JP6963934B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は車両用灯具に関する。
従来、用途が異なる複数の灯具ユニットで構成された車両用灯具の提案がある(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、アウターレンズ(前面レンズ)の背後空間に、フォグランプ用の光をアウターレンズを通して外部に出射させる投光手段(灯具ユニット)と、昼間走行灯(DRL:Daytime Running Lamp)用の光をアウターレンズを通して外部に出射させる投光手段(灯具ユニット)とを配置した車両用灯具が開示されている。
特開2011−25820号公報
ところで、用途が異なる2つの投光手段を1つの灯体に設けた車両用灯具において、一方の投光手段の光による発光領域と、他方の投光手段の光による発光領域とを一部共有させることを考える。この場合、一方の発光領域を発光させる際に、光が他方の発光領域側に漏れて、意図していない領域も発光してしまうという課題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされ、用途が異なる2つの投光手段を有した車両用灯具において、一方の投光手段の光による発光領域と、他方の投光手段の光による発光領域とを一部共有させつつ、意図していない領域が発光してしまうのを抑制できる車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
光が透過可能な前面レンズと、
前記前面レンズの背後空間に設けられ、前記前面レンズの第1発光領域に光を入射して前記第1発光領域を発光させる第1投光手段と、
前記背後空間に設けられ、前記前面レンズの、前記第1発光領域と、前記第1発光領域と連続した第2発光領域とに、前記第1投光手段が入射する光とは用途が異なる光を入射して、前記第1発光領域及び前記第2発光領域を同時に発光させる第2投光手段と、
前記背後空間における前記第1発光領域と前記第2発光領域とを区画する位置に設けられた光遮蔽部と、
を備え
前記第2投光手段は、
第1光源と、
前記第1光源からの光を前記第1発光領域に入射するよう導く第1導光部と、
第2光源と、
前記第2光源からの光を前記第2発光領域に入射するよう導く第2導光部とを備え、
前記光遮蔽部は、前記第1導光部と前記第2導光部の間を遮蔽するように設けられ、
前記第1導光部は、前記第1発光領域に向いた表面とその表面と反対側の背面とを有し、
前記第1光源は、前記第1導光部の前記表面及び前記背面以外の端面に光を入射するように設けられ、
前記第2導光部は、前記第2発光領域に向いた表面とその表面と反対側の背面とを有し、
前記第2光源は、前記第2導光部の前記表面及び前記背面以外の端面に光を入射するように設けられ、
前記第1投光手段は、前記第1導光部の前記背面に光を入射するように設けられ、
前記第1光源及び前記第2光源は同一の用途かつ同時に点灯する光源であり、前記第1投光手段の点灯時には消灯し、
前記第1投光手段は前記第1光源及び前記第2光源の点灯時には消灯することを特徴とする。
本発明によれば、第1投光手段の光により前面レンズの第1発光領域を発光させることができ、第2投光手段の光により前面レンズの第1発光領域及び第2発光領域を同時に発光させることができる。つまり、第1発光領域を、第1投光手段の光と第2投光手段の光のどちらでも発光する共有の発光領域としている。また、前面レンズの背後空間における第1発光領域と第2発光領域とを区画する位置に光遮蔽部を備えているので、第1投光手段の光が第2発光領域側に漏れて、意図していない第2発光領域が発光してしまうのを抑制できる。
車両前面のうちの車両用灯具が設けられた部分の正面図である。 車両前面のうちの車両用灯具が設けられた部分の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 車両の正面図である。 変形例1における図1のA−A線断面図である。 変形例2における図1のA−A線断面図である。 変形例3における図1のA−A線断面図である。 変形例4における図1のB−B線断面図である。 比較例における図1のA−A線断面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図5を参照しながら説明する。図1〜図4に示す車両用灯具1は、車両100(図5参照)の前面101に設けられて車両100の前方に光を出射する装置である。車両用灯具1は、車両100の前面101において、車両100の左右端に設けられる前照灯102とは別の位置に(言い換えると別の灯体として)設けられ、具体的には例えば左右の前照灯102の間の部位101a(図5参照)に設けられたり、前照灯102よりも下側の部位101b(図5参照)に設けられたりする。
