JP6964431B2 - ドラム式洗濯機及びドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

ドラム式洗濯機及びドラム式洗濯乾燥機 Download PDF

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Description

本発明は,洗濯,脱水を行うドラム式洗濯機及び洗濯,脱水及び乾燥を行うドラム式洗濯乾燥機に係る。
ドラム式洗濯機は,筐体が水を溜める外槽を内包し,外槽が衣類を投入するドラムを内包しており,洗いと,すすぎと,脱水の各工程を行う。脱水工程の始めの低速回転数域では,ドラムの回転数を段階的に上昇させながら,衣類をドラムに張り付けていき,ドラムに張り付いた衣類のアンバランスを判定するアンバランス検出手段により,アンバランスが設定した閾値より小さいと判定された場合は,ドラムの回転数を上昇させる。アンバランスが閾値より大きいと判定された場合は,ドラムの回転を停止,または回転数を低下させ,アンバランスを修正する。なお,アンバランスは張り付け方法や衣類の素材,組み合わせに応じて大きさが変化する。
アンバランスの検出手段および修正の従来技術には,特許4961195号公報(特許文献1)がある。この公報には,ドラムの回転数を3段階に増加させ,第1の回転数で所定時間維持し,次に第1の回転数から第2の回転数まで上昇させ,第2の回転数で所定時間維持し,更に第2の回転数から第3の回転数まで上昇させ第3の回転数で所定時間維持する制御を行い,アンバランス検出手段よりアンバランスを検出し,第1の回転数で検出したアンバランスが第1の閾値より大きい場合は回転数を第1の回転数以下に落とし,再度第1の回転数まで上昇させアンバランスの検出を行い,第2の回転数で検出したアンバランスが第2の閾値より大きい場合は回転数を第1の回転数以下に落とし,再度第1の回転数まで上昇させアンバランスの検出を行い,第3の回転数で検出したアンバランスが第3の閾値より大きい場合は,一旦回転を止め第1の回転数より前から再開するような制御を行うと記載されている。
特許第4961195号公報
近年は洗濯容量の大容量化で毛布の様な大物衣類を複数枚組合わせた洗濯が可能となっている。毛布を複数枚組合わせると,ドラムの容積に対して,毛布の占める容積が大きくなり,毛布がドラムの内周面に広がりにくくなる。そのため,毛布同士が重なったり,毛布の一部が重なることで,アンバランスが発生しやすい。特に素材が異なる毛布を組み合わせた場合,素材毎に含水のしやすさが異なるため,洗い工程やすすぎ工程の水を含んで湿布となった状態で,重量差が発生するため,大きなアンバランスとなりやすい。
特許文献1は,アンバランスが閾値より大きくなった場合,ドラムの回転を停止または回転数を低下させて,アンバランスを修正する。しかし,張り付ける際のアンバランスの修正方法については考慮されていないため,湿布重量に差が発生する素材が異なる毛布を組み合わせた場合,張り付ける際に,大きなアンバランスとなりやすい。大きなアンバランスが発生すると,アンバランスを修正する回数が増加することで,脱水時間と消費電力量が増加して,最悪の場合は脱水が完了しないで運転が終了する恐れがある。
素材が異なる毛布を組み合わせて,脱水工程を行う場合,ドラムに毛布が張り付く前にアンバランスを修正しながら回転数を上昇させて,ドラムに毛布を張り付けていく必要がある。
上記課題を解決するために、本発明の洗濯機は、回転軸が水平または、奥側が下になるように傾斜した回転自在なるドラムと、該ドラムを内包すると共に洗濯水を溜める外槽と、該外槽を内包する筺体と、前記ドラム内の洗濯物の張り付き状態の判定手段と、アンバランスの判定手段と、を備え、脱水運転1回目は、前記衣類の張り付き状態の判定手段による判定とアンバランスの判定手段による判定をして、前記衣類の張り付き状態の判定手段にて検出した衣類が張り付き状態の前記ドラムの回転数を所定時間維持した状態でアンバランス判定手段による判定を行い、アンバランスが前記アンバランスの判定手段の閾値よりも大きい場合、再度脱水を開始する脱水運転2回目以降の回転制御を前記脱水運転1回目の前記洗濯物の張り付き状態の判定から設定して、前記脱水運転2回目以降は、衣類が張り付き状態の前記ドラムの回転数より低い回転数を所定時間維持した状態にてアンバランス判定手段による判定を行い、前記脱水運転1回目とは異なる回転制御をする構成とする。
