JP6992819B2 - 乱数発生回路および乱数発生方法 - Google Patents

乱数発生回路および乱数発生方法 Download PDF

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Description

本発明は、乱数を発生する技術に関するものであり、特に、レーザーから出力する光を元に乱数を発生する技術に関するものである。
情報通信技術の発達とともに暗号化等において大きな数値の乱数を得る必要性が高くなっている。また、ビッグデータの解析技術やAI(Artificial Intelligence)に関する技術の発達によって、予測や推測をされにくい乱数を得ることが重要になっている。また、暗号化等の処理が様々な装置において行われるようになっているため、乱数を発生する乱数発生回路は、小型でできるだけ簡略化された構成であることが望ましい。
予測や推測をされにくい乱数を得る方法として、擬似的に発生させた乱数ではなく、偶発性の高い自然現象から乱数を得る方法がある。自然現象を利用して乱数を得る技術の1つとして、レーザーから出力した光を元に、乱数を得る技術がある。そのような、レーザーから出力した光を元に乱数を取得する技術としては、例えば、特許文献1のような技術が開示されている。
特許文献1の乱数発生回路は、レーザーと、鏡を備えるカオスレーザー発振器から出力された光を元に乱数を生成している。特許文献1のカオスレーザー発振器は、レーザーから出力された光を鏡によって反射させ、レーザーに入射することによって動作する。特許文献1の乱数発生回路は、カオスレーザー発振器から出力したパワーの変動を元に2値の乱数を生成している。
特開2009-230200号公報
しかしながら、特許文献1の技術は次のような点で十分ではない。特許文献1の乱数発生回路では、カオスレーザーとしての機能を発現させるためレーザーから出力された光を鏡で反射してレーザーに入射する光学経路と、レーザーから出力された光を受光して電気信号に変換する光学経路を必要とする。よって、複雑な光学系を精度よく形成することが必要なために、乱数発生回路の構成が複雑化する恐れがある。そのため、特許文献1の技術は、予測が困難な乱数を、回路構成を複雑化することなく得るための技術としては十分ではない。
本発明は、上記の課題を解決するため、予測が困難な乱数を、回路構成を複雑化することなく得ることができる乱数発生回路を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の乱数発生回路は、光出力手段と、受光手段と、電流電圧変換手段と、比較手段と、サンプリング手段と、出力手段を備えている。光出力手段は、所定の波長の光を出力する。受光手段は、光を受光し、電流信号に変換する。電流電圧変換手段は、電流信号を電圧信号に変換する。比較手段は、基準電圧と比較して電圧信号を2値の信号に変換する。サンプリング手段は、光の雑音の周波数を基に設定された周期で、比較手段が変換した2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換する。出力手段は、ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力する。
本発明の乱数発生方法は、所定の波長の光を出力し、光を受光し、電流信号に変換し、電流信号を電圧信号に変換し、基準電圧と比較して電圧信号を2値の信号に変換する。本発明の乱数発生方法は、光の雑音の周波数を基に設定された周期で、変換した2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換し、ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力する。
本発明によると、予測が困難な乱数を、回路構成を複雑化することなく得ることができる。
本発明の第1の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の制御部の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の乱数発生システムの構成の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるレーザーダイオードが出力する光のパワーと電流の関係の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるフィルタ特性の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における電流電圧変換回路の特性の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるサンプリングのタイミングの例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における電圧信号の振幅と検出頻度の関係の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるサンプリング部の入力信号と出力信号の例を示す図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の乱数生成回路の構成の概要を示したものである。