JP2007215685A - 医用画像診断装置およびその医用情報処理プログラム、並びに外部端末 - Google Patents

医用画像診断装置およびその医用情報処理プログラム、並びに外部端末 Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像診断装置における検査終了処理の操作性を向上させることができるようにする。
【解決手段】記憶部32の検査終了設定条件データベース39は、検査終了条件設定部34により予め設定された設定条件が対応付けて登録されているデータベースを管理しており、検査終了処理部33は、検査終了設定条件データベース39に管理されているデータベースを参照して、予め設定された検査終了設定条件に当てはまるか否かを判定し、予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定された場合、検査を終了した旨の通知を生成し、通信部36に供給するとともに、現在行われている被検体の検査を終了する。検査終了条件設定部34は、検査終了条件設定ダイアログに基づいて検査終了条件を設定する。通信部36は、検査終了処理部33から供給された検査終了の通知をネットワークを介してRIS13に送信する。
【選択図】 図5

Description

本発明は医用画像診断装置およびその医療情報処理プログラム、並びに外部端末に係り、特に、医用画像診断装置における検査終了処理の操作性を向上させることができるようにした医用画像診断装置およびその医療情報処理プログラム、並びに外部端末に関する。
医用画像診断装置には、X線診断装置を始め、X線CT装置、磁気共鳴イメージング装置、核医学診断装置、超音波診断装置などの種々のモダリティがある。医師は、患者の病状に応じてこれらの装置を適切に選択し、選択された各診断装置によって取得された医用画像に基づいて診断を行う。
また、医師は、患者の病状によっては1つのモダリティだけでなく、複数のモダリティを用いて検査を行い、各モダリティ間の医用画像を比較して総合的に診断し、必要があればさらに詳細に調べ、治療を行っている。例えば、一人の患者に対してX線CT装置で検査を行い、さらに磁気共鳴イメージング装置でも検査を行い、両方の医用画像をもとに、循環器X線検査装置においてX線透視・撮影をしながら手術するというようなことが行われている。
最近では、複数の異なったモダリティによって取得された医用画像を比較しながらいち早く診断を行うことができるように、X線診断装置、X線CT装置、磁気共鳴イメージング装置、核医学診断装置、超音波診断装置などと、これらの装置からの医用画像を取り込むための医用画像保管サーバ、およびこの医用画像保管サーバに取り込んだ医用画像を表示するための医用画像を表示するための医用画像ビューアがネットワークを介して接続されている。
また、このネットワークには、さらに、患者の名前、性別、年齢などの個人情報、診療履歴、検査の予約、検査項目を示す検査オーダ情報などの種々の情報を管理する病院情報システム(Hospital information system)(以下、「HIS」という。)と、放射線部門での患者の名前、性別、年齢などの個人情報、診療履歴、検査の予約、検査項目を示す検査オーダ情報などの種々の情報を管理する放射線部門情報管理システム(Radiology information system)(以下、「RIS」という。)が接続されている。このようなネットワークを介して医用画像を通信するための標準規格として、医用画像通信規格(Digital Imaging and Communication in Medicine)(以下、「DICOM」という。)が存在する。
しかし、このようなネットワークシステムにおいては、システムの規模が大きくなると、1つの医用画像保管サーバでは足りなくなり、メーカも機能も仕様も異なる複数の医用画像保管サーバがネットワーク上に接続されるようになる。そうすると、ネットワークシステム上の複数の医用画像保管サーバを利用する場合、医師は、その都度医用画像ビューアを用いて必要な医用画像を探さなければならず、その結果、ネットワークシステム上の医用画像保管サーバの利用にあたり多くの時間と手間がかかってしまい、大変煩わしいという問題があった。
そこで、ネットワークを介して接続された複数のモダリティやこれ以外の医用装置などとの間におけるデータの汎用性を高め、各モダリティの有するリソースを有効に活用し、モダリティ毎の相違によらず患者単位で医用情報を管理する方法が提案されている(特許文献1参照)。
ところで、このような病院のネットワークシステムにおいてMPPS(Modality Performed Procedure Step)(以下、「MPPS」という。)が導入されている場合、図1に示されるように、HIS/RIS1からWork List(すなわち、検査予約情報)を医用画像診断装置2にネットワーク(図示せず)を介して通知するとともに、検査の開始と終了時において、医用画像診断装置2からHIS/RIS1にMPPS(すなわち、検査開始と検査終了の通知)を行う。特に、検査終了の通知に関しては、医用画像診断装置2の入力部(図示せず)に検査終了ボタンを予め設けておき、医用画像診断装置2を扱う医師や技師(以下、「ユーザ」という)に検査終了ボタンを押させることにより検査終了の通知を行うようにしたり、あるいは、医用画像診断装置2の次の検査開始操作のタイミングで前の検査の終了の通知を行うようにするとともに、医用画像診断装置2で現在行われている検査の終了処理を行うようにしている。これにより、病院のネットワークシステムにおける種々の処理や手続きを円滑に行うようにすることができる。なお、医用画像診断装置2で行われる検査終了処理においては、医用画像診断装置2に設けられているデータベースのCloseを行ったり、図示せぬ表示部の画面上に表示されている画像や計測結果のクリアなどを行っている。
特開2003−233674号公報
しかしながら、MPPSが導入されている病院のネットワークシステムにおいて検査開始時にはユーザが患者(以下、「被検体」という。)のID(Identification)の入力などを行う手順が存在するが、一方、検査終了時にはこのような手順がない場合があり、そのため、次回の検査開始時まで医用画像診断装置2の操作が放置されてしまう可能性があった。具体的には、ユーザが検査終了時に検査終了ボタンを押すことにより検査終了の通知を行うべきであるにもかかわらず、検査終了ボタンの操作を忘れてしまい、その結果、医用画像診断装置2の操作がしばらくの間放置されてしまう可能性があった。このような場合、医用画像診断装置2からHIS/RIS1への検査終了の通知は遅れてしまい、さらには、その後の会計処理などの開始も遅れてしまう。
ここで、図2を参照して、ユーザが検査終了時に検査終了ボタンの操作を忘れてしまった場合における検査終了処理や会計処理などの遅延について説明する。
図2に示されるように、実線3は実際の検査時間軸(例えば、時刻t、t、およびt)を示しており、実線4はMPPS上の検査時間軸(例えば、時刻T)を示している。図2の例の場合、ユーザは検査Aを実際には時刻tで開始し、時刻tで終了している。しかし、ユーザが実際の検査終了時である時刻tに検査終了ボタンの操作を忘れ、その後昼食を取るために医用画像診断装置2の使用を一時中断してしまうと、実際の検査Aの終了時刻が時刻tであるにもかかわらず、HIS/RIS1への検査Aの検査終了通知は次回の検査Bの開始時刻である時刻tまで遅れてしまう。
これにより、MPPS上においては、実際の検査Bの検査開始時刻である時刻tに対応するMPPS上の時刻Tまで検査Aの終了はなされていないこととなり、その後の会計処理などもMPPS上の時刻Tまで開始されない。従って、すでに検査を受け終わり、会計を早く済ませたいと所望する被検体を不必要に長く待たせてしまうという課題があった。
また、次回の検査開始時まで医用画像診断装置2の操作が放置されると、その間、医用画像診断装置2においては検査終了処理が開始されないため、例えば、被検体の検査画像などが不特定多数の人(例えば、次回の検査を受ける他の被検体など)に見られてしまうこともあり、被検体の個人情報の保護の点において好ましくないという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであり、医用画像診断装置における検査終了処理の操作性を向上させることができる医用画像診断装置およびその医療情報処理プログラムを提供することを目的としている。
本発明の医用画像診断装置は、上述した課題を解決するために、被検体の検査を終了するための検査終了条件を設定する検査終了条件設定手段と、検査終了条件設定手段により設定された検査終了条件に基づいて、被検体の検査を終了する検査終了手段とを備えることを特徴とする。
検査終了手段は、検査終了条件設定手段により設定された検査終了条件に基づいて、被検体の検査を終了するか否かを判定する検査終了判定手段を備え、検査終了判定手段により被検体の検査を終了すると判定された場合、検査終了手段は被検体の検査を終了するようにすることができる。
この医用画像診断装置は、ユーザを検知するセンサと、センサからの検知信号の供給があるか否かを判定する検知信号判定手段と、被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生する警報音発生手段とをさらに備え、検知信号判定手段によりセンサからの検知信号の供給がないと判定された場合、警報音発生手段は警報音を発生し、検知信号判定手段によりセンサからの検知信号の供給があると判定された場合、警報音発生手段は警報音の発生を停止するようにすることができる。
