JP6940672B1 - アカウント管理システム、アカウント管理方法及びアカウント管理プログラム - Google Patents

アカウント管理システム、アカウント管理方法及びアカウント管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】残高管理において、ユーザの利便性を向上させるためのアカウント管理システム、アカウント管理方法及びアカウント管理プログラムを提供する。【解決手段】アカウント管理サーバ20は、アカウント毎に、残高情報、基準額を含めた出金条件、出金先に関する情報を含めた出金管理情報を記憶するアカウント情報記憶部22と、送金を管理する制御部21とを備える。そして、制御部21が、アカウントへの送金依頼を取得した場合、アカウント情報記憶部22において、アカウントに関連付けられた出金条件を取得し、送金依頼の送金額が出金条件の基準額を超えている場合、基準額をアカウントの残高に加算し、送金額と基準額との差額を、アカウントに関連付けられた出金先に出金する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザのアカウントの残高を管理するためのアカウント管理システム、アカウント管理方法及びアカウント管理プログラムに関する。
ユーザ端末に格納された決済アプリケーションによって、光学的に読み取り可能な情報コードを提示し、ユーザ間で電子的な送金を行なう技術が検討されている(例えば、特許文献1を参照)。この文献に記載された技術においては、アカウント識別情報と残高情報とを関連付けて記憶するサーバを用いる。そして、第1のユーザ端末は、送金元ユーザのアカウント識別情報に関連する情報、送金金額情報及び第1のユーザ端末の撮像装置を用いて、送金先ユーザの媒体から読み取られた送金先のアカウント識別情報を含む送金命令をサーバに送信する。サーバは、送金命令を受信すると、送金金額に基づいて、送金元ユーザのアカウント識別情報及び送金先のアカウント識別情報に紐付けられた残高情報を記憶して電子的送金を行なう。
また、多様な送金方法が検討されている。例えば、送金元の端末で表示させた2次元コードを用いたり、SMS、登録済ユーザ、電話番号を入力して送金したりすることも可能である(例えば、非特許文献1を参照)。また、例えば、経費精算等の際の従業員向け送金においても、銀行口座への総合振込経由ではなく、振込データを専用Webサイトにアップロードすることにより、従業員のアカウントへ直接送金する技術も検討されている(例えば、非特許文献2を参照)。
特開2019−125287号公報
みずほ銀行、2019年、「使い方|銀行の送金・決済アプリJcoin」、[online]、Jcoin公式サイト、[令和2年8月22日検索]、インターネット<https://j-coin.jp/user/guide/> みずほ銀行、2019年、「企業のお金の流れが変わる。便利も、コストも、変えていく。J-Coin Biz」、[online]、Jcoin公式サイト、[令和2年8月22日検索]、インターネット<https://j-coin.jp/biz/>
しかしながら、決済アプリのユーザが、第三者から高額の送金を受け取る場合もある。この場合、このユーザのアカウントの残高が、ユーザの想定以上に高くなる可能性がある。ここで、この残高を決済等に利用することも可能であるが、余剰残高を他の口座に移し替えることもある。気が付かない内にアカウント残高が高くなっている場合には、利便性が悪く、移し替える作業にも手間がかかる。
上記課題を解決するアカウント管理システムは、アカウント毎に、残高情報、基準額を含めた出金条件、出金先に関する情報を含めた出金管理情報を記憶するアカウント情報記憶部と、送金を管理する制御部とを備える。そして、前記制御部が、前記アカウントへの送金依頼を取得した場合、前記アカウント情報記憶部において、前記アカウントに関連付けられた出金条件を取得し、前記送金依頼の送金額が前記出金条件の基準額を超えている場合、前記基準額を前記アカウントの残高に加算し、前記送金額と前記基準額との差額を、前記アカウントに関連付けられた出金先に出金する。
本発明によれば、残高管理において、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施形態のアカウント管理システムの説明図。 実施形態のハードウェア構成の説明図。 実施形態の記憶部の説明図であって、(a)はアカウント情報記憶部、(b)は取引情報記憶部の説明図。 実施形態の処理手順の説明図。 実施形態の処理手順の説明図。
