JP7016454B2 - 判定装置、判定方法及び判定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、判定装置、判定方法及び判定プログラムに関する。
危険を伴う作業では、作業者に危険事象が発生する可能性を的確に報知することが求められる。なお、危険事象とは、作業者を危険にさらす全ての事象をいう。危険事象の具体例は、作業者を負傷させる事象、作業者を負傷させる可能性のある事象、作業者の健康を損なう事象、作業者の健康を損なう可能性のある事象である。
特許文献1では、昇降路内における保守点検作業に従事する作業者に、危険事象の発生の可能性を報知する技術が開示されている。より具体的には、特許文献1では、予め設定されている注意喚起条件が成立した場合に、報知装置が作業者に警告を報知することで作業者の安全を保障する方法が開示されている。
特開2016-055950号公報
特許文献1の手法では、報知装置が作業者に警告により注意喚起し、作業者の安全を保障している。
しかし、危険が発生する可能性が短時間で高まるような作業では、作業者へ注意喚起を行ってから実際に危険が発生するまでの時間が非常に短くなってしまう。
そのため、特許文献1の手法では、作業者の回避行動が間に合わず、作業者が危険にさらされる可能性があるという課題がある。
本発明はこのような課題を解決することを主な目的とする。より具体的には、本発明は、危険事象が発生する可能性を的確なタイミングで報知し、作業者が回避行動をとれるようにすることを主な目的とする。
本発明に係る判定装置は、
作業者が着手した着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である候補作業のうち、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業を抽出候補作業として抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する報知決定部とを有する。
本発明によれば、危険事象が発生する可能性を的確なタイミングで報知することができ、この結果、作業者は回避行動をとることができる。
実施の形態1に係る判定装置のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係る判定装置の機能構成例を示す図。 実施の形態1に係る実施確率情報の例を示す図。 実施の形態1に係る危険事象リストの例を示す図。 実施の形態1に係る判定装置の動作例を示すフローチャート。 実施の形態2に係る判定装置の機能構成例を示す図。 実施の形態2に係る判定装置の動作例を示すフローチャート。 実施の形態3に係る判定装置の機能構成例を示す図。 実施の形態3に係る危険事象リストの例を示す図。 実施の形態3に係る判定装置の動作例を示すフローチャート。 実施の形態4に係る判定装置の機能構成例を示す図。 実施の形態4に係る危険事象リストの例を示す図。 実施の形態4に係る判定装置の動作例を示すフローチャート。 実施の形態5に係る判定装置の機能構成例を示す図。 実施の形態5に係る危険事象リストの例を示す図。 実施の形態5に係る判定装置の動作例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。以下の実施の形態の説明及び図面において、同一の符号を付したものは、同一の部分又は相当する部分を示す。
なお、以下の実施の形態では、作業の例として、昇降機の保守作業を用いて説明を進める。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る判定装置30のハードウェア構成例を示す。
判定装置30は、作業者の作業状況に基づいて、作業者に危険事象が発生する可能性を報知する。
判定装置30は、昇降機制御盤10、センサ20、補助記憶装置40、及び報知装置50と接続される。
なお、判定装置30の動作手順は、判定方法に相当する。また、判定装置30の動作を実現するプログラムは、判定プログラムに相当する。
判定装置30は、制御盤信号インタフェース31と、センサインタフェース32と、プロセッサ33と、メモリ34と、報知装置インタフェース35を備える。
制御盤信号インタフェース31は、昇降機制御盤10と通信する。
センサインタフェース32は、センサ20と通信する。
プロセッサ33は、中央処理装置である。
メモリ34は、主記憶装置であり、補助記憶装置40に記憶されるプログラムがロードされる。また当該プログラムはプロセッサ33に読み出され、実行される。
報知装置インタフェース35は、報知装置50と通信する。
昇降機制御盤10は、昇降機の上下移動、扉開閉等の昇降機に関わる動作を制御する。
センサ20は、作業者の位置を取得する。センサ20の具体例は、カメラ、人感センサ、ウェアラブルセンサ、気圧センサ、加速度センサ、GPS(Global Positioning System)受信機等である。
補助記憶装置40には、後述するかご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムが記憶される。具体例は、補助記憶装置40は、USB(Universal Serial Bus)メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SD(Secure Digital)(登録商標)カード、データベース、オンラインストレージ、クラウドストレージ等の記憶媒体である。
報知装置50は、作業者に危険事象の発生の可能性の報知を行う。具体例は、報知装置50は、ブザー、警報装置、スピーカー、携帯端末、ディスプレイ、ウェアラブル機器等である。
報知装置50は、作業者の五感を刺激して報知する。あるいは、報知装置50は、言葉又は文字等の言語情報を、視覚情報、音声情報で伝えて報知する。また、報知装置50は、1名以上の作業者に、同じ報知内容を報知しても、異なる報知内容を報知してもよい。さらに、報知装置50は、危険を知らせるアラート、安全な位置への移動誘導等を報知する。
図2は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図を示す。
判定装置30は、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、報知部3308、情報管理部341、及び危険事象記憶部342を備える。
かご位置検出部3301は、昇降機制御盤10から受信するかご位置情報を基に、昇降機のかごの位置を検出する。かご位置情報には、昇降機のかごの位置が示される。
作業者操作信号検出部3302は、昇降機制御盤10から受信する作業者操作信号を基に、作業者の操作を検出する。作業者操作信号には、作業者が実施した操作が示される。
