JP2019148970A - 用途別口座管理装置、口座管理方法、及びプログラム - Google Patents

用途別口座管理装置、口座管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】預金者がネットバンキングやATM上で、預金口座内に用途別フォルダを設定でき、預金口座を用途別に管理する仕組みを提供することができる。【解決手段】口座管理装置は、口座内に用途別のフォルダを生成し、用途別のフォルダの情報を口座ごとの記憶手段に記憶するフォルダ生成手段と、ユーザ端末又はATMからのユーザの操作に基づいて、フォルダごとに当該口座の残高を振り分けるフォルダ残高振り分け手段と、ユーザ端末又はATMの画面上で、ツリー構造のフォルダの表示を制御するフォルダ表示制御手段と、を備える。また、エクスプローラのように、フォルダごとのプロパティの表示や共有も管理する。【選択図】図4

Description

本発明は、銀行口座の利便性を高めるサービスを提供する装置、方法、プログラムに関する。
従来から、銀行口座に対して、利便性を高め、例えば家計簿の作成や資金管理を行い易くするような付加価値を有するサービスを提供する様々なシステムが知られている。
例えば、特許文献1には、ネットに接続されたユーザ端末と、ネットを介して接続され、ユーザ端末に対して複数のアイテムを含むユーザごとの家計簿情報を提供するサービスプロバイダ(金融機関)とを備え、このサービスプロバイダ(金融機関)は、ユーザごとの家計簿情報における所定のアイテムに対し、家計簿情報の分析結果に基づく追加情報を情報処理モジュールにて生成し、家計簿情報に付加してユーザ端末に提供する家計簿情報のホスティングサービスシステムが開示されている。
また、特許文献2には、店舗で購買時に、家計情報、購買情報等をユーザの携帯端末に提供し、購買判断を補助する統合口座サービスシステムが開示されている。このシステムでは、商品購入時に、購入対象商品情報を含む商品購入伺い通知が、ユーザの携帯端末からプロバイダサーバに対して送信される工程と、プロバイダサーバから携帯端末に対して、家計情報及び検索結果とからなる購買情報が送信される工程と、この購買情報が携帯端末に表示される工程とを有している。
また、特許文献3には、グローバルに展開する企業グループなどにおける資金の分析や予測などの資金管理に好適な、通貨の異なる複数の預金口座の資金管理を支援する資金管理支援装置が開示されている。この資金管理支援装置では、基軸通貨に換算された企業グループが保有する全ての預金口座の残高の合計額の推移及び予測を示すメイングラフと、通貨別、企業別などの様々な切り口から企業グループが保有する預金口座の残高を集計したサブグラフが、同一画面上に出力される。サブグラフ上のいずれかの項目を選択すると、選択された項目の集計値が計算されて、メイングラフ及び他のサブグラフに内訳として表示される。メイングラフ上のいずれかの日付が選択されると、サブグラフは選択された日付を基準日とする集計値に更新され、サブグラフの切り口が変更されると、変更され開示される。
特開2002−41776号公報 特開2006−164146号公報 特開2017−68401号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載のようなシステムでは、銀行預金を口座単位でしか管理できないので、一つの口座内で用途ごとに預金を管理したいという要望にこたえるものではない。例えば、給与口座として指定されている銀行預金から、毎回貯金用の口座と生活費の口座とに資金を移動して管理しているような場合、給与口座一つで用途ごとに管理できれば余計な口座を作る必要がなくなる。
したがって、本発明では、上記のような課題にかんがみ、預金者がネットバンキングやATM上で、預金口座内に用途別フォルダを設定でき、預金口座を用途別に管理する仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を提供する。
(1)口座内のお金の管理を行うための口座管理装置であって、前記口座内に用途別のフォルダを生成し、前記用途別のフォルダの情報を口座ごとの記憶手段に記憶するフォルダ生成手段と、ユーザ端末又はATMからのユーザの操作に基づいて、前記フォルダごとに当該口座の残高を振り分けるフォルダ残高振り分け手段と、前記ユーザ端末又は前記ATMの画面上で、ツリー構造の前記フォルダの表示を制御するフォルダ表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
(2)上記(1)に記載の構成において、前記フォルダ表示制御手段は、前記画面上でマウスの右クリック又は所定のボタン操作によって、前記フォルダの属性情報を表示させることを特徴とする。
