JP5162743B2 - 遊技機の施錠装置 - Google Patents

遊技機の施錠装置

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Description

本発明は、遊技機の本体枠に片開き可能に支持される中枠を本体枠に対して施錠するとともに、中枠に片開き可能に支持されるガラス枠を中枠に対して施錠するための、遊技機の施錠装置に関するものである。
パチンコ遊技機は、本体枠と、この本体枠に片開き可能に支持される中枠と、中枠に片開き可能に支持されるガラス枠とを備えている。この遊技機における従来の施錠装置として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。当該施錠装置は遊技盤が配設された中枠(=前面枠)の自由端側に設置されて、中枠を本体枠に対して施錠するための鉤部材が連結された連結杆と、遊技盤の前面を覆うガラス枠を中枠に対して施錠するための鉤部材が連結されたガラス枠施錠用の連結杆とを、取付板と支持板とからなる基枠体にスライド可能に装着したものであり、基枠体に固定されたシリンダー錠を一方に回すと中枠が解錠され、逆方向に回すとガラス枠が解錠される仕組みになっている。
しかしながら上記した遊技機の施錠装置は、本体枠に対して中枠が施錠された状態であっても連結杆はコイルばねによって施錠方向に付勢されているだけであるので、隙間から針金、細棒などの不正ツールを差し込んで、連結杆や鉤部材を直接解錠方向に移動させて中枠自体を解錠することができ、不正が働かれるという問題があった。
また、本体枠に対して中枠を施錠する場合は、鉤部材が本体枠側の受け金具に当たって強制的にスライドし、鉤部材と受け金具とが係止することで施錠される。しかし、中枠を閉める力の一部を鉤部材の三角形の傾斜形状で上下方向の力に変換することで鉤部材をスライドさせて施錠しているため、施錠操作が重くなって施錠し難いものとなっていた。
特開平07−204337号公報
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、不正ツールを使用した不正な解錠を防止するとともに、施錠に際しても大きな力を必要とせず容易に施錠することができる遊技機の施錠装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明に係る遊技機の施錠装置は、本体枠に片開き可能に支持された中枠に固定される取付板と、この取付板に上下方向に摺動可能に配設された中枠施錠杆と、同じく取付板に上下方向に摺動可能に配設されたガラス枠施錠杆とを備えた遊技機の施錠装置であって、
前記中枠施錠杆には、中枠の施錠時に中枠施錠杆の上下方向の摺動を規制可能なロック板を軸着したうえに、
取付板にはロックピンを設け、ロック板にはこのロック板をロックピンにより施錠位置及び解錠位置に維持するためのZ状溝孔を設けたことを特徴とするものである。
上記した発明において、Z状溝孔の下端の横向き凹部にロックピンを嵌め込んで、ロック板を上昇させた施錠位置に維持し、Z状溝孔の上端の横向き凹部にロックピンを嵌め込んで、ロック板を降下させた解錠位置に維持するようにすることができる。
ロック板には、中枠施錠時に本体枠に当接してロック板と本体枠との間に隙間を形成するための、レバー部材を設けることができる。さらに、レバー部材にレバー部材の回動規制用の突片を設け、ロック板には本体枠の押圧によるレバー部材の回動を制止する突起を設けて、中枠の解錠時にロック板がレバー部材を介して本体枠を押圧するようにすることができる。
請求項1に係る発明は、中枠施錠杆にロック板を設けたので、中枠の施錠時に中枠施錠杆の上下方向の摺動を規制することができるので、不正ツールによる解錠を防止することができる。また、解錠時にロック板を解錠位置に維持することができるので、施錠時の摺動抵抗を低減できる。