作業者位置検出部3303は、センサ20の作業者位置取得装置21から受信する作業者位置情報を基に、作業者の位置を検出する。作業者位置取得装置21は、作業者の位置を検出する。作業者位置情報には、作業者位置取得装置21により検出された作業者の位置が示される。
作業推定部3304は、検出した、かごの位置、作業者の操作、作業者の位置に基づき、作業者が着手した作業である着手作業を推定する。作業推定部3304は、具体例としては、作業者が端末装置を用いて、新たな作業に着手したことを通知した場合に、作業者が着手作業に着手したことを検知する。
実施確率更新部3305は、作業者が実施した作業を記録し、記録に基づき実施確率情報を更新する。
実施確率情報には、実施順序が定義されている複数の作業の組合せが複数記述される。また、実施確率情報には、組合せごとに、組合せに含まれる複数の作業が実施順序に従って実施される確率が示される。このため、実施確率情報に3つ以上の作業の組合せが記述される場合もある。本実施の形態においては、説明の簡明化のため、2つの作業の組み合わせが記述される実施確率情報を用いて説明を行う。
抽出部3306は、候補作業から、抽出候補作業を抽出する。
候補作業とは、着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である。抽出候補作業とは、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業である。
抽出部3306で行われる処理は抽出処理に相当する。
報知決定部3307は、実施確率情報に基づき、危険事象発生可能性を作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する。作業関係者とは、作業に関係する者である。作業者関係者には、作業者を管理する管理者、作業者を補助する補助者が含まれる。
危険事象発生可能性は、抽出部3306が抽出した抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である。
そして、報知決定部3307は、危険事象発生可能性を報知することを決定した場合、報知部3308へ、報知決定信号を出力する。報知決定信号では、危険事象発生可能性を報知すべき対象者(作業者又は作業関係者、作業者及び作業関係者)と抽出候補作業の実施により発生する可能性のある危険事象の詳細が通知される。
報知決定部3307で行われる処理は報知決定処理に相当する。
報知部3308は、報知決定部3307から報知決定信号が入力された場合に、報知装置50へ報知命令を送信する。
報知命令は報知装置50に危険事象発生可能性を報知するよう指示する命令である。報知命令には、報知決定信号で通知された内容が含まれる。
情報管理部341は、作業者毎の実施確率情報を管理する。
危険事象記憶部342は、危険事象リストを記憶する。
危険事象リストには、作業と、当該作業の実施により発生する可能性のある危険事象とが示される。危険事象リストの詳細は後述する。
図3は、本実施の形態に係る実施確率情報T10の例を示す。
情報管理部341は、図3に示す実施確率情報T10を記憶する。
実施確率情報T10には、複数の着手作業が示される。また、実施確率情報T10には、着手作業ごとに、着手作業の次に実施される可能性のある候補作業が示される。また、実施確率情報T10には、候補作業が実施される確率(実施確率)が示される。
図3の例では、左端の欄に記載される作業が着手作業である。そして、着手作業以外の作業が候補作業である。図3では、着手作業:#001の次に候補作業:#001が実施される確率は0.10である。また、着手作業:#001の次に候補作業:#002が実施される確率は0.10である。また、着手作業:#001の次に候補作業:#XXXが実施される確率は0.02である。
実施確率情報T10は、各作業者の過去の作業記録等に基づいて作業者毎に予め設定される。作業者が2名以上の場合、人数分の実施確率情報T10が設定される。
また、実施確率情報T10は、各作業者の作業記録等に基づき、実施確率更新部3305により更新される。
図4は、本実施の形態に係る危険事象リストT21の例を示す。
危険事象記憶部342は、図4に示す危険事象リストT21を記憶する。
危険事象リストT21には、危険事象と作業の組合せが示される。つまり、作業者が危険事象リストT21に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT21に記載の危険事象が発生する可能性がある。図4に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT21は、作業者の人数ごとに用意される。図4の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT21を示す。図4の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT21を示す。
図4の(a)の危険事象リストT21は、作業者1が作業:#001を実施すると、危険事象:001が発生する可能性があることを表す。
図4の(b)の危険事象リストT21は、作業者1が作業:#001を実施し、並行して作業者2が作業:#012を実施すると、危険事象:011が発生する可能性があることを表す。
危険事象リストT21は、過去の災害事例、ヒヤリハット事例等に基づいて予め設定される。
***動作の説明***
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る判定装置30の動作例について説明する。以下では、作業者が1名の例を説明する。作業者が2名以上の例は別途説明する。
まず、かご位置検出部3301は、昇降機制御盤10から受信するかご位置情報を基に、昇降機のかごの位置を検出する(ステップS10)。そして、かご位置検出部3301は、作業推定部3304にかごの位置を通知する。
次に、作業者操作信号検出部3302は、昇降機制御盤10から受信する作業者操作情報を基に、作業者の操作を検出する(ステップS20)。そして、作業者操作信号検出部3302は、作業推定部3304に作業者の操作を通知する。
次に、作業者位置検出部3303は、作業者位置取得装置21から受信する作業者位置情報を基に、作業者の位置を検出する(ステップS30)。そして、作業者位置検出部3303は、作業推定部3304に作業者の位置を通知する。