(3)上記(1)又は(2)に記載の構成において、前記ユーザの操作に基づいて、又は前記口座の入出金があるたびに、前記フォルダの属性情報を更新するフォルダ属性管理手段を備えることを特徴とする。
(4)上記(2)又は(3)に記載の構成において、前記属性情報は、当該フォルダに振り分けられた残高、及び前記ツリー構造における当該フォルダの全ての下位フォルダに振り分けられた残高の合計を含むことを特徴とする。
(5)上記(1)から(4)までのいずれか1つに記載の構成において、所定のフォルダに対応付けられた口座振替先IDに基づいて、口座振替額を当該所定のフォルダに振り分けられた残高から分別して出金させる、出金分別手段を備えることを特徴とする。
(6)上記(1)から(5)までのいずれか1つに記載の構成において、特定の前記フォルダを、口座内の複数のユーザとの間又は他の口座のユーザとの間で共有させる、フォルダ共有手段を備えることを特徴とする。
(7)口座内のお金の管理を行うための口座管理方法であって、前記口座内に用途別のフォルダを生成するステップと、前記フォルダの情報を口座ごとの記憶手段に記憶するステップと、ユーザ端末又はATMからのユーザの操作に基づいて、前記フォルダごとに当該口座の残高を振り分けるステップと、前記ユーザ端末又は前記ATMの画面上で、ツリー構造の前記フォルダの表示を制御するステップと、を含むことを特徴とする口座管理方法。
(8)上記(7)に記載の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
本発明によれば、預金者がネットバンキングやATM上で、預金口座内に用途別フォルダを設定でき、預金口座を用途別に管理する仕組みを提供することができる。
本発明に係る用途別口座フォルダの概念を示す図である。 本発明の一つの実施形態に係る口座管理装置の機能構成を示す図である。 用途別フォルダ情報記憶手段に格納される主なデータ構成の具体例を示す図である。 口座フォルダの操作画面の具体例を示す図である。 一つの口座を家族で共有するイメージを示す図である。 自分の口座のフォルダを他の口座所有者と共有するイメージを示す図である。 家族や友人の口座とお金のやり取りを行うときのイメージを示す図である。 インターネットバンキングのログイン後の画面で、請求の通知があったことを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
(用途別口座フォルダの概念)
図1は、本発明に係る用途別口座フォルダの概念を示す図である。本発明は、一つの預金口座内をフォルダ(ディレクトリ)分けし、用途別に管理できるようにすることを目的とする。図1に示すように、ユーザ(預金者)の実口座番号(「1234567」とする)に対して、口座フォルダ00が銀行システム内の顧客ごとの記憶手段に生成される。口座フォルダ00は1つの口座に対して1つ生成され、ユーザは、ネットバンキング上又はATM(Automated Teller Machine)上の操作によって、この口座フォルダ00を頂点とする任意のサブフォルダ(サブディレクトリ)を作成することができる。すなわち、フォルダ全体構造は、口座フォルダ00を親ノード(ルートノード)とするツリー構造をとる。また、サブフォルダは、ユーザによって、口座を用途別(目的別)に管理するための子ノードとなる。
図示するように、例えば、口座フォルダ00の下に「今月使用」フォルダ01と「貯金」フォルダ02を作成しておけば、今月使うお金と貯金に回すお金というように、一つの預金口座を用途別に管理することができる。各フォルダには、その用途のために使われる金額が口座の残高から振り分けられる(対応付けされる)。なお、「」内にはユーザが任意のフォルダ名を付けることができる。このように、「貯金」や「今月使用」といった用途別フォルダを作ることによって、口座内のお金の管理が容易になり、銀行口座の利便性が高まる。また、口座自体もフォルダとして管理することで、例えば子供が小さい時の子供の口座について、親の口座フォルダの中に収めて管理しておき、どこかのタイミングで子供の自己管理に属性を変更するというような管理方法が可能となる。
図1の例では、預金口座の残高が例えば32万円だったところに、給与28万円が振り込まれて口座残高が60万円になったとすると、その口座全体を表す口座フォルダ00には、60万円が対応付けられる。そして、サブフォルダの「今月使用」フォルダ01には25万円、「貯金」フォルダ02には5万円というように、給与をフォルダごとに(用途別に)振り分けることができる。ただし、この例では、振り分け前の「今月使用」フォルダ01の残高は0円で、「貯金」フォルダ02の残高は30万円であったとする。