本発明によれば,脱水工程の低速回転数域において,アンバランスを修正しながら衣類を張り付けることで,毛布の様な大物衣類や素材が異なる毛布を組み合わせた場合にアンバランスの修正時間を短くすることができ,脱水時間と消費電力量の増加を抑制するドラム式洗濯機及びドラム式洗濯乾燥機を提供することができる。
本発明の実施の形態例に係るドラム式洗濯機の斜視図である。 本発明の実施の形態例に係るドラム式洗濯機の内部構造の右側面から見た中央断面図である。 第一の実施例における脱水工程のフローチャートである。 第一の実施例における低速回転数域の毛布の張り付きを示す模式図である。 第一の実施例における脱水1回目〜脱水3回目のアンバランス判定方法を示す模式図である 第二の実施例における脱水工程のフローチャートである。
以下,本発明を実施するための形態例について,図面を参照して説明する。なお,上下方向,左右方向,前後方向については図1に示す方向とする。
(実施例1)
図1は本発明におけるドラム式洗濯機100の斜視図,図2はドラム式洗濯機100の内部構造を示す側面図をそれぞれ示す。図1と図2を用いて,ドラム式洗濯機100の構成と動作を説明する。
図1に示すドラム式洗濯機100の外郭を構成する筐体1は,ベース1aの上に取付けられており,左右の側板1b(図1では右の側板のみを図示),前面カバー1c,背面カバー1d(図2参照),上面カバー1e,下部前面カバー1fで構成されている。上面カバー1eには,水道栓からのドラム式洗濯機100に給水するための給水ホース接続口30を設けている。筐体1は,ベース1aを含めて箱状の外枠を形成し,外枠として十分な強度を有している。
ドア2は,前面カバー1cの略中央に設けた衣類を出し入れするための投入口(図示せず)を塞ぐためのもので,前面カバー1cに設けたヒンジで開閉可能に支持されている。ドア2は,ドア開放取手2aを引くことでロック機構(図示せず)が外れて開き,ドア2を前面カバー1cに押し付けることでロックされて閉じる。前面カバー1cは,後述する外槽11(図2参照)の開口部と略同心に,衣類を出し入れするための円形の開口部を有している。
筺体1の上部には,洗剤を投入するための洗剤容器12を備える。また,筐体1の上部に設けた操作・表示パネル3は,電源スイッチ4,操作スイッチ5,表示器6を備える。操作・表示パネル3は筐体1の上部に設けた上補強部材13a(図2参照)に備えられている制御装置7(図2参照)に電気的に接続している。制御装置7には冷却ファン(図示せず)が取付けられている。ベース1aの近傍には,排水を行うための排水ホース14が取付けられている。
図2に示すドラム式洗濯機100の筐体1の内部には,水を溜める外槽11が備えられる。外槽11の前方は,洗濯容量の大容量化の際に,筺体1と外槽11の空間を確保するために,テーパー部を有している。外槽11の下部は,筐体1に固定された左右一対のサスペンション26(コイルばねとダンパで構成)で防振支持されている。
外槽11の上部は,外槽11の前後方向への倒れ込みを抑制するために,二組の懸架手段(コイルばねで構成)が接続されている。第一の懸架手段8は,外槽11の前方に備えられる外槽側前ばねホルダー10aに一端を接続して,第一の懸架手段8の他端は,前補強部材13に備えられる筐体側前ばねホルダー10に接続して構成される。
第二の懸架手段9は,外槽側前ばねホルダー10aよりも後方に備えられた外槽側後ばねホルダー10cに一端を接続して,第二の懸架手段9の他端は,外槽側後ばねホルダー10cよりも後方且つ上方に備えられる筐体側後ばねホルダー10bに接続して構成される。
外槽側前ばねホルダー10a,筺体側前ばねホルダー10,外槽側後ばねホルダー10c及び筺体側後ばねホルダー10bの材料に,ポリプロピレンや繊維強化プラスチックといった強度が高い樹脂を用いることで,ばねホルダーに懸架手段から力が加わっても,ばねホルダーが強度を有しているため,ばねホルダーの破損を防止できる。
