JP2003238041A - 昇降機保全装置 - Google Patents

昇降機保全装置

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JP2003238041A JP2002036996A JP2002036996A JP2003238041A JP 2003238041 A JP2003238041 A JP 2003238041A JP 2002036996 A JP2002036996 A JP 2002036996A JP 2002036996 A JP2002036996 A JP 2002036996A JP 2003238041 A JP2003238041 A JP 2003238041A
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Masateru Nakano
政輝 中野
Akio Nakano
明男 中野
Mikio Nakai
幹夫 中井
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Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の損失金額を算出して昇降機の保全作業
を計画し、また顧客の望む保証内容に合わせて昇降機の
保全料金を算出できる昇降機保全装置の提供。 【解決手段】 昇降機保全センタ1は、昇降機が故障で
停止したときの顧客の損失金額を算出する損失金額算出
手段13と,保全料金を算出する保全料金算出手段15
と,部品の寿命解析と設定を行う部品寿命解析・設定手
段19と,部品交換周期と点検周期を設定する保全作業
設定手段22と,昇降機の稼働データを収集する稼働デ
ータ収集手段23と,保全作業実績データを収集する保
全作業実績収集手段24とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ,エス
カレータおよび動く歩道等の昇降機保全装置に係り、特
に、昇降機の保全計画を立案し保全料金を算出する昇降
機保全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベータ,エスカレータ,動く
歩道等の昇降機は,人を載せた状態で移動させるもので
あるため、長期間にわたって安定した動作特性を備える
とともに,十分に安全性が保たれるものではなければな
らない。このため,昇降機では定期的にまたは動作状況
に応じて点検,整備等の保守作業を行うことが必要であ
り,しかも,その昇降機の保守作業は特殊な作業が行わ
れることから,専門保守員がいる保守会社に依託される
ことが普通である。
【0003】従来,上記の昇降機の保守作業を行う場合
に,昇降機を保有する顧客と保守会社との間に保守料金
の取り決めは,大別して次に挙げる2種類の契約が行わ
れている。すなわち、その1つは長期間,例えば20年
間にわたる機器の動作保証,機器故障の対応,法定点検
および定期点検の全費用を月々に按分して支払う契約
(以下,この契約をフルメンテナンス契約という)であ
り,他の1つは,法定点検および定期点検代を含んでい
るだけで,機器故障や機器劣化時の交換部品代や,その
作業費をその保守作業が行われる都度支払う契約(以
下,この契約をPOG契約という)である。
【0004】これらの2種類の契約のうちフルメンテナ
ンス契約を行った場合は,長期間,例えば20年間の機
器動作保証,機器故障の対応,法定点検および定期点検
の全保全料金を月々に按分して支払うものであるため,
昇降機が故障する割合の少ない最初の10年間程度は顧
客側にとって保全料金が高すぎるのではないかという不
信感を与える恐れがある。一方,POG契約を行った場
合は,フルメンテナンス契約に比べて月々の支払いが少
なくなるものの,万一昇降機が故障したときや機器劣化
によって部品を交換する作業を行う際に,多額の保全料
金をまとめて支払わなければならない。したがって、昇
降機の保全料金について必ずしも顧客が納得できるもの
ではないという問題がある。また、これらのフルメンテ
ナンス契約およびPOG契約はいずれも昇降機の故障に
よる停止のために発生する物流の停止や,利用者への補
償等,および顧客に発生するリスクを考慮したものでは
ない。
【0005】このため,昇降機の稼働状況に応じて昇降
機の保全料金を算出する手段として,例えば,特開20
01−256380号公報に記載されているように、昇
降機の月平均走行時間と、昇降機の納入後の経過年数
と,保全商品の内容とに応じて保全料金を自動的に算出
し,さらに,昇降機の故障対応ランクをあらかじめ契約
時に締結し,昇降機の故障復旧時間が契約時間を超過し
た場合は保全料金の一部をペイバックするものが提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあっては、不特定多数が利用する駅に備えられ