この振り分けは、ユーザが毎月の給料日などに行ってもよいが、サブフォルダごとに設定金額を設け、給与振込み後に自動で振り分けるようにしてもよい。例えば、「貯金」フォルダ02に毎月3万円が積み立てられるように設定しておけば、その月の給与が28万円であった場合、残りの金額25万円(28万円−3万円)が自動的に「今月使用」フォルダ01に振り分けられることになる。したがって、生活費等で今月使えるお金は25万円が上限となり、無駄遣いが防げることになる。また、無駄遣いができないように、「貯金」フォルダ02の属性は、いつでも参照は可能だが所定条件が成立しないと編集できない(出金できない)ようにしてもよい。所定条件とは、例えば目標の貯金額に達した時、所定の期間が経過した時、などが考えられる。
また、各サブフォルダの下に更に別のサブフォルダ(孫ノード)を作成することができる。図1の例では、「今月使用」フォルダ01の下に、「生活費」フォルダ03、「住宅」(家賃又は住宅ローンなどの住宅費)フォルダ04、「娯楽費」フォルダ05、「学費」(教育費)フォルダ06、「その他」フォルダ07を作成し、更に「生活費」フォルダ03の下に、「食費」フォルダ10、「光熱費」フォルダ11、「通信費」フォルダ12を作成している。同様に、「娯楽費」フォルダ05の下には、家族各人が使える小遣いとして、「お父さん用」フォルダ13、「お母さん用」フォルダ14、「子供用」フォルダ15が作成されている。
各フォルダには、あらかじめ定められた入出金先を、そのIDとともに関連付けるようにしてもよい。例えば、「住宅」フォルダ04に住宅ローンや家賃の口座振替先のIDを登録しておき、毎月の口座振替日には「住宅」フォルダ04から(仮想的に)所定の額が引き落とされるようにしてもよい。すなわち、各フォルダは、口座内の仮想口座のような役目を果たす。仮に、住宅ローン又は家賃が毎月6万円であったとすると、給与振込み日には、「今月使用」フォルダ01の中から、6万円が必ず「住宅」フォルダ04に移され(仮想的な資金移動がなされ)、住宅ローン等の口座振替時には、「住宅」フォルダ04から6万円が引き落とされ、同時にその上位フォルダの「今月使用」フォルダ01からも同じ額が引き落とされるようにする。「光熱費」フォルダ11、「通信費」フォルダ12についても同様である。なお、一度作成したサブフォルダは、削除したり、統合したりすることも可能である。例えば、「光熱費」フォルダ11と「通信費」フォルダ12を統合し、「光熱通信費」フォルダを新たに作成することもできる。このようにすることで、用途別管理の方法を柔軟に変更することができる。
また、口座振替でなくとも、ATMから家族が娯楽費や小遣い等を引き出したときは、その引き出した金額を、その家族ごとのサブフォルダに分別し、そこから仮想的に引き落としたように設定することもできる。家族カードを利用していれば自動的にこの分別が行われるが、家族カードを利用していなくてもネットバンキングやATMで仮想的な出金先を指定することでこの振り分けが行える。例えば、お父さんに小遣いを渡すときは、ATMで「お父さん用」フォルダ13に対し2万円分の金額を指定することで、お父さんが小遣い2万円を引き出したとみなされる。もちろん、預金口座の通帳では、単に現金2万円がATMから引き出されたことが記録される。
このような用途別フォルダを用いた実際の操作方法については後述するが、ユーザは、ネットバンキングやATMの画面上で、Windows(登録商標)のエクスプローラ風のユーザインターフェースによって、各フォルダをマウスやタップで選択した後、希望する操作のボタンを押したり、フォルダ下に残高に応じて表示された金額アイコンをドラッグ・アンド・ドロップしたりすることで、指定のフォルダから別のフォルダに資金移動(出金又は入金)することができる。なお、このときの資金移動先のフォルダは、外部の口座のフォルダであってもよい。
(口座管理装置の機能構成)
図2は、本発明の一つの実施形態に係る口座管理装置100の機能構成を示す図である。口座管理装置100は、口座内のお金の管理を簡単な操作で行うため管理装置である。図示するように、本実施形態の口座管理装置100は、銀行システム内に設けられ、ユーザ端末200又はATM300(以下両者をまとめて単に「端末」と呼ぶことがある)と、ネットワークで通信可能に接続される(以下、これらの端末を含んだ形態を本システムとも言う)。なお、図示は省略するが、端末及び口座管理装置100は、銀行内のインターネットバンキングシステム、ATM制御システム、及び勘定系システムとも連動しているのは言うまでもない。
口座管理装置100は、一つの構成例として、預金口座の取引情報を記録する口座取引DB101から、ユーザの預金口座における取引情報を取得し、フォルダ残高振り分け手段102、取引情報の出金情報を分別する出金分別手段102a、ユーザからの操作に基づき、口座内の資金を用途別(目的別)に管理するための用途別フォルダを生成するフォルダ生成手段103を備えている。生成した用途別フォルダの情報は、後述する用途別フォルダ情報記憶手段110に格納される。なお、以下単に「フォルダ」と言ったときは、上記の用途別フォルダを指すものとする。
