JP6970540B2 - 車外環境認識装置および車外環境認識方法 - Google Patents

車外環境認識装置および車外環境認識方法 Download PDF

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Description

本発明は、車外環境に応じて車両の衝突回避制御を行う車外環境認識装置および車外環境認識方法に関する。
自車両の前方に位置する先行車両等の対象物を検出し、対象物との衝突を回避するように自車両を制御する(衝突回避制御)技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第5113656号公報
衝突回避制御の一例として、自車両に対して斜め前から自車両に接近する対象物との衝突を予測し、衝突する可能性が高いと判断された場合、緊急にブレーキを作動して対象物との衝突を回避することが挙げられる。衝突を回避するために緊急に作動するブレーキのことを緊急ブレーキと称す。ここでは、自車両に対する対象物の横方向(車幅方向)の相対位置(横位置)および横方向の相対速度(横速度)が所定の条件を満たした場合に、衝突する可能性が高いと判断され、緊急ブレーキが作動することとなる。
直進する自車両の前方において人などの対象物が横方向に移動して自車両に接近するような走行シーン(例えば、交差点など)では、運転者は、その対象物が横方向に移動して自車両に接近するのを危険と感じ易い。このため、このような走行シーンでは、横位置および横速度が所定の条件を満たして緊急ブレーキが作動したとしても、運転者にとって違和感がない。
一方、カーブにおいて自車両が旋回しながら対向車両などの対象物とすれ違うような走行シーンもある。このような走行シーンでは、対象物が自車両に接近して自車両とすれ違う過程の途中までは、対象物の横位置および横速度が、直進する自車両に対象物が横方向から接近する走行シーンと似たような時間経過を示すことがある。このため、自車両が旋回して対象物とすれ違うような走行シーンにおいて、対象物の横位置および横速度が所定の条件を満たして緊急ブレーキが作動することがある。
このような、自車両が旋回して対象物とすれ違うような走行シーンでは、運転者は、その対象物と安全にすれ違うつもりでいるため、その対象物が自車両に接近するのを危険と感じることが少ない。しかし、運転者が危険と感じていないにも関わらず、緊急ブレーキが作動すると、運転者に違和感を与えるおそれがある。
そこで、本発明は、衝突回避制御によって運転者に違和感を与えることを低減することが可能な車外環境認識装置および車外環境認識方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車外環境認識装置は、コンピュータが、旋回中の自車両が旋回から直進に移行すると仮定した場合の自車両に対する対象物の第1相対位置および第1相対速度を算出する第1相対速度算出部と、旋回中の自車両が旋回を継続すると仮定した場合の自車両に対する対象物の第2相対位置および第2相対速度を算出する第2相対速度算出部と、第1相対速度算出部により算出された第1相対位置および第1相対速度に基づいて、自車両が対象物を避けることができるか否かを判定する第1衝突判定部と、第2相対速度算出部により算出された第2相対位置および第2相対速度に基づいて、自車両が対象物を避けることができるか否かを判定する第2衝突判定部と、第1衝突判定部による結果と第2衝突判定部による結果との両方が、自車両が対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合、自車両と対象物との衝突を回避する衝突回避制御を行う衝突回避制御部として機能し、衝突回避制御部は、第1衝突判定部による結果と第2衝突判定部による結果との両方が、自車両が対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合に衝突回避制御を行う通常制御モードと、衝突回避に関し、通常制御モードとは衝突回避の作動条件が異なる特定制御モードであって、第1衝突判定部による結果および第2衝突判定部による結果に応じて衝突回避制御の作動可否を決める特定制御モードと、の切り替えが可能である
また、衝突回避制御は、衝突を回避するためにブレーキを作動させる制御であってもよい。