図2〜図4に示すように、車両前面101を構成する部材には開口103が形成されている。この開口103は、車両の左右方向における中心位置200(図1参照)に対して左右対称となる2箇所に形成されている。2つの開口103は互いに同一形状である。車両用灯具1は、車両前面101を構成する部材の裏側において、後述のレンズ3の一部33が開口103に露出するように設けられる。この露出部33が発光部となる。
発光部33は、開口103に合わせて車両中心位置200に対して左右対称となる2箇所に設けられる。すなわち、車両前面101を正面方向から見たときに、一方の発光部33は車両中心位置200よりも左側に配置され、他方の発光部33は車両中心位置200よりも右側に配置される。また、左右の発光部33は、互いに同一形状であり、かつ、車両中心位置200から等距離となる位置に設けられ、かつ、車両接地面から等距離となる高さ位置に設けられる。
また、各発光部33は、例えば図1の正面視で見て左右方向に細長い形状に形成される。なお、発光部33の形状は、図1の形状に限定されず、他の形状であっても良い。発光部33は、第1発光領域31と、その第1発光領域31に連続した第2発光領域32とを有する。これら発光領域31、32は、車両100の左右方向に並ぶように配置されている。また、第2発光領域32は、第1発光領域31よりも車両中心位置200に寄った側に配置されている。すなわち、第1発光領域31は第2発光領域32よりも左右方向における外側に、第2発光領域32は第1発光領域31よりも左右方向における内側に配置されている。左右の第1発光領域31は、車両中心位置200に対して対称位置に配置される。左右の第2発光領域32も、車両中心位置200に対して対称位置に配置される。なお、図1、図2では、分かりやすくするために、第1発光領域31と第2発光領域32とを異なるハッチングで示しているが、実際はこれら発光領域31、32の外観上の区別はできない。
車両用灯具1は、DRL(昼間走行灯)の機能と、イルミネーションランプの機能の2つの機能を有する。詳しくは、車両用灯具1は、DRLとして機能させるときには、第1発光領域31のみを発光させる。一方、車両用灯具1は、イルミネーションランプとして機能させるときには、第1発光領域31と第2発光領域32とを同時に発光させる。
ここで、DRLを車両に設ける場合には、車両における取付位置、灯光の色、明るさ、発光部の大きさ等を、法規で定められた要件を満足させる必要がある。具体的には、国際連合の「車両等の型式認定相互承認協定」に基づく規則のうち、「デイタイムランニングランプ(昼間走行灯)に係る協定規則(第87号)」を採用した国(欧州、日本等)に販売する車両にDRLを設ける場合には、この協定規則第87号で定められた要件を満足させる必要がある。具体的には、例えば、「DRLの方向は前方を向ける」、「DRLの灯光の色は白色であること」、「DRLの数は2個であること」、「DRLの発光部の大きさは25cm以上200cm以下であること」、「DRLはその発光部の最内縁において600mm(幅が1300mm未満の自動車にあっては400mm)以上の間隔を有すること」、「原動機の操作位置が始動の位置にないとき及び前部霧灯又は前照灯が点灯しているときは、DRLは自動的に消灯するように取り付けられなければならない」などの要件を満足させる必要がある。
したがって、第1発光領域31は、協定規則第87号で定められた要件を満足するように、例えば、右側の第1発光領域31の最内縁と、左側の第1発光領域31の最内縁との間の間隔d(図1参照)は600mm以上に設定される。また、第1発光領域31の大きさは25cm以上200cm以下に設定される。なお、左右の第2発光領域32の最内縁間の間隔は、DRLの法規で定められた要件(600mm以上)を満足していない。