フォルダ残高振り分け手段102は、ユーザ端末200又はATM300からのユーザの操作に基づいて、フォルダごとに当該口座の残高を振り分ける。
出金分別手段102aは、所定のフォルダに対応付けられた口座振替先IDに基づいて、口座振替額を当該所定のフォルダに振り分けられた残高から分別して出金させる。
フォルダ生成手段103は、口座内に用途別のフォルダを生成し、用途別のフォルダの情報を口座ごとに備えられた記憶手段に記憶する。
また、口座管理装置100は、更に、フォルダ編集手段104、フォルダ属性管理手段105、フォルダ表示制御手段106、端末入出力制御手段107、ユーザ認証手段108、フォルダ共有手段109を備えている。ただし、このような構成に限定されるものではない。
フォルダ編集手段104は、ユーザの操作に基づいて、又は口座の入出金があるたびに、フォルダの属性情報(プロパティ情報)を更新する。ここで属性情報は、当該フォルダに振り分けられた残高、及びツリー構造における当該フォルダの全ての下位フォルダに振り分けられた残高の合計を含む。このことについて詳細は後述する。また、フォルダ編集手段104は、ユーザの操作に応じて、生成されたフォルダの構成を編集する機能を提供する。編集には、フォルダの追加(新設)、削除、複数のフォルダの統合、フォルダの位置の移動(あるフォルダの位置を別のフォルダ下に移動すること)が含まれる。
フォルダ属性管理手段105は、自動的及びユーザの操作に応じて、フォルダにその属性(プロパティ)を管理する機能を果たす。属性情報(プロパティ情報)には、詳しくは後述するが、フォルダID、フォルダ名、作成者、作成日時、更新者、更新日時、フォルダ設定金額、フォルダ残高、共有情報、アクセス権情報などが含まれる。また、フォルダ属性管理手段105は、後述するフォルダごとのフォルダ残高、下位フォルダ残高合計を管理する。また、図示は省略するが、フォルダ属性管理手段105は以下の機能を管理する手段を有する。
(削除禁止機能)
金額が「0円」でないフォルダは削除できないようにする機能である。エクスプローラでは空でないフォルダも削除可能であるが、口座フォルダの場合、各フォルダに関連付けられた「お金」を削除してしまうと困るからである。また、「0円」であっても、使用中や特定のフォルダは削除できないようにする。例えば、属性が引き落とし専用又は受け渡し専用として作成された「引落専用」フォルダ、「受渡用」フォルダ、などである。
(自分金利設定機能)
フォルダの属性として「自分金利」を設定できる機能である。自分金利設定機能とは、貯金額に応じて利息がつくように設定した「積立」フォルダの残高に対して、自分独自の「金利」を設定できる機能である。例えば1%の金利を設定した場合、積立金に加えて1%の金利分も毎月の給与から自動で積立フォルダに振り分けられるようにする。このようにすることで、積立が楽しくなるという効果が得られる。
(遺産管理機能)
「遺産管理」フォルダの属性として、「参照条件」を設定できるようする機能である。遺産管理フォルダは以下の機能を有する。
(1)自分が死亡するまでフォルダからの引出を凍結する機能(死亡の確認は、遺族による金融機関への死亡届の提出をトリガーとする)。
(2)相続したい人ごとにフォルダに権限を付与できる機能(遺産フォルダの中に、更に相続対象者ごとのフォルダを作成可能)。
(3)コメント・メッセージ(遺言)を付加できる機能(フォルダの凍結解除時にメッセージが開く)。
このようにすることで、遺産管理ができ(終活ができる)、また、上記機能(2)及び(3)により遺産相続争いが避けられるといった効果が得られる。また、例えば親から渡されたフォルダは18歳まで確認できないようになっていて、18歳になったときに確認したら600万円入っていた、などという使い方も可能となる。
(口座残高通知機能)
口座残高が所定の上限額に達した場合、又は達する可能性がある場合に、ユーザに預金残高が上限金額を越えた、又は越える可能性がある旨の通知をしてもよい。そうすることによって、預金保険制度(ペイオフ)の上限を意識した資産管理が可能となる。なお、この通知機能は、フォルダ属性管理手段105の一つの機能としてもよいし、別途、口座残高通知手段を備えるようにしてもよい。
(入金指示待設定機能)
他者と共有するフォルダの属性に「入金指示待受け」が設定可とする機能である。特定のフォルダに、例えば、「この600万円はいつでも指示があったときに入金される」を意味する「入金指示待受け」の属性を設定することができる。このようにすることで、上記預金保険制度の上限額までの余裕を持たせた資産管理ができる。もちろん、「入金指示待受け」属性を「入金確定」にする際には、預金保険の上限額のチェックが行われる。
(自己の資産管理機能)