た昇降機や,特定の人が利用する事務所ビルに備えられ
た昇降機、あるいは病院等に備えられた患者搬送用の昇
降機でも,これらの昇降機の用途に関わりなく一律の作
業計画で昇降機の保全作業を実施しており、顧客の望む
保証内容に応じて昇降機の保全作業計画や保全料金を設
定できないという問題がある。例えば、患者搬送用の昇
降機を保有する病院等では、患者搬送用の昇降機が故障
によって停止すると患者の命に関わる重大な問題も発生
する恐れがあり,故障にともなう昇降機の停止を最小に
なるように昇降機の保全作業計画を設定することが求め
られている。
【0007】また、昇降機用の部品の寿命は動作環境や
動作条件によって変わり,当初の設計寿命とは異なって
くる場合が一般的であるため,当初の設計寿命に基づく
時期に部品を交換すると、実際の寿命前に部品を交換し
たり,あるいは実寿命後の故障発生後に部品を交換する
場合があり,すなわち実状にそぐわないという問題があ
る。
【0008】本発明は,このような従来技術における実
情に鑑みてなされたもので,その主な目的は,昇降機の
停止にともなう顧客の損失金額を算出して昇降機の保全
作業を計画するとともに,顧客の望む保証内容に合わせ
て昇降機の保全料金を算出することのできる昇降機保全
装置を提供することにある。
【0009】また、その他の目的は、昇降機用部品の実
寿命に合った部品交換周期を設定することのできる昇降
機保全装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の昇降機保全装置は,各昇降機に通信回線を介
して接続される昇降機保全センタを有する昇降機保全装
置において、前記昇降機保全センタに通信回線を介して
接続される契約端末器と、前記昇降機に接続される保全
作業端末器とを備え、前記昇降機保全センタは,前記昇
降機が故障で停止したときの昇降機保有顧客の損失金額
を、共通データを用いて算出する損失金額算出手段と,
この損失金額算出手段に設けられる損失金額算出共通デ
ータベースと,前記損失金額に応じて保全作業計画を設
定する保全作業設定手段と,この保全作業設定手段に設
けられる保全計画共通データベースと,料金算出共通デ
ータを用いて所定の計算式に従って保全料金を算出する
保全料金算出手段と,この保全料金算出手段に設けられ
る料金算出共通データベースと、前記昇降機の部品の寿
命を解析,設定する部品寿命解析・設定手段と,前記昇
降機の稼働データを収集する稼働データ収集手段と,前
記稼働データを格納する顧客別稼働データファイルと,
前記昇降機の保全作業実績を収集する保全作業実績収集
手段と,前記昇降機の保全作業データを収納する顧客別
保全作業実績ファイルとを備えた構成にしてある。
【0011】このように構成した本発明では、昇降機が
故障で停止したときの顧客の損失金額を損失金額算出手
段により共通データを用いて算出し、この損失金額に応
じた昇降機の保全作業計画を保全作業設定手段により設
定して、設定された保全作業計画に基づき保全料金算出
手段により料金算出共通データを用いて所定の計算式に
従って保全料金を算出するので,昇降機の停止にともな
う顧客の損失金額を算出して昇降機の保全作業を計画す
るとともに,顧客の望む保証内容に合わせて昇降機の保
全料金を算出できる。また、昇降機の稼働データを稼働
データ収集手段で収集して顧客別稼働データファイルに
格納し、昇降機の保全作業実績を保全作業実績収集手段
で収集して顧客別保全作業実績ファイルに収納するの
で、部品寿命解析・設定に用いる稼働データや交換実績
データを常に最新のものに更新して最新の実寿命に合っ
た部品の交換周期を設定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,本発明の昇降機保全装置の
実施の形態を図に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係る昇降機保
全装置の全体構成を示すブロック図、図2は本実施形態
に設けられる昇降機保全センタのブロック図、図3は本
実施形態に設けられる管制センタのブロック図、図4は
図2の昇降機保全センタの主な動作を示すフローチャー
ト、図5は図3の管制センタの動作を示すフローチャー
ト、図6は図4の見積算出処理に含まれる未契約物件見
積作成処理を示すフローチャート、図7は図6の未契約
物件見積作成処理に含まれる損失金額算出処理を示すフ
ローチャート、図6の未契約物件見積作成処理に含まれ
る保全作業計画処理を示すフローチャート、図9は図6
の未契約物件見積作成処理に含まれる保全料金算出処理
を説明するフローチャート、図10は昇降機の稼働時間
の経過によって生ずる部品の交換度数を示す寿命分布
図、図11は図4の部品寿命解析・設定処理に含まれる
部品情報読み出し処理を示すフローチャート、図12は