次に、作業推定部3304は、作業者の着手作業を推定する(ステップS40)。具体的には、作業推定部3304は、かご位置検出部3301から通知されたかごの位置、作業者操作信号検出部3302から通知された作業者の操作、作業者位置検出部3303から通知された作業者の位置に基づき、作業者の着手作業を推定する。具体的には、作業推定部3304は、メモリ34又は補助記憶装置40に予め登録された、全ての作業における、作業時のかごの位置、作業者の操作、作業者の位置に関する設定情報を参照する。作業推定部3304は、通知されたかごの位置、作業者の操作、作業者の位置から、設定情報に該当する作業を検索することで作業の推定を行う。
なお、作業推定部3304は、作業が終了したことを示す作業者の操作を検出した場合には、作業の終了を推定する。
また、作業推定部3304は、作業者位置から作業者人数を特定する。上述したように、ここでは、作業者人数が1名であると仮定する。
そして、作業推定部3304は、抽出部3306に着手作業の推定結果、作業者人数を通知する。更に、作業推定部3304は、実施確率更新部3305へ着手作業の推定結果を通知する。
なお、本実施の形態では、かごの位置、作業者の操作、作業者の位置に基づいて作業推定部3304が着手作業を推定する。しかしながら、例えば、作業者が端末装置を用いて着手作業を判定装置30に通知する場合は、ステップS10からステップS40を省略可能である。
次に、抽出部3306は、抽出候補作業を抽出する(ステップS50)。
具体的には、抽出部3306は、情報管理部341から実施確率情報T10を読み出す。そして、抽出部3306は、実施確率情報T10に基づき、候補作業を抽出する。より詳細には、抽出部3306は、作業推定部3304から通知された着手作業の次に実施される確率が0を超える作業を候補作業として抽出する。
また、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT21を読み出す。そして、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち危険事象リストT21に含まれる候補作業を抽出候補作業として抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に作業者の着手作業、作業者人数、抽出候補作業を通知する。
次に、報知決定部3307は、着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS60)。
具体的には、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT21を読み出す。そして、報知決定部3307は、作業者の着手作業が危険事象リストT21に含まれているか確認する。着手作業が危険事象リストT21に含まれている場合は、報知決定部3307は、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。
ステップS60において着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、報知決定部3307は、実施確率が閾値よりも高いか否かを判定する(ステップS70)。
具体的には、報知決定部3307は、情報管理部341から実施確率情報T10を読み出す。そして、報知決定部3307は、実施確率情報T10から、着手作業と抽出候補作業との組合せに対応する実施確率を抽出する。更に、報知決定部3307は、抽出した実施確率と設定閾値との比較を行う。
実施確率が設定閾値よりも高い場合は、処理がステップS80に進む。一方、実施確率が設定閾値以下の場合は、処理がステップS90に進む。
ステップS60でYESの場合又はステップS70でYESの場合は、報知決定部3307は、危険事象の発生の可能性を報知することを決定する(ステップS80)。
そして、報知決定部3307は、報知部3308に報知決定信号を出力する。報知部3308は、報知決定部3307からの報知決定信号に従い、報知命令を報知装置50に送信する。
ステップS70でNOであった場合又はステップS80が実施された場合は、実施確率更新部3305が、作業推定部3304から受信した推定結果に基づき、作業の終了を検知する(ステップS90)。
作業が終了している場合は、処理がステップS100に進む。一方、作業が終了していない場合は、処理がステップS10に進む。
ステップS90において作業が終了したと検知された場合に、実施確率更新部3305が、作業者が実施した作業が、規定の基準を満たすか否かを判定する(ステップS100)。
具体的には、実施確率更新部3305は、作業者が作業した作業が学習データとして用いるのに適しているか否かを判定する。実施確率更新部3305は、具体例としては、合計作業時間が設定時間より長いかどうか等によってステップS100の判定を行う。
作業が規定の基準を満たすと判定された場合は、処理がステップS110に進む。一方、作業が規定の基準を満たすと判定されなかった場合は、処理が終了する。
ステップS100において作業が規定の基準を満たすと判定した場合は、実施確率更新部3305は、作業者の実施確率情報T10を更新する(ステップS110)。
実施確率更新部3305は、具体例として、作業の遷移をマルコフ連鎖モデル、又は、ベイジアンネットワークとして設定する。また、実施確率更新部3305は、具体例として、昇降機での作業における時系列での作業の遷移過程を入力とし、遷移行列成分の最尤推定を行い、各作業間の遷移確率を出力することで、実施確率情報を更新する。
次に、作業者が2名以上の場合の判定装置30の動作例を説明する。
ステップS10からステップS40が実施された結果、作業者が2名以上であると判定した場合は、ステップS50において、抽出部3306は、抽出組合せを抽出する。より具体的には、抽出部3306は、作業者ごとに候補作業を抽出する。そして、抽出部3306は、抽出した各作業者の候補作業を組み合せて候補作業の組合せを複数得る。更に、抽出部3306は、複数の候補作業の組合せのうち、作業者人数に応じた危険事象リストT21に登録されている組合せを抽出組合せとして抽出する。
また、抽出部3306は、報知決定部3307に各作業者の着手作業、作業者人数、抽出組合せを通知する。
次に、ステップS60において、報知決定部3307が、各作業者の着手作業の組合せが、作業者人数に応じた危険事象リストT21に含まれているかを確認する。
着手作業の組合せが危険事象リストT21に含まれている場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業の組合せが危険事象リストT21に含まれていない場合は、処理がステップS70に進む。
ステップS70では、報知決定部3307は、抽出組合せに含まれる各作業者の抽出候補作業が実施される確率を積算する。積算値は、各作業者の候補作業が並行して実施される確率である。そして、報知決定部3307は、積算値と設定閾値とを比較する。
