JP6932246B2 - アクティブガイドローラおよびエレベータ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かごの揺れを抑えるアクティブガイドローラおよびエレベータ装置に関するものである。
エレベータ装置においては、かごに設けられたアクティブガイドローラの案内部が昇降路内に上下方向に延びるように設置されたガイドレールに接することで、かごがガイドレールに沿って昇降する。ガイドレールには、据え付け時の誤差、かごの荷重、および経年変化により発生する段差、曲がりなどが存在する。これにより、かごは、昇降時に、ガイドレールの段差、曲がりなどによる変位外乱を受け、昇降方向の振動である縦振動および昇降方向に対して直角の方向の振動である横振動を生じ、乗客に不快感を与える。
従来、かごに生じる縦振動および横振動の変位入力を緩和するために、乗りかごとかご枠との間、かご枠と案内部との間などに弾性支持部材、防振部材などを設置する対策が採られていた。しかしながら、かごに生じる変位入力を弾性支持部材、防振部材などにより緩和する受動的な振動低減方法では、エレベータの高速化に伴う振動レベルの増大に対応することができなくなってきた。
このような状況を鑑み、外部から振動を抑制する力をかごに加える能動的な振動低減方法が提案されている。例えば、特許文献1に記載の振動低減装置は、かごに揺動可能に取り付けられたガイドレバーと、ガイドレバーに取り付けられてガイドレールに接するローラと、ガイドレバーに固定され、ガイドレバーの揺動に連動して移動するボビンと、ボビンに巻き付けられたコイルと、かごに固定されたヨークと、ヨークに互いに離間して対向するように配置された一対の磁石と、を備えていた。
一対の磁石は、ガイドレバーの揺動面に対して直角の方向に磁界を発生するように配置されていた。コイルは、その中心軸が磁石の磁界に対して直角の方向となるように配置されていた。ここで、ヨーク、磁石およびコイルからなるアクチュエータにおいては、コイルに通電すると、磁石の磁束によりコイルにローレンツ力が発生する。これにより、ガイドレバーがローラをガイドレールに押圧するように揺動し、その反力がかごに作用する。そこで、センサがかごに生じる変位入力を検知すると、かごに生じる変位入力と逆向きの反力が発生するようにコイルに通電して、かごの振動を低減していた。
特許第4161063号公報
特許文献1に記載の振動低減装置では、一対の磁石間に配置されたヨーク部材を取り囲むようにコイルを配置し、コイルとヨーク部材との接触を防止していた。
しかし、かごの突発的な揺れ、かご内での意図せぬ衝突などにより、意図せぬ大きな外力が発生した場合には、ガイドレバーを揺動可能に支持する軸受の内部隙間部分の移動が発生する。この軸受の内部隙間部分の移動により、コイルが磁石と接触し、コイルが断線するという課題があった。
また、コイルと磁石との間の隙間を大きくすることで、このような意図せぬ大きな外力が発生した場合においても、コイルと磁石との接触を回避できる。しかしながら、コイルと磁石との間の隙間を大きくすることは、ローレンツ力、すなわちアクチュエータの推力の低下をもたらす。この推力の低下を補うためには、アクチュエータを大きくする必要があり、装置の小型化が図れなかった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、かごの揺れを抑制できるとともに、過度な外力が作用したときにも、コイルの断線発生を確実に防止できる小型のアクティブガイドローラおよびエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるアクティブガイドローラは、昇降路内に設けられて上下方向に延びるガイドレールに沿って昇降するかごに、上下方向と直交する第1軸周りに揺動可能に設けられるガイドレバーと、上記ガイドレバーに上記第1軸と平行な第2軸周りに回動可能に設けられたガイドローラと、上記ガイドローラを上記ガイドレールに接するように付勢するバネ部材と、上記かごに固定されるアクチュエータ固定部、および上記ガイドレバーの揺動によって駆動されるアクチュエータ可動部を有するアクチュエータと、を備える。