部品寿命解析・設定処理を示すフローチャート、図13
は点検周期解析・設定処理を示すフローチャート、図1
4は図4の年度報告書作成処理に含まれる作業実績報告
書作成処理を示すフローチャート、図15は図4の年度
報告書作成処理に含まれる次年度作業計画書作成処理を
示すフローチャート、図16は稼働データ収集処理を示
すフローチャート、図17は保全作業実績収集処理を示
すフローチャート、図18は修理実績収集処理を示すフ
ローチャートである。
【0014】図1に示すAビル10aに設けられる昇降
機11aは、端末器12aを有し、同様に、Bビル10
bに設けられる昇降機11bも、端末器12bを有して
いる。
【0015】そして、本実施形態の昇降機保全装置は、
昇降機保全センタ1、管制センタ2、インターネット
(通信回線)3、イントラネット(内部通信回線)4、契約
端末器5、および保全作業端末器6a,6bから構成さ
れている。
【0016】昇降機保全センタ1は,通信手段7aを通
してインターネット3に接続され、他の通信手段7bを
通してイントラネット4に接続されている。同様に、管
制センタ2も、通信手段8aを通してインターネット3
に接続され,他の通信手段8bを通してイントラネット
4に接続されており、このイントラネット4には、昇降
機11a,11bの保守を担当する支社9aや営業所9
bも接続されている。契約端末器5,ビル10aの端末
器12a、およびビル10bの端末器12bはともにイ
ンターネット3に接続されており,保全作業端末器6
a,6bはそれぞれビル10aの端末器12aおよびビ
ル10bの端末器12bに接続されている。
【0017】図2に示すように昇降機保全センタ1は、
前述した通信手段7a,7bにバスライン32を介して
接続されるコンピュータ25を有し、このコンピュータ
25にバスライン32を介して算出部1aと,保全計画
部1bと、各昇降機11a,11bの稼働データをイン
ターネット3を介して収集する稼働データ収集手段23
と,各昇降機11a,11bの保全作業実績と修理作業
実績をインターネット3を介して収集する保全作業実績
収集手段24と,顧客別料金計算結果ファイル26と,
各昇降機11a,11bを所有する顧客のデータを格納
する顧客データベース27と,各昇降機11a,11b
の稼働データを格納する顧客別稼働データファイル28
aと,各昇降機11a,11bの保守作業データを収納
する顧客別保全作業実績ファイル28bと,各昇降機1
1a,11bの修理実績データを格納する顧客別修理実
績データファイル28cと,各昇降機11a,11bの
故障データを格納する顧客別故障情報ファイル28d
と,開示された部品寿命値を格納する部品寿命データフ
ァイル29と,開示された保全点検周期を格納する保全
仕様ファイル30と,内部操作端末器31とがそれぞれ
接続されている。また、この昇降機保全センタ1では、
顧客保全作業実績と修理作業実績と顧客別故障情報から
過去1年間の昇降機11a,11bの稼働状況および保
全作業実績報告書を出力するようになっている。
【0018】算出部1aは、昇降機11a,11bが故
障で停止したときの昇降機保有顧客の損失金額を,損失
金額算出共通データベース14を用いて算出する損失金
額算出手段13と,保全作業計画に基づき料金算出共通
データベース16を用いて所定の料金算出式に従い保全
料金を算出する保全料金算出手段15とを有している。
損失金額算出共通データベース14は,業種別売上高フ
ァイル14aと,業種別営業時間ファイル14bと,業
種別平均時間賃金ファイル14cと,業種別平均不稼働
時間ファイル14d,建物用途別昇降機利用率ファイル
14eと,業種別故障発生確率ファイル14fとからな
っており,料金算出共通データベース16は,基本スペ
ックファイル16aと,取引条件ファイル16bと,保
全グレードメニューファイル16cとからなっている。
損失金額算出手段13で用いられる損失金額計算式は,
昇降機11a,11bが停止していた時間から昇降機1
1a,11bの推定利用者数を算出して,利用者の該当
する業種の平均時間賃金と,推定利用者数を乗じた推定
利用者総数の合計賃金と,昇降機11a,11bの停止
時間に生じた売上減少高を合計し,損失金額を算出する
ようになっている。
【0019】保全計画部1bは、昇降機11a、11b
の部品寿命を解析,設定する部品寿命解析・設定手段1
9と,顧客の損失金額に応じて昇降機11a、11bの
保全グレードを選定し,顧客データベース27を用いて
保全作業計画を設定する保全作業設定手段22とからな
っており、部品寿命解析・設定手段19は、部品寿命解
析・設定体17および点検周期解析・設定体18から構
成され、保全作業設定手段22は、部品交換周期算出体
20および点検周期算出体21から構成されている。な
お、昇降機11a、11bの新設計部品を製作,適用す