また、本発明の車外環境認識方法は、旋回中の自車両が旋回から直進に移行すると仮定した場合の自車両に対する対象物の第1相対位置および第1相対速度を算出する第1相対速度算出工程と、旋回中の自車両が旋回を継続すると仮定した場合の自車両に対する対象物の第2相対位置および第2相対速度を算出する第2相対速度算出工程と、第1相対速度算出工程により算出された第1相対位置および第1相対速度に基づいて、自車両が対象物を避けることができるか否かを判定する第1衝突判定工程と、第2相対速度算出工程により算出された第2相対位置および第2相対速度に基づいて、自車両が対象物を避けることができるか否かを判定する第2衝突判定工程と、第1衝突判定工程による結果と第2衝突判定工程による結果との両方が、自車両が対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合、自車両と対象物との衝突を回避する衝突回避制御を行う衝突回避工程と、を有し、衝突回避工程では、第1衝突判定工程による結果と第2衝突判定工程による結果との両方が、自車両が対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合に衝突回避制御を行う通常制御モードと、衝突回避に関し、通常制御モードとは衝突回避の作動条件が異なる特定制御モードであって、第1衝突判定工程による結果および第2衝突判定工程による結果に応じて衝突回避制御の作動可否を決める他の制御モードと、の切り替えが可能である
本発明によれば、衝突回避制御によって運転者に違和感を与えることを低減することができる。
車外環境認識システムの接続関係を示したブロック図である。 輝度画像と距離画像を説明するための説明図である。 車外環境認識装置の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 車外環境認識処理の流れを示すフローチャートである。 旋回から直進に移行すると仮定した場合の自車両に対する対象物のX方向の相対位置と相対速度およびZ方向の相対位置と相対速度を説明する説明図である。 対象物を撮像して生成された距離画像の例を示す概略図である。 旋回を継続すると仮定した場合の自車両に対する対象物のX方向の相対位置と相対速度およびZ方向の相対位置と相対速度を説明する説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(車外環境認識システム100)
図1は、車外環境認識システム100の接続関係を示したブロック図である。車外環境認識システム100は、撮像装置110と、車外環境認識装置120と、車両制御装置(ECU:Engine Control Unit)130とを含んで構成される。
撮像装置110は、CCD(Charge-Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子を含んで構成され、自車両1の前方の車外環境を撮像し、少なくとも輝度の情報が含まれる輝度画像(カラー画像やモノクロ画像)を生成することができる。また、撮像装置110は、自車両1の進行方向側において2つの撮像装置110それぞれの光軸が略平行になるように、略水平方向に離隔して配置される。撮像装置110は、自車両1の前方の検出領域に存在する対象物を撮像した輝度画像を、例えば1/60秒のフレーム毎(60fps)に連続して生成する。ここで、撮像装置110によって認識する対象物は、自転車、歩行者、車両、信号機、道路(進行路)、道路標識、ガードレール、建物といった独立して存在する物のみならず、自転車の車輪等、その一部として特定できる物も含む。
また、車外環境認識装置120は、2つの撮像装置110それぞれから輝度画像を取得し、一方の輝度画像から任意に抽出したブロック(例えば、水平4画素×垂直4画素の配列)に対応するブロックを他方の輝度画像から検索する、所謂パターンマッチングを用いて視差、および、任意のブロックの画面内の位置を示す画面位置を含む視差情報を導出する。ここで、水平は、撮像した画像の画面横方向を示し、垂直は、撮像した画像の画面縦方向を示す。このパターンマッチングとしては、一対の画像間において、任意のブロック単位で輝度(Y)を比較することが考えられる。例えば、輝度の差分をとるSAD(Sum of Absolute Difference)、差分を2乗して用いるSSD(Sum of Squared intensity Difference)や、各画素の輝度から平均値を引いた分散値の類似度をとるNCC(Normalized Cross Correlation)等の手法がある。車外環境認識装置120は、このようなブロック単位の視差導出処理を検出領域(例えば、600画素×200画素)に映し出されている全てのブロックについて行う。ここでは、ブロックを4画素×4画素としているが、ブロック内の画素数は任意に設定することができる。
ただし、車外環境認識装置120では、検出分解能単位であるブロック毎に視差を導出することはできるが、そのブロックがどのような対象物の一部であるかを認識できない。したがって、視差情報は、対象物単位ではなく、検出領域における検出分解能単位(例えば、ブロック単位)で独立して導出されることとなる。ここでは、このようにして導出された視差情報を対応付けた画像を、上述した輝度画像と区別して距離画像という。