外槽11は,衣類を収納するためのドラム21を内包する。外槽11の後方には,ドラム21を回転させるためのモータ22を備える。モータ22は,回転軸となるシャフト22aが外槽11を貫通し,ドラム21と結合している。モータ22が駆動すると,ドラム21は,正転(ドラム式洗濯機100を正面から見て時計回り),逆転(ドラム式洗濯機100を正面から見て反時計回り)の両方向に回転駆動される。図2に示すドラム21の回転軸Azは,ドラム式洗濯機100の前方から後方に向けて水平または,奥側が下になるように傾斜している(図2は奥側が下になるように傾斜している)。
ドラム21の内周面には,ドラム21内の洗濯水を外槽11に排水するための複数個の脱水孔21bや,ドラム21の周方向に間隔をおいて,ドラム21内に投入された衣類を持ち上げるための複数個(図2では1個のみを図示)のバッフル23が設けられている。バッフル23は,ドラム21の前後方向に延在している。
ドラム21の前端には,円筒状の流体バランサ21cが設けられている。外槽11は,前方を開口として,後方を閉じた有底の略円筒を形成している。この外槽11の開口部と筺体1の投入口は,前後方向に伸縮しやすいベローズ16により接続される。ベローズ16は,環状のパッキンである弾性体のエラストマーや合成ゴム材料で成形され,ドア2を閉めることでドラム21を水封する。また,筐体1の投入口,外槽11の開口部,ドラム21の開口部は連通しており,ドア2を開くことでドラム21内への衣類の出し入れが可能となる。なお,外槽11は,開口部を含む側と,モータ22の取り付けられる側とに分割することができる。
外槽11には,給水弁15ならびに洗剤容器12を介して給水ホース17の一端を接続している。給水弁15を開くことで,給水ホース接続口30から外槽11内に洗濯水の供給を行う。
外槽11の下部に備えられた排水ホース14は排水経路に循環ポンプ27,糸屑フィルタ28,排水弁14aが設けてあり,排水弁14aを閉じて給水することで外槽11に洗濯水を溜め,排水弁14aを開いて外槽11内の洗濯水を機外へ排水する。
外槽11の下方には,外槽11の振動振幅を検知する振動センサ18が備えられており,振動センサ18の値が予め設定した所定値を超えると,脱水運転を停止する。
上記構成において,ドラム式洗濯機100の動作を説明する。電源スイッチ4を押すと,ドラム式洗濯機100が起動する。ドア開放取手2aを引いて,ドア2を開いてドラム21内に衣類を投入し,ドア2を閉じた後,操作スイッチ5を操作することで,運転を開始する。運転を開始すると,ドラム21が回転して,注水前の衣類の乾布重量を算出する。尚,モータ22の回転数と電流値に基づいて,ドラム21内の衣類の乾布重量を算出する。算出した衣類の乾布重量に基づいて,投入する洗剤量を表示器6に表示する。洗剤容器12内に所定量の洗剤量を投入後,初めに洗い工程を開始する。洗い工程において,給水弁15を開いて,給水ホース接続口30から供給した水を給水ホース17ならびに洗剤容器12を介して,洗剤と共に外槽11内に給水する。この時,循環ポンプ27内で未溶解の洗剤と水が強力に撹拌され,効率よく洗剤を溶かし,高濃度の洗剤液を生成することができる。この動作を所定時間実行した後,ドラム21が正転,停止,逆転,停止を繰り返す洗い動作を所定時間行う。このとき,衣類がバッフル23によって持ち上げられ落下する。洗い工程を行った後,脱水工程を実行する。なお,脱水工程の詳細は後述する。まず,排水弁14aを開いて,外槽11内の水が排水ホース14を介してドラム式洗濯機100の外に排水する。次に,衣類のドラム21の内周面への張り付け動作を行う。ドラム21を低速回転数(例えば50r/min)で一方向に回転させ,洗い工程で水を含んだ衣類をドラム21の回転時にバッフル23によって持ち上げ,落下する際にドラム21の内周面に広げる。次に,ドラム21の回転数を徐々に上昇させて,ドラム21の内周面に衣類を張り付かせる。衣類がドラム21の内周面に張り付くと,ドラム21の回転数をさらに上昇させて,外槽11や筐体1の共振回転数を通過しながら,ドラム21が目標回転数(例えば,900r/min)に到達する。その後,ドラム21が所定時間回転することで,衣類に含まれる水を遠心脱水する。
