JP6962302B2 - 電源装置および電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、周辺温度を推測することが可能な電源装置、およびその電源装置を含む電源システムに関する。
電源装置では、実稼働時間の累積、内部温度などの稼働環境を監視することで、部品の交換時期を使用者に通知している。具体的に、特許文献1に記載の電源管理ユニットでは、電源管理ユニットの内部温度を測定する温度測定部を有しており、当該温度測定部で測定された温度および稼働時間を記憶部に記憶し、これらのデータを用いて、上記電源部の稼働時間を一定周期で再計算している。そして、電源管理ユニットでは、その結果に応じて電源部の稼働時間に関する表示データを作成している。
また、特許文献2に記載の電源の監視装置では、平滑コンデンサの表面温度と装置周囲温度(盤内温度)を検出するセンサを備え、センサからの温度アナログ量を、アナログ/デジタル変換部を介してマイクロコンピュータのような演算部に取り込んでいる。さらに、監視装置では、演算部にて異常および寿命について自己診断を行い、その結果が規定以上になった場合に、エラー表示または警報出力している。
特開2003−22127号公報 特開2009−281985号公報
特許文献1および特許文献2に記載の装置のように温度センサを内蔵する場合、当該温度センサで測定した温度を利用して、電源装置の周辺温度を推測することが考えられる。電源装置を起動してから電源装置の内部温度が安定するまでには、ある程度の時間が必要である。したがって電源装置の周辺温度を推定するためには、比較的長い時間を待つ必要があった。
本発明は、より短い時間で電源装置の周辺温度を推測することを可能にすることを目的とする。
本開示の一例によれば、電源装置は、電源部と、電源部の内部温度を測定する測定部と、測定部で測定された電源部の内部温度、および内部温度の上昇の傾きから到達温度を予測して、到達温度と電源部の負荷状況とに基づいて周辺温度を推測する演算部と、演算部で推測した周辺温度を出力する出力部とを備える。
この開示によれば、内部温度の変化から到達温度を予測する。予測された温度に基づいて周辺温度が推測されるので、内部温度が安定するのを待つ必要が無い。これにより、短い時間で電源装置の周辺温度を推測することが可能となる。
上述の開示において、電源装置は、内部温度と負荷状況とに基づく周辺温度の対応表を記憶する記憶部をさらに備える。演算部は、記憶部に記憶した対応表から、予測される到達温度と負荷状況とに対応する周辺温度を推測する。
この開示によれば、電源装置は、予め記憶された対応表を用いて周辺温度を推測する。したがって、到達温度を予測することにより、周辺温度を推測することができる。
上述の開示において、測定部は、電源部を構成する部品の温度を検出する温度センサの値を内部温度として測定する。
この開示によれば、熱源となる部品の温度を電源装置の内部温度とみなすことにより、電源装置の内部温度を簡易に測定することができる。
上述の開示において、電源装置は、内部温度の上昇の傾きが所定値を超える場合に、警報を発生させる。
この開示によれば、電源装置は、内部温度の推移を予測することによって、最終温度が、電源装置の動作の不具合(故障など)をもたらす温度に達するのかどうかを予測することができる。その予測の段階で電源装置は警報を出すことができる。したがって、電源装置の故障を防ぐための対策を取ることができる。
本開示の一例によれば、電源システムは、上述のいずれかに記載の電源装置と、電源装置で推測した周辺温度における電源装置の動作状態を求める演算処理装置とを備え、演算処理装置は、求めた電源装置の動作状態を予め定められた使用条件と対比して表示部に表示する。
この開示によれば、現在の周辺温度および負荷率に基づく現在の電源装置の動作状態を表示することができる。
上述の開示において、演算処理装置は、電源装置の動作状態における時系列の変化も併せて表示部に表示する。
この開示によれば、時系列の変化をユーザに示すことができる。
本発明によれば、短い時間で電源装置の周辺温度を推測することができる。