本実施形態の乱数発生回路は、光出力手段1と、受光手段2と、電流電圧変換手段3と、比較手段4と、サンプリング手段5と、出力手段6を備えている。光出力手段1は、所定の波長の光を出力する。受光手段2は、光を受光し、電流信号に変換する。電流電圧変換手段3は、電流信号を電圧信号に変換する。比較手段4は、基準電圧と比較して電圧信号を2値の信号に変換する。サンプリング手段5は、光の雑音の周波数を基に設定された周期で、比較手段4が変換した2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換する。出力手段6は、ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力する。
本実施形態の乱数生成回路は、光出力手段1から出力した光を、受光手段2において受光して電流信号とし、電流電圧変換手段3において電圧信号に変換している。また、本実施形態の乱数生成回路は、サンプリング手段5において、比較手段4が電圧信号から変換した2値の信号を光の雑音の周波数を基に設定された周期でサンプリングしてビットデータに変換している。このように、本実施形態の乱数生成回路は、光から変換した電圧信号を光の雑音の周波数を基に設定された周期でサンプリングすることで、回路構成を複雑化することなく乱数を出力することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態の乱数発生回路の構成の概要を示したものである。本実施形態の乱数発生回路100は、光モジュール10と、制御部20と、比較部31と、サンプリング部32と、反転部33と、電流電圧変換部34と、A/D変換部35を備えている。また、乱数発生回路100は、CPU(Central Processing Unit)と接続され、CPUに生成した乱数のデータと乱数の元にした光の状態に関する情報が出力される。
光モジュール10は、光出力部11と、光波長フィルタ部12と、受光部13と、監視用受光部14と、温度調整部15と、温度監視部16をさらに備えている。光モジュール10の光出力部11、光波長フィルタ部12、受光部13および監視用受光部14は、同一の基板上に形成され、光学系にずれが生じないように固定されている。また、光モジュール10の全ての部位は、筐体内に収納されている。
光出力部11は、レーザーダイオードと、レーザーダイオードに電流を供給する電流源を備え、所定の波長の光を出力する。光出力部11が出力する光のパワーは、電流源が供給する電流値によって制御される。電流源が供給する電流の電流値は、制御部20から送られてくる電流制御信号S11に基づいて設定される。光出力部11から出力された光は、光波長フィルタ部12に入力される。また、電流源が光モジュール10の外部に備えられ、光モジュール10の内部のレーザーダイオードに電流源から電流が供給される構成であってもよい。
光出力部11が出力する光の波長は、監視用受光部14で計測される光の波長を基に補正されてもよい。そのような構成とする場合には、光出力部11には、波長が可変な光出力モジュールが用いられる。監視用受光部14で計測される光の波長を基に光出力部11が出力する光の波長を補正することで、経年変化や温度変化によって波長特性が変化した際にも、品質の高い乱数の取得を継続することができる。
光波長フィルタ部12は、光出力部11から入力される所定の波長の光を通過させるバンドパスフィルタとして備えられている。光波長フィルタ部12は、例えば、誘電体多層膜フィルタを用いることができる。光波長フィルタ部12においてフィルタ処理が施された光は、分岐されて受光部13と監視用受光部14に入力される。
受光部13は、フォトダイオードを備え、光波長フィルタ部12から入力される光を電流信号に変換する。フォトダイオードには、DCバイアス回路が接続され、バイアス電圧が印加されている。受光部13において光から変換された電流信号は、電流信号S15として電流電圧変換部34に入力される。また、光出力部11の光の波長の補正が行われる構成の場合には、補正の状態を示す情報が制御部20を介してCPUに送られ、CPUに光出力部11の機能の正常性が通知される。
監視用受光部14は、光波長フィルタ部12から入力される光の波長を計測し、光波長フィルタ部12を通過した光の波長の設定値とのずれを監視するためのデータを取得する。監視用受光部14は、モノクロメーターを備え、入力される光のスペクトルを計測する。監視用受光部14において計測される光のスペクトルを基に、光のパワーがピークを示す波長を検出することで入力される光の波長が特定される。監視用受光部14は、計測した光のスペクトルの情報を監視結果信号S16として制御部20に出力する。