積算値が設定閾値よりも高い場合は、処理がステップS80に進む。積算値が設定閾値以下である場合は、処理がステップS90に進む。
ステップS80からステップS110は、上述の通りであるため、説明を省略する。
***実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態では、作業者の現在の着手作業から、次に実施される候補作業の実施確率に基づき、危険事象が発生する可能性を予測する。そして、危険事象が発生する可能性が高い場合に、報知装置を動作させる。このため、本実施の形態によれば、作業者は、将来引き起こされる可能性のある危険に対する予防安全策を講じることが可能である。従って、作業者は将来の危険に対して事前に回避行動をとることができる。
また、本実施の形態では、現在の着手作業そのものが危険事象を発生させる可能性があるか否かも判定する。そして、本実施の形態では、着手作業が危険事象を発生させる可能性が高い場合に、報知装置を動作させる。このため、本実施の形態によれば、以前に行われた、抽出候補作業に基づく予測が外れた場合にも、着手作業の段階で、作業者は安全を確保するための策を講じることが可能である。
実施の形態2.
本実施の形態では、報知決定部3307が危険事象発生の可能性を報知することを決定した場合に、制御信号無効化部が作業者操作信号を無効化する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態1との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態1と同様である。
図6は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに制御信号無効化部3309を備え、昇降機制御盤10と接続される。なお、実施の形態1と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
図7は、実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態1と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
制御信号無効化部3309は、報知決定部3307が危険事象の発生の可能性を報知することを決定した場合、作業者操作信号を無効化する信号を昇降機制御盤10に送信する(ステップS120)。
この結果、昇降機制御盤10は作業者操作信号を無効化する。
なお、作業者操作信号とは、作業者が昇降機を上下移動させる操作、扉を開閉させる操作等を行う際に、作業者が制御盤に入力する制御信号である。
また、無効化とは、作業者操作信号を取り消し、作業者の操作を無効にすることを示す。
以上のように、着手作業又は抽出候補作業を実施することにより危険事象の発生の可能性が予測される場合には、作業者操作信号を無効化し着手作業又は抽出候補作業を実施させないようにすることで、作業の安全性を一層高めることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、作業者が特定の視線方向を向かずに作業を実施することにより危険事象が発生する可能性を判定する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態2との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態2と同様である。
図8は、実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに作業者視線方向検出部3310を備え、センサ20の作業者視線方向取得装置22と接続される。
作業者視線方向取得装置22は、作業者の視線方向を取得する。
なお、実施の形態2と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
図9は、実施の形態に係る危険事象リストの例である。
危険事象記憶部342は、図9に示す危険事象リストT22を記憶する。
危険事象リストT22には、危険事象と作業者の視線方向と作業との組合せが示される。つまり、作業者の視線方向が危険事象リストT22に記載の特定の方向になく危険事象リストT22に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT22に記載の危険事象が発生する可能性がある。上述の特定方向とは、具体例としては、錘方向、かご下方向、昇降路頂部方向等である。また、図9に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT22は、作業者の人数ごとに用意される。図9の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT22を示す。図9の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT22を示す。
図9の(a)の危険事象リストT22は、作業者1が昇降路頂部を見ずに作業:#101を実施すると、危険事象:101が発生する可能性があることを表す。
図9の(b)の危険事象リストT22は、作業者1が作業:#111を実施し、並行して作業者2が錘を見ずに作業:#112を実施すると、危険事象:111が発生する可能性があることを表す。
図10は実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態2と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS30が完了した後、作業者視線方向検出部3310は、視線方向情報を基に、作業者の視線方向を検出する(ステップS130)。視線方向情報には、作業者視線方向取得装置22で取得した作業者の視線方向が示される。
そして、作業者視線方向検出部3310は、抽出部3306に作業者の視線方向を通知する。
ステップS40が完了した後、抽出部3306は、危険事象リストT22を用いた抽出候補作業の抽出を行う(ステップS500)。
まず、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT22を読み出す。そして、抽出部3306は、作業者の視線方向が危険事象リストT22に示される視線方向に合致するか否かを判定する。作業者の視線方向が危険事象リストT22に示される視線方向に合致する場合に、抽出部3306は、実施の形態1と同様に候補作業を抽出する。更に、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち、危険事象リストT22に示される作業に合致する候補作業を抽出候補作業として抽出する。
