JP6998104B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、電力変換装置に関する。
電力変換装置として、チョッパ制御を利用したものがある。チョッパ制御回路は、直流バスや直流リンクを介した交流-交流変換器や、交流電動機等の交流負荷を駆動するインバータ装置等において、回生電力を処理する場合等に用いられる。
チョッパ制御回路では、回生電力を消費する抵抗器と抵抗器に直列に接続されたスイッチング素子とを直流バス間に挿入して、たとえば直流バスの電圧に応じて、スイッチング素子をオンオフ制御する。
発電設備や、電動車両等では、大きな力行電力が必要とされ、回生電力も大きくなる傾向にある。そのため、余分な回生電力を消費するチョッパ制御回路では、抵抗器の寸法が大きくなり、抵抗器が有する寄生インダクタンス成分も大きくなる。
チョッパ制御回路では、寄生インダクタンスによるサージ電圧の発生からスイッチング素子を保護するために、各種保護回路が用いられる。保護回路として還流ダイオードを用いることが、部品点数も少なく、回路構成も簡素で好ましい。
一方で、大きな寸法の抵抗器に対して、保護回路をどのように配置するか問題となる場合がある。
特許第6154266号公報
実施形態は、スイッチング素子へのサージ電圧を抑制した電力変換装置を提供する。
実施形態に係る電力変換装置は、直流バス間に接続されて、前記直流バスを流れる回生電力を消費する。この電力変換装置は、スイッチング素子と、前記直流バス間で前記スイッチング素子に直列に接続された抵抗器と、前記抵抗器に並列に接続され、前記抵抗器の寄生インダクタンスによる逆電圧を還流させるダイオードと、前記スイッチング素子の高電位側の主端子と前記ダイオードのアノード電極との間に設けられ、前記高電位側の主端子と前記アノード電極とを電気的に接続する導電性の第1ヒートシンクと、を備える。前記スイッチング素子および前記ダイオードは、それぞれ圧接型パッケージに収納され、前記スイッチング素子と前記ダイオードとの間に前記第1ヒートシンクを設けて積層されたスタックである。前記スイッチング素子と前記ダイオードとの間の第1配線の長さは、前記抵抗器と前記ダイオードとの間の第2配線の長さよりも短い。前記第1ヒートシンクは、前記第1配線を兼用する。前記抵抗器は、前記第1ヒートシンクとは異なる放熱性のよい場所に設けられる。
本実施形態では、スイッチング素子へのサージ電圧を抑制した電力変換装置が実現される。
実施形態に係る電力変換装置を例示するブロック図である。 図1の電力変換装置の一部を例示する模式図である。 図1の電力変換装置の一部を例示する模式図である。 図4(a)~図4(d)は、電力変換装置の動作を説明するための簡易的なブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
図1は、実施形態に係る電力変換装置を例示するブロック図である。
図1に示すように、電力変換装置10は、端子11a,11bを介して、直流回路1,2の間に設けられた直流バス3a,3bに接続される。直流バス3a,3b間には、コンデンサ4が接続されている。つまり、コンデンサ4は、電力変換装置10に並列に接続されている。この例では、直流バス3aは、直流バス3bの電位よりも高い電位を有する。
直流回路1,2は、直流電圧を出力する直流電源であり、または直流電圧を入力する直流負荷である。たとえば、直流回路1,2は、双方向の交流-直流電力変換器である。直流回路1が交流電圧を直流電圧に変換して出力し、直流回路2は、直流バス3a,3bを介して直流電圧を入力し、交流電圧に変換して出力する。直流回路1,2は、双方向の変換器に限らず、一方向の変換器であってもよい。直流回路1,2のいずれかは、蓄電池や太陽光発電パネル等の直流電源等を含んでもよい。
電力変換装置10は、スイッチング素子12と、還流ダイオード13と、抵抗器14と、を備える。スイッチング素子12および還流ダイオード(ダイオード)13は、配線(第2配線)21aを介して、直列に接続され、スイッチング素子12および還流ダイオード13の直列回路は、配線(第3、第4配線)21b,21cを介して、端子11a,11bにそれぞれ接続されている。端子11a,11bは、直流バス3a,3bに接続される。
配線21a~21cは、スイッチング素子12および抵抗器14に流れる電流に応じた十分な幅および厚さを有する導電部材によって形成されている。後述するように、実施形態によっては、配線21a~21cは、圧接型パッケージに圧接接続された導電性のヒートシンクを含んでもよい。
スイッチング素子12は、オンすることによって抵抗器14に電流を流し、オフすることによって抵抗器14に流れる電流を遮断する。電力変換装置10は、図示しない制御部によって、スイッチング素子12のオンデューティを制御して、抵抗器14で余剰な回生電力を消費する。スイッチング素子12は、自己消弧型の半導体スイッチング素子である。スイッチング素子12は、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)等である。以下では、スイッチング素子12は、IGBTであるものして説明する。