温度調整部15は、光モジュール10内の温度を設定温度に保つ機能を有する。温度調整部15は、ペルチェ素子を備え、光モジュール10内の温度が設定温度になるように調整する。温度調整部15は、制御部20から送られてくる温度制御信号S12に基づいて動作することで、光モジュール10の筐体内部の加熱または冷却を行う。
温度監視部16は、光モジュール10内の温度を計測し、計測した温度データを制御部20に温度計測信号S13として送る。
制御部20の構成について説明する。図3は、本実施形態の制御部20の構成の概要を示したものである。制御部20は、光出力制御部21と、サンプリング制御部22と、温度制御部23と、比較検証部24と、出力部25を備えている。制御部20の各部位間は、バスによって接続されている。また、制御部20は、CPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの半導体装置によって構成されている。
光出力制御部21は、受光部13において受光される光のパワーの平均が設定値となるように光出力部11から出力される光のパワーを制御する。光出力制御部21は、A/D変換部35からデジタル変換信号S22として入力される光のパワーの値を基に、受光部13が受光する光のパワーが一定になるように、光出力部11における電流値の増減値を判断する。光出力制御部21は、受光部13が受光する光のパワーが一定になるように設定した光出力部11の電流値の情報を光出力部11に電流制御信号S11として送る。
サンプリング制御部22は、比較部31が「Low」と「High」を判断する際の基準となる基準電圧のアナログ信号を閾値電圧信号S14として比較部31に送る。サンプリング制御部22は、サンプリング結果信号S19として入力される信号の「Low」と「High」の割合が1:1になるように閾値となる基準電圧を判断する。また、サンプリング制御部22は、サンプリング部32におけるサンプリングの周期を示すクロックをサンプリング周期信号S17としてサンプリング部32に送る。
サンプリングの周期は、光出力部11のレーザーダイオードから出力される光の雑音の周期と光/電気変換の回路周波数特性に応じて設定されている。サンプリングの周期は、サンプリング部32でサンプリングされる「Low」と「High」の信号の割合に応じて可変としてもよい。
温度制御部23は、光モジュール10内の温度が設定値になるように温度調整部15を制御する。温度制御部23は、温度監視部16から温度計測信号S13として送られてくる温度データを基に、温度の増減値を判断する。温度制御部23は、温度の増減値を基に温度調整部15の設定温度を示す信号を生成し温度制御信号S12として温度調整部15に送る。
比較検証部24は、サンプリング部32からサンプリング結果信号S19として入力されるデータを監視し、生成された乱数が統計的に適しているかを判断し、判断結果の情報を品質データとして生成する。比較検証部24は、例えば、米国商務省標準技術研究所(National Institute of Standards and Technology:NIST)が定めているNIST SP800-22に基づいた乱数検定を行うことで乱数としての品質を確認する。品質データは、例えば、乱数が統計的に適しているかを示す指数によって構成されている。
比較検証部24は、監視用受光部14から監視結果信号S16として送られてくる光の波長のデータを基に、光出力部11が出力する波長として設定されている所定の波長とのずれを監視する。比較検証部24は、監視用受光部14が受光した光の波長または所定の波長からのずれ量を品質データに付加して出力部25に送る。
出力部25は、乱数用のデータとして生成したビット列のデータを、乱数を用いた暗号化等の処理を行う外部のCPU等に出力信号S100として出力する。また、比較検証部24が生成した品質データを、CPU等からの要求信号S200として送られてくる要求に基づいてCPU等に出力信号S100として出力する。
比較部31は、入力された信号を比較し、比較結果を比較結果信号S18として出力する機能を有する。比較部31は、コンパレータを用いて形成されている。比較部31は、サンプリング制御部22から閾値電圧信号S14として入力される信号の電圧と、電流電圧変換部34から電圧信号S21として入力される信号の電圧を比較する。比較部31は、閾値電圧信号S14よりも電圧信号S21が大きいときは「High」の信号を比較結果信号S18として出力する。また、比較部31は、電圧信号S21の電圧が閾値電圧信号S14の電圧以下であるとき「Low」の信号を比較結果信号S18として出力する。比較部31から出力された信号は2つの経路に分岐され、一方はサンプリング部32に直接、入力され、もう一方は、反転部33を介してサンプリング部32に入力される。
反転部33は、比較結果信号S18として入力される信号を反転して出力する。反転部33は、インバータを用いて形成されている。反転部33は、「High」の入力信号を「Low」の信号に変換し、「Low」の入力信号を「High」にそれぞれ変換して反転信号S20として出力する。反転部33は、反転した信号を反転信号S20としてサンプリング部32に送る。
