JP2017178561A - エレベーター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より安価な構成で乗りかごの振動を抑えるエレベーター装置を提供する。【解決手段】エレベーター装置100は、乗りかご110を挟んで昇降方向であるZ方向に延びる一対のガイドレール140に対して接触し、乗りかご110と共に昇降するガイドローラ121〜123と、乗りかご110の床面に平行な配置面で、一対のガイドレール140のいずれか一方のガイドレール140の側に配置され、互いのガイドレール140に対向する方向であるY方向に直交するX方向に加速度を発生させる第一制振器133と、一対のガイドレール140のいずれか他方のガイドレール140とX方向で接触するガイドローラのX方向の移動に対する減衰器と、配置面でX方向加速度を検出する第一加速度検出部132と、第一加速度検出部132により検出されたX方向加速度を受信して第一制振器133を制御する制御部131と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、エレベーター装置に関し、例えば、建物に設置されるエレベーター装置に適用して好適なものである。
エレベーター装置は、人や物を載せて昇降する手段として広く用いられている。エレベーター装置の乗りかごは、かご室と、かご室の周囲に設けられたかご枠とから構成されている。昇降路には上下に延びるガイドレールが配置され、かご枠には、かご枠が昇降路に沿って走行するために、ガイドレールに対して三方向から接触するガイド装置が設けられている。ガイド装置は、かご枠の複数個所に設けられ、それぞれ3つのガイドローラがガイドレールに対して異なる方向から接触することにより、乗りかごが昇降路内を安定して走行することが可能となっている。
ここで昇降路内のガイドレールが曲がって据付けられていたり、ガイドレールのつなぎ目に段差があったりすると、ガイドレールに接触しているガイドローラを介して乗りかごに外力がかかり横方向の振動を発生させることになる。かご室とかご枠とは防振ゴムを介して接続されているが、かご室の振動を抑制するのには十分とはいえない。横方向の振動は基本的にガイドレール据付精度に依存し、ガイドレール据付精度は技術者の熟練度に依存することとなるが、熟練技術者の確保は、特に新興国において難しく、ガイドレール据付精度を高く維持することは難しくなってきている。
特許文献1は、乗りかごとかご枠との間に、乗りかごをかご枠に対して水平方向に復元力を付与する弾性部材を設けることについて開示している。特許文献2は、エレベーターかごの振動方向及び振動の大きさを検出し、検出した振動を相殺するアクティブ制振装置を設けたエレベーターの制振装置について開示している。特許文献3は、ガイドレールを挟んで両側に設けられた2つのガイドローラのガイドレールに対する押圧力を1つのアクチュエータによって制御する構成について開示している。特許文献4は、アクチュエータ可動部又は固定部の一方が、アクチュエータ可動部の駆動方向と交わる方向の磁界を発生する磁石であり、他方が磁界の影響を受けるように配置されたボビンに巻線されたコイルであり、昇降体が振動しているときに、コイルに電流を流してアクチュエータ可動部の駆動方向にアクチュエータ可動部を駆動させるローレンツ力を発生させることについて開示している。
特開平07−187548号公報 特開平11−116166号公報 特開2006−131385号公報 特開2001−122555号公報
乗りかごの振動を抑えるには、ばね等によりパッシブに抑えるものがあるが、その性能には限界があり、乗りかごが停止して乗客が乗り込んでくる時等には、逆に乗りかごを揺らしてしまう恐れがある。振動を抑えるには、3つ以上のアクチュエータを用いてアクティブに抑えることがより効率的であるが、コストが高くなると共に、制御が複雑化して、パラメータの調整等に時間がかかる恐れがあり、更に、コスト高となる恐れがある。また、パラメータ調整が適切でない場合や、パラメータを変更すべき状態になった場合には、かえって振動が大きくなる恐れもある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、より安価な構成で乗りかごの振動を抑えるエレベーター装置を提供しようとするものである。
かかる課題を解決するため本開示の装置稼働システムは、乗りかごを挟んで昇降方向であるZ方向に延びる一対のガイドレールに対して接触し、前記乗りかごと共に昇降するガイドローラと、前記乗りかごの床面に平行な配置面で、前記一対のガイドレールのいずれか一方の前記ガイドレールの側に配置され、互いの前記ガイドレールに対向する方向であるY方向に直交するX方向に加速度を発生させる第一制振器と、前記一対のガイドレールのいずれか他方の前記ガイドレールと前記X方向で接触する前記ガイドローラの前記X方向の移動に対する減衰器と、前記配置面で前記X方向加速度を検出する第一加速度検出部と、前記第一加速度検出部により検出された前記X方向加速度を受信して前記第一制振器を制御する制御部と、を備えるエレベーター装置である。
本発明によれば、より安価な構成で乗りかごの振動を抑えることができる。