本発明の実施形態に係る電源装置の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の外観の一例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の内部の一例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置において用いる周辺温度の対応表の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置で周辺温度を推測する処理を説明するためのフローチャートである。 電源装置の内部温度の時間的変化を例示した図である。 電源装置の温度上昇および温度の傾きの時間経過を例示した図である。 周辺温度の監視に対応したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電源システムの構成を説明するための概略図である。 PCのハードウェア構成を表わすブロック図である。 本発明の実施形態に係る電源システムの電源装置の動作状態を表示した一例を示す概略図である。
以下において、本実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
§1 適用例
本発明の実施形態に係る電源装置の構成について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電源装置の構成を説明するためのブロック図である。図1に示す電源装置100は、スイッチング電源装置であり、電源部10と、制御部20と、温度センサ28とを備えている。
温度センサ28は、電源装置100の内部温度を測定する測定部である。制御部20は、演算回路22および表示回路23を含む。演算回路22は、温度センサ28で測定された電源部10の内部温度、および内部温度の上昇の傾きから、電源部10の内部の到達温度を予測する。演算回路22は、その予測される到達温度と電源部10の負荷状況とに基づいて電源装置100の周辺温度を推測する。表示回路23は、演算回路22により推測された周辺温度を出力する出力部に相当する。
電源装置100の内部の温度が安定するためには、電源装置100の起動からある程度の時間が経過している必要がある。したがって電源装置の周辺温度を推定するために、比較的長い時間を待つ必要がある。この実施の形態では、演算回路22は、電源装置100の内部温度の上昇時における温度の時間変化から、温度の到達点を予測する。そして、演算回路22は、予測された到達点の温度(すなわち予測された到達温度)と、電源部10の負荷状況とに基づいて周辺温度を推測する。温度の到達点を予測することによって、電源装置100の内部の温度が安定するのを待つ必要が無くなる。したがって、本実施の形態によれば、より短い時間で装置の周辺温度を推測することが可能な電源装置を提供することができる。
§2 具体例
(A.電源装置の構成例)
図1を参照して、電源装置100の構成を詳細に説明する。電源部10は、ノイズフィルタ11、整流回路12、力率改善回路13、突入電流制限回路14、平滑回路15、トランス16、ドライブ制御回路17、MOSFET18、過電流検出回路19、整流・平滑回路31、電圧検出回路32、および過電圧検出回路33を備える。
ノイズフィルタ11、INPUTに交流電源(例えば、50Hz/60Hz、100V/200Vの商用電源)を接続した場合、当該交流電源に重畳した高周波のノイズ成分に対してフィルタリングを施し、ノイズ成分を除去した交流電源を整流回路12に供給する。
整流回路12は、ダイオードブリッジの全波整流回路で構成し、ノイズフィルタ11から供給された交流電源を全波整流した脈流にして、一次側直流電源を生成する。
力率改善回路13は、入力電流に発生する高調波電流を抑制するための回路であり、PFC(Power Factor Correction)回路とも呼ばれている。突入電流制限回路14は、例えば、抵抗と、この抵抗に並列に挿入されたリレーとから構成され、起動時から数十ミリ秒の間、リレーが開いて突入電流を防止し、その後リレーが閉じて電源を起動することができるようになっている。平滑回路15は、平滑コンデンサで構成し、全波整流した交流電源を平滑化している。
ドライブ制御回路17は、PWM(Pulse Width Modulation)信号発生器、フィードバック制御回路、OCP(Over Current Protect)端子、スイッチング駆動端子、駆動電源端子などを備えた制御ICで構成し、高周波のPWM信号をMOSFET18のゲートに供給し、MOSFET18を駆動する。
また、ドライブ制御回路17は、図示していないフォトカプラを介して、電圧検出回路32で検出した二次側(出力側)の電圧を帰還している。そして、ドライブ制御回路17は、当該電圧に基づいてPWM信号のデューティ比を変更し、直流電源の出力電圧を規定の値となるようにMOSFET18を駆動する。さらに、ドライブ制御回路17とMOSFET18との間に過電流検出回路19が設けられている。
