JP6970770B2 - 撮影システムおよび検像装置、ならびにそれらの制御方法 - Google Patents

撮影システムおよび検像装置、ならびにそれらの制御方法 Download PDF

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本発明は、医用画像の撮影を含む検査の制御技術に関するものであり、特に再撮影及び追加撮影を考慮した制御技術に関するものである。
従来から、医師が患者の病状を確認したり、診断を行ったりするための医用画像を取得する医用画像撮影装置(以下、単に撮影装置と呼ぶ)が用いられている。撮影装置には、放射線を使用したX線撮影装置やX線CT装置、MRIに代表される磁気共鳴画像撮影装置、PETやSPECTに代表される、核医学撮影装置、超音波撮影装置等、様々な種類が存在する。これらの撮影装置によって取得される医用画像も形態的な画像から、例えば脳の血流量のように機能的な値を画像化したものまで種々の画像が存在する。医師は、患者の病状に合わせて必要な画像を判断し、それに伴った撮影装置を利用して取得した画像に基づいて診断を行っている。
近年、これらの撮影装置を用いた検査の運用をスムーズかつ正確に行うため、病院内情報システムとネットワークを介して情報通信を行っている。病院内情報システムには、例えば患者名や患者ID等の患者情報や検査を行う日時や撮影の内容等を含んだ検査要求情報等の情報を管理する病院情報システム(HIS:HOSPITAL INFORMATION SYSTEM)がある。また、特に放射線科における患者情報や検査要求情報等の情報を管理するために放射線科情報管理システム(RIS:RADIOLOGY INFORMATION SYSTEM)がある。
一方では、取得した医用画像を保存したり表示したりして診断に利用するためのシステムとして、PACS(Picture archiving and communication system)がある。この時、取得した画像をそのままPACS転送するのではなく、医師が読影するのに十分な品質を保っているか検像装置で検像技師が確認した後転送されることもよく行われる。撮影装置上でも、画像の確認を行っているが、画質に関する知識が深い検像技師がさらに画像を確認することで、画質がさらに向上するとともに、撮影装置を操作する撮影技師間の判断のずれがなくなり医師の診断が容易になる。ここで、検像装置の一例として、転送されてきた検査画像を保存するためのストレージと画像を確認するためのモニタと画像処理など各種処理を行うための情報処理装置で構成されている。
これら病院内情報システムと撮影装置とがネットワークを介して情報通信するための標準規格としてDICOMやHL7が規定されている。DICOMは、DIGITAL IMAGING AND COMMUNICATION IN MEDICINEの略である。HL7は、HEALTH LEVEL SEVENの略である。更に、近年では、病院内システムのマルチベンダ化を促進することを目的としたガイドラインであるIHE(INTEGRATED HEALTHCARE ENTERPRISE)が存在する。IHEは、医療の臨床現場における様々なユースケースに対してDICOMやHL7といった標準規格の利用方法を統一するガイドラインである。
ここで、検査実施の際に撮影装置、HIS/RIS、検像装置の間で行われる一般的な通信シーケンスについて図15を参照して説明する。図15に示すように、撮影技師120による検索条件を含む検査要求情報取得指示に応じて、撮影装置100は、HIS/RIS110に検査要求情報要求を行い、検索条件に応じた検査要求情報を取得する。撮影装置100は、取得した検査要求情報を解析する。次に、撮影装置100は、取得した検査要求情報から撮影技師120により実施する検査を選択し、検査開始指示に応じて検査開始通知を行う。次に、撮影装置100は、撮影技師120による撮影指示に応じて例えばX線を曝射して、医用画像データを取得する。この処理は、必要に応じて繰り返し行う。要求された検査がすべて完了した場合、撮影装置100は、撮影技師120による検査終了指示に応じて検査終了通知を作成し、その後HIS/RIS110に検査終了通知を行うと同時に、撮影済みの検査画像を検像装置130へ出力する。検像技師140は、検像装置130上で検査画像を確認し、医師160が読影できる画質であるかどうか確認する。このときの確認ポイントは、濃度、コントラスト、アノテーションの位置や内容、DICOMタグの内容や各種画像処理が適切か等その場で修正できるものもある。一方、X線線量不足やポジショニング間違いや、病変を特定するための新たな撮影の必要性等、再撮影や追加の撮影が必要になるものもある。
検像技師140は、その場で修正できるものは修正して、医師160が読影しやすい画像を作成し、PACSへ出力し、PACSで医師160が読影を行う。一方再撮影や追加の撮影など新たな撮影の必要がある場合は、撮影技師120あるいは医師160に連絡してRIS110から新たなオーダーを発行してもらい、再撮影や追加の撮影を行う。
このように、HIS/RIS110を用いて通信を行った場合の検査実施においては、検査の開始又は終了(中断を含む)を行う場合、撮影装置100からHIS/RIS110に対して、検査開始通知や検査終了通知等を行っている。このようにすることで、HIS/RIS110が、現在要求している各検査における撮影装置100の実施状況を把握することができる。なお、撮影装置100がHIS/RIS110に検査開始通知や検査終了通知を行うタイミングは、撮影技師120が撮影装置100上のGUIで検査開始ボタンや撮影終了ボタンを押すタイミングで行っている。これにより、病院内システムにおける種々の処理を円滑に行うようにすることができる。
あるいは、検査終了時に検査画像を検像装置130へ出力するのではなく、PACS150へ出力することもある。この場合、医師160がPACS端末にて検査画像を読影して診断を行う。この際、X線線量不足やポジショニング間違いや、病変を特定するための新たな撮影の必要性等がでて再撮影や追加の撮影の必要が出た場合は、RIS110を介して新たなオーダーを発行して、再撮影や追加の撮影を行う。
ところで、撮影装置100が、HIS/RIS110に通知する検査終了通知の情報には、検査の会計処理に利用される撮影枚数等の情報やX線の線量情報などが含まれる。そのため、例えば撮影技師120のミスによって検査終了指示をしないで放置された場合は、撮影装置100は、HIS/RIS110に検査終了通知を行わないことになる。したがって、検査後の会計処理等のワークフローに支障をきたすという問題がある。このような、検査終了指示を忘れることによる問題の対応策として、特許文献1では、撮影装置に検査を終了するための終了条件を事前に保存しておくという技術が開示されている。また、一般的に、HIS/RISにおいては、検査終了通知が行われた検査に対しては、その後の検査追加が不可能であるという問題がある。そこで、特許文献2では、検査終了後すぐに検査終了通知を行うのではなくタイマーを設けて検査追加の猶予を与える技術が開示されている。
特開2007−215685号公報 特開2013−173057号公報