一方、イルミネーションランプを車両に設ける場合も法規で定める要件を満足させる必要がある。例えば、日本の法規(道路運送車両の保安基準第42条、保安基準の細目を定める告示第62条など)では「その他の灯火等の制限」が規定されており、この規定を満足するようにイルミネーションランプを設ける必要がある。例えば、イルミネーションランプの光度は300cd以下とする必要がある。
以上より、発光部33は、DRLの法規と、イルミネーションランプの法規の両方を満足するように設けられている。
車両用灯具1の構成をさらに詳しく説明する。図3、図4に示すように、車両用灯具1は、内部に収容空間20を形成する収容部2を備えている。収容部2は、車両用灯具1の前面部を構成するレンズ3(前面カバー、アウターレンズ)と、車両用灯具1の背面部を構成するハウジング4とから構成されている。レンズ3は、光が透過可能な材質(例えばポリカーボネート、アクリル等の透明樹脂)で形成されている。レンズ3は、車両前面101の裏側において車両前面101と略平行に設けられる前面部3aと、この前面部3aの外周から背後側(ハウジング4側)に突出するように設けられる側面部3bとを有する。レンズ3は、これら前面部3a、側面部3bにより、前面側が閉塞し、背面側が開いた形状に形成されている。
前面部3aは、板状に形成されて、一方の表面が車両前面101の方を向き、他方の表面がハウジング4側を向くように設けられる。また、前面部3aは、車両前面101の開口103を裏側から覆うように設けられる。つまり、前面部3aの一部33が開口103から視認可能となっている。なお、前面部3aの背面(ハウジング4側に向いた面)又は表面(車両前面101側に向いた面)には、例えばシボ加工や凹凸加工が施されたとしても良い。これによれば、後述の投光手段から前面部3aに入射された光を拡散して出射させることができ、強い光線が出射してしまうのを抑制できる。また、前面部3aの背後の収容物が視認されてしまうのを抑制できる。
レンズ3の側面部3bがハウジング4の側面部4b(図3、図4参照)と熱溶着等により固定されている。なお、レンズ3が本発明の前面レンズに相当する。
ハウジング4は、遮光性を有する材質(PP(ポリプロピレン)樹脂、ABS樹脂、ASA樹脂等)で形成されている。ハウジング4は、レンズ3の背後に設けられ、レンズ3の前面部3aと間隔をあけて略平行に設けられる背面部4aと、この背面部4aの外周から前側(レンズ3側)に突出するように設けられる側面部4bとを有する。ハウジング4は、これら背面部4a、側面部4bにより、背面側が閉塞し、前面側が開いた形状に形成されている。
ハウジング4は、車両用灯具1を構成する各部材(レンズ3等)を支持する。詳しくは、ハウジング4の側面部4bは、レンズ3の側面部3bと突き合わさるように設けられる。そして、両側面部4b、3bが熱溶着等で固定されることで、ハウジング4はレンズ3を支持している。
このように、収容部2は、レンズ3の側面部3bと、ハウジング4の側面部4bとが突き合わさる形態で固定されることで、前面、背面及び側面が閉塞した収容空間20を形成する。
この収容空間20には、レンズ3の発光部33に光を入射して発光部33を発光させる投光手段が収容されている。なお、左側の発光部33を発光させる投光手段と、右側の発光部33を発光させる投光手段とは、共通の収容部2に収容されたとしても良いし、別々の収容部2に収容されたとしても良い。図1、図2の例では、左側の発光部33を発光させる投光手段と、右側の発光部33を発光させる投光手段が共通の収容部2に収容された例を示している。
投光手段の詳細を説明する。図3に示すように、収容空間20の、車両前面101の開口103(言い換えると、レンズ3の発光部33)に対向した位置に、導光板5が設けられている。導光板5は、開口103の全部を裏側から覆う大きさに形成されている。導光板5は、導光性を有する材質(例えばポリカーボネート、アクリル等の透明樹脂)により板状に形成されている。導光板5は、一方の板面53(表面)が開口103の方を向き、他方の板面54(背面)がハウジング4の背面部4a側を向くように設けられる。つまり、導光板5は開口103及び発光部33に略平行に設けられる。
また、導光板5は、開口103の長手方向(図3の紙面の左右方向)(言い換えると、第1発光領域31と第2発光領域32の配列方向)に沿って2つに分割されている。2つに分割された部分のうちの一方51(以下、第1導光部という)は、収容空間20における第1発光領域31に対向した位置21に設けられている。逆に言うと、発光部33のうち、第1導光部51に対向した領域31が第1発光領域となる。2つに分割された部分のうちの他方52(以下、第2導光部という)は、収容空間20における第2発光領域32に対向した位置22に設けられている。逆に言うと、発光部33のうち、第2導光部52に対向した領域32が第2発光領域となる。
