JP6942643B2 - 米粉パン類の製造方法 - Google Patents

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本発明は、穀粉原料として主として米粉を使用したパン類の製造方法に関する。詳細には、穀粉原料として主として米粉を使用していながら、グルテンを配合しなくてもボリュームが大きく、保形性も良好で、かつ老化しにくい、ソフトでしっとりとした食感のパン類の製造方法に関する。
従来、穀粉原料として主として米粉を使用したパン類に関して、パンの製造に用いられるパン製造用の米粉であって、グルテンが配合されていない米粉を主材とし、増粘多糖類が配合されているパン製造用の米粉(特許文献1)、米粉にイースト、60〜65℃で粘性を示すヒドロキシプロピルメチルセルロースと共に水を混練した生地を発酵した後に焼成する米粉パンの製造方法(特許文献2)、微細化した米粉100部に、増粘多糖類0.1部〜10部を少なくとも混合し、該増粘多糖類として、可逆的熱ゲル化性を有する増粘多糖類と、冷えると粘度が出る増粘多糖類とが用いられた米粉パン(特許文献3)、グルテンを含まない穀粉100質量部に対し、特定のヒドロキシプロキシル基の置換モル数とメトキシ基の置換度の水溶性ヒドロキシプロピルメチルセルロースを0.1〜3質量部含まれる生地組成物(特許文献4)、米粉100質量部に粉末セルロース1〜15質量部、水溶性セルロースエーテル(カルボキシメチルセルロール及び/又はヒドリキシプロピルメチルセルロース)2.5〜5質量部を含有する米粉パン用ミックス(特許文献5)、うるち米の米粉、ベータ澱粉、α化澱粉及びヒドロキシプロピルメチルセルロースを配合する米粉パンの製造方法(特許文献6)等が知られている。
他方、同じ小麦粉の量でもより多くのパンを作るため、若しくは、少ない小麦粉の量でも、これまでと同量のパンを作るために、高加水にしても作業適性の低下が無く、しっかりとした内相・クラム構造をもつパンの製造方法であって、粘度が100〜300,000mP・sである超高粘度タイプのヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)を製パン用生地改良剤として用いる方法(特許文献7)が提案されている。
特開2005−245409号公報 特開2008−278827号公報 特開2009−72099号公報 特開2010−22313号公報 特開2014−97024号公報 特開2015−226488号公報 特開2013−215158号公報
本発明の課題は、穀粉原料として主として米粉を使用していながら、グルテンを配合しなくてもボリュームが大きく、保形性も良好で、かつ老化しにくい、ソフトでしっとりとした食感のパン類の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、穀粉原料として主として米粉を使用し、小麦粉やグルテンを用いなくとも、特定のヒドロキシプロピルメチルセルロースを特定量で用いることにより、上記課題を解決できることを知見した。
すなわち、本発明は、以下の通りである。
(1)米粉を主体とする穀粉原料100質量部に対して、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.25〜5質量部(好ましくは0.5〜2.5質量部)を含有する原料粉を用いること、及び前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが2質量%水溶液において100,000〜250,000cps(好ましくは150,000〜250,000cps)の粘度を示すものであることを特徴とするパン類の製造方法。
(2)さらに、キサンタンガム、アルギン酸エステル、ペクチン、グアーガム、タラガムから選択される増粘多糖類0.05〜2.0質量部(好ましくは0.1〜0.5質量部)及びデキストリン1〜15質量部(好ましくは3〜10質量部)を配合することを特徴とする前記(1)記載のパン類の製造方法。
(3)増粘多糖類が、キサンタンガムであることを特徴とする前記(2)記載のパン類の製造方法。
(4)穀粉原料と混合する前に、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.25〜5質量部に5〜20倍量の水、及び5〜25質量部の油脂(好ましくは常温で液状又は半固形状の油脂)を添加・混合してゲルを形成させることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載のパン類の製造方法。
