JP6917500B1 - バーロック装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】片手で施解錠操作が行えるバーロック装置を提供する。【解決手段】バーロック装置1は、ロックバー4を拘束位置に仮保持して片手でキー8による施解錠操作を可能とする仮止め機構10を具備する。仮止め機構10は、ロックバー4の仮止め凹部11と、拘束位置で仮止め凹部11に係合してロックバー4を拘束するストッパ部材12と、ストッパ部材12の拘束を解除する解除操作部材13とを含む。ストッパ部材12は、係合位置に付勢され、拘束位置にあるロックバー4の仮止め凹部11に自動的に係合し、非係合位置でロックバー4を解放する。解除操作部材13は、外方端部が本体2から突出し、本体2内へ押し込まれた動作位置でストッパ部材12を非係合位置へ移動させる。【選択図】図3
Description
本発明は、本体に抜き差し自在に挿入されるロックバーと、このロックバーを本体から抜き取り不能に拘束する錠機構とを具備し、ロックバーと錠機構のキーが相互に拘束し合うインタロックを構成するバーロック装置に関する。
従来、ロックバーと錠機構のキーが相互に拘束し合うインタロックを構成するバーロック装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。この装置は、本体と、本体に差し込まれるロックバーとを具備する。本体には、錠機構が組み込まれる。錠機構は、ロータがロックバーに一部交叉するように配置される。錠機構を操作するキーは、解錠位置でロータに抜け止めされ、施錠位置でロックバーを拘束して抜き取り可能となる。本体には、ロックバーを押し出す方向に付勢する付勢機構が組み込まれる。
上記従来のバーロック装置においては、ロックバーを本体に差し込んで施錠する際に、ロックバーを一方の手で拘束位置に押し込んだまま、他方の手でキーによる施錠操作をしなければならず、また解錠時にも、ロックバーの飛び出しを抑制するために、一方の手でこれを保持する必要がある。このため、片手で施解錠操作が行えるバーロック装置が求められている。
したがって、本発明は、片手で施解錠操作が行えるバーロック装置を提供することを課題とする。
したがって、本発明は、片手で施解錠操作が行えるバーロック装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための、本発明のバーロック装置1は、ロックバー4を拘束位置に仮保持して片手でキー8による施解錠操作を可能とする仮止め機構10を具備する。仮止め機構10は、ロックバー4の外周に設けられた仮止め凹部11と、拘束位置でこの仮止め凹部11に係合してロックバー4を拘束するように本体2内に組み込まれたストッパ部材12と、ストッパ部材12による拘束を解除するように本体2に組み込まれた解除操作部材13とを含む。ストッパ部材12は、係合位置と非係合位置との間を移動自在で、係合位置に付勢され、拘束位置にあるロックバー4の仮止め凹部11に自動的に係合し、非係合位置でロックバー4を解放するように設けられる。解除操作部材13は、常時位置において外方端部が本体2から突出し、本体2内へ押し込まれた動作位置においてストッパ部材12を非係合位置へ移動させる。
本発明のバーロック装置1は、ロックバー4を差し込んだら、拘束位置で仮拘束されるので、片手でキー8の施解錠操作を行うことができ、また解錠してもロックバー4が拘束位置に保持されるので、いきなりロックバー4が飛び出すことがなく、操作性が向上するという効果を有する。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
バーロック装置1は、矩形金属ブロックからなる本体2と、本体2の挿入孔3に抜き差しされるロックバー4とを具備する。金属丸棒からなるロックバー4は、本体2の挿入孔3に差し込まれた拘束位置(図4,5)と、抜け出した非拘束位置(図1〜3)との間を抜き差し自在で、拘束位置において本体2内に配置される環状の係合凹部5を先端側の外周に具備する。
バーロック装置1は、矩形金属ブロックからなる本体2と、本体2の挿入孔3に抜き差しされるロックバー4とを具備する。金属丸棒からなるロックバー4は、本体2の挿入孔3に差し込まれた拘束位置(図4,5)と、抜け出した非拘束位置(図1〜3)との間を抜き差し自在で、拘束位置において本体2内に配置される環状の係合凹部5を先端側の外周に具備する。