以下、図1〜図5に従って、アカウント管理システム、アカウント管理方法及びアカウント管理プログラムを具体化した実施形態を説明する。本実施形態では、ユーザのアカウントにチャージされた残高を用いる決済アプリケーションにおいて、このアカウントへの送金に応じて残高を管理する場合を想定する。
図1に示すように、本実施形態では、ネットワークを介して接続されたユーザ端末10、アカウント管理サーバ20等を用いる。
(ハードウェア構成)
図2を用いて、ユーザ端末10、アカウント管理サーバ20を構成する情報処理装置H10のハードウェア構成を説明する。情報処理装置H10は、通信装置H11、入力装置H12、表示装置H13、記憶部H14、プロセッサH15を備える。なお、このハードウェア構成は一例であり、他のハードウェアにより実現することも可能である。
通信装置H11は、他の装置との間で通信経路を確立して、データの送受信を実行するインタフェースであり、例えばネットワークインタフェースや無線インタフェース等である。
入力装置H12は、ユーザ等からの入力を受け付ける装置であり、例えばマウスやキーボード等である。表示装置H13は、各種情報を表示するディスプレイ等である。タッチパネルディスプレイ等は、入力装置H12、表示装置H13として機能する。
記憶部H14は、ユーザ端末10、アカウント管理サーバ20の各種機能を実行するためのデータや各種プログラムを格納する記憶装置である。記憶部H14の一例としては、ROM、RAM、ハードディスク等がある。
プロセッサH15は、記憶部H14に記憶されるプログラムやデータを用いて、ユーザ端末10、アカウント管理サーバ20における各処理を制御する。プロセッサH15の一例としては、例えばCPUやMPU等がある。このプロセッサH15は、ROM等に記憶されるプログラムをRAMに展開して、各処理のための各種プロセスを実行する。
プロセッサH15は、自身が実行するすべての処理についてソフトウェア処理を行なうものに限られない。例えば、プロセッサH15は、自身が実行する処理の少なくとも一部についてハードウェア処理を行う専用のハードウェア回路(例えば、特定用途向け集積回路:ASIC)を備えてもよい。すなわち、プロセッサH15は、(1)コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って動作する1つ以上のプロセッサ、(2)各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する1つ以上の専用のハードウェア回路、或いは(3)それらの組み合わせ、を含む回路(circuitry)として構成し得る。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコード又は指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用又は専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
(システム構成)
次に、図1を用いて、ユーザ端末10、アカウント管理サーバ20の機能を説明する。
ユーザ端末10は、ユーザが用いるコンピュータ端末(例えば、携帯端末)である。このユーザ端末10は、アプリ実行部11を備え、記憶部に格納されたアプリケーションを実行する。本実施形態では、決済アプリ111を実行する。
決済アプリ111は、支払や送金、チャージを行うために、ユーザのアカウントを管理するアプリケーションプログラムである。
決済アプリ111は、それぞれユーザ端末10のユーザのアカウントを特定するためのアカウントIDを保持する。なお、送金を行なう場合には、送金元のユーザ端末10及び送金先のユーザ端末10の決済アプリ111を用いる。
アカウント管理サーバ20は、決済アプリ111のユーザが保有するアカウントの残高を管理するコンピュータシステムである。このアカウント管理サーバ20は、制御部21、アカウント情報記憶部22、取引情報記憶部23を備える。
制御部21は、アカウント管理プログラムを実行することにより、ユーザ管理部211、アカウント管理部212として機能する。
ユーザ管理部211は、ユーザに関する情報を管理する処理を実行する。
アカウント管理部212は、ユーザのアカウントを管理する処理を実行する。