請求項2に係る発明は、施錠操作によりロックピンをZ状溝孔の下端の横向き凹部に嵌め込むことにより、ロック板の上下移動を規制してロック板を施錠状態に維持することができる。また、解錠操作によりロックピンをZ状溝孔の上端の横向き凹部に嵌め込むことにより、ロック板を上昇させた解錠状態に維持することができる。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
図1〜3は本発明に係る施錠装置を示す図であって、1は中枠(図示していない)の自由端側にネジにより固定される取付板、2は取付板1に上下方向に摺動可能に配設された中枠施錠杆、3は中枠施錠杆を挟んで取付板1に上下方向に摺動可能に配設されたガラス枠施錠杆である。
取付板1には、シリンダーブラケット11を介してシリンダー錠12が固定されている。シリンダー錠12には上下回動するカム板13が設けられ、カム板13はA突片13A とB突片13Bとを有し(図3)、A突片13Aが角孔18から突出している。また、取付板1には、上部と下部にピン孔15a、16aが設けられ、中程にロックピン14が突設されている。
中枠施錠杆2は縦孔25、26を有し、ピン15、16がこの縦孔25、26を挿通してピン孔15a、16aに固定されているので、中枠施錠杆2は取付板1に対して上下方向に摺動することができる。中枠施錠杆2の上部と下部には、本体枠に設けた止め具(図示していない)に係止して施錠するための上向き三角山状の鉤部21、22が水平方向に突出して設けられている。また、鉤部22の上側には係合端23を有する長孔24が形成されている。さらに、長孔24の斜め上方には、ピン4によりロック板5が回動可能に軸着、垂設されている。
ガラス枠施錠杆3は、ガラス枠に設置された止め金具(図示していない)を係止するための下向き三角山を有するガラス枠係止用の鉤部31、32、33が前記鉤部21、22とは逆方向に突出して設けられている。ガラス枠施錠杆3は、係合端34を備えた長孔35を有する。また、ガラス枠施錠杆3は、縦孔36、37を有しており、この縦孔36、37に前記ピン15、16が挿通されているので、ガラス枠施錠杆3は、中枠施錠杆2を挟んだ状態で取付板1に対して上下方向に摺動することができる。ガラス枠施錠杆3は、図8に示すバネCにより下方に付勢されている。
ロック板5は、中程に前記ロックピン14が差し込まれるZ状溝孔51を有し、下部には前記長孔24、35に臨む係合片52と、ストッパー53とを備えている。Z状溝孔51は中央の長孔部51aと、下端の横向き凹部51bと、上端の横向き凹部51cとからなる。このロック板5はバネAにより図2中反時計回り方向に付勢されている。また、ロック板5の下端には、レバー部材7がピン6により軸着されており、このレバー部材7はバネBにより図2中反時計回り方向に付勢されている。レバー部材7は、本体枠に設けた抑え金具(図示していない)に当接するレバー部72と、前記ストッパー53に当接して回動を制止される突片73とを有する。
以下に、施錠装置の施錠・解錠機構について説明する。
図2は中枠が本体枠に施錠された状態の錠止機構を示す図である。この状態では、シリンダー錠12のカム板13のA突片13Aは上方に回動されており、中枠施錠杆2の鉤部22は上方に摺動されて中枠が本体枠にロックされている。また、ロック板5はレバー部材7が本体の抑え金具に押圧されることによりバネAの付勢に抗して時計回り方向に回動されている。そして、ロックピン14はZ状溝孔51の下端の横向き凹部51bに引き込められた状態になっているので、ロック板5は上下方向に移動することができない。よって、ロック板5が取り付けられた中枠施錠杆2も上下に摺動することはできないので、付勢ツールを差し込んで鉤部22を押し下げて解錠しようとしても、中枠のロックを解除することはできない。
中枠のロックを解除する場合には、図4、5に示すように、シリンダー錠12を回して
