JP6912717B2 - テンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、走行するチェーンやベルト等に適正張力を付与するテンショナに関する。
従来、チェーン等の張力を適正に保持するためにテンショナを用いることが慣用されており、例えば、エンジンルーム内のクランク軸とカム軸の夫々に設けたスプロケット間に無端懸回したローラチェーン等の伝動チェーンをテンショナレバーによって摺動案内を行うチェーンガイド機構において、チェーン等の張力を適正に保持するために、テンショナによってテンショナレバーを付勢するものが公知である。
このようなチェーンガイド機構に用いられる公知のテンショナとして、図6に示すように、後方側に開口したプランジャ穴521を有するプランジャ520と、プランジャ520を収容する前方側に開口したプランジャ収容穴531を有するハウジング530と、圧油室511内のオイル圧が高まった時に圧油室511のオイルをプランジャ520外にリリーフするリリーフ機構と、プランジャ520およびプランジャ収容穴531の間に形成される圧油室511に伸縮自在に収納されてプランジャ520を前方側に向けて付勢するメインスプリング540とを備えたテンショナ510が知られている(例えば特許文献1を参照)。
この特許文献1に記載のテンショナ510では、プランジャ520の底部に、圧油室511に連通する圧力通路524と、圧力通路524とプランジャ520の外部とを連通する流出口523と、圧力通路524の前方側に形成されたばね収容室512とが形成され、また、リリーフ機構が、圧力通路524に摺動自在に嵌挿される弁体560と、ばね収容室512内に配置されて弁体560を圧油室511側に向けて付勢するリリーフスプリング552とから構成されている。
そして、このテンショナ510では、圧油室511内のオイル圧が高まった際に、リリーフスプリング552の付勢力に抗して弁体560が前方側に向けて移動し、圧力通路524が流出口523と連通して、流出口523からオイルがリリーフされる。
特開2001−12569号公報
ところが、このようなテンショナ510では、プランジャ520がチェーン側から受ける力の変動や、圧油室511に供給されるオイル量の変動等に起因して、圧油室511内のオイル圧が大きく変動することがあり、この場合、特許文献1に記載のテンショナ510では、弁体560によって圧力通路524が塞がれ、プランジャ520の外部へのオイルのリリースが阻止された状態と、圧油室511内のオイル圧によって弁体560が前方側に移動し、プランジャ520の外部へ流出口523からオイルがリリースされる状態の、2つの状態しか取ることができないため、圧油室511内のオイル圧を安定させることが難しいという問題があった。
また、特許文献1のようなリリーフ機構を設けた場合、圧油室511内のオイル圧が上昇した時に、オイルポンプ等の油圧発生源から供給されたオイルの一部が外部に放出されることになるため、オイル消費量が増加し、油圧発生源の動力を大きくする必要があるという問題もある。
そこで、本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、圧油室内のオイル圧を安定させることが可能なテンショナを提供することを目的とするものである。
本発明は、後方側に開口したプランジャ穴を有するプランジャと、前記プランジャを収容する前方側に開口したプランジャ収容穴を有するハウジングと、前記プランジャおよび前記プランジャ収容穴の間に形成される圧油室に伸縮自在に収納されて前記プランジャを前方側に向けて付勢する付勢手段と、前記圧油室内のオイル圧を調整する圧力調整機構と、オイル供給路を通じた前記圧油室へのオイルの流入を許容するとともに前記圧油室からのオイルの流出を防止するチェックバルブユニットとを備えたテンショナであって、前記圧力調整機構は、シリンダ部と、前記圧油室側に接近および離間可能な状態で前記シリンダ部内に設置され、前記プランジャおよび前記ハウジングの間に形成される空間を前記圧油室と調整空間とに区画するピストンユニットと、前記ピストンユニットを前記圧油室側に向けて付勢するピストン付勢手段とを備え、前記シリンダ部と前記ピストンユニットとの間は、前記ピストンユニットが最も前記圧油室側に移動した位置から最も前記調整空間側に移動した位置までの間のいずれの位置においても、液密状態で保持されるように構成され、前記ピストン付勢手段は、少なくとも2つのピストン用スプリングを備えていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る発明によれば、圧油室内のオイル圧を調整する圧力調整機構が、シリンダ部と、圧油室側に接近および離間可能な状態でシリンダ部内に設置され、プランジャおよびハウジングの間に形成される空間を圧油室と調整空間とに区画するピストンユニットと、ピストンユニットを圧油室側に向けて付勢するピストン付勢手段とを備え、シリンダ部とピストンユニットとの間が、ピストンユニットが最も圧油室側に移動した位置から最も調整空間側に移動した位置までの間のいずれの位置においても、液密状態で保持されるように構成されている。
これにより、圧油室内のオイル圧が上昇した場合に、ピストンユニットが圧油室から離間する方向に向けて移動して、ピストンユニットの移動量に応じて圧油室の容積が増加し、チェーンに対するプランジャの押し付け力を徐々に低下させることが可能であるため、簡素な構成で、圧油室内のオイル圧およびプランジャの押し付け力を安定させることができる。
また、リリーフ機構を設けた従来のテンショナのようにオイルの一部が外部に放出することを回避できるため、オイル消費量を低減することができ、油圧発生源の動力の小型化を実現することができ、また、テンショナへのオイルの供給が止まるエンジン停止時に、圧油室内のオイルが外部に徐々に漏れ出すことを回避できるため、圧油室のオイル量を長期間に亘って維持でき、エンジンの再稼働時に、異音発生等の不具合が生じることを防止できる。
また、ピストンユニットを圧油室側に向けて付勢するピストン付勢手段が、少なくとも2つのピストン用スプリングを備えていることにより、調整空間側へのピストンユニットの移動時にピストンユニットに対して作用する付勢力を良好に調整して、圧油室内のオイル圧およびプランジャの押し付け力を安定させることができるとともに、圧油室側に向けてピストンユニットを押し付ける与圧の設定を高精度に行うことができる。
すなわち、ピストン付勢手段が少なくとも2つのピストン用スプリングを備えていることにより、調整空間側へのピストンユニットの移動途中から、一部のピストン用スプリングが付勢力を発揮し始めるように、各ピストン用スプリングの長さ等を調整することも可能であるため、ピストンユニットに対して作用する付勢力を良好に調整することができる。
また、一部のピストン用スプリングのみで、ピストンユニットに与圧を加えるように構成することで、ピストンユニットに与圧を加えるピストン用スプリングのばね定数の合計値を小さく設定することも可能であるため、ピストン用スプリング等の寸法誤差に起因した与圧値の誤差を小さく抑えることができ、ピストンユニットを押し付ける与圧を高精度に設定することができる。
本請求項2に係る発明によれば、第1のピストン用スプリングの内周側に第2のピストン用スプリングを配置することにより、ピストン付勢手段の設置スペースを小さく抑えつつ、ピストンユニットを圧油室側に向けて均等に付勢することができる。
本請求項3に係る発明によれば、圧力調整機構が、ピストンユニットの調整空間側への移動を規制する第1規制部を有していることにより、ピストンユニットの移動範囲を制限することで、高精度に加工する必要のあるシリンダ内周面のピストン移動方向における寸法を短くすることが可能であるため、製造負担を低減でき、また、第1規制部が、第1のピストン用スプリングの外周側に配置される筒状の規制スリーブから成ることにより、圧力調整機構を配置する設置スペースを小さく抑えつつ、ピストンユニットの調整空間側への移動を確実に規制することができる。
本請求項4に係る発明によれば、ピストンユニットが、シリンダ部内に設置される筒状のピストン本体部と、ピストン本体部の圧油室側の一端に形成された底部と、ピストン本体部の調整空間側の一端に形成されたフランジ部とを有した部材から構成され、第1のピストン用スプリングが、フランジ部の調整空間側の側面に当接して配置され、第2のピストン用スプリングの一端が、ピストン本体部内に挿入され、底部の調整空間側の側面に当接して配置されている。これにより、ピストン移動方向および径方向にずれた位置で、第1のピストン用スプリングおよび第2のピストン用スプリングによってピストンユニットを付勢することが可能であるため、ピストンユニットの姿勢を良好に維持し、シリンダ部およびピストンユニットの間の液密状態を確実に維持することができる。