図3(a)に示すように、アカウント情報記憶部22には、アカウント管理レコード220が記録される。このアカウント管理レコード220は、ユーザ情報が登録された場合に記録され、アカウントを用いたチャージや送金が行なわれた場合に更新される。アカウント管理レコード220には、アカウントID、ユーザID、残高に関するデータが記録される。
アカウントIDデータ領域には、このユーザが保有しているアカウント(口座)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ユーザIDデータ領域には、このアカウントを使用しているユーザを特定するための識別子に関するデータが記録される。
残高データ領域には、このユーザのアカウントの残高に関するデータが記録される。
更に、アカウント情報記憶部22には、アカウント管理レコード220に関連付けて、取引履歴レコード221、出金管理レコード222が記録されている。
取引履歴レコード221は、ユーザのアカウントを利用して取引が行なわれた場合に記録される。取引履歴レコード221には、取引ID、取引日時、取引内容、金額に関するデータが記録される。
取引IDデータ領域には、各取引を特定するための識別子に関するデータが記録される。
取引日時データ領域には、取引が行なわれた年月日及び時刻に関するデータが記録される。
取引内容データ領域には、取引の種類(チャージ、送金)、送金元、送金先のアカウントIDに関するデータが記録される。
金額データ領域には、取引が行なわれた金額に関するデータが記録される。
出金管理レコード222は、このアカウントからの出金条件が登録された場合に記録される。出金管理レコード222には、出金条件、出金先に関するデータが記録される。
出金条件データ領域には、このアカウントから他の口座に出金する場合の条件に関するデータが記録される。本実施形態では、出金条件として、他者からの出金において、アカウント残高に入金する基準額を用いる。
出金先データ領域には、出金先の口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。例えば、金融機関に開設された口座に出金する場合には、金融機関コード、本支店コード、預金種別、口座番号等が記録される。
図3(b)に示すように、取引情報記憶部23には、取引(送金)のための取引IDを発行するための取引管理レコード230が記録される。この取引管理レコード230は、取引が行なわれる場合に記録される。取引管理レコード230には、取引ID、取引日時、送金元ID、送金先ID、送金額、メッセージに関するデータが記録される。
取引IDデータ領域には、各取引を特定するための識別子に関するデータが記録される。
取引日時データ領域には、この取引を受け付けた年月日及び時刻に関するデータが記録される。
送金元IDデータ領域には、送金元のアカウントを特定するための識別子に関するデータが記録される。
送金先IDデータ領域には、送金先のアカウントを特定するための識別子に関するデータが記録される。
送金額データ領域には、送金元から送金先に送金する金額に関するデータが記録される。
メッセージデータ領域には、送金元から送金先へ送るメッセージに関するデータが記録される。
(アカウント管理方法)
次に、図4、図5を用いて、アカウント管理方法を説明する。ここで、アカウント管理方法においては、登録処理、送金対応処理が行なわれる。
(登録処理)
まず、図4を用いて、登録処理を説明する。
ここでは、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、出金情報の登録依頼処理を実行する(ステップS101)。具体的には、アプリ実行部11は、決済アプリ111を起動する。そして、出金条件を登録する場合には、決済アプリ111において、出金条件登録ボタンを選択する。この場合、アプリ実行部11は、出金条件登録依頼をアカウント管理サーバ20に送信する。この出金条件登録依頼には、アカウントIDに関するデータを含める。
出金条件登録依頼を受信したアカウント管理サーバ20の制御部21は、入力画面の送信処理を実行する(ステップS102)。具体的には、制御部21のユーザ管理部211は、ユーザ端末10に、出金条件の入力画面を送信する。
