と左端縁9との交点である基準点KPのX座標およびY座標を精度よく検出することができる。
検出された基準点KPのX座標から設計上の基準点KPのX座標が減算され、その減算により得られる値がX方向の補正値ΔXに決定される。また、検出された基準点KPのY座標から設計上の基準点KPのY座標が減算され、その減算により得られる値がY方向の補正値ΔYに決定される。そして、設計上の読取開始点SPのX座標に補正値ΔXを加算して得られる値が読取開始点SPのX座標と決定され、設計上の読取開始点SPのY座標に補正値ΔYを加算して得られる値が読取開始点SPのY座標と決定される。CISユニット11による原稿の読取範囲は、読取開始点SPから主走査方向および副走査方向にそれぞれ所定の長さを有する範囲に決定される。
基準点KPのX座標およびY座標を精度よく検出することができるので、基準点KPのX座標およびY座標に基づいて、CISユニット11による原稿の読取範囲を良好に決定することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、筐体2の天板5の裏面31の色が黒色であり、原稿押さえ29の色が白色であり、着色部分35が原稿押さえ29と同じ白色であるとした。しかし、着色部分35の色は、裏面31の色と異なる色であれば、原稿押さえ29と同じ白色でなくてもよい。
着色部分35が白色および黒色以外のカラー色で着色されている場合、基準点KPのX座標の検出の際には、図9に示されるように、後端縁8における原稿押さえ29の左後角のR面61およびそのR面61から右側に直線状に延びる部分と対向する部分を含む矩形状の範囲が探索範囲とされる。
CPU51は、探索原点TG1からX軸の正側に連続する各画素のRGBの各色の画素値を順に確認し、各画素について、各色の画素値を所定の変換式に従ってCb成分(色差)の値およびCr成分(色差)の値に変換する。CPU51は、たとえば、R色の画素値に-0.16874を乗じた値と、G色の画素値に-0.33126を乗じた値と、B色の画素値に0.50000を乗じた値とを加算することにより、RGBの各色の画素値をCb成分の値に変換する。また、R色の画素値に0.50000を乗じた値と、G色の画素値に-0.41869を乗じた値と、B色の画素値に-0081を乗じた値とを加算することにより、RGBの各色の画素値をCr成分の値に変換する。CPU51は、Cb成分の値の2乗値とCr成分の値の2乗値とを加算し、その加算値の平方根をCb成分およびCr成分の絶対値として求める。そして、CPU51は、Cb成分およびCr成分の絶対値が閾値以下である画素を最初に発見すると、その画素を後端縁8の候補画素に決定する。
また、基準点KPのY座標の検出の際には、左端縁9における原稿押さえ29の左後角のR面61およびそのR面61から前側に直線状に延びる部分と対向する部分を含む矩形状の範囲が探索範囲とされる。CPU51は、探索原点TG2からY軸の正側に連続する各画素の画素値を順に確認し、各画素について、各色の画素値を所定の変換式に従ってCb成分(色差)の値およびCr成分(色差)の値に変換する。変換式は、基準点KPのX座標の検出に用いられる変換式と同じである。そして、CPU51は、Cb成分およびCr成分の絶対値が閾値以下である画素を最初に発見すると、その画素を左端縁9の候補画素に決定する。
後端縁8の候補画素のX座標を用いた基準点KPのX座標の決定および左端縁9の候補画素のY座標を用いた基準点KPのY座標の決定の手法は、前述の手法と同じである。
また、前述の実施形態では、着色部分35は、開口4の後端縁8に沿った矩形状の領域を白色に着色して形成された第1部分41と、開口4の左端縁9に沿った矩形状の領域を白色に着色して形成された第2部分42と、第1部分41と第2部分42とを接続する矩形状の領域を白色に着色して形成された第3部分43とを有するL字状をなしているとした。着色部分35の形状は、それに限定されない。着色部分35は、たとえば、開口4の後端縁8に沿った矩形状の領域を白色に着色して形成された第1部分41と、開口4の左端縁9に沿った矩形状の領域を白色に着色して形成された第2部分42とを有し、第1部分41と第2部分42とが第3部分43で接続されていない形状であってもよい。
前述の実施形態では、CPU51が各処理を実行するとしたが、読取装置1に複数のCPUが設けられて、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:読取装置
4:開口
5:天板
6:原稿台
7:載置面
8:後端縁
9:左端縁
11:CISユニット
29:原稿押さえ
31:裏面
32:白黒パターン
33:黒領域
34:白領域
35:着色部分
51:CPU
52:不揮発性メモリ
BL1:境界線
BL2:境界線
HP:ホームポジション
KP:基準点
ΔX:補正値
ΔY:補正値

Claims (11)

  1. 透明材料からなり、原稿が載置される載置面を有する原稿台と、
    前記原稿台の周辺を前記載置面側から覆うカバーと、
    前記原稿台に対して前記載置面側と反対側に、前記載置面と平行をなす主走査方向に並べられた複数の受光素子を有して、前記載置面と平行かつ前記主走査方向と直交をなす副走査方向に移動可能に設けられ、読取対象で反射した光を前記受光素子で受光して、前記読取対象を読み取る読取部と、