本開示の一実施の形態に係るエレベーター装置について概略的に示す図である。 乗りかご内の第一制振器及び第二制振器の配置、並びにガイド装置について示す図である。 第一制振器の一例について示す図である。 ガイド装置の+Y方向の視野による図である。 第一制振器の他の例について示す図である。 第一制振器をかご室に設けない場合の一例について示す図である。
以下図面を用いて本開示に係る実施の形態を詳述する。以下の説明において、同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)本実施の形態によるエレベーター装置の構成
図1は、本発明の一実施の形態に係るエレベーター装置100について概略的に示す図である。この図に示されるようにエレベーター装置100は、人や物を載せる乗りかご110と、昇降路内で昇降路に沿って配置された一対のガイドレール140とを有している。図1では、乗りかご110に付属する部品を明確に描くために、一対のガイドレール140のうち一本のみを示し、乗りかご110を挟んで図面手前側のガイドレール140の記載を省略している。
乗りかご110は、ドアを有し、人や物を載せるかご室114と、かご室114の周囲を囲うように配置され、ロープ101が接続されたかご枠112を有している。かご枠112には、ガイドレール140に沿って昇降させるためのガイドローラ121〜123をそれぞれ有するガイド装置120及び160がそれぞれ2か所ずつ計4か所に取り付けられている。詳細は後述するが、一対のガイドレール140のいずれの側に押圧されるガイドローラ121〜123を有するかによって、構成が異なるガイド装置120及び160となっている。本実施形態においては、ガイドレール140が延びる方向をZ方向、Z方向に直交し、一対のガイドレール140が互いに対抗する方向をY方向、Z方向及びY方向に垂直な方向をX方向としている。ここで、±X方向、±Y方向及び±Z方向は、単にX方向、Y方向及びZ方向と記載することとし、いずれかの方向を示すときには、+X方向や−X方向と符号をつけて示すこととする。
かご室114の床面に平行な床下の配置面には、X方向加速度を検出する第一加速度検出部132と、一対のガイドレール140のいずれか一方の側の配置面上に配置され、X方向に加速度を発生させる第一制振器133と、配置面上に配置され、前記Y方向加速度を検出する第二加速度検出部136と、配置面上に配置され、前記Y方向に加速度を発生させる第二制振器137と、第一加速度検出部132及び第二加速度検出部136の出力に基づいて第一制振器133及び第二制振器137へ制御指令を入力する制御部131が設置されている。ここで、配置面をかご室114の床下とすることで、乗りかご110のZ方向の端部近くとすることができ、より効率的に乗りかご110の振動を抑えることができる。しかしながら、配置面は天井裏、かご枠112の底面部や上面部等その他の場所でもよい。また、制御部131は、第一加速度検出部132の出力に基づいて第一制振器133へ制御指令を入力する制御部と第二加速度検出部136の出力に基づいて第二制振器137へ制御指令を入力する制御部を別々に設けてもよい。
制御部131は、第二加速度検出部136の出力に基づいて第二制振器137への制御指令の計算を行うと共に、第一加速度検出部132の出力に基づいて第一制振器133への制御指令の計算を行う。ここで、X方向の振動には、X軸方向の並進運動の他、Y軸まわりの回転運動及びZ軸まわりの回転運動を含むものとする。Y方向の振動には、Y軸方向の並進運動の他、X軸まわりの回転運動を含むものとする。
図2は、乗りかご110の−Z方向の視野による図であり、乗りかご110内の第一制振器133及び第二制振器137の配置、並びにガイド装置120及び160について示す図である。この図に示されるように、第二加速度検出部136(不図示)及び第二制振器137はY方向に延びるバランス軸201上に設置することができる。バランス軸とは、乗りかご110をバランス軸に鉛直な面で切って2つに分けた場合に、バランス軸に係る慣性モーメントがそれぞれで等しくなるように定められる線である。第二加速度検出部136及び第二制振器137をバランス軸上に設置したのは、バランス軸より離れた位置に配置すると、Y方向の振動情報にX方向の振動に関わるZ軸まわりの回転振動の情報が混入することになり、Y方向の振動とX方向の振動を独立に制御することが困難になるためである。ただし、バランス軸201を正確に知ることが困難な場合、ガイド装置120のガイドローラ121とガイド装置160のガイドローラ121を結ぶ線をバランス軸201に代用してもよい。
第一加速度検出部132(不図示)および第一制振器133は、乗りかご110のX方向に延びるバランス軸202から離れた位置に設置することができる。図1では乗りかご110の+Y方向側に設置されているが、−Y方向側に設置されていてもよい。ここで、第一制振器133をX方向に延びるバランス軸から離れた位置に設置するのは、このバランス軸上に設置するとZ軸まわりの回転振動を抑制することが難しくなるからである。
第一制振器133が設置されている側のガイド装置120は、−Y方向にガイドレール140に接触するガイドローラ121と、ガイドローラ121を−Y方向に押圧するばね124と、+X方向にガイドレール140に接触するガイドローラ122と、ガイドローラ122を+X方向に押圧するばね125と、−X方向にガイドレール140に接触するガイドローラ123と、ガイドローラ123を−X方向に押圧するばね126と、を有している。