しかしながら、上述の従来技術においては、検像技師や医師による再検査指示や検査追加指示に対しては対応することが出来ない。すなわち、検像技師や医師による再検査指示や検査追加指示は、検像装置において画像確定する時点、あるいはPACSにおいて読影される時点になされるものである。そのため、特許文献1が開示する終了条件を利用する技術では解決できない。一方、特許文献2が開示するタイマーを利用する技術において十分長い猶予期間を設定した場合、結果として検査終了通知が遅延し、その後工程の会計処理が遅れることになる。そのため、撮影技師あるいは医師による再度のオーダー発行操作が必要となり業務効率が落ち、また、誤操作のおそれも生じる。また、患者は待機する時間が長くなり、患者への負担も大きくなるという問題が生じる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、医用画像の撮影を含む検査において再撮影及び追加撮影を好適に行うことを可能にする技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る撮影システムは以下の構成を備える。すなわち、撮影部を有する撮影装置と、前記撮影装置と通信可能であって撮影部を有さない検像装置と、を有する撮影システムにおいて、前記撮影装置は、ネットワークを介して病院内情報システムと接続され、前記病院内情報システムからの撮影依頼の入力を受け付ける第1の受付手段と、前記撮影依頼に基づいて前記撮影部による1以上の画像の撮影を実施する制御手段と、前記検像装置に、前記1以上の画像を送信する第1の送信手段と、を有し、前記検像装置は、前記撮影装置から、前記撮影依頼に基づく撮影実施情報と撮影された前記1以上の画像とを受信する受信手段と、前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定をユーザから受け付ける第2の受付手段と、前記第2の受付手段により、前記撮影実施情報に対応する前記1以上の画像の全てが前記所望の画像品質を満たすという判定が受け付けられた場合に、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知する通知手段と、前記第2の受付手段により、前記所望の画像品質を満たさない画像があるという判定が受け付けられた場合に、前記所望の画像品質を満たさないと判定された画像に対する再撮影依頼を、前記撮影装置に送信する第2の送信手段と、を有する。
また、本発明に係る検像装置は以下の構成を備える。すなわち、撮影部を有する撮影装置と通信可能で、撮影部を有さない検像装置であって、前記撮影装置は、ネットワークを介して病院内情報システムと接続され、前記検像装置は、前記撮影装置から、前記病院内情報システムからの撮影依頼に基づく撮影実施情報と撮影された1以上の画像とを受信する受信手段と、前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定をユーザから受け付ける受付手段と、前記受付手段により、前記撮影実施情報に対応する前記1以上の画像の全てが前記所望の画像品質を満たすという判定が受け付けられた場合に、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知する通知手段と、前記受付手段により、前記所望の画像品質を満たさない画像があるという判定が受け付けられた場合に、前記所望の画像品質を満たさないと判定された画像に対する再撮影依頼を、前記撮影装置に送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、医用画像の撮影を含む検査において再撮影及び追加撮影を好適に行うことを可能にする技術を提供することができる。
撮影装置を含む情報システムの構成を示す図である。 撮影装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。 撮影装置の操作部GUIの一例を示す図である。 検像装置の画像ビューワーGUIの一例を示す図である。 第1実施形態における全体フローチャートである。 第1実施形態における検像装置のフローチャートである。 第2実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。 第2実施形態における全体フローチャートである。 第2実施形態における検像装置のフローチャートである。 第3実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。 第3実施形態における全体フローチャートである。 第3実施形態における検像装置のフローチャートである。 第5実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。 従来システムにおける装置間のシーケンス図である。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る撮影装置の第1実施形態として、医用画像の撮影装置を含む病院内情報システムを例に挙げて以下に説明する。
<システム構成>
図1は、撮影装置を含む病院内情報システムの構成を示す図である。図1に示すように、撮影装置303、304、305は、ネットワーク320を介して、病院内情報システムとしてのHIS301、RIS302及び検像装置306、PACS307と接続されている。ネットワークは、イーサネット(登録商標)、無線LAN等を利用した各種の有線/無線ネットワークを含む。
このネットワークを用いて患者情報、検査要求情報、検査実施情報、検査終了情報、画像データ等の送受信が行われる。このとき、撮影装置303、304、305は、一種類であっても、複数の種類の撮影装置であってもよい。また、接続される撮影装置の台数も図1に示す3台に限定されず、1台以上の台数が接続されていてもよい。なお、以下では、撮影装置303に着目して説明を行うが、撮影装置304,305においても同様である。
撮影装置303は、X線撮影装置やX線CT装置、MRIに代表される磁気共鳴画像撮影装置、PETやSPECTに代表される核医学撮影装置、超音波撮影装置等で利用される医療用途の画像撮影装置である。なお、ここでは、撮影装置の一例としてX線撮影装置を用いて説明する。また、図1では簡略化のため撮影装置303に接続されるHIS301、RIS302、検像装置306は1台であるが、この場合に限られない。例えば、撮影装置303の1台について、複数台のHIS301、RIS302、検像装置306が接続されていてもよい。
<システムで用いられる各種情報>
次に、以下の説明で用いられる「患者情報」、「検査要求情報」、「検査実施情報」及び「検査終了情報」について説明する。なお、以下の説明では、これら4種類の情報をまとめて「検査情報」と呼ぶ場合もある。
患者情報とは、撮影装置303が実施する検査の被験者となる患者の個人情報である。患者情報には被験者を特定するためのユニークなIDである患者ID、患者氏名、性別、生年月日、年齢の情報が含まれる。患者情報の入力及び保存は、主にHIS301の端末上で行われる。ただし、RIS302及び撮影装置303であっても患者情報の入力、修正及び保存を行うことができる。なお、患者情報をネットワークに接続したサーバ等の情報記憶装置に保存することで、各装置で入力された患者情報の整合性を確保して共有することが可能である。
検査要求情報とは、撮影装置303が実施する検査について、いつ、どの撮影装置で、誰が、どのような撮影を行うのかといった具体的な検査の実施要求を示した情報である。検査要求情報には、主に検査をユニークに特定する検査ID、検査実施予定日時、検査実施予定装置及び検査で実施する具体的な撮影手技の情報が含まれる。また、検査を実施する撮影技師120(以下、操作者ともいう)の氏名、検査を依頼した部門及び医師名及び上述した患者情報も含まれる。なお、HIS301、RIS302、撮影装置303がDICOM規格に準拠している場合、この検査要求情報には、DICOM規格のMWL(MODALITY WORK LIST SOP)クラスで規定されているタグ情報が含まれる。検査要求情報の入力及び保存は、主にHIS301において行われる。ただし、RIS302、撮影装置303であっても検査要求情報の入力、修正及び保存を行うことができる。この場合、何れかのタイミングでHIS301に検査要求情報が通知される。なお、検査要求情報をネットワークに接続したサーバ等の情報記憶装置に保存することで、各装置で検査要求情報を共有することが可能である。