(5)米粉が、損傷澱粉が0.5〜25%(好ましくは1.5〜15%)及び平均粒径が90μm以下(好ましくは15〜65μm)であることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載のパン類の製造方法。
(6)副原料として、卵白及び/又は液糖を用いることを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載のパン類の製造方法。
本発明によると、穀粉原料として主として米粉を使用していながら、グルテンを配合しなくてもボリュームが大きく、保形性も良好で、かつ老化しにくい、ソフトでしっとりとした食感のパン類の製造方法を提供することができる。
本発明のパン類の製造方法において用いる米粉を主体とする穀粉原料とは、当該穀粉原料100質量部中に米粉を50質量部以上含むものであり、好ましくは60質量部以上、より好ましくは80質量部以上、特に好ましくは90質量部以上、中でも米粉のみである。米粉以外の穀粉としては、小麦粉、ライ麦粉、大麦粉、コーンフラワー、そば粉、大豆粉、オーツ麦、各種澱粉等が挙げられる。
米粉としては、米粉の製造に適合する品種の米粉であれば特に限定はされず、うるち米、もち米のどちらでもよいが、うるち米の米粉が好ましい。これらの米粉は、精白米粉、玄米粉、又はそれらの混合粉であってもよいが、好ましくは精白米粉である。また、米粉としては、損傷澱粉が0.5〜25%の範囲のものが好ましく、1.5〜15%の範囲のものがより好ましい。また、平均粒径が90μm以下のものが好ましく、平均粒径が15〜65μmの範囲のものがより好ましい。
なお、本発明において、損傷澱粉量は、典型的にはAACC Method 76−31に従って、試料中に含まれている損傷澱粉のみをカビ由来α−アミラーゼでマルトサッカライドと限界デキストリンに分解し、次いでアミログルコシダーゼでグルコースにまで分解し、生成されたグルコースを定量することにより測定することができるが、市販のキット(例えばMegaZyme製,Starch Damage Assay Kit)を用いてもよい。また、米粉の平均粒径は、日機装株式会社製「マイクロトラック粒度分布測定装置9200FRA」を用いて乾式で測定した値である(日機装の資料「マイクロトラック粒度分析計測定結果の見方」参照)。
本発明で用いられる澱粉の種類としては、特に限定されず、例えば、タピオカ澱粉、小麦澱粉、コーンスターチ、ワキシーコーンスターチ、馬鈴薯澱粉、米澱粉などの澱粉、及びそれらを加工(例えば、架橋化、リン酸化、アセチル化、エーテル化、酸化、α化など)した加工澱粉が挙げられる。本発明において、これらの澱粉及び加工澱粉は、いずれか単独で又はいずれか2種以上の組み合わせで使用することができる。穀粉類中における上記澱粉の含有量は、好ましくは20質量%未満、より好ましくは10質量%未満である。
本発明のパン類の製造方法において用いるヒドロキシプロピルメチルセルロースは、高粘度を示す特定のヒドロキシプロピルメチルセルロース(以下「HPMC」ということがある)である。具体的には、2質量%水溶液(20℃)において、100,000〜250,000cps、好ましくは150,000〜250,000cpsの粘度を示すHPMCである。例えば、150,000〜250,000cpsの粘度を示すHPMCを用いると、生地のねちゃつきがなく作業性に優れるが、100,000cpsのHPMCを用いると、生地がねちゃつくものの手で成型することができる。HPMCは、米粉を主体とする穀粉原料100質量部に対して、0.25〜5質量部、好ましくは0.5〜2.5質量部の量で用いる。HPMCの量が0.25質量部未満であると、生地が軟らかくなり、製品の保型性が劣るものとなり、5質量部を超えると生地が硬くなり、製品の食感が劣るものとなるため、好ましくない。
また、HPMCは、米粉を主体とする穀粉原料に紛体として添加・混合してもよいが、ヒドロキシプロピルメチルセルロースをパン類の製造に用いる加水の一部と油脂に添加・混合してゲル化した状態で穀粉原料やその他の副原料に添加するのが好ましい。具体的には、穀粉原料と混合する前に、HPMC0.25〜5質量部に5〜20倍量の水、及び5〜25質量部の油脂(好ましくは常温で液状又は半固形状の油脂)を添加・混合して、製菓・製パン用ミキサーで撹拌(400〜700rpm、1〜5分間)し、冷蔵〜室温(約0〜25℃)で10〜60分間静置してゲルを形成させ、ゲルの状態で穀粉原料やその他の副原料に添加する。HPMCを油脂の存在下でゲルの状態で添加することにより、パン類の製造時の作業性が向上するだけでなく、得られるパン類の食感がよりソフトでしっとりとしたものとなる。ここで用いる油脂としては、パン類の製造に用いられる食用油脂であれば特に限定はされないが、バター、ショートニング、サラダ油、大豆油、菜種油、コーン油、オリーブ油、米油等が好ましい。