拘束位置にあるロックバー4の係合凹部5にロータ6が交差するように、錠機構7が本体2に組み込まれる。ロータ6は、図4,5に示す施錠位置においてその一部である係合部6aが挿入孔3内に張り出して、係合凹部5に係合し、ロックバー4を拘束する。ロータ6は、図2,3に示す解錠位置において平坦部6bが挿入孔3に対面し、ロックバー4の挿入を許容し、また拘束されていたロックバー4を解放する。
キー8は、錠機構7に対して図4,5に示す施錠位置においてのみ抜き差し可能である。施錠位置においてキー8を錠機構7に挿入してロータ6を施錠位置と解錠位置(図2,3)との間で回転操作することができる。
挿入孔内3には、ロックバー4を非拘束位置へ付勢する付勢機構9が設けられる。付勢機構9は、解錠位置においてロータ6によって拘束されていないロックバー4を挿入孔3から押し出す。付勢機構9の具体的構成は、特許文献1に記載のものと同等であるから説明を省略する。
したがって、図1〜3に示すように、錠機構7が解錠位置にあるとき(キーが挿入されているとき)ロックバー4を付勢機構9の付勢力に抗して本体2の挿入孔3に挿入する。ロックバー4を所定位置(拘束位置)まで挿入すると、係合凹部5がロータ6に対面する。この状態で、キー8によってロータ6を図4,5に示す施錠位置まで90°回転させると、ロータ6の係合部6aが係合凹部5に係合してロックバー4が拘束される。この状態で、キー8を錠機構7から抜き取ることができる。
ロックバー4が拘束位置にあるとき、キー8を錠機構7に挿入して、施錠操作と逆方向(図4において反時計方向)にロータ6を90°回転させると、係合部6aが係合凹部5から外れ、ロータ6によるロックバー4の拘束が解除され、ロックバー4が解放される。
以上の構成及びその作用は、特許文献1に記載のバーロック装置と同等である。
図示の実施形態のバーロック装置1は、さらに、ロックバー4を拘束位置に仮保持して片手でキー8による施解錠操作を可能とする仮止め機構10を具備する。
仮止め機構10は、ロックバー4の外周に設けられた仮止め凹部11と、拘束位置でこの仮止め凹部11に係合してロックバー4を拘束するように本体2内に組み込まれたストッパ部材12と、ストッパ部材12による拘束を解除するように本体2に組み込まれた解除操作部材13とを含む。
ストッパ部材12は、係合位置と非係合位置との間を挿入孔3の軸線直交方向(図3,図5において上下方向)に移動自在で、上方の係合位置に付勢され、拘束位置にあるロックバー4の仮止め凹部11に自動的に係合し、下方の非係合位置においてロックバー4を解放するように設けられる。
図6,図7によく示すように、ストッパ部材12は、金属薄板材で構成され、挿入孔3の途上を軸線直交方向に横断するように、本体2に形成されたすり割り空間14内に配置される。ストッパ部材12は、ロックバー4を貫通させるための中央部の開口15と両縁の下向きばね受け片16と、開口14の下縁から斜め上方へ突出する係合爪17とを具備し、ばね受け片16に係合するばね18により上方の係合位置に付勢される。
したがって、ロックバー4が挿入孔3に挿入されるとき、ロックバー4の先端部に係合爪17が摺接し、ばね18に抗してストッパ部材12を非係合位置へ下降させ、ロックバー4の進路を開く。ロックバー4が拘束位置まで挿入されると、係合爪17が仮止め凹部11に対面してばね18の付勢力でストッパ部材12が係合位置へ上昇し、図5に示すように、係合爪17が仮止め凹部11に係合する。これにより、ロックバー4は、拘束位置に仮保持される。
解除操作部材13は、下端フランジ付きの円柱状部材で、本体2の上面に開口して挿入孔3の上端に達する垂直方向の段付き丸孔19内に上下動自在に組み込まれる。解除操作部材13は、下端がストッパ部材12の上端に当接し、上端部が本体2の上方へ突出している。解除操作部材13が上方の常時位置から下方の動作位置へ押し込まれると、ストッパ部材12が非係合位置へ押し下げられ、ロックバー4の仮止め凹部11に係合していた係合爪17が仮止め凹部11から外れ、ロックバー4が解放される。
したがって、このバーロック装置1においては、ロックバー4が拘束位置まで挿入されると、仮止め機構10により仮保持されるので、片手でキー8による施錠操作を行うことができる。解錠時には、キー8の操作でロータ6によるロックバー4の拘束を解いた上で、解除操作部材13を押し下げて、付勢力でロックバー4を挿入孔3から突出させる。
1 バーロック装置
2 本体
3 挿入孔
4 ロックバー
5 係合凹部
6 ロータ
6a 係合部
6b 平坦部
7 キー
8 錠機構
9 付勢機構
10 仮止め機構
