JP6954065B2 - 自動二輪車のレクチファイヤ取付構造 - Google Patents

自動二輪車のレクチファイヤ取付構造 Download PDF

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本発明は自動二輪車のレクチファイヤ取付構造に関する。
従来、自動二輪車には、発電機の交流出力を整流化する整流器やその発電電圧を定電圧に調整する電圧調整回路を有するレクチファイヤが設けられており、このレクチファイヤの放熱性能を高め、冷却効率を向上させることが課題とされていた。
この課題を解決する手段として、例えば、車体フレームの後部フレームの左右のサイドフレームにレクチファイヤが架設されたレクチファイヤ取付構造が知られている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2015−214297号公報
上記した従来の自動二輪車のレクチファイヤ取付構造は、上記課題を解決する上で有効であったが、さらなる有効な手段の開発が望まれていた。
本発明はこのような観点からなされたものであり、レクチファイヤの放熱性能を高め、冷却効率を向上させるために、より有効な手段を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、本発明に係る自動二輪車のレクチファイヤ取付構造は、通常走行状態の自動二輪車の後輪の回転中心よりも前方且つ該後輪の最上部より低い位置において、該後輪の上方に設けられる主リヤフェンダの前部下方に放熱フィンが露出するようにレクチファイヤが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、放熱フィンの目詰まりや汚損を防ぎ、レクチファイヤの放熱性能を高めることができる。
本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を備えた自動二輪車の全体構成を示す左側面図である。 本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を備えた自動二輪車の後部を示す左側面図である。 本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を示す左側断面図である。 本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を示す平断面図である。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車のレクチファイヤ取付構造では、レクチファイヤが、通常走行状態の自動二輪車の後輪の回転中心よりも前方に配置され、且つ該後輪の最上部より低い位置に配置されている。後輪の上方には、主リヤフェンダが配置されており、レクチファイヤは、この主リヤフェンダの前部下方において放熱フィンが露出するように配置されている。
このように、本発明の実施の形態に係る自動二輪車のレクチファイヤ取付構造によれば、後輪が跳ね上げた泥水や泥等がレクチファイヤの放熱フィンに付着するのを抑制し、放熱フィンの目詰まりや汚損を防止することができる。したがって、レクチファイヤの放熱フィンの冷却性能を高く維持することができ、冷却効率の向上を図ることができる。
図1は本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を備えた自動二輪車の全体構成を示す左側面図、図2は本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を備えた自動二輪車の後部を示す左側面図、図3は本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を示す左側断面図、図4は本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造を示す平断面図である。なお、本発明の実施例の説明において方向を示す場合には、自動二輪車の運転者を基準にし、各図の右下の矢印は、前、後、上、下、左、右を、それぞれ、F、B、U、D、L、Rで示している。
(自動二輪車の全体構成)
まず、図1を参照しつつ、本発明の実施例における自動二輪車10の全体構成について説明する。
自動二輪車10は、車両の前後に前輪11および後輪12が配置され、前輪11と後輪12の間に車体フレーム13に懸架されたエンジンユニット14が設けられている。エンジンユニット14の上方には燃料タンク15が設置され、この燃料タンク15の後方にシート16が隣接して設けられている。燃料タンク15の下部には、凹部が形成されており、この凹部にエアクリーナ17が配置されている。また、エンジンユニット14の前方には、燃焼後の排気ガスを排気するエキゾーストパイプ18が配置されており、エキゾーストパイプ18の下流端側にマフラー19が取り付けられている。