本発明の方法では、HPMCに加えてさらに、キサンタンガム、アルギン酸エステル、ペクチン、グアーガム、タラガムから選択される増粘多糖類、好ましくはキサンタンガム、タラガム、より好ましくはキサンタンガムを0.05〜2.0質量部、好ましくは0.1〜0.5質量部を配合するのが好適である。増粘多糖類を配合することにより、得られるパン類の保形性が良好となり、ボリュームも大きくなる。
さらに、デキストリン1〜15質量部、好ましくは3〜10質量部を配合するのが好適である。デキストリンを配合することにより、得られるパン類の保水性が良好となり、しっとりとした食感が保持され、さらに老化耐性も向上する。
本発明のパン類の製造に使用される副原料としては、パンの製造に通常用いられるもの、例えばサワー種、ルヴァン種、パネトーネ種等の各種発酵種やイースト(生イースト、ドライイースト等);イーストフード;砂糖、ブドウ糖、果糖、転化糖、水あめ、麦芽糖、乳糖等の糖類;卵又は卵粉;脱脂粉乳、全脂粉乳、チーズ粉末、ヨーグルト粉末、ホエー粉末などの乳製品;ショートニングやバター、マーガリンやその他の動植物油等の油脂類;乳化剤;膨張剤;増粘剤;甘味料;香料;着色料;アスコルビン酸;食塩等の無機塩類;グルコシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、ヘミセルラーゼ等の酵素類;食物繊維、などを適宜使用することができる。本発明のパン類生地の製造に使用される水は、水道水、天然水、精製水など、生地製造に通常使用することができる水であれば、特に限定されないが、水の代わりに牛乳、豆乳等のミルクを使用することもできる。
本発明によるパン類の製造方法においては、原料に上記のHPMCを配合すること以外は特に限定されず、例えば、ストレート法、中種法、速成法、液種法、冷凍生地法などの各種常法に従って行うことができる。
本発明において、パン類とは、米粉を主体とする穀粉原料から得られるパン生地を発酵させたものを加熱(例えば、焼成、蒸し、揚げ等)して得られるものであれば特に限定はされないが、パン類の種類としては、例えば、食パン、菓子パン(あんパン、クリームパン等)や総菜パン(カレーパン等)、ロールパン、フランスパン、フォカッチャ、ワッフル、ナンなどのパン;ピザ;中華まん;イーストドーナツ等の発酵菓子、などが挙げられる。なお、本発明におけるパン類には、小麦粉を主体とする穀粉原料から得られるパン生地を発酵させたものを加熱して得られるものは含まれない。
1)試験例1
下記の表1に示す配合割合の原料粉(実施例1〜3、比較例1〜2)を用いた。実施例1は米粉に高粘度のHPMC、キサンタンガム、デキストリンを使用しており、比較例1は高粘度のHPMCに代えて低粘度のHPMCを使用した例であり、比較例2はHPMCに代えて他のセルロース誘導体を使用した例であり、実施例2と3はキサンタンガムに代えて他の増粘剤を使用した例である。
Figure 0006942643
※1米粉:うるち米、損傷澱粉10%、平均粒径35μm
※2HPMC:粘度200,000cps(2質量%水溶液)
※3HPMC:粘度4,000cps(2質量%水溶液)
※4メチルセルロール:粘度4,000cps(2質量%水溶液)
表1に示す原料粉(実施例1〜3、比較例1〜2)を用いて、下記の配合及び工程に従い、ロールパンを製造した。製造したロールパンの外観、食感、老化耐性(常温2日後の食感の変化)を10名のパネラーで評価した。結果の平均値を上記の表1に示す。
〔配合〕
生イースト 6
食塩 1.6
ショ糖 12
脱脂粉乳 2
卵白 5
サラダ油 6
水 67
(質量部)
なお、実施例1〜3、比較例1のHPMC(1.5質量部)及び比較例2のメチルセルロース(1.5質量部)は、あらかじめ上記配合中の水24質量部及びサラダ油6質量部に添加し、製菓用ミキサー(ケンミックスアイコープレミアミキサー、(株)愛工舎製作所製)で撹拌(500rpm、3分間)し、室温(約20℃)で30分間静置し、ゲルを形成させた。得られたゲル(31.5質量部)を米粉100質量部、その他の原料に添加した。
〔工程〕
ミキシング 低速1分→中低速1分
捏上温度 27℃
発酵(27℃、湿度75%) 5分
分割 70g
ベンチタイム 5分
成形 手成形
ホイロ(38℃、湿度85%) 40〜45分
焼成(230/210℃) 10分〜12分(蒸気あり)
[評価基準]
外観 5点:ボリュームが大きく、形状も良好
4点:ボリュームがやや大きく、形状もやや良好
3点:ボリュームはあるが、形状がやや悪い