図3、図4に示すように、導光板5(第1導光部51、第2導光部52)はリフレクタ6により支持されている。リフレクタ6は、導光板5の表面53以外の部分(背面54や側面)に接触して、その表面53以外の部分を覆うように設けられる。なお、導光板5の表面53はリフレクタ6に覆われていない。
リフレクタ6と導光板5との固定はどのような方法でも良いが、例えば爪嵌合による固定とすることができる。また、リフレクタ6は、ハウジング4にねじ締結等により固定されている。
リフレクタ6は、遮光性を有する材質(PP(ポリプロピレン)樹脂、ABS樹脂、ASA樹脂等)により形成された基体と、その基体の、導光板5に接触した面に形成された被覆層とを有する。被覆層は、光反射率を向上させる層(すなわち、鏡面又は光沢層)であり、例えばアルミ蒸着による層であったり、クロムメッキによる層であったりする。なお、被覆層を有していないリフレクタを採用しても良い。
また、リフレクタ6には、後述のLED71〜73からの光を通すための複数の孔61〜63(図3、図4参照)が形成されている。第1の孔61は、リフレクタ6の、第1導光部51の背面54を覆う部位に、DRL用のLED71の個数分、形成されている。第2の孔62は、第1導光部51の側面55a(表面53、背面54以外の端面)を覆う部位に、イルミネーション用のLED72の個数分、形成されている。図3の例では、第2の孔62は、第1導光部51の、光遮蔽部81が設けられる側と反対側の側面55aを覆う部位に設けられている。第3の孔63は、第2導光部52の側面55b(表面53、背面54以外の端面)を覆う部位に、イルミネーション用のLED73の個数分、形成されている。図3の例では、第3の孔63は、第2導光部52の、光遮蔽部81が設けられる側と反対側の側面55bを覆う部位に設けられている。
リフレクタ6を設けることで、後述のLED71〜73から導光板5に入射した光の、導光板5の表面53からの出射効率を向上させることができる。また、外部から、レンズ3を通して収容部2の内部を見たときに、リフレクタ6の被覆層(例えばシルバー色)が視認されることで、加飾性を向上できるとともに、光源等の部材を目立たなくすることができる。
図3に示すように、第1導光部51と第2導光部52とを区画する位置には光遮蔽部81が設けられている。光遮蔽部81は、遮光性を有する材質(PP(ポリプロピレン)樹脂、ABS樹脂、ASA樹脂等)により形成されている。また、光遮蔽部81は、リフレクタ6の一部として設けられている。つまり、光遮蔽部81は、リフレクタ6と同一材料で、リフレクタ6と一体成形により形成されている。光遮蔽部81は、リフレクタ6の、導光板5の背面54に接触した部位から、レンズ3側に突出するように設けられる。光遮蔽部81は、少なくとも導光板5の背面54から表面53までを貫通するように設けられる。光遮蔽部81の先端は、表面53から突出した位置に設けられたとしても良いし、表面53に一致した位置に設けられたとしても良い。
図3、図4に示すように、リフレクタ6の背後には光源としてDRL用のLED71(LED:Light Emitting Diode)が設けられている。LED71は、リフレクタ6の第1の孔61に対向した位置に、第1の孔61に向けて光を出射するように設けられる。つまり、LED71は、第1の孔61を通して第1導光部51の背面54に光を直接に(つまり他の部材で光を反射させることなく)入射するように設けられる。さらに言い換えると、LED71は、第1導光部51を取り除いたとしても、第1発光領域31に光を入射できる位置、具体的には、第1発光領域31に対向した位置にて第1発光領域31の方向に光を出射するように設けられる。
LED71の個数は、第1発光領域31の全面から光が均等に出射するように適宜に定められる。なお、LED71は基板(図示外)に実装されており、この基板はハウジング4に固定されている。LED71の特性(発光色、発光強度など)はDRLの法規で定められた要件を満たすように定められる。LED71の発光強度は、LED71の光による第1発光領域31の発光強度のほうが、後述のイルミネーション用のLED72、73の光による第1発光領域31及び第2発光領域32の発光強度よりも大きくなるように、定められている。LED71は、制御部(図示外)により点灯、消灯が制御される。なお、LED71が本発明の第1投光手段に相当する。