本請求項5に係る発明によれば、プランジャ穴の内周壁から内周側に突出した環状凸部が、調整空間側に開口する大径穴と圧油室側に開口する小径穴とを有し、ピストン本体部が、大径穴内に配置され、大径穴の内周面が、シリンダ部のシリンダ内周面として機能し、大径穴および小径穴の間の段差部が、底部の圧油室側に位置してピストンユニットの移動を規制する規制部として機能し、環状凸部の調整空間側の側面が、フランジ部の圧油室側に位置してピストンユニットの移動を規制する規制部として機能している。
これにより、ピストン移動方向および径方向にずれた位置で、ピストンユニットの圧油室側への移動を規制することが可能であるため、ピストン用スプリングによってピストンユニットを規制部に押し付けた状態の、ピストンユニットの姿勢を良好に維持し、シリンダ部およびピストンユニットの間の液密状態を確実に維持することができる。
また、フランジ部と環状凸部の調整空間側の側面との間でもシールを行うことが可能であるため、ピストンユニットを規制部に押し付けた状態での、圧油室側から調整空間側へのオイルの流動を確実に阻止することができる。
また、圧力調整機構が、ピストンユニットの圧油室側への移動を規制する規制部を有していることにより、ピストンユニットの移動範囲を制限することで、高精度に加工する必要のあるシリンダ内周面のピストン移動方向における寸法を短くすることが可能であるため、製造負担を低減でき、また、組み付け時においてピストンユニットを位置決めする部位として規制部を利用することも可能であるため、組み付け負担を低減できる。
本発明の一実施形態に係るテンショナを組み込んだタイミングシステムを示す説明図。 テンショナを示す断面図。 図2の一部を拡大して示す断面図。 圧力調整機構を構成する各部品を示す斜視図。 圧油室のオイル圧の上昇時におけるテンショナを示す断面図。 従来のテンショナを示す断面図。
以下に、本発明の一実施形態に係るテンショナ10について、図面に基づいて説明する。
まず、テンショナ10は、自動車エンジンのタイミングシステム等に用いられるチェーン伝動装置に組み込まれるものであり、図1に示すように、エンジンブロック(図示しない)に取り付けられ、複数のスプロケットS1〜S3に掛け回された伝動チェーンCHの弛み側にテンショナレバーGを介して適正な張力を付与し、走行時に生じる振動を抑止するものである。
テンショナ10は、図2や図3に示すように、後方側に開口した円筒状のプランジャ穴21を有するプランジャ20と、プランジャ20を収容する前方側に開口したプランジャ収容穴31を有するハウジング30と、プランジャ20およびプランジャ収容穴31の間に形成される圧油室11に伸縮自在に収納されてプランジャ20を前方側に向けて付勢するメインスプリング(付勢手段)40と、圧油室11内のオイル圧を調整する圧力調整機構50と、圧油室11へのオイルの流入を許容するとともに圧油室11からのオイルの流出を防止するチェックバルブユニット70とを備えている。
以下に、テンショナ10の各構成要素について、図面に基づいて説明する。
まず、プランジャ20は、図2や図3に示すように、プランジャ穴21を有した円筒状のプランジャ本体20Aと、プランジャ本体20Aの前端側に取り付けられた(具体的には、プランジャ本体20Aの前端に形成された凹部内に設置された)キャップ部材20Bとから構成され、プランジャ収容穴31内に前後方向に進退可能に挿入されている。
プランジャ本体20Aは、鉄等の金属から形成され、キャップ部材20Bは、合成樹脂や金属等から構成されている。
プランジャ本体20Aには、図2や図3に示すように、長手方向の中央付近において、プランジャ穴21の内周壁から内周側に環状に突出した環状凸部22が形成されている。
この環状凸部22の中央には、調整空間12側に開口する円筒状の大径穴22aと、大径穴22aの圧油室11側に大径穴22aに連通して形成され、圧油室11側に開口する円筒状の小径穴22bとが形成されている。