還流ダイオード13は、抵抗器14や配線に起因して発生する寄生インダクタンスによる逆起電力を還流して、スイッチング素子12を過電圧から保護する。
抵抗器14は、還流ダイオード13に並列に接続されている。より具体的には、抵抗器14は、一端に接続された配線22aを介して、還流ダイオード13のカソード端子に接続され、他端に接続された配線(第1配線)22bを介して、還流ダイオード13のアノード端子に接続されている。
配線22a,22bは、抵抗器14に流す電流値に応じて、幅や厚さ、材質が設定されている。抵抗器14の許容電力は、直流回路1,2間の回生電力によって決定される。直流回路1,2が電力系統の一部である場合等には、抵抗器14の許容電力は数kW以上にもおよび、抵抗器14の外形寸法も一辺が1mを超える場合もある。したがって、抵抗器14の配置は、配線22a,22bを長く引き伸ばして、電力変換装置10の筐体(図示せず)から離れた場所とされる場合もある。
上述した配線21a~21cの合計の長さは、配線22a,22bの合計の長さよりも十分に短くなるように設定されている。このため、配線21a~21cの長さに起因する寄生インダクタンスの大きさは、配線22a,22bに起因する寄生インダクタンスの大きさよりも十分小さくなる。
好ましくは、電力変換装置10は、コンデンサ4に近接させて配置される。あるいは、コンデンサ4は、電力変換装置10に近接させて配置される。具体的には、電力変換装置10の端子11aとコンデンサ4の高電位側の端子との配線の長さ、および電力変換装置10の端子11bとコンデンサ4の低電位側の端子との配線の長さが十分短くなるような配置とされる。コンデンサ4および電力変換装置10の端子11a,11bを含む電流経路が十分短くなることによって、この電流経路に起因して発生する寄生インダクタンスを小さくすることができ、スイッチング素子12のオフ時の過電圧からスイッチング素子12を保護することができる。
たとえば、配線21a~21cのそれぞれの長さ、コンデンサ4の高電位側の端子から端子11aまでの配線の長さ、および、コンデンサ4の低電位側の端子から端子11bまでの配線の長さの合計は、配線22a,22bのそれぞれの長さの合計よりも短くされる。
抵抗器14に接続される配線22a,22bは、配線21a~21cや、コンデンサ4との配線よりも長くなってもかまわないので、抵抗器14は、その配置場所の自由度を高くすることができる。たとえば、抵抗器14は放熱性のよい場所に配置されることが可能となる。
図2は、電力変換装置の一部を例示した模式的な配線図である。
図2には、スイッチング素子12および還流ダイオード13の配置および接続の形態の一例が示されている。図2に示すように、スイッチング素子12および還流ダイオード13は、いずれも圧接型のパッケージに収納されている。スイッチング素子12のコレクタ電極と、還流ダイオード13のアノード電極との間には、ヒートシンクが設けられている。ヒートシンクは、導電性を有しており、配線21aを兼ねている。
還流ダイオード13のカソード電極には、配線21bを兼ねたヒートシンクが設けられており、スイッチング素子12のエミッタ電極には、配線21cを兼ねたヒートシンクが設けられている。配線21bを兼ねたヒートシンクおよび配線21cを兼ねたヒートシンクは、たとえばブスバーを介して、直流バス3a,3bにそれぞれ接続される。
抵抗器14は、配線21bを兼ねたヒートシンクおよび配線21aを兼ねたヒートシンクに接続され、配線22a,22bとしてのブスバーを介して接続されている。
スイッチング素子12および還流ダイオード13は、スイッチング素子12および還流ダイオード13の直列回路の両端のヒートシンクを圧接されて固定される。ヒートシンクは、水冷もよいし、空冷でもよい。冷却方式は、スイッチング素子12および還流ダイオード13の発熱量等に応じて決定される。
この例では、配線21a~21cが十分な大きさを有するヒートシンクであり、低抵抗とすることができるとともに、寄生インダクタンスの大きさを十分に小さくすることができる。したがって、配線21a~21cに起因する寄生インダクタンスによって発生する逆起電力を非常に小さくすることができる。一方、還流ダイオード13は、配線22a,22bを介して抵抗器14に並列に接続されている。そのため、還流ダイオード13は、抵抗器14の寄生インダクタンスおよび配線22a,22bに起因する寄生インダクタンスによって発生する逆起電力を還流させて、スイッチング素子12のコレクタ-エミッタ間に印加されるサージ電圧を吸収することができる。
図3は、電力変換装置の一部を例示した模式的な配線図である。
