JP7005386B2 - 機械式格納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機械式格納装置に関するものである。
従来から、スラットコンベヤを用いた機械式駐車装置が知られている(例えば、特許文献1)。
スラットコンベヤを用いた機械式駐車装置は一般に、所定方向に延びた走行レーンを走行し車両を搬送する搬送装置と、走行レーンに沿って複数設けられて車両を格納する格納棚とを備え、搬送装置及び格納棚の両方に、スラットコンベヤが設けられている。そして、それぞれに設けられたスラットコンベヤを用いて、搬送装置と格納棚との間で車両の受け渡しを行っている。
特開平9-279885号公報
上述のようなスラットコンベヤを用いた機械式駐車装置では、搬送装置側にはスラットコンベヤを駆動する駆動装置が設けられているが、収納棚側には駆動装置が設けられていないものがある。このような装置では、歯車式クラッチ機構等によって、搬送装置側に設けられた駆動装置と格納棚に設けられたスラットコンベヤとを連結することで、格納棚に設けられたスラットコンベヤに駆動力を伝達している。
搬送装置に設けられた駆動装置と格納棚に設けられたスラットコンベヤとを連結する際に、搬送装置に設けられたスラットコンベヤと格納棚に設けられたスラットコンベヤとの間で、位相ずれが発生することがある。したがって、一般に、格納棚に設けられたスラットコンベヤでは、コンベヤの全周にスラットを設けることで、何れの状態でも車両を載置可能としている。
しかしながら、車両と接触していないスラットは、機能的には本来不要であるので、このような機能的に不要であるスラットを設けることで、コストが増大してしまう可能性があった。
なお、このような問題は、機械式駐車装置のみに起こり得る問題ではなく、スラットコンベヤを用いた装置では、車両以外を格納する機械式格納装置であっても起こり得る。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被格納物をスラット上に載置することができるとともに、製造コストを低減することができる機械式格納装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の機械式格納装置は以下の手段を採用する。
本発明の第1態様に係る機械式格納装置は、周方向の一部のみにスラットが設けられた格納棚側スラットコンベヤを有し、該格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に被格納物を載置することで前記被格納物を格納する格納棚と、駆動装置によって駆動する搬送装置側スラットコンベヤを有し、該搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載した前記被格納物を前記格納棚に搬送する搬送装置と、前記格納棚側スラットコンベヤの前記スラットの位置を検出する検出部と、前記スラットの(前記格納棚に前記被格納物が格納されていない状態における)第1適正位置を記憶する記憶部及び前記検出部が検出した前記スラットの位置と前記第1適正位置とのずれ量を導出する導出部と、前記搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載された前記被格納物が前記ずれ量に応じた距離移動するように前記駆動装置を制御する駆動制御部と、を有する制御部と、を備え、前記被格納物が前記ずれ量に応じて移動した状態で、前記格納棚側スラットコンベヤと前記搬送装置側スラットコンベヤとを連結するとともに、前記格納棚側スラットコンベヤ及び前記搬送装置側スラットコンベヤを駆動させることで、前記搬送装置側スラットコンベヤ上の前記被格納物を前記格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に移送する。
上記構成では、被格納物を格納棚に格納する際に、搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載された被格納物を、検出したスラットの位置と適正位置とのずれ量に応じて移動させている。これにより、搬送装置側スラットコンベヤから格納棚側スラットコンベヤに被格納物を移送する際に、搬送装置側スラットコンベヤ上を移動する被格納物が、搬送装置側スラットコンベヤの格納棚側の端部に到達したときに、格納棚側スラットコンベヤのスラットの位置を、被格納物を受け取り可能な位置とすることができる。したがって、格納棚側スラットコンベヤの一部のみにスラットを設けた構成においても、確実に被格納物をスラット上に載置することができる。
このように格納棚側スラットコンベヤの一部のみにスラットを設けた構成とすることで、格納棚スラットコンベヤの全周にスラットを設ける構成と比較して、スラットの少ない簡易な構成とすることができる。これにより、格納棚側スラットコンベヤを容易に製造できるとともに、製造コストを低減することができる。また、スラットのメンテナンスを容易化することができる。
また、本発明の第1態様に係る機械式格納装置は、前記検出部は、前記スラットとの周方向の距離を一定に維持するように前記格納棚側スラットコンベヤに設けられた第1検知板及び前記搬送装置の所定位置に設けられて前記第1検知板との距離を計測する第1センサを有し、前記第1センサが計測した前記第1検知板と該第1センサとの距離に基づいて前記スラットの位置を検出し、前記第1検知板は、前記格納棚側スラットコンベヤの幅方向の略全域から突出するように設けられていてもよい。
上記構成では、検出部が、スラットとの周方向の距離を一定に維持するように配置された第1検知板及び第1検知板との距離を計測する第1センサを有している。第1検知板とスラットとの距離は一定であるので、第1検知板との距離を測定することで、スラットの位置を検出することができる。
また、第1検知板は、格納側スラットコンベヤの幅方向の全域から突出するように設けられている。このように、第1センサが距離を測定する対象となる検知板を比較的大きく形成しているので、容易かつ確実にスラットの位置を検出することができる。よって、例えば、センサが検知する検知対象が小さい場合、搬送用装置が格納棚に被格納物を格納する際に通常停止する位置とずれた位置に停止したときには、センサが検知対象を検知することができない可能性があるが、上記構成では、第1検知板を比較的大きく形成しているので、搬送用装置が通常の位置とずれた位置で停止したときであっても、第1センサによって第1検知板を検知し、距離を測定することができる。