図2は、輝度画像126と距離画像128を説明するための説明図である。例えば、2つの撮像装置110を通じ、検出領域124について図2(a)のような輝度画像126が生成されたとする。ただし、ここでは、理解を容易にするため、2つの輝度画像126の一方のみを模式的に示している。車外環境認識装置120は、このような輝度画像126からブロック毎の視差を求め、図2(b)のような距離画像128を形成する。距離画像128における各ブロックには、そのブロックの視差が関連付けられている。ここでは、説明の便宜上、視差が導出されたブロックを黒のドットで表している。
また、車外環境認識装置120は、輝度画像126に基づく輝度値(カラー値)、および、距離画像128に基づいて算出された、自車両1との相対距離を含む実空間における三次元の位置情報を用い、カラー値が等しく三次元の位置情報が近いブロック同士を対象物としてグループ化して、自車両1前方の検出領域における対象物がいずれの種類の対象物(例えば、先行車両)に対応するかを特定する。なお、上記相対距離は、距離画像128におけるブロック毎の視差情報を、所謂ステレオ法を用いて三次元の位置情報に変換することで求められる。ここで、ステレオ法は、三角測量法を用いることで、対象物の視差からその対象物の撮像装置110に対する相対距離を導出する方法である。
また、車外環境認識装置120は、後に詳述するが、自車両1が旋回中の場合を対象として、第1衝突判定工程および第2衝突判定工程の2種類の衝突判定工程の結果に基づいて衝突回避判断を行う。第1衝突判定工程では、旋回中の自車両1が直後に直進に移行すると仮定した場合に、自車両1が対象物に衝突するか否かが判定される。第2衝突判定工程では、旋回中の自車両1が旋回を継続すると仮定した場合に、自車両1が対象物に衝突するか否かが判定される。車外環境認識装置120は、第1衝突判定工程の結果と第2衝突判定工程の結果との両方が、自車両1が対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合、自車両1と対象物との衝突を回避するための衝突回避制御(具体的には、制動制御)を行い、対象物との衝突を回避する。
車両制御装置130は、図1に示すステアリングホイール132、アクセルペダル134、ブレーキペダル136を通じて運転手の操作入力を受け付け、操舵機構142、駆動機構144、制動機構146に伝達することで自車両1を制御する。また、車両制御装置130は、ステアリングホイール132の操舵角を検出する操舵角センサ138から出力された信号を取得する。また、車両制御装置130は、自車両1と対象物との衝突を回避するために、車外環境認識装置120の指示の下、制動機構146を制御して緊急ブレーキをかける(AEB(Automatic Emergency Braking))。
(車外環境認識装置120)
図3は、車外環境認識装置120の概略的な機能を示した機能ブロック図である。図3に示すように、車外環境認識装置120は、I/F部150と、データ保持部152と、中央制御部154とを含んで構成される。
I/F部150は、撮像装置110、および、車両制御装置130との双方向の情報交換を行うためのインターフェースである。データ保持部152は、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、以下に示す各機能部の処理に必要な様々な情報を保持する。
中央制御部154は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含む半導体集積回路で構成され、システムバス156を通じて、I/F部150、データ保持部152等を制御する。また、本実施形態において、中央制御部154は、対象物特定部160、旋回判定部162、第1相対速度算出部164、第2相対速度算出部166、第1衝突判定部168、第2衝突判定部170、衝突回避制御部172、完了確認部174として機能する。以下、本実施形態に特徴的な衝突を回避するための車外環境認識処理について、当該中央制御部154の各機能部の動作も踏まえて詳述する。
(車外環境認識処理)