検査実施情報とは、終了した検査で行われた具体的な撮影に関する情報である。検査実施情報(撮影実施情報ともいう)には、実施した撮影手技、撮影枚数、検査実施にかかった所要時間、検査中の撮影追加の有無、検査を実施した操作者の氏名及び検査中に患者が受けた照射線量の合計値の情報等が含まれる。ここで、実施した撮影手技の情報には、撮影手技名及び各撮影手技における撮影部位(左右含む)、撮影方向、患者の姿勢***、各撮影手技の静止画撮影、動画及び血管造影等の撮影方法の情報が含まれる。検査実施情報は、撮影装置303のみが作成できる情報である。
検査終了情報とは、操作者が撮影装置303で選択した検査要求情報に対して、実際に実施した内容を示す情報である。検査終了情報には、主に検査をユニークに特定する検査ID、検査実施日時、検査を実施した撮影装置及び検査を実施した操作者の氏名等の情報が含まれる。検査終了情報には、上述した患者情報や検査実施情報も含まれる。なお、HIS301、RIS302、撮影装置303がDICOM規格に準拠している場合、この検査終了情報には、DICOM規格のPPSクラスにおいて規定されているタグ情報が含まれる。PPSは、MODALITY PERFORMED PROCEDURE STEP SOPの略である。検査終了情報は、撮影装置303において撮影技師120が依頼された検査をすべて終え、検像技師140が画像を確定し終わったあるいは、医師160が読影を終わった時点で作成する。その後、撮影装置303は、検査終了情報を検査終了通知に含ませてRIS302に送信する。その後、RIS302は、検査終了情報をHIS301に送信し、会計処理といった検査終了後のワークフローで利用される。
<システム内の各装置間の情報の送受信>
HIS301は、ネットワークを介してRIS302と情報通信を行う。HIS301は、病院内情報システムの一つであり、患者情報の登録や検査要求情報の作成を行い、作成した患者情報及び検査要求情報をRIS302に送信する。また、HIS301は、RIS302を介して、各撮影装置303から検査開始通知及び検査終了通知を受信する。HIS301は、検査終了通知を受信すると、検査終了通知に付加された検査終了情報を用いて会計処理等の病院内情報処理を行う。
RIS302は、病院内の放射線科についての病院内情報システムの一つであり、HIS301と撮影装置303とネットワークを介して接続されている。RIS302は、HIS301から通知された検査要求情報を受信し、受信した検査要求情報に検査部位など必要な情報を付加して撮影装置303に送信する。また、RIS302は、撮影装置303から検査開始通知及び検査終了通知を受信し、受信した検査開始通知及び検査終了通知をHIS301に送信する。
撮影装置303は、RIS302及び画像保存表示装置306とネットワークを介して接続されている。撮影装置303は、撮影依頼を含む検査要求情報を外部システムであるRIS302から受信(入力)し、受信した検査要求情報を内部に保存する。検査実施を行う場合、撮影装置303は、撮影装置303が具備するモニタにユーザーインターフェース(以下、GUIという)を用いて受信した検査要求情報を表示し、撮影技師120が選択した検査を実施する。また、撮影装置303は、検査開始通知及び検査終了通知をRIS302に送信する。また、撮影装置303は、検査により撮影して取得した医用画像データ(以下、画像データという)を適宜、検像装置306に送信する。
検像装置306は、撮影装置303から送信される画像データを保存する画像サーバおよびサーバから画像を取得して表示するモニタ及び、画像調整を行ったり画像を確認したりする画像ビューワのアプリケーションが動作する情報処理装置を有している。検像装置306は、受信した画像データを内部に保存したり、場合によっては外部記録媒体に保存したりする。また、検像装置306は、撮影装置303から送信される画像データを受信して表示する画像表示用の医用画像ビューワとして機能する。検像技師140は、このビューワを使って、検査画像における各種アノテーションの位置が正しいか、画像処理が適切か、DICOMタグが適切かどうか確認して、修正を行う。また、患者のポジショニングが正しいか、線量が適切かどうか、撮影条件は問題なかったかどうか、病変を特定するための新たな撮影が必要かどうか確認する。すなわち、検像装置306は、検査画像が所望の画像品質を満たすか否かを検像技師140から受け付け、また、画像又は付帯情報の修正を受け付ける。患者のポジショニング、および線量が適切でない場合は、再撮影を、新たな撮影が必要な場合は追加の撮影を、撮影装置303へ依頼する。再度依頼した再撮影、あるいは追加撮影が完了すると再び撮影装置303から撮影した画像データが検像装置306へ送信される。この再撮影及び追加撮影の画像を検像装置306のビューワで確認して、問題なければ検査完了の操作を行い、全ての画像をPACS307へ転送する。
PACS307は、検像装置306から送信される確定した画像データを受信し、ストレージに保存する。また、画像を表示し読影することが可能なように少なくとも1つ以上のモニタ及び情報処理装置で構成される。医師160は、PACS307を用いて、検像技師140により確定された画像を読影して、患者の診断を行う。このとき、アノテーションの位置や内容、及びDICOMタグの内容が正しく、患者の部位のポジショニングも適切で、濃度やコントラストやエッジ強調等の画像処理も適切に調整されているため、診断しやすく効率もあがる。
<撮影装置のハードウェア構成>
図2は、撮影装置303のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように撮影装置303は、情報処理部10、表示部11、入力部12、センサ部13、X線発生部14を含んで構成されている。また、情報処理部10は、RAM15、ROM16、LAN/IF17、CPU18、ハードディスク等の内部記憶装置19が、システムバス20によって互いに接続されて構成されている。このように情報処理部10は、一般的なコンピュータ構成を備えている。また、表示部11は、液晶ディスプレイ等の一般的なモニタによって構成されている。表示部11には、画像データやGUI(グラフィカルユーザインタフェース)等が画面に表示される。また、入力部12は、マウス、キーボード、バーコード等の入力装置によって構成されている。操作者は、入力部12を用いて、情報処理部10に対して各種コマンドやデータを入力することができる。X線発生部14は、X線を患者に対して照射する。センサ部13は、患者を透過したX線を受光して画像化する。
<システムの全体動作の流れ>
図3は、第1実施形態に係る撮影装置及び検像装置の機能構成の一例を示す図である。図3に示す撮影装置の各機能は、例えば、CPU18がROM16や内部記憶装置19に格納したプログラムを実行することにより実現される。なお、以下の説明においては、撮影技師120が、装置に対する操作を行うことを想定する。
RIS送受信部401は、RIS302と通信を行い、特に検査要求情報を受信する。検査制御部402は、検査の進行状態に応じて表示部11にGUIを表示する。また、そのGUIの操作結果を入力部12より入力して各種機能を実行したり、画面の遷移を行ったりする。更に、撮影後、撮影画像データに各種補正処理や画像処理を行い、データ保持部404へ格納する。
RIS送受信部401により受信した検査要求情報は、検査制御部402によりデータ保持部404に送られ記憶される。表示部11に受信した複数の検査要求情報をリストにして表示して、撮影技師120は、入力部12用いてリストから検査を行う検査要求情報を選択して、検査を開始する。ここで、検査要求情報には、主に検査をユニークに特定する検査ID、検査実施予定日時、検査実施予定装置及び検査で実施する具体的な撮影手技の情報が含まれる。撮影手技は、X線撮影装置においては撮影プロトコルを選択することで確定する。撮影プロトコルは撮影手技ごとに、X製発生装置の撮影条件や画像処理パラメータ等のデフォルト値を持っている。