キャップ部材20Bは、図2や図3に示すように、プランジャ本体20Aの前端側に取り付けられ、プランジャ穴21の前端側の底部を構成するものである。キャップ部材20Bには、図3に示すように、調整空間12とプランジャ20の外部とを連通させる外部リリーフ孔20Baと、その前端面に形成された凹部20Bbとが形成されている。なお、外部リリーフ孔20Baを設けなくともよいが、調整空間(低圧室)12内のオイル圧が過剰に上昇することを防止する観点や、圧油室11や調整空間12内に入り込んだエアーを外部に排出する観点から設けた方が好ましい。
ハウジング30は、図1や図2に示すように、円筒状のプランジャ収容穴31と、後方側に形成された底部32と、底部32に形成され外部から圧油室11にオイルを供給するための孔状のオイル供給路33と、ハウジング30をテンショナ10の取付対象であるエンジンブロックに固定するための取付部34とを有している。
メインスプリング40は、図2に示すように、圧油室11内に伸縮自在に収納され、具体的には、その一端がプランジャ本体20A(環状凸部22の圧油室11側の側面)に当接するとともに、その他端がチェックバルブユニット70(リテーナ73)に当接して配置されている。
圧力調整機構50は、圧油室11内のオイル圧を調整するものであり、図2〜図4に示すように、円筒状のシリンダ内周面51aを有したシリンダ部51と、(その少なくとも一部が)圧油室11側に接近および離間可能な状態でシリンダ部51内に設置され、プランジャ20およびハウジング30の間に形成される空間を圧油室11と調整空間12とに区画するピストンユニット60と、ピストンユニット60を圧油室11側に向けて付勢するピストン付勢手段52、53と、ピストンユニット60の調整空間12側(前方側)への移動を規制する第1規制部55と、ピストンユニット60の圧油室11側(後方側)への移動を規制する第2規制部56とを備えている。
シリンダ部51は、その内側にピストンユニット60(の少なくとも一部)を前後方向に摺動可能な状態で、配置する部位である。
本実施形態では、図2や図3に示すように、プランジャ20の前後方向における一部分、具体的には、プランジャ20の環状凸部22の大径穴22aの内周壁が、シリンダ部51(シリンダ内周面51a)として機能する。
ピストン付勢手段52、53は、図2や図3に示すように、コイルばねとしての第1のピストン用スプリング52と、第1のピストン用スプリング52の内周側に配置されるコイルばねとしての第2のピストン用スプリング53とから構成されている。
第1のピストン用スプリング52は、図2や図3に示すように、その一端(後端)がピストンユニット60のフランジ部63の調整空間12側の側面に当接し、その他端(前端)がプランジャ20の底部(キャップ部材20B)に当接した状態で、調整空間12内に配置されている。
また、第2のピストン用スプリング53は、その一端(後端)が、ピストン本体部61内に挿入され、ピストンユニット60の底部62の調整空間12側の側面に当接し、その他端(前端)がプランジャ20の底部(キャップ部材20B)に当接した状態で、調整空間12内に配置されている。
第1規制部55は、ピストンユニット60の調整空間12側(前方側)に配置され、ピストンユニット60の調整空間12側への移動を規制するものである。本実施形態では、図2や図3に示すように、第1のピストン用スプリング52の外周側に配置された規制スリーブ54が、第1規制部55として機能する。規制スリーブ54は、金属や合成樹脂等から円筒状に形成され、図4に示すように、長手方向に沿って形成されたスリットを有している。
第2規制部56は、ピストンユニット60の圧油室11側(後方側)に配置され、ピストンユニット60の圧油室11側への移動を規制するものである。本実施形態では、図2や図3に示すように、ピストンユニット60の底部62の圧油室11側に位置する環状凸部22の大径穴22aおよび小径穴22bの間の段差部と、ピストンユニット60のフランジ部63の圧油室11側に位置する環状凸部22の調整空間12側の側面(前面)とが、第2規制部56として機能する。