また、本発明の第1態様に係る機械式格納装置は、前記検出部は、前記スラットとの周方向の距離を一定に維持するように前記格納棚側スラットコンベヤに設けられた第2検知板及び前記搬送装置の所定位置に設けられて前記第2検知板との距離を計測する第2センサを有し、前記第2センサが計測した前記第2検知板と該第2センサとの距離によって前記スラットの位置を検出し、前記第2センサは、前記搬送装置の前記被格納物が搭載される面と反対側の面に設けられるとともに、前記格納棚側スラットコンベヤの前記被格納物が載置される面と反対側の面に位置する前記第2検知板との距離を計測し、前記記憶部は、前記スラットの第2適正位置を記憶していて、前記導出部は、前記検出部が検知した前記スラットの位置と前記第2適正位置とのずれ量を導出し、前記制御部は、前記搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載された前記被格納物が、前記スラットの位置と前記第2適正位置とのずれ量に応じた距離移動するように前記駆動装置を制御してもよい。
上記構成では、第2センサが、搬送装置の被格納物が搭載される面と反対側の面に設けられるとともに、格納棚側スラットコンベヤの被格納物が載置される面と反対側の面に位置する第2検知板との距離を計測している。これにより、例えば、すでに格納棚に被格納物が格納されている状態においても、スラットの位置を検出することができるので、スラットのずれ量を導出することができる。したがって、すでに格納棚に被格納物が格納されている状態においても、搬送装置側スラットコンベヤから格納棚側スラットコンベヤに被格納物を移送する際に、搬送装置側スラットコンベヤ上を移動する被格納物が、搬送装置側スラットコンベヤの格納棚側の端部に到達したときに、格納棚側スラットコンベヤのスラットの位置を、被格納物を受け取り可能な位置とすることができるので、確実に被格納物をスラット上に載置できる。
よって、格納棚側スラットコンベヤの一部のみにスラットを設けた構成とするとともに、格納棚に複数の被格納物を格納することができる。
本発明の第2態様に係る機械式格納装置は、周方向の一部のみにスラットが設けられた格納棚側スラットコンベヤを有し、該格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に被格納物を載置することで前記被格納物を格納する格納棚と、駆動装置によって駆動する搬送装置側スラットコンベヤを有し、該搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載した前記被格納物を前記格納棚に搬送する搬送装置と、前記搬送装置の上面に設けられ、前記格納棚側スラットコンベヤの上面に沿うように検知光を投光する第1光電センサ部材と、前記搬送装置の下面に設けられ、前記格納棚側スラットコンベヤの下面に沿うように検知光を投光する第2光電センサ部材と、前記格納棚側スラットコンベヤの所定位置に設けられる検知板と、を備え、前記検知板は、前記スラットが適正位置に位置する場合に、前記格納棚側スラットコンベヤの側面に位置するように配置されており、前記第1光電センサ部材及び前記第2光電センサ部材が前記検知板を検知しない場合に、前記格納棚側スラットコンベヤと前記搬送装置側スラットコンベヤとを連結するとともに、前記格納棚側スラットコンベヤ及び前記搬送装置側スラットコンベヤを駆動させ、前記搬送装置側スラットコンベヤ上に載置されている前記被格納物を前記格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に移送する。
上記構成では、検知板が、スラットが適正位置に位置する場合に、格納棚側スラットコンベヤの側面に位置するように配置されている。すなわち、スラットが適正位置に位置している場合には、第1光電センサ部材及び第2光電センサ部材が検知板を検知しない。これにより、スラットが適正位置に位置しているか否かを判断することができる。また、前記第1光電センサ部材及び第2光電センサ部材が検知板を検知しない場合に、搬送装置側スラットコンベヤ上に載置されている被格納物を格納棚側スラットコンベヤのスラット上に移送している。換言すれば、スラットが適正位置に位置している場合に、被格納物の移送を行っている。したがって、搬送装置側スラットコンベヤ上を移動する被格納物が、搬送装置側スラットコンベヤの格納棚側の端部に到達したときに、格納棚側スラットコンベヤのスラットの位置を、被格納物を受け取り可能な位置とすることができる。したがって、格納棚側スラットコンベヤの一部のみにスラットを設けた構成においても、確実に被格納物をスラット上に載置することができる。
このように格納棚側スラットコンベヤの一部のみにスラットを設けた構成とすることで、格納棚スラットコンベヤの全周にスラットを設ける構成と比較して、スラットの少ない簡易な構成とすることができる。これにより、格納棚側スラットコンベヤを容易に製造できるとともに、製造コストを削減することができる。
また、光電センサ部材は、超音波センサ等の距離を測定可能なセンサと比較して、比較的安価であるので、上記構成とすることで、製造コストを低減することができる。
本発明によれば、被格納物をスラット上に載置することができるとともに、製造コストを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図であって、(a)は模式的な正面図であって、(b)は模式的な平面図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図であって、(a)は模式的な正面図であって、(b)は模式的な平面図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図であって、(a)は模式的な正面図であって、(b)は模式的な平面図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図であって、(a)は模式的な正面図であって、(b)は模式的な平面図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図であって、(a)は模式的な正面図であって、(b)は模式的な平面図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図であって、(a)は模式的な正面図であって、(b)は模式的な平面図である。 図1から図6の機械式駐車装置のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る機械式駐車装置の制御装置が行う車両格納処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る機械式駐車装置の車両格納時の動作を示す図である。
以下に、本発明に係る機械式格納装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。以下の説明において、前後方向とは、車両2の前後方向を意味し、左右方向は、車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図8を用いて説明する。
本実施形態では、本発明に係る機械式格納装置を、車両(被格納物)2を格納する機械式駐車装置1に適用する例について説明する。