上記アクチュエータ可動部および上記アクチュエータ固定部の一方は、中脚部、および上記中脚部を挟んで相対して配置された一対の側脚部を有し、閉磁路に構成されたヨークと、上記一対の側脚部のそれぞれの上記中脚部に相対する面に設けられ、上記第1軸と直交する上記ガイドレバーの揺動面に交差する磁界を発生する一対の磁石と、を備え、上記アクチュエータ可動部および上記アクチュエータ固定部の他方は、上記中脚部が挿入される巻胴部を有するボビンと、上記巻胴部に巻かれて、上記磁界の中に配置されたコイルと、を備え、上記コイルに電流を流して発生するローレンツ力により、上記かごの振動を抑制する。上記アクチュエータは、上記アクチュエータ可動部が上記揺動面に対して直角の方向に変位したときに、上記ボビンと上記磁石又は上記ボビンと上記ヨークとが接して、上記コイルと上記磁石との接触を回避可能に構成されている。
この発明によれば、コイルに電流を流して発生するローレンツ力により、かごの揺れを抑制できる。過度な外力が作用したときにも、磁石とコイルとの接触に先だって、ボビンと磁石、又はボビンと中脚部とが接触するので、コイルと磁石との間の隙間を大きくすることなく、コイルの断線発生を確実に防止できる。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置のかご周りを示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラをY方向から見た図である。 この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラをX方向から見た部分断面図である。 この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの構成を説明する断面図である。 図2のV−V矢視断面図である。 図2のVI−VI矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの動作を説明する模式図である。 比較例のアクティブガイドローラの非動作時の状態を示す断面図である。 比較例のアクティブガイドローラの非動作時の状態をX方向から見た部分断面図である。 比較例のアクティブガイドローラの動作時の状態を示す断面図である。 比較例のアクティブガイドローラの動作時の状態をX方向から見た部分断面図である。 この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの動作時の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの動作時の状態を示す断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置のかご周りを示す模式図である。なお、便宜的に、乗りかごの出入り口の間口方向をX方向、水平平面内で、乗りかごの間口方向に対して直角の方向である奥行き方向をY方向、昇降路の上下方向をZ方向とする。
図1において、かご100は、乗りかご1と、防振ゴム3、振れ止めゴム4などを介して乗りかご1を弾性支持するかご枠2と、備える。アクティブガイドローラ5は、かご枠2に固定された支持台6と、支持台6に揺動可能に取り付けられたガイドレバー7と、ガイドレバー7に設けられ、昇降路101内に上下方向に延びるように設けられたガイドレール8に接するガイドローラ9と、ガイドレバー7を駆動して能動的に制御して、ガイドレール8とガイドローラ9との接触具合を調整するアクチュエータ10と、を備える。アクティブガイドローラ5は、かご枠2のX方向に延びる上枠および下枠の両端側のそれぞれに取り付けられている。さらに、かご枠2の上枠および下枠のX方向の各端部側において、3つのアクティブガイドローラ5は、それぞれ、ガイドローラ9がガイドレール8の頭部にX方向およびY方向の両側の3方向から接するように設けられている。
センサ11は、かご枠2の上枠および下枠のそれぞれに、X方向に離間して2つずつ設けられている。センサ11は、かご枠2のX方向およびY方向の加速度を検出することで、かご枠2のX方向およびY方向の振動状態を検出する加速度センサである。ここで、センサ11は、かご枠2のX方向およびY方向の振動状態を検出するものとしているが、かご枠2のX−Y平面内の異なる2方向の振動状態を検出できればよい。