図3に示すように、第1導光部51の側面55a(表面53、背面54以外の端面)に光を入射するように光源としてイルミネーション用のLED72が設けられている。このLED72は、第2の孔62の外側位置又は第2の孔62内において、第1導光部51の側面55aに向けて光を出射するように設けられる。言い換えると、LED72は、第1導光部51が無ければ第1発光領域31に光が届かない位置、具体的には、第1発光領域31に対向した位置21(図3参照)から外れた位置において第1発光領域31の方向以外の方向に光を出射するように設けられる。なお、図3の例では、LED72が、第1導光部51の、光遮蔽部81が設けられる側と反対側の側面55aに光を入射するように設けられた例を示しているが、他の側面(例えば、第1導光部51の光遮蔽部81側の側面)に光を入射するように設けられたとしても良い。
また、第2導光部52の側面55b(表面53、背面54以外の端面)に光を入射するように光源としてイルミネーション用のLED73が設けられている。このLED73は、第3の孔63の外側位置又は第3の孔63内において、第2導光部52の側面55bに向けて光を出射するように設けられる。言い換えると、LED73は、第2導光部52が無ければ第2発光領域32に光が届かない位置、具体的には、第2発光領域32に対向した位置22(図3参照)から外れた位置において第2発光領域32の方向以外の方向に光を出射するように設けられる。なお、図3の例では、LED73が、第2導光部52の、光遮蔽部81が設けられる側と反対側の側面55bに光を入射するように設けられた例を示しているが、他の側面(例えば、第2導光部52の光遮蔽部81側の側面)に光を入射するように設けられたとしても良い。
イルミネーション用のLED72、73はそれぞれ基板(図示外)に実装されており、この基板はハウジング4に固定されている。また、イルミネーション用のLED72、73の特性(発光色、発光強度など)は、互いに同一の特性であり、またイルミネーションランプの法規で定められた要件を満たすように定められる。またイルミネーションランプ(LED72、73)の発光色は、法規で定められた要件を満たしていれば、DRL(LED71)と同じでも良いし異なっていても良い。LED72、73は、制御部(図示外)により点灯、消灯が制御される。
なお、LED72、73、導光部51、52及びリフレクタ6が本発明の第2投光手段に相当する。また、LED72が本発明の第1光源に相当する。LED73が本発明の第2光源に相当する。
図3、図4は、図1の正面視で見て右側の発光部33及びこの発光部33を発光させる投光手段の断面図を示しているが、図1の正面視で見て左側の発光部33を発光させる投光手段も、図3、図4で示す投光手段と同様に構成されている。
次に、車両用灯具1の作用を説明する。制御部(図示外)は、予め定められたDRLの作動条件を満たしたときに、DRL用のLED71を点灯させる。このとき、制御部は、図1の右側の発光部33用のLED71と、左側の発光部33用のLED71の両方を点灯させる。制御部は、DRL用のLED71を点灯させる際には、イルミネーション用のLED72、73を消灯させる。なお、DRLの作動条件は、例えば「車両の原動機(エンジンなど)が始動し、かつ、前照灯が消灯しているとき」とすることができる。
LED71が点灯すると、その光はリフレクタ6の第1の孔61を通って第1導光部51の背面54に入射する。第1導光部51に入射したLED71の光は、第1導光部51内を、第1導光部51の厚さ方向(表面53と背面54との間の方向)に進行した後、表面53から出射する。このとき、光遮蔽部81により、LED71の光は第2導光部52には進行しない。第1導光部51から出射した光は、第1発光領域31の背面に入射した後、第1発光領域31の表面から出射する。これにより、図1の左右両側の第1発光領域31はDRLとして発光する。