本実施形態に係る機械式駐車装置(機械式格納装置)1は、複数階の駐車フロアを有しており、車両2の入庫を行う入庫バース(図示省略)と、車両2の出庫を行う出庫バース(図示省略)と、入庫バース及び出庫バースと各駐車フロアとの間で車両2の昇降を行うリフト(図示省略)と、を具備している。また、図1に示すように、各駐車フロアには、車両2が格納される多数の格納棚3と、リフトと格納棚3との間を走行し車両2を搬送する搬送台車(搬送装置)4と、が設けられている。すなわち、本実施形態に係る機械式駐車装置1は、いわゆる平面往復式の駐車装置である。
また、機械式駐車装置1は、各種機器を制御する制御装置(制御部)5を備えている(図7参照)。
入庫バース、出庫バース及びリフトには、スラットコンベヤが設けられており、各スラットコンベヤは独立した駆動機構によって駆動されるようになっている。入庫バースからリフトへの車両2の移送、及び、リフトから出庫バースへの車両2の移送は、各スラットコンベヤ上に載置された車両2を駆動機構からの駆動力により横行させることで行われる。また、リフトと搬送台車4との車両2の受け渡しも、各スラットコンベヤ上に載置された車両2を駆動機構からの駆動力により横行させることで行われる。
各駐車フロアには、水平方向であって、かつ、一方向(本実施形態では、搬送台車4に搭載された車両2の前後方向)に直線状に延びた走行レーン(図示省略)が設けられている。走行レーンは、搬送台車4が走行可能となるように構成されている。また、走行レーンの両側には車両2を格納する格納棚3が走行レーンに沿うように並んで設けられている。
次に、搬送台車4及び格納棚3について、図1等を用いて詳細に説明する。
搬送台車4は、上述のように走行レーンに沿って走行可能であるとともに、各格納棚3に並ぶように走行レーン上で停止可能に構成されている。また、搬送台車4は、搭載した車両2をリフトから格納棚3に搬送する搭載した車両2を格納棚3からリフトに搬送する。
搬送台車4は、走行レーンに対してスライド移動可能に支持される本体部7と、本体部7に対して支持されていて、車両2の前輪が載置される第1搬送台車スラットコンベヤ(搬送装置側スラットコンベヤ)8と、本体部7に対して支持されていて車両2の後輪が載置される第2搬送台車スラットコンベヤ(搬送装置側スラットコンベヤ)9と、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9を駆動する駆動装置10と、駆動装置10の駆動力を格納棚3に設けられたスラットコンベヤ(詳しくは後述する)に伝達するクラッチ機構11と、超音波の送受信を行う超音波センサ(第1センサ)12と、を備えている。
第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9は、同様の構造を有するため、第1搬送台車スラットコンベヤ8の構造の説明のみを行い、第2搬送台車スラットコンベヤ9の構造の説明は省略する。
第1搬送台車スラットコンベヤ8は、走行レーンの延在方向に延びる2本のローラ13と、2本のローラ13の前端及び後端に巻かれる2本のチェーン14と、2本のチェーン14を架設するように設けられる複数のスラット15と、を有する。2本のローラ13は、左右方向に所定距離離間して配置されている。2本のローラ13のうちの1本は駆動装置10に連結されている。また、複数のスラット15は、チェーン14の周方向の全域に亘って設けられている。
ローラ13は、駆動装置10の駆動力によって、走行レーンの延在方向に延びる中心軸を中心に回転する。ローラ13が回転することで、チェーン14がローラ13に従動して回転する。また、チェーン14の回転に伴って、チェーン14に設けられているスラット15が移動する。このとき、スラット15は、車両2が載置される面において、車幅方向に移動する。このようにして、第1搬送台車スラットコンベヤ8上に載置されている車両2は、横行(すなわち、車幅方向への移動)可能となっている。
駆動装置10は、第1搬送台車スラットコンベヤ8と第2搬送台車スラットコンベヤ9との間の本体部7に設けられ、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9のローラ13と連結されている。駆動装置10は、ローラ13を両方向に回転可能とされている。すなわち、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9に載置されている車両2を、左右方向のどちらにも横行可能とされている。駆動装置10には、駆動力を第1搬送台車スラットコンベヤ8、第2搬送台車スラットコンベヤ9及びクラッチ機構11に伝達する連結部16が係合している。
クラッチ機構11は、歯車式のクラッチ機構11であって、連結部16によって駆動装置10と連結されている。また、クラッチ機構11は、アーム(図示省略)が駆動することによって、格納棚3側に配置された伝達部17と連結可能な構成とされ(図2(b)参照)、駆動装置10の駆動力を伝達部17に伝達可能とされている。クラッチ機構11は、第1搬送台車スラットコンベヤ8よりも前方部分の本体部7に設けられている。
超音波センサ12は、図1に破線矢印で示すように、送波器(図示省略)により超音波を対象物(本実施形態では、後述する検知板24)に向け発信するとともに、対象物からの反射波を受波器で受信することにより、対象物までの距離を検出する。本実施形態の超音波センサ12は、搬送台車4が格納棚3に並んで停止した状態において、超音波センサ12と検知板24との距離を計測している。
超音波センサ12は、第2搬送台車スラットコンベヤ9よりも後方部分の本体部7に設けられている。本実施形態の超音波センサ12は、搬送台車4の上面に沿うように超音波を発信するとともに、検知板24の前後方向の延在方向に対して、傾斜する角度で超音波を発信している。超音波センサ12は、計測したデータを制御装置5に送信している。
格納棚3は、機械式駐車装置1に対して固定されている本体部21と、本体部21に対して支持されていて車両2の前輪が載置される第1格納棚スラットコンベヤ(格納棚側スラットコンベヤ)22と、本体部21に対して支持されていて車両2の後輪が載置される第2格納棚スラットコンベヤ(格納棚側スラットコンベヤ)23と、搬送台車4に設けられたクラッチ機構11と連結する伝達部17と、超音波センサ12の検知対象物である検知板24と、を備えている。なお、格納棚3には、各スラットコンベヤを駆動する駆動装置は設けられていない。
第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23は、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9と略同様の構造を有するため、構造が異なる部分のみを説明し、その他の説明は省略する。
第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2格納棚スラットコンベヤ23は、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9とは異なり、ローラ26が伝達部17に連結されている。第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2格納棚スラットコンベヤ23は、伝達部17を介して伝達される駆動装置10の駆動力によって駆動する。