図9の(a)に示す危険事象リストT22が用いられる場合は、作業者が昇降路頂部を見ていないときに、作業:#101が抽出候補作業として抽出される。
また、作業者が2名以上の場合は、抽出部306は、図9の(b)に示す危険事象リストT22の条件に合致する作業者の候補作業の組合せを抽出組合せとして抽出する。具体的には、いずれかの作業者が錘を見ていない場合に、錘を見ていない作業者の候補作業が作業:#112に該当し、他方の作業者の候補作業が作業:#111であるときに、抽出部306は、作業:#112と作業:#111を抽出組合せとして抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に抽出候補作業又は抽出組合せを通知する。
次に、報知決定部3307は、危険事象リストT22を用いて着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS600)。
まず、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT22を読み出す。また、報知決定部3307は、作業者の視線方向と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT22に示される視線方向と着手作業との条件に合致するか否かを確認する。報知決定部3307は、視線方向と着手作業の組合せが危険事象リストT22に示される視線方向と着手作業との条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
また、報知決定部3307は、作業者が2名以上の場合は、2名以上の作業者の視線方向と着手作業の組合せが図9の(b)に示す危険事象リストT22の条件に合致する否かを確認する。報知決定部3307は、2名以上の作業者の視線方向と着手作業の組合せが危険事象リストT22に示される条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。具体的には、いずれかの作業者が錘を見ていない場合に、錘を見ていない作業者の着手作業が作業:#112に該当し、他方の作業者の着手作業が作業:#111であるときに、報知決定部3307は、いずれかの作業者又は全作業者の着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。
ステップS70からステップS120は実施の形態1又は実施の形態2で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
なお、本実施の形態においては、危険事象リストT22を用いた抽出部と報知決定部の動作を説明したが、他の実施の形態における危険事象リストと組み合わせて抽出と報知決定を行っても良い。
以上のように、本実施の形態では、報知決定の判定に作業者の視線方向の判定も加えることで、危険事象が発生する可能性の予測の精度を高めることができる。このため、本実施の形態によれば、作業の安全性を一層高めることができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、作業者の生理状態が特定の状態のときに作業者が作業を実施することにより危険事象が発生する可能性を判定する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態3との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態3と同様である。
図11は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに作業者生理状態検出部3311を備え、センサ20の作業者生理状態取得装置23と接続される。
作業者生理状態取得装置23は、心拍数、体温、呼吸等から作業者の生理状態を検出する。なお、生理状態とは、時間の経過により変化する身体又は精神の状態である。生理状態には、具体例としては、作業に集中していない漫然状態、熱中症等の高温障害状態、緊急時対応等で時間が切迫した中での緊張した状態等が含まれる。
なお、実施の形態3と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
図12は、本実施の形態に係る危険事象リストT23の例である。
危険事象記憶部342は、図12に示す危険事象リストT23を記憶する。
危険事象リストT23には、危険事象と作業者の生理状態と作業との組合せ示される。つまり、作業者が危険事象リストT23に記載の生理状態で危険事象リストT23に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT23に記載の危険事象が発生する可能性がある。図12に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT23は、作業者の人数ごとに用意される。図12の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT23を示す。図12の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT23を示す。
図12の(a)の危険事象リストT23は、作業者1が高温障害状態で作業:#201を実施すると、危険事象:201が発生する可能性があることを表す。
図12の(b)の危険事象リストT23は、作業者1が作業:#211を実施し、並行して作業者2が漫然状態で作業:#212を実施すると、危険事象:211が発生する可能性があることを表す。
図13は本実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態3と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS30が完了した後、作業者生理状態検出部3311は、作業者生理状態情報を基に、作業者の生理状態を検出する(ステップS140)。作業者生理状態情報には、作業者生理状態取得装置23で取得した作業者の生理状態が示される。
そして、作業者生理状態検出部3311は、抽出部3306に作業者の生理状態を通知する。
ステップS40が完了した後、抽出部3306は、危険事象リストT23を用いた抽出候補作業の抽出を行う(ステップS510)。