この医用画像診断装置は、ユーザを検知するセンサと、センサからの検知信号の供給があるか否かを判定する検知信号判定手段と、検知信号判定手段によりセンサからの検知信号の供給がないと判定された場合、被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音をユーザが管理する外部端末に発生させる警報音発生制御信号を生成し、外部端末に送信する警報音発生制御信号送信手段と、被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号を外部端末から受信する検査終了指示信号受信手段と、をさらに備え、検査終了指示信号受信手段により外部端末から検査終了指示信号を受信したとき、検査終了手段は被検体の検査を終了するようにすることができる。
センサは、赤外線センサであるようにすることができる。
この医用画像診断装置は、検査終了判定手段により被検体の検査を終了すると判定された場合、被検体の検査を終了する旨のダイアログを表示する表示制御手段をさらに備えるようにすることができる。
検査終了条件設定手段により設定される検査終了条件には、少なくとも、被検体の検査において画像化のためのエネルギー送受信が停止している時間、ユーザからの入力がないキー入力なし時間、医用画像診断装置の前でユーザを検知することができない時間であるユーザ不在検知時間、ユーザが被検体の検査を行うのに要する最大の時間である最大検査時間、ユーザが医用画像診断装置から離れる時間である休憩時間、医用画像診断装置で取得された画像データがDICOM Serverへ送信されたことを示すDICOM Server送信済み情報、および、医用画像診断装置で取得された画像データがDICOM Printerへ送信されたことを示すDICOM Printer送信済み情報のいずれかが含まれるようにすることができる。
この医用画像診断装置は、検査終了手段により被検体の検査を終了するとき、被検体の検査が終了した旨の通知である検査終了通知を生成する検査終了通知生成手段と、検査終了通知生成手段により生成された検査終了通知を、医用画像診断装置にネットワークを介して接続されている病院情報システムに送信する検査終了通知送信手段をさらに備えるようにすることができる。
本発明の医用画像診断装置の医用情報処理プログラムは、上述した課題を解決するために、被検体の検査を終了するための検査終了条件を設定する検査終了条件設定ステップと、検査終了条件設定ステップの処理により設定された検査終了条件に基づいて、被検体の検査を終了する検査終了ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の外部端末は、上述した課題を解決するために、医用画像診断装置における被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生させる警報音発生制御信号を医用画像診断装置から受信する警報音発生制御信号受信手段と、被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生する警報音発生手段とを備え、警報音発生手段は、警報音発生制御信号受信手段により受信された警報音発生制御信号に基づいて警報音を発生することを特徴とする。
この外部端末は、医用画像診断装置に被検体の検査を終了するとの指示を入力する検査終了指示入力手段と、検査終了指示入力手段により被検体の検査を終了するとの指示が入力されたか否かを判定する検査終了指示入力判定手段と、医用画像診断装置に被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号を生成し、医用画像診断装置に送信する検査終了指示信号送信手段とをさらに備え、検査終了指示入力判定手段により検査終了指示入力手段により被検体の検査を終了するとの指示が入力されたと判定された場合、検査終了指示信号送信手段は、医用画像診断装置に被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号を生成し、医用画像診断装置に送信するようにすることができる。
警報音発生手段は、検査終了指示信号送信手段により被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号が医用画像診断装置に送信された後、警報音の発生を停止するようにすることができる。
この外部端末は、警報音発生手段による警報音の発生を停止するとの指示を入力する警報音発生停止指示入力手段と、警報音発生停止指示入力手段により警報音の発生を停止するとの指示が入力されたか否かを判定する警報音発生停止指示入力判定手段とをさらに備え、警報音発生停止指示入力判定手段により警報音発生停止指示入力手段により警報音の発生を停止するとの指示が入力されたと判定された場合、警報音発生手段は警報音の発生を停止するようにすることができる。
本発明の医用画像診断装置およびその医用情報処理プログラムにおいては、被検体の検査を終了するための検査終了条件が設定され、設定された検査終了条件に基づいて被検体の検査が終了される。
本発明の外部端末においては、医用画像診断装置における被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生させる警報音発生制御信号が医用画像診断装置から受信され、被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音が、受信された警報音発生制御信号に基づいて発生される。
本発明によれば、医用画像診断装置の検査終了条件を予め設定することができる。また、予め設定された検査終了条件に基づいて医用画像診断装置の検査終了処理をすることができる。さらに、医用画像診断装置の検査終了処理が行われる前に、ユーザが医用画像診断装置から離れた場合、医用画像診断装置の検査終了処理がまだ行われていない旨を警報音で知らせることができる。これにより、医用画像診断装置における検査終了処理の操作性を向上させることができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明を適用した病院ネットワークシステム11の構成を表している。
図3に示されるように、病院ネットワークシステム11においては、患者の名前、性別、年齢などの個人情報、診療履歴、検査の予約、検査項目を示す検査オーダ情報などの種々の情報を管理する病院情報システムであるHIS12と、放射線部門での患者の名前、性別、年齢などの個人情報、診療履歴、検査の予約、検査項目を示す検査オーダ情報などの種々の情報を管理する放射線部門情報管理システムであるRIS13と、医用画像診断装置14−1乃至14−4とが図示せぬネットワーク(例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)その他の各種のネットワークを含む)を介してそれぞれ接続されている。
HIS12は、図示せぬネットワークを介してRIS13と接続されており、RIS13を介して医用画像診断装置14−1乃至14−4にそれぞれ、検査予約情報などの通知を送信するとともに、RIS13を介して医用画像診断装置14−1乃至14−4から検査開始の通知と検査終了の通知を受信し、受信された検査終了の通知に基づいて病院情報処理(例えば、会計処理など)を実行する。
RIS13は、図示せぬネットワークを介してHIS12と医用画像診断装置14−1乃至14−4と接続されており、HIS12から送信された検査予約情報などの通知を受信し、受信された検査予約情報などの通知を医用画像診断装置14−1乃至14−4に送信するとともに、医用画像診断装置14−1乃至14−4から送信された検査開始の通知と検査終了の通知を受信し、受信された検査開始の通知と検査終了の通知をHIS12に送信する。
医用画像診断装置14−1乃至14−4は、図示せぬネットワークを介してRIS13と接続されており、RIS13から送信された検査予約情報などの通知を受信し、受信された検査予約情報を記憶するとともに、検査開始の通知と検査終了の通知を適宜、RIS13に送信する。なお、各医用画像診断装置14−1乃至14−4は、それぞれを個々に区別する必要がない場合、医用画像診断装置14と総称する。また、図3の病院ネットワークシステム11の場合、説明を簡略化するために、4つの医用画像診断装置14−1乃至14−4を設けるようにしたが、医用画像診断装置の数は4つの場合に限定されず、勿論、より多くの医用画像診断装置が設けられるようにしてもよい。
ここで、医用画像診断装置14には、例えば、図示せぬネットワークに接続されたX線診断装置、X線CT装置、磁気共鳴イメージング装置、核医学診断装置、超音波診断装置などの種々のモダリティが含まれる。なお、本発明の実施形態においては、医用画像診断装置14として超音波診断装置を例にあげて説明する。
図4は、図3のHIS12の詳細な内部の構成を表している。
図4に示されるように、HIS12は、HIS制御部15、HIS病院情報処理部16、HIS記憶部17、およびHIS通信部18が入出力インタフェース19を介して接続されて構成されている。
HIS制御部15は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)からなり、種々の制御信号を生成し、各部に供給することによりHIS12の駆動を総括的に制御する。
HIS病院情報処理部16は、図示せぬネットワークを介してRIS13から供給された種々の情報を取得するとともに、HIS記憶部17から適宜、必要な情報を取得し、HIS制御部21から供給された種々の制御信号に基づいて、取得された種々の情報に対して病院情報処理(例えば、会計処理や薬剤関係処理など)を実行する。