A突片13Aを下方に回動する。これによって、A突片13Aは係合片52の肩部を摺動しロック板5は反時計回り方向に回動されるので、本体枠との間に形成された隙間をもってロック板5は反時計回り方向に回動することができる。ロックピン14はZ状溝孔51の長孔部51aの下端に位置することとなるので、ロック板5を下方に移動させることが可能となる。そして、A突片13Aが係合部23を押し下げて鉤部22を押し下げることによって、中枠のロックを解除することができる。なお、レバー部材7は一旦レバー部72が本体枠の抑え金具によって下方に押し下げられることになるが、ロック解除によって、再び突片73がストッパー53に当接した元の位置に戻ることになる(図6)。
図11には、ロック板5に本体枠の押圧によるレバー部材7の回動を制止する突起56を設けた遊技機の施錠装置を示す。このものにおいては、中枠の解錠に際してA突片13Aが係合片52の肩部を摺動しロック板5は反時計回り方向に回動されるときに、突片73が突起56に突き当たってレバー部材7は時計回り方向の回動を制止される。したがって、ロック板5がさらに反時計回りに回動されたときにロック板5はレバー部材7を介して本体枠を押圧することができる。したがって、この施錠装置においては、レバー部材7が本体枠を押圧する押圧力で中枠を開放したり開放に要する力を軽減したりすることができる。
図6の状態は中枠が完全に開放された状態である。この状態においては、バネAの引付け力によりロックピン14はZ状溝孔51の上端の横向き凹部51cに入り込んでいるので、ロック板5が上下摺動を規制されることにより中枠施錠杆2は持ち上げられることがなく、鉤部22は降下したままである。よって、施錠に際して鉤部22の三角形の傾斜面が施錠に際して相手の施錠部材と擦れ合うことがないので、係合時の抵抗を少なくして施錠を行うことができる。施錠に際してはレバー部材7の押圧によりロック板5が回動されて、ロックピン14が上端の横向き凹部51cから外れるので、鉤部22を上昇させて施錠することができる。
なお、ガラス枠施錠杆3のロックを解除する場合には、図7に示すように、シリンダー錠12を逆回転させて縦孔35にカム板13のB突片13Bを差し込んで、上方に回動することによって係合部34を押し上げる。これによって、バネCの下方への引付け力に抗してガラス枠施錠杆3を持ち上げて、鉤部33を上昇させることができるので、ロックを解除することができる。
また、本発明の施錠装置は、中枠の自由端の側面側から取り付けているので、従来のように取付板をL字型にしたものと比べて図9に示すように3枚の板が組み合わされた薄型のものであるので、遊技領域を拡幅することができる。
施錠装置の分解斜視図である。 中枠施錠杆が施錠された状態の施錠装置の正面側の要部斜視図である。 図2に示す施錠装置の背面側斜視図である。 解錠開始時の施錠装置の要部斜視図である。 解錠中の施錠装置の要部斜視図である。 解錠された施錠装置の要部斜視図である。 ガラス枠が解錠された状態の施錠装置の要部斜視図である。 施錠装置の正面図である。 施錠装置の側面図である。 施錠装置の背面図である。 ロック板に突起を設けた施錠装置の要部斜視図である。 ロック板の正面図である。
符号の説明
1 取付板、2 中枠施錠杆、3 ガラス枠施錠杆、5 ロック板、14 ロックピン、51 Z状溝孔、

Claims (2)

  1. 本体枠に片開き可能に支持された中枠に固定される取付板と、この取付板に上下方向に摺動可能に配設された中枠施錠杆と、同じく取付板に上下方向に摺動可能に配設されたガラス枠施錠杆とを備えた遊技機の施錠装置であって、
    前記中枠施錠杆には、中枠の施錠時に中枠施錠杆の上下方向の摺動を規制可能なロック板を軸着したうえに、
    取付板にはロックピンを設け、ロック板にはこのロック板をロックピンにより施錠位置及び解錠位置に維持するためのZ状溝孔を設けたことを特徴とする遊技機の施錠装置。
  2. Z状溝孔の下端の横向き凹部にロックピンを嵌め込んで、ロック板を上昇させた施錠位置に維持し、Z状溝孔の上端の横向き凹部にロックピンを嵌め込んで、ロック板を降下させた解錠位置に維持するようにした請求項1に記載の遊技機の施錠装置。
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