また、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23には、チェーン27の周方向の全域に亘ってスラット28が設けられていない点で、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9と構造が異なる。第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2格納棚スラットコンベヤ23には、チェーン27の周方向の一部にのみスラット28が設けられている。
詳細には、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2格納棚スラットコンベヤ23は、チェーン27に対してスラット28が連続的に設けられる領域(以下、「スラット設置領域」という。)のチェーン周方向の長さが、2本のローラ26の離間距離よりも若干長くなっている。換言すれば、スラット設置領域のチェーン周方向の長さが、車両2の載置面の車幅方向の長さよりも若干長くなっている。また、第1格納棚スラットコンベヤ22は、スラット設置領域以外の領域には、スラット28が設置されていない。
また、第2格納棚スラットコンベヤ23には、検知板(第1検知板)24が設けられている。
検知板24は、板状の部材であって、第2格納棚スラットコンベヤ23のスラット設置領域以外の領域に設けられている。本実施形態では、スラット設置領域以外の領域のチェーン周方向の略中央に設けられている。検知板24は、第2格納棚スラットコンベヤ23の幅方向(すなわち、前後方向)の略全域から、チェーン27に対して垂直方向に突出するように設けられている。また、検知板24は、スラット28との周方向の距離を一定に維持するように設けられている。
検知板24は、チェーン27に対して固定されており、チェーン27に従動する。検知板24は、チェーン27に直接固定されてもよく、また、チェーン27に検知板固定用のスラットを設けて、この検知板固定用のスラットに固定されてもよい。第2格納棚スラットコンベヤ23は、スラット設置領域以外の領域に、基本的にスラット28は設けられていないが、検知板固定用のスラットを設けた場合には、検知板固定用のスラットのみが設けられることとなる。
検知板24は、上述の超音波センサ12から発信される超音波を反射する。超音波センサ12は、反射した超音波を受信することで、超音波センサ12と検知板24との距離を計測することができる。
伝達部17は、搬送台車4に設けられたクラッチ機構11と連結可能に構成されている(図2(b)参照)。伝達部17は、第1格納棚スラットコンベヤ22よりも前方部分の本体部21に設けられている。
伝達部17には、伝達部17の駆動力を第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23に伝達する連結部29が係合している。
制御装置5は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
制御装置5は、図7に示すように、駆動装置10及びクラッチ機構11を制御する。また、制御装置5は、超音波センサ12から出力されたデータ(超音波センサ12と検知板24との距離)に基づいて検知板24の位置(チェーン27に対する検知板24の位相)を検出する検出部31と、格納棚3に車両2が格納されていない状態における検知板24の適正位置を記憶する記憶部32と、検出部31によって検出された検知板24の位置と記憶部32に記憶された検知板24の適正位置とのずれ量εを導出する導出部33と、導出部33によって導出されたずれ量εに応じて駆動装置10を制御する駆動制御部34と、を有する。
検出部31は、超音波センサ12と検知板24との距離に基づいて、検知板24の位置を検出している。超音波センサ12及び検知板24によって、超音波センサ12と検知板24との距離を計測することで、第2格納棚スラットコンベヤ23におけるスラット設置領域の位置(スラット28の位置)を特定することができる。詳細には、超音波センサ12は、搬送台車4に固定されているので、超音波センサ12と検知板24との距離を計測することで、第2格納棚スラットコンベヤ23における検知板24の位置を検出することができる。また、検知板24及びスラット28は、ともにチェーン27に対して固定されているので、検知板24とスラット設置領域とのチェーン回転軌道上における相対距離は変化しない。したがって、スラット設置領域は、検知板24から所定の相対距離だけ離間した位置に常に位置しているということになる。よって、検知板24の位置を検出することで、チェーン回転軌道上におけるスラット設置領域の位置を特定し、検出することができる。以上から、検知板24の位置を検出することは、スラット設置領域の位置を検出することと同義となる。
記憶部32は、上述のように、検知板24の適正位置を記憶している。適正位置とは、当該位置に検知板24が位置するときに、駆動装置10を駆動させて搬送台車4の車幅方向の略中央に搭載されている車両2が第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9の車幅方向端部まで移動した際に、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9と連結された第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23のスラット設置領域が車両2を受け取り可能と位置となる位置のことである。
駆動制御部34は、導出部33によって導出されたずれ量εに応じて駆動装置10を制御する。詳細には、ずれ量εが所定の許容量よりも低い場合には、駆動装置10による補正を行わない。ずれ量εが所定の許容値よりも大きい値である場合には、ずれ量εと同じ距離分、車両2が移動するように駆動装置10による補正を行う。
次に、制御装置5が行う車両格納処理について図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、本処理が実行されると、制御装置5は、まず、超音波センサ12によって計測された超音波センサ12から検知板24までの距離を取得する(S1)。次に、制御装置5は、記憶部32に記憶した検知板24の適正位置と超音波センサ12との距離である適正距離を呼び出すとともに、導出部33によって、S1で取得した距離と適正距離との差を算出する(S2)。すなわち、S2では、導出部33がS1で取得した距離の値から適正距離の値を減算することで、コンベヤずれ量εを導出する。そして、S2では、コンベヤずれ量εが所定の許容値よりも大きいか否かを判断する。