次に、ユーザ端末10のアプリ実行部11は、出金情報の入力処理を実行する(ステップS103)。具体的には、アプリ実行部11は、表示装置H13に、出金条件の入力画面を出力する。そして、入力画面に、出金条件や、出金先口座の入力を完了した場合、アプリ実行部11は、登録要求をアカウント管理サーバ20に送信する。この登録要求には、出金条件や、出金先口座に関するデータを含める。
登録要求を受信したアカウント管理サーバ20の制御部21は、出金情報の登録処理を実行する(ステップS104)。具体的には、制御部21のユーザ管理部211は、出金条件、出金先を記録した出金管理レコード222を生成し、先に受信したアカウントIDを含むアカウント管理レコード220に関連付けてアカウント情報記憶部22に記録する。そして、ユーザ管理部211は、登録通知をユーザ端末10に送信する。
(送金対応処理)
次に、図5を用いて、送金対応処理を説明する。
まず、アカウント管理サーバ20の制御部21は、送金依頼の検知処理を実行する(ステップS201)。具体的には、まず、送金元ユーザが、ユーザ端末10の決済アプリ111を起動し、表示装置H13に出力されたメニュー画面において、「送金」を選択する。この場合、アプリ実行部11は、表示装置H13に、送金先指定画面を出力する。この送金先指定画面には、送金先の指定欄が含まれる。送金先の指定には、例えば、送金先のアカウントIDを用いる。なお、送金先のアカウントIDに関連付けられたSMSアドレス、送金履歴、送金先の2次元コード等を用いてもよい。そして、制御部21のアカウント管理部212は、入力完了を検知した場合、送金先指定画面で指定された送金先のアカウントID(送金先ID)、送金元のユーザ端末10の決済アプリ111が保持しているアカウントID(送金元ID)を取得する。そして、アカウント管理部212は、取引IDを付与し、取引ID、取引日時(現在日時)、送金元ID、送金先IDを含めた取引管理レコード230を取引情報記憶部23に記録する。
次に、アカウント管理部212は、送金依頼画面をユーザ端末10に送信する。この送金依頼画面には、送金額、メッセージの入力欄が含まれる。制御部21のアカウント管理部212は、入力完了を検知した場合、送金依頼画面に入力された送金額、メッセージを取得する。そして、アカウント管理部212は、送金額、メッセージを取引管理レコード230に記録する。
次に、アカウント管理サーバ20の制御部21は、基準額の特定処理を実行する(ステップS202)。具体的には、制御部21のアカウント管理部212は、取引管理レコード230に記録された送金先IDを特定し、この送金先IDが記録されたアカウント管理レコード220をアカウント情報記憶部22から取得する。更に、アカウント管理部212は、アカウント管理レコード220に関連付けられた出金管理レコード222を検索する。そして、アカウント管理部212は、出金管理レコード222を特定した場合、この出金管理レコード222の出金条件(基準額)を取得する。
次に、アカウント管理サーバ20の制御部21は、送金額が基準額よりも高いかどうかについての判定処理を実行する(ステップS203)。具体的には、制御部21のアカウント管理部212は、取引管理レコード230に記録された送金額と基準額とを比較する。
送金額が基準額以下と判定した場合(ステップS203において「NO」の場合)、アカウント管理サーバ20の制御部21は、送金額の入金処理を実行する(ステップS204)。具体的には、制御部21のアカウント管理部212は、取引ID、取引日時、取引内容、金額(送金額)を記録した取引履歴レコード221を生成する。そして、アカウント管理部212は、アカウント管理レコード220に関連付けて、生成した取引履歴レコード221を、アカウント情報記憶部22に記録する。更に、アカウント管理部212は、送金額をアカウント管理レコード220の残高に加算する。
なお、アカウント情報記憶部22において、アカウント管理レコード220に対して出金管理レコード222が記録されていない場合にも、ステップS204の処理を実行する。
一方、送金額が基準額を超えていると判定した場合(ステップS203において「YES」の場合)、アカウント管理サーバ20の制御部21は、基準額の入金処理を実行する(ステップS205)。具体的には、制御部21のアカウント管理部212は、取引ID、取引日時、取引内容、金額(基準額)を記録した取引履歴レコード221を生成する。そして、アカウント管理部212は、アカウント管理レコード220に関連付けて、生成した取引履歴レコード221を、アカウント情報記憶部22に記録する。更に、アカウント管理部212は、基準額をアカウント管理レコード220の残高に加算する。