撮影技師120が、表示部11に表示されているリストから検査要求情報を選択し、検査開始ボタンを押下すると、1番目の撮影プロトコルが選択された状態となる。そして、撮影実施部403は、1番目の撮影プロトコルによって決まる管電流、管電圧、照射時間、患者−管球管距離など撮影条件を、X線発生部14へ送信し、所定の条件でのX線照射が可能な様にする。合わせて撮影技師120は、患者の整位を行い、X線発生部14の管球の絞りを調整するとともに、センサ部13のグリッドの確認を行う。全ての準備が整うと、X線発生部14のX線照射スイッチを押下してX線を照射して、患者のX線透過画像を取得する。
画像の取得が完了すると撮影実施部403は、検査制御部402へ通知し、検査制御部402は、補正処理や撮影プロトコルでプリセットされている画像処理パラメータを使って画像処理を行う。そして、画像を表示部11に表示するとともに、画像データをデータ保持部404へ記憶する。1番目の撮影プロトコルの撮影が完了すると、続いて2番目の撮影プロトコルが選択され、1番目と同様に撮影が行われる。このようにして、撮影技師120は、依頼された全ての撮影が完了すると、表示部11に表示されている検査終了ボタン513を押下して、検査終了を行う。
検査終了判定部405は、検査終了ボタン513が押下されたことを検知すると、検査完了確定部409及び検査制御部402へ検査終了通知を行う。検査制御部402は検査終了通知を受け取ると撮影画像を画像送信部406へ送り、検像装置306へ送信するとともに、検査を保留状態にする。
検像装置306は、画像受信部420、検査画像確定部421、再撮影指示部422、確定通知送信部423を有している。撮影装置303で、検査終了ボタン513が押下されると、画像送信部406より画像データが送信され、画像受信部420で受信して、例えば、記憶媒体(不図示)に記憶する。検査画像確定部421では、記憶媒体から受信した画像を表示するビューワの実行も含んでいて、このビューワ上で検像技師140が画像を確認する。もし、患者のポジショニング、および線量が適切でなく再撮影が必要な場合や、新たな撮影が必要で追加の撮影が必要な場合は、ビューワ上の再撮影依頼ボタン610か追加撮影依頼ボタン611を押下する。これにより、再撮影指示部422は、再撮影を受付け、撮影装置303へ、再撮影依頼指示を出す。ここで、依頼指示には、検査IDと再撮影する撮影プロトコルを識別する情報か追加撮影する撮影プロトコルを識別する情報などが含まれている。なお、以下では再撮影指示部422は、再撮影依頼及び追加撮影依頼をまとめて「再撮影依頼」と呼ぶ。
再撮影依頼指示を受け取った撮影装置303は、再撮影依頼受信部407で指示を受け取り、さらに検査制御部402へ通知する。検査制御部402は、保留状態にある検査を再び、撮影実施できる状態にして、指示に従い再撮影や追加撮影のための撮影プロトコルを追加して撮影を行う。追加した撮影プロトコルの全ての撮影が終了したら検査終了ボタン513を押下して、検査制御部402は検査を保留状態にするとともに、画像送信部406から検像装置306へ転送する。
検査画像確定部421にて、再撮影依頼した画像も含めて全ての画像の確認が完了して画像確定したら、検像技師140は全画像確定完了ボタン613を押下する。これにより、確定通知送信部423より確定通知を撮影装置303へ送信するとともに、確定した画像データをPACS307へ出力する。撮影装置303では、確定通知を受け取った確定通知受信部408は、確定通知を検査完了確定部409と検査制御部402へ通知する。検査制御部402は、確定通知を受けると保留状態の検査を検査終了状態にする。検査終了確定部409は、検査終了判定部405からの検査終了通知と確定通知受信部408からの確定通知の両方の通知があると、その検査は完了したと判断して、検査終了情報作成部410へ完了通知を出す。
検査終了情報作成部410では、完了通知を受け取ると、検査実施情報や撮影技師120、読影した医師160に関する情報から必要な情報を抽出して検査終了情報を作成し、RIS送受信部401よりRIS302へ検査終了通知を送信する。
図4は、撮影装置の操作部GUIの一例を示す図である。操作部は、モニタとマウスやキーボードでも、タッチパネル付きのモニタでもよい。
患者情報表示部501は、患者名、患者ID、患者の生年月日など患者情報を表示する領域であり、510メッセージ表示領域はメッセージを表示する領域であり、状態表示部511は撮影装置の状態を表示する領域である。撮影プロトコル表示部502は、撮影プロトコルを依頼順に表示したもので、この例では、胸部正面、胸部側面、KUB正面のオーダー順となっている。検査編集ボタン508は、撮影技師名、検査記述、依頼課等の検査情報の編集や、撮影プロトコルのオーダーの変更ができる画面を呼び出すためのボタンである。画像表示領域503は、撮影した画像を表示する領域で撮影技師は撮影後にこの画像をみて正しく撮影できたか判断する。このとき、濃度やコントラスト、強調処理など画像処理が適切でなかった場合や拡大縮小や回転方向など幾何変更が必要な場合は、画像処理タブ504を押下して、操作ペイン507を切り替える。また、アノテーションの位置やフォントの大きさや項目が誤っていた場合はアノテーションタブ505で変更する。ここで、アノテーションは、DICOM規格のGSPSの仕組みを使って画像データにオーバレイする方法で表示する。更に、DICOMタグの値が適切かどうか、DICOMタブ506を押下して操作ペイン507を切り替えて確認、必要に応じて修正する。撮影直後転送ボタン512は、検査終了ボタン押下を待たず、撮影画像を検像装置306へ転送するものである。一方、撮影時に被写体が動いて画像がブレたり、線量が足りず画質が悪い場合などは、再撮影509ボタンを押下して再度撮影を行う。
検査終了ボタン513は検査終了時に押下するものであり、取得した検査画像が検像装置306へ転送される。
図5は、検像装置の画像ビューワのGUIの一例を示す図である。検査リスト601は撮影装置303より送られてきた実施済みの検査リストを表示する。検像リスト601では、患者や検査情報を表示するとともに、その処理ステータスを表示する。撮影装置303より送られてきた直後は、「QA待ち」状態であり、画像表示領域604に画像を表示して画像確認を行っている状態は「QA中」である。「QA中」のステータスが1件もなければ、一番先頭の「QA待ち」が自動的に「QA中」に遷移するようにしてもよい。また、検像技師140は、検査リスト601から任意の検査を選択してもよい。実施済み検査リスト601は、最小化・再表示アイコン602により、邪魔にならないように隠すことが可能である。
患者情報表示部603は、患者名、患者ID、患者の生年月日など患者情報を表示する領域であり、614メッセージ表示領域はメッセージを表示する領域である。実施済みプロトコル表示部612は、実施済みプロトコルを依頼順に表示したものである。この例では、胸部正面、胸部側面、KUB正面の順で依頼されて、胸部正面が選択された状態を示している。画像表示領域604は、選択された実施済みプロトコルの画像を表示する領域で検像技師140はこの画像をみて、医師160が診断する画質に達しているか確認する。このとき、濃度やコントラスト、強調処理など画像処理が適切でなかった場合や拡大縮小や回転方向など幾何変更が必要な場合は、画像処理タブ605を押下して、操作ペイン608を切り替える。また、アノテーションの位置やフォントの大きさ、項目が誤っていた場合はアノテーションタブ606で変更する。ここで、アノテーションは、DICOM規格のGSPSの仕組みを使って画像データにオーバレイする方法で表示する。更に、DICOMタグの値が適切かどうか、DICOMタブ606を押下して操作ペイン608を切り替えて確認、必要に応じて修正する。