図4は、車外環境認識処理の流れを示すフローチャートである。車外環境認識処理は、対象物特定工程(S200)と、旋回判定工程(S202)と、第1相対速度算出工程(S204)と、第2相対速度算出工程(S206)と、第1衝突判定工程(S208)と、第2衝突判定工程(S210)と、衝突回避工程(S212)と、完了確認工程(S214)とを含む。第1相対速度算出工程(S204)、第2相対速度算出工程(S206)、第1衝突判定工程(S208)、第2衝突判定工程(S210)、衝突回避工程(S212)、完了確認工程(S214)は、旋回判定工程(S202)によって自車両1が旋回中であると判定された場合に行われる工程である。なお、旋回判定工程(S202)によって自車両1が旋回中ではないと判定された場合には、説明は省略するが既存の衝突回避判定が行われる。以下、各工程の具体的な動作を詳述する。
(対象物特定工程S200)
対象物特定部160は、上述のように、輝度画像126および距離画像128を取得し、輝度画像126および距離画像128を用いて検出領域における対象物(例えば、自車両1が衝突する可能性のある先行車両、人、自転車、家などの建物など)を特定する。
(旋回判定工程S202)
対象物が特定された後、旋回判定部162は、自車両1が旋回中であるか否かを判定する。具体的には、旋回判定部162は、操舵角センサ138からステアリングホイール132の操舵角を示す情報を取得し、取得した操舵角が所定の範囲内(例えば、左右それぞれ数度以内)にあるか否かを判定する。旋回判定部162は、取得した操舵角が所定の範囲内にある場合、自車両1が旋回中ではないと判定し、取得した操舵角が所定の範囲を超えた場合、自車両1が旋回中であると判定する。
自車両1が旋回中ではないと判定された場合(S202におけるNO)、車外環境認識処理が終了する。一方、自車両1が旋回中であると判定された場合(S202におけるYES)、第1相対速度算出工程(S204)に処理が移る。すなわち、本実施形態では、自車両1が旋回中である場合を対象として、対象物との衝突回避判断が行われる。
(第1相対速度算出工程S204)
第1相対速度算出部164は、旋回中の自車両1が、現時点の直後に旋回から直進に移行すると仮定した場合の、自車両1に対する対象物の相対位置(第1相対位置)および相対速度(第1相対速度)を算出する。ここで、自車両1を基準として、自車両1の車幅方向をX方向とし、鉛直方向をY方向とし、進行方向をZ方向とする。第1相対速度算出部164は、自車両1に対する対象物の相対位置(第1相対位置)を、X成分(X方向の相対位置)とZ成分(Z方向の相対位置)とに分けて算出する。同様に、第1相対速度算出部164は、自車両1に対する対象物の相対速度(第1相対速度)を、X成分(X方向の相対速度)とZ成分(Z方向の相対速度)とに分けて算出する。ここで、直後とは、例えば、現時点から1秒以内であることが好ましいが、現時点から数秒後であってもよい。
図5は、自車両1が旋回から直進に移行すると仮定した場合の自車両1に対する対象物2のX方向の相対位置X、X方向の相対速度Vx、Z方向の相対位置ZおよびZ方向の相対速度Vzを説明する説明図である。ここで、相対位置X、Z、相対速度Vx、Vzは、自車両1に対して対象物2が近づく方向を負の方向とし、自車両1に対して対象物2が遠ざかる方向を正の方向とする。なお、図5では、相対速度Vx、Vzを自車両1から延びる矢印で示しているが、これは、相対速度Vx、Vzの軸方向を表すために便宜的に示したものである。すなわち、相対速度Vx、Vzの方向および大きさは、図5の矢印で示した方向および大きさに限らない。
Z方向の相対位置Zは、対象物2から自車両1の進行方向に沿った仮想線Lに至る垂線を引いた場合の当該垂線と仮想線Lとの交点Pから、自車両1までの距離に相当する。第1相対速度算出部164は、輝度画像126から対象物2の中心位置を特定し、距離画像128における対象物2の中心位置に対応する画素(またはブロック)の視差情報から、Z方向の相対位置Zを特定する。
Z方向の相対速度Vzは、自車両1を基準とした対象物2のZ方向の相対速度である。第1相対速度算出部164は、フレーム毎に輝度画像126および距離画像128上の対象物2の追跡を行い、対象物2の中心位置に対応する画素におけるフレーム毎の視差情報の変化量からZ方向の相対速度Vzを算出する。なお、視差情報の前回値がデータ保持部152に保持されている。
図6は、対象物2を撮像して生成された距離画像128の例を示す概略図である。図6では、距離画像128における対象物2の中心位置に対応する画素(またはブロック)の水平位置XGが示されている。
X方向の相対位置Xは、対象物2から仮想線Lに至る垂線を引いた場合の当該垂線の長さに相当する(図5参照)。第1相対速度算出部164は、水平位置XG(図6参照)とZ方向の相対位置Z(図5参照)とから、対象物2の中心位置の自車両1に対するX方向の相対位置Xを特定する。ここでは、Z方向の相対位置Zが大きいほど、水平位置XGに大きな値を乗じて相対位置Xを算出する。