ると,部品寿命値として設計から開示された寿命値を部
品寿命データファイル29に登録し,同様に保全点検周
期も設計から開示された周期を保全仕様ファイル30に
登録するようになっている。
【0020】図3に示すように管制センタ2は、前述し
た通信手段8a,8bと、これらの通信手段8a,8b
にバスライン37を介してそれぞれ接続されるコンピュ
ータ33,表示画面(表示部)34,緊急対応故障ラン
クファイル35,昇降機11a、11bの故障データを
インターネット3を介して収集して格納する顧客別故障
情報ファイル36とを有している。
【0021】〔昇降機保全センタ1の動作〕この実施形
態にあっては、昇降機保全センタ1により昇降機11
a,11bの見積算出処理P1,部品寿命解析・設定処
理P2,点検周期解析・設定処理P3、年間報告書作成
処理P4、稼働データ収集処理P5、保全作業実績収集
処理P6、および修理実績収集処理P7を行うようにな
っている。
【0022】〔見積算出処理P1〕見積算出処理P1で
は、図4に示すように手順S1として新規未契約物件が
発生すると自動的に起動し、対象となる顧客の未契約物
件見積書を作成して、手順S2として見積書の登録を行
った後,この一連の処理を終了する。
【0023】〔未契約物件の見積書作成処理〕次に、図
4の手順S1で実施される未契約物件の見積作成処理を
図6を用いて詳しく説明する。すなわち、図6の手順S
21として,対象とする顧客が未契約であるか否かを判
断し、その結果、未契約の顧客ではないと判断したとき
には一連の処理を終了し、一方、未契約の顧客であると
判断したとき次の手順S22に移行して対象とする顧客
の損失金額を計算する。次いで、手順S23として,算
出された対象顧客の損失金額を基に保全作業計画処理を
行い、手順S24として,手順S23で作成された保全
作業計画書に基づき保全料金の算出処理を行う。
【0024】〔損失金額算出処理〕さらに、図6の手順
S22で実施される損失金額算出処理を図7を用いて詳
しく説明する。すなわち、図7の手順S25として,対
象となる顧客の業種,建物用途,および昇降機の納入台
数などのスペックを顧客データベース27から読み出
し、手順S26として,顧客別稼働データファイル28
aから対象となる顧客の月当りの走行時間を読み出し,
手順S27として,損失金額算出共通データベース14
から対象となる顧客の業種の売上高,営業時間,従業員
の平均時間賃金,昇降機の故障による平均不稼働時間,
および故障発生確率を読み出す。次に,手順S28とし
て,手順S25,手順S26および手順S27で読み出
したデータを用いて対象となる顧客の損失金額を算出
し,この一連の処理を終了する。
【0025】〔保全作業計画処理〕図6の手順S23で
実施される保全作業計画処理を図8を用いて詳しく説明
する。すなわち、図8の手順S29として,顧客データ
ベース27から昇降機11a,11bの基本スペックを
読み出し,手順S30として,料金算出共通データベー
ス16の保全グレードメニューから,図7の手順S28
にて算出された対象の顧客の損失金額に応じたグレード
の保全データを読み出す。ここで、例えば、損失金額C
nが損失金額C1<損失金額C2<損失金額C3<損失
金額C4であるとき,これらの損失金額C1〜C4に応
じて,図10に示すように部品の交換周期T1〜T4に
設定されており,算出された損失金額C1のときに保全
点検周期を年6回とし,損失金額C2のとき保全点検周
期を年4回とし,損失金額C3のとき保全点検周期を年
2回とし,損失金額C4のとき保全点検周期を年1回と
する。なお、交換周期T1〜T4は部品によって変わ
り,その個々の部品の寿命データは部品寿命データファ
イル29に格納されている。
【0026】次いで,手順S31として,該当する顧客
の月当りの走行時間と保全グレードに基づき,保全作業
設定手段22の部品交換周期算出体20で部品寿命デー
タファイル29から対象部品の寿命データを読み出し,
例えば20年間の対象部品それぞれの交換周期を設定す
る。続いて,保全仕様ファイル30から該当部品の基本
点検周期を読み出し,保全作業設定手段22の点検周期
設定体21で各部品の点検周期を設定する。次に手順S
32として,手順S31の結果に基づき部品交換周期と
点検周期の保全作業計画書を作成し、手順S33とし
て,手順S32にて作成された保全作業計画書を顧客デ
ータベース27に格納して一連の処理を終了する。
【0027】〔保全料金算出処理〕図6の手順S24で
実施される保全料金算出処理を図9を用いて詳しく説明
する。すなわち、図9の手順S34として,顧客データ
ベース27から該当する顧客の昇降機の仕様と保全作業
計画書を読み出し,手順S35として,顧客別稼働デー
タファイル28aから該当する顧客の月当りの走行時間
を読み出す。続いて,手順S36として,手順S34と