MOSFET18は、トランス16の一次巻線と直列に接続し、ドライブ制御回路17から供給されるPWM信号に対応して一次側直流電源を断続して一次巻線に高周波のパルス電源(交流電源)を発生させる。
トランス16は、一次側と二次側を電気的に絶縁した絶縁トランスで構成し、一次巻線、二次巻線および補助巻線を備え、一次巻線に発生した高周波のパルス電源(交流電源)を二次巻線および補助巻線に誘導する。なお、二次巻線に誘導された高周波のパルス電源(交流電源)は、直流出力電源に利用され、補助巻線に誘導された高周波のパルス電源(交流電源)は、ドライブ制御回路17の起動に利用される。
整流・平滑回路31は、ダイオードの半波整流回路、平滑コンデンサで構成し、二次巻線に誘導された高周波のパルス電源(交流電源)を半波整流した後に平滑して規定の出力電圧および出力電流の直流出力電源を発生する。発生した直流出力電源は、DC−OUTPUTから出力される。
電圧検出回路32は、直流出力電源の出力電圧を対応した降圧電圧で検出し、図示していないフォトカプラを介してドライブ制御回路17に出力している。直流出力電源の出力側とドライブ制御回路17との間に、図示していないフォトカプラを介して過電圧検出回路33が設けられている。
制御部20は、計時回路21、演算回路22、表示回路23、スイッチ24、通信回路25、整流・平滑回路26および記憶回路27を備える。
計時回路21は、電源部10の稼働時間を計時するタイマである。計時回路21は、DC−OUTPUTから直流出力電源が発生している時間を計時し、無通電時間を計時していない。
演算回路22は、計時回路21で計時した時間を積算して積算稼働時間を算出したり、残寿命時間や周辺温度を演算したりする回路である。さらに、演算回路22は、表示回路23の表示制御、スイッチ24から入力された切替信号の受け付け、通信回路25の制御なども行っている。演算回路22は、制御中枢としてのCPU(Central Processing Unit)、CPUが動作するためのプログラムや制御データ等を記憶しているROM(Read Only Memory)、CPUのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)、周辺機器との信号の整合性を保つための入出力インターフェイス等で構成されている。
表示回路23は、電源装置100の表面に設けられた表示装置である。図2は、本発明の実施形態に係る電源装置の外観の一例を模式的に示す図である。図2に示す電源装置100では、INPUTの端子、DC−OUTPUTの端子を設けた面に、表示回路23a〜23f、スイッチ24および通信回路25が設けられている。
表示回路23aは、例えば3桁表示の7セグメントLEDで構成され、出力電圧、出力電流、積算稼動時間、残寿命時間および周辺温度などを表示することができる。なお、表示回路23aは、LCDや有機ELディスプレイなどであってもよい。表示回路23bは、表示回路23aの横側に並ぶ4つのLEDランプで構成され、点灯しているLEDランプによって表示回路23aに表示している値の内容を示している。例えば、「V」の横に位置するLEDランプが点灯している場合、表示回路23aに表示している値が電源装置100の出力電圧を表している。「A」の横に位置するLEDランプが点灯している場合、表示回路23aに表示している値が電源装置100の出力電流を表している。「℃」の横に位置するLEDランプが点灯している場合、表示回路23aに表示している値が電源装置100の周辺温度を表している。「kh」の横に位置するLEDランプが点灯している場合、表示回路23に表示している値が電源装置100の寿命に関する情報を表している。
表示回路23cは、表示回路23bの下側に位置するLEDランプで構成され、当該LEDランプが点灯することで電源装置100から直流電圧が出力されていることを示している。表示回路23dは、表示回路23cの下側に位置するLEDランプで構成され、当該LEDランプが点灯することで電源装置100に異常が発生していることを示している。表示回路23eおよび表示回路23fは、通信回路25の横側に並ぶ2つLEDランプで構成され、当該LEDランプが点灯することで通信回路25での通信状況を示している。
スイッチ24は、表示切替スイッチであって表示回路23で表示する内容を切り替える。使用者がスイッチ24を押下することで、切替信号が演算回路22に入力される。演算回路22は、入力された切替信号に基づき、表示回路23aに表示する情報を切替えて表示する。たとえば、使用者がスイッチ24を押下する毎に、表示回路23aに表示する情報は、出力電圧、出力電流、周辺温度および電源部10の寿命に関する情報(積算稼動時間または残寿命時間)の順に切替わる。