次に、アカウント管理サーバ20の制御部21は、出金先の特定処理を実行する(ステップS206)。具体的には、制御部21のアカウント管理部212は、出金管理レコード222に記録された出金先を取得する。
次に、アカウント管理サーバ20の制御部21は、送金額と基準額との差額の出金処理を実行する(ステップS207)。具体的には、制御部21のアカウント管理部212は、取引管理レコード230に記録された送金額から基準額を差し引いた差額(出金額)を算出する。そして、アカウント管理部212は、出金先に対して、出金額を出金する処理を実行する。例えば、出金先として、金融機関の口座が指定されている場合には、この金融機関の口座管理システムに対して、出金先、出金額を含めた送金依頼電文を送信する。次に、アカウント管理部212は、取引ID、取引日時、取引内容(出金)、金額(差額)を記録した取引履歴レコード221を生成する。そして、アカウント管理部212は、アカウント管理レコード220に関連付けて、生成した取引履歴レコード221を、アカウント情報記憶部22に記録する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、送金額が基準額以下と判定した場合(ステップS203において「NO」の場合)、アカウント管理サーバ20の制御部21は、送金額の入金処理を実行する(ステップS204)。これにより、基準額以下の送金を、決済アプリのアカウントに入金することができる。
(2)本実施形態では、送金額が基準額を超えていると判定した場合(ステップS203において「YES」の場合)、アカウント管理サーバ20の制御部21は、基準額の入金処理を実行する(ステップS205)。これにより、ユーザが想定していない高額な送金については、基準額のみをアカウントに入金することができる。アカウントの残高へのチャージは、ユーザ自身の想定内なので、通常通り、残高に加算することができる。
(3)本実施形態では、アカウント管理サーバ20の制御部21は、出金先の特定処理(ステップS206)、送金額と基準額との差額の出金処理(ステップS207)を実行する。これにより、ユーザが想定していない高額な送金について、手間なく、過剰分を出金先に出金することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、送金元ユーザが、ユーザ端末10の決済アプリ111を用いて送金を行なう場合を想定した。送金方法は、ユーザ端末10の決済アプリ111を用いる場合に限定されるものではない。送金元のユーザ(企業)が、アカウント管理サーバ20に対して、送金先(アカウントID)と送金額が含む振込データを送信するようにしてもよい。この場合、アカウント管理サーバ20は、振込データに基づいて、各アカウントに対する送金依頼を特定する。
・上記実施形態では、図4に示す登録処理により、出金条件を登録する。出金条件の登録方法は、これに限定されるものではない。例えば、ステップS102を行なうことなく、決済アプリ111が保持している画面に出金条件を入力させてもよい。この場合にも、アカウント管理サーバ20が、ユーザ端末10から出金条件を取得し、決済アプリ111のアカウントIDと関連付けてアカウント情報記憶部22に記録する。
・上記実施形態では、出金条件として、他者からの出金において、アカウント残高に入金する基準額を用いる。出金条件は基準額に限定されるものではない。送金元等に応じて、出金内容を変更するようにしてもよい。
ここでは、出金管理レコード222の出金条件として、送金元の識別情報(例えば、給与支払者)に関連付けて基準額を記録する。そして、送金依頼において、送金元の識別情報が給与支払者の場合には、基準額を入金し、その他の送金元の場合は送金額を入金する。これにより、送金元に応じて、基準額を適用した出金を行なう送金先と、行なわない送金先とを識別することができる。
また、複数の基準額を設けるようにしてもよい。この場合には、複数の送金条件に応じて、それぞれ基準額を設定する。例えば、送金元が給与支払者の場合には、第1基準額を入金し、その他の送金元の場合は第2基準額を入金し、各基準額を超える送金については出金先に出金する。
