JP6991905B2 - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
車両のウインドシールドを介して虚像を運転者の前方に表示するヘッドアップディスプレイ装置がある。例えば、特許文献1には、撮像手段によって得られた撮像データから所定区画毎の明るさ情報を求め、この明るさ情報に基づいて、表示光の輝度を部分的に変更させることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置、に関する技術が開示されている。
特開2016-97818号公報
ところで、ヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像の視認性を高めることについて、なお改良の余地がある。
本発明の目的は、虚像の視認性を高めることができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することである。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、レーザ光を射出するレーザ素子と、前記レーザ素子へ供給される電流を制御することで前記レーザ素子のレーザ出力を制御する制御部と、前記レーザ素子からのレーザ光を主走査方向に複数回走査しながら前記主走査方向と直交する副走査方向に走査することで走査領域に画像を生成する画像生成部とを含み、車両におけるアイポイントに対向する位置に配置された反射部材に向けて前記画像を表す表示光を投射する表示装置を含み、前記制御部は、前記主走査方向におけるレーザ出力の平均デューティ比の値が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合、前記走査領域の一部である強調領域を走査する際に前記レーザ素子の定格電流よりも大きい強調電流を前記レーザ素子へ供給させることを特徴とする。
本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置は、レーザ出力の平均デューティ比が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合、走査領域の一部である強調領域を走査する際にレーザ素子の定格電流よりも大きい強調電流をレーザ素子へ供給する。本発明に係るヘッドアップディスプレイ装置によれば、表示される虚像の視認性を高めることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。 図2は、実施形態の投影装置を示す概略構成図である。 図3は、実施形態の走査領域を示す平面図である。 図4は、実施形態におけるレーザ光の走査時間とレーザ素子への供給電流との関係を示すグラフ図である。 図5は、実施形態におけるレーザ素子の許容出力とレーザ出力の平均デューティ比との関係を示すグラフ図である。 図6は、実施形態の強調表示を表示する方法を示すフローチャート図である。 図7は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。 図8は、実施形態の変形例の投影装置を示す概略構成図である。 図9は、実施形態の変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。
以下に、本発明の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図7を参照して、実施形態について説明する。実施形態は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。図1は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置を示す概略図である。図2は、実施形態の投影装置を示す概略構成図である。図3は、実施形態の走査領域を示す平面図である。図4は、実施形態におけるレーザ光の走査時間とレーザ素子への供給電流との関係を示すグラフ図である。ここで、図4は、図3に示す領域R1における走査時間とレーザ素子への供給電流との関係を示すグラフ図である。図5は、実施形態におけるレーザ素子の許容出力とレーザ出力の平均デューティ比との関係を示すグラフ図である。図6は、実施形態の強調表示を表示する方法を示すフローチャート図である。図7は、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置によって表示される虚像を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、車両100に搭載される。実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、表示装置20を含む。実施形態の表示装置20は、車両100のインストルメントパネル101によって覆われた収容部に収容されている。インストルメントパネル101の上面には、開口部101aが設けられている。表示装置20は、開口部101aを介して反射部材10に向けて表示光LDを投射する。