車体フレーム13の前端部上方には、ヘッドパイプ20が設けられている。ヘッドパイプ20には、ステアリング機構21を介してフロントフォーク22が左右に回動自在に設けられている。フロントフォーク22の上端には、ハンドルバー23が固定されている。フロントフォーク22の下端には、前輪11が回転自在に支持され、この前輪11の上方を覆うようにフロントフェンダ24が設けられている。また、ヘッドパイプ20の後方でエンジンユニット14の前方には、ラジエータ25が配置されている。
車体フレーム13には、ヘッドパイプ20から左右二又に分岐されて後下方に延びる左右対のメインフレーム26を有する前部フレーム27と、前部フレーム27の後上部から後上方に延びる後部フレーム28と、が設けられている。メインフレーム26には、エンジンユニット14が懸架され、メインフレーム26の後端部から下方向に向かって中央のボディフレーム部29が形成されている。
後部フレーム28には、メインフレーム26の後部上端部から後上方に延びる左右一対のシートレール30と、ボディフレーム部29の後端中程から後上方に延びるシートレールピラーチューブ31と、が設けられている。シートレール30の後端部はシートレールピラーチューブ31に接合されて一体化されており、シートレール30上にシート16が載置されている。
前部フレーム27の左右一対のボディフレーム部29の中央下部には、ピボット軸32が架設され、このピボット軸32の廻りにスイングアーム33が上下方向に揺動自在に支持されている。スイングアーム33の後端部には、後輪車軸34を介して後輪12が回転自在に軸支され、後輪12はリヤクッションユニット35により緩衝自在に支持されている。これにより、自動二輪車10が通常走行状態の時、後輪車軸34を回転中心として後輪12が回転するようになっている。また、ボディフレーム部29にはブラケット36を介してフットレスト37が支持されている。
リヤクッションユニット35は、車両の左右方向の略中央部にて、上下方向に配置されている。リヤクッションユニット35の上端部は前部フレーム27のボディフレーム部29側の取付部(図示せず)に取り付けられ、リヤクッションユニット35の下端部は三角形状のリンクプレート38の1つの角隅部にピン結合されている。リンクプレート38の残りの角隅部の一方はスイングアーム33にピン結合され、その他方はボディフレーム部29の下端部の取付ブラケット(図示せず)にピン結合されている。
なお、図1において、符号40は自動二輪車10の前部上側を覆うアッパカウリング、符号41は自動二輪車10の前部下側を覆うアンダカウリングを示しており、該各カウリング40,41によって覆われる部品を実線で示すため、各カウリング40,41自体はいずれも二点鎖線で示している。
自動二輪車10は、後輪12の上方が主リヤフェンダ42で覆われている。この主リヤフェンダ42は、後輪12の上方の前側部分を覆う前部リヤフェンダ43と、前部リヤフェンダ43より後輪12の上方の後側部分を覆う後部リヤフェンダ44と、により構成されている。主リヤフェンダ42の下面は前方に向かって下傾するように形成されている。
前部リヤフェンダ43の下方には、後輪12の上部前側を覆うインナーフェンダ45が設けられている。前部リヤフェンダ43とインナーフェンダ45との間には、車幅方向左右側方に開口するリヤ開放空間46が形成され、自動二輪車10の走行時にはリヤ開放空間46内に取り込まれた走行風が車両後方に向かって流通するようになっている。また、後部リヤフェンダ44の後端部にはテールランプ47およびウィンカランプ48が取り付けられている。
(レクチファイヤの取付構造)
次に、図2〜図4を参照しつつ、本発明の実施例のレクチファイヤ取付構造について説明する。
図2に示されているように、主リヤフェンダ42の前部リヤフェンダ43の下方には、レクチファイヤ50が取り付けられている。レクチファイヤ50は、左右のシートレールピラーチューブ31間にボルト・ナット等の締め付け手段により固定されており、通常走行状態の自動二輪車10の後輪12の回転中心(後輪車軸34)を通る垂線(図2中の一点鎖線a参照)よりも前方且つ後輪12の最上部を通る水平線(図2中の一点鎖線b参照)より低い位置に配置されている。また、レクチファイヤ50はスイングアーム33より上方に配置されている。
図3に良く示されているように、レクチファイヤ50の前方には、リヤクッションユニット35が配置されている。また、レクチファイヤ50の上方には、バッテリ(図示せず)やスタータリレー51等が取り付けられる電装部品ホルダ52が配置されており、この電装部品ホルダ52は前部リヤフェンダ43と一体に形成されている。
レクチファイヤ50は、本体53の下部に形成される放熱フィン54と、本体53の前部に形成される電線接続部55と、を備えて構成されている。
放熱フィン54はリヤ開放空間46に下向きに露出するように配置されている。放熱フィン54は、側面視で櫛歯状に形成されており、放熱フィン54の後部下縁54aから後輪12の上端接線方向に延びる線(図2中の一点鎖線c参照)に対して交差する左右方向に指向するように配列されている。これにより、後輪12からその接線方向前方に飛散した泥水や泥等が例え放熱フィン54まで到達したとしても、放熱フィン54の奥部まで侵入するのを防ぐことができるため、放熱フィン54の詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。