画像確認が終わると画像確定ボタン609押下して、次の胸部側面のプロトコルが自動的に選択状態となり、胸部側面の画像が画像表示領域604に表示される。再撮影が必要と判断した場合は、再撮影依頼ボタン610を押下、追加の撮影が必要と判断した場合は、追加撮影依頼ボタン611を押下する。全ての画像の確認が完了したら全画像確定ボタン613を押下する。また、画像確定必須アイコン615は、画像確定が必要な画像であることを示すものである。操作の信頼性を考えて、画像確定必須アイコン615が表示されている全ての画像の画像確定がなされていないと全画像確定ボタン613が有効にならない仕様にしてもよい。また、操作効率を考えて、全画像確定ボタンを押下すると、全ての画像の画像確定が完了する仕様にしてもよい。
<撮影装置の動作処理>
図6は、第1実施形態における全体フローチャートである。特に、検査要求情報を受信してから検査終了処理を実行するまでの動作処理を示すフローチャートである。この処理は、撮影装置303のCPU18がROM16等に格納されたプログラムを実行することにより実現する。
ステップS1000では、RIS送受信部401は、RIS302に対してネットワークを介して検査要求情報を送信するように要求を行う。この要求を行うタイミングは、主に撮影技師120が撮影装置303の表示部11のGUIで表示された検査要求情報取得指示ボタンを押下したときである。ただし、この他にもRIS送受信部401は、一定時間毎に自動で要求を行ったり、撮影技師120の検査要求情報をリスト表示する指示のタイミングで要求を行ったりしてもよく、そのタイミングは一つに限定されない。
なお、検査要求情報の送信を要求するとき、検査要求情報に含まれる項目に対してそれぞれ取得条件を設定することが可能である。すなわち、RIS送受信部401が、取得条件を一つでも入力した状態でRIS302に要求を行なう。この場合、RIS302は、保持している検査要求情報のうち、まだ開始されておらずかつ取得条件と一致する検査要求情報を取り出し、撮影装置303に返信する。なお、取得条件が設定されていない場合、RIS302は、現在保持している検査要求情報のうち、まだ開始されていない検査要求情報を全て送信する。撮影装置303のRIS送受信部401は、送信された検査要求情報を受信する。続いて、RIS送受信部401は、取得した検査要求情報を検査制御部402に送信する。検査制御部402は受信した検査要求情報をリスト化して表示部11にGUIで表示し、同時にデータ保持部404に検査要求情報を保存する。
ステップS1001では、表示部11は検査要求情報のリストを表示し、入力部12は、撮影技師120から検査を行う患者の選択を受け付ける。また、ステップS1002では、入力部12は、撮影技師120から検査開始ボタンを押下を受け付ける。
ステップS1003では、検査制御部402は、撮影技師120による検査開始の指示に応じて、選択された撮影プロトコルに基づき、検査を開始する。このとき、検査制御部402は、RIS送受信部401にRIS302に対して検査開始通知を行うよう指示をする。RIS送受信部401は、RIS302に検査開始通知を送信する。その後、検査制御部402は、撮影プロトコルに応じた撮影準備を撮影実施部403に指示して、撮影準備が完了したら、X線発生部14の照射スイッチを押下して、X線を照射して、患者のX線透過画像を取得する。
取得された画像は、各種補正処理、画像処理が施されてデータ保持部404に格納される。撮影技師120は、画像をみて撮影時患者が動いてブレていないか、撮影条件が適切であったか確認して、必要であれば画像処理パラメータを調整する。
撮影実施部403は、繰り返し画像を取得して、査要求情報で要求されている撮影プロトコル全ての撮影を行う。
ステップS1004は、検査終了判定部405は、全ての撮影が終わり、撮影技師120により画像に問題ないと判断され検査終了ボタン509が押下されたか否かを判定する。すべての画像に問題が無い場合にはS1005に進む。一方、少なくとも1るの画像に問題があり再度の撮影が必要と判断した場合は、撮影プロトコルを追加してS1003に進む。処理をS1005進める場合、検査終了判定部405は、検査完了確定部409へ検査終了通知を送信する。ステップS1005では、検査制御部402は、画像送信部406を介して検像装置306へ撮影画像データを送信する。
ステップS1006では、確定通知受信部408は、検像装置306から確定通知があるかどうかを監視する。確定通知があった場合は、S1010に進む。一方、検像装置306の再撮影依頼ボタン610や、追加撮影依頼ボタン611が押下された場合、再撮影指示部422は、再撮影依頼通知が撮影装置303に対して送られ、S1007に進む。
ステップS1010では、確定通知受信部408が確定通知を受信し、確定通知受信部408は、検査完了確定部409と検査制御部402へ確定通知を送信する。検査完了確定部409は、検査終了通知と、確定通知が来ていたらその検査は完了したものと判断して、検査終了情報作成部410へ検査終了通知を行う。
ステップS1020では、検査終了情報作成部410は、データ保持部404から実施済みデータを読み込んで、検査実施情報から、所定のフォーマットに従った撮影終了情報を作成する。検査実施情報は、患者情報や検査ID、検査実施日時、検査を実施した撮影装置及び検査を実施した撮影技師120の氏名や撮影条件などを含む。
ステップS1030では、RIS送受信部401は、作成された撮影終了情報をRIS302へ送信する。ステップS1040では、検査制御部402は、検査終了処理を行う。検査終了処理は、保留にしていた検査を検査終了状態に変更して再度検査ができないようにする処理である。
ステップS1007では、再撮影依頼受信部407は、再撮影依頼通知が受信されたかどうか監視しており、受信された場合はS1008に進む。受信されない場合はS1006に戻り、確定通知あるいは再撮影依頼通知の受信を監視する。
ステップS1008では、再撮影依頼受信部407は、依頼通知を受信して、検査制御部402へ通知する。検査制御部402は、再撮影依頼通知を受けると通知に含まれている検査IDを確認して、保留になっている検査を呼び出して撮影できる状態にする。
ステップS1009では、検査制御部402は、S1003と同様に撮影を行い、依頼通知による撮影が全て完了したら、検査終了513を押下する。S1005で検像装置306へ取得画像を送信し、再び検像装置306のビューワによって画像確定を行う。またこのとき、検査終了判定部405は、検査終了ボタン513が押下されたことを検知して、検査完了確定部409及び検査制御部402へ検査終了通知を行う。検査制御部402は、検査終了通知を受け取ると撮影画像を画像送信部406を介して検像装置306へ送信するとともに、検査を保留状態にする。
図7は、第1実施形態における検像装置306のフローチャートである。
ステップS2000では、検像装置306は、撮影装置303から検査画像が送信されたかどうかを監視し、送信されている場合はS2001に進み画像受信部420により取得画像を受信する。受信していない場合は、S2002に進む。
ステップS2002では、検像装置306は、「QA中」の検査があるか判断し、無い場合はS2003にて、検像装置306は、「QA待ち」の最初の検査の画像か検像技師140が選択した検査の画像を画像表示領域604に表示する。「QA中」の検査が有る場合はS2004へ処理を移す。
ステップS2004では、検像装置306は、全画像確定ボタンが押下されていた場合は、S2011に進み、押されていなかった場合はS2005へ進む。
ステップS2005では、検像装置306は、検像技師140による画像の確認結果を受け付ける。例えば、撮影時に患者が動いて画像がぼけていたり、撮影条件が適切でなかったり、診断するのに別方向からの撮影が必要であるか否かの確認結果を受け付ける。画像に問題が無い場合はステップS2006にて、画像確定609の押下して、ステップS2007では、次のプロトコルを画像表示領域604に表示し、次の画像の確定を行う。一方、画像に問題がある判断された場合は、再撮影や追加の撮影が必要になる。この場合、ステップS2008では、再撮影依頼ボタン610や、追加撮影依頼ボタン611を押下して、ステップS2009に進む。S2009では、再撮影依頼または検査追加依頼を撮影装置へ行うとともに、ステップS2007では、次のプロトコルを画像表示領域604に表示し、次の画像の確定を行う。