反射部材10は、車両100におけるアイポイントEPに対向する位置に配置されている。反射部材10は、表示装置20から投射される表示光LDを反射する部材である。実施形態の反射部材10は、ウインドシールドである。反射部材10は、入射する光の一部を反射し、光の一部を透過させる半透過性のコーティングなどがなされたウインドシールドであってもよい。表示装置20から反射部材10に向けて投射された表示光LDは、反射部材10から車両100のアイポイントEPに向けて反射される。表示光LDがアイポイントEPに向けて反射されることで、運転者Dから見た場合に反射部材10よりも車両100の前方で虚像Sが結像する。
表示装置20は、投影装置21およびミラー22を含む。投影装置21は、ミラー22に向かって表示光LDを投射する。ミラー22は、投影装置21からの表示光LDを反射部材10に向けて反射する。実施形態のミラー22は、表示光LDを拡大させて反射する拡大ミラーである。例えば、ミラー22として非球面ミラーを用いることができる。
図2に示すように、投影装置21は、レーザ光源部23、画像生成部24、および制御部25を含む。レーザ光源部23は、レーザ素子26およびダイクロイックミラー27を含んで構成されている。
実施形態においては、レーザ光源部23は、互いに異なる波長のレーザ光を射出する3つのレーザ素子26(第1レーザ素子26a、第2レーザ素子26b、および第3レーザ素子26c)と、2つのダイクロイックミラー27(第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27b)と、を含んで構成されている。画像生成部24は、走査ミラー28、およびスクリーン29を含む。制御部25は、レーザ光源部23および画像生成部24を制御する装置である。制御部25は、車両100に設けられた電源部(図示せず)からの各レーザ素子26への電流値を制御する。
各レーザ素子26(第1~第3レーザ素子26a~26c)は、レーザダイオード(Laser Diode:LD)などの発光素子である。レーザ素子26は、制御部25によって供給された電流に応じた出力でレーザ光を照射する。つまり、制御部25によってレーザ素子26へ供給される電流が大きい場合、レーザ光の出力も大きくなる。また、制御部25によってレーザ素子26へ供給される電流が小さい場合、レーザ光の出力も小さくなる。
レーザ素子26には、定格電流RCが規定されている。ここで、定格電流RCとは、レーザ光を照射しつづけた状態(連続照射状態)で使用できる最大電流値を指す。
実施形態において、3つのレーザ素子26のうち、第1レーザ素子26aは、赤色のレーザ光(第1レーザ光)を射出するレーザ素子である。また、第2レーザ素子26bは、緑色のレーザ光(第2レーザ光)を射出するレーザ素子である。また、第3レーザ素子26cは、青色のレーザ光(第3レーザ光)を射出するレーザ素子である。
ダイクロイックミラー27は、特定の波長の光を反射し、その他の波長の光を透過する部材である。第1ダイクロイックミラー27aは、赤色のレーザ光を透過させ、かつ緑色のレーザ光を反射する。第2ダイクロイックミラー27bは、赤色のレーザ光および緑色のレーザ光を透過させ、かつ青色のレーザ光を反射する。
第1レーザ素子26aは、走査ミラー28に向けて第1レーザ光を照射できるように配置されている。第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27bは、第1レーザ素子26aと走査ミラー28との間の光軸上に並んで配置されている。第1レーザ光の光軸上において、第2ダイクロイックミラー27bは、第1ダイクロイックミラー27aよりも走査ミラー28側に配置されている。
第1レーザ素子26aから射出された第1レーザ光は、第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27bを透過し、走査ミラー28に入射する。第2レーザ素子26bは、第1ダイクロイックミラー27aにおける第1レーザ光が入射する面とは反対側の面に向けて第2レーザ光を射出する。第2レーザ光は、第1ダイクロイックミラー27aによって走査ミラー28に向けて反射される。このとき、第1ダイクロイックミラー27aによって反射された第2レーザ光は、第1レーザ光と同一軸上で合成される。第3レーザ素子26cは、第2ダイクロイックミラー27bにおける第1レーザ光および第2レーザ光が入射する面とは反対側の面に向けて、第3レーザ光を射出する。第3レーザ光は、第2ダイクロイックミラー27bによって走査ミラー28に向けて反射される。このとき、第2ダイクロイックミラー27bによって反射された第3レーザ光は、第1レーザ光および第2レーザ光と同一軸上で合成される。