自身が保有する異なる金融機関の口座を共有する機能である。この機能によって、複数の金融機関にわたる自己の資産管理が簡単に可能となる。所定の口座の配下に一括管理したい口座を設定し、配下の複数の口座の残高合計を簡単に確認できることは本システムの特徴となる機能であるが、一つの口座の残高が上限を越える場合は、共有する配下の自身の他の金融機関の口座を利用して預金保険制度の制限を考慮しながらの資産管理が簡単に可能となる。
フォルダ表示制御手段106は、ユーザ端末200又はATM300の画面上で、ツリー構造のフォルダの表示を制御する。すなわち、フォルダ表示制御手段106は、ユーザが操作する操作画面において、フォルダ全体の構造、フォルダの追加、移動、削除、統合、属性(プロパティ)の表示などを制御する機能を提供する。フォルダ表示制御手段106は、上記画面上でマウスの右クリック又は所定のボタン操作によって、フォルダの属性情報を表示させる。操作画面の例については後述する。
端末入出力制御手段107は、ユーザ端末200又はATM300からの通信I/F(Interface)となり、端末と口座管理装置100との間の情報のやり取りを制御する。
ユーザ認証手段108は、ユーザ端末200又はATM300からのユーザ識別情報及び認証情報(ログインID、パスワード、口座番号、暗証番号等)を受信し、正規のユーザであるか否かを認証する。
フォルダ共有手段109は、特定のフォルダを、口座内の複数のユーザとの間、又は他の口座のユーザとの間で共有させる機能を有する。
(用途別フォルダ情報)
図3は、用途別フォルダ情報記憶手段110に格納される主なデータ構成の具体例を示す図である。用途別フォルダ情報記憶手段110には、大きく分けて、口座ごとの口座情報111及びフォルダ情報112、口座内のフォルダごとのプロパティ情報113が含まれる。なお、以下に示すデータ構成はあくまでも典型例の一つであり、フォルダに設定可能な属性は、図3の例に限定されるものではない。
口座情報111は、口座番号とその名義人、使用者IDとその使用者名が含まれる。インターネットバンキングの場合は、使用者IDはログインパスワードであり、ATMの場合は、使用者IDはキャッシュカードのIDであってもよい。1つの口座に家族カードなど複数のユーザの使用が許可されている場合は、使用者IDが複数であってもよい。また、使用者IDごとにその使用者名又は愛称を登録するようにしてもよい。
フォルダ情報112は、口座内の各フォルダの情報であり、フォルダごとに、フォルダID、フォルダ名、プロパティ情報、上位フォルダID等が含まれる。この例のフォルダ情報112は、図1で示したフォルダ構造に対応している(ただし、図を簡単にするため一部のフォルダは省略している)。なお、フォルダID00の「口座フォルダ」の上位フォルダはNULLであり、親フォルダがないこと、すなわちルートフォルダであることを示している。フォルダIDは、フォルダを作成時にシステムが決定するものとするが、フォルダ名はユーザが自由に設定でき、いつでも変更できる。
プロパティ情報113には、フォルダID、作成者、作成日時、最終更新者、更新日時、フォルダ設定金額、フォルダ残高、下位フォルダ残高合計、自動分別口座振替先、共有情報、アクセス権情報等が含まれる。また、フォルダの更新履歴を含ませるようにしてもよい。
ここで、フォルダ設定金額とは、そのフォルダに設定される上限の残高の目安であり、フォルダ残高とは、現時点のそのフォルダ自身に振り分けられた残高である(ただし、下位フォルダに振り分けた残高を除く)。また、下位フォルダ残高合計とは、そのフォルダの下位フォルダ(子フォルダ)全ての残高の合計であり、フォルダ残高と下位フォルダ残高合計を足したものがフォルダ設定金額を所定の範囲以上超えないようにすることができる。フォルダ設定金額は必ずしも設定しなくともよいが、例えば、毎月の生活費を12万円以内に収めたい場合は、「生活費」フォルダのフォルダ設定金額を12万円とし、「生活費」フォルダ自身及び下位フォルダ(「食費」フォルダ、「光熱費」フォルダ、及び「通信費」フォルダ)の残高の合計が12万円を超えないように制御するようにしてもよい。このようにフォルダ残高と下位フォルダ残高合計を分けることで、下位フォルダのどれにも分類できない資金を一時的に上位フォルダに分類しておくことができる。
自動分別口座振替先とは、家賃若しくは住宅ローン又は電気代、ガス代、水道代若しくは電話代など、毎月決まった口座振替先に、一定額若しくは使用料金を支払う場合に、その口座振替の金額が自動的に所定のフォルダから出金されたように見せるため、対象となるフォルダIDと口座振替先のIDとの組み合わせを格納したものである。例えば、フォルダID11(「光熱費」フォルダ)に「○○電力」の口座振替先IDが登録されていれば、毎月の使用料金の口座振替時に「光熱費」フォルダの残高からその使用料金が差し引かれるようにできる。