ステップS2010では、検像装置306は、画像処理タブ605、アノテーションタブ606、DICOMタブ607を表示する。そして、検像技師140から必要な編集画面の選択を受け付ける。すなわち、画像処理が適切でない場合は、画像処理タブ605を選択して各種画像処理を変更する。アノテーションの場所や内容が適切でない場合は、アノテーションタブ606を押下して、プレゼンテーション層に配置されているアノテーションの位置と内容を変更する。あるいはDICOMタブ607でDICOMタグの内容の確認を行い間違っていた場合は修正を行う。
このようにして、修正できるものは修正を行いPACS307に送っても問題ない画質になった場合、検像装置306は、S2005で再度確認を受け付けた後、画像確定ボタン609の押下を受け付ける。これにより、S2006においてYesの方に処理が進み、S2007で次の画像である胸部側面の画像確認を行う。以上のフローを繰り返して、検像装置306は、全画像確定ボタン613が押下されるとステータスを「QA完了」に更新し、S2004にてYesの方に処理が移る。
ステップS2011では、検像装置306は、確定通知を撮影装置303に対して行い、確定した画像をPASCへ転送する。
以上説明したとおり、第1実施形態によれば、検査完了確定部409は、検査終了判定部405からの検査終了通知と検像装置306からの確定通知の両方の通知をもって検査終了と判定する。この構成においては、撮影装置303は、検査終了した後であってもオーダー(検査要求依頼)を閉じる(完了する)ことはない。そのため、新たに検査オーダーを起こさずに、既存のオーダーに対して再撮影や追加の撮影を行うことが可能となる。従って、検像中に再撮影依頼、追加撮影依頼が起こっても、業務効率の向上が可能となるほか、会計処理の複雑化を防止することが可能となる。
なお、例えば、撮影装置303から検像装置306への取得画像の送信を、S1003における検査実施後に、撮影直後転送ボタン512を押下するタイミングとしてもよい。その場合、撮影作業と検像作業が並行して行えるため更に業務効率が向上する。
また、ここでは、検査における全ての検査画像が確定したかどうかの判断を、検査画像確定部421で行うよう説明したが、撮影装置303側の確定通知受信部で行っても同様な効果が得られる。
更に、撮影装置303が取得画像を検像装置130へ出力するのではなく、PACS307へ直接出力するよう構成してもよい。この場合は、医師160がPACS307に構成されている画像サーバから、PACS307のビューワを使って画像表示して診断を行う。この場合、医師は、PACSを介して再撮影や追加依頼を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、検像装置306からRIS302に検査終了通知を送信する形態について説明する。すなわち、第1実施形態では、撮影した全ての画像の検査画像確定が完了しRIS302に対する検査終了通知を撮影装置303から送信していたが、他の装置が検査終了通知を送信するよう構成することも出来る。
<撮像装置の構成>
図8は、第2実施形態に係る撮影装置及び検像装置の機能構成の一例を示す図である。なお、図3と同じ参照番号は、第1実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す同じ機能であることを示している。検査情報送信部411は、検査画像確定が完了しRIS302に通知する検査終了通知に含まれる検査終了情報を作成するための検査実施情報を検像装置306へ送信する部分である。撮影依頼あるいは、再撮影依頼された撮影プロトコルの撮影が完了し、検査終了ボタン513のようなGUIにより検査を終了したときに、取得画像とともに検像装置306へ送信される。
検像装置306では、送信された検査実施情報を撮影情報受信部424で受信し、図示していない内部データ保持部へ記録する。検査画像確定部421で全ての検査画像の画像確定が完了すると、検査終了情報作成部425へ通知される。検査終了情報作成部425は、撮影情報受信部424により記録されている検査実施情報から必要な情報を抽出して、検査終了情報を作成し、完了通知送信部426を介してRIS302へ伝達する。
<撮影装置の動作処理>
図9は、第2実施形態における全体フローチャートである。なお、S1004までは、第1実施形態(図6)と同じである。ステップS1004では、検査終了判定部405は、全ての撮影が終わり、撮影技師120が画像をみて問題ないと判断して検査終了ボタン509を押下した場合(Yes)はS1005に進む。
ステップS1005では、検査制御部402は、画像送信部406を介して検像装置306へ撮影画像データを送信する。また、ステップS1050では、検査情報送信部411は、撮影した画像に対応する検査実施情報を検像装置306の撮影情報受信部424へ送る。ここで、検査実施情報は、検査をユニークに特定する検査ID、検査実施日時、検査を実施した撮影装置及び検査を実施した操作者の氏名等の情報、撮影プロトコルや管電流、管電圧、照射時間、X線線量などの実施情報などを含む。S1007〜S1009は第1実施形態で説明した内容と同じである。ステップS1006では、確定通知受信部408は、検像装置306から確定通知があるかどうか監視する。確定通知があった場合(Yes)は、S1010に進む。
ステップS1010では、確定通知受信部408は、確定通知を受信し、ステップS1040で、検査制御部402は、検査終了処理を行う。
図5に示す再撮影依頼ボタン610や、追加撮影依頼ボタン611を押下すると再撮影指示部422によって、再撮影依頼通知が撮影装置303に対して送られる。撮影装置303は、再撮影依頼受信部407により、再撮影依頼通知が受信されたかどうかを監視している。受信された場合は、ステップS1007にて、Yesのほうへ処理を移し、受信されない場合は、Noのほうへ処理を戻し、確定通知あるいは、再撮影依頼通知がなされたかどうかを監視する。
S1007で再撮影依頼通知を受信した場合は、ステップS1008では、再撮影依頼受信部407は、依頼通知を受信して、検査制御部402へ通知する。検査制御部402は、再撮影依頼通知を受けると通知に含まれている検査IDを確認して、保留になっている検査を呼び出して撮影できる状態にする。ステップS1009では、ステップS1003と同様に撮影を行う。依頼通知による撮影が全て完了したら、検査終了513を押下して、ステップS1005、ステップS1050で検像装置306へ取得画像、撮影情報を送信し、再び検像装置306のビューワを介して画像確定を行う。
検像技師140は、検像装置306で全ての取得した画像の確認が完了した場合、図5の全画像確定ボタン613を押下する。そして、検査画像確定部421は、検査終了と判断して検査終了情報作成部425へ通知する。これによって、検査終了情報作成部425は、検査終了情報を作成し、作成された検査情報は完了通知送信部426を介してRIS302へ完了通知に含まれて送信される。
図10は、第2実施形態における検像装置306のフローチャートである。ステップS2000〜ステップS2010は、第1実施形態(図7)と同様である。このフローを繰り返して、全画像確定ボタン613を押下するとステータスが「QA完了」に変わる。それにより、ステップS2004にてYesの方に処理が移り、ステップS2011で確定通知を撮影装置303に対して行い、ステップS2012にて確定した画像をPASCへ転送する。また、ステップS2013では、検査終了情報作成部425は、検査終了情報を作成する。ステップS2014では、完了通知送信部426は、検査終了情報作成部426で作成した検査情報を含む完了通知をRIS302対して行う。