つまり、赤色(第1レーザ光)、緑色(第2レーザ光)、および青色(第3レーザ光)の3つのレーザ光は、第1ダイクロイックミラー27aおよび第2ダイクロイックミラー27bによって同一軸上で合成される。したがって、第1~第3レーザ光は、レーザ光源部23から重畳されて出力される。制御部25は、各レーザ素子26への電流の供給を制御することによって、第1~第3レーザ光の出力を調節して、レーザ光源部23から出力されるレーザ光の色を制御することができる。
画像生成部24は、走査ミラー28によって、レーザ素子26(第1~第3レーザ素子26a~26c)からのレーザ光(第1レーザ光~第3レーザ光)でスクリーン29を走査することでスクリーン29に画像を生成する。
走査ミラー28は、MEMS(Micro Electro Mechanical System:微小電気機械システム)技術を利用したMEMSミラーである。MEMSミラーは、機械要素部品、センサ、アクチュエータ、電子回路などが半導体基板上に集積化された光学デバイスである。走査ミラー28は、本体部28a、可動部28b、および可動ミラー部28cを含む。
本体部28aは、貫通孔を有しており、可動部28bおよび可動ミラー部28cは、貫通孔の内側に配置されている。可動部28bは、矩形枠状であり、可動ミラー部28cは、円盤形状の部材である。可動ミラー部28cは、可動部28bで囲まれた空間に配置されている。可動部28bは、第1回転軸X1方向に延在する2本の梁によって本体部28aと接続されている。可動部28bの表面には、図示しないコイルが渦状に巻かれている。コイルには、本体部28aから電流が供給される。実施形態では、車両100に設けられた電源部(図示せず)から本体部28aに電流が供給され、その電流がコイルにも供給される。本体部28aへの電流の供給は、制御部25によって制御される。可動部28bは、コイルに電流が供給されることにより、第1回転軸X1を回転中心として本体部28aに対して相対回転する。また、可動部28bが第1回転軸X1を回転中心として本体部28aに対して相対回転することにより、可動ミラー部28cも可動部28bと共に本体部28aに対して相対回転する。
可動ミラー部28cは、可動ミラー部28cの両端に設けられた一対のトーションバーを介して可動部28bに接続されている。トーションバーは、第2回転軸X2方向における可動ミラー部28cの両端のそれぞれから、第2回転軸X2方向に沿って延在している。ここで、第1回転軸X1と第2回転軸X2とは、直交している。可動ミラー部28cは、共振によって第2回転軸X2回りに回転振動する。すなわち、可動ミラー部28cは、共振によって可動部28bに対して相対回転する。走査ミラー28は、可動部28bが予め定められた第1周波数で回転振動する場合に、共振によって可動ミラー部28cが第1周波数とは別の第2周波数で回転振動するように設計されている。
可動ミラー部28cは、レーザ光源部23から射出されたレーザ光を反射する部材である。可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光は、可動ミラー部28cが第2回転軸X2回りに回転運動することにより、スクリーン29を主走査方向MSに走査する。また、可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光は、可動部28bが第1回転軸X1回りに回転運動することにより、スクリーン29を主走査方向MSと直交する副走査方向SSに走査する。つまり、画像生成部24は、走査ミラー28によって反射されたレーザ光によって、スクリーン29を主走査方向MSに複数回走査しながら副走査方向SSに走査することでスクリーン29に画像を生成する。
スクリーン29は、可動ミラー部28cとミラー22(図1参照)との間の光路上に配置されている。スクリーン29は、光を透過する平面状の透過性スクリーンである。実施形態のスクリーン29は、マイクロレンズアレイである。つまり、スクリーン29は、集積された多数のマイクロレンズを含んで平面状に構成されている。各マイクロレンズは、レーザ光を拡散させる。レーザ光が拡散されることで、運転者Dの姿勢の変化などによって、運転者Dの視線が所定の範囲内で変動したとしても、反射部材10で反射されるレーザ光が視認可能となる。ここで、スクリーン29は、レーザ光によって走査される走査領域SRを有している。つまり、走査領域SRは、可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光によって画像が描画される(生成される)領域である。