電流電圧変換部34は、入力される電流信号S15を電圧信号に変換して電圧信号S21として出力する電流電圧変換回路として形成されている。
A/D変換部35は、電流電圧変換部34から電圧信号S21として入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル変換信号S22として制御部20に出力する。A/D変換部35は、電流電圧変換部34から入力される電圧信号S21の電圧値の情報を、デジタル信号の形式でデジタル変換信号S22として制御部20に出力する。
図4は、本実施形態の乱数発生回路100と、CPU200を用いて形成された乱数発生システムの構成の例を示したものである。CPU200は、乱数発生回路100に乱数のデータまたは乱数の発生状況の情報を要求する信号を要求信号S200として送る。乱数発生回路100は、要求信号S200への応答として、乱数のデータまたは乱数の発生状況の情報を出力信号S100として送る。CPU200は、乱数発生回路100から取得したビット列のデータを乱数として用いて暗号化等の各処理を実行する。また、CPU200は、品質データを乱数発生回路100に要求し、応答として品質データを受け取ることで、乱数発生回路100における乱数の発生状況を監視する。
本実施形態の乱数発生回路の動作について説明する。乱数発生回路100が動作を開始すると、制御部20の光出力制御部21は、電流源がレーザーダイオード供給する電流値を示す信号を電流制御信号S11として、光モジュール10の光出力部11に送る。電流源がレーザーダイオードに供給する電流値の初期値は、あらかじめ設定されている。電流源がレーザーダイオードに供給する電流値の初期値には、前回、動作していた際に設定されていた値が記憶されて用いられてもよい。
電流制御信号S11を受け取ると、光出力部11は、電流制御信号S11に示されている電流値の電流を電流源からレーザーダイオードに供給し、あらかじめ設定された波長の連続光を出力する。図5は、光出力部11のレーザーダイオードに流れる電流と出力される光のパワーの関係の例を示したものである。
光出力部11から出力された光は、光波長フィルタ部12に入力される。光が入力されると、光波長フィルタ部12は、フィルタ処理を施して設定された帯域の光のみを通過させる。また、光波長フィルタ部12は、フィルタ処理を施した光を2つに分岐し、受光部13と、監視用受光部14にそれぞれ出力する。
図6は、光波長フィルタ部12のフィルタ特性の例を示したものである。図6の横軸は、光の周波数、縦軸は、周波数ごとの光の透過率を示している。光波長フィルタ部12が透過する光の波長は、光出力部11が出力する光の波長に合わせて設定されている。
監視用受光部14に光が入力されると、監視用受光部14は、入力された光のスペクトルを計測し、計測結果を監視結果信号S16として制御部20の比較検証部24に送る。
受光部13に入力された光は、フォトダイオードによって電流信号に変換され電流信号S15として電流電圧変換部34に送られる。
電流信号S15が入力されると、電流電圧変換部34は、入力された電流信号を電圧信号に変換し、変換した電圧信号を電圧信号S21として出力する。電流電圧変換部34から出力された電圧信号S21は、2つの経路に分岐されて、比較部31と、A/D変換部35にそれぞれ送られる。
図7は、乱数発生回路100の電流電圧変換部34における電流電圧変換回路の特性の例を示した図である。図7は、電流から電圧への変換効率を周波数ごとに示した図である。図7の横軸は、電気信号の周波数、縦軸は、入力される電流信号の電流値が同一であるとした場合における電流から電圧への変換効率を示している。
A/D変換部35に電圧信号S21として入力された信号は、デジタル信号に変換され、入力された電圧信号S21の電圧値の情報がデジタル変換信号S22として制御部20の光出力制御部21に入力される。
比較部31に電圧信号S21が入力されると、比較部31は、電圧信号S21の電圧と、制御部20のサンプリング制御部22から基準電圧を示す信号として入力される閾値電圧信号S14の電圧を比較する。
基準電圧よりも電圧信号S21の電圧が高いとき、比較部31は「High」の信号を出力する。電圧信号S21の電圧が基準電圧以下であったとき、比較部31は「Low」の信号を比較結果信号S18として出力する。比較部31から出力された比較結果信号S18は、2つに分岐され、一方は、サンプリング部32に直接、入力され、もう一方は、反転部33に入力される。
図8は、比較部31のコンパレータに入力される信号の例を示したものである。図8のVcompは、基準電圧を示している。また、図8の横軸は、サンプリングが行われる時間、縦軸は、入力される信号の電圧を示している。
図9は、サンプリング部32の入力信号の振幅と、振幅ごとの出現頻度の関係を示したものである。図9の「H出力」は、「High」の信号に相当し、「L出力」は、「Low」の信号に相当する。図9に示すように、基準電圧であるVcompを適正に設定することで、「High」と「Low」がほぼ等しい頻度で検出されることが期待される。