なお,ドラム21の内周面に張り付いた衣類が片寄ってアンバランスとなっていると,ドラム21の回転数の脈動(回転変動)や外槽11の共振回転数時に外槽11の振動振幅が大きくなる。ドラム21の回転変動や外槽11の振動振幅が閾値よりも大きい場合は,アンバランスを小さく修正するために,ドラム21の回転数を低下または停止して,ドラム21を正転と逆転を繰り返すほぐし動作や,注水を行い,衣類のアンバランスを修正する。
この脱水工程を行った後,給水弁15を開いて,給水ホース接続口30から供給した水を給水ホース17ならびに洗剤容器12を介して,外槽11内に給水する。外槽11内に給水を行った後,すすぎ工程を行う。このすすぎ工程においては,前述した洗い工程と同様に,ドラム21が正転,停止,反転,停止の動作を繰り返す。このとき,バッフル23によって持ち上げられた衣類が落下する攪拌動作を繰り返す,すすぎ動作を所定時間行う。
その後,前述した脱水工程およびすすぎ工程を所定回数繰り返し,最終脱水工程に移行する。この最終脱水工程における脱水時間は,前述の脱水工程より長く設定してある。
ドラム式洗濯乾燥機は,ドラム式洗濯機100に温風ヒータ,温風ファンなどを備え(いずれも図示せず),最終脱水工程後に,洗い時よりもさらに低速で洗濯乾燥ドラムを回転させながら,温風を衣類に吹き付けて,衣類を乾燥する。
次に,脱水工程の詳細を図3と図4及び図5を用いて説明する。
脱水運転は外槽11の共振回転数前の低速回転数域と外槽11の共振回転数や目標回転数に向かう高速回転数域に分別できる。
まず,脱水工程の始めの低速回転数域について説明する。脱水開始(200)すると,ドラム21を正転させて,衣類の片寄りや絡みを解消するほぐし動作(201)を行う。ほぐし動作(201)後は,ドラム21の回転を一旦停止(202)して,脱水回数の確認(203)を行う。脱水回数が洗い工程やすすぎ工程直後に行う脱水1回目の場合,ドラム21を逆転させながら,ドラム21の回転数を脱水開始回転数ω0(例えば50r/min)まで一定加速(例えば3r/min/s)で上昇(204)させ,毛布を持ち上げていく(図4A参照)。ω0に到達すると毛布が張り付き状態の検出を開始(205)して,毛布を広げながら(図4B参照),毛布がドラム21の内周面に張り付く(図4C参照)第1の回転数ω(例えば80r/min)まで上昇(206)させて,ω0からω1の間で毛布の張り付き状態を検出する。ω1に到達すると,張り付き状態の検出を終了(207)して,張り付き状態の回転数を検出して,アンバランスの修正回転数ω2を設定する。
ωは張り付き状態を検出した回転数よりも5r/min〜10r/min低い回転数に設定することで,ドラム21の回転数を上昇させる際に,均一に張り付いた箇所を維持しながら,アンバランスとなったのみを箇所を広げることができ,アンバランスの修正を行いながら,毛布をドラム21に張り付けることができる。
ここで,張り付き状態の検出について説明する。張り付き状態の検出は,回転変動や電流,振動センサで行う。まず,回転変動による張り付き状態の検出について説明する。回転変動は,ドラム21が1回転する間の最大速度と最小速度の差から求める。ω0からωにドラム21の回転数を上昇させる際,毛布がドラム21に張り付いてない状態では,ドラム21が1回転する毎に毛布がドラム21から落下するため,ドラム21が1回転する毎にアンバランスの大きさが変化する。アンバランスの大きさが変化すると,ドラム21が1回転する毎の回転変動の大きさが変化する。ドラム21の回転数が上昇して,毛布がドラム21に張り付いた場合,毛布はドラム21が回転しても落下しなくなる。そのため,毛布がドラム21に張り付くと,毛布がドラム21に張り付く前に比べて,ドラム21が1回転する毎のアンバランスの大きさは変化しにくくなり,ドラム21が1回転する毎の回転変動も変化しにくくなる。前述した様に,回転変動はドラム21が1回転する間の最大速度と最小速度の差から求めるため,ドラム21の1回転以上する回転毎(例えば2回転毎)または時間毎(例えば2秒毎)の回転変動を比較して,回転変動の大きさの変化が小さくなった状態を毛布が張り付いた状態と判定し,その時の回転数を張り付き状態を検出した回転数とする。