実施形態の走査領域SRは、矩形状に設定されている。図2に矢印Y1で示すように、画像生成部24は、走査ミラー28によって、レーザ光(第1レーザ光~第3レーザ光)を走査領域SRに対して主走査方向MSに複数回走査しながら副走査方向SSに走査することで、走査領域SRに画像を生成する。走査領域SRには、可動ミラー部28cによって反射されたレーザ光に対応する画像が生成される。そして、そのレーザ光は、走査領域SRを透過して表示光LDとなる。表示光LDは、ミラー22(図1参照)に入射する。
図1に示すように、車両100には、車両100の前方を撮像する撮像部30が搭載されている。撮像部30は、例えば、車両100の前方を撮像するカメラなどである。また、図2に示すように、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、注意情報取得部31を含む。注意情報取得部31は、車両100の前方にある注意対象物AO(図7参照)についての情報を取得する。実施形態の注意情報取得部31は、撮像部30から撮像部30が取得した撮像データを受け取り、注意対象物AOについての情報を取得する。注意情報取得部31は、注意対象物AOについて、例えば、注意対象物AOの位置、車両100と注意対象物AOとの距離、注意対象物AOの大きさ、注意対象物AOの移動方向などの情報を取得する。
なお、車両100に搭載された別の装置(対象物判定部)によって、注意対象物AOが判定されてもよい。この場合、例えば、撮像部30からの撮像データは、対象物判定部に送られ、対象物判定部が撮像データから注意対象物AOを判定して注意対象物AOについての情報を検出する。そして、注意情報取得部31は、対象物判定部から注意対象物AOについての情報を取得する。
実施形態の制御部25は、一定の条件で定格電流RCよりも大きい電流である強調電流HCをレーザ素子26へ供給させる。強調電流HCを供給されたレーザ素子26は、定格電流RCが供給された際よりも高い出力のレーザ光を射出する。走査領域SRの一部は、この高い出力のレーザ光によって走査される。したがって、強調電流HCが供給されたレーザ素子26が照射したレーザ光によって生成された表示要素は、走査領域SRの他の部分に生成された表示要素よりも高い輝度を有する表示要素(強調表示)となる。図3に示すように、制御部25は、走査領域SRにおける任意の一部分を強調領域HRとし、強調電流HCを供給させたレーザ素子26から射出されるレーザ光で走査させる。
実施形態の制御部25は、注意情報取得部31が取得した情報に基づいて、強調領域HRを決定する。このとき、制御部25は、走査領域SRにおける注意対象物AOに対応する領域を強調領域HRとする。走査領域SRにおいて、注意対象物AOに対応する領域が強調領域HRとされることで、注意対象物AOに対応した位置に強調表示が表示される。
レーザ素子26には、一時的であれば、定格電流RCよりも高い電流が供給されたとしてもレーザ光の出力が許容される出力(許容出力)がある。許容出力の範囲内でレーザ素子26を使用することで、レーザ素子26は、定格電流が供給された時の出力よりも高い出力で画像を生成することができる。主走査方向MSにおける一回の走査におけるレーザ素子26の許容出力は、主走査方向MSにおけるレーザ出力の平均デューティ比によって決定される。
図4に示すように、実施形態の制御部25は、主走査方向MSにおける平均デューティ比に応じて定格電流RCよりも高い強調電流HCをレーザ素子26へ供給させる。ここで、平均デューティ比は、例えば、以下の[数1]のような形で求められる。
Figure 0006991905000001
ここで、「Dav」は、平均デューティ比(%)を示している。「t」は、主走査方向MSにおける一回のレーザ走査の中で、一本の走査線をn分割するk番目の位置でレーザ射出の際にレーザ素子26に電流が供給される時間を示している。また、「p」は、一本の走査線をn分割するk番目の位置でレーザ射出の際に供給される供給電流(%)を示している。この供給電流「c」は、定格電流RCの値を100%としたときの供給電流値の割合である。なお、k番目の位置でのレーザ射出における供給電流の値が変動する場合、供給電流「c」には、その電流供給の時間に対する供給電流値の平均値が適用される。また、「T」は、主走査方向MSにおける一回の走査時間を示している。すなわち、平均デューティ比は、主走査方向MSにおける一回の走査時間のうちレーザ素子26にどれだけの電流が供給されて、レーザ素子26がどれだけの時間使用されたかを示す。制御部25は、主走査方向MSにおいて強調領域HRの対象となる領域と交差するレーザ走査線についての平均デューティ比を取得する。なお、制御部25は、主走査方向MSにおいて強調領域HRの対象となる領域が複数のレーザ走査線と交差する場合、それらのレーザ走査線を合わせた平均デューティ比を取得してもよい。