また、送金時期、メッセージに応じて基準額を変更したり、出金先を変更したりしてもよい。この場合には、出金管理レコード222の出金条件として、日時範囲に対して、基準額を記録しておく。また、出金管理レコード222の出金条件として、メッセージに含まれるキーワードに対して、基準額を記録しておく。そして、アカウント管理部212は、取引管理レコード230に含まれる取引日時やメッセージと、出金条件とを比較し、対応する出金条件の基準額を用いて、出金を行なう。
複数の出金条件を用いる場合には、適用する送金条件を特定するための優先順位を付与してもよい。また、送金額に近い基準額等を用いる等、適用条件を合わせてもよい。
・上記実施形態では、出金先として金融機関の口座を用いる。出金先は、これに限定されるものではない。決済アプリにおける他のアカウント、他の決済手段のアカウント等に出金するようにしてもよい。
10…ユーザ端末、11…アプリ実行部、20…アカウント管理サーバ、21…制御部、211…ユーザ管理部、212…アカウント管理部、22…アカウント情報記憶部、23…取引情報記憶部。

Claims (6)

  1. アカウント毎に、残高情報、基準額を含めた出金条件、出金先に関する情報を含めた出金管理情報を記憶するアカウント情報記憶部と、
    送金を管理する制御部とを備えたアカウント管理システムであって、
    前記制御部が、
    前記アカウントへの送金依頼を取得した場合、前記アカウント情報記憶部において、前記アカウントに関連付けられた出金条件を取得し、
    前記送金依頼の送金額が前記出金条件の基準額を超えている場合、前記基準額を前記アカウントの残高に加算し、
    前記送金額と前記基準額との差額を、前記アカウントに関連付けられた出金先に出金することを特徴とするアカウント管理システム。
  2. 前記出金条件において、送金元の識別情報に関連付けて基準額が設定されており、
    前記制御部が、送金依頼の送金元の識別情報が、前記出金条件の送金元の識別情報である場合に、前記出金条件に設定された前記送金元の識別情報に関連付けられた前記基準額を用いることを特徴とする請求項1に記載のアカウント管理システム。
  3. 前記出金条件において、送金時期に対して基準額が設定されており、
    前記制御部が、送金依頼を取得した時期が、前記出金条件の送金時期の場合に、前記出金条件に設定された前記送金時期に対する前記基準額を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のアカウント管理システム。
  4. 前記出金条件において、キーワードに対して基準額が設定されており、
    前記制御部が、送金依頼のメッセージに、前記出金条件のキーワードが含まれる場合に、前記出金条件に設定された前記キーワードに対する前記基準額を用いることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアカウント管理システム。
  5. アカウント毎に、残高情報、基準額を含めた出金条件、出金先に関する情報を含めた出金管理情報を記憶するアカウント情報記憶部と、
    送金を管理する制御部とを備えたアカウント管理システムを用いて、アカウント管理を行なうための方法であって、
    前記制御部が、
    前記アカウントへの送金依頼を取得した場合、前記アカウント情報記憶部において、前記アカウントに関連付けられた出金条件を取得し、
    前記送金依頼の送金額が前記出金条件の基準額を超えている場合、前記基準額を前記アカウントの残高に加算し、
    前記送金額と前記基準額との差額を、前記アカウントに関連付けられた出金先に出金することを特徴とするアカウント管理方法。
  6. アカウント毎に、残高情報、基準額を含めた出金条件、出金先に関する情報を含めた出金管理情報を記憶するアカウント情報記憶部と、
    送金を管理する制御部とを備えたアカウント管理システムを用いて、アカウント管理を行なうためのプログラムであって、
    前記制御部を、
    前記アカウントへの送金依頼を取得した場合、前記アカウント情報記憶部において、前記アカウントに関連付けられた出金条件を取得し、
    前記送金依頼の送金額が前記出金条件の基準額を超えている場合、前記基準額を前記アカウントの残高に加算し、
    前記送金額と前記基準額との差額を、前記アカウントに関連付けられた出金先に出金する手段として機能させることを特徴とするアカウント管理プログラム。
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