X方向の相対速度Vxは、自車両1を基準とした対象物2のX方向の相対速度である。第1相対速度算出部164は、フレーム毎に輝度画像126および距離画像128上の対象物2の追跡を行う。第1相対速度算出部164は、対象物2の中心位置に対応する画素におけるフレーム毎の水平位置XGおよびZ方向の相対位置ZとからX方向の相対位置Xをフレーム毎に算出する。第1相対速度算出部164は、フレーム毎のX方向の相対位置XからX方向の相対位置Xの変化量を算出し、そのX方向の相対位置Xの変化量からX方向の相対速度Vxを算出する。
(第2相対速度算出工程S206)
第2相対速度算出部166は、旋回中の自車両1が、旋回を継続すると仮定した場合の、自車両1に対する対象物2の相対位置(第2相対位置)および相対速度(第2相対速度)を算出する。第2相対速度算出部166は、自車両1に対する対象物2の相対位置(第2相対位置)を、X成分(X方向の相対位置)とZ成分(Z方向の相対位置)とに分けて算出する。同様に、第2相対速度算出部166は、自車両1に対する対象物2の相対速度(第2相対速度)を、X成分(X方向の相対速度)とZ成分(Z方向の相対速度)とに分けて算出する。
図7は、旋回中の自車両1が旋回を継続すると仮定した場合の自車両1に対する対象物2のX方向の相対位置Xcと相対速度VxcおよびZ方向の相対位置Zcと相対速度Vzcを説明する説明図である。図7では、旋回を継続すると仮定した場合の自車両1を実線で示し、現時点の自車両1を破線で示す。図7は、自車両1が旋回角度θだけ旋回する場合を示す。旋回角度θは、旋回後の自車両1の進行方向に沿った仮想線Lcの、現時点の自車両1の進行方向に沿った仮想線Lに対する角度である。旋回角度θは、旋回判定工程S202において得られた操舵角から算出することができる。
図7に示すように、旋回を継続すると仮定した場合、直進に移行すると仮定した場合に比べ、基準となる自車両1が旋回角度θだけ回転することとなる。このため、旋回を継続すると仮定した場合、自車両1に対する対象物2のX方向の相対位置Xc、X方向の相対速度Vxc、Z方向の相対位置ZcおよびZ方向の相対速度Vzcを、旋回角度θだけ回転した座標系で算出する。なお、図7における相対速度Vxc、Vzcは、図5の相対速度Vx、Vzと同様、軸方向を表すために便宜的に示したものである。
Z方向の相対位置Zcは、旋回角度θだけ回転した座標系において、対象物2から自車両1の進行方向に沿った仮想線Lcに至る垂線を引いた場合の当該垂線と仮想線Lcとの交点Pcから、自車両1までの距離に相当する。第2相対速度算出部166は、現時点の対象物2の位置を旋回角度θだけ回転座標変換して、Z方向の相対位置Zcを算出する。例えば、第2相対速度算出部166は、旋回角度θと、自車両1に対する対象物2の中心位置の相対距離Dと、自車両1に対する対象物2の相対角度θ2とを用いた以下の式(1)により、Z方向の相対位置Zcを算出する。
Zc=Dcos(θ+θ2) ・・・(1)
相対距離Dは、自車両1から対象物2の中心位置に至る最短距離である。相対距離Dは、X方向の相対位置XとZ方向の相対位置Zとを用いて三平方の定理から算出することができる(D=√(X+Z))。相対角度θ2は、自車両1の位置と対象物2の中心位置とを結ぶ仮想線の、現時点の自車両1の進行方向に沿った仮想線Lに対する角度である。相対角度θ2は、X方向の相対位置XとZ方向の相対位置Zとを用いて逆正接関数から算出することができる(θ2=tan−1(X/Z))。
Z方向の相対速度Vzcは、旋回角度θだけ回転した座標系において、自車両1を基準とした対象物2のZ方向の相対速度である。第2相対速度算出部166は、第1相対速度算出工程(S204)で得られたZ方向の相対速度Vzを回転座標変換してZ方向の相対速度Vzcを算出する。例えば、第2相対速度算出部166は、Vzc=Vzcosθの計算によって、Z方向の相対速度Vzcを算出する。なお、第2相対速度算出部166は、対象物2の中心位置に対応する画素における視差情報の旋回角度θに基づいた補正をフレーム毎に行い、補正された視差情報の変化量からZ方向の相対速度Vzcを算出してもよい。
X方向の相対位置Xcは、旋回角度θだけ回転した座標系において、対象物2から仮想線Lcに至る垂線を引いた場合の当該垂線の長さに相当する。第2相対速度算出部166は、現時点の対象物2の位置を旋回角度θだけ回転座標変換して、X方向の相対位置を算出する。例えば、第2相対速度算出部166は、旋回角度θと、相対距離Dと、相対角度θ2とを用いた以下の式(2)により、X方向の相対位置Xcを算出する。
Xc=Dsin(θ+θ2) ・・・(2)