S2で、コンベヤずれ量εが、所定の閾値である許容値よりも大きいと判断すると、S3に進む。S3では、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9の補正量xをコンベヤずれ量εとして決定する。S3で補正量xをコンベヤずれ量εとして決定すると、制御装置5はS4に進む。S4では、駆動制御部34によって、駆動装置10を駆動して、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9を補正量x分、移動させる。換言すれば、搬送台車4に載置されている車両2を補正量x分、車幅方向に移動させる。このとき、補正量xの値がプラスである場合には、車両2が左方向(すなわち、対象とする格納棚3側方向)に移動するように、駆動装置10を駆動する。また、補正量xの値がマイナスである場合には、車両2が右方向(すなわち、対象とする格納棚3と反対側方向)に移動するように、駆動装置10を駆動する。
S4で第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9をxだけ移動させると、制御装置5は、S5に進む。S5では、クラッチ機構11を駆動させて、クラッチ機構11と伝達部17とを連結する。換言すれば、搬送台車4と格納棚3とをクラッチ機構11で連結する。クラッチ機構11と伝達部17とを連結すると、次に、制御装置5は駆動装置10を駆動させる。このとき、所定の駆動距離に補正量xを減じた距離だけ、各スラットコンベヤが移動するように、駆動装置10を駆動させる(S6)。所定の駆動距離とは、搬送台車4の車幅方向の略中央に搭載されている車両2を格納棚3に移送する際に、各スラットコンベヤが移動する距離である。S6で駆動装置10を駆動させると制御装置5は本処理を終了する。
S2でコンベヤずれ量εが所定の許容値以下と判断すると、S7に進む。S7では、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9の補正量xを0として決定する。S3で補正量xを0として決定すると、S4に進む。S4では、制御装置5は、駆動制御部34によって、駆動装置10を駆動して、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9をxだけ移動させるが、S2でコンベヤずれ量が所定の許容値以下と判断した場合には、x=0であるので、S4では第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9を駆動させない。
S4の処理を終えると、S5に進む。S5では、制御装置5は、クラッチ機構11を駆動させて、クラッチ機構11と伝達部17とを連結する。搬送台車4と伝達部17とを連結すると、次に、制御装置5は駆動装置10を駆動させる。このとき、所定の駆動距離に補正量xを減じた距離分、各スラットコンベヤが移動するように、駆動装置10を駆動させる(S6)。S2でコンベヤずれ量εが所定の許容値以下と判断した場合には、補正量xは0であるので、S6では、所定の駆動距離分、各スラットコンベヤが移動するように駆動装置10を駆動させる。所定の駆動距離とは、搬送台車4の車幅方向の略中央に搭載されている車両2を格納棚3に移送する際に、各スラットコンベヤが移動する距離である。S6で駆動装置10を駆動させると制御装置5は本処理を終了する。
次に、本実施形態に係る機械式駐車装置1における作用について図1から図6を用いて説明する。図1から図6における一点鎖線は、車両2の前後方向の中心線を示し、
[入庫時]
入庫バースに入庫した車両2は、入庫バースに設けられたスラットコンベヤ上に停車する。入庫バースのスラットコンベヤ上に車両2が停車すると、当該スラットコンベヤを駆動させて車両2を横行させる。車両2の横行先にはリフトが待機しており、横行する車両2はリフト側のスラットコンベヤに移送され、リフトに車両2が搭載される。リフトに搭載された車両2は、目的とする格納庫が設けられているフロアまで移動する。目的のフロアに到着すると、リフトに設けられたスラットコンベヤを駆動させて車両2を横行させる。車両2の横行先には、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9を駆動させている搬送台車4が待機しており、横行する車両2は、リフトから第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9に移送される。第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9に車両2が搭載されると、搬送台車4の車幅方向の略中央まで車両2を移動させ、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9の駆動を停止する。このようにして、搬送台車4に車両2を搭載する。車両2を搭載した搬送台車4は、走行レーンを走行し、目的の格納棚3に隣接する領域で停止する。これにより、搬送台車4と格納棚3とが並んだ状態となる(図1等参照)。このとき、第1搬送台車スラットコンベヤ8の前後方向の位置は、第1格納棚スラットコンベヤ22の前後方向の位置と同位置となっている。また、第2搬送台車スラットコンベヤ9の前後方向の位置は、第2格納棚スラットコンベヤ23の前後方向の位置と同位置となっている。
搬送台車4と格納棚3とが並んだ状態となると、超音波センサ12によって、超音波センサ12と検知板24との距離を計測する。このとき、図1に示すように、検知板24が適正位置に位置して場合には、計測した距離と適正距離(検知板24が適正位置に位置している場合の、超音波センサ12と検知板24との距離)との差は0となるので、当然所定の許容値よりも小さくなる。計測した距離所定と適正距離との差が、許容値以下の場合には、図2に示すように、クラッチ機構11を伝達部17に連結するとともに(図2(b)参照)、車両2が所定の駆動距離分移動するように駆動装置10を駆動する。これにより、図3に示すように、車両2が搬送台車4から格納棚3に移送され、格納棚3に格納される。車両2が格納棚3に格納されると、クラッチ機構11と伝達部17とを切り離し、連結を解除する(図3(b)参照)。
超音波センサ12によって、超音波センサ12と検知板24との距離を計測した際に、図4に示すように、検知板24が適正位置から大きく離れている場合には、計測した距離と適正距離との差が所定の許容値よりも大きい値となる。なお、図4及び図5では、検知板24の適正位置を符号24’で示している。
所定の許容値よりも大きい値である場合には、図5に示すように、ずれ量εと同じ補正量xに応じた距離分、車両2を移動させる。図5では、計測した距離が適正距離よりも短い場合を図示している。すなわち、計測距離から適正距離を減算したずれ量εがマイナスとなる場合を図示している。この場合には、図示されているように、車両2が右方向に移動するように、駆動装置10を駆動する。なお、このときには、図5(b)に示されているように、クラッチ機構11と伝達部17とは連結されていない。補正量x分、車両2を移動させると、次に、図6に示すように、クラッチ機構11を伝達部17に連結するとともに(図6(b)参照)、車両2が格納庫側に移動するように駆動装置10を駆動する。このとき、所定の駆動距離分に補正量x分を減じた距離分移動するように、駆動装置10を駆動する。すなわち、図4に示すように、ずれ量ε(補正量x)がマイナスである場合には、補正量xに応じて移動させた距離を加算した距離分移動することになる。車両2が格納庫側に移動すると、図2及び図3に示すように車両2が搬送台車4から格納棚3に移送され、格納棚3に格納される。車両2が格納棚3に格納されると、クラッチ機構11と伝達部17とを切り離し、連結を解除する(図3(b)参照)。