比較結果信号S18が入力されると、反転部33は、入力された信号の電位の「High」と「Low」を反転し、反転した信号を反転信号S20としてサンプリング部32に出力する。
比較結果信号S18と反転信号S20が入力されると、サンプリング部32は、入力された信号のサンプリングを行う。サンプリング部32は、比較結果信号S18と反転信号S20から入力されるそれぞれの信号の「High」と「Low」を判別し、比較結果信号S18と反転信号S20から入力される信号を交互にサンプリングする。サンプリング部32は、制御部20からサンプリング周期信号S17として送られてくるサンプリングのタイミングを示す信号に基づいて入力された信号のサンプリングを行う。
図10は、比較結果信号S18と反転信号S20の状態と、サンプリング部32から出力される信号の関係を示したものである。図10の「比較部出力」は、比較部31からサンプリング部32に入力される比較結果信号S18の信号の状態を示している。また、図10の「反転部出力」は、反転部33からサンプリング部32に入力される反転信号S20の信号の状態を示している。図10の「サンプリング部の出力」は、サンプリング部32から出力されるサンプリング結果信号S19の信号の状態を示している。図10では、比較結果信号S18と反転信号S20が交互にサンプリングされ、サンプリング部32から出力されている。
サンプリングの周期は、光出力部11における光のパワーの制御の周期および受光部13や電流電圧変換部34の特性等に基づいて設定されている。サンプリングの周期は、光出力部11の光のパワーの制御の周期に影響されないように、例えば、サンプリングの周期の方が短くなるように設定される。また、サンプリングの周期は、受光部13における光/電気変換が反応できる周期の範囲内および電流電圧変換部34の周波数特性の範囲内で設定される。サンプリングの周期は、乱数の発生状況に基づいて可変に設定される構成としてもよい。そのような構成とする場合に、制御部20は、例えば、サンプリング制御部22において基準電圧を設定する際に、「High」と「Low」の発生率を基にサンプリング周期を判断する構成とすることができる。
サンプリング部32は、サンプリングしたビットデータを、サンプリングした順に並べたビット列のデータを生成し、制御部20の比較検証部24にサンプリング結果信号S19として送る。
サンプリング結果信号S19を受け取ると、制御部20の出力部25は、受け取ったビット列のデータを乱数のデータとしてCPU200に出力する。
また、制御部20の比較検証部24は、サンプリング結果信号S19を解析し、乱数のデータとしての生成された乱数が統計的に適しているかを判断し、判断結果の情報を品質データとして生成する。制御部20は、CPU200の要求に基づいて、生成した品質データをCPU200に送る。以上の動作を繰り返すことで、乱数発生回路100は、乱数発生用のデータをCPU200に供給することができる。
また、上記の乱数発生用のデータの生成を行っている際に、制御部20の光出力制御部21は、光出力部11から出力される光のパワーの制御を行う。制御部20は、デジタル変換信号S22として入力される受光部13における光のパワーの情報を基に、受光部13が受光する光のパワーの平均値が一定となるように光出力部11から出力されている光のパワーを制御する。受光部13が受光する光のパワーの平均値が設定値となるように制御することで、光のパワーのゆらぎを基に品質の高い乱数を生成することができる。制御部20は、光波長フィルタ部12のフィルタ特性および分岐比の情報と、受光部13における光のパワーの変化量と、光出力部11が出力する光のパワーの調整量の関係を示す情報をあらかじめ記憶している。制御部20は、光出力部11が出力する光のパワーを調整する制御信号を生成し、生成した制御信号を電流制御信号S11として光出力部11に送る。制御部20は、受光部13において受光される光のパワーの平均値があらかじめ設定された基準値となるように、APC(Automatic Power Control)によって光出力部11を制御する。光出力部11が電流制御信号S11に基づいて出力する光のパワーを調整することで、受光部13において受光される光のパワーは一定に保たれる。
また、上記の乱数発生用のデータの生成を行っている際に、制御部20の温度制御部23は、光モジュール10内の温度の制御を行う。乱数発生回路100が動作しているとき、光モジュール10の温度監視部16は、光モジュール10内の温度を計測し、計測した温度の情報を温度計測信号S13として制御部20の温度制御部23に送る。温度制御部23は、温度監視部16から温度計測信号S13として入力される光モジュール10内の温度の情報を基に、光モジュール10内の温度が設定値となるように温度調整部15の制御を行う。温度制御部23は、温度調整部15の温度の調整量を示す制御信号を温度制御信号S12として温度調整部15に送る。温度調整部15は、温度制御信号S12に基づいて、ペルチェ素子の温度を変化させ、光モジュール10内の温度を調整する。温度調整部15が光モジュール10内の温度を設定値に保つことで、光出力部11の出力する光の波長およびパワーが安定化する。