つぎに、アクティブガイドローラ5の詳細について説明する。ここでは、説明の便宜上、ガイドローラ9がガイドレール8の頭部8aにX方向から接しているアクティブガイドローラ5について説明する。図2は、この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラをY方向から見た図、図3は、この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラをX方向から見た部分断面図、図4は、この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの構成を説明する断面図、図5は、図2のV−V矢視断面図、図6は、図2のVI−VI矢視断面図である。なお、図4では、回転軸の軸心およびコイルのZ方向の中心のそれぞれを通るX−Y平面における断面をZ方向から重ねて見た図である。
図2から図4において、固定部材6aは、かご枠2に強固に固定された支持台6からZ方向の上方に延びるように形成されている。ガイドレバー7は、第1軸であるガイドレバー支持軸6b周りに揺動可能に固定部材6aに取り付けられている。ここで、ガイドレバー支持軸6bの軸方向は、Y方向であり、X−Z平面がガイドレバー7の揺動面110となる。ガイドローラ9は、第2軸であるローラ支持軸7a周りに回動可能にガイドレバー7に取り付けられている。ローラ支持軸7aの軸方向は、Y方向となっている。固定部材6aには、バネ部材7bが設けられている。ガイドレバー7は、バネ部材7bの付勢力により、図2中、ガイドレバー支持軸6bを中心として反時計回りに回動する。これにより、ガイドローラ9は、ガイドレール8の頭部8aに押し当てられている。
アクチュエータ10は、ガイドレバー7に固定されて、X方向に、ガイドレール8と反対側に延びるアーム10aと、アーム10aの下側に固定されたボビン10bと、ボビン10bに巻回されたコイル10cと、支持台6に固定されたヨーク10dと、ヨーク10dに固定された一対の磁石10eと、を備える。アーム10a、ボビン10bおよびコイル10cにより、ガイドレバー7の揺動によって駆動されるアクチュエータ10の可動部が構成されている。ヨーク10dおよび一対の磁石10eにより、アクチュエータ10の固定部が構成されている。
ボビン10bは、図5および図6に示されるように、樹脂成型体であり、中脚部10d2aを挟んでX方向に離間して配置された巻胴部10b1と、巻胴部10b1のY方向の両側部のZ方向の両端部を連結する、X方向に延びる一対のフランジ部10b2と、巻胴部10b1とアーム10aとを連結する連結部10b3と、を有する。コイル10cは、一対のフランジ部10b2間の巻胴部10b1に巻回され、矩形筒状に構成されている。一対のフランジ部10b2は、コイル10cの外周面からY方向に突出している。
ヨーク10dは、例えば、I型ヨーク10d1とE型ヨーク10d2とからなり、閉磁路を構成している。I型ヨーク10d1とE型ヨーク10d2は、フェライトなどの磁性材料により作製されている。E型ヨーク10d2の中脚部10d2aは、下方から巻胴部10b1内に挿入されている。I型ヨーク10d1は、E型ヨーク10d2の上部に配置されて、E型ヨーク10d2に固定されている。これにより、E型ヨーク10d2の中脚部10d2aおよび側脚部10d2bとI型ヨーク10d1とが突き合わされ、閉磁路が構成される。一対の磁石10eは、一対の側脚部10d2bの中脚部10d2aに対向する面のそれぞれに、1つずつ取り付けられている。これにより、一対の磁石10eは、中脚部10d2aと離間して、かつ中脚部10d2aを挟んで、互いに相対するように、配置されている。すなわち、一対の磁石10eは、コイル10cと離間して、かつコイル10cを挟んで、互いに相対するように、配置されている。また、一対の磁石10eは、コイル10cより僅かに長く作製され、その下端がコイル10cの下端より僅かに低い位置となるように配置されている。