一方、制御部は、予め定められたイルミネーションランプの作動条件を満たしたときに、イルミネーション用のLED72、73を同時に点灯させる。このとき、制御部は、図1の右側の発光部33用のLED72、73と、左側の発光部33用のLED72、73の両方を点灯させる。制御部は、イルミネーション用のLED72、73を点灯させる際には、DRL用のLED71を消灯させる。なお、イルミネーションランプの作動条件は、例えば「前照灯が点灯したとき」とすることができる。
一方のイルミネーション用のLED72が点灯すると、その光はリフレクタ6の第2の孔62を通って第1導光部51の側面55aに入射する。第1導光部51に入射したLED72の光は、第1導光部51の表面53及び背面54で反射を繰り返しながら、第1導光部51内を第1導光部51の面内方向(表面53及び背面54に沿った方向)に沿って進行していく。このとき、表面53に入射した第1導光部51内の光の一部は表面53から出射することで、その表面53のほぼ全面からLED72の光が出射する。また、光遮蔽部81により、LED72の光は第2導光部52には進行しない。第1導光部51から出射した光は、第1発光領域31の背面に入射した後、第1発光領域31の表面から出射する。
他方のイルミネーション用のLED73が点灯すると、その光はリフレクタ6の第3の孔63を通って第2導光部52の側面55bに入射する。第2導光部52に入射したLED73の光は、第2導光部52の表面53及び背面54で反射を繰り返しながら、第2導光部52内を第2導光部52の面内方向に沿って進行していく。このとき、表面53に入射した第2導光部52内の光の一部は表面53から出射することで、その表面53のほぼ全面からLED73の光が出射する。また、光遮蔽部81により、LED73の光は第1導光部51には進行しない。第2導光部52から出射した光は、第2発光領域32の背面に入射した後、第2発光領域32の表面から出射する。
このように、イルミネーション用のLED72、73が点灯すると、第1発光領域31と第2発光領域32の両方が同時にイルミネーションランプとして発光する。
次に、本実施形態の効果を説明する。本実施形態では、用途が異なる2つのランプ(DRL、イルミネーションランプ)の灯体を一体化して、DRLとして発光させる際の発光領域31と、イルミネーションランプとして発光させる際の発光領域31、32とが一部共有しているので、車両前面101におけるDRL、イルミネーションランプの装着スペースを確保しやすくできる。
また、導光板5が、第1発光領域31と第2発光領域32とを区画する位置で分割されており、分割された2つの導光部51、52の間に光遮蔽部81が設けられているので、DRL用のLED71が点灯した際に、その光が第1導光部51を介して第2導光部52に漏れてしまうのを抑制できる。これにより、意図しない第2発光領域32の一部又は全部がDRLとして発光してしまうのを抑制できる。これにより、左右の第1発光領域31間の間隔d(図1参照)が、DRLの法規で定められた要件(600mm以上)から外れてしまうのを抑制できる。
また、DRLの発光領域31は、第2発光領域32よりも外側に設定されているので、左右のDRL発光領域31間の間隔d(図1参照)を広くすることができ、DRLの法規で定められた要件(600mm以上)を満たしやすくできる。
光遮蔽部81は、リフレクタ6と一体に設けられるので、部品点数を削減できるとともに、光遮蔽部81を容易に規定位置に設置できる。
また、第1発光領域31側、第2発光領域32側のそれぞれにイルミネーション用のLED72、73が設けられているので、発光部33全体をイルミネーションとして発光させることができる。これにより、車両100の装飾効果を向上できる。
また、LED72、73の光を、第1発光領域31及び第2発光領域32まで導く導光部51、52が設けられているので、LED72、73の個数を抑えつつ、広い領域を均一に発光させることができる。また、LED72、73を、発光領域31、32に対向した位置以外の位置に設けることができ、LED72、73の設置スペースを確保しやすくできる。
また、導光部51、52を介してLED72、73の光を発光領域31、32に入射させることで、イルミネーションランプとして発光領域31、32を発光させる際の光度を、DRLとして発光領域31を発光させる際の光度よりも小さくしやすくできる。これにより、イルミネーションランプの法規で定められた要件(300cd以下)を満足させやすくできる。