また、第一制振器133が設置されている側とは反対側のガイド装置160は、ガイド装置120と同様の構成を備えると共に、ばね125と並列に接続され、ガイドローラ122のX方向の移動速度に比例して速度と反対方向の力を発生させる減衰器161と、ばね126と並列に接続され、ガイドローラ123のX方向の移動速度に比例して速度と反対方向の力を発生させる減衰器162と、を備えている。
本実施の形態では、第一制振器133を乗りかご110の+Y方向側に設置しているため、図示していない+Y方向側にあるガイドレール140からの外乱に対しては有効にその振動を抑制することができるが、左側のガイドレール140からの外乱に対しては、第一制振器133が離れた位置に設置されているためその制振効果が限られてしまう。よって2つのガイドレール140のいずれからの外乱に対しても制振効果を維持しようとすると、第一制振器133と反対側にも制振器を設置する必要が出てくるが、制振器を増やすと制御部131による制御が複雑になり、現場での制御部131の調整にも時間がかかるため、更なるコスト高につながる。
本実施の形態では、このように、Y方向に延びるバランス軸に対して第一制振器133が設置されていない側のガイド装置160に、ガイドローラ122及び123のX方向の移動に対する減衰器161及び162を設置している。このことにより、2つのガイドレール140のいずれからの外乱に対しても乗りかご110の振動を抑制することとしている。
図3は、第一制振器133の一例について示す図である。なお、この制振器は、第二制振器137に用いてもよい。この図に示されるように、第一制振器133は、重り12が、モータ11に接続されたボールねじ13により並進移動することにより重心位置が変化し、加速度を発生させるものである。第一加速度検出部132の出力に基づいて、制御部131が、重り12の移動の制御を行うことにより、乗りかご110の振動を抑制することができる。
図4は、ガイド装置160の+Y方向の視野による図である。この図に示されるように、ガイドローラ122及び123はそれぞれレバー128及び129に取り付けられており、ガイドレール140への押圧は、ばね125及び126によって調整される。ガイドレール140の曲がり等による外乱の影響は、ばね125及び126で緩和される。レバー128及び129にはそれぞれ更に減衰器161及び162が設置されている。この減衰器161及び162により、ガイドレール140からの乗りかご110に対する外乱の影響を更に小さくすることができる。ここで、ガイド装置120の構成は、ガイド装置160の構成から減衰器161及び162を除いた構成と同様である。
図5は、第一制振器133の他の例について示す図である。この図に示されるように、第一制振器133は、リンク23の一端に重り21が接続され、他端にモータ軸が接続されている。モータ22を動かすことにより、重り21を偏心位置で回転させて、第一制振器133の重心位置を変化させ、加速度を発生させる。図3の場合と同様に、第一加速度検出部132の出力に基づいて、制御部131が、重り12の移動の制御を行うことにより、乗りかご110の振動を抑制することができる。
図6は、第一制振器133をかご室114に設けない場合の一例について示す図である。この図に示される第一制振器133は、ガイド装置120に設置される。上述のガイド装置120と同様にレバー128及び129には、ばね125及び126がそれぞれ取り付けられ、ガイドレール140の曲がりや段差によってガイドローラ122及び123に作用する力を吸収する。ガイドローラ122及び123のガイドレール140への押し付け力は、それぞればね125及び126の長さによって決まるが、ばね125及び126の長さは、ばね125及び126の内部を通るロッド35及び36により調整される。ロッド35及びロッド36は、可動体38を介して接続されており、これにより、ばね125の長さが長くなれば、ばね126の長さが短くなり、またその逆も成り立つように構成されている。また、可動体38は、ボールねじ37を介してモータ39に接続されており、モータ39の動作によりその位置を移動することができ、ばね125及び126の長さはモータ39の回転により変更することができる。したがって、ガイドローラ122及び123によるガイドレール140へのX方向の押し付け力の大きさ及び方向を、モータ39により変化させることができるため、乗りかご110に加速度を与えることができる。このような構成であっても、第一加速度検出部132の出力に基づいて、制御部131が、可動体38の移動の制御を行うことにより、乗りかご110の振動を抑制することができる。
また、図6の第一制振器133は、一つのモータ39により、ガイドローラ122及び123のガイドレール140への押し付け力を調整するものとしたが、それぞれのガイドローラ122及び123の押し付け力をそれぞれのモータによって調整するガイド装置120を用いてもよい。また、アクチュエータとして電磁石などを用いてもよい。このように、第一制振器133は、ガイド装置120のガイドローラ122及び123のX方向に対する圧力を制御するものとすることができる。
(2)本実施の形態の効果