図3および図4に示されているように、本体53の周囲には周壁56が形成されている。周壁56には、本体53の後方に下向きに縦壁57が形成されており、本体53の前方には電線接続部55が通過可能な開口58が形成されている。縦壁57は、後輪12から主リヤフェンダ42に飛散して主リヤフェンダ42の下面を伝わって前方に流下する泥水や泥等を堰き止めて下方に落下させる機能を有している。これにより、後輪12から飛散する泥水や泥等によって放熱フィン54が汚損されるのを防ぎ、放熱フィン54の冷却性能の低下を防止することができる。なお、自動二輪車10の走行時に放熱フィン54の周辺空間において走行風を流通し易くするためには、周壁56の下端が放熱フィン54より上方に位置するように形成されるのが好ましい。
また、図2に示されているように、インナーフェンダ45は放熱フィン54の後部下縁54aと後輪12の回転中心(後輪車軸34)を結ぶ線(図2中の一点鎖線d参照)よりも後方に延びるように形成されている。これにより、後輪12の回転により発生する遠心力によって後輪12の遠心方向へ飛散する泥水や泥等が放熱フィン54へ直撃するのを防ぐことができるため、放熱フィン54の汚損や詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。
再び、図3および図4を参照すると、周壁56の前方には、接続部収容室59が取り付けられている。接続部収容室59には、電線接続部55の左方および右方をそれぞれ覆うように左側壁60及び右側壁61が形成され、電線接続部55の下方を覆うように底壁62が形成されている。電線接続部55にカプラを介して接続された電線63は接続部収容室59内で右方に屈曲して右側壁61を貫通して接続部収容室59の外部に配線される。
接続部収容室59の前方と上方には、それぞれ、前方開放部64および上方開放部65が形成されており、前方開放部64の前方にリヤクッションユニット35が配置されている。接続部収容室59の底壁62の前端部は、図4に良く示されているように、平面視でリヤクッションユニット35の形状に沿うように、中央部分に向かって凹状に湾曲するように形成されている。また、図3に良く示されているように、底壁62は前方に向かって下傾して形成されており、接続部収容室59内に侵入した雨水等は前方開放部64から外部に自然流出するようになっている。
(本実施例の作用効果)
上記した本発明の実施例に係る自動二輪車10のレクチファイヤ取付構造によれば、レクチファイヤ50は、通常走行状態の自動二輪車10の後輪車軸34よりも前方且つ後輪12の最上部より低い位置に配置されている。自動二輪車10の通常走行状態において、路面上の泥水や泥等は後輪車軸34の真下に位置する接地点付近で後輪12に付着し、後輪12の回転により発生する遠心力によって遠心方向或いは後輪12の接線方向へ飛散する。そして、後輪12からの泥水や泥の飛散量は、始点である前記接地点から後輪12が一回転する間において、該始点に近い前半領域ほど多く、該始点から離れた後半領域では減少する。すなわち、本発明の実施例においてレクチファイヤ50が配置される後輪車軸34よりも前方且つ後輪12の最上部より低い位置は、泥水や泥等の飛散量が減少する前記後半領域に該当するため、レクチファイヤ50の放熱フィン54に付着する泥水や泥等は極めて少なく、放熱フィン54の目詰まりや汚損を防ぎ、放熱フィン54の冷却性能を高く維持することができる。
また、レクチファイヤ50はスイングアーム33より上方に配置されているため、前輪11が巻き上げた泥水や泥等はスイングアーム33に遮られてレクチファイヤ50に飛来することはない。
また、上記した本発明の実施例に係る自動二輪車10のレクチファイヤ取付構造によれば、インナーフェンダ45は放熱フィン54の後部下縁54aと後輪車軸34とを結ぶ線d(図2参照)より後方に延びるように形成されている。これにより、後輪12の回転により発生する遠心力によって後輪12の前部から遠心方向前側上方へ飛散する泥水や泥等が放熱フィン54へ直撃するのを防ぐことができるため、放熱フィン54の汚損や詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。また、後輪12から飛散する泥水や泥等が放熱フィン54へ直撃するのを防ぐためにインナーフェンダ45によって後輪12の後部までカバーする必要がないため、インナーフェンダ45が大型化してバネ下質量が増大することにより後輪12の路面への追従性能が低下して走行性能に悪影響を及ぼすといった問題が生じることがない。
また、上記した本発明の実施例に係る自動二輪車10のレクチファイヤ取付構造によれば、放熱フィン54は後輪12からの泥水等の飛散方向と交差する左右方向に指向する向きに配列されている。これにより、後輪12から飛散した泥水や泥等が例え放熱フィン54まで到達したとしても、放熱フィン54の奥部まで侵入するのを防ぐことができるため、放熱フィン54の詰まりによる冷却性能の低下を防止することができる。
