JP6939950B1 - 検査装置および検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
網目構造を有する板状の物体を鉛直方向に直立した状態で保持する保持部と、
前記網目構造を撮像する撮像部と、
前記物体と前記撮像部との相対位置を移動させる移動機構と、
前記撮像部が撮像した画像を解析して前記網目構造の状態を判定する処理部と、
を有する検査装置が提供される。
網目構造を有する板状の物体を鉛直方向に直立した状態で保持する工程と、
前記網目構造を撮像する工程と、
前記物体と撮像部との相対位置を移動させる工程と、
前記撮像部が撮像した画像を解析して前記網目構造の状態を判定する工程と、
を有する検査方法が提供される。
例えば、粉体の製造工程では、その一工程において、所定の粒径の原料粉体の分級が行われる。分級は、例えば、図2に示すように、篩として機能する網目構造300を有する板状の物体(以下、「フランジ200」と称する場合がある。)を用いて行われる。しかし、網目構造300に目詰まり等が生じると、原料粉体の分級を良好に行えなくなってしまう。このため、網目構造300の状態(目詰まり等)を定期的に検査する必要がある。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態の検査装置100は、図1に示すように、例えば、直立した状態の物体としてのフランジ200について、そのフランジ200が有する網目構造300の状態を判定するように構成されている。本明細書において、フランジ200が直立した状態とは、フランジ200が有する網目構造300の面が鉛直方向に沿って起立して配置された状態のことをいう。
本実施形態の検査装置100を用いたフランジ200が有する網目構造300の状態の検査方法について説明する。
設定工程S101では、保持部10(クランプ台20,30)を用いてフランジ200を保持する。具体的には、図2に示すように、フランジ200(網目構造300)が直立した状態となるように、フランジ200を保持部10に保持させる。このように保持部10を用いることにより、フランジ200を前後に傾かないように保持することができる。フランジ200の保持部10への設置は、検査装置100の操作者(作業者)が行うようにすればよいが、専用の搬送ロボットを用いて行うようにしてもよい。
移動・撮像工程S102では、まず、フランジ200のX1方向右端における接線と、フランジ200のZ1方向上端における接線と、のXZ平面上での交点Pと対応する位置(以下、「開始位置」と称する場合がある。)に、撮像部11と光源12とを移動機構13により移動させる。そして、開始位置において撮像部11を用いて撮像をした後、移動機構13によるフランジ200に対する撮像部11の位置移動と、撮像部11による撮像と、を繰り返し行う。
撮像判断工程S103では、撮像部11が網目構造300の全域を隈なく撮像したか否かを判断する。具体的には、例えば、処理部14が撮像部11から受信した網目構造300の撮像画像の部分データ(矩形領域)を合成して、網目構造300の全体画像を構成することができるか否かを判断する。網目構造300の全体画像を構成できる判断した場合は、次の処理工程S104に進む。網目構造300の全体画像を構成できないと判断した場合は、移動・撮像工程S102を再び行う。
処理工程S104では、撮像部11から送信された画像を解析して、網目構造300の状態を判定する。具体的には、合成した矩形領域を構成する各画素のデータを解析する。例えば、各画素のデータの値の範囲を「0〜100」とし、フランジ200によって遮られない部分(例えば開始位置)の値を「95以上」、フランジ200の枠部によって完全に遮られる部分の値を「5未満」とすると、「95」と「5」の境界を抽出することでフランジ200の外周端縁を認識することができる。そして、フランジ200の領域内で、「5未満」の部分(枠部)を除く範囲が網目構造300の領域である。その網目構造300の領域内で、所定の範囲(例えば「40〜70」)内であれば網目構造300に目詰まりも穴開きもない状態と判定し、当該所定の範囲未満であれば網目構造300に目詰まりが生じている状態と判定し、当該所定の範囲を超えていれば網目構造300に穴があいている状態と判定する。
本実施形態によれば、以下に示す1つまたは複数の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1 枠
2 枠
5 トグルクランプ
6 トグルクランプ
10 保持部
11 撮像部
12 光源
13 移動機構
14 処理部
15 撮像台
16 照明台
20 クランプ台
S 支持面
T 支持面
21 クランプゴム
22 クランプレバー
23 アーム
24 アーム
25 ノブ
26 クランプゴム
27 クランプレバー
30 クランプ台
43 第1移動機構
53 第2移動機構
200 フランジ
300 網目構造
Claims (7)
- 網目構造を有する板状の物体を鉛直方向に直立した状態で保持する保持部と、
前記網目構造を撮像する撮像部と、
前記物体と前記撮像部との相対位置を移動させる移動機構と、
前記撮像部が撮像した画像を解析して前記網目構造の状態を判定する処理部と、
を有し、
前記保持部は、複数のクランプ台を有し、
前記複数のクランプ台のうちの少なくとも2つのクランプ台Aは、前記物体の鉛直方向位置を確定するように構成されており、
前記複数のクランプ台のうちの前記クランプ台Aとは異なるクランプ台Bは、前記2つのクランプ台Aの間に設けられ、前記物体の面内方向と直交する方向の位置を規定するように構成されている、
検査装置。 - 前記クランプ台Aは、前記物体の大きさに応じてクランプ位置を変更可能に構成されている、
請求項1に記載の検査装置。 - 前記移動機構は、前記撮像部を前記物体の面内方向の一方向に移動させる第1移動機構と、前記撮像部を前記一方向と直交する方向に移動させる第2移動機構と、を有する、
請求項1または2に記載の検査装置。 - 前記一方向は、鉛直方向である、
請求項3項に記載の検査装置。 - 前記物体を挟んで前記撮像部と対向する位置で、前記物体に対して光を照射する光源をさらに有し、
前記撮像部は、前記網目構造を通過した前記光源からの光を受光し、
前記処理部は、前記撮像部が受光した光の量を解析して前記網目構造の状態を判定する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の検査装置。 - 前記物体は、粉体を分級する篩である、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の検査装置。 - 網目構造を有する板状の物体を鉛直方向に直立した状態で保持する工程と、
前記網目構造を撮像する工程と、
前記物体と撮像部との相対位置を移動させる工程と、
前記撮像部が撮像した画像を解析して前記網目構造の状態を判定する工程と、
を有し、
前記物体を鉛直方向に直立した状態で保持する工程では、少なくとも2つのクランプ台Aにより、前記物体の鉛直方向位置を確定し、前記2つのクランプ台Aの間に設けられ、前記クランプ台Aとは異なるクランプ台Bにより、前記物体の面内方向と直交する方向の位置を規定する、
検査方法。
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