また、DRL用のLED71は、第1導光部51を間に挟んで第1発光領域31に対向する位置に設けられているので、第1発光領域31へのLED71の光の入射効率を高くすることができる。これにより、DRLとして第1発光領域31を発光させる際の光度を、イルミネーションランプとして発光領域31、32を発光させる際の光度よりも高くしやすくでき、また法規で定められた要件(例えば400cd以上)を満たしやすくできる。
本実施形態に対する比較例として、図10では、光遮蔽部が設けられておらず、分割されていない導光板9を採用した構成を示している。この構成では、LED71からの一部の光Lが、導光板9を通って第2発光領域32側に漏れてしまい、第1発光領域31に加えて、漏れ光Lにより第2発光領域32もDRLとして発光してしまう。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。以下、変形例を説明する。
(変形例1)
図6では、2色成形により、導光部51、52と光遮蔽部82とが一体化された導光板5を採用した例を示している。これによれば、導光部51、52及び光遮蔽部82を1つの部品5として扱うことができるので、部品点数を削減でき、導光部51、52及び光遮蔽部82を容易に規定位置に設置できる。
(変形例2)
図7では、一体成形によりハウジング4と光遮蔽部83とが一体化された例を示している。この光遮蔽部83は、ハウジング4の背面部4aからレンズ3側に突出するとともに、リフレクタ6を貫通して、第1導光部51と第2導光部52の間を遮蔽するように設けられる。これによれば、ハウジング4と光遮蔽部83を1つの部品として扱うことができるので、部品点数を削減でき、光遮蔽部83を容易に規定位置に設置できる。
(変形例3)
図8では、導光板5を支持するリフレクタが設けられていない例を示している。この場合、導光板5(第1導光部51、第2導光部52)はハウジング4にねじ締結等により固定される。第1導光部51と第2導光部52の間に設けられる光遮蔽部84は、図6のように2色成形により導光板5と一体的に設けられたとしても良いし、図7のようにハウジング4と一体的に設けられたとしても良い。これによれば、リフレクタを省略した分、車両用灯具の構成を簡素にできる。
(変形例4)
図9では、DRL用のLED71が、第1発光領域31に対向した位置から外れた位置において、第1発光領域31の方向以外の方向に光を出射するように設けられ、LED71の光の進行経路上に、その光を第1発光領域31側に反射させるリフレクタ64が設けられた例を示している。図9の例では、LED71及びリフレクタ64は、第1導光部51の背後に配置されている。リフレクタ64は、第1導光部51を支持するリフレクタ6と同様の材質にて形成される。図9では、リフレクタ64は、リフレクタ6と一体に形成された例を示しているが、リフレクタ64とリフレクタ6とは別体に形成されたとしても良い。これによれば、外部からLED71が視認されてしまうのを抑制できる。また、リフレクタ64での反射光を第1発光領域31から出射させることで、第1発光領域31から必要以上に強い光線が出射されてしまうのを抑制できる。なお、図9において、LED71及びリフレクタ64が本発明の第1投光手段に相当する。
(その他変形例)
第1導光部と第2導光部の間に設けられる光遮蔽部は、単独の部品として構成、つまりリフレクタ、ハウジング、導光板とは別体に構成されたとしても良い。また、DRLとイルミネーションランプの組み合わせ以外の、用途が異なる2つのランプの組み合わせ(例えば、DRLとイルミネーションランプ以外のランプの組み合わせ、イルミネーションランプとDRL以外のランプの組み合わせ)で本発明を適用しても良い。
また、第1発光領域と第2発光領域の配列方向は、車両の左右方向以外の方向(例えば車両の上下方向)であっても良い。
また、DRL用のLEDを、イルミネーション用のLEDと同様に第1導光部の側面に光を入射するように配置しても良い。
また、イルミネーション用のLEDの光を、導光部を介さないで直接にレンズの発光領域に入射するようにしても良い。すなわち、例えば、図3において第1導光部51を無くして、イルミネーション用のLED72を、DRL用のLED71と同様に、第1発光領域31に対向する位置に設けても良い。この場合、イルミネーション用のLED72とDRL用のLED71とを共用のLEDとしても良いし、別々のLEDとしても良い。共用のLEDとする場合には、発光強度を変更可能なLEDを採用し、DRLとして共用のLEDを発光させるときには、DRLの法規で定められた要件を満たす発光強度に調整し、イルミネーションとして共用のLEDを発光させるときには、イルミネーションランプの法規で定められた要件を満たす発光強度に調整する。また、例えば、図3において第2導光部52を無くして、イルミネーション用のLED73を、第2発光領域32に対向する位置に設けても良い。なお、第1導光部51と第2導光部52の双方又は一方を無くした場合であっても、光遮蔽部81は、第1発光領域31と第2発光領域32とを区画する位置に設ける。