手順S35で読み出されたデータを基に,点検回数,部
品交換回数,および交換部品数量を算出し,20年間の
機器補償費用と保全点検費用を算出し,さらに月当りに
按分した保全料金を算出して,次の手順S37で,算出
された保全料金を顧客別料金計算結果ファイル26に格
納して一連の処理を終了する。
【0028】〔部品寿命解析・設定処理P2〕また、部
品寿命解析・設定処理P2では、図4に示すように手順
S3として一定の期日,例えば月初めになると自動的に
起動し,対象となる部品を設定し,その部品の稼働デー
タや交換実績データなど関連する情報を選択して読み出
し、手順S4として選定された部品の寿命解析を行い寿
命値を再設定し,その結果を手順S5で登録した後、こ
の一連の処理を終了する。
【0029】〔部品情報読み出し処理〕さらに、図4の
手順S3で実施される部品情報読み出し処理を図11を
用いて詳しく説明する。すなわち、図11の手順S51
として一定期間毎に,例えば月初めに起動して解析する
部品を選定し,手順S52として,顧客別修理実績デー
タ28cから該当する部品を使用している全顧客の交換
までの稼働時間や稼働回数,交換理由および交換数量な
どの部品交換データを読み出し,手順S53として,顧
客別故障情報ファイル28dから,該当部品を使用して
いる全顧客の故障発生までの稼働時間や稼働回数,故障
原因故障部品に影響を与える他部品の稼働状況など該当
する部品の故障情報を読み出し,手順S54として,顧
客別稼働データファイル28aから,該当する部品を使
用している全顧客の部品稼働情報を読み出して一連の処
理を終了する。
【0030】〔部品寿命解析・設定処理〕さらに、図4
の手順S4で実施される部品寿命解析・設定処理を図1
2を用いて詳しく説明する。すなわち、図12の手順S
55として、図11の手順S51〜S54で読み出され
た各種データを基に該当する部品のワイブル解析を行
い、手順S56として,手順S55で算出されたワイブ
ル解析結果から,平均寿命値,標準偏差(σ),2σ,
および3σのそれぞれの値を算出し,平均寿命値,標準
偏差(σ),2σ,および3σのそれぞれの寿命時間ま
たは寿命回数を求めて一連の処理を終了する。このと
き,解析対象部品が複数ある場合には,対象部品数全て
を処理した後に終了する。この後,図4の手順S5で部
品寿命データファイル29に登録処理を行う。なお,再
設定した寿命値を登録する際,過去に部品寿命データフ
ァイル29に登録されたデータに上書きしても良いし,
または,寿命値の変遷を調査し,設計にフィードバック
して新たな部品の設計資料とするために,過去に部品寿
命データファイル29に登録された寿命データを残し,
新たに追加して登録しても良い。さらに,標準偏差
(σ),2σ,3σの寿命値は,任意の標準偏差値や,
信頼度50%,信頼度90%や,信頼度99%の他,任
意の信頼度点でも良い。
【0031】〔点検周期解析・設定処理P3〕また、点
検周期解析・設定処理P3では、図4に示すように手順
S6として一定の期日,例えば月初めになると自動的に
起動し,該当する部品の稼働データや交換実績データな
どの関連する情報を読み込み,手順S7として部品が寿
命に至るまでの劣化モードを多変量解析し点検周期を算
出して,その結果を手順S8で登録した後,この一連の
処理を終了する。なお、手順S4の部品寿命解析・設定
処理後に,手順S7にて点検周期解析・設定処理を実施
するときは,手順S6の部品情報読み出し処理を省略
し,手順S3で読み出した部品情報を用いて図4の手順
S7に移行しても良い。一方、点検周期解析・設定手順
を単独で処理するときは,図4の手順S6の部品情報読
み出し処理を行う。
【0032】〔点検周期解析・設定処理〕さらに、図4
の手順S7で実施される点検周期解析・設定処理を図1
3を用いて詳しく説明する。すなわち、図4の手順S3
ですでに部品情報が読み出されている場合、図13の手
順S57として、部品にかかる負荷,環境温度,湿度,
動作速度,および回転数などの稼働データを用いて多変
量解析して部品劣化パラメータを抽出し,手順S58と
して、抽出されたパラメータを基に稼働時間や稼働回数
などの稼働データから劣化傾向を抽出し,手順S59と
して、抽出した劣化傾向から寿命までの点検周期を設定
して一連の処理を終了する。このとき,対象部品が複数
ある場合には,部品交換周期の設定処理と同様に,対象
部品全てを処理した後に終了する。
【0033】〔年間報告書作成処理P4〕また,年間報
告書作成処理P4では、図4に示すように手順S9とし
て、一定の期日,例えば年度末になると自動的に起動
し,既契約顧客に対して過去1年間の作業実績報告書を
作成し,手順S10として次の1年間の作業計画書を作
成して,その結果を手順S11で登録した後,この一連
の処理を終了する。
【0034】〔作業実績報告書作成処理〕さらに、図4
の手順S9で実施される作業実績報告書作成処理を図1