図5に示すように、実施形態のレーザ素子26において、平均デューティ比の値がx%以下の場合に、定格電流RCを供給された際の出力(定格出力RO)よりも高い出力が許容される。ここで、「x%」は、100%よりも小さく、0%よりも大きい値である。平均デューティ比の値が100%以下でx%よりも大きい場合、許容出力は、定格出力ROと同程度である。したがって、この平均デューティ比の範囲内では、定格出力ROよりも高い出力は、許容されていない。平均デューティ比の値がx%以下で、y%よりも大きい場合、許容出力は、定格出力ROよりも高くなる。この平均デューティ比の範囲内において、許容出力は、平均デューティ比の減少に伴うように上昇する。ここで、「y%」は、x%よりも小さく、0%よりも大きい値である。実施形態では、平均デューティ比の値がx%以下でy%よりも大きい範囲において、許容出力と平均デューティ比との関係は線形関係である。なお、平均デューティ比の値がx%以下でy%よりも大きい範囲において、許容出力と平均デューティ比との関係は非線形関係であってもよい。
平均デューティ比の値が約y%以下の場合では、定格出力ROの2倍程度の出力が許容される。例えば、上述の「x%」は「50%」であり、上述の「y%」は「40%」である。この場合、平均デューティ比が50%以下のときに定格電流RCよりも大きな強調電流HCをレーザ素子26へ供給することができる。なお、レーザ素子26の平均デューティ比と許容出力との関係は、これに限られない。例えば、レーザ素子26における平均デューティ比と許容出力との関係は、レーザ素子26の種類などによって変わる。
実施形態の制御部25は、レーザ素子26(第1~第3レーザ素子26a~26c)ごとに主走査方向MSにおける平均デューティ比を取得する。そして、制御部25は、強調表示の描画に用いられるレーザ素子26の平均デューティ比の値が100%よりも低い第1の値以下である場合にそのレーザ素子26に強調電流HCを供給させて強調領域HRを走査する。ここで、実施形態の第1の値は、上述の「x%」である。
次に、実施形態の制御部25の制御方法の例について説明する。図6に示すように、制御部25は、主走査方向MSにおけるレーザ出力の平均デューティ比を取得する(S1)。その後、制御部25は、取得した平均デューティ比の値が100%よりも低い所定の第1の値以下であるかを判断する(S2)。第1の値は、例えば、レーザ素子26の種類や、想定される使用環境などを考慮して決定される。
平均デューティ比の値が100%よりも低い第1の値以下である場合、制御部25は、強調領域HRを走査する際にレーザ素子26に定格電流RCよりも大きな電流(強調電流HC)を供給させる(S4)。レーザ素子26に強調電流HCが供給されることにより、強調領域HRにおいては、定格電流RCが供給されたレーザ素子26のレーザ光で走査された場合よりも輝度の高い表示要素(強調表示)が生成される。
一方、平均デューティ比の値が第1の値よりも大きい場合、制御部25は、平均デューティ比が第1の値以下となるように強調領域HR以外の領域を走査するときにレーザ素子26へ供給する電流を低下させる(S3)。制御部25は、例えば、表示する必要性の低い表示要素を消したり、輝度を下げたり、表示を小さくしたりすることで平均デューティ比の値を第1の値以下になるように調整する。
その後、制御部25は、強調領域HRを走査する際にレーザ素子26に定格電流RCよりも大きな電流(強調電流HC)を供給させる(S4)。レーザ素子26に強調電流HCが供給されることにより、強調領域HRに強調表示が生成される。
以下に、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1によって表示される虚像Sの具体的な例について説明する。図7に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置1は、アイポイントEPから見て、反射部材10であるウインドシールドよりも前方に虚像Sを結像させる。虚像Sは、反射部材10における走査領域SRに対応する表示領域11の範囲内に表示される。実施形態において、ヘッドアップディスプレイ装置1によって表示される虚像Sは、第1表示41、第2表示42、第3表示43、および第4表示44を含む。