上記の乱数発生用のデータの生成を行っている際に、サンプリング制御部22は、サンプリング結果信号S19を基にサンプリングされたビット列のデータを監視する。サンプリング制御部22は、監視結果を基に比較部31における基準電圧を決定する。サンプリング制御部22は、「High」と「Low」の発生率が1:1となるように基準電圧を調整する。サンプリング制御部22は、所定の時間または所定のデータ量のデータを基に、「High」と「Low」の発生率を算出する。「High」の発生率が高いときに、サンプリング制御部22は、基準電圧が高くなるように設定する。また、「Low」の発生率が高いときに、サンプリング制御部22は、基準電圧が低くなるように設定する。サンプリング制御部22は、あらたな基準電圧を設定すると、あらたに設定した基準電圧を示す信号を閾値電圧信号S14として、比較部31に出力する。閾値電圧信号S14は、アナログ信号に変換して出力される。アナログ信号への変換部は、制御部20の外に備えられていてもよい。
また、上記の乱数発生用のデータの生成を行っている際に、制御部20の比較検証部24は、乱数用のデータの品質データの生成の他に、光出力部11から出力される光の監視を行う。比較検証部24は、監視結果信号S16に含まれる光の波長と、あらかじめ設定されている光の波長とのずれを監視し、波長のずれの情報を生成する。また、比較検証部24は、監視結果信号S16に含まれる光のパワーの情報を抽出する。比較検証部24は、光の波長のずれとパワーの情報を出力部25に送る。出力部25は、CPU200の要求に応じて光の波長のずれとパワーの情報をCPU200に出力信号S100として送信する。
本実施形態の乱数発生回路100は、サンプリング部32において光出力部11から出力される光の雑音の周期に基づいたサンプリング周期で、光から変換された電圧信号のサンプリングを行っている。また、サンプリングを行う際の基準電圧を、「High」と「Low」の検出割合が1:1となるように設定しているので、光の雑音を元にしたランダム性の高い乱数を得ることができる。
本実施形態の乱数発生回路100は、比較部31のコンパレータからの出力を2つに分岐し、一方を反転部33のインバータにおいて反転している。また、本実施形態の乱数発生回路100は、2つに分岐した信号についてサンプリング部32において、反転していない信号と反転した信号を交互にサンプリングしている。そのような方法でサンプリングすることで、サンプリングされた信号の「High」と「Low」の割合は、より1:1に近づくため乱数としての品質が向上する。
また、本実施形態の乱数発生回路100は、乱数の品質を検証し、検証結果と、乱数の元にした光の状態の情報をCPU200に出力している。乱数の品質の検証結果を出力することで、乱数を利用するCPU200は、乱数の品質と乱数の発生源である光出力部11の健全性を把握して暗号化等の処理に用いることができる。
また、本実施形態の乱数発生回路100において、比較検証部24で得られた乱数列に線形帰還シフトレジスタ等でスクランブルをかけてもよい。そのような構成とすることで、さらにランダム性が向上し安定した品質の乱数を得ることができる。
以上より、本実施形態の乱数発生回路100は、回路構成を複雑化することなく、自然現象を元にした予測が困難な乱数を、乱数の品質の検証結果とともに提供することができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2017年11月28日に出願された日本出願特願2017-228299を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 光出力手段
2 受光手段
3 電流電圧変換手段
4 比較手段
5 サンプリング手段
6 出力手段
10 光モジュール
11 光出力部
12 光波長フィルタ部
13 受光部
14 監視用受光部
15 温度調整部
16 温度監視部
20 制御部
21 光出力制御部
22 サンプリング制御部
23 温度制御部
24 比較検証部
25 出力部
31 比較部
32 サンプリング部
33 反転部
34 電流電圧変換部
35 A/D変換部
100 乱数発生回路
200 CPU
S11 電流制御信号
S12 温度制御信号
S13 温度計測信号
S14 閾値電圧信号
S15 電流信号
S16 監視結果信号
S17 サンプリング周期信号
S18 比較結果信号
S19 サンプリング結果信号
S20 反転信号
S21 電圧信号
S22 デジタル変換信号
S100 出力信号
S200 要求信号

Claims (10)

  1. 所定の波長の光を出力する光出力手段と、
    前記光を受光し、電流信号に変換する受光手段と、
    前記電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換手段と、
    基準電圧と比較して前記電圧信号を2値の信号に変換する比較手段と、