共有情報とは、フォルダを他のユーザと共有するか否か、また、共有する場合は、共有を許可するユーザのIDとそのアクセス権を定めた情報である。また、アクセス権情報とは、作成、編集、消去、参照等の権限を、ユーザごとに定めた情報である。共有の許可及びアクセス権の設定は、その口座に対して管理者権限のあるユーザのみが行える。
上記の本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(ユーザインターフェース)
図4は、口座フォルダの操作画面の具体例を示す図である。図示する口座フォルダ操作画面400は、PCを使った場合のインターネットバンキングから表示される画面を想定しているが、スマートフォンやATMを使った場合の操作画面も、マウスがボタン操作に変わり、画面サイズが異なるだけで、基本的な考え方は同様である。以下の口座フォルダ操作画面400のユーザインターフェースは、Windows(登録商標)エクスプローラ風(口座エクスプローラと呼んでもよい)に作成されているが、他のユーザインターフェースを用いてもよいのはもちろんである。
口座フォルダ操作画面400のフォルダビュー401には、口座内のフォルダの構成(フォルダ構造)が表示される。図4では、全フォルダの構成をツリー状に表示しているが、画面を最初に開いた段階では、「口座1234567」フォルダ直下のサブフォルダのみを表示し、特定のサブフォルダ(この例では、「貯金」フォルダや「生活費」フォルダ)をダブルクリックすると、その下位のサブフォルダが表示されるようにしてもよい。
また、特定のフォルダ(この例では「旅行」フォルダ)を右クリックすると、操作メニュー402が表示される。ここでは操作メニュー402の各操作の名称は、エクスプローラと同じ用語を用いているが、その意味は若干異なる。例えば、「送る」は、通常のエクスプローラでは、ファイルを他のフォルダにコピーすることを示すが、ここでは、フォルダから他のフォルダに資金を移動することを意味する。図示するように、操作メニュー402から「送る」を選択すると、ポップアップメニュー405が表示され、ここから資金移動先フォルダ、資金移動額を指定すると、この例では、「旅行」フォルダから10000円が「食費」フォルダに移動される。また、ポップアップメニュー405の資金移動額にマイナスの金額を入力すると、資金移動先から当該フォルダのほうに「入金」することもできる。更にこのとき、資金移動先に別の口座のフォルダを指定すれば、その口座に「請求」することもできる。
また、図示は省略するが、操作メニュー402から「切り取り」を選択して、移動先のフォルダ上で右クリックして「貼り付ける」を行うとフォルダの移動ができる。このようにしてフォルダ間の資金移動がPCに手馴れたユーザであれば直感的にかつ簡単に行える。
また、操作メニュー402から「プロパティ」を選択すると、プロパティ表示画面403が表示される。プロパティ表示画面403の「全般」タブ(デフォルトのタブ)を選択すると、「旅行」フォルダのプロパティ情報が表示される。
また、プロパティ表示画面403から、「共有」タブを選択すると共有情報404が表示される。この例の共有情報404では、自分の口座の「旅行」フォルダが、共有者である友人(「みか」)の「口座番号XXXX123(Xは伏字)」フォルダからも参照できるようになっている。このようにすることで、例えば、二人で行く旅行のために、同じ口座のフォルダに積み立てることなどができるようになる。また、友人のほうからも共有フォルダを設定すれば、お互いに同じ目的などのフォルダを参照することができる。
図5は、一つの口座を家族で共有するイメージを示す図である。ここでは、「お父さん」、「お母さん」、「太郎」(子供)の3人家族で一つの口座を共有しており、「お母さん」が口座の管理者として登録されており、管理者は、家族それぞれに対して口座のアクセス権限を付与できるものとする。「プロパティ(共有者)」411で示すように、「口座1234567」フォルダを右クリックして、プロパティの中から「共有者」を選択すると、この口座の共有者が表示される。ここで共有者とは、各フォルダを少なくとも参照することができる権限を付与された者を言う。共有者のうち少なくとも一人が管理者として登録される。
なお、共有者は家族でなくとも、友人など他の口座を持つものであってもよい。図6は、前述した自分の口座のフォルダを他の口座所有者と共有するイメージを示す図である。この図では、自分の「パリ旅行」フォルダを友人の口座フォルダの「パリ旅行」フォルダと共有させ、同じフォルダにお互いが旅行資金を入金ができるようにしたものである。ここで自分のフォルダが友人にも共有されていることがわかるように、「パリ旅行」フォルダには共有マークを表示するようにしてもよい。