[出庫時]
車両2の出庫時には、まず、搬送台車4が走行レーンを走行し、出庫する格納棚3に隣接する領域で停止する。これにより、搬送台車4と格納棚3とが並んだ状態となる。この状態で、クラッチ機構11と伝達部17とを連結させて、駆動装置10を駆動する。このとき、制御装置5は、車両2が所定の駆動距離移動するように駆動装置10を駆動する。車両2が所定の駆動距離分、移動すると格納棚3から搬送装置への車両2の移送が完了する。移送が完了すると、クラッチ機構11と伝達部17との連結が解除される。連結が解除されると、搬送台車4は走行レーンを走行し、車両2をリフトに移送する。車両2を搭載したリフトは、出庫バースが設けられたフロアまで移動し、当該フロアで出庫バースに設けられたスラットコンベアに車両2を移送する。このようにして、出庫が行われる。
このように、本実施形態における機械式駐車装置1では、車両2の出庫時には、スラット設置領域の位置ずれ量の検出及び補正等は行わない。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、被格納物を格納棚3に格納する際に、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9の上に搭載された車両2を、ずれ量εに応じて移動させている。これにより、搬送台車4から格納棚3に車両2を移送する際に、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9上を移動する車両2が、第1搬送台車スラットコンベヤ8及び第2搬送台車スラットコンベヤ9の格納棚3側の端部に到達したときに、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23のスラット設置領域の位置を、資料を受け取り可能な位置とすることができる。すなわち、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23の上面と、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23の上面とが略連続した状態とすることができる。したがって、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23の一部のみにスラット28を設けた構成においても、確実に車両2をスラット28(スラット設置領域)上に載置することができる。
このように第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23の一部のみにスラット28を設けた構成とすることで、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23の全周にスラット28を設ける構成と比較して、スラット28の少ない簡易な構成とすることができる。これにより、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23を容易に製造できるとともに、製造コストを低減することができる。また、第1格納棚スラットコンベヤ22及び第2格納棚スラットコンベヤ23のメンテナンスを容易化することができる。本実施形態では、格納棚3を複数設けた構成であるので、このような効果を顕著に奏する。
上記構成では、検出部31が、スラット28との周方向の距離を一定に維持するように配置された検知板24及び検知板24との距離を計測する超音波センサ12を有している。検知板24は、第2格納棚スラットコンベヤ23の幅方向の略全域から、チェーン27に対して垂直方向に突出するように設けられている。このように、超音波センサ12が距離を測定する対象となる検知板24を比較的大きく形成しているので、容易かつ確実に検出を行うことができる。よって、例えば、超音波センサ12が検知する検知対象が小さい場合、搬送台車4が格納棚3に車両2を格納する際に通常停止する位置とずれた位置に停止したときには、超音波センサ12が検知対象を検知することができない可能性がある。本実施形態では、上述のように検知板24を比較的大きく形成しているので、搬送台車4が通常の位置とずれた位置で停止したときであっても、超音波センサ12によって検知板24を検知し、距離を測定することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について図9を用いて説明する。
本実施形態では、格納棚43に複数の車両2を格納可能である点、搬送台車4に2つの超音波センサを設けている点及び第2格納棚スラットコンベヤ23に検知板24を2つ設けている点で、主に第1実施形態と異なる。第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る搬送台車4は、第1実施形態で説明した超音波センサ12の他に、下面超音波センサ(第2センサ)42bが設けられている。なお、本実施形態の説明において、説明の都合上、第1実施形態で説明した超音波センサ12を、「上面超音波センサ42a」として説明する。
本実施形態に係る機械式駐車装置41の下面超音波センサ42bは、上面超音波センサ42aと同様の構成であって、送波器により超音波を対象物(本実施形態では、後述する第2検知板44b)に向け発信するとともに、対象物からの反射波を受波器で受信することにより、対象物までの距離を検出する。本実施形態の下面超音波センサ42bは、搬送台車4が格納棚43に並んで停止した状態において、下面超音波センサ42bと第2検知板44bとの距離を計測している。また、下面超音波センサ42bは、第2搬送台車スラットコンベヤ9よりも後方部分の本体部7に設けられている。また、本体部7の下面に固定されている。
本実施形態に係る格納棚43は、左右方向の長さが第1実施形態よりも長く、複数台の車両2(本実施形態では、一例として2台)を格納することができる。すなわち、第2格納棚スラットコンベヤ47の左右方向の長さも、複数台の車両2(本実施形態では、一例として2台)を格納することができる長さとなっている。
また、第2格納棚スラットコンベヤ47には、検知板が2枚設けられている。すなわち、第2格納棚スラットコンベヤ47には、第1検知板44a及び第2検知板44bが設けられている。第1検知板44aは、主たるスラット設置領域が下面にある状態において、搬送台車4側に位置していて、上面超音波センサ42aの検知対象となっている。第2検知板44bは、主たるスラット設置領域が下面にある状態において、搬送台車4と反対側に位置していて、下面超音波センサ42bの検知対象となっている。