4を用いて詳しく説明する。すなわち、図14の手順S
60として,年度末になると自動的に起動し,顧客デー
タベース27から該当する顧客の昇降機の仕様を読み出
し,手順S61として顧客別保全作業実績データファイ
ル28bから過去1年間の保全作業実績データを読み出
し,手順S62として顧客別修理実績データファイル2
8cから過去1年間の修理作業実績データを読み出し,
手順S63として,顧客別故障情報ファイル28dから
過去1年間の故障情報を読み出し,手順S64として年
間作業実績報告書を作成して一連の処理を終了する。
【0035】〔次年度作業計画書作成処理〕図4の手順
S10で実施される次年度作業計画書作成処理を図15
を用いて詳しく説明する。すなわち、図15の手順S6
5として,顧客データベース27から該当する顧客の昇
降機仕様を読み出し,手順S66として顧客別稼働デー
タファイル28aから該当する昇降機の稼働データを読
み出し,手順S67として顧客別データベース27から
保全料金算出処理で算出した保全作業計画を読み出し,
手順S68として,該当する顧客の稼働実績に応じた次
年度1年間の作業計画書を作成して一連の処理を終了す
る。
【0036】〔稼働データ収集処理P5〕また,稼働デ
ータ収集処理P5では、図16に示すように手順S90
として所定の期日、例えば月初めに自動的に起動し、手
順S91として昇降機11a,11bから稼動データを
収集して、手順S92として稼動データを顧客別稼動デ
ータファイル28aに格納し、手順S93として顧客別
稼動データの当月分走行時間を求めて顧客データベース
27に格納する。
【0037】〔保全作業実績収集処理P6〕また,保全
作業実績収集処理P6では、図17に示すように昇降機
11a,11bの保全作業完了後に、手順S94として
保全作業端末器6a,6bから作業実施入力を行い、手
順S95として保全作業実績を顧客別保全作業実績ファ
イル28bに格納する。
【0038】〔修理実績収集処理P7〕また,修理実績
収集処理P7では、図18に示すように昇降機11a,
11bの保全作業完了後に、手順S96として保全作業
端末器6a,6bから作業実施入力を行い、手順S95
として修理実績を顧客別修理実績データファイル28c
に格納する。
【0039】〔管制センタ2による故障対応処理やその
他の処理〕また,管制センタ2では、図5に示す手順に
したがって故障対応処理やその他の処理を行うようにな
っている。すなわち、手順S12として周期的に起動し
昇降機11a、11bのいずれかからの故障発報に対し
て,保守作業員に故障した昇降機に対する復旧処理指示
を行い、手順S13として昇降機の故障した部品や,故
障原因,復旧時間,および交換部品数量等の情報を収集
して,顧客別故障情報ファイル36に格納し,この一連
の処理が終了する。さらに,顧客別故障情報ファイル3
6に格納された情報は,一定期間,例えば月末に昇降機
保全センタ1へ月毎の故障情報データとして転送し,昇
降機保全センタ1の顧客別故障情報ファイル28dへ格
納する。なお,昇降機保全センタ1への故障情報データ
の転送は日毎でも良い。
【0040】〔保全作業計画書と保全料金の出力処理〕
昇降機保全センタ1の顧客別料金計算結果ファイル26
に格納された保全料金、および顧客データベース27に
格納された対象顧客の保全作業計画書は,インターネッ
ト3を介して契約端末器5で読み出したり、イントラネ
ット4を介して営業所9bの端末器(図示なし)でも読
み出すことにより、顧客へ保全作業計画書と保全料金を
出力するようになっている。
【0041】このように構成した実施形態の昇降機保全
装置では,昇降機11a,11bの停止にともなう顧客
の損失金額を算出して昇降機11a,11bの保全作業
を計画することができるとともに,稼働環境や稼働状況
を考慮した最新のデータを用いて,建物の用途に応じた
きめ細かい保全点検作業を計画することができる。
【0042】また、本実施形態の昇降機保全装置では,
損失金額算出手段13により所定の算出式を用いて昇降
機11a,11bの稼働状況と,当該業種の売上高,当
該業種の営業時間,昇降機11a,11bの利用率から
損失金額を算出するようにしたので,昇降機11a,1
1bの稼働状況や,当該業種の売上高に見合った損失金
額が求められることから,同一顧客でも建物の用途が異
なる場合はそれに応じた保全作業内容となり,顧客の保
証内容に沿った昇降機11a,11bの保全料金を算出
することができる。
【0043】また、本実施形態の昇降機保全装置では,
部品の稼働データや故障情報や交換実績を定期的に収集
して解析し,保全グレードに応じて部品の交換周期を決
定するので、最新のデータを用いて部品の実寿命に合っ
た部品の交換周期を設定することができる。
【0044】また、本実施形態の昇降機保全装置では,
該当する顧客の最新稼働データを用いて既契約顧客へ提