通信回路25は、外部装置と通信を行うための回路であって、たとえば、有線ネットワーク(例えば、イーサネット(登録商標))である。図2に示すように電源装置100の表示回路23aを設けた面に、有線ネットワークの接続端子が設けられている。なお、通信回路25は、有線ネットワークに限定されず、USB(Universal Serial Bus)通信、シリアル通信、パラレル通信、無線ネットワーク(例えば、無線LANやBLUETOOTH(登録商標))などの公知の手段を用いることができる。通信回路25を介して外部装置から表示回路23の表示内容を切り替える切替信号を入力したり、演算回路22から周辺温度や電源部10の寿命に関する情報(積算稼動時間や残寿命時間など)を外部装置に出力したりすることが可能となる。
整流・平滑回路26は、ダイオードの半波整流回路、平滑コンデンサで構成し、二次巻線に誘導された高周波のパルス電源(交流電源)を半波整流した後に平滑して規定の出力電圧および出力電流の直流出力電源を発生する。発生した直流出力電源で制御部20の起動に利用している。
記憶回路27は、温度センサ28で測定した電源装置100の内部温度、電源装置100の周辺温度を推測するための対応表、および電源部10の寿命に関する情報などを記憶するための回路である。記憶回路27は、たとえば、フラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置で構成される。記憶回路27に記憶した対応表は、通信回路25を介して外部装置により更新や編集を行うことが可能である。
温度センサ28は、平滑回路15などに使用される電解コンデンサの温度を測定するためのセンサである。図3は、本発明の実施形態に係る電源装置の内部の一例を模式的に示す図である。図3に示す電源装置100では、装置内に設けられた電解コンデンサ15aの側面に温度センサ28が貼り付けられている。温度センサ28により、電源装置100の内部温度、特に電解コンデンサ15aの温度を測定することができる。
電源装置100の平滑回路15などに使用される電解コンデンサは、製造された時点から、含浸された電解液が封止ゴムを透過し、時間とともに内部の電解液の蒸発が進み、静電容量の減少をはじめとする特性の劣化が生じる。この電解コンデンサの寿命が電源部10の寿命に大きく依存している。そこで、演算回路22は、温度センサ28で測定した電源装置100の内部温度に基づいて電源部10の残寿命時間を算出している。
電解コンデンサの劣化量は、電源装置100の内部温度により大きく変化する。一般的に、電解コンデンサの劣化量は、アレニウスの化学反応速度論に従い周囲温度が約10℃変化すると約2倍になることが知られている。そのため、演算回路22は、図3に示すように温度センサ28を用いて稼働中の電解コンデンサ15aの温度を監視し、稼働時間と内部温度から電源部10の残寿命時間を算出している。
温度センサ28を設ける位置は、電解コンデンサ15aの側面に限定されず、電源装置100の内部部品(コンデンサやFETなど)の周囲や、電源装置100の内部で発熱が大きい部分であってもよい。熱源となる部品の温度を電源装置の内部温度とみなすことにより、電源装置の内部温度を簡易に測定することができる。
(B.周辺温度の推測および表示)
温度センサ28は、電源部10の残寿命時間を算出するために電源装置100の内部温度を測定しているだけでなく、電源装置100の周辺温度を推測するために測定を行っている。具体的に、演算回路22は、温度センサ28で測定した電源装置100の内部温度と、電源部10の負荷状況とに基づいて周辺温度を推測する。演算回路22は、周辺温度を推測するために、記憶回路27に記憶してある内部温度と負荷状況とに基づく周辺温度の対応表を用いている。図4は、本発明の実施形態に係る電源装置において用いる周辺温度の対応表の一例を示す図である。図4に示す周辺温度の対応表では、左欄に負荷状況として出力電流(単位%、最大出力電流を100%とする)が記載され、当該出力電流と温度センサ28で測定した内部温度(単位℃)とで特定される下欄の値に周辺温度(単位℃)が示されている。たとえば、電源装置100の出力電流が50%で、温度センサ28で測定した内部温度が45℃の場合、対応表の下欄の値が20となっているので、電源装置100の周辺温度が20℃であると推測することができる。
図4に示す周辺温度の対応表は、電源装置100の仕様や機種に応じて異なっており、あらかじめ製造メーカによって記憶回路27に記憶させてある。もちろん、周辺温度の対応表は、通信回路25を介して更新することも可能であり、使用者側で変更や編集を可能にしてもよい。