以上説明したとおり、第2実施形態によれば、完了通知を検像装置306からRIS302へ通知する。このように構成した場合であっても第1実施形態と同様、新たに検査オーダーを起こさずに、既存のオーダーに対して再撮影や追加の撮影を行うことが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、撮影装置303及び検像装置306から実施検査情報と検査画像確定情報を受け取り、検査終了情報を作成し、RIS302へ通知する検査終了の通知モジュール308として構成する形態について説明する。
<システム構成>
図11は、第3実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。第1実施形態(図3)と同じ番号は同じ機能であることを示している。検査情報送信部412は、検査画像確定が完了しRIS302に通知する検査終了通知に含まれる検査終了情報を作成するための検査実施情報を通知モジュール308へ送信する機能部分である。撮影依頼された撮影プロトコルの撮影が完了し、検査終了ボタン513のようなGUIにより検査を終了したときに、通知モジュール308へ送信される。
通知モジュール308では、送信された実施検査情報を撮影情報受信部432で受信し、内部データ保持部(不図示)へ記録する。一方、検査画像確定部421で全ての検査画像の確定が完了され、検査画像確定送信部427から確定通知が送信された場合は、検査終了情報通知作成部431で検査終了情報を作成する。そして、検査終了情報を含む検査終了通知を送信部433を介してRIS302へ伝達する。
<撮影装置及び通知モジュールの動作処理>
図12は、第3実施形態における全体フローチャートである。なお、S1004までは、第1及び第2実施形態と同じであるため説明は省略する。
ステップS1004では、検査終了判定部405は、全ての撮影が終わり、画像をみて問題ないと判断して撮影技師120が検査終了ボタン509を押下した場合にS1005に進む。ステップS1005では、検査制御部402は、画像送信部406を介して検像装置306へ撮影画像データを送信する。また、ステップS1060では、検査情報送信部412は、撮影した画像に対応する検査実施情報を通知モジュール308の撮影情報受信部432へ送る。
ここで、実施検査情報は、検査をユニークに特定する検査ID、検査実施日時、検査を実施した撮影装置及び検査を実施した操作者の氏名等の情報、撮影プロトコルや管電流、管電圧、照射時間、X線線量などの実施情報などを含む。ステップS1007〜ステップS1009は第1及び第2実施形態で説明した内容と同じである。
ステップS1006では、確定通知受信部408は、検像装置306から確定通知があるかどうかを監視する。確定通知があった場合は、ステップS1010に進み、確定通知受信部408は確定通知を受信する。また、ステップS1040では、検査制御部402は検査終了処理を行う。
図13は、第3実施形態における検像装置306のフローチャートである。ステップS2000〜ステップS2010は、図7と同様である。このフローを繰り返して、全画像確定ボタン613を押下するとステータスが「QA完了」に変わる。これにより、S2004にてYesの方に処理が移り、S2013では、検像装置306は、確定通知を通知モジュール308に対して行う。また、検像装置306は、S2012にて確定した画像をPASCへ転送する。確定通知を受け取った通知モジュール308は、検査終了情報通知作成部431で検査終了情報を作成し、検査終了通知送信部433で完了通知をRIS302に対して行う。
以上説明したとおり、第3実施形態によれば、通知モジュール308は、撮影装置303及び検像装置306から実施検査情報と検査画像確定情報を受け取る。そして、検査終了情報を作成し、RIS302へ通知する。このように構成した場合であっても上述の実施形態と同様、新たに検査オーダーを起こさずに、既存のオーダーに対して再撮影や追加の撮影を行うことが可能となる。
また、通知モジュール308と、RIS302との通信部と、を含む通信モジュールの形態にしてもよい。その場合、検像装置とRISとの通知においては、この通信モジュールを介して行われる。通信モジュールは、撮影装置からの検査終了通知および、実施検査情報を受信し 検像装置からの確定通知を受信する。そして、検査終了情報を作成し完了通知をRIS302へ送信する。
(第4実施形態)
第4実施形態では、より効率よく検査業務が可能な形態について説明する。具体的には、検像技師140による検像の要/不要を示すフラグを利用する形態について説明する。
部位や撮影方法によっては、検像技師140による検像が不要なものも存在する。例えば、立位のスクリーニングのための胸部正面撮影であれば、顎当てがあるので、成人であればほぼ同様な正しいポジショニングとなる。そのため、アノテーションの位置も両肩の空いている部分で確定し、また頻度が高い撮影法なので画像解析アルゴリズムの実績も十分であり熟練度によらずよい画質で撮影が行える。一方、整形外科の肘の治療経過をみる撮影では前回と同じポジショニングが必要であり、専門の検像技師140による確認が必要となる。
このような場合、撮影画像に付帯するタグに画像確定処理が必要かどうかを示すフラグ(付帯情報)を付与することで解決が可能である。例えば、撮影装置303において、撮影プロトコル毎などで画像確定処理が必要かどうかの設定を予め行っておくとよい。更に撮影時に画像確定依頼トグルボタンを設けて変更可能に構成してもよい。画像確定依頼トグルボタンはフラグの状態を反映していて、押下するごとに選択状態と非選択状態とを相互に変更するものである。検像装置306では、画像確定処理が必要のフラグが立っている場合は、画像確定必須アイコン615を表示して画像確定操作を必須にする。すなわち、検査画像確定部421は、全ての画像確定必須フラグがついた画像が確定した場合に、確定通知を行う。一方、画像確定の必要がないものについては確定通知をスキップするようにしてもよい。
以上説明したとおり、第4実施形態によれば、画像確定の必要のない画像に対する画像確定作業を省略することが可能となり検査業務が改善されることになる。
(第5実施形態)
第5実施形態では、画像確定処理の失念を防止するための警告を出力形態について説明する。すなわち、上述の実施形態においては、全ての画像を確定して検像が完了したことをトリガーとして、検査終了情報を作成して検査終了通知をRIS302へ通知する構成としていた。しかしながら、検像装置あるいはPACSにて画像の確定操作を忘れた場合は、検査終了通知がRIS302へ通知されないことになる。すなわち、確定操作を忘れたことに気づかない場合には後処理(会計処理など)が行えなくなってしまう。
図14は、第5実施形態に係る撮影装置の機能構成の一例を示す図である。具体的には、一定時間経過すると警告を出す構成を示している。第1実施形態(図3)と同じ参照番号は同じ機能であることを示している。画像確定時間カウント部428には、第1の所定時間として警告表示時間、第2の所定時間としてタイムアップ時間が予め設定されている。
画像確定時間カウント部428は、撮影装置303からの取得画像を受信した時点からの時間をカウントしていき、第1の所定時間が経過した場合、警告メッセージを表示して、画像確定操作を促す。更に、第2の所定時間が経過した場合、メッセージを表示し強制的に画像確定を行い確定通知送信部423から撮影装置303へ確定通知を行う。なお、撮影装置303へ確定通知を行うとともに、画像確定ボタン609と再撮影ボタン610と追加撮影ボタン611を非表示にしてもよい。また、全画像確定ボタン613をPACS転送のためのボタンに変えることで、画像処理などは行えるように構成してもよい。
なお、タイマーは、撮影装置303に設けてもよいし、通知モジュール308に設けてもよい。