第1検知板44a及び第2検知板44bは、第1実施形態の検知板24と同様に、板状の部材であって、第2格納棚スラットコンベヤ47のスラット設置領域以外の領域に設けられている。本実施形態では、スラット設置領域以外の領域のチェーン周方向の長さを3等分するように設けられている。第1検知板44a及び第2検知板44bは、第2格納棚スラットコンベヤ47の幅方向(すなわち、前後方向)の略全域から、チェーン48に対して垂直方向に突出するように設けられている。
第1検知板44a及び第2検知板44bは、チェーン48に対して固定されており、チェーン48に従動する。したがって、第1検知板44a及び第2検知板44bは、スラット28との周方向の距離を一定に維持するように第2格納棚スラットコンベヤ47に設けられている。
また、本実施形態の制御装置5の記憶部は、上面超音波センサ42aと第1検知板44aとの適正距離である第1適正距離(第1適正位置)及び、下面超音波センサ42bと第2検知板44bとの適正距離である第2適正距離(第2適正位置)を記憶している。
次に、本実施形態に係る機械式駐車装置41における作用について図8を用いて説明する。
なお、搬送台車4から格納棚に車両2を移送する段階以外は、第1実施形態と同様のため説明を省略する。また、移送段階においても、第1実施形態と同様の部分は説明を省略する。
1台目の車両2を格納する際には、図9(a)に示すように、上面超音波センサ42aによって、上面超音波センサ42aと第1検知板44aとの距離を測定する。そして、測定した距離と第1適正距離との差分を求め、所定の許容値よりも大きいか否かについて判断する。許容値よりも大きい値の場合及び許容値以下の場合の制御は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。そして、図9(b)に示すように、1台目の車両2を横行させ、格納棚43に移送し、格納棚43に格納する。
1台目の車両2が格納されている状態において、2台目の車両2を格納する際には、図9(c)に示すように、下面超音波センサ42bによって、下面超音波センサ42bと第2検知板44bとの距離を測定する。このとき、第2検知板44bは、1台目の車両2の移送に伴って、第2格納棚スラットコンベヤ47の下面に移動している。そして、測定した距離と第2適正距離との差分を求め、所定の許容値よりも大きいか否かについて判断する。許容値よりも大きい値である場合及び許容値以下の場合の制御は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。そして、2台目の車両2を横行させ、格納棚43に移送し、格納棚43に格納する(図9(d)参照)。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、下面超音波センサ42bが、搬送台車4の車両2が搭載される面と反対側の面に設けられるとともに、第2格納棚スラットコンベヤ47の下面に位置する第2検知板44bとの距離を計測している。これにより、すでに格納棚43に車両2が格納されている状態においても、格納されている車両2に邪魔されることなく、スラット設置領域のずれ量を導出することができる。したがって、すでに格納棚に車両2が格納されている状態においても、車両2を移送する際に、確実に車両2をスラット設置領域上に載置できる。
よって、第1格納棚スラットコンベヤ(図9では図示省略)及び第2格納棚スラットコンベヤ47の一部のみにスラット28を設けた構成とするとともに、格納棚43に複数の車両2を格納することができる。
〔第3実施形態〕
次に、第3実施形態について図10を用いて説明する。
本実施形態に係る機械式駐車装置51では、超音波センサ12を設ける代わりに、上面光電センサ(第1光電センサ部材)52a及び下面光電センサ(第2光電センサ部材)52bを設けている点が第1実施形態と異なる。また、第2格納棚スラットコンベヤ53に設ける検知板54の位置が、第1実施形態と異なる。第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る搬送台車4には、搬送台車4の上面に設けられて第2格納棚スラットコンベヤ53の上面に沿うように検知光を投光する上面光電センサ52aと、搬送台車4の下面に設けられ、第2格納棚スラットコンベヤ53の下面に沿うように検知光を投光する下面光電センサ52bが設けられている。
第2格納棚スラットコンベヤ53には、検知板54が設けられている。検知板54は、スラット設置領域が適正位置にあるときに、第2格納棚スラットコンベヤ53の側面に位置するように配置されている。すなわち、位相ずれ量が第2格納棚スラットコンベヤ53の軸の回転角90度に相当する量に達すると、検知板54が第2格納棚スラットコンベヤ53の上面または下面に位置するように配置されている。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
上記構成では、検知板54が、スラット設置領域が適正位置にあるときに、第2格納棚スラットコンベヤ53の側面に位置するように配置されている。すなわち、スラット設置領域が適正位置に位置している場合には、上面光電センサ52a及び下面光電センサ52bが検知板54を検知しない(図10(a)参照)。これにより、何れの光電センサも検知板54を検知しない場合には、スラット設置領域が適正位置に位置していると判断することができる。
一方、図10(b)で示すように、どちらかの光電センサが検知板を検出した場合には(図10(b)では、下面光電センサ52bが検知板を検出した場合を図示している)、スラット設置領域が適正位置にないと判断することができる。
このように、本実施形態の構成では、スラット設置領域が適正位置に位置しているか否かを判断することができる。したがって、スラット設置領域が適正位置に位置していると判断した場合に、搬送台車4上に搭載されている車両2を格納棚50に移送するようにすることで、車両2をスラット設置領域状に載置することができ、確実に車両2を格納棚50に格納することができる(図10(c)及び図10(d)参照)。
よって、本実施形態においても、第1格納棚スラットコンベヤ(図10では図示省略)及び第2格納棚スラットコンベヤ53の一部のみにスラット28を設けた構成とすることができる。
また、光電センサは、超音波センサ等の距離を測定可能なセンサと比較して、比較的安価であるので、本実施形態では、製造コストを低減することができる。
なお、本実施形態においては、スラット設置領域のずれ量を導出することはできないので、どちらかの光電センサが検知板54を検知した場合には、どちらの光電センサも検知板54を検知しなくなるまで、第2格納棚スラットコンベヤ53を駆動させてもよい。この時の駆動量は、機械式駐車装置1を運用に基づいて典型的なずれ量を把握し、把握した典型的なずれ量としてもよい。