図3には、スイッチング素子12および還流ダイオード13が同一のパワーモジュールに内蔵されている場合の例が示されている。図3に示すように、スイッチング素子12および還流ダイオード13は、いずれも同一のパワーモジュールのパッケージ101に収納されている。スイッチング素子12および還流ダイオード13は、パッケージ101内で直列に接続されている。
図示しないが、パッケージ101内部には、セラミック等の絶縁性の基板が設けられており、基板上にスイッチング素子12および還流ダイオード13がベアチップの状態で配置されている。基板上に描かれた導電パターン上には、スイッチング素子12のコレクタ電極が接続されるとともに、還流ダイオード13のアノード電極が接続されている。この導電パターンが、配線21aである。還流ダイオード13のカソード電極は、基板上に設けられた導電性の接続パッドと、配線部材によって接続されている。この配線部材が配線21bに対応する。スイッチング素子12のエミッタ電極は、基板上に設けられた導電性の接続パッドと配線部材によって接続される。この配線部材が、配線21cに対応する。
配線21aは、基板上の導電パターンであり、長さを十分短くすることができる。また、配線21b,21cについても、同一パッケージ101内の配線部材の長さであり、十分短い長さとすることができる。
この例のようにスイッチング素子12および還流ダイオード13が同一のパワーモジュールに内蔵されている場合についても、配線21a~21cのそれぞれの長さの合計を十分に短くすることができ、配線21a~21cに起因する寄生インダクタンスの大きさを小さくして、スイッチング素子12の両端に印加されるサージ電圧を抑制することができる。
実施形態の電力変換装置10の動作について、原理を含めて図を参照しながら説明する。
図4(a)~図4(d)は、電力変換装置の動作を説明するための簡易的なブロック図である。
図4(a)は、電力変換装置10の機能および動作を説明するためのブロック図である。図4(a)に示すように、スイッチング素子12は、オンして抵抗器14に電流を流し、オフして抵抗器14に流れる電流を遮断する。たとえば直流バス3a,3b間の電圧が所定値よりも高い場合に、図示しない制御装置は、スイッチング素子12のオンデューティ比を大きい値に設定する。スイッチング素子12がオンしている期間が相対的に長いので、抵抗器14に流れる電流の平均値は大きくなり、抵抗器14で消費される電力も大きくなる。
たとえば直流バス3a,3b間の電圧が所定値よりも低い場合には、制御装置は、スイッチング素子12のオン/オフのデューティ比を小さい値に設定する。スイッチング素子12がオンしている期間が相対的に短いので、抵抗器14に流れる電流の平均値は小さくなり、抵抗器14で消費される電力は小さくなる。
抵抗器14で消費される電力は、直流回路1,2間でやり取りされる回生電力であり、たとえば回生電力の余剰分である。直流回路1が、交流から直流に変換するコンバータ装置であり、直流回路2が直流から交流に変換するインバータ装置であり、インバータ装置が交流電動機を駆動している場合には、交流電動機が回生運転をするときには、直流回路2から直流回路1に回生電力が流れる。このとき、直流回路1であるコンバータ装置は、インバータ動作をして、交流系統側に電力を回生するが、交流系統側の状態によってすべての回生電力を回生できるとは限らない。余剰の回生電力が生じたときには、直流バス3a,3b間の直流電圧が上昇するので、これを抑制する必要がある。
なお、直流回路1が交流を直流に変換する回路であって、整流装置のように一方向の変換を行う場合には、直流回路2から回生される回生電力のすべてを電力変換装置10で処理する。
理想的には、抵抗器14は純抵抗であるが、抵抗器14の許容電力は、消費すべき回生電力に応じて大きくなるので、抵抗器14の外形寸法は消費する電力に応じて大きくなる。そのため、抵抗器14は、寄生インダクタンスを有する。また、配線22a,22bの長さに起因して寄生インダクタンスが発生する。したがって、抵抗器14および配線22a,22bからなる回路は、純抵抗14aと寄生インダクタンス14bとの直列回路と考えられる。ここで、寄生インダクタンス14bは、抵抗器14の有する寄生インダクタンスと配線22a,22bの寄生インダクタンスとの和である。
図4(b)は、抵抗器14および配線22a,22bの寄生インダクタンス14bを考慮した回路図である。図4(b)に示すように、寄生インダクタンス14bは、純抵抗14aに直列に接続され、スイッチング素子12がオンして抵抗器14に流れる電流によって励磁される。
励磁された寄生インダクタンス14bに対して、この図のように、還流ダイオードを用いずにスイッチング素子12をオフした場合には、L・di/dtの電圧がコンデンサ4の両端の電圧に加えて、スイッチング素子12のコレクタ-エミッタ間に印加される。ここで、Lは寄生インダクタンス14bの大きさであり、iは寄生インダクタンス14bに流れる電流である。