2点:ボリュームがやや小さく、形状もやや悪い
1点:ボリュームが小さく、形状も悪い
食感 5点:極めてソフトな食感で、口どけも良好
4点:ソフトな食感で、口どけも良好
3点:ややソフトな食感で、口どけもやや良好
2点:ややパサついた食感であるか、やや口どけがやや不良
1点:ややパサついた食感であるか、口どけも不良
老化耐性 3点:老化の程度がわずかである
2点:老化がやや進行している
1点:老化が進行している
2)試験例2
下記の表2に示す配合割合の原料粉(実施例4〜6、比較例3〜4)を用いた。これらの原料粉を用いて、試験例1と同様にロールパンを製造し、製造したロールパンの外観、食感、老化耐性(常温2日後の食感の変化)を10名のパネラーで評価した。結果の平均値を表2に示す。実施例4〜6は高粘度HPMCの適切な使用範囲の例であり、比較例3及び4は高粘度HPMCの適切な使用の範囲外の例である。
なお、実施例4〜6、比較例3〜4では、実施例1と同様にHPMCを、あらかじめ水24質量部及びサラダ油6質量部とゲルを形成させ、得られたゲル(30.5〜32.5質量部)を米粉とその他の原料に添加して用いた。
Figure 0006942643
※1米粉:うるち米、損傷澱粉10%、平均粒径35μm
※2HPMC:粘度200,000cps(2質量%水溶液)
3)試験例3
以下の表3に示す配合割合の原料粉(実施例7〜10)を用いた。これらの原料粉(実施例1の原料粉も含む)を用いて、総加水量のうち水24質量部、サラダ油6質量部とHPMC1.5質量部を混合・撹拌し、ゲル(31.5質量部)の状態で米粉に添加したこと以外は、試験例1と同様にロールパンを製造し、製造したロールパンの外観、食感、老化耐性(常温2日後の食感の変化)を10名のパネラーで評価した。結果の平均値を下記の表3に示す。実施例7及び8はキサンタンガムの好ましい使用範囲の例であり、実施例9及び10はデキストリンの好ましい使用範囲の例である。また、これら実施例7〜10は高粘度HPMCをゲル状で添加する好ましい実施形態の例でもある。
Figure 0006942643
※1米粉:うるち米、損傷澱粉10%、平均粒径35μm
※2HPMC:粘度200,000cps(2質量%水溶液)
4)試験例4
以下の表4に示す配合割合の原料粉(実施例1、11及び12)を用いた。これらの原料粉を用いて、試験例3と同様にロールパンを製造し、製造したロールパンの外観、食感、老化耐性(常温2日後の食感の変化)を10名のパネラーで評価した。結果の平均値を表4に示す。実施例11及び12は米粉(損傷澱粉10%)の好ましい平均粒径範囲の使用例である。
Figure 0006942643
※1米粉:うるち米、損傷澱粉10%、平均粒径35μm
※2米粉:うるち米、損傷澱粉10%、平均粒径15μm
※3米粉:うるち米、損傷澱粉10%、平均粒径65μm
※2HPMC:粘度200,000cps(2質量%水溶液)
本発明は食品産業、特に製パン分野において有用である。

Claims (6)

  1. 米粉を主体とする穀粉原料100質量部に対して、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.52.5質量部を含有する原料粉を用いること、及び前記ヒドロキシプロピルメチルセルロースが2質量%水溶液において100,000〜250,000cpsの粘度を示すものであることを特徴とするパン類の製造方法。
  2. さらに、キサンタンガム、アルギン酸エステル、ペクチン、グアーガム、タラガムから選択される増粘多糖類0.05〜2.0質量部、及びデキストリン1〜15質量部を配合することを特徴とする請求項1記載のパン類の製造方法。
  3. 増粘多糖類が、キサンタンガムであることを特徴とする請求項2記載のパン類の製造方法。
  4. 穀粉原料と混合する前に、ヒドロキシプロピルメチルセルロース0.52.5質量部に5〜20倍量の水、及び5〜25質量部の油脂を添加・混合してゲルを形成させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパン類の製造方法。
  5. 米粉が、損傷澱粉が0.5〜25%及び平均粒径が90μm以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパン類の製造方法。
  6. 副原料として、卵白及び/又は液糖を用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパン類の製造方法。
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