図5に戻り、アクセス権は、自分の口座全体を表す「口座1234567」フォルダに設定可能であるが、個々のサブフォルダにも設定可能である。この家族は、家族旅行のため「旅行」フォルダに家族が共同でお金を貯めることにしており、そのため、「旅行フォルダのアクセス権」412で示すように、共有フォルダにある「旅行」フォルダには家族全員が参照及び入金ができるが、出金又は編集(「旅行」フォルダの資金を他のフォルダへの移動すること等)は、「お母さん」だけが可能であるというルールでアクセス権が設定されている。
また、各フォルダのプロパティには、あらかじめ定義された項目やタブを登録しておくことができる。例えば、「旅行」フォルダのプロパティに、旅行のための貯金額の「目標額」という項目を追加し、プロパティ表示画面403の「目標管理」というタブを選択すれば、「旅行フォルダの目標管理」413で示すように、貯金の目標額(例えば30万円)に対して、「旅行」フォルダの現在の残高(例えば20万円)がグラフで表示されるようにもできる。
図7は、家族や友人の口座とお金のやり取りを行うときのイメージを示す図である。図4の例では、プロパティの操作メニュー402から「送る」を選択することで、口座内の他のフォルダに資金移動をする例を示したが、ここでは別の口座に送金(振込)する場合の方法を示したものである。ここで、家族や友人は、ユーザの口座とは別の口座に本システムを導入しているものとする。
ここでは各フォルダの下には、フォルダごとにフォルダの残高を示すアイコンが表示されるようにする。この例では、「旅行」フォルダをダブルクリックすると、残高に相当する分の金額アイコンが表示される。金額アイコンは、紙幣や硬貨のイメージであってもよい。金額アイコンは、フォルダに格納される「ファイル」と考えてもよい。この例では、10000円札3枚と5000円札1枚の計35000円が「旅行」フォルダに入っているものとしている。これらの金額アイコンから、例えば、10000円のアイコンをクリックし、クリックしたまま、「さとし」フォルダに移動すると、10000円が「さとし」の口座に振り込まれる。ただし、事前に友人の登録フォルダを作成しておき、共有情報、アクセス権限(通常は入金のみ)等を登録しておくものとする。また、図示は省略するが、送金のときに、紙幣アイコンを右クリックし、「送る」を開くと送金先フォルダの候補が表示され、送金先を選択すると、送金先に紙幣アイコンに相当する金額が送金されるようにしてもよい。
また、金額アイコンとは別に、お金以外もフォルダ内でアイコンで管理することが可能である。すなわち、口座に関連付けてお金以外の書類をアイコンとして管理できる。例えば生命保険など保険の支払フォルダに保険証書を格納するなど、あるいは遺産管理フォルダに遺言書などを格納することができる。ここでいう書類は、金融取引にまつわる書類であって、借用書、ローン契約書、などであってもよい。
また、既に述べたように、移動先のフォルダは同じ口座内のフォルダであってもよい。図7の例では、生活費が足りなくなったため、「旅行」フォルダから5000円を「生活費」フォルダに移動している様子を示している。なお、資金移動先の友人の口座フォルダは、ルートフォルダであってもよいし、その下の特定の(共有可能な)サブフォルダであってもよい。例えば、「集金」フォルダを共有可能にしておけば、宴会の幹事の口座に、参加者が会費を支払うことなどが簡単にできる。
図8は、インターネットバンキングのログイン後の画面で、他の口座名義人から請求の通知があったことを示す図である。この例は、前述したような方法で、幹事さんから会費の「請求」が行われたような場合に、そのことを示すメッセージが通知される。また、このメッセージとともに、「振り込む」ボタンが表示され、このボタンを押すだけで会費の支払いが可能なようになっている。直ちに振り込めない場合は、「後で」ボタンを押せばよい。もちろん、振込先の口座情報や認証方法等は事前に登録済みであるとする。なお、この通知は、フォルダ属性管理手段105の前述の口座残高通知機能又は別の通知手段によって行われる。
(実施形態の効果)
口座内のお金の管理を行うための口座管理装置が、口座内に用途別のフォルダを生成し、用途別のフォルダの情報を口座ごとの記憶手段に記憶するフォルダ生成手段、ユーザ端末又はATMからのユーザの操作に基づいて、フォルダごとに当該口座の残高を振り分けるフォルダ残高振り分け手段、ユーザ端末又はATMの画面上で、ツリー構造のフォルダの表示を制御するフォルダ表示制御手段を備える。このことにより、預金者がネットバンキングやATM上で、自由に預金口座内にフォルダ(一種の仮想口座)を設定でき、用途別に管理できる。
また、フォルダ表示制御手段は、画面上でマウスの右クリック又は所定のボタン操作によって、フォルダの属性情報を表示させる。また、ユーザの操作に基づいて、又は口座の入出金があるたびに、フォルダの属性情報を更新するフォルダ属性管理手段を備える。このようにすることで、エクスプローラ風の操作感で用途別フォルダの管理ができる。