本実施形態に係るエレベーター装置100は、乗りかご110を挟んで昇降方向であるZ方向に延びる一対のガイドレール140に対して接触し、乗りかご110と共に昇降するガイドローラ121〜123と、乗りかご110の床面に平行な配置面で、一対のガイドレール140のいずれか一方のガイドレール140の側に配置され、互いのガイドレール140に対向する方向であるY方向に直交するX方向に加速度を発生させる第一制振器133と、一対のガイドレール140のいずれか他方のガイドレール140とX方向で接触するガイドローラのX方向の移動に対する減衰器161及び162と、配置面でX方向加速度を検出する第一加速度検出部132と、第一加速度検出部132により検出されたX方向加速度を受信して第一制振器133を制御する制御部131と、を備えているため、より安価な構成で乗りかご110の振動を抑えることができる。
また、エレベーター装置100は、配置面上に配置され、Y方向に加速度を発生させる第二制振器137と、配置面上に配置され、Y方向加速度を検出する第二加速度検出部136と、を更に備え、制御部131は、更に第二加速度検出部136により検出されたX方向加速度を受信して第二制振器137を制御することとしてもよい。この場合には、Y方向の振動についても効率的に抑えることができる。
また、エレベーター装置100は、第一加速度検出部132及び第一制振器133は、乗りかご110のX方向に延びるバランス軸から離れた位置に配置されることとしてもよい。この場合には、第一制振器133が、X方向並進運動、Y軸回転運動、及びZ軸回転運動を取得できるため、より効率的に振動を抑えることができる。
また、エレベーター装置100は、第二加速度検出部136及び第二制振器137は乗りかご110のY方向に延びるバランス軸上に配置されることとしてもよい。この場合には、第二制振器137が、Y方向並進運動とX軸回転運動とについて制御するため、効率的に振動を抑制することができる。
本発明は、駅や空港その他公共の場所で使用される設備や、工場の生産設備などに適用することができる。
11,22,39 モータ
35,36 ロッド
38 可動体
100 エレベーター装置
101 ロープ
110 乗りかご
112 かご枠
114 かご室
120 ガイド装置
121,122,123 ガイドローラ
124,125,126 ばね
128,129 レバー
131 制御部
132 第一加速度検出部
133 第一制振器
136 第二加速度検出部
137 第二制振器
140 ガイドレール
160 ガイド装置
161,162 減衰器

Claims (8)

  1. 乗りかごを挟んで昇降方向であるZ方向に延びる一対のガイドレールに対して接触し、前記乗りかごと共に昇降するガイドローラと、
    前記乗りかごの床面に平行な配置面で、前記一対のガイドレールのいずれか一方の前記ガイドレールの側に配置され、互いの前記ガイドレールに対向する方向であるY方向に直交するX方向に加速度を発生させる第一制振器と、
    前記一対のガイドレールのいずれか他方の前記ガイドレールと前記X方向で接触する前記ガイドローラの前記X方向の移動に対する減衰器と、
    前記配置面で前記X方向加速度を検出する第一加速度検出部と、
    前記第一加速度検出部により検出された前記X方向加速度を受信して前記第一制振器を制御する制御部と、を備えるエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記配置面上に配置され、前記Y方向に加速度を発生させる第二制振器と、
    前記配置面上に配置され、前記Y方向加速度を検出する第二加速度検出部と、を更に備え、
    前記制御部は、更に前記第二加速度検出部により検出された前記X方向加速度を受信して前記第二制振器を制御する、ことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベーター装置において、
    前記第一加速度検出部及び前記第一制振器は、前記乗りかごの前記X方向に延びるバランス軸から離れた位置に配置される
    ことを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項2に記載のエレベーター装置において、
    第二加速度検出部及び第二制振器は前記乗りかごの前記Y方向に延びるバランス軸上に配置される
    ことを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項1又は2に記載のエレベーター装置において、
    前記第一制振器は、重りを並進移動させることにより重心位置を変化させ、加速度を発生させる、ことを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項1又は2のいずれか一項に記載のエレベーター装置において、
    前記第一制振器は、重りを偏心位置で回転させることにより重心位置を変化させ、加速度を発生させる、ことを特徴とするエレベーター装置。
  7. 請求項1又は2に記載のエレベーター装置において、
    前記第一制振器は、前記一対のガイドレールのいずれか他方の前記ガイドレールと前記X方向で接触する前記ガイドローラの前記X方向に対する圧力を制御して、加速度を発生させる、ことを特徴とするエレベーター装置。
  8. 請求項1又は2に記載のエレベーター装置において、
    前記配置面は、前記乗りかごの床面の下側に配置される、ことを特徴とするエレベーター装置。
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