X方向の相対速度Vxcは、旋回角度θだけ回転した座標系において、自車両1を基準とした対象物2のX方向の相対速度である。第2相対速度算出部166は、第1相対速度算出工程(S204)で得られたX方向の相対速度Vxを回転座標変換してX方向の相対速度Vxcを算出する。例えば、第2相対速度算出部166は、Vxc=Vxsinθの計算によって、X方向の相対速度Vxcを算出する。なお、第2相対速度算出部166は、以下のようにしてX方向の相対速度Vxcを算出しても良い。例えば、第2相対速度算出部166は、対象物2の中心位置に対応する画素における視差情報の旋回角度θに基づいた補正と、対象物2の中心位置に対応する画素の水平位置XGの旋回角度θに基づいた補正とをフレーム毎に行う。第2相対速度算出部166は、補正されたフレーム毎の視差情報と補正されたフレーム毎の水平位置XGとから、X方向の相対位置をフレーム毎に算出する。そして、第2相対速度算出部166は、X方向の相対位置の変化量を算出し、そのX方向の相対位置の変化量からX方向の相対速度Vxcを算出してもよい。
(第1衝突判定工程S208)
第1相対速度算出工程S204および第2相対速度算出工程S206の後、第1衝突判定部168は、旋回中の自車両1が直進に移行すると仮定した場合に、自車両1が対象物2を避けることができるか否かを判定する。
具体的には、第1衝突判定部168は、以下の式(3)の条件を満たすか否かを判定する。
−W/2<X+Vx×TTC<W/2 ・・・(3)
式(3)において、TTCは、Z方向において自車両1と対象物2とが衝突すると仮定した場合における衝突までの時間(衝突予測時間)である。直進に移行すると仮定した場合の衝突予測時間TTCは、自車両1に対する対象物2のZ方向の相対位置ZおよびZ方向の相対速度Vzから算出される。具体的には、TTC=Z/Vzの計算によって算出される。また、式(3)において、Wは、自車両1の車幅である。
また、式(3)において、XはX方向の相対位置であり、Vxは、X方向の相対速度である。第1衝突判定部168は、式(3)のXに、第1相対速度算出工程(S204)で得られたX方向の相対位置Xを代入し、式(3)のVXに、第1相対速度算出工程(S204)で得られたX方向の相対速度Vxを代入し、式(3)のTTCに、衝突予測時間TTCを代入して、式(3)の条件を満たすか否かを判定する。
第1衝突判定部168は、第1相対速度算出工程(S204)で得られた値および衝突予測時間TTCを代入して式(3)の条件を満たさなかった場合、自車両1が対象物2を避けることができると判定する。一方、第1衝突判定部168は、第1相対速度算出工程(S204)で得られた値および衝突予測時間TTCを代入して式(3)の条件を満たした場合、自車両1が対象物2を避けることができない可能性が高い(すなわち、衝突が発生する可能性が高い)と判定する。
対象物2を避けることができると判定された場合(S208におけるYES)、完了確認工程(S214)に処理を移す。一方、対象物2を避けることができない可能性が高いと判定された場合(S208におけるNO)、第2衝突判定工程(S210)に処理を移す。
(第2衝突判定工程S210)
第2衝突判定部170は、旋回中の自車両1が旋回を継続すると仮定した場合に、自車両1が対象物2を避けることができるか否かを判定する。
具体的には、第2衝突判定部170は、以下の式(4)の条件を満たすか否かを判定する。式(4)は、旋回角度θだけ回転した座標系における衝突判定の条件式である。
−W/2<Xc+Vxc×TTCc<W/2 ・・・(4)
式(4)において、TTCcは、旋回を継続すると仮定した場合について、Z方向において自車両1と対象物2とが衝突すると仮定した場合における衝突までの時間(衝突予測時間)である。旋回を継続すると仮定した場合の衝突予測時間TTCcは、自車両1に対する対象物2のZ方向の相対位置ZcおよびZ方向の相対速度Vzcから算出される。具体的には、TTCc=Zc/Vzcの計算によって算出される。また、式(4)において、Wは、自車両1の車幅である。
また、式(4)において、Xcは回転座標変換後のX方向の相対位置であり、Vxcは、回転座標変換後のX方向の相対速度である。第2衝突判定部170は、式(4)のXcに、第2相対速度算出工程(S206)で得られたX方向の相対位置Xcを代入し、式(4)のVxcに、第2相対速度算出工程(S206)で得られたX方向の相対速度Vxcを代入し、式(4)のTTCcに、衝突予測時間TTCcを代入して、式(4)の条件を満たすか否かを判定する。
第2衝突判定部170は、第2相対速度算出工程(S206)で得られた値および衝突予測時間TTCcを代入して式(4)の条件を満たさなかった場合、自車両1が対象物2を避けることができると判定する。一方、第2衝突判定部170は、第2相対速度算出工程(S206)で得られた値および衝突予測時間TTCcを代入して式(4)の条件を満たした場合、自車両1が対象物2を避けることができない可能性が高い(すなわち、衝突が発生する可能性が高い)と判定する。