まず、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT23を読み出す。そして、抽出部3306は、作業者の生理状態が危険事象リストT23に示される生理状態に合致するか否かを判定する。作業者の生理状態が危険事象リストT23に示される生理状態に合致する場合に、抽出部3306は、実施の形態1と同様に候補作業を抽出する。更に、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち、危険事象リストT23に示される作業に合致する候補作業を抽出候補作業として抽出する。
図12の(a)に示す危険事象リストT23が用いられる場合は、作業者が高温障害状態であるときに、作業:#201が抽出候補作業として抽出される。
また、作業者が2名以上の場合は、抽出部3306は、図12の(b)に示す危険事象リストT23の条件に合致する作業者の候補作業の組合せを抽出組合せとして抽出する。具体的には、いずれかの作業者が漫然状態である場合に、漫然状態の作業者の候補作業が作業:#212に該当し、他方の作業者の候補作業が作業:#211であるときに、抽出部306は、作業:#212と作業:#211を抽出組合せとして抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に抽出候補作業又は抽出組合せを通知する。
次に、報知決定部3307は、危険事象リストT23を用いて着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS610)。
まず、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT23を読み出す。また、報知決定部3307は、作業者の生理状態と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT23に示される生理状態と着手作業との条件に合致するか否かを確認する。報知決定部3307は、作業者の生理状態と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT23に示される生理状態と着手作業との条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
また、報知決定部3307は、作業者が2名以上の場合は、2名以上の作業者の生理状態と着手作業の組合せが図12の(b)に示す危険事象リストT23の条件に合致する否かを確認する。報知決定部3307は、2名以上の作業者の生理状態と着手作業の組合せが危険事象リストT23に示される条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。具体的には、いずれかの作業者が漫然状態である場合に、漫然状態である作業者の着手作業が作業:#212に該当し、他方の作業者の着手作業が作業:#211であるときに、報知決定部3307は、いずれかの作業者又は全作業者の着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。
ステップS70からステップS120は実施の形態1から実施の形態3で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
なお、本実施の形態においては、危険事象リストT23を用いた抽出部と報知決定部の動作を説明したが、他の実施の形態における危険事象リストと組み合わせて抽出と報知決定を行っても良い。
以上のように、本実施の形態では、報知決定の判定に作業者の生理状態の判定も加えることで、危険事象が発生する可能性の予測の精度を高めることができる。このため、本実施の形態によれば、作業の安全性を一層高めることができる。
実施の形態5.
本実施の形態では、作業者の性格が特定の性格である場合において、作業者が作業を実施することにより危険事象が発生する可能性を判定する例を説明する。
本実施の形態では、主に実施の形態4との差異を説明する。
なお、以下で説明していない事項は、実施の形態4と同様である。
図14は、本実施の形態に係る判定装置30の機能構成図である。
本実施の形態では、判定装置30は、新たに作業者性格記憶部343を備える。
作業者性格記憶部343は、予め設定せれた各作業者の性格を記憶する。
作業者の性格には、作業者の気質と作業者の能力が含まれる。作業者の気質の具体例としては、せっかちな気質である。一方、作業者の能力の具体例としては、作業者の刺激に対する反応速度である。
なお、実施の形態4と同一構成部分には同一番号を付してその説明を省略する。
図15は、本実施の形態に係る危険事象リストT24の例である。
危険事象記憶部342は、図15に示す危険事象リストT24を記憶する。
危険事象リストT24は、危険事象と作業者の性格と作業との組合せが示される。つまり、危険事象リストT24に記載の性格の作業者が、危険事象リストT24に記載の作業を実施した場合に、危険事象リストT24に記載の危険事象が発生する可能性がある。図15に示される作業は、着手作業及び候補作業のいずれかである。
危険事象リストT24は、作業者の人数ごとに用意される。図15の(a)は、作業者が1名のときの危険事象リストT24を示す。図15の(b)は、作業者が2名のときの危険事象リストT24を示す。
図15の(a)の危険事象リストT24は、せっかちな性格の作業者1が作業:#301を実施すると、危険事象:301が発生する可能性があることを表す。
図15の(b)の危険事象リストT24は、反応速度が平均値と比較してかなり遅い作業者2が作業:#312を実施し、並行して作業者1が作業:#311を実施すると、危険事象:311が発生する可能性があることを表す。
図16は本実施の形態に係る判定装置30の動作例を示すフローチャートである。なお、実施の形態4と同一の動作には同一番号を付してその説明を省略する。
ステップS40が完了した後、抽出部3306は、作業者性格記憶部343より作業者の性格を取得する(ステップS150)。
次に、抽出部3306は、危険事象リストT24を用いた抽出候補作業の抽出を行う(ステップS520)。
まず、抽出部3306は、危険事象記憶部342から危険事象リストT24を読み出す。そして、抽出部3306は、作業者の性格が危険事象リストT24に示される性格に合致するか否かを判定する。作業者の性格が危険事象リストT24に示される性格に合致する場合に、抽出部3306は、実施の形態1と同様に候補作業を抽出する。更に、抽出部3306は、抽出した候補作業のうち、危険事象リストT24に示される作業に合致する候補作業を抽出候補作業として抽出する。
図15の(a)に示す危険事象リストT24が用いられる場合は、作業者の性格がせっかちであるときに、作業:#301が抽出候補作業として抽出される。