HIS記憶部17は、患者の名前、性別、年齢などの個人情報、診療履歴、検査の予約、検査項目を示す検査オーダ情報などの種々の情報を予め記憶しているとともに、HIS病院情報処理部16において実行される病院情報処理の結果(例えば、会計処理結果や薬剤関係処理結果など)を記憶する。また、HIS記憶部17は、HIS制御部15の指示に従い、記憶されている種々の情報を適宜、HIS12の各部に供給する。
HIS通信部18は、HIS制御部15の指示に基づいてHIS記憶部17から供給された検査予約情報を、ネットワーク(図示せず)を介して接続されているRIS13を通じて医用画像診断装置14に検査予約情報を送信するとともに、ネットワークを介して接続されているRIS13を通じて医用画像診断装置14から検査開始の通知と検査終了の通知を受信し、HIS制御部15に供給する。
図5は、図3の医用画像診断装置14の詳細な内部の構成を表している。
図5に示されるように、医用画像診断装置14は、本体21、入力部22、および出力部23により構成されている。
本体21は、制御部31、記憶部32、検査終了処理部33、検査終了条件設定部34、センサ35、および通信部36が入出力インタフェース37を介して接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)からなり、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより医用画像診断装置14の駆動を総括的に制御する。
記憶部32は、データ記憶部38と検査終了設定条件データベース39により構成されている。記憶部32のデータ記憶部38は、医用画像診断装置14において取得された被検体の画像データなどを記憶するとともに、医用画像診断装置14における処理に用いられる種々のデータを記憶しており、適宜、本体21の各部に供給する。
検査終了設定条件データベース39は、検査終了条件設定部34により予め設定された設定条件が対応付けて登録されているデータベースを管理しており、制御部31の指示に従い、管理されているデータベースを検査終了処理部33に供給する。
検査終了処理部33は、検査終了設定条件データベース39から供給されたデータベースを参照して、予め設定された検査終了設定条件に当てはまるか否かを判定し、予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定された場合、検査を終了した旨の通知を生成し、通信部36に供給するとともに、現在行われている被検体の検査を終了する。
検査終了条件設定部34は、出力部23に表示される検査終了条件設定ダイアログに基づいて検査終了条件を設定し、設定された検査終了条件のデータである検査終了設定条件データを検査終了設定条件データベース39に供給する。
センサ35は、例えば、赤外線センサであり、被検体の検査を行うユーザが現在、医用画像診断装置14の前に存在するか否かを検知することができるように予め医用画像診断装置14に設けられており、常時ユーザから発する赤外領域の光を受光し、受けた光を電気信号に変換し、変換された電気信号を検知信号として制御部31に供給する。
通信部36は、図示せぬネットワークを介してRIS13と接続されており、HIS12からの検査予約情報を受信し、記憶部32のデータ記憶部38に供給するとともに、検査終了処理部33から供給された検査終了の通知を取得し、取得された検査終了の通知をネットワークを介してRIS13に送信する。
入力部22は、本体21と図示せぬ電気ケーブルなどを介して接続され、医用画像診断装置14に与える種々の指示を入力するための種々のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を有しており、ユーザの操作により入力された種々の指示を制御部31に供給する。
出力部23は、本体21と図示せぬ電気ケーブルなどを介して接続され、図示せぬLCD(Liquid Crystal Display)や図示せぬCRT(Cathode Ray Tube)、あるいはデータを印刷する印刷部(図示せず)が設けられており、記憶部32のデータ記憶部38から供給された画像データなどを取得し、取得された画像データなどを図示せぬLCDや図示せぬCRTに表示し、あるいは図示せぬ印刷部に出力する。
次に、図6のフローチャートを参照して、図5の医用画像診断装置14における検査終了条件設定処理について説明する。なお、この処理は、ユーザが被検体に対して検査を行う前に、入力部22の図示せぬキーボードやマウスを用いて検査終了条件設定処理を開始するとの指示がなされることにより開始される。また、ユーザは、1回、医用画像診断装置14に検査終了条件設定処理を行うように指示し、検査終了条件を設定するだけで、それ以降、これにより設定された検査終了設定条件で検査終了処理(図10を参照して後述する)を医用画像診断装置14に行わせることができる。勿論、病院ネットワークシステム11の運用方法の変更や、ユーザの好みにより適宜、何回でも、医用画像診断装置14における検査終了条件の設定を行うことできる。
ステップS1において、制御部31は、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、検査終了条件設定処理を開始するとの指示がなされたか否かを判定し、検査終了条件設定処理を開始するとの指示がなされたと判定されるまで待機する。
ステップS1において検査終了条件設定処理を開始するとの指示がなされたと判定された場合、検査終了条件設定部34はステップS2で、制御部31の指示に従い、データ記憶部38に記憶されている検査終了条件設定項目に関するデータである検査終了条件項目データを読み出す。
ステップS3において、検査終了条件設定部34は、データ記憶部38から読み出された検査終了条件設定項目データに基づいて、検査終了条件設定ダイアログを出力部23の図示せぬLCDや図示せぬCRTに表示させるための検査終了条件設定ダイアログ表示制御信号を生成し、出力部23に供給する。
ステップ4において、出力部23は、検査終了条件設定部34から供給された検査終了設定項目ダイアログ表示制御信号に基づいて、図7に示されるように、医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了条件を設定するためのインタフェースとしての検査終了条件設定ダイアログ41を表示する。
図7の検査終了条件設定ダイアログ41は、チェック欄42乃至48、FREEZE時間入力欄49、キー入力なし時間入力欄50、ユーザ不在検知時間入力欄51、最大検査時間入力欄52、休憩時間入力欄53−1乃至53−4、およびコマンド表示欄54を有する。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄42にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄42の右側に表示されている「FREEZE時間」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄42の右側に表示されている「FREEZE時間」は、医用画像診断装置14での被検体の検査において出力部23の図示せぬLCDや図示せぬCRTにリアルタイムに表示される画像を検査のためにユーザが一時的に図示せぬボタンにより静止させる時間(FREEZE時間)であって、それ以上静止させると検査終了処理が開始されるFREEZE時間を意味している。ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、FREEZE時間入力欄42に「FREEZE時間」を入力することができる。図7の例の場合、ユーザがFREEZE時間入力欄49に入力した「FREEZE時間」は「10(min)」である。すなわち、この場合、ユーザが、医用画像診断装置14での被検体の検査において出力部23の図示せぬLCDや図示せぬCRTにリアルタイムに表示される画像を検査のために一時的に図示せぬボタンにより10分以上静止させたとき、医用画像診断装置14において検査終了処理が開始される。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄43にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄43の右側に表示されている「キー入力なし時間」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄43の右側に表示されている「キー入力なし時間」は、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作しない時間(キー入力なし時間)であって、それ以上操作しないと検査終了処理が開始されるキー入力なし時間を意味している。ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、キー入力なし時間入力欄43に「キー入力なし時間」を入力することができる。図7の例の場合、ユーザがキー入力なし時間入力欄50に入力した「キー入力なし時間」は「10(min)」である。すなわち、この場合、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を10分以上操作しないとき、医用画像診断装置14において検査終了処理が開始される。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄44にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄44の右側に表示されている「ユーザ不在検知時間」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄44の右側に表示されている「ユーザ不在検知時間」は、ユーザが医用画像診断装置14の前に存在しないと検知された時間(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14から離れたと検知された時間)(ユーザ不在検知時間)であって、それ以上ユーザが医用画像診断装置14の前に存在しないと検知されると(すなわち、それ以上ユーザが医用画像診断装置14から離れていると検知されると)検査終了処理が開始されるユーザ不在検知時間を意味している。ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、ユーザ不在検知時間入力欄44に「ユーザ不在検知時間」を入力することができる。