対象物2を避けることができると判定された場合(S210におけるYES)、完了確認工程(S214)に処理を移す。一方、対象物2を避けることができない可能性が高いと判定された場合(S210におけるNO)、衝突回避工程(S212)に処理を移す。
(衝突回避工程S212)
対象物2を避けることができない可能性が高い場合(S210におけるNO)、衝突回避制御部172は、AEB作動指示を示す信号を車両制御装置130に送信する。車両制御装置130は、AEB作動指示を示す信号を受信すると、制動機構146を制御して緊急ブレーキをかける。これにより、自車両1は、対象物2に衝突する前に停止して衝突が回避される。
(完了確認工程S214)
完了確認部174は、特定されたすべての対象物2について第1衝突判定工程(S208)および第2衝突判定工程(S210)を行ったかを確認する。すべての対象物2について第1衝突判定工程(S208)および第2衝突判定工程(S210)が完了していれば(S214におけるYES)、車外環境認識処理が終了する。一方、第1衝突判定工程(S208)および第2衝突判定工程(S210)が行われていない対象物2がある場合(S214におけるNO)、まだ第1衝突判定工程(S208)および第2衝突判定工程(S210)を行っていない対象物2を対象として第1相対速度算出工程(S204)以降を繰り返す。
車外環境認識装置120は、時々刻々、車外環境認識処理を繰り返し行う。そして、車外環境認識処理の都度、第1衝突判定工程(S208)および第2衝突判定工程(S210)がなされ、緊急ブレーキを作動するか否かが決定される。
以上のように、本実施形態の車外環境認識装置120によれば、旋回中の自車両1が直進に移行すると仮定したときに自車両1が対象物2と衝突する可能性が高く、かつ、旋回中の自車両1が旋回を継続すると仮定したときに自車両1が対象物2と衝突する可能性が高い場合、AEBが作動し、それ以外の場合、AEBが作動しない。このため、本実施形態の車外環境認識装置120によれば、衝突回避制御によって運転者に違和感を与えることを低減することができる。例えば、自車両1が旋回しながら対向車両とすれ違う走行シーンにおいてAEBが過度に作動しないため、運転者が危険と感じていないにも関わらずに緊急ブレーキがかかるような事態を低減することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態において、第1衝突判定部168による結果と第2衝突判定部170による結果との両方が、自車両1が対象物2に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合に、衝突回避制御である緊急ブレーキを作動させる制御モードを通常制御モードと呼ぶ。車外環境認識装置120では、通常制御モードとは異なる他の制御モードであって、第1衝突判定部168による結果および第2衝突判定部170による結果に応じて衝突回避制御の作動可否を決める他の制御モードも設定されていてもよい。そして、衝突回避制御部172は、通常制御モードと他の制御モードとの切り替えが可能であってもよい。
例えば、他の制御モードとして、AEB作動停止モード、安全運転支援モード、自動運転モードなどが挙げられる。AEB作動停止モードは、第1衝突判定工程の結果および第2衝突判定工程の結果に関わらず、緊急ブレーキの作動を停止する制御モードである。安全運転支援モードは、第1衝突判定工程の結果に関わらず、第2衝突判定工程の結果が、旋回を継続すると仮定した場合に自車両1が対象物2と衝突する可能性が高い旨を示すものである場合に、緊急ブレーキの作動、あるいは、注意喚起の警報音の放音や、弱めの減速などを行う制御モードである。自動運転モードは、自車両1の進行方向を車外環境認識装置120自らが決定し、その決定に応じて第1衝突判定工程や第2衝突判定工程などの各種の判定処理を行う制御モードである。衝突回避制御部172は、例えば、運転者による制御モード切り替えスイッチの操作に応じて、通常制御モードおよび他の制御モードの切り替えを行う。
また、上記実施形態では、衝突回避制御部172は、衝突回避制御として緊急ブレーキを作動させる制御を行っていた。しかし、衝突回避制御は、緊急ブレーキを作動させる制御に限らない。例えば、衝突回避制御部172は、衝突を回避するために操舵角を制御してもよい。
また、上記実施形態では、第1相対速度算出工程(S204)と第2相対速度算出工程(S206)とを行った後に、第1衝突判定工程(S208)と第2衝突判定工程(S210)とを行っていた。しかし、第1相対速度算出工程(S204)、第2相対速度算出工程(S206)、第1衝突判定工程(S208)、第2衝突判定工程(S210)の実行順序は、この例に限らない。例えば、第1相対速度算出工程(S204)、第1衝突判定工程(S208)、第2相対速度算出工程(S206)、第2衝突判定工程(S210)の順に実行してもよい。