出する次年度1年間の保全作業計画を設定するため,顧
客の稼働状況に沿った次年度作業計画書を提出できる。
【0045】なお,上記実施形態では,見積算出処理P
1,部品寿命解析・設定処理P2,点検周期解析・設定
処理P3および年間報告書作成処理P4を周期的に自動
起動するようにしたが、本発明はこれに限らず、バスラ
イン32で接続されている内部端末器31の操作により
起動するようにしてもよい。
【0046】さらに、上記実施形態では,顧客データベ
ース27により,保全作業設定手段22で用いられる保
全計画共通データベースが構成されている。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
昇降機の停止にともなう顧客の損失金額を算出して昇降
機の保全作業を計画できるとともに,昇降機の用途によ
って顧客の望む保証内容に合わせて昇降機の保全料金を
算出できる。したがって、顧客間に不公平感を生じない
保全作業計画と保全料金を顧客に提示でき、これらの保
全計画や保全料金について顧客の満足が得られるという
効果がある。また、昇降機の部品寿命の解析・設定に用
いる稼働データや交換実績データは、常に最新のものに
更新されているため,昇降機用部品の実寿命に合った部
品の交換周期を設定することができる。したがって、部
品の実寿命に応じて適切な時期に部品交換を行えるの
で、部品の交換時期が早過ぎて部品が無駄になること
や、逆に部品の交換時期が遅過ぎて部品寿命により昇降
機が故障することを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る昇降機保全装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に設けられる昇降機保全センタのブ
ロック図である。
【図3】本実施形態に設けられる管制センタのブロック
図である。
【図4】図2の昇降機保全センタの主な動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3の管制センタの動作を示すフローチャート
である。
【図6】図4の見積算出処理に含まれる未契約物件見積
作成処理を示すフローチャートである。
【図7】図6の未契約物件見積作成処理に含まれる損失
金額算出処理を示すフローチャートである。
【図8】図6の未契約物件見積作成処理に含まれる保全
作業計画処理を示すフローチャートである。
【図9】図6の未契約物件見積作成処理に含まれる保全
料金算出処理を説明するフローチャートである。
【図10】昇降機の稼働時間の経過によって生ずる部品
の交換度数を示す寿命分布図である。
【図11】図4の部品寿命解析・設定処理に含まれる部
品情報読み出し処理を示すフローチャートである。
【図12】部品寿命解析・設定処理を示すフローチャー
トである。
【図13】点検周期解析・設定処理を示すフローチャー
トである。
【図14】図4の年度報告書作成処理に含まれる作業実
績報告書作成処理を示すフローチャートである。
【図15】図4の年度報告書作成処理に含まれる次年度
作業計画書作成処理を示すフローチャートである。
【図16】稼働データ収集処理を示すフローチャートで
ある。
【図17】保全作業実績収集処理を示すフローチャート
である。
【図18】修理実績収集処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 昇降機保全センタ 1a 算出部 1b 保全計画部 2 管制センタ 3 インターネット(通信回線) 4 イントラネット(内部通信回線) 5 契約端末器 6a,6b 保全作業端末器 7a,7b 通信手段 8a,8b 通信手段 9a 支社 9b 営業所 10a,10b ビル 11a,11b 昇降機 12a,12b 端末器 13 損失金額算出手段 14 損失金額算出共通データベース 15 保全料金算出手段 16 料金算出共通データベース 17 部品寿命解析・設定体 18 点検周期解析・設定体 19 部品寿命解析・設定手段 20 部品交換周期算出体 21 点検周期算出体 22 保全作業設定手段 23 稼働データ収集手段 24 保全作業実績収集手段 25 コンピュータ 26 顧客別料金計算結果ファイル 27 顧客データベース(保全計画共通データベース) 28a 顧客別稼働データファイル 28b 顧客別保全作業実績データ 28c 顧客別修理実績データ 28d 顧客別故障情報ファイル 29 部品寿命データファイル 30 保全仕様ファイル 31 内部端末器 32 バスライン 33 コンピュータ 34 表示画面(表示部) 35 緊急対応故障ランク別ファイル 36 顧客別故障情報ファイル 37 バスライン
フロントページの続き (72)発明者 中井 幹夫 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F304 BA26 EA17 EA22 ED16