このように構成されたアクティブガイドローラ5においては、一対の磁石10eは、図2から図4に示されるように、ガイドレバー7の揺動面110に対して直角の方向に磁界が発生するように配置される。中脚部10d2aとボビン10bの巻胴部10b1とが同心に配置される。つまり、コイル10cは、その中心軸が一対の磁石10eの磁界に対して直角の方向、すなわちZ方向に配置される。このように、磁界の方向を揺動面110に対して直角の方向とすることにより、コイル10cを通過する磁界の強さが全ての場所で一定となるので、安定な制御が可能となる。
ここで、ボビン10bの巻胴部10b1と中脚部10d2aとは、同心に配置されている。巻胴部10b1と中脚部10d2aとの同心位置を通り、揺動面110と平行な面が、アクチュエータ可動部の駆動面120となる。一対の磁石10eは、駆動面120に関して面対称となっている。一対の磁石10eが発生する磁界の方向は、駆動面120に対して直角の方向となっている。
また、ヨーク10dの中脚部10d2aとボビン10bの巻胴部10b1とが同心に配置された状態において、コイル10cと磁石10eとの間のY方向の最小隙間をA、フランジ部10b2と磁石10eとの間のY方向の最小隙間をB、中脚部10d2aとフランジ部10b2との間のY方向の最小隙間をCとしたときに、A,B,Cは、A>B、A>Cを満足している。なお、フランジ部10b2と側脚部10d2bとの間のY方向の最小隙間が、フランジ部10b2と磁石10eとの間のY方向の最小隙間より小さい場合には、フランジ部10b2と側脚部10d2bとの間のY方向の最小隙間がBとなる。
つぎに、アクティブガイドローラ5の動作について図7を参照しつつ説明する。図7は、この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの動作を説明する模式図である。
まず、かご100は、昇降時に、ガイドレール8の段差、曲がりなどによる変位外乱を受け、振動する。かご枠2に取り付けられたセンサ11は、かご枠2の振動による加速度を加速度信号として検知し、検知した加速度信号をコントローラ(図示せず)に入力する。コントローラは、入力された加速度信号を絶対速度に変換する。ここで、かご枠2に発生した絶対速度が矢印Aの方向の絶対速度とすると、コントローラは、コイル10cに対して矢印Bの方向に電流を流す。コイル10cは、磁石10eから矢印Dの方向に発生している磁界内に配置されている。そこで、フレミング右手の法則により、コイル10cには、矢印Cの方向のローレンツ力が発生する。
矢印Cの方向のローレンツ力は、ガイドレバー支持軸6bを中心として、矢印Eの方向のトルクに変換される。そして、ガイドレバー7は、ガイドレバー支持軸6b周りに回動する。これにより、ガイドローラ9は、ガイドレール8の頭部8aに対して、矢印Fの方向に押し付けられる。このとき、ガイドローラ9は、ガイドレール8から矢印Gの方向の反力を受ける。この反力は、ガイドローラ9およびガイドレバー7を介してガイドレバー支持軸6bに伝わる。これにより、ガイドレバー支持軸6b、支持台6およびかご枠2に、矢印Hの方向の力が発生する。
このように、かご枠2には、矢印Aの方向の絶対速度に比例した大きさで、矢印Aと逆向きの方向Hの力が発生する。これにより、かご枠2は、あたかも絶対空間との間にダンパを設けたような挙動を示し、かご枠2、ひいては乗りかご1の振動が大きく低減される。
なお、かご枠2に矢印Aと反対の方向の絶対速度が発生した場合には、コイル10cには、矢印Bと反対方向に電流が流される。
また、アクティブガイドローラ5は、かご枠2の上枠および下枠のX方向の各端部側に、それぞれ、ガイドローラ9がガイドレール8の頭部8aにX方向およびY方向の両側の3方向から接するように、3つずつ設けられている。これにより、昇降時に、ガイドレール8の段差、曲がりなどによる変位外乱に起因するかご100の振動の発生が確実に抑制され、乗客に不快感を与えるような事態の発生が抑制される。
つぎに、意図せぬ大きな外力が発生した場合におけるアクティブガイドローラ5の挙動について検討する。図8は、比較例のアクティブガイドローラの非動作時の状態を示す断面図、図9は、比較例のアクティブガイドローラの非動作時の状態をX方向から見た部分断面図、図10は、比較例のアクティブガイドローラの動作時の状態を示す断面図、図11は、比較例のアクティブガイドローラの動作時の状態をX方向から見た部分断面図、図12は、この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの動作時の状態を示す断面図、図13は、この発明の実施の形態1に係るアクティブガイドローラの動作時の状態を示す断面図である。なお、図8、図10および図12は、図4に相当する部分断面図である。また、図8から図13では、ガイドレバー支持点を支持する軸受をばね要素として表現している。