以上説明したとおり、第5実施形態によれば、確定操作の失念による後処理(会計処理など)の停滞を防ぐことが可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
301 HIS; 302 RIS; 303〜305 撮影装置; 306 検像装置; 307 PACS; 308 通知モジュール

Claims (10)

  1. 撮影部を有する撮影装置と、前記撮影装置と通信可能であって撮影部を有さない検像装置と、を有する撮影システムであって、
    前記撮影装置は、
    ネットワークを介して病院内情報システムと接続され、
    前記病院内情報システムからの撮影依頼の入力を受け付ける第1の受付手段と、
    前記撮影依頼に基づいて前記撮影部による1以上の画像の撮影を実施する制御手段と、
    前記検像装置に、前記1以上の画像を送信する第1の送信手段と、
    を有し、
    前記検像装置は、
    前記撮影装置から、前記撮影依頼に基づく撮影実施情報と撮影された前記1以上の画像とを受信する受信手段と、
    前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定をユーザから受け付ける第2の受付手段と、
    前記第2の受付手段により、前記撮影実施情報に対応する前記1以上の画像の全てが前記所望の画像品質を満たすという判定が受け付けられた場合に、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知する通知手段と、
    前記第2の受付手段により、前記所望の画像品質を満たさない画像があるという判定が受け付けられた場合に、前記所望の画像品質を満たさないと判定された画像に対する再撮影依頼を、前記撮影装置に送信する第2の送信手段と、
    を有する
    ことを特徴とする撮影システム。
  2. 前記検像装置は、前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定の結果を確認する確認手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影システム。
  3. 前記制御手段は、前記1以上の画像の各々に付帯する情報に、各々の画像が前記確認手段による確認を必要とするか否かを示すフラグを付与する付与手段を更に有し、
    前記確認手段は、前記確認が必要で無いことを示すフラグを付帯情報として有する画像については、前記所望の画像品質を満たすか否かの判定を行わず、前記所望の画像品質を満たすと判定されたとみなす
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
  4. 前記通知手段は、撮影の終了が通知された後、第1の所定時間が経過し、かつ、前記確認手段による前記判定の確認がなされていない場合、ユーザに対して警告を出力する出力手段を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮影システム。
  5. 前記通知手段は、撮影の終了が通知された後、第2の所定時間が経過し、かつ、前記確認手段による前記判定の確認がなされていない場合、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知する
    ことを特徴とする請求項2又は4に記載の撮影システム。
  6. 前記病院内情報システムは、前記完了通知の受信に基づいて前記撮影依頼を含む検査に関する会計処理を開始する会計処理装置を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の撮影システム。
  7. 撮影部を有する撮影装置と通信可能で、撮影部を有さない検像装置であって、
    前記撮影装置は、ネットワークを介して病院内情報システムと接続され、
    前記検像装置は、
    前記撮影装置から、前記病院内情報システムからの撮影依頼に基づく撮影実施情報と撮影された1以上の画像とを受信する受信手段と、
    前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定をユーザから受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により、前記撮影実施情報に対応する前記1以上の画像の全てが前記所望の画像品質を満たすという判定が受け付けられた場合に、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知する通知手段と、
    前記受付手段により、前記所望の画像品質を満たさない画像があるという判定が受け付けられた場合に、前記所望の画像品質を満たさないと判定された画像に対する再撮影依頼を、前記撮影装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする検像装置。
  8. 撮影部を有する撮影装置と、前記撮影装置と通信可能であって撮影部を有さない検像装置と、を有する撮影システムの制御方法であって、
    前記撮影装置は、ネットワークを介して病院内情報システムと接続され、
    前記制御方法は、
    前記撮影装置が、前記病院内情報システムからの撮影依頼の入力を受け付けるステップと、
    前記撮影装置が、前記撮影依頼に基づいて前記撮影部による1以上の画像の撮影を実施するステップと、
    前記撮影装置が、前記検像装置に、前記1以上の画像を送信するステップと、
    前記検像装置が、前記撮影装置から、前記撮影依頼に基づく撮影実施情報と撮影された前記1以上の画像とを受信するステップと、
    前記検像装置が、前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定をユーザから受け付けるステップと、
    前記検像装置が、前記撮影実施情報に対応する前記1以上の画像の全てが前記所望の画像品質を満たすという判定が受け付けられた場合に、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知するステップと、
    前記検像装置が、前記所望の画像品質を満たさない画像があるという判定が受け付けられた場合に、前記所望の画像品質を満たさないと判定された画像に対する再撮影依頼を、前記撮影装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする撮影システムの制御方法。
  9. 撮影部を有する撮影装置と通信可能で、撮影部を有さない検像装置の制御方法であって、
    前記撮影装置は、ネットワークを介して病院内情報システムと接続され、
    前記制御方法は、
    前記撮影装置から、前記病院内情報システムからの撮影依頼に基づく撮影実施情報と撮影された1以上の画像とを受信するステップと、
    前記1以上の画像の各々が所望の画像品質を満たすか否かの判定をユーザから受け付けるステップと、
    前記撮影実施情報に対応する前記1以上の画像の全てが前記所望の画像品質を満たすという判定が受け付けられた場合に、前記撮影依頼に対する完了通知を前記病院内情報システムに通知するステップと、
    前記所望の画像品質を満たさない画像があるという判定が受け付けられた場合に、前記所望の画像品質を満たさないと判定された画像に対する再撮影依頼を、前記撮影装置に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする検像装置の制御方法。
  10. 請求項8又は9に記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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