図7の例の場合、ユーザがユーザ不在検知時間入力欄51に入力した「ユーザ不在検知時間」は「10(min)」である。すなわち、この場合、ユーザが医用画像診断装置14の前に存在しないと検知された時間が10分以上であるとき、医用画像診断装置14において検査終了処理が開始される。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄45にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄45の右側に表示されている「最大検査時間」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄45の右側に表示されている「最大検査時間」は、ユーザが医用画像診断装置14を用いて1人の被検体の検査を行うのに要する最大の検査時間(最大検査時間)であって、それ以上ユーザが医用画像診断装置14を用いて1人の被検体の検査を行うのに要すると検査終了処理が開始される最大検査時間を意味している。ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、最大検査時間入力欄52に「最大検査時間」を入力することができる。図7の例の場合、ユーザが最大検査時間入力欄45に入力した「最大検査時間」は「20(min)」である。すなわち、この場合、ユーザが医用画像診断装置14を用いて1人の被検体の検査を行うのに20分以上要したとき、医用画像診断装置14において検査終了処理が開始される。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄46にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄46の右側に表示されている「休憩時間」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄46の右側に表示されている「休憩時間」は、ユーザが昼休みなどの休憩のために医用画像診断装置14から必ず離れる時間(休憩時間)であって、この時間帯になると検査終了処理が開始される休憩時間を意味している。ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、休憩時間入力欄53−1乃至53−4に「休憩時間」を入力することができる。図7の例の場合、ユーザが休憩時間入力欄53−1乃至53−4に入力した「休憩時間」は「12:30−13:30」である。すなわち、この場合、12:30から13:30の間においては、医用画像診断装置14において検査終了が開始される。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄47にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄47の右側に表示されている「DICOM Serverへの送信済み」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄47の右側に表示されている「DICOM Serverへの送信済み」は、医用画像診断装置14で取得された画像データがDICOM Server(例えば、病院ネットワークシステム11に接続されている図示せぬ医用画像保管サーバなど)へ送信されたことを意味しており、DICOM Serverへ医用画像診断装置14で取得された画像が送信されると検査終了処理が開始されることを意味している。
ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することで、チェック欄48にチェックをすることができる。これにより、ユーザは、図7のチェック欄48の右側に表示されている「DICOM Printerへの送信済み」を、検査終了条件ダイアログ41により設定される検査終了条件の1つとして選択することができる。図7のチェック欄48の右側に表示されている「DICOM Printerへの送信済み」は、DICOM Printer(例えば、病院ネットワークシステム11に接続されている図示せぬプリンタなど)に画像を印刷させるために医用画像診断装置14で取得された画像データがDICOM Printerへ送信されたことを意味しており、DICOM Printerに画像を印刷させるために医用画像診断装置14で取得された画像データがDICOM Printerへ送信されると検査終了処理が開始されることを意味している。
また、コマンド表示欄54は、「登録」というコマンドのアイコンを表示している。ユーザは、コマンド表示欄54の「登録」のアイコンを選択することにより、検査終了条件設定ダイアログ41により設定された検査終了条件の登録を指示することができる。
ステップS5において、制御部31は、図7の検査終了条件設定ダイアログ41に基づいて、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、コマンド表示欄54の「登録」のアイコンが選択されたか否かを判定し、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することによりコマンド表示欄54の「登録」のアイコンが選択されるまで待機する。
ステップS5においてコマンド表示欄54の「登録」のアイコンが選択されたと判定された場合、検査終了条件設定部34はステップS6で、制御部31の指示に従い、検査終了条件設定ダイアログ41に基づいて検査終了条件を設定する。すなわち、図7の例の場合、検査終了条件として、「10(min)」の「FREEZE時間」、「10(min)」の「キー入力なし時間」、「10(min)」の「ユーザ不在検知時間」、「20(min)」の「最大検査時間」、「12:30−13:30」の「休憩時間」、「DICOM Serverへの送信済み」、および「DICOM Printerへの送信済み」を設定することができる。これにより、例えば、医用画像診断装置14での被検体の検査において出力部23の図示せぬLCDや図示せぬCRTにリアルタイムに表示される画像を検査のためにユーザが10分以上図示せぬボタンにより静止させると、医用画像診断装置14に検査終了処理(図10のフローチャートを参照して後述する)を開始させることができる。
ステップS7において、検査終了条件設定部34は、ステップS6の処理により設定された検終了条件の設定データである検査終了条件設定データを検査終了設定条件データベース39に供給する。ステップS8において、検査終了設定条件データベース39は、検査終了条件設定部34から供給された検査終了条件設定データを取得し、取得された検査終了条件設定データを検査終了条件データベース39で管理されているデータベースに登録する。
図8は、記憶部32の検査終了設定条件データベース39で管理されているデータベースの例を表している。
図8の検査終了設定条件データベース39の第1列目乃至第7列目には、「FREEZE時間」、「キー入力なし時間」、「ユーザ不在検知時間」、「最大検査時間」、「休憩時間」、「DICOM Serverへの送信済み」、および「DICOM Printerへの送信済み」が記述されている。なお、これらの説明については、図7の検査終了条件設定ダイアログ41における説明と重複するため、繰り返しになるので省略する。
検査終了設定条件データベース39の第1行目の場合、「FREEZE時間」は「10(min)」であり、医用画像診断装置14での被検体の検査において出力部23の図示せぬLCDや図示せぬCRTにリアルタイムに表示される画像を検査のためにユーザが一時的に図示せぬボタンにより静止させた時間(FREEZE時間)であって、それ以上静止させると検査終了処理が開始されるFREEZE時間が「10(min)」であることを示している。「キー入力なし時間」は「10(min)」であり、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作しない時間(キー入力なし時間)であって、それ以上操作しないと検査終了処理が開始されるキー入力なし時間が「10(min)」であることを示している。「ユーザ不在検知時間」は「10(min)」であり、ユーザが医用画像診断装置14の前に存在しないと検知された時間(ユーザ不在検知時間)であって、それ以上ユーザが医用画像診断装置14の前に存在しないと検知されると検査終了処理が開始されるユーザ不在検知時間が「10(min)」であることを示している。