図4(c)に示すように、配線22a,22bと抵抗器14との直列回路を、還流ダイオード13に並列に接続することによって、寄生インダクタンス14bに流れる電流は、還流ダイオード13に還流する。
一般に寄生インダクタンスは、配線の長さに応じて発生するので、抵抗器14の寄生インダクタンスによる電圧サージの印加を防止するためには、スイッチング素子12と還流ダイオード13との配線の長さを極力短くする必要がある。
図4(d)は、図1で示した回路構成に、寄生インダクタンスの影響を低減させるための配置を示した図である。
スイッチング素子12のコレクタ-エミッタ間に印加されるサージ電圧を抑制するためには、寄生インダクタンスを低減させる必要がある。図4(d)に示すように、配線21aに起因する寄生インダクタンスを小さくするには、スイッチング素子12と還流ダイオード13との間の配線を短くすることが効果的である。
また、還流ダイオード13のカソード端子から電力変換装置10の端子11aまでの配線、スイッチング素子12のエミッタ端子から電力変換装置10の端子11bまでの配線、コンデンサ4の高電位側の端子から端子11aまでの配線、およびコンデンサ4の低電位側の端子から端子11bまでの配線のそれぞれの長さの合計を極力短くする。それによって、スイッチング素子12に印加されるサージ電圧を小さくすることができる。つまり、図の経路L1の配線長を短くし、経路L1で囲まれる面積をより小さくすることが寄生インダクタンスを小さくする上で好ましい。
なお、還流ダイオード13と抵抗器14との間の配線22a,22bの長さは、配線22a,22bの長さにもとづく寄生インダクタンスによる逆電圧が、還流ダイオード13によって十分に還流させることができるので、特に制限はない。一方、抵抗器14に流れる電流の立ち上がり時間が、自己および配線22a,22bの寄生インダクタンスで抑制されすぎないように留意する必要がある。たとえば、制御装置によって、スイッチング素子12の最小のオン時間を設定したときであっても、十分にそのオン時間を確保できる程度とすることが望ましい。
以上説明した実施形態によれば、スイッチング素子へのサージ電圧を抑制した電力変換装置を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1,2 直流回路、3a,3b 直流バス、4 コンデンサ、10 電力変換装置、12 スイッチング素子、13 還流ダイオード、14 抵抗器、21a~21c,22a,22b 配線、101 パッケージ

Claims (3)

  1. 直流バス間に接続されて、前記直流バスを流れる回生電力を消費する電力変換装置であって、
    スイッチング素子と、
    前記直流バス間で前記スイッチング素子に直列に接続された抵抗器と、
    前記抵抗器に並列に接続され、前記抵抗器の寄生インダクタンスによる逆電圧を還流させるダイオードと、
    前記スイッチング素子の高電位側の主端子と前記ダイオードのアノード電極との間に設けられ、前記高電位側の主端子と前記アノード電極とを電気的に接続する導電性の第1ヒートシンクと、
    を備え、
    前記スイッチング素子および前記ダイオードは、それぞれ圧接型パッケージに収納され、
    前記スイッチング素子と前記ダイオードとの間に前記第1ヒートシンクを設けて積層されたスタックであり、
    前記スイッチング素子と前記ダイオードとの間の第1配線の長さは、
    前記抵抗器と前記ダイオードとの間の第2配線の長さよりも短く、
    前記第1ヒートシンクは、前記第1配線を兼用し、
    前記抵抗器は、前記第1ヒートシンクとは異なる放熱性のよい場所に設けられた電力変換装置。
  2. 直流バス間に接続されて、前記直流バスを流れる回生電力を消費する電力変換装置であって、
    スイッチング素子と、
    前記直流バス間で前記スイッチング素子に直列に接続された抵抗器と、
    前記抵抗器に並列に接続され、前記抵抗器の寄生インダクタンスによる逆電圧を還流させるダイオードと、
    第2ヒートシンクと、
    を備え、
    前記スイッチング素子および前記ダイオードは、ともに同一の絶縁性のパッケージに収納され、前記パッケージ内で相互に接続され、前記第2ヒートシンク上に設けられたパワーモジュールであり、
    前記スイッチング素子と前記ダイオードとの間の第1配線の長さは、
    前記抵抗器と前記ダイオードとの間の第2配線の長さよりも短く、
    前記抵抗器は、前記第2ヒートシンクとは異なる放熱性のよい場所に設けられた電力変換装置。
  3. 前記直流バス間に接続されたコンデンサと前記ダイオードのカソード端子との間の第3配線、および、前記コンデンサと前記スイッチング素子の低電位側の主端子との間の第4配線の合計の長さは、前記第2配線の長さよりも短い請求項1または2に記載の電力変換装置。
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