11 仮止め凹部
12 ストッパ部材
13 解除操作部材
14 すり割り空間
15 開口
16 ばね受け片
17 係合爪
18 ばね
19 段付き丸孔
2 本体
3 挿入孔
4 ロックバー
5 係合凹部
6 ロータ
6a 係合部
6b 平坦部
7 キー
8 錠機構
9 付勢機構
10 仮止め機構
11 仮止め凹部
12 ストッパ部材
13 解除操作部材
14 すり割り空間
15 開口
16 ばね受け片
17 係合爪
18 ばね
19 段付き丸孔
Claims (1)
- 本体の挿入孔に差し込まれた拘束位置と、抜け出した非拘束位置との間を抜き差し自在で、拘束位置において前記本体内に位置する係合凹部を外周に具備するロックバーと、
拘束位置にある前記ロックバーの係合凹部にロータが交差するように前記本体に組み込まれ、施錠位置において前記係合凹部に係合して前記ロックバーを拘束し、解錠位置においてこれを解放する錠機構と、
前記錠機構に対して施錠位置のみにおいて抜き差し可能で、施錠位置において前記錠機構に挿入してロータを施錠位置と解錠位置との間で回転操作可能なキーと、
前記ロックバーを非拘束位置へ付勢するように前記本体の挿入孔内に設けられた付勢機構とを具備するバーロック装置において、
前記ロックバーを拘束位置に仮保持して片手で前記キーによる施解錠操作を可能とする仮止め機構をさらに具備し、
前記仮止め機構は、拘束位置において前記本体内に位置するように前記ロックバーの外周に設けられた仮止め凹部と、
拘束位置において前記ロックバーの仮止め凹部に係合して当該ロックバーを拘束する係合位置とこれを解放する非係合位置との間を移動自在で、拘束位置において前記仮止め凹部に自動係合するように付勢されて前記本体内に組み込まれたストッパ部材と、
外方端部が前記本体から突出した常時位置と、当該本体内へ押し込まれた動作位置との間を移動自在で、内方端部が前記ストッパ部材に当接し、動作位置への押し込み操作により前記ストッパ部材を非係合位置へ移動させるように前記本体に組み込まれた解除操作部材とを具備することを特徴とするバーロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020076085A JP6917500B1 (ja) | 2020-04-22 | 2020-04-22 | バーロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020076085A JP6917500B1 (ja) | 2020-04-22 | 2020-04-22 | バーロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6917500B1 true JP6917500B1 (ja) | 2021-08-11 |
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Family
ID=77172687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020076085A Active JP6917500B1 (ja) | 2020-04-22 | 2020-04-22 | バーロック装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6917500B1 (ja) |
Family Cites Families (7)
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JPH0444781Y2 (ja) * | 1986-12-29 | 1992-10-21 | ||
FR2732140B3 (fr) * | 1995-03-21 | 1997-06-20 | Serpi Societe D Etude Et Rech | Dispositif de consignes automatiques |
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2020
- 2020-04-22 JP JP2020076085A patent/JP6917500B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2021173014A (ja) | 2021-11-01 |
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