電源装置100は、電源部10の負荷状況に応じて内部で温度上昇が生じるため、温度センサ28で測定した電源装置100の内部温度から温度上昇分を差し引くことで電源装置100の周辺温度を推測することができる。具体的に、電源装置100は、電源部10の負荷状況として測定した出力電流および出力電圧から電力を求め、当該電力による内部の温度上昇を算出して、内部温度と温度上昇との差分により周囲温度を推測することができる。図4に示す周辺温度の対応表では、この推測した周囲温度の値を内部温度と負荷状況とに対応させて表としてまとめてある。なお、電源部10の負荷状況は、図4に示す周辺温度の対応表のように電源部10の出力電流としても、電源部10の電力としてもよい。もちろん、電源部10の負荷状況は、電源部10の出力電流および出力電圧の少なくとも一方に関連する値であれば何れの値であってもよい。
次に、電源装置100において、周辺温度を推測して表示する処理についてフローチャートを用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係る電源装置で周辺温度を推測する処理を説明するためのフローチャートである。
まず、電源装置100は、DC−OUTPUTの端子から直流電圧を出力する(ステップS51)。演算回路22は、温度センサ28の測定値に基づいて、電源装置100の内部温度を取得する(ステップS52)。演算回路22は、取得した電源装置100の内部温度に基づいて電源部10の残寿命時間を算出する(ステップS53)。
次に、演算回路22は、スイッチ24の押下により電源装置100の周辺温度を表示する操作が行われたか否かにより、電源装置100の周辺温度の算出を行うか否かの判断を行う(ステップS54)。電源装置100の周辺温度の算出を行うと判断した場合(ステップS54:YES)、演算回路22は、出力電流を測定した測定値を取得する(ステップS55)。演算回路22は、図4に示す周辺温度の対応表に基づいて、電源装置100の内部温度と測定した出力電流の測定値とから電源装置100の周辺温度を推測する(ステップS56)。演算回路22は、推測した電源装置100の周辺温度を表示回路23に表示させる(ステップS57)。
電源装置100の周辺温度の算出を行わないと判断した場合(ステップS54:NO)、または電源装置100の周辺温度を表示回路23に表示した後、演算回路22は、算出した電源部10の残寿命時間を表示回路23に表示させる(ステップS58)。
演算回路22は、温度センサ28で測定した電源装置100の内部温度(電解コンデンサの温度)に基づき、残寿命時間を算出して、電源部10の寿命に関する情報を演算している。
次に、ステップS52において実行される、電源装置100の内部温度の取得について詳細に説明する。図6は、電源装置100の内部温度の時間的変化を例示した図である。図6に示すように、電源装置100の内部温度は、初期(起動時)に大きく上昇する。時間の経過とともに電源装置100の内部温度の上昇幅が小さくなり、ある程度の時間が経過すると電源装置100の内部温度が安定する。したがって、温度の傾きは、初期に大きく、時間の経過とともに小さくなる。
本実施の形態では、電源装置100自体が出力電圧を把握している。したがって電源装置100は、出力電力と、温度上昇値と、起動からの経過時間に基づいて最終到達温度を予測することができる。
図7は、電源装置100の温度上昇および温度の傾きの時間経過を例示した図である。図7では、電源装置100の出力が定格の100%であるときの、経過時間に対する温度上昇値が示されている。傾きを示す値が大きいほど温度上昇値が大きい。初期(電源装置100の起動時)においては、温度上昇の傾きが大きくなり、その後、温度上昇の傾きが次第に小さくなる。たとえば10秒後の傾きが20と算出された場合、演算回路22は電源装置100の内部温度は、現状の温度から20〜30℃上昇すると予測する。現状の温度が70℃であれば、到達温度は90℃〜100℃と算出される。
本実施の形態では、電源装置100が、出力(負荷率)ごとに温度上昇値を記憶する。電源装置100は、温度上昇の傾きに基づいて、温度上昇の見込みの値を算出する。これにより、電源装置100は、内部温度を予測して、その予測値を取得する。
本実施の形態によれば、電源装置100の内部温度の上昇から、電源装置100の内部温度が動作の不具合(故障など)をもたらす温度に達するのかどうかを判断することができる。内部温度の上昇値が所定の閾値を上回る場合、電源装置100は、そのことをユーザに通知するための警報を出すことができる。