「最大検査時間」は「20(min)」であり、ユーザが医用画像診断装置14を用いて1人の被検体の検査を行うのに要する最大の検査時間(最大検査時間)であって、それ以上ユーザが医用画像診断装置14を用いて1人の被検体の検査を行うのに要すると検査終了処理が開始される最大検査時間が「20(min)」であることを示している。「休憩時間」は「12:30−13:30」であり、ユーザが昼休みなどの休憩のために医用画像診断装置14から必ず離れる時間(休憩時間)であって、この時間帯になると検査終了処理が開始される休憩時間が「12:30−13:30」であることを示している。「DICOM Serverへの送信済み」は「あり」であり、「DICOM Serverへの送信済み」が検査終了条件として設定され、医用画像診断装置14で取得された画像がDICOM Serverへ送信されると検査終了処理が開始されることを示している。「DICOM Printerへの送信済み」は「あり」であり、「DICOM Printerへの送信済み」が検査終了条件として設定され、DICOM Printerに印刷させるために医用画像診断装置14で取得された画像データがDICOM Printerへ送信されることを示している。
次に、図9のフローチャートを参照して、図3の医用画像診断装置14の検査終了処理について説明する。
ステップS11において、制御部31は、検査終了設定条件データベース39に管理されているデータベースを読み出し、検査終了処理部33に供給する。ステップS12において、検査終了処理部33は、制御部31を介して検査終了設定データベース39から供給されたデータベースを参照して、予め設定された検査終了設定条件に当てはまるか否かを判定する。すなわち、図8の例の場合、医用画像診断装置14での被検体の検査において出力部23の図示せぬLCDや図示せぬCRTにリアルタイムに表示される画像を検査のためにユーザが10分以上図示せぬボタンにより静止させた場合や、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を10分以上操作しない場合などに、予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定される。
ステップS12において予め設定された検査終了設定条件に当てはまらないと判定された場合、処理は予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定されるまで待機する。
ステップS12において予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定された場合、検査終了処理部33はステップS13で、検査終了処理の実行をユーザに予告する検査終了処理実行予告ダイアログを出力部23に表示させるための検査終了処理実行予告ダイアログ表示制御信号を生成し、出力部23に供給する。
ステップS14において、出力部23は、検査終了処理部33から供給された検査終了処理実行予告ダイアログ表示制御信号に基づいて、図10に示されるように、検査終処理実行予告ダイアログ61を表示する。
図10は、出力部23に表示される検査終了処理実行予告ダイアログ61の表示例を表している。
図10の検査終了処理実行予告ダイアログ61は、メッセージ表示欄62とコマンド表示欄63を有する。
図10の例の場合、メッセージ表示欄62には、メッセージとして「1分後に、検査終了処理を実行します。キャンセルする場合には、いずれかのキー入力を行ってください」が表示される。これにより、ユーザは、医用画像診断装置14の検査終了処理により現在行われている検査の終了処理が1分後に実行され、その検査終了処理をキャンセルする場合には、入力部22のいずれかのキーの入力を行えばよいことが分かる。
コマンド表示欄63には、「OK」というコマンドのアイコンを表示している。ユーザは、入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することにより、コマンド表示欄63の「OK」のアイコンを選択し、検査終了処理の実行を指示することができる。
ステップS15において、制御部31は、検査終了処理実行予告ダイアログ61に基づいて検査終了処理を実行するとの指示がなされたか否かを判定する。すなわち、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)やマウス(図示せず)を操作することによりコマンド表示欄63の「OK」のアイコンを選択した場合、ステップS15において制御部31は、検査終了処理を実行するとの指示がなされたと判定する。
ステップS15において検査終了処理を実行するとの指示がなされたと判定された場合、検査終了処理部33はステップS16で、制御部31の指示に従い、RIS13を介してHIS12に送信するための「検査が終了した旨の通知」を生成し、通信部36に供給する。ステップS17において、通信部36は、検査終了処理部33から供給された「検査が終了した旨の通知」を取得し、取得された検査が終了した旨の通知を図示せぬネットワークを介してRIS13に送信する。
ステップS18において、検査終了処理部33は、検査終了処理を実行する。具体的には、医用画像診断装置14に設けられた出力部23の画面上に表示されている画像や計測結果のクリアなどを行う。
このように、医用画像診断装置14における検査終了条件を予め設定するようにしたので、ユーザがたとえ医用画像診断装置14において現在行われている被検体の検査の終了操作を忘れてしまったとしても、予め設定された検査終了条件を満たせば、医用画像診断装置14において現在行われている被検体の検査を終了させることができる。これにより、医用画像診断装置14における検査終了処理の操作性を向上させることができる。また、同時に、医用画像診断装置14において現在行われている被検体の検査画像などが不特定多数の人に見られないようにすることができ、その結果、被検体の個人情報を有効に保護することができる。
ステップS15において検査終了処理を実行するとの指示がなされていないと判定された場合、制御部31はステップS19で、検査終了処理の実行をキャンセルするとの指示がなされたか否かを判定する。すなわち、ユーザが入力部22のキーボード(図示せず)のいずれかのキーを操作することによりいずれかのキー入力を行った場合、ステップS19において制御部31は、検査終了処理の実行をキャンセルすると判定する。
ステップS19において検査終了処理の実行をキャンセルするとの指示がなされたと判定された場合、検査終了処理部33はステップS20で、制御部31の指示に従い、検査終了処理の実行をキャンセルする。その後、処理はステップS12に進み、ステップ12以降の処理が繰り返される。これにより、医用画像診断装置14で現在行われている検査の終了処理の実行をキャンセルすることができる。従って、ユーザの意に反して、被検体の検査中であるにもかかわらず、被検体の検査の終了処理が実行させることを防止することができ、医用画像診断装置14の操作性を向上させることができる。
なお、ユーザにより医用画像診断装置14における検査終了処理の実行がキャンセルされたあと、所定の時間、例えば5分間など、医用画像診断装置14における検査終了処理を中断するようにしてもよい。これにより、ユーザは、予め設定された検査終了条件に基づく検査終了処理の再実行されることを気にすることなく、所定の時間(例えば、5分間など)、医用画像診断装置14で現在行われている検査をさらに続行することができる。従って、医用画像診断装置14における検査終了処理の操作性をさらに向上させることができる。
ステップS19において検査終了処理の実行をキャンセルするとの指示がなされていないと判定された場合、処理はステップS15に戻り、その後ステップS15以降の処理が繰り返される。
次に、図11のフローチャートを参照して、図3のHIS12の病院情報処理について説明する。
ステップS25において、HIS制御部15は、医用画像診断装置14から検査が終了した旨の通知を受信したか否かを判定する。すなわち、HIS制御部15は、HIS通信部18がネットワークを介してRIS13から検査が終了した旨の通知を受信したか否かを判定する。
ステップS25において検査が終了した旨の通知を受信したと判定された場合、HIS制御部15はステップS26で、HIS病院情報処理部17に病院情報処理を開始させるための病院情報処理開始制御信号を生成し、HIS病院情報処理部17に供給する。
ステップS27において、HIS病院情報処理部17は、HIS制御部15から供給された病院情報処理開始制御信号に基づいて病院情報処理を開始する。具体的には、HIS記憶部17から取得された種々の情報に対して病院情報処理(例えば、会計処理や薬剤関係処理など)を実行する。
このように、本発明の実施形態に示された病院ネットワークシステム11においては、ユーザがたとえ医用画像診断装置14において現在行われている被検体の検査の終了操作を忘れてしまったとしても、予め設定された検査終了条件を満たせば、医用画像診断装置14において現在行われている被検体の検査を終了させるとともに、検査が終了した旨の通知をHIS12に送信するようにしたので、HIS12において、検査が終了した旨の通知を受けた検査について病院情報処理を実行することができる。これにより、すでに検査を受け終わり、会計を早く済ませたいと所望する被検体を不必要に長く待たせることなく、会計処理などを開始することができる。従って、病院ネットワークシステム11全体のスループットを向上させることができる。
なお、本発明の実施形態に示された医用画像診断装置14においては、センサ35によりユーザが医用画像診断装置14の前から離れたか否かを検知し、ユーザ不在検知時間を検査終了条件として設定するようにしたが、例えば、医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理が実行される前にユーザが医用画像診断装置14から離れてしまった場合(すなわち、検査中であるにもかかわらず、ユーザが医用画像診断装置14から離れてしまった場合など)、ユーザに検査の終了処理が実行されていない旨を警報音により告知するようにしてもよい。以下、この場合の医用画像診断装置14における処理について説明する。