    前記光の雑音の周波数を基に設定された周期で、前記比較手段が変換した前記2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換するサンプリング手段と、
    前記ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力する出力手段と、
    前記比較手段が変換した前記2値の信号を第1の経路と第2の経路とに分岐する分岐手段と、
    前記第2の経路の前記2値の信号の電位を反転して出力する反転手段と
    備え
    前記サンプリング手段は、前記サンプリングを、前記第1の経路から入力される前記2値の信号と反転されて前記第2の経路から入力される前記2値の信号とに対して交互に行うことを特徴とする乱数生成回路。
  2. 所定の波長の光を出力する光出力手段と、
    前記光を受光し、電流信号に変換する受光手段と、
    前記電流信号を電圧信号に変換する電流電圧変換手段と、
    基準電圧と比較して前記電圧信号を2値の信号に変換する比較手段と、
    前記光の雑音の周波数を基に設定された周期で、前記比較手段が変換した前記2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換するサンプリング手段と、
    前記ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力する出力手段と
    前記サンプリング手段が前記サンプリングした前記ビットデータの2値の比率を基に、前記基準電圧を設定する基準電圧設定手段と、
    備えることを特徴とする乱数生成回路。
  3. 前記サンプリング手段が前記サンプリングした前記ビットデータの2値の比率を基に、前記基準電圧を設定する基準電圧設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の乱数生成回路。
  4. 前記サンプリング手段が前記サンプリングした前記ビットデータがランダムに生成されているかを監視する監視手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の乱数生成回路。
  5. 前記光出力手段が出力する前記光を監視する光監視手段と、
    前記光のパワーが一定になるように前記光出力手段を制御する制御手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から4いずれかに記載の乱数生成回路。
  6. 前記出力手段は、外部からの要求に基づいて、前記ビット列の乱数としての状態の情報を要求元に出力することを特徴とする請求項1から5いずれかに記載の乱数生成回路。
  7. 請求項1から6いずれかに記載の乱数生成回路と、
    前記ビット列のデータを乱数として処理を実行する演算処理装置と
    を備え、
    前記演算処理装置は、前記乱数生成回路から取得する前記ビット列のデータを乱数として用いた処理を実行することを特徴とする乱数発生システム。
  8. 光出力手段が、所定の波長の光を出力し、
    受光手段が、前記光を受光し、電流信号に変換し、
    電流電圧変換手段が、前記電流信号を電圧信号に変換し、
    比較手段が、基準電圧と比較して前記電圧信号を2値の信号に変換し、
    サンプリング手段が、前記光の雑音の周波数を基に設定された周期で、変換した前記2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換し、
    出力手段が、前記ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力し、
    変換した前記2値の信号を第1の経路と第2の経路とに分岐し、
    前記第2の経路の前記2値の信号の電位を反転し、
    前記第1の経路から入力される前記2値の信号と反転されて前記第2の経路から入力される前記2値の信号を交互にサンプリングすることを特徴とする乱数生成方法。
  9. 光出力手段が、所定の波長の光を出力し、
    受光手段が、前記光を受光し、電流信号に変換し、
    電流電圧変換手段が、前記電流信号を電圧信号に変換し、
    比較手段が、基準電圧と比較して前記電圧信号を2値の信号に変換し、
    サンプリング手段が、前記光の雑音の周波数を基に設定された周期で、変換した前記2値の信号をサンプリングしてビットデータに変換し、
    出力手段が、前記ビットデータを変換された順に並べたビット列のデータを出力し、
    基準電圧設定手段が、前記サンプリング手段によりサンプリングされた前記ビットデータの2値の比率を基に、前記基準電圧を設定する
    することを特徴とする乱数生成方法。
  10. 基準電圧設定手段が、前記サンプリング手段によりサンプリングされた前記ビットデータの2値の比率を基に、前記基準電圧を設定することを特徴とする請求項8に記載の乱数生成方法。
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