比較例のアクティブガイドローラ5Aのアクチュエータ10Aにおいては、図9に示されるように、ヨーク10dの中脚部10d2aとボビン10bの巻胴部10b1とが同心に配置された状態において、コイル10cの外周面がボビン10bのフランジ部10b2の突出面より僅かに突出している。すなわち、コイル10cと磁石10eとのY方向隙間をA、フランジ部10b2と磁石10eとのY方向隙間をBとしたときに、A,Bは、A<Bを満足している。そして、一対の磁石10eは、図8に示されるように、アクチュエータ可動部の駆動面120に関して面対称となっている。そこで、コイル10cは、磁石10eおよび側脚部10d2bから、駆動面120に対して直角の方向に離反している。また、中脚部10d2aとフランジ部10b2との間のY方向の最小隙間をCとしたときに、A,Cは、A<Cを満足している。
ここで、図10に示されるように、ガイドローラ9がガイドレール8から意図せぬ大きな反力F1又はF2を受けると、ガイドレバー支持軸6bに装着されている軸受102の内部隙間部分の移動が発生する。これにより、ガイドレバー7は、ガイドレバー支持軸6bを中心に時計回りに回動するように変位する。また、図11に示されるように、ガイドレバー7は、ガイドレバー支持軸6bを中心に時計回りに回動するように変位する。
このように、アクティブガイドローラ5Aの構成においては、ガイドローラ9がガイドレール8から意図せぬ大きな反力F1,F2を受けると、コイル10cがY方向に変位することが分かる。さらに、発生するY方向の変位は、ガイドレバー支持軸6bから最も遠いコイル10cの支持台6側の端部、すなわちコイル10cの下端部がもっとも大きくなることが分かる。その結果、アクティブガイドローラ5Aでは、A<B、かつA<Cとなっているので、図10および図11に示されるように、コイル10cの下端部が磁石10eに接触し、コイル10cの損傷が発生する。
実施の形態1では、アクティブガイドローラ5のアクチュエータ10は、A>Bとなっている。そこで、図12および図13に示されるように、コイル10cの下端部が磁石10eに接する前に、巻胴部10b1の下側のフランジ部10b2が磁石10eに接する。これにより、コイル10cと磁石10eとの接触が未然に回避され、コイル10cの損傷発生を抑制することができる。ここで、コイル10cの下端部が磁石10eに接する前に、巻胴部10b1の下側のフランジ部10b2が磁石10eに接しているが、フランジ部10b2が側脚部10d2bに接するようにしてもよい。巻胴部10b1の下側のフランジ部10b2が、コイル接触防止部材を構成している。
また、アクティブガイドローラ5のアクチュエータ10は、A>Cとなっていてもよい。この場合、コイル10cの下端部が磁石10eに接する前に、ボビン10bのフランジ部10b2の内周壁面の下端部が中脚部10d2aに接する。この場合には、一対の磁石10eの下端は、コイル10cの下端より低い位置に配置される必要はなく、コイル10cの下端より高い位置に配置されてもよい。このように、アクティブガイドローラ5のアクチュエータ10は、A>B、又はA>Cとなっていれば、コイル10cと磁石10eとの接触が未然に回避され、コイル10cの損傷発生を抑制することができる。
したがって、コイル10cと磁石10eとの間の隙間を大きくして、コイル10cと磁石10eとの接触を回避する必要がない。そこで、アクチュエータ10を大きくすることなく、ローレンツ力、すなわちアクチュエータ10の推力を確保することができ、アクティブガイドローラ5の小型化が図られる。
ここで、上記実施の形態1では、ガイドローラ9が外力F1,F2を受け、コイル10cがガイドレバー支持軸6bを中心に回動するように変位する場合について説明しているが、コイル10cは、コイル10cの中心軸をZ方向に維持して、Y方向に平行移動するように変位する場合もある。このような場合においても、実施の形態1の構成によれば、コイル10cが磁石10eに接触するに先だって、フランジ部10db2が磁石10e又は中脚部10d2aに接触し、コイル10cの断線発生が抑制される。