図8は、周辺温度の監視に対応したフローチャートである。図8に示したフローチャートは、基本的には図5に示したフローチャートと同じである。ステップS61,S62の処理が追加される点において、図8に示したフローチャートは、図5に示したフローチャートと相違する。ステップS51,S52の処理に続けて、ステップS61において、電源装置100は、温度の傾きが大きいかどうかを判断する。たとえば電源装置100は、内部温度の傾きが閾値を超える場合に、温度の傾きが大きいと判断する。温度の傾きが大きい場合(ステップS61においてYES)、処理はステップS62に進み、電源装置100は、警報を発生させる。警報の態様は特に限定されないが、たとえばLEDランプの点灯、音の発生、表示回路23aによるエラーコードの表示などである。ステップS62に続けて、電源装置100は、出力を停止させてもよい。
一方、温度の傾きが小さい(たとえば内部温度の傾きが閾値未満である)場合には、処理はステップS52に進む(ステップS61においてNOの場合)。この場合、処理はステップS53に進む。ステップS53以後の処理は、上述した処理と同じであるので説明は繰り返さない。
以上の実施形態では、電源装置100の状態を電源装置100自体が表示する。上述のように、電源装置100では、演算回路22で推測した周辺温度を、通信回路25から外部に出力することができる。したがって、外部装置が電源装置100の状態を表示してもよい。以下にこのような実施の形態を説明する。
(C.電源システムの実施形態)
図9は、本発明の実施形態に係る電源システムの構成を説明するための概略図である。図9に示す電源システムでは、電源装置100と、電源装置100に接続されたPC200(情報処理装置)とで構成されている。
PC200は、電源装置100で推測した周辺温度を用いて電源装置100の動作状態を監視し、表示することができる。つまり、PC200は、電源装置100の管理装置でもある。PC200は、電源動作範囲(ディレーティング曲線70)内のどの部分で電源装置100が動作しているかを表示する。PC200は、電源装置100の動作状態に基づく電源装置100の残寿命と、動作状態を変化させた場合の電源装置100の残寿命とを推測する。PC200は、電源装置100の動作状態と、推測された残寿命とを併せて表示する。
PC200は、接続ケーブル210によって電源装置100に通信可能に接続されている。電源装置100とPC200とは、有線の接続ケーブル210により接続されると限定されず、無線ネットワークによって接続されてもよい。
PC200は、電源装置100の現在の動作状態、現在の動作状態を継続した場合の電源装置100の残寿命、および、電源装置100の動作状態を変化させた場合に予測された残寿命を表示することができる。したがって、ユーザにとっての利便性を提供することができる。ユーザは、その表示に基づいて、電源装置の残寿命を調整することができる。たとえばユーザは、電源装置100の負荷および温度の一方または両方を調整して電源装置100の残寿命を調整できる。電源装置100の残寿命が延びることによって、電源装置100の保全計画を調整できる。ユーザは、電源装置100の調整に要する工数を削減することができる。
以下では、PC200(情報処理装置)の説明を行なう。なお、電源装置100の動作状態を表示する手段としてPC200を用いる例について説明するが、これに限られず携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、モバイルPCなどの様々な種類の表示手段で電源装置100の動作状態を表示できるようにしてもよい。
図10は、PC200のハードウェア構成を表わすブロック図である。図9および図10を参照して、PC200は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU201と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)202と、CPU201によるプログラムの実行により生成されたデータ、又はキーボード205もしくはマウス206を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM203と、データを不揮発的に格納するHDD(Hard Disk Drive)204と、PC200の使用者による指示の入力を受けるキーボード205およびマウス206と、モニタ207と、DVD−ROM駆動装置208と、通信IF209とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。DVD−ROM駆動装置208には、DVD−ROM300が装着される。