さらに、レクチファイヤ50の放熱フィン54は、前部リヤフェンダ43とインナーフェンダ45との間のリヤ開放空間46に露出しているので、走行風に直接晒され、発熱電装部品であるレクチファイヤ50は放熱フィン54により放熱性能を高め、冷却効率を向上させることができる。さらに、放熱フィン54はリヤ開放空間46に下向きに露出するように配置されているため、自動二輪車10の走行時に、走行風が均等に当り易く、冷却性能を向上させることができ、レクチファイヤ50の放熱性能を良好に保つことができる。
また、上記した本発明の実施例に係る自動二輪車10のレクチファイヤ取付構造によれば、主リヤフェンダ42の下面には、レクチファイヤ50の後方において、縦壁57が下向きに形成されている。これにより、後輪12から主リヤフェンダ42の後部に飛散して主リヤフェンダ42の下面を伝わって前方に流れ下る泥水や泥等を縦壁57が堰き止めて下方に落下させるので、後輪12から飛散する泥水や泥等によって放熱フィン54が汚損されるのを防ぎ、放熱フィン54の冷却性能の低下を防止することができる。
また、上記した本発明の実施例に係る自動二輪車10のレクチファイヤ取付構造によれば、周壁56の前方に接続部収容室59が形成されており、接続部収容室59には電線接続部55の左右および下方をそれぞれ覆うように左右側壁60,61および底壁62が形成されている。これにより、後輪12からの泥水や泥等の飛散のような車両走行時の一定方向からの飛散に対してだけでなく、洗車する際に高圧の洗浄水が左右方向や下方等から噴射された場合であっても、高圧の洗浄水が電線接続部55に直撃することがなく、電線接続部55の内部に洗浄水が浸入する虞がない。
さらに、上記した本発明の実施例に係る自動二輪車10のレクチファイヤ取付構造によれば、接続部収容室59の前方に前方開放部64が形成され、この前方開放部64の前方をリヤクッションユニット35で覆うような配置となっている。車両走行中にはリヤクッションユニット35が振動するため、接続部収容室59に前壁を設けた場合には、リヤクッションユニット35の振動による前壁への接触を避けるための空間が前壁の前方にさらに必要となり、接続部収容室59の容積を十分に確保することが困難となるが、上記した配置を採用することにより、接続部収容室59の前壁が不要になると共に、内部の空間を広く利用することができる。さらにまた、接続部収容室59の上方に上方開放部65も形成されているため、電線接続部55における電線63の接続作業を容易且つ確実に行うことが可能となる。
なお、上記した実施例において、レクチファイヤ50は左右のシートレールピラーチューブ31間にボルト・ナット等の締め付け手段により固定されているが、通常走行状態の自動二輪車10の後輪12の回転中心(後輪車軸34)よりも前方且つ後輪12の最上部より低い位置において放熱フィン54が露出するように取り付けられていれば、レクチファイヤ50の取り付け場所や取り付け方法は各種変更が可能である。
また、上記した実施例において、放熱フィン54は後輪12からの泥水等の飛散方向と交差する左右方向に指向するように配置されているが、前後方向に指向するように配置されていてもよい。この場合、放熱フィン54が走行風の流れ方向に沿うように配列されることで放熱フィン54の周辺を走行風が円滑に流通するようになるため、放熱性能を良好に保つことができる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うレクチファイヤ取付構造もまた本発明の技術思想に含まれる。
10 自動二輪車
12 後輪
34 後輪車軸(回転中心)
35 リヤクッションユニット
42 主リヤフェンダ
45 インナーフェンダ
50 レクチファイヤ
54 放熱フィン
55 電線接続部
57 縦壁
59 接続部収容室
60 左側壁
61 右側壁
62 底壁
64 前方開放部
65 上方開放部

Claims (3)

  1. 通常走行状態の自動二輪車の後輪の回転中心よりも前方且つ該後輪の最上部より低い位置において、該後輪の上方に設けられる主リヤフェンダの前部下方に放熱フィンが露出するようにレクチファイヤが配置され
    前記主リヤフェンダの前部下方には、前記後輪の前部上方を覆うようにインナーフェンダが設けられ、該インナーフェンダは前記放熱フィンの後部下縁と前記後輪の回転中心とを結ぶ線よりも後方に延びており、
    前記主リヤフェンダと前記インナーフェンダとの間には、車幅方向左右側方に開口するリヤ開放空間が形成され、
    前記主リヤフェンダの下面には、前記レクチファイヤの少なくとも後方に、縦壁が下向きに形成され、該縦壁の下端が前記放熱フィンより上方に位置するように形成されていることを特徴とする自動二輪車のレクチファイヤ取付構造。
  2. 前記放熱フィンは前記後輪からの泥水飛散方向と交差する向きに配置されている請求項1に記載のレクチファイヤ取付構造。
  3. 前記レクチファイヤの前部に形成される電線接続部を収容する接続部収容室が設けられ、該接続部収容室には、前記電線接続部の左右および下方を覆うように左右側壁および底壁が形成され、前方と上方にそれぞれ開放部が形成されており、該前方開放部の前方にリヤクッションユニットが配置されている請求項1又は2に記載のレクチファイヤ取付構造。
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