また、属性情報は、当該フォルダに振り分けられた残高、及びツリー構造における当該フォルダの全ての下位フォルダに振り分けられた残高の合計を含むので、フォルダ及びその下位のフォルダの残高をまとめて管理することができる。
また、所定のフォルダに対応付けられた口座振替先IDに基づいて、口座振替額を当該所定のフォルダに振り分けられた残高から分別して出金させる、出金分別手段を備えるので、口座振替があった際、関係するフォルダの残高の調整を自動的に行える。
また、特定のフォルダを、口座内の複数のユーザとの間又は他の口座のユーザとの間で共有させる、フォルダ共有手段を備えるので、家族や友人間で共有フォルダを参照したり、共有フォルダに共同でお金を貯めたりすることができる。
なお、上記の実施形態では、主に銀行口座について説明したが、証券口座にも適用(応用)が可能である。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として、口座管理装置について説明したが、本発明は、方法の発明(口座管理方法)又はコンピュータ・プログラムの発明(口座管理のためのプログラム)としても捉えることができる。
00 口座フォルダ(ルートフォルダ)
01〜15 用途別フォルダ
100 口座管理装置
101 口座取引DB
102 フォルダ残高振り分け手段
102a 出金分別手段
103 フォルダ生成手段
104 フォルダ編集手段
105 フォルダ属性管理手段
106 フォルダ表示制御手段
107 端末入出力制御手段
108 ユーザ認証手段
109 フォルダ共有手段
110 用途別フォルダ情報記憶手段
111 口座情報
112 フォルダ情報
113 プロパティ情報
200 ユーザ端末
300 ATM
400 口座フォルダ操作画面
401 フォルダビュー
402 操作メニュー
403 プロパティ表示画面
404 共有情報
405 資金移動ポップアップメニュー
411 プロパティ(共有者)
412 旅行フォルダのアクセス権
413 旅行フォルダの目標管理

Claims (8)

  1. 口座内のお金の管理を行うための口座管理装置であって、
    前記口座内に用途別のフォルダを生成し、前記用途別のフォルダの情報を口座ごとの記憶手段に記憶するフォルダ生成手段と、
    ユーザ端末又はATMからのユーザの操作に基づいて、前記フォルダごとに当該口座の残高を振り分けるフォルダ残高振り分け手段と、
    前記ユーザ端末又は前記ATMの画面上で、ツリー構造の前記フォルダの表示を制御するフォルダ表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする口座管理装置。
  2. 前記フォルダ表示制御手段は、前記画面上でマウスの右クリック又は所定のボタン操作によって、前記フォルダの属性情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載の口座管理装置。
  3. 前記ユーザの操作に基づいて、又は前記口座の入出金があるたびに、前記フォルダの属性情報を更新するフォルダ属性管理手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の口座管理装置。
  4. 前記属性情報は、当該フォルダに振り分けられた残高、及び前記ツリー構造における当該フォルダの全ての下位フォルダに振り分けられた残高の合計を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の口座管理装置。
  5. 所定のフォルダに対応付けられた口座振替先IDに基づいて、口座振替額を当該所定のフォルダに振り分けられた残高から分別して出金させる、出金分別手段を備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の口座管理装置。
  6. 特定の前記フォルダを、口座内の複数のユーザとの間又は他の口座のユーザとの間で共有させる、フォルダ共有手段を備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の口座管理装置。
  7. 口座内のお金の管理を行うための口座管理方法であって、
    前記口座内に用途別のフォルダを生成するステップと、
    前記フォルダの情報を口座ごとの記憶手段に記憶するステップと、
    ユーザ端末又はATMからのユーザの操作に基づいて、前記フォルダごとに当該口座の残高を振り分けるステップと、
    前記ユーザ端末又は前記ATMの画面上で、ツリー構造の前記フォルダの表示を制御するステップと、
    を含むことを特徴とする口座管理方法。
  8. 請求項7に記載の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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