また、コンピュータを車外環境認識装置120として機能させるプログラムや、当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD、DVD、BD等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
なお、本明細書の車外環境認識処理の各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理される必要はなく、並列的あるいはサブルーチンによる処理を含んでもよい。
本発明は、車外環境に応じて車両の衝突回避制御を行う車外環境認識装置および車外環境認識方法に利用できる。
120 車外環境認識装置
130 車両制御装置
168 第1衝突判定部
170 第2衝突判定部
172 衝突回避制御部

Claims (3)

  1. コンピュータが、
    旋回中の自車両が旋回から直進に移行すると仮定した場合の前記自車両に対する対象物の第1相対位置および第1相対速度を算出する第1相対速度算出部と、
    旋回中の前記自車両が旋回を継続すると仮定した場合の前記自車両に対する前記対象物の第2相対位置および第2相対速度を算出する第2相対速度算出部と、
    前記第1相対速度算出部により算出された前記第1相対位置および前記第1相対速度に基づいて、前記自車両が前記対象物を避けることができるか否かを判定する第1衝突判定部と、
    前記第2相対速度算出部により算出された前記第2相対位置および前記第2相対速度に基づいて、前記自車両が前記対象物を避けることができるか否かを判定する第2衝突判定部と、
    前記第1衝突判定部による結果と前記第2衝突判定部による結果との両方が、前記自車両が前記対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合、前記自車両と前記対象物との衝突を回避する衝突回避制御を行う衝突回避制御部
    として機能し、
    前記衝突回避制御部は、前記第1衝突判定部による結果と前記第2衝突判定部による結果との両方が、前記自車両が前記対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合に前記衝突回避制御を行う通常制御モードと、衝突回避に関し、前記通常制御モードとは衝突回避の作動条件が異なる特定制御モードであって、前記第1衝突判定部による結果および前記第2衝突判定部による結果に応じて前記衝突回避制御の作動可否を決める特定制御モードと、の切り替えが可能である車外環境認識装置。
  2. 前記衝突回避制御は、衝突を回避するためにブレーキを作動させる制御である請求項1に記載の車外環境認識装置。
  3. 旋回中の自車両が旋回から直進に移行すると仮定した場合の前記自車両に対する対象物の第1相対位置および第1相対速度を算出する第1相対速度算出工程と、
    旋回中の前記自車両が旋回を継続すると仮定した場合の前記自車両に対する前記対象物の第2相対位置および第2相対速度を算出する第2相対速度算出工程と、
    前記第1相対速度算出工程により算出された前記第1相対位置および前記第1相対速度に基づいて、前記自車両が前記対象物を避けることができるか否かを判定する第1衝突判定工程と、
    前記第2相対速度算出工程により算出された前記第2相対位置および前記第2相対速度に基づいて、前記自車両が前記対象物を避けることができるか否かを判定する第2衝突判定工程と、
    前記第1衝突判定工程による結果と前記第2衝突判定工程による結果との両方が、前記自車両が前記対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合、前記自車両と前記対象物との衝突を回避する衝突回避制御を行う衝突回避工程と、
    を有し、
    前記衝突回避工程では、前記第1衝突判定工程による結果と前記第2衝突判定工程による結果との両方が、前記自車両が前記対象物に衝突する可能性が高い旨を示すものである場合に前記衝突回避制御を行う通常制御モードと、衝突回避に関し、前記通常制御モードとは衝突回避の作動条件が異なる特定制御モードであって、前記第1衝突判定工程による結果および前記第2衝突判定工程による結果に応じて前記衝突回避制御の作動可否を決める特定制御モードと、の切り替えが可能である車外環境認識方法。
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