PC200における処理は、各ハードウェアおよびCPU201により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD204に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、DVD−ROM300その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、DVD−ROM駆動装置208その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF209を介してダウンロードされた後、HDD204に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU201によってHDD204から読み出され、RAM203に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU201は、そのプログラムを実行する。
図10に示されるPC200を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM203、HDD204、DVD−ROM300その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、PC200の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図11は、本発明の実施形態に係る電源システムの電源装置100の動作状態を表示した一例を示す概略図である。図11に示す表示では、横軸に電源装置100の周辺温度、縦軸に負荷率がそれぞれ設定され、電源装置100の使用条件としてディレーティング曲線70が表示されている。ここで、ディレーティング曲線とは、電源装置100の各仕様を保証できる使用条件であり、装置を使用する「周辺温度」と装置の「負荷率」とから規定したものである。なお、ディレーティング曲線70は、内部部品の温度上昇や温度環境に起因する内部回路の動作特性を考慮して機種ごとに規定される。また、負荷率とは、電源装置100に負荷が接続されたときの負荷電流の定格電流定格に対する比率(%)である。
電源装置100は、上述したように、出力電流および温度センサ28の内部温度から周辺温度を推測する。PC200は、負荷が接続されているときに電源装置100の内部で測定した電流を負荷電流として負荷率を算出し、電源装置100で推測した周辺温度における電源装置100の動作状態を求めている。つまり、PC200は、図11に示す表示上での座標(周辺温度,負荷率)を求めることになる。なお、電源装置100の負荷率は、電源装置100自体で求めてPC200に出力してもよい。
PC200は、求めた電源装置100の動作状態(座標)を予め定められたディレーティング曲線70と対比してモニタ207に表示する。具体的に、図11に示す表示では、ディレーティング曲線70内に現状の電源装置100の動作状態71として表示されている。
さらに、図11に示す表示では、現状の電源装置100の動作状態71以外に、過去の電源装置100の動作状態72が表示されている。過去の電源装置100の動作状態72を表示することで、電源装置100の動作状態の経緯を把握することができるとともに、今後の推移を予想しやすくなる。
さらに図11に示す表示では、温度上昇に基づいて予測される周辺温度での電源装置100の動作状態を示してもよい。動作状態71Aは、温度上昇に基づいて予測される動作状態である。
図11に示す表示には、表示されている機種の情報を表示する機種表示部73を有している。この機種表示部73には、制御盤内に設置された現状の電源装置100の機種が、「機種A(現状)」と表示されている。
PC200のHDD204には、仕様が異なる複数機種の電源装置について予め測定したデータが記憶されており、例えば、現状の電源装置100より電源容量を大きくした機種Bの動作状態や、現状の電源装置100より電源容量を小さくした機種Cの動作状態などが記憶されている。さらに、PC200のHDD204には、季節ごとに電源装置の予め測定したデータや、電源装置100の経年変化によるディレーティング曲線の変化などのデータも記憶されている。
そのため、PC200では、現状の電源装置100を機種Bの電源装置に代替した場合や、現状の電源装置100を機種Cの電源装置に代替した場合のシミュレーションを行うことができる。
(D.付記)
以上のように、本実施の形態は以下のような開示を含む。
(構成1)
電源部(10)と、