第1表示41は、車両100の走行スピードを示す表示要素である。第2表示42は、車両100と、車両100の前方を走行する車両200との車間距離を表す表示要素である。第3表示43は、歩行者300などの注意対象物AOに対応して表示される表示要素である。実施形態の第3表示43は、歩行者300の足元を囲む領域に重畳させて表示された円形の表示要素である。第4表示44は、制限速度を示す表示要素である。
例えば、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、注意情報取得部31が車両100の前方にある注意対象物AOについての情報(注意情報)を取得する。そして、制御部25は、注意情報取得部31が取得した注意情報に基づいて、走査領域SRにおける注意対象物AOに対応する領域を強調領域HRとする。注意情報取得部31は、例えば、注意対象物AOの位置や、注意対象物AOまで距離、注意対象物AOの進行方向などの情報を取得する。
実施形態の注意情報取得部31は、車両100の進行方向付近を歩行する歩行者300を注意対象物AOとみなして、その情報を取得する。制御部25は、注意情報取得部31が取得した情報(注意情報)に基づいて、歩行者300に対応する領域を強調領域HRとする。制御部25は、走査領域SRのうち歩行者300の足元を囲む領域に対応する領域を強調領域HRとする。強調電流HCが供給されたレーザ素子26が強調領域HRを走査することによって、アイポイントEP(図1参照)から見て、歩行者300の足元を囲む強調表示である第3表示43が虚像Sに含まれて表示される。
また、注意情報取得部31は、例えば、車両200を注意対象物AOとみなして、車両200との車間距離などの情報を取得する。例えば、車両100と前方の車両200との車間距離が所定の車間距離よりも狭くなった場合、制御部25は、走査領域SRのうち第2表示42に対応する領域を強調領域HRとする。強調領域HRを強調電流HCが供給されたレーザ素子26が走査することによって、アイポイントEP(図1参照)から見た第2表示42の輝度が高くなる。つまり、強調表示(第2表示)を含んだ虚像Sが表示される。第2表示42の輝度が高くなることで、前方の車間距離が狭くなったことを運転者Dが認識し易くなる。なお、ここで、「所定の車間距離」とは、例えば、衝突の可能性があると判断される距離である。例えば、「所定の車間距離」は、車両100の走行スピードなどに基づいて決定される。
なお、車両100に搭載された対象物判定部が歩行者300や車両200を注意対象物AOとして判定し、注意情報取得部31がその情報を取得する構成であってもよい。
以上のようにして、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1によって強調表示を含んだ虚像Sが表示される。なお、制御部25は、走査領域SRのうち歩行者300に対応する領域を強調領域HRとしてもよい。つまり、強調表示を歩行者300に重畳させて表示してもよい。
以上説明したように、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、レーザ光を射出するレーザ素子26と、レーザ素子26へ供給される電流を制御することでレーザ素子26のレーザ出力を制御する制御部25と、レーザ素子26からのレーザ光を主走査方向MSに複数回走査しながら主走査方向MSと直交する副走査方向SSに走査することで走査領域SRに画像を生成する画像生成部24とを含み、車両100におけるアイポイントEPに対向する位置に配置された反射部材10に向けて画像を表す表示光LDを投射する表示装置20を含み、制御部25は、主走査方向MSにおけるレーザ出力の平均デューティ比の値が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合、走査領域SRの一部である強調領域HRを走査する際にレーザ素子26の定格電流RCよりも大きい強調電流HCをレーザ素子26へ供給させる。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25は、主走査方向MSにおけるレーザ出力の平均デューティ比の値が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合、強調領域HRを走査する際に強調電流HCをレーザ素子26へ供給させる。強調領域HRを走査する際にレーザ素子26に強調電流HCが供給されることで、強調領域HRに描画される画像の輝度が高くなる。したがって、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1によって、表示される虚像Sのうち強調領域HRに対応する部分の輝度を高くできる。したがって、表示される虚像Sの視認性を高めることができる。