1 車両用灯具
2 収容部
3 レンズ
31 第1発光領域
32 第2発光領域
33 発光部
4 ハウジング
5 導光板
51 第1導光部
52 第2導光部
6 リフレクタ
71 DRL用のLED
72、73 イルミネーション用のLED
81〜84 光遮蔽部
100 車両
101 車両前面

Claims (7)

  1. 光が透過可能な前面レンズと、
    前記前面レンズの背後空間に設けられ、前記前面レンズの第1発光領域に光を入射して前記第1発光領域を発光させる第1投光手段と、
    前記背後空間に設けられ、前記前面レンズの、前記第1発光領域と、前記第1発光領域と連続した第2発光領域とに、前記第1投光手段が入射する光とは用途が異なる光を入射して、前記第1発光領域及び前記第2発光領域を同時に発光させる第2投光手段と、
    前記背後空間における前記第1発光領域と前記第2発光領域とを区画する位置に設けられた光遮蔽部と、
    を備え
    前記第2投光手段は、
    第1光源と、
    前記第1光源からの光を前記第1発光領域に入射するよう導く第1導光部と、
    第2光源と、
    前記第2光源からの光を前記第2発光領域に入射するよう導く第2導光部とを備え、
    前記光遮蔽部は、前記第1導光部と前記第2導光部の間を遮蔽するように設けられ、
    前記第1導光部は、前記第1発光領域に向いた表面とその表面と反対側の背面とを有し、
    前記第1光源は、前記第1導光部の前記表面及び前記背面以外の端面に光を入射するように設けられ、
    前記第2導光部は、前記第2発光領域に向いた表面とその表面と反対側の背面とを有し、
    前記第2光源は、前記第2導光部の前記表面及び前記背面以外の端面に光を入射するように設けられ、
    前記第1投光手段は、前記第1導光部の前記背面に光を入射するように設けられ、
    前記第1光源及び前記第2光源は同一の用途かつ同時に点灯する光源であり、前記第1投光手段の点灯時には消灯し、
    前記第1投光手段は前記第1光源及び前記第2光源の点灯時には消灯することを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記第1投光手段の光は昼間走行灯用の光であることを特徴とする請求項に記載の車両用灯具。
  3. 前記第2投光手段の光はイルミネーション用の光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具。
  4. 前記第1発光領域と前記第2発光領域は車両の左右方向に沿って配置され、
    前記第1発光領域は前記第2発光領域よりも車両の左右方向における外側に配置されたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1導光部及び前記第2導光部の各背面及び各側面に接触して、表面以外の部分を覆うように設けられる、遮光性を有する材質で形成されたリフレクタを備え、
    前記光遮蔽部は前記リフレクタの一部として設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  6. 前記光遮蔽部は前記第1導光部及び前記第2導光部と一体化されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
  7. 前記第1投光手段は、
    前記第1発光領域の方向以外の方向に光を出射するように設けられる光源と、
    その光源の光の進行経路上かつ前記第1導光部の背後に設けられ、その光を前記第1発光領域側に反射させる反射部とを備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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