図12は、本発明を適用した医用画像診断装置14の他の詳細な内部の構成を表している。なお、図12の医用画像診断装置14は、図5の医用画像診断装置14の代わりに図3の病院ネットワークシステム11に用いられており、図3のHIS12とRIS13については同様であり、その説明については繰り返しになるので省略する。また、図5に示された医用画像診断装置14の構成と同一あるいは対応するものについては、同一の符号を付したあり、その説明は繰り返しになるので省略する。
警報音発生部65は、制御部31からの指示に基づいて、ユーザに検査の終了処理が実行されていない旨を告知する警報音の発生および停止を行う。
次に、図13のフローチャートを参照して、図12の医用画像診断装置14における検査終了処理について説明する。なお、図13のステップS31乃至S40の処理は、図9のステップS11乃至S20の処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS32において予め設定された検査終了設定条件に当てはまらないと判定された場合、制御部31はステップS41で、センサ35から検知信号の供給が停止したか否かを判定する。すなわち、制御部31は、センサ35から、被検体の検査を行うユーザが医用画像診断装置14の前に存在するか否かを示す検知信号の供給が停止したか否かを判定する。
ステップS41においてセンサ35からの検知信号の供給が停止したと判定された場合(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14の前から離れたと判定された場合)、現在行われている検査の終了処理がまだ実行されていない旨をユーザに告知するための警報音を警報音発生部65に発生させる検査終了未処理警報音発生制御信号を生成し、警報音発生部65に供給する。
ステップS43において、警報音発生部65は、制御部31から供給された検査終了未処理警報音発生制御信号に基づいて警報音を発生する。これにより、ユーザは、検査中であるにもかかわらず、ユーザが医用画像診断装置14から離れてしまった場合などに、検査の終了処理がまだ実行されていないことを知ることができる。従って、医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理がまだ実行されていないことをユーザが忘れていた場合であっても、医用画像診断装置14において検査終了処理が実行されずにしばらくの間放置されてしまうことを防止することができ、医用画像診断装置14の検査終了処理における操作性をさらに向上させることができる。
ステップS44において、制御部31は、センサ35から検知信号の供給が再開したか否かを判定する。すなわち、制御部31は、センサ35から、被検体の検査を行うユーザが医用画像診断装置14の前に存在するか否かを示す検知信号の供給が再開したか否かを判定する。付言すると、ユーザが警報音により医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理が実行されていないことに気が付き、ユーザが医用画像診断装置14の前に再び戻ることにより、センサ35から検知信号の供給が再開したか否かが判定される。
ステップS44においてセンサ35からの検知信号の供給が再開していないと判定された場合、処理はセンサ35からの検知信号の供給が再開されるまで待機する。
ステップS44においてセンサ35から検知信号の供給が再開したと判定された場合、制御部31は、発生している警報音を警報音発生部65に停止させるための検査終了未処理警報音発生停止制御信号を生成し、警報音発生部65に供給する。
ステップS46において、警報音発生部65は、制御部31から供給された検査終了未処理警報音発生停止制御信号に基づいて、警報音の発生を停止する。その後、処理はステップS32に進む。なお、図13のステップS44乃至S46の処理において、ユーザが医用画像診断装置14の前に戻ることにより、センサ35から検知信号の供給が再開したか否かが判定されるまで警報音の発生は停止されないため、ユーザが医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理が実行されていないことに気が付き、医用画像診断装置14の前に戻るまで警報音は発生し続ける。
ステップS41においてセンサ35からの検知信号の供給が停止していないと判定された場合(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14の前にいると判定された場合)、処理はステップS32に戻り、ステップ32以降の処理が繰り返される。
なお、図13のフローチャートを参照して説明した検査終了処理においては、ステップS32において予め設定された検査終了設定条件に当てはまらないと判定された場合に、ステップS41乃至S46の処理を行うようにしたが、勿論、ステップS32において予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定された場合に、ステップS41乃至S46の処理を行うようにしてもよい。これにより、ユーザは、検査が実際には終了されているにもかかわらず検査終了処理が実行される前に医用画像診断装置14から離れてしまった場合に、検査の終了処理がまだ実行されていないことを知ることができる。
また、図13のフローチャートを参照して説明した検査終了処理においては、検査中にユーザが医用画像診断装置14から一瞬離れてしまった場合においても警報音が発生してしまい、発生する警報音がユーザにとって煩わしいと感じる場合も考えられる。そこで、ユーザの好みによりステップS41乃至S46の処理を行うか否かを予め設定するようにしてもよい。
さらに、ステップS41乃至S46の処理の前に、ユーザが医用画像診断装置14から所定の時間離れたか否かを判定するステップを設け、ユーザが医用画像診断装置14から所定の時間離れた場合のみステップS41乃至S46の処理を行い、警報音を発生するようにしてもよい。これにより、ユーザが検査中に医用画像診断装置14から一瞬離れ、その後すぐに医用画像診断装置14の前に戻るような場合に、警報音を発生させないようにすることができる。
なお、医用画像診断装置14の本体21に警報音発生部65を設ける代わりに、警報音を発生させる警報音発生部が予め設けられたワイヤレスキーをユーザに予め常時携帯させるようにしておき、医用画像診断装置14に現在行われている検査の終了処理が実行される前にユーザが医用画像診断装置14から離れた場合(すなわち、検査中であるにもかかわらず、ユーザが医用画像診断装置14から離れてしまった場合や、検査が実際には終了されているにもかかわらず、検査終了処理が実行される前にユーザが医用画像診断装置14から離れてしまった場合など)、ユーザが携帯しているワイヤレスキーに予め設けられた警報音を用いることによりユーザに検査の終了処理が実行されていない旨を告知するようにしてもよい。
図14は、ユーザが携帯しているワイヤレスキー66の内部の構成を表している。
図14に示されるように、ワイヤレスキー66は、ワイヤレスキー制御部71、ワイヤレスキー通信部72、ワイヤレスキー警報音発生部73、およびワイヤレスキー入力部74により構成されている。
ワイヤレスキー制御部71は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)からなり、種々の制御信号を生成し、各部に供給することによりワイヤレスキー66の駆動を総括的に制御する。
ワイヤレスキー通信部72は、赤外線信号など用いて、医用画像診断装置14との間で双方向に通信を行う。
ワイヤレスキー警報音発生部73は、ワイヤレスキー制御部71からの指示に基づいて、ユーザに検査の終了処理が実行されていない旨を告知する警報音の発生および停止を行う。
ワイヤレスキー入力部74は、ワイヤレスキー66の所定の位置に設けられており、検査を終了するとの指示を入力するための検査終了指示ボタン(図示せず)などを有しており、ユーザの操作により入力された指示をワイヤレスキー制御部71に供給する。
図15のフローチャートを参照して、ユーザに図14のワイヤレスキー66を携帯させた場合の、図12の医用画像診断装置14における他の検査終了処理について説明する。なお、図15のステップS51、ステップS52、ステップS58乃至S65の処理は、図9のステップS11乃至S20の処理と同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS52において予め設定された検査終了設定条件に当てはらないと判定された場合、制御部31はステップS53で、センサ35からの検知信号の供給が停止したか否かを判定する。すなわち、制御部31は、センサ35から、被検体の検査を行うユーザが医用画像診断装置14の前に存在するか否かを示す検知信号の供給が停止したか否かを判定する。
ステップS53においてセンサ35からの検知信号の供給が停止していないと判定された場合(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14の前にいると判定された場合)、処理はステップS52に戻り、ステップ52以降の処理が繰り返される。
ステップS53においてセンサ35からの検知信号の供給が停止したと判定された場合(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14の前から離れたと判定された場合)、制御部31はステップS54で、ユーザが携帯するワイヤレスキー66のワイヤレスキー警報音発生部73に警報音を発生させるためのワイヤレスキー警報音発生制御信号を生成し、通信部36に供給する。
ステップS55において、通信部36は、制御部31から供給されたワイヤレスキー警報音発生制御信号を取得し、取得されたワイヤレススキー警報音発生制御信号をワイヤレスキー66に送信する。