次に,電流による張り付き状態の検出方法について説明する。前述した様に毛布がドラム21に張り付いていない状態では,ドラム21が1回転する毎にアンバランスが変化するため,ドラム21を回転させるモータ22に加わる負荷が変化することで,ドラム21が1回転する毎に電流の変化が大きくなる。毛布がドラム21に張り付いた場合,ドラム21が1回転毎のアンバランスの変化は,毛布がドラム21に張り付く前に比べて小さいため,ドラム21が1回転毎の電流の変化は小さくなる。ドラム21が1回転以上する回転毎(例えば2回転毎)または時間毎(例えば2秒毎)の電流の変化を比較して,ドラム21が1回転毎の電流の変化が小さくなった状態を毛布が張り付いた状態と判定して,その時の回転数を張り付き状態を検出した回転数とする。
次に,振動センサ18による張り付き状態の検出方法について説明する。振動センサで張り付き状態を検出する場合,ドラム21が回転数することで発生する周期的な振動とは異なる振動(毛布が落下する際に発生する衝撃による振動)を検出することで,張り付き状態を検出することができる。ドラム21に毛布が張り付いない状態では,ドラム21が回転する毎に毛布が落下するため,振動センサ18に落下による振動が入るが,ドラム21に毛布が張り付くと毛布は落下しなくなるため,振動センサ18に毛布の落下による振動は入らなくなる。ドラム21が1回転以上する回転数毎(例えば2回転毎)または時間毎(例えば2秒毎)の振動センサ18を比較して,振動センサ18に毛布の落下による振動が入らなくなる状態を毛布が張り付いたと判定し,その時の回転数を張り付き状態を検出した回転数とする。
ドラム21の回転数がωに到達した後,ωを所定時間維持(208)して,第1のアンバランスの判定(209)を行う。第1のアンバランスの判定(209)は,ω1の維持中(208)の回転変動の大きさで行う。回転変動は,前述した様にドラム21が1回転する際の速度差から求めるため,回転変動でアンバランスを判定するためには,ドラム21を1回転させる必要がある。そのため,ωの維持時間t(208)はドラム21が1回転する時間以上とする必要があり,本実施例ではωに80r/minを与えているため,ωの維持時間t(208)は,0.75秒必要となる。より好ましくはωの維持時間t(208)を0.75秒よりも大きくすることで,アンバランスの誤判定を防ぐことができる。ωのアンバランスが第1のアンバランス判定(209)で,第1の閾値よりも小さい場合は,ドラム21の回転数を上昇(210)させて脱水を行っていく。ωのアンバランスが第1のアンバランス判定(209)で,第1の閾値よりも大きい場合は,ドラム21の回転数を停止(214)して,アンバランスの修正(リトライ)を行う。
ωのアンバランスが第1のアンバランス判定(209)で第1の閾値よりも大きくなった場合,毛布がドラム21に均一に広がっていない状態や毛布同士が重なっているため,アンバランスが大きな状態となっているため,ドラム21の回転を停止(214)して,ドラム21に張り付いていた毛布を落下させる。ドラム21の回転を停止(214)した後,ほぐし動作(201)を行い,毛布の片寄りや絡まりを解消させることで,アンバランスの修正を行う。
ほぐし動作後,ドラム21の回転を一旦停止(202)して,脱水回数の確認(203)を行う。脱水1回目でリトライとなり,再度脱水を行う場合,脱水回数は2回目以降となる。脱水2回目以降は,ドラム21の回転数を脱水1回目で検出したωまで上昇(215)させて,ωをt2秒間維持(216)して,維持中に第2のアンバランス判定(217)を行う。なお,脱水2回目以降は,ωでt2秒間維持(216)するため,脱水1回目とは異なる回転制御となる。