また、レーザ素子26に定格電流RCよりも大きい強調電流HCが供給されることで、レーザ素子26の定格出力ROよりも高い出力で、強調領域HRに画像を描画することができる。したがって、レーザ素子26を定格出力ROの範囲内で使用する場合よりも、虚像に含まれる表示要素の輝度を高くすることができる。
また、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、車両100の前方にある注意対象物AOについての情報を取得する注意情報取得部31をさらに含み、制御部25は、走査領域SRにおける注意対象物AOに対応する領域を強調領域HRとする。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25が走査領域SRのうち注意対象物AOに対応する領域を強調領域HRとすることで、注意対象物AOに対応した強調表示が虚像Sとして表示される。この強調表示によって、運転者Dの視線を注意対象物AOへ誘目することができる。
また、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25は、走査領域SRにおける強調領域HR以外の領域を走査するときにレーザ素子26へ供給する電流を低下させることにより、平均デューティ比を第1の値以下とする。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、制御部25がレーザ素子26へ供給する電流を低下させることにより、平均デューティ比を第1の値以下とすることで、任意のタイミングで、レーザ素子26に強調電流HCを供給して強調領域HRを走査させることができる。
また、実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、強調電流HCの値は、平均デューティ比の値に応じて決定される。
実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1において、平均デューティ比の値に応じて強調電流HCの値を決定することで、虚像Sの表示状況に応じた輝度で強調表示を表示させることができる。
[実施形態の変形例]
図8および図9を参照して、実施形態の変形例について説明する。実施形態の変形例は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。図8は、実施形態の変形例の投影装置を示す概略構成図である。図9は、実施形態の変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置によって投影される虚像を示す図である。変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、注意情報取得部31の代わりに輝度情報取得部32を含む点において、上記実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1と異なる。その他の構成は、上記の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置1と同様である。
図8に示すように、変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、輝度情報取得部32を含む。輝度情報取得部32は、アイポイントEP(図1参照)から見た反射部材10(図1参照)の背景の輝度についての情報を取得する。輝度情報取得部32は、例えば、車両100の車室内に設置され反射部材10を撮像する撮像部からの撮像データに基づいて輝度情報を取得する。
反射部材10には、背景の輝度が相対的に高い領域と低い領域とができる。例えば、輝度情報取得部32は、表示領域11を任意の分割区分で分割された区画12ごとの輝度情報を取得する。実施形態の輝度情報取得部32においては、図9に示すように、表示領域11を3行3列で分割された区画12ごとの輝度情報を取得する。図9においては、相対的に輝度の低い区画12(第1区画12a)は濃く示されており、相対的に輝度の高い区画12(第2区画12b)は淡く示されている。
図8に示すように、輝度情報取得部32は、撮像部を介して取得した輝度情報を制御部25に送信する。制御部25は、反射部材10における背景の輝度が所定の第2の値以上である区画12に表示光LDを投射する場合、走査領域SRにおける区画12と対応する領域を強調領域HRとする。第2の値は、例えば、レーザ素子から定格出力ROで射出されたレーザ光を用いて表示された虚像Sが視認しにくくなる程度の輝度の値である。また、第2の値は、表示される虚像Sの表示要素ごとに、その重要度などに応じて設定されてもよい。