なお、上記実施の形態1では、アクティブガイドローラ5は、かご枠2の上枠および下枠のX方向の各端部側に、それぞれ、ガイドローラ9がガイドレール8の頭部8aにX方向およびY方向の両側の3方向から接するように、3つずつ設けられているが、アクティブガイドローラ5の配置個数、設置形態は、これに限定されない。
また、上記実施の形態1では、一対の磁石10eは、ガイドレバー7の揺動面110に対して直角の方向に磁界が発生するように配置されているが、一対の磁石10eが発生する磁界の方向は、必ずしも揺動面に対して直角の方向とする必要はなく、揺動面110に対して交差していればよい。
また、上記実施の形態1では、ボビン10bは、樹脂製であるが、ボビン10bは樹脂製に限定されず、非磁性体であればよく、例えばアルミニウムで作製されてもよい。
また、上記実施の形態1では、巻胴部10b1の下端側のフランジ部10b2をコイル接触防止部材としているが、フランジ部10b2の外周面に突起部を形成し、その突起部をコイル10cの外周面より突出させて、コイル接触防止部材としてもよい。
また、上記実施の形態1では、ガイドレバー7が、固定部材6aからY方向の一側に突出するガイドレバー支持軸6bに揺動可能に取り付けられている場合、すなわち、ガイドレバー7を揺動可能に支持するガイドレバー支持軸6bが、固定部材6aに片持ち支持されている場合について説明している、しかし、ガイドレバー7が、固定部材6aからY方向の両側に突出するガイドレバー支持軸6bに揺動可能に取り付けられている場合、すなわち、ガイドレバー7を揺動可能に支持するガイドレバー支持軸6bが、固定部材6aに両持ち支持されている場合についても、同様の課題がある。そこで、本発明をガイドレバー7を揺動可能に支持するガイドレバー支持軸6bが、固定部材6aに両持ち支持されている場合に適用すれば、磁石10eとの接触に起因するコイル10cの損傷発生を抑制することができる。
また、上記実施の形態1では、ボビン10bおよびコイル10cにより、ガイドレバー7の揺動によって駆動されるアクチュエータ10の可動部が構成され、ヨーク10dおよび一対の磁石10eにより、アクチュエータ10の固定部が構成されている。しかし、ヨーク10dおよび一対の磁石10eにより、ガイドレバー7の揺動によって駆動されるアクチュエータ10の可動部が構成され、ボビン10bおよびコイル10cにより、アクチュエータ10の固定部が構成されてもよい。
5 アクティブガイドローラ、6b ガイドレバー支持軸(第1軸)、7 ガイドレバー、7a ローラ支持軸(第2軸)、7b バネ部材、8 ガイドレール、9 ガイドローラ、10 アクチュエータ、10b ボビン(アクチュエータ可動部)、10b1 巻胴部、10b2 フランジ部(コイル接触防止部材)、10c コイル(アクチュエータ可動部)、10d ヨーク(アクチュエータ固定部)、10d2a 中脚部、10d2b 側脚部、10e 磁石(アクチュエータ固定部)、100 かご、101 昇降路、110 揺動面。

Claims (6)

  1. 昇降路内に設けられて上下方向に延びるガイドレールに沿って昇降するかごに、上下方向と直交する第1軸周りに揺動可能に設けられるガイドレバーと、
    上記ガイドレバーに上記第1軸と平行な第2軸周りに回動可能に設けられたガイドローラと、
    上記ガイドローラを上記ガイドレールに接するように付勢するバネ部材と、
    上記かごに固定されるアクチュエータ固定部、および上記ガイドレバーの揺動によって駆動されるアクチュエータ可動部を有するアクチュエータと、を備え、
    上記アクチュエータ可動部および上記アクチュエータ固定部の一方は、中脚部、および上記中脚部を挟んで相対して配置された一対の側脚部を有し、閉磁路に構成されたヨークと、上記一対の側脚部のそれぞれの上記中脚部に相対する面に設けられ、上記第1軸と直交する上記ガイドレバーの揺動面に交差する磁界を発生する一対の磁石と、を備え、
    上記アクチュエータ可動部および上記アクチュエータ固定部の他方は、上記中脚部が挿入される巻胴部を有するボビンと、上記巻胴部に巻かれて、上記磁界の中に配置されたコイルと、を備え、