ωは毛布がドラム21に均一に張り付いた箇所を維持したまま,アンバランスとなった箇所のみドラム21の内周面に広げて,アンバランスを修正する回転数である。図5は脱水1回目で,アンバランスが第1のアンバランス判定(209)で,第1の閾値よりも大きくなった場合の脱水2回目以降の回転制御を示す。脱水2回目は,ドラム21の回転数をωまで上昇(215)させ,ωのt2秒間維持中(216)に第2のアンバランス判定(217)を行う。アンバランスが第2の閾値を下回らなった場合,ドラム21の回転を停止(214)して,脱水3回目を行う。脱水3回目で,ωのt2秒間維持中(216)にアンバランスが第2の閾値を下回った場合,図5の脱水3回目の点線に示す様に,ドラム21の回転数を一定加速(例えば3r/min/s)で,ωまで上昇(218)させる。なお,図5の脱水3回目の実線で示す様に,ωをt2秒間維持(216)している途中で,アンバランスが第2のアンバランス判定(217)の閾値を下回った場合,t秒間を維持している途中で,ドラム21の回転数を一定で加速(例えば3r/min/s)させて,ωまで上昇(218)させも良い。
脱水2回目以降で,ドラム21の回転数がωに到達すると,脱水1回目と同様にωをt秒間維持(208)し,維持中に第1のアンバランス判定(209)を行う。アンバランスが第1の閾値よりも小さい場合,ドラム21の回転数を上昇(210)させて脱水を行い,アンバランスが第1の閾値よりも大きい場合,ドラム21の回転を停止(214)して,リトライを繰り返す。なお,第1のアンバランス判定(209)や第2のアンバランス判定(217)のリトライする回数に上限を設定して,リトライが上限回数に達した場合,注水による毛布のアンバランスを修正しても良い。
ωで判定したアンバランスが第1のアンバランス判定(209)の閾値よりも小さい場合は,ドラム21の回転数を上昇(210)させて,外槽11の共振を通過して,目標回転数に向かう高速回転数域に移行する。
高速回転数域では,外槽11の共振を通過するため,外槽11の備えられた振動センサ18で第3のアンバランス判定(211)を行う。アンバランスが振動センサ18の第3の閾値よりも小さい場合は,ドラム21の回転数が目標回転数に到達しているか判定(212)を行い,到達している場合は,目標回転数で所定時間運転(219)して,脱水を終了(213)する。ドラム21の回転数が目標回転数まで到達していない場合は,目標回転数に到達するまで,ドラム21の回転数上昇(210)と第3のアンバランス判定(211)を繰り返す。
高速回転数域のアンバランスが振動センサ18の閾値よりも大きくなった場合,ドラム21の回転数を一旦停止(214)して,脱水2回目以降の回転制御で再度脱水を行う。なお,第3のアンバランス判定(211)でリトライする回数に上限を設定して,第3のアンバランス判定(211)でリトライが上限回数に達した場合,注水による毛布のアンバランスを修正しても良い。
以上のように,脱水運転の低速回転数域で,洗い工程やすすぎ工程または最終脱水工程の脱水1回目に毛布の張り付き状態を検出(207)することで,リトライが発生した場合の脱水2回目以降で,毛布のアンバランスを修正しながらドラム21に毛布を張り付けることができるため,アンバランスの修正時間の増加を抑制することができ,脱水の運転時間の増加や消費電力量の増加を抑制することができる。なお,本実施の形態例に示す脱水1回目の張り付き状態を検出(207)して,脱水2回目以降のωを設定することで,脱水2回目以降でアンバランスを修正しながら張り付ける回転制御は,最終脱水工程で行うことで,脱水が完了しないで運転が終了することを防げる。より好ましくは洗い工程やすすぎ工程または最終脱水工程の各脱水工程毎における脱水1回目で,衣類の張り付き状態を検出(207)することで,各脱水工程でアンバランスの修正時間を抑制することができるため,運転時間の増加を抑制することができ,運転時間や消費電力量の増加を抑制できる。また,本実施の形態例に示す脱水1回目の張り付き状態(207)から,脱水2回目以降のωを設定して,アンバランスを修正しながら張り付ける回転制御は,ドラム式洗濯乾燥機にも適用できる。
(実施例2)
次に実施例2について図6を参照して詳細に説明する。
なお,ドラム式洗濯機100については,実施例1と基本的に同様な構成であるので,以下では,異なる部分について説明する。