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各昇降機に通信回線を介して接続される
    昇降機保全センタを有する昇降機保全装置において、 前記昇降機保全センタに通信回線を介して接続される契
    約端末器と、前記昇降機に接続される保全作業端末器と
    を備え、 前記昇降機保全センタは,前記昇降機が故障で停止した
    ときの昇降機保有顧客の損失金額を、共通データを用い
    て算出する損失金額算出手段と,この損失金額算出手段
    に設けられる損失金額算出共通データベースと,前記損
    失金額に応じて保全作業計画を設定する保全作業設定手
    段と,この保全作業設定手段に設けられる保全計画共通
    データベースと,料金算出共通データを用いて所定の計
    算式に従って保全料金を算出する保全料金算出手段と,
    この保全料金算出手段に設けられる料金算出共通データ
    ベースと、前記昇降機の部品の寿命を解析,設定する部
    品寿命解析・設定手段と,前記昇降機の稼働データを収
    集する稼働データ収集手段と,前記稼働データを格納す
    る顧客別稼働データファイルと,前記昇降機の保全作業
    実績を収集する保全作業実績収集手段と,前記昇降機の
    保全作業データを収納する顧客別保全作業実績ファイル
    とを備えたことを特徴とした昇降機保全装置。
  2. 【請求項2】 前記損失金額算出手段に,業種毎の平均
    売上高と,業種毎の平均労働時間賃金と,昇降機の建物
    用途別利用率と,業種毎の平均営業時間とを収納する損
    失金額算出共通データベースを備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の昇降機保全装置。
  3. 【請求項3】 前記損失金額計算式により,前記昇降機
    が停止していた時間から前記昇降機の推定利用者数を算
    出して,利用者の該当する業種の平均時間賃金と,推定
    利用者数を乗じた推定利用者総数の合計賃金と,前記昇
    降機の停止時間に生じた売上減少高とを合計して損失金
    額を算出するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の昇降機保全装置。
  4. 【請求項4】 前記保全作業設定手段は,顧客の損失金
    額に応じて前記昇降機の保全グレードを選定し,保全点
    検回数と部品交換周期を算出して前記保全作業計画を設
    定することを特徴とする請求項1に記載の昇降機保全装
    置。
  5. 【請求項5】 前記保全料金算出手段は,前記保全作業
    計画に基づき保全料金を算出することを特徴とする請求
    項1に記載の昇降機保全装置。
  6. 【請求項6】 前記部品寿命解析・設定手段は,部品の
    稼働情報と部品の交換実績と部品の故障情報とに基づき
    部品の寿命を解析して予定寿命を設定することを特徴と
    する請求項1に記載の昇降機保全装置。
  7. 【請求項7】 前記保全作業実績収集手段は,前記昇降
    機で実施された保全作業データと修理作業データを通信
    回線を介して収集するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の昇降機保全装置。
  8. 【請求項8】 前記昇降機保全センタに内部通信回線を
    介して接続されるとともに前記昇降機に通信回線を介し
    て接続される管制センタを有し、この管制センタに、前
    記昇降機の故障データを収集して格納する顧客別故障情
    報ファイルを設け,前記管制センタから通信回線を介し
    て伝送される故障データを格納する他の顧客別故障情報
    ファイルを、前記昇降機保全センタに備えたことを特徴
    とする請求項1に記載の昇降機保全装置。
  9. 【請求項9】 前記昇降機保全センタは,顧客保全作業
    実績と修理作業実績と顧客別故障情報とに基づいて,過
    去1年間の前期昇降機の稼働状況と保全作業実績報告書
    を出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の昇降機保全装置。
  10. 【請求項10】 前記昇降機保全センタは,顧客の昇降
    機の保全作業計画と前記昇降機の稼働情報とに基づい
    て,今後1年間の保全作業予定を算出し保全作業計画書
    として出力するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の昇降機保全装置。
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