前記電源部(10)の内部温度を測定する測定部(28)と、
前記測定部(28)で測定された前記電源部(10)の前記内部温度、および前記内部温度の上昇の傾きから到達温度を予測して、前記到達温度と前記電源部(10)の負荷状況とに基づいて周辺温度を推測する演算部(22)と、
前記演算部(22)で推測した前記周辺温度を出力する出力部(23)とを備える、電源装置(100)。
(構成2)
前記内部温度と前記負荷状況とに基づく前記周辺温度の対応表を記憶する記憶部(27)をさらに備え、
前記演算部(22)は、前記記憶部(27)に記憶した前記対応表から、予測される前記到達温度と前記負荷状況とに対応する前記周辺温度を推測する、構成1に記載の電源装置(100)。
(構成3)
前記測定部(28)は、前記電源部(10)を構成する部品の温度を検出する温度センサの値を前記内部温度として測定する、構成1または構成2に記載の電源装置(100)。
(構成4)
前記電源装置(100)は、前記内部温度の前記上昇の傾きが所定値を超える場合に、警報を発生させる、構成1から構成3のいずれかに記載の電源装置(100)。
(構成5)
構成1〜構成4のいずれかに記載の電源装置(100)と、
前記電源装置(100)で推測した前記周辺温度における前記電源装置(100)の動作状態を求める演算処理装置(200)とを備え、
前記演算処理装置(200)は、求めた前記電源装置(100)の動作状態を予め定められた使用条件と対比して表示部(207)に表示する、電源システム。
(構成6)
前記演算処理装置(200)は、前記電源装置(100)の動作状態における時系列の変化も併せて前記表示部(207)に表示する、構成5に記載の電源システム。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 電源部、11 ノイズフィルタ、12 整流回路、13 力率改善回路、14 突入電流制限回路、15,31 平滑回路、15a 電解コンデンサ、16 トランス、17 ドライブ制御回路、18 MOSFET、19 過電流検出回路、20 制御部、21 計時回路、22 演算回路、23,23a,23b,23c,23d,23e,23f 表示回路、24 スイッチ、25 通信回路、26 整流・平滑回路、27 記憶回路、28 温度センサ、32 電圧検出回路、33 過電圧検出回路、70 ディレーティング曲線、71,71A,72 動作状態、73 機種表示部、100 電源装置、200 PC、201 CPU、202 ROM、203 RAM、204 HDD、205 キーボード、206 マウス、207 モニタ、208 DVD−ROM駆動装置、209 通信IF、210 接続ケーブル、300 DVD−ROM、S51〜S58,S61,S62 ステップ。

Claims (6)

  1. 電源部と、
    前記電源部の内部温度を測定する測定部と、
    前記測定部で測定された前記電源部の前記内部温度、および前記内部温度の上昇の傾きから到達温度を予測して、前記到達温度と前記電源部の負荷状況とに基づいて周辺温度を推測する演算部と、
    前記演算部で推測した前記周辺温度を出力する出力部とを備える、電源装置。
  2. 前記内部温度と前記負荷状況とに基づく前記周辺温度の対応表を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記演算部は、前記記憶部に記憶した前記対応表から、予測される前記到達温度と前記負荷状況とに対応する前記周辺温度を推測する、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記測定部は、前記電源部を構成する部品の温度を検出する温度センサの値を前記内部温度として測定する、請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記電源装置は、前記内部温度の前記上昇の傾きが所定値を超える場合に、警報を発生させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電源装置と、
    前記電源装置で推測した前記周辺温度における前記電源装置の動作状態を求める演算処理装置とを備え、
    前記演算処理装置は、求めた前記電源装置の動作状態を予め定められた使用条件と対比して表示部に表示する、電源システム。
  6. 前記演算処理装置は、前記電源装置の動作状態における時系列の変化も併せて前記表示部に表示する、請求項5に記載の電源システム。
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