ここで、図16のフローチャートを参照して、図15のステップS63の処理に対応する、図14のワイヤレスキー66のワイヤレスキー警報音発生処理について説明する。
ステップS71において、ワイヤレスキー制御部71は、医用画像診断装置14からワイヤレスキー警報音発生制御信号をワイヤレスキー通信部72が受信したか否かを判定し、医用画像診断装置14からワイヤレスキー警報音発生制御信号をワイヤレスキー通信部72が受信したと判定するまで待機する。
ステップS71において医用画像診断装置14からワイヤレスキー警報音発生制御信号をワイヤレスキー通信部72が受信したと判定された場合、ワイヤレスキー制御部71はステップS72で、ワイヤレスキー警報音発生部73に警報音を発生させるためのワイヤレスキー警報音発生開始制御信号を生成し、ワイヤレスキー警報音発生部73に供給する。
ステップS73において、ワイヤレスキー警報音発生部73は、ワイヤレスキー制御部71から供給されたワイヤレスキー警報音発生開始制御信号に基づいて、警報音の発生を開始する。これにより、ユーザは、医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理が実行されていない旨を知ることができる。
ステップS74において、ワイヤレスキー制御部71は、ユーザがワイヤレスキー入力部74の検査終了指示ボタン(図示せず)を操作することにより、検査を終了するとの指示がなされたか否かを判定する。
ステップ74においてユーザがワイヤレスキー入力部74の検査終了指示ボタン(図示せず)を操作することにより検査を終了するとの指示がなされたと判定された場合、ワイヤレスキー制御部71はステップS75で、医用画像診断装置14に検査終了処理の実行を指示するための検査終了指示信号を生成し、ワイヤレスキー通信部72に供給する。
ステップS76において、ワイヤレスキー通信部72は、ワイヤレスキー制御部71から供給された検査終了指示信号を取得し、取得された検査終了指示信号を医用画像診断装置14に送信する。
ステップS77において、ワイヤレスキー制御部71は、ワイヤレスキー警報音発生部73に警報音の発生を停止させるためのワイヤレスキー警報音発生停止制御信号を生成し、ワイヤレスキー警報音発生部73に供給する。
ステップS78において、ワイヤレスキー警報音発生部73は、ワイヤレスキー制御部71から供給されたワイヤレスキー警報音発生停止制御信号に基づいて、警報音の発生を停止する。
ステップS74においてユーザがワイヤレスキー入力部74の検査終了指示ボタン(図示せず)を操作することにより検査を終了するとの指示がなされていないと判定された場合、ワイヤレスキー制御部71はステップS79で、ユーザがワイヤレスキー入力部74の警報音発生停止指示ボタン(図示せず)を操作することにより、警報音の発生を停止するとの指示がなされたか否かを判定する。
ステップS79においてユーザがワイヤレスキー入力部74の警報音発生停止指示ボタン(図示せず)を操作することにより警報音の発生を停止するとの指示がなされたと判定された場合、処理はステップS77に進み、ステップS77以降の処理が行われる。これにより、ユーザは、ワイヤレスキー66の警報音の発生を停止させることができ、ワイヤレスキー66の警報音の発生を停止させた後、医用画像診断装置14に戻り、検査終了処理を実行させることができる。従って、医用画像診断装置14の検査終了処理における操作性をさらに向上させることができる。
ステップS79においてユーザがワイヤレスキー入力部74の警報音発生停止指示ボタン(図示せず)を操作することにより警報音の発生を停止するとの指示がなされていないと判定された場合、処理はステップS74に戻り、ステップS74以降の処理が繰り返される。これにより、ユーザによりワイヤレスキー入力部74の検査終了指示ボタン(図示せず)あるいは警報音発生停止指示ボタン(図示せず)が操作されることにより検査終了の指示あるいは警報音の発生停止の指示がなされるまで、ワイヤレスキー66の警報音を発生させ続けることができる。
図15に戻り、ステップS56において、制御部31は、ワイヤレスキー66から検査終了指示信号を通信部36が受信した否かを判定し、ワイヤレスキー66から検査終了指示信号を通信部36が受信したと判定するまで待機する。
ステップS56においてワイヤレスキー66から検査終了指示信号を通信部36が受信したと判定された場合、処理はステップS64に進み、ステップS64以降の処理が実行される。
このように、ユーザが携帯しているワイヤレスキー66に予め設けられた警報音を用いることによりユーザに検査の終了処理が実行されていない旨を告知し、ユーザがワイヤレスキー66の検査終了指示ボタンを操作することにより医用画像診断装置14に検査終了処理の実行を指示するようにしたので、ユーザは、検査中であるにもかかわらず、医用画像診断装置14から離れてしまった場合に、医用画像診断装置14から離れていても医用画像診断装置14に検査終了処理の実行を指示することができる。これにより、医用画像診断装置14における検査終了処理の操作性をさらに向上させることができる。
ステップS52において予め設定された検査終了設定条件に当てはまると判定された場合、制御部31はステップS57で、センサ35からの検知信号の供給が停止したか否かを判定する。すなわち、制御部31は、センサ35から、被検体の検査を行うユーザが医用画像診断装置14の前に存在するか否かを示す検知信号の供給が停止したか否かを判定する。
ステップS57においてセンサ35からの検知信号の供給が停止したと判定された場合(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14の前から離れたと判定された場合)、処理はステップS54に進み、その後、ステップS54以降の処理が実行される。
これにより、ユーザは、検査が実際には終了されているにもかかわらず検査終了処理が実行される前に医用画像診断装置14から離れてしまった場合に、医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理が実行されていない旨を知ることができ、医用画像診断装置14から離れていても医用画像診断装置14に検査終了処理の実行を指示することができる。これにより、医用画像診断装置14における検査終了処理の操作性をさらに向上させることができる。
ステップS57においてセンサ35からの検知信号の供給が停止していないと判定された場合(すなわち、ユーザが医用画像診断装置14の前にいると判定された場合)、処理はステップS58に進み、ステップS58以降において検査終了処理が実行される。これにより、ユーザは、医用画像診断装置14に検査終了処理を実行させることができる。
ステップS64において検査終了処理の実行をキャンセルするとの指示がなされていないと判定された場合、処理はステップS57に戻り、その後ステップS57以降の処理が繰り返される。なお、この場合、ステップS58とステップS59における検査終了処理実行予告ダイアログ表示処理においては、すでに検査終処理実行予告ダイアログ61が表示されているので、再度、検査終了処理実行予告ダイアログ表示処理は行われない。
これにより、一度、ユーザが医用画像診断装置14の前にいる判定された場合であっても、その後、検査が実際には終了されているにもかかわらず検査終了処理が実行される前に医用画像診断装置14から離れてしまった場合に、ユーザは、ワイヤレスキー66の警報音により医用画像診断装置14において現在行われている検査の終了処理が実行されていない旨を知ることができ、医用画像診断装置14から離れていても医用画像診断装置14に検査終了処理の実行を指示することができる。これにより、医用画像診断装置14における検査終了処理の操作性をさらに向上させることができる。
なお、本発明の実施形態に示された医用画像診断装置14とワイヤレスキー66においては、ユーザがワイヤレスキー66の検査終了指示ボタンを操作することにより医用画像診断装置14に検査終了処理の実行を指示するようにしたが、ユーザが医用画像診断装置14において検査終了処理の開始を指示するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態に示された病院ネットワーシステム11においては、医用画像診断装置14における検査終了条件として、「FREEZE時間」、「キー入力なし時間」、「ユーザ不在検知時間」、「最大検査時間」、「休憩時間」、および「DICOM Serverへの送信済み」、「DICOM Printerへの送信済み」を設定することができるようにしたが、このような条件に限られず、医用画像診断装置14においてユーザが検査を終了する際に一般に行う行為に対応する条件であればよく、本発明が適用される病院ネットワークシステム11の運用方法に好適な設定条件や、ユーザの好みに合う設定条件を設けることできる。
例えば、「照度センサ情報」、「LOGIN/LOGOUT情報」、「VCR(Video Cassette Recorder)排出」、「電源OFF/Standby状態の検出」、および「ベッド上の被検体の不在検知時間」などを設定条件として設けるようにしてもよい。ここで、「照度センサ情報」は医用画像診断装置14の周囲が明るいか否かを検知する照度センサ情報を意味しており、「LOGIN/LOGOUT情報」はユーザが医用画像診断装置14にLOGIN/LOGOUTしたか否かを示す情報を意味しており、「VCR排出」はユーザにより医用画像診断装置14からVCRが排出された(取り出された)ときを意味しており、「電源OFF/Standby状態の検出」は医用画像診断装置14の電源OFF/Standby状態の検出を意味しており、および「ベッド上の被検体の不在検知時間」は検査を受ける被検体が医用画像診断装置14の近傍のベッド上で存在すると検知されない時間を意味している。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