また、作業者が2名以上の場合は、抽出部3306は、図15の(b)に示す危険事象リストT24の条件に合致する作業者の候補作業の組合せを抽出組合せとして抽出する。具体的には、いずれかの作業者の反応速度が平均値と比較してかなり遅い場合に、反応速度の遅い作業者の候補作業が作業:#312に該当し、他方の作業者の候補作業が作業:#311であるときに、抽出部306は、作業:#312と作業:#311を抽出組合せとして抽出する。
そして、抽出部3306は、報知決定部3307に抽出候補作業又は抽出組合せを通知する。
次に、報知決定部3307は、危険事象リストT24を用いて着手作業が危険事象を起こすか否かを判定する(ステップS620)。
まず、報知決定部3307は、危険事象記憶部342から危険事象リストT24を読み出す。報知決定部3307は、作業者の性格と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT24に示される性格と着手作業との条件に合致するか否かを確認する。報知決定部3307は、作業者の性格と推定された着手作業の組み合わせが危険事象リストT24に示される性格と着手作業との条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を起こすと判定する。
また、報知決定部3307は、作業者が2名以上の場合は、2名以上の作業者の性格と着手作業の組合せが図15の(b)に示す危険事象リストT24の条件に合致する否かを確認する。報知決定部3307は、2名以上の作業者の性格と着手作業の組合せが危険事象リストT24に示される条件に合致する場合に、着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。具体的には、いずれかの作業者の反応速度が平均値に比べてかなり遅い場合に、反応速度の遅い作業者の着手作業が作業:#312に該当し、他方の作業者の着手作業が作業:#311であるときに、報知決定部3307は、いずれかの作業者又は全作業者の着手作業が危険事象を引き起こすと判定する。
着手作業が危険事象を起こすと判定された場合は、処理がステップS80に進む。一方、着手作業が危険事象を起こさないと判定された場合は、処理がステップS70に進む。
ステップS70からステップS120は実施の形態1から実施の形態4で説明したものと同じであるため、説明を省略する。
なお、本実施の形態においては、危険事象リストT24を用いた抽出部と報知決定部の動作を説明したが、他の実施の形態における危険事象リストと組み合わせて抽出と報知決定を行っても良い。
以上のように、本実施の形態では、報知決定の判定に作業者の性格の判定も加えることで、危険事象が発生する可能性の予測の精度を高めることができる。このため、本実施の形態によれば、作業の安全性を一層高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
***ハードウェア構成の説明***
最後に、判定装置30のハードウェア構成の補足説明を行う。
図1に示すプロセッサ33は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。
プロセッサ33は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等である。
図1に示すメモリ34は、RAM(Random Access Memory)である。
図3に示す制御盤信号インタフェース31、センサインタフェース32及び報知装置インタフェース35は、それぞれ、データの通信処理を実行する電子回路である。
制御盤信号インタフェース31、センサインタフェース32及び報知装置インタフェース35は、それぞれ、例えば、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
また、補助記憶装置40には、OS(Operating System)も記憶されている。
そして、OSの少なくとも一部がプロセッサ33により実行される。
プロセッサ33はOSの少なくとも一部を実行しながら、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムを実行する。
プロセッサ33がOSを実行することで、タスク管理、メモリ管理、ファイル管理、通信制御等が行われる。
また、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の処理の結果を示す情報、データ、信号値及び変数値の少なくともいずれかが、メモリ34、補助記憶装置40、プロセッサ33内のレジスタ及びキャッシュメモリの少なくともいずれかに記憶される。
また、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD等の可搬記録媒体に格納されていてもよい。そして、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の機能を実現するプログラムが格納された可搬記録媒体を流通させてもよい。
また、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308の「部」を、「回路」又は「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。
また、判定装置30は、処理回路により実現されてもよい。処理回路は、例えば、ロジックIC(Integrated Circuit)、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)である。
この場合は、かご位置検出部3301、作業者操作信号検出部3302、作業者位置検出部3303、作業推定部3304、実施確率更新部3305、抽出部3306、報知決定部3307、及び報知部3308は、それぞれ処理回路の一部として実現される。
なお、本明細書では、プロセッサと処理回路との上位概念を、「プロセッシングサーキットリー」という。
つまり、プロセッサと処理回路とは、それぞれ「プロセッシングサーキットリー」の具体例である。
10 昇降機制御盤、20 センサ、21 作業者位置取得装置、22 作業者視線方向取得装置、23 作業者生理状態取得装置、30 判定装置、31 制御盤信号インタフェース、32 センサインタフェース、33 プロセッサ、34 メモリ、35 報知装置インタフェース、40 補助記憶装置、50 報知装置、341 情報管理部、342 危険事象記憶部、343 作業者性格記憶部、3301 かご位置検出部、3302 作業者操作信号検出部、3303 作業者位置検出部、3304 作業推定部、3305 実施確率更新部、3306 抽出部、3307 報知決定部、3308 報知部、3309 制御信号無効化部、3310 作業者視線方向検出部、3311 作業者生理状態検出部。