図9に示すように、第1区画12aは、反射部材10における背景の輝度が第2の値よりも低い区画12に該当する。また、実施形態において、第2区画12bは、反射部材10における背景の輝度が第2の値以上の区画12に該当する。実施形態では、制御部25は、第2区画12bに表示される第4表示44に対応する走査領域SRの部分を強調領域HRとする。
以上説明したように、本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、アイポイントEPから見た反射部材10の背景の輝度についての情報を取得する輝度情報取得部32をさらに含み、制御部25は、反射部材10における背景の輝度が所定の第2の値以上である区画(第2区画12b)に表示光LDを投射する場合、走査領域SRにおける区画(第2区画12b)と対応する領域を強調領域HRとする。
本変形例に係るヘッドアップディスプレイ装置1は、逆光などによって反射部材10における背景の輝度が高くなっている場合であっても、視認性を高めた虚像を表示することができる。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 ヘッドアップディスプレイ装置
10 反射部材
11 表示領域
12 区画
12a 第1区画
12b 第2区画
20 表示装置
21 投影装置
22 ミラー
23 レーザ光源部
24 画像生成部
25 制御部
26 レーザ素子
26a 第1レーザ素子
26b 第2レーザ素子
26c 第3レーザ素子
27 ダイクロイックミラー
27a 第1ダイクロイックミラー
27b 第2ダイクロイックミラー
28 走査ミラー
28a 本体部
28b 可動部
28c 可動ミラー部
29 スクリーン
30 撮像部
31 注意情報取得部
32 輝度情報取得部
41 第1表示
42 第2表示
43 第3表示
44 第4表示
100 車両
101 インストルメントパネル
101a 開口部
200 車両
300 歩行者
D 運転者
EP アイポイント
HC 強調電流
HR 強調領域
LD 表示光
MS 主走査方向
R1 領域
RC 定格電流
S 虚像
SR 走査領域
SS 副走査方向
X1 第1回転軸
X2 第2回転軸

Claims (5)

  1. レーザ光を射出するレーザ素子と、前記レーザ素子へ供給される電流を制御することで前記レーザ素子のレーザ出力を制御する制御部と、前記レーザ素子からのレーザ光を主走査方向に複数回走査しながら前記主走査方向と直交する副走査方向に走査することで走査領域に画像を生成する画像生成部とを含み、車両におけるアイポイントに対向する位置に配置された反射部材に向けて前記画像を表す表示光を投射する表示装置を備え、
    前記制御部は、前記主走査方向におけるレーザ出力の平均デューティ比の値が100%よりも低い所定の第1の値以下である場合、前記走査領域の一部である強調領域を走査する際に前記レーザ素子の定格電流よりも大きい強調電流を前記レーザ素子へ供給させる
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記車両の前方にある注意対象物についての情報を取得する注意情報取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記走査領域における前記注意対象物に対応する領域を前記強調領域とする
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記アイポイントから見た前記反射部材の背景の輝度についての情報を取得する輝度情報取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記反射部材における前記背景の輝度が所定の第2の値以上である区画に前記表示光を投射する場合、前記走査領域における前記区画と対応する領域を前記強調領域とする
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記制御部は、前記走査領域における前記強調領域以外の領域を走査するときに前記レーザ素子へ供給する電流を低下させることにより、前記平均デューティ比を前記第1の値以下とする
    請求項1から3のいずれか1つに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記強調電流の値は、前記平均デューティ比の値に応じて決定される
    請求項1から4のいずれか1つに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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