    制御部と、を備え、
    前記カバーは、前記読取部と対向する対向面に、前記副走査方向に延びる第1端縁および前記主走査方向に延びる第2端縁を有する基準部と、前記基準部の周辺であって、前記第1端縁に沿って着色され、かつ、前記第2端縁に沿って着色された着色部分と、を有し、
    前記制御部は、前記読取部に前記着色部分および前記着色部分の周辺部分を読み取らせて、その読取結果から前記第1端縁の前記主走査方向の第1位置および前記第2端縁の前記副走査方向の第2位置を検出し、前記第1位置および前記第2位置に基づいて、前記読取部による前記原稿の読取範囲を決定する、読取装置。
  2. 請求項1に記載の読取装置であって、
    前記着色部分は、前記カバーの前記対向面の色と異なる色に着色されている、読取装置。
  3. 請求項2に記載の読取装置であって、
    前記着色部分は、白色に着色され、
    前記カバーの前記対向面の色は、黒色である、読取装置。
  4. 請求項1~3のいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記基準部の前記第1端縁と前記第2端縁とは、前記カバーにおける、前記原稿台の前記載置面を露出させるための開口の一部を形成する読取装置。
  5. 請求項4に記載の読取装置であって、
    前記原稿台に対して前記載置面側に設けられ、前記載置面を開放する開位置と前記載置面に向けて原稿を押圧する閉位置とに変位可能な原稿押さえ、をさらに備え、
    前記着色部分は、前記原稿押さえにおける前記原稿を押圧する面の色と同じ色に着色されており、
    前記制御部は、前記原稿台における前記閉位置の前記原稿押さえの外側を前記周辺部分として、前記読取部に前記着色部分および前記周辺部分を読み取らせる、読取装置。
  6. 請求項4に記載の読取装置であって、
    前記原稿台に対して前記載置面側に設けられ、前記載置面を開放する開位置と前記載置面に向けて前記原稿を押圧する閉位置とに変位可能な原稿押さえ、をさらに備え、
    前記着色部分は、前記原稿押さえにおける前記原稿を押圧する面の色と異なる色に着色されており、
    前記制御部は、前記原稿台における前記閉位置の前記原稿押さえが対向する部分を少なくとも前記周辺部分に含めて、前記読取部に前記着色部分および前記周辺部分を読み取らせる、読取装置。
  7. 請求項1に記載の読取装置であって、
    前記カバーの前記対向面に、前記原稿台から前記副走査方向に離間して設けられ、白領域および前記白領域に対して前記副走査方向に隣接する黒領域を有する白黒パターン、をさらに備え、
    前記制御部は、前記読取部に前記白黒パターンを読み取らせて、その読取結果から前記白領域と前記黒領域との境界の第3位置を検出し、前記第1位置、前記第2位置および前記第3位置に基づいて、前記読取範囲を決定する、読取装置。
  8. 請求項7に記載の読取装置であって、
    前記白領域は、前記黒領域に対して前記主走査方向および前記副走査方向に隣接しており、
    前記制御部は、前記読取部に前記白黒パターンを読み取らせて、その読取結果から、前記副走査方向に隣接する前記白領域と前記黒領域との境界の位置を前記第3位置として検出するとともに、前記主走査方向に隣接する前記白領域と前記黒領域との境界の第4位置を検出し、前記第1位置、前記第2位置、前記第3位置および前記第4位置に基づいて、前記読取範囲を決定する、読取装置。
  9. 請求項8に記載の読取装置であって、
    記憶部、をさらに備え、
    前記記憶部には、基準点の設計上の座標が記憶されており、
    前記制御部は、前記第3位置かつ前記第4位置にある点を座標の原点として、前記第1位置かつ前記第2位置にある点の座標を求め、その求めた座標と前記記憶部に記憶されている前記基準点の設計上の座標との差を補正値として、設計上の座標の原点の位置を基準に設定される前記読取部による読取範囲を前記補正値で補正することにより、前記読取範囲を決定する、読取装置。
  10. 請求項1に記載の読取装置であって、
    前記基準部の前記第1端縁と前記第2端縁とは、交差しており、
    前記着色部分における前記第1端縁に沿った部分および前記第2端縁に沿った部分は、互いに接続されて、L字状をなしている、読取装置。
  11. 透明材料からなり、原稿が載置される載置面を有する原稿台と、
    前記原稿台の周辺部を前記載置面側から覆うカバーと、
    前記原稿台に対して前記載置面側と反対側に、前記載置面と平行をなす主走査方向に並べられた複数の受光素子を有して、前記載置面と平行かつ前記主走査方向と直交をなす副走査方向に移動可能に設けられ、読取対象で反射した光を前記受光素子で受光して、前記読取対象を読み取る読取部と、を備え、
    前記カバーは、前記読取部と対向する対向面に、前記副走査方向に延びる第1端縁および前記主走査方向に延びる第2端縁を有する基準部と、前記基準部の周辺であって、前記第1端縁に沿って着色され、かつ、前記第2端縁に沿って前記カバーとは異なる色で着色された着色部分と、を有する、読取装置。
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