なお、本発明は、上記各実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記各実施形態では、本発明を機械式駐車装置1に適用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、搬送台車と格納棚との間でスラットコンベヤを用いて被格納物の移送を行う装置であれば適用可能であり、例えば、自動倉庫等に適用してもよい。
また、上記各実施形態では、第2格納棚スラットコンベヤに検知板を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1格納棚スラットコンベヤに検知板を設けてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、超音波センサと検知板と検出部とによって、スラット設置領域の位置を検出したが、本発明はこれに限定されない。例えば、超音波センサによって、超音波センサとスラットとの距離を測定して、この測定結果に基づいてスラット設置領域の位置を検出してもよい。また、第2格納棚スラットコンベヤを撮像又は撮影するカメラによって、スラット設置領域の位置を検出してもよい。
1 機械式駐車装置(機械式格納装置)
2 車両(被格納物)
3 格納棚
4 搬送台車(搬送装置)
5 制御装置(制御部)
7 本体部
8 第1搬送台車スラットコンベヤ(搬送装置側スラットコンベヤ)
9 第2搬送台車スラットコンベヤ(搬送装置側スラットコンベヤ)
10 駆動装置
11 クラッチ機構
12 超音波センサ(第1センサ)
13 ローラ
14 チェーン
15 スラット
16 連結部
17 伝達部
21 本体部
22 第1格納棚スラットコンベヤ(格納棚側スラットコンベヤ)
23 第2格納棚スラットコンベヤ(格納棚側スラットコンベヤ)
24 検知板(第1検知板)
26 ローラ
27 チェーン
28 スラット
29 連結部
31 検出部
32 記憶部
33 導出部
34 駆動制御部
41 機械式駐車装置(機械式格納装置)
42a 上面超音波センサ(第1センサ)
42b 下面超音波センサ(第2センサ)
43 格納棚
44a 第1検知板
44b 第2検知板
50 格納棚
51 機械式駐車装置(機械式格納装置)
52a 上面光電センサ(第1光電センサ部材)
52b 下面光電センサ(第2光電センサ部材)
54 検知板

Claims (4)

  1. 周方向の一部のみにスラットが設けられた格納棚側スラットコンベヤを有し、該格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に被格納物を載置することで前記被格納物を格納する格納棚と、
    駆動装置によって駆動する搬送装置側スラットコンベヤを有し、該搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載した前記被格納物を前記格納棚に搬送する搬送装置と、
    前記格納棚側スラットコンベヤの前記スラットの位置を検出する検出部と、
    前記格納棚に前記被格納物が格納されていない状態における前記スラットの第1適正位置を記憶する記憶部及び前記検出部が検出した前記スラットの位置と前記第1適正位置とのずれ量を導出する導出部と、前記搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載された前記被格納物が前記ずれ量に応じた距離移動するように前記駆動装置を制御する駆動制御部と、を有する制御部と、を備え、
    前記被格納物が前記ずれ量に応じて移動した状態で、前記格納棚側スラットコンベヤと前記搬送装置側スラットコンベヤとを連結するとともに、前記格納棚側スラットコンベヤ及び前記搬送装置側スラットコンベヤを駆動させることで、前記搬送装置側スラットコンベヤ上の前記被格納物を前記格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に移送する機械式格納装置。
  2. 前記検出部は、前記スラットとの周方向の距離を一定に維持するように前記格納棚側スラットコンベヤに設けられた第1検知板及び前記搬送装置の所定位置に設けられて前記第1検知板との距離を計測する第1センサを有し、前記第1センサが計測した前記第1検知板と該第1センサとの距離に基づいて前記スラットの位置を検出し、
    前記第1検知板は、前記格納棚側スラットコンベヤの幅方向の略全域から突出するように設けられている請求項1に記載の機械式格納装置。
  3. 前記検出部は、前記スラットとの周方向の距離を一定に維持するように前記格納棚側スラットコンベヤに設けられた第2検知板及び前記搬送装置の所定位置に設けられて前記第2検知板との距離を計測する第2センサを有し、前記第2センサが計測した前記第2検知板と該第2センサとの距離によって前記スラットの位置を検出し、
    前記第2センサは、前記搬送装置の前記被格納物が搭載される面と反対側の面に設けられるとともに、前記格納棚側スラットコンベヤの前記被格納物が載置される面と反対側の面に位置する前記第2検知板との距離を計測し、
    前記記憶部は、前記スラットの第2適正位置を記憶していて、
    前記導出部は、前記検出部が検知した前記スラットの位置と前記第2適正位置とのずれ量を導出し、
    前記制御部は、前記搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載された前記被格納物が、前記スラットの位置と前記第2適正位置とのずれ量に応じた距離移動するように前記駆動装置を制御する請求項2に記載の機械式格納装置。
  4. 周方向の一部のみにスラットが設けられた格納棚側スラットコンベヤを有し、該格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に被格納物を載置することで前記被格納物を格納する格納棚と、
    駆動装置によって駆動する搬送装置側スラットコンベヤを有し、該搬送装置側スラットコンベヤ上に搭載した前記被格納物を前記格納棚に搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置の上面に設けられ、前記格納棚側スラットコンベヤの上面に沿うように検知光を投光する第1光電センサ部材と、
    前記搬送装置の下面に設けられ、前記格納棚側スラットコンベヤの下面に沿うように検知光を投光する第2光電センサ部材と、
    前記格納棚側スラットコンベヤの所定位置に設けられる検知板と、を備え、
    前記検知板は、前記スラットが適正位置に位置する場合に、前記格納棚側スラットコンベヤの側面に位置するように配置されており、
    前記第1光電センサ部材及び前記第2光電センサ部材が前記検知板を検知しない場合に、前記格納棚側スラットコンベヤと前記搬送装置側スラットコンベヤとを連結するとともに、前記格納棚側スラットコンベヤ及び前記搬送装置側スラットコンベヤを駆動させ、前記搬送装置側スラットコンベヤ上に載置されている前記被格納物を前記格納棚側スラットコンベヤの前記スラット上に移送する機械式格納装置。
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