は、第2の実施の形態例における脱水工程のフローチャートを示す。なお、第1のアンバランス判定(209)後のドラム21の回転上昇(210)までの脱水動作は、実施例1と同じであり、同一符号を付して説明を省略する。
実施例2は,高速回転数域のアンバランスが第3のアンバランス判定(211)で,振動センサ18の閾値よりも大きくなった場合,ドラム21の回転数を一旦停止(300)して,脱水1回目の張り付き状態から設定したωの設定をクリア(301)する。その後,ほぐし動作(302)を行い,ドラム21の回転を一旦停止(303)して,脱水1回目と同様に,ドラム21をω0まで一定加速(例えば3r/min/s)で上昇(204)させて,ω0に到達すると毛布が張り付き状態の検出を開始(205)して,ωまで上昇(206)させながら,ω0からω1の間で毛布の張り付き状態を検出する。ω1に到達すると,張り付き状態の検出を終了(207)して,検出した張り付き状態からアンバランスの修正回転数ω2を設定する。
高速回転数域でリトライが発生した場合,毛布に含まれる水は低速回転数域の第1のアンバランス判定(209)や第2のアンバランス判定(217)でリトライが発生した場合に比べて多く抜ける。そのため,第3のアンバランス判定で,アンバランスが第3の閾値よりも大きくなった場合,再度ωを設定することで,毛布の水抜け具合に応じて,リトライ後のアンバランスを修正する回転数を設定できるため,アンバランスの修正時間の増加を抑制することができ,脱水の運転時間の増加や消費電力量の増加を抑制することができる。なお,実施例1と同様に,最終脱水工程の脱水1回目の張り付き状態を検出(207)して,脱水2回目以降のωを設定することで,脱水2回目以降でアンバランスを修正しながら張り付けることで,脱水が完了しないで運転が終了することを防げる。より好ましくは洗い工程やすすぎ工程または最終脱水工程の各脱水工程毎における脱水1回目で,衣類の張り付き状態を検出(207)することで,各脱水工程でアンバランスの修正時間を抑制することができるため,運転時間の増加を抑制することができ,運転時間や消費電力量の増加を抑制できる。また,本実施例の第3のアンバランス判定(211)でアンバランスが閾値よりも大きくなった場合,再度ωを設定する回転制御は,ドラム式洗濯乾燥機にも適用できる。
1・・・筐体
11・・・外槽
18・・・振動センサ
21・・・ドラム
22・・・モータ
100・・・ドラム式洗濯機
205・・・張り付き状態の検出開始
207・・・張り付き状態の検出終了
209・・・第1のアンバランス判定
217・・・第2のアンバランス判定

Claims (2)

  1. 回転軸が水平または、奥側が下になるように傾斜した回転自在なるドラムと、該ドラムを内包すると共に洗濯水を溜める外槽と、該外槽を内包する筺体と、前記ドラム内の洗濯物の張り付き状態の判定手段と、アンバランスの判定手段と、を備えた洗濯機において、
    脱水運転1回目は、前記衣類の張り付き状態の判定手段による判定とアンバランスの判定手段による判定をして、前記衣類の張り付き状態の判定手段にて検出した衣類が張り付き状態の前記ドラムの回転数を所定時間維持した状態でアンバランス判定手段による判定を行い、アンバランスが前記アンバランスの判定手段の閾値よりも大きい場合、再度脱水を開始する脱水運転2回目以降の回転制御を前記脱水運転1回目の前記洗濯物の張り付き状態の判定から設定して、前記脱水運転2回目以降は、衣類が張り付き状態の前記ドラムの回転数より低い回転数を所定時間維持した状態にてアンバランス判定手段による判定を行い、前記脱水運転1回目とは異なる回転制御をすることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1の洗濯機において、
    前記脱水運転1回目のアンバランスが前記アンバランスの判定手段の閾値よりも小さい場合は、前記ドラムの回転数を上昇させることを特徴とする洗濯機。
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