    上記コイルに電流を流して発生するローレンツ力により、上記かごの振動を抑制するアクティブガイドローラにおいて、
    上記アクチュエータは、上記アクチュエータ可動部が上記揺動面に対して直角の方向に変位したときに、上記ボビンと上記磁石又は上記ボビンと上記ヨークとが接して、上記コイルと上記磁石との接触を回避可能に構成されており、
    上記巻胴部と上記中脚部とが同心に配置された状態において、上記揺動面に対して直角の方向における上記コイルと上記磁石との間の最小隙間をA、および上記揺動面に対して直角の方向における上記巻胴部と上記中脚部との間の最小隙間をCとしたときに、AおよびCは、A>Cを満足しているアクティブガイドローラ。
  2. 上記ボビンは、上記アクチュエータ可動部が上記揺動面に対して直角の方向に変位したときに、上記磁石又は上記ヨークに接するコイル接触防止部材を有し、
    上記巻胴部と上記中脚部とが同心に配置された状態において、上記揺動面に対して直角の方向における上記コイルと上記磁石との間の最小隙間をA、および上記揺動面に対して直角の方向における上記コイル接触防止部材と上記側脚部との間の最小隙間と上記コイル接触防止部材と上記磁石との間の最小隙間のうちの小さい方の最小隙間をBとしたときに、AおよびBは、A>Bを満足している請求項1記載のアクティブガイドローラ。
  3. 上記コイル接触防止部材は、上記巻胴部の端部から上記側脚部の方向に突出するフランジ部である請求項2記載のアクティブガイドローラ。
  4. 昇降路内に設けられて上下方向に延びるガイドレールに沿って昇降するかごと、
    上記かごに、上下方向と直交する第1軸周りに揺動可能に設けられたガイドレバーと、
    上記ガイドレバーに上記第1軸と平行な第2軸周りに回動可能に設けられたガイドローラと、
    上記ガイドローラを上記ガイドレールに接するように付勢するバネ部材と、
    上記かごに固定されるアクチュエータ固定部、および上記ガイドレバーの揺動によって駆動されるアクチュエータ可動部を有するアクチュエータと、を備え、
    上記アクチュエータ可動部および上記アクチュエータ固定部の一方は、中脚部、および上記中脚部を挟んで相対して配置された一対の側脚部を有し、閉磁路に構成されたヨークと、上記一対の側脚部のそれぞれの上記中脚部に相対する面に設けられ、上記第1軸と直交する上記ガイドレバーの揺動面に交差する磁界を発生する一対の磁石と、を備え、
    上記アクチュエータ可動部および上記アクチュエータ固定部の他方は、上記中脚部が挿入される巻胴部を有するボビンと、上記巻胴部に巻かれて、上記磁界の中に配置されたコイルと、を備え、
    上記コイルに電流を流して発生するローレンツ力により、上記かごの振動を抑制するエレベータ装置において、
    上記アクチュエータは、上記アクチュエータ可動部が上記揺動面に対して直角の方向に変位したときに、上記ボビンと上記磁石又は上記ボビンと上記ヨークとが接して、上記コイルと上記磁石との接触を回避可能に構成されており、
    上記巻胴部と上記中脚部とが同心に配置された状態において、上記揺動面に対して直角の方向における上記コイルと上記磁石との間の最小隙間をA、および上記揺動面に対して直角の方向における上記巻胴部と上記中脚部との間の最小隙間をCとしたときに、AおよびCは、A>Cを満足しているエレベータ装置。
  5. 上記ボビンは、上記アクチュエータ可動部が上記揺動面に対して直角の方向に変位したときに、上記磁石又は上記ヨークに接するコイル接触防止部材を有し、
    上記巻胴部と上記中脚部とが同心に配置された状態において、上記揺動面に対して直角の方向における上記コイルと上記磁石との間の最小隙間をA、および上記揺動面に対して直角の方向における上記コイル接触防止部材と上記側脚部との間の最小隙間と上記コイル接触防止部材と上記磁石との間の最小隙間のうちの小さい方の最小隙間をBとしたときに、AおよびBは、A>Bを満足している請求項記載のエレベータ装置。
  6. 上記コイル接触防止部材は、上記巻胴部の端部から上記側脚部の方向に突出するフランジ部である請求項記載のエレベータ装置。
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