Claims (17)

  1. 作業者が着手した着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である候補作業のうち、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業を抽出候補作業として抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する報知決定部とを有する判定装置。
  2. 前記判定装置は、更に、
    前記報知決定部が前記危険事象発生可能性を報知することを決定した場合に、前記作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に前記危険事象発生可能性を報知する報知部を有する請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記判定装置は、更に、
    実施順序が定義されている複数の作業の組合せが複数記述され、組合せごとに、組合せに含まれる複数の作業が実施順序に従って実施される確率が記述される実施確率情報を管理する情報管理部と、
    前記作業者により複数の作業が実施された場合に、前記実施確率情報に記述される複数の組合せのうち、前記作業者により実施された前記複数の作業及び実施順序に対応する組合せに記述される確率を更新する実施確率更新部を有する請求項1に記載の判定装置。
  4. 前記実施確率更新部は、
    前記作業者により実施された前記複数の作業が規定の基準を満たす場合に、前記作業者により実施された前記複数の作業及び実施順序に対応する組合せに記述される確率を更新する請求項3に記載の判定装置。
  5. 前記報知決定部は、
    前記着手作業の実施により危険事象が発生する可能性を前記作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する請求項1に記載の判定装置。
  6. 前記抽出部は、
    前記作業者が2名以上いる場合に、各作業者の前記候補作業を組み合わせて得られる複数の組合せのうち、各作業者の前記候補作業が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性のある組合せを抽出組合せとして抽出し、
    前記報知決定部は、
    前記抽出部により抽出された前記抽出組合せに含まれる前記候補作業の各々が各作業者の前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出組合せに含まれる前記候補作業の各々が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性を各作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する請求項1に記載の判定装置。
  7. 前記報知決定部は、
    前記作業者が2名以上いる場合に、各作業者の前記着手作業が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性を各作業者及び前記作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する請求項1に記載の判定装置。
  8. 前記判定装置は、更に、
    前記報知決定部が前記危険事象発生可能性を報知することを決定した場合に、前記着手作業の実施に要する制御信号を無効化する制御信号無効化部を有する請求項1に記載の判定装置。
  9. 前記判定装置は、更に、
    前記着手作業が不明な場合に、前記着手作業を推定する作業推定部を有し、
    前記抽出部は、
    前記作業推定部により推定された前記着手作業に基づき前記抽出候補作業を抽出する請求項1に記載の判定装置。
  10. 前記作業者は、昇降機の作業を行う作業者であり、
    前記作業推定部は、
    前記昇降機のかごの位置が示されるかご位置情報と、前記作業者が実施した操作が示される作業者操作信号と、前記作業者の位置が示される作業者位置情報とに基づき、前記着手作業を推定する請求項9に記載の判定装置。
  11. 前記抽出部は、
    前記作業者の状態が特定の状態にあるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項1に記載の判定装置。
  12. 前記抽出部は、
    前記作業者が2名以上いる場合に、各作業者の前記候補作業を組み合わせて得られる複数の組合せのうち、2名以上いる作業者のうち少なくともいずれか1名の作業者が特定の状態にあるときに、各作業者の前記候補作業が並行して実施されることにより危険事象が発生する可能性のある組合せを前記抽出組合せとして抽出する請求項1に記載の判定装置。
  13. 前記抽出部は、
    前記作業者の視線方向が特定の方向であるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項11に記載の判定装置。
  14. 前記抽出部は、
    前記作業者の生理状態が特定の生理状態にあるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項11に記載の判定装置。
  15. 前記抽出部は、
    前記作業者の性格が特定の性格であるときに実施されると危険事象が発生する可能性のある候補作業を前記抽出候補作業として抽出する請求項11に記載の判定装置。
  16. コンピュータが、作業者が着手した着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である候補作業のうち、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業を抽出候補作業として抽出し、
    前記コンピュータが、抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する判定方法。
  17. 作業者が着手した着手作業の次に実施される可能性のある1つ以上の作業である候補作業のうち、実施により危険事象が発生する可能性のある候補作業を抽出候補作業として抽出する抽出処理と、
    前記抽出処理により抽出された前記抽出候補作業が前記着手作業の次に実施される確率に基づき、前記抽出候補作業の実施により危険事象が発生する可能性である危険事象発生可能性を前記作業者及び作業関係者のうち少なくともいずれか一方に報知するか否かを決定する報知決定処理とをコンピュータに実行させる判定プログラム。
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