MPPSを導入している場合における従来の病院ネットワークシステムについて説明する概略図。 ユーザが検査終了時に検査終了ボタンの操作を忘れてしまった場合における医用画像診断装置や病院ネットワークシステムでの検査終了処理や会計処理などの遅延について説明する概念図。 本発明を適用した病院ネットワークシステムの構成例を示す図。 図3のHISの内部の詳細な構成を示すブロック図。 図3の医用画像診断装置の内部の詳細な構成を示すブロック図。 図5の医用画像診断装置における検査終了条件設定処理について説明するフローチャート。 図5の出力部23に表示される検査終了条件設定ダイアログ41の表示例を示す図。 図5の検査終了設定条件データベースに管理されているデータベースの例を示す図。 図5の医用画像診断装置における検査終了処理について説明するフローチャート。 図5の出力部に表示される検査終了処理実行予告ダイアログの例を示す図。 図3のHISにおける病院情報処理について説明するフローチャート。 図3の医用画像診断装置の他の内部の詳細な構成を示すブロック図。 図12の医用画像診断装置における検査終了処理について説明するフローチャート。 ユーザが携帯するワイヤレスキーの内部の構成を示す図。 図12の医用画像診断装置における他の検査終了処理について説明するフローチャート。 図14のワイヤレスキーにおけるワイヤレスキー警報音発生処理について説明するフローチャート。
符号の説明
11 病院ネットワークシステム
12 HIS
13 RIS
14−1乃至14−4 医用画像診断装置
15 HIS制御部
16 HIS病院情報処理部
17 HIS記憶部
18 HIS通信部
19 HIS入出力インタフェース
21 本体
22 入力部
23 出力部
31 制御部
32 記憶部
33 検査終了処理部
34 検査終了条件設定部
35 センサ
36 通信部
37 入出力インタフェース
65 警報音発生部
66 ワイヤレスキー
71 ワイヤレスキー制御部
72 ワイヤレスキー通信部
73 ワイヤレスキー警報音発生部
74 ワイヤレスキー入力部

Claims (13)

  1. 被検体の検査を終了するための検査終了条件を設定する検査終了条件設定手段と、
    前記検査終了条件設定手段により設定された検査終了条件に基づいて、前記被検体の検査を終了する検査終了手段と
    を備えることを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 前記検査終了手段は、
    前記検査終了条件設定手段により設定された検査終了条件に基づいて、前記被検体の検査を終了するか否かを判定する検査終了判定手段を備え、
    前記検査終了判定手段により前記被検体の検査を終了すると判定された場合、前記検査終了手段は前記被検体の検査を終了する
    ことを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. ユーザを検知するセンサと、
    前記センサからの検知信号の供給があるか否かを判定する検知信号判定手段と、
    前記被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生する警報音発生手段と
    をさらに備え、
    前記検知信号判定手段により前記センサからの検知信号の供給がないと判定された場合、前記警報音発生手段は前記警報音を発生し、前記検知信号判定手段により前記センサからの検知信号の供給があると判定された場合、前記警報音発生手段は前記警報音の発生を停止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  4. ユーザを検知するセンサと、
    前記センサからの検知信号の供給があるか否かを判定する検知信号判定手段と、
    前記検知信号判定手段により前記センサからの検知信号の供給がないと判定された場合、前記被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音をユーザが管理する外部端末に発生させる警報音発生制御信号を生成し、前記外部端末に送信する警報音発生制御信号送信手段と、
    被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号を前記外部端末から受信する検査終了指示信号受信手段と、
    をさらに備え、
    前記検査終了指示信号受信手段により前記外部端末から検査終了指示信号を受信したとき、前記検査終了手段は前記被検体の検査を終了する
    ことを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記センサは、赤外線センサであることを特徴とする請求項3または4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記検査終了判定手段により前記被検体の検査を終了すると判定された場合、前記被検体の検査を終了する旨のダイアログを表示する表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の医用画像診断装置。
  7. 前記検査終了条件設定手段により設定される検査終了条件には、少なくとも、前記被検体の検査において画像化のためのエネルギー送受信が停止している時間、ユーザからの入力がないキー入力なし時間、前記医用画像診断装置の前でユーザを検知することができない時間であるユーザ不在検知時間、ユーザが前記被検体の検査を行うのに要する最大の時間である最大検査時間、ユーザが前記医用画像診断装置から離れる時間である休憩時間、前記医用画像診断装置で取得された画像データがDICOM Serverへ送信されたことを示すDICOM Server送信済み情報、および、前記医用画像診断装置で取得された画像データがDICOM Printerへ送信されたことを示すDICOM Printer送信済み情報のいずれかが含まれることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記検査終了手段により前記被検体の検査を終了するとき、前記被検体の検査が終了した旨の通知である検査終了通知を生成する検査終了通知生成手段と、
    前記検査終了通知生成手段により生成された前記検査終了通知を、前記医用画像診断装置にネットワークを介して接続されている病院情報システムに送信する検査終了通知送信手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断装置。
  9. 被検体の検査を終了するための検査終了条件を設定する検査終了条件設定ステップと、
    前記検査終了条件設定ステップの処理により設定された検査終了条件に基づいて、前記被検体の検査を終了する検査終了ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする医用画像診断装置の医用情報処理プログラム。
  10. 医用画像診断装置における被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生させる警報音発生制御信号を前記医用画像診断装置から受信する警報音発生制御信号受信手段と、
    前記被検体の検査が終了していないことをユーザに告知するための警報音を発生する警報音発生手段と
    を備え、
    前記警報音発生手段は、前記警報音発生制御信号受信手段により受信された前記警報音発生制御信号に基づいて前記警報音を発生する
    ことを特徴とする外部端末。
  11. 前記医用画像診断装置に前記被検体の検査を終了するとの指示を入力する検査終了指示入力手段と、
    前記検査終了指示入力手段により前記被検体の検査を終了するとの指示が入力されたか否かを判定する検査終了指示入力判定手段と、
    前記医用画像診断装置に前記被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号を生成し、前記医用画像診断装置に送信する検査終了指示信号送信手段と
    をさらに備え、
    前記検査終了指示入力判定手段により前記検査終了指示入力手段により被検体の検査を終了するとの指示が入力されたと判定された場合、前記検査終了指示信号送信手段は、前記医用画像診断装置に前記被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号を生成し、前記医用画像診断装置に送信する
    ことを特徴とする請求項10に記載の外部端末。
  12. 前記警報音発生手段は、前記検査終了指示信号送信手段により前記被検体の検査の終了を指示する検査終了指示信号が前記医用画像診断装置に送信された後、前記警報音の発生を停止する
    ことを特徴とする請求項11に記載の外部端末。
  13. 前記警報音発生手段による前記警報音の発生を停止するとの指示を入力する警報音発生停止指示入力手段と、
    前記警報音発生停止指示入力手段により前記警報音の発生を停止するとの指示が入力されたか否かを判定する警報音発生停止指示入力判定手段と
    をさらに備え、
    前記警報音発生停止指示入力判定手段により前記警報音発生停止指示入力手段により前記警報音の発生を停止するとの指示が入力されたと判定された場合、前記警報音発生手段は前記警報音の発生を停止する
    ことを特徴とする請求項11に記載の外部端末。
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