ピストンユニット60は、図2や図3に示すように、シリンダ部51内に設置される筒状(円筒状)のピストン本体部61と、ピストン本体部61の圧油室11側の一端に形成された底部62と、ピストン本体部61の調整空間12側の一端に形成されたフランジ部63とを有した、合成樹脂や金属等から成る単一の部材として構成されている。
ピストン本体部61は、図2や図3に示すように、大径穴22a(シリンダ部51)内に配置されている。ピストン本体部61の外周面には、図4に示すように、フランジ部63側の端部において、環状凹部61aが形成されている。
シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面(ピストン外周面)の径の差は、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面の間が液密状態で保持される程度に僅かであり、これにより、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面の間を抜けてオイルが流動することを阻止できる。
底部62は、ピストン本体部61の圧油室11側の開口部を塞ぐように形成されている。
フランジ部63は、ピストン本体部61の調整空間12側の外周面から外周側に向けて突出して形成されている。
チェックバルブユニット70は、図2に示すように、ハウジング30の底部32に配置され、オイル供給路33を通じた外部から圧油室11へのオイルの流入を許容するとともに、圧油室11からのオイルの流出を防止するものである。
チェックバルブユニット70は、図2に示すように、ハウジング30の底部32の前面に密着して配置されたボールシート71と、ボールシート71に密着可能に着座する球状のチェックボール72と、チェックボール72の前方に配置されチェックボール72の移動を規制するリテーナ73とから構成されている。
なお、チェックバルブユニット70の具体的構成については、圧油室11へのオイルの流入を許容するとともに圧油室11からのオイルの流出を防止するものであれば、如何なるものでもよく、例えば、チェックボール72をボールシート71側に向けて付勢するボールスプリングをチェックボール72とリテーナ73との間に配置してもよい。
このようにして得られた本実施形態のテンショナ10では、まず、通常時には、図2に示すように、ピストンユニット60が、ピストン付勢手段52、53によって圧油室11側に向けて付勢され、プランジャ20の環状凸部22に形成された第2規制部56に押し付けられた状態となる。
そして、圧油室11内のオイル圧が上昇した時には、図5に示すように、ピストンユニット60が圧油室11内のオイル圧によって圧油室11から離間する方向に向けて移動し、ピストンユニット60の移動量に応じて圧油室11の容積が徐々に増加して、伝動チェーンCHに対するプランジャ20の押し付け力を徐々に低下させることが可能であるため、簡素な構成で、圧油室11内のオイル圧およびプランジャ20の押し付け力を安定させることができる。
なお、図2および図5に示すように、ピストンユニット60が最も圧油室11側に移動した位置(第2規制部56によって移動を規制される位置)から、最も調整空間12側に移動した位置(第1規制部55によって移動を規制される位置)までの間のいずれの位置においても、シリンダ部51とピストンユニット60との間は液密状態で保持され、具体的には、シリンダ内周面51aとピストン本体部61の外周面との間は液密状態で保持されるように構成されている。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、テンショナ10が自動車エンジン用のタイミングシステムに組み込まれるものとして説明したが、テンショナ10の具体的用途はこれに限定されない。
また、上述した実施形態では、テンショナ10がテンショナレバーGを介して伝動チェーンCHに張力を付与するものとして説明したが、プランジャ20の先端で直接的に伝動チェーンCHの摺動案内を行い、伝動チェーンCHに張力を付与するようにしてもよい。
さらに、伝動チェーンCHによる伝動機構に限らず、ベルト、ロープ等の類似の伝動機構に適用されてもよく、長尺物に張力を付与することが求められる用途であれば、種々の産業分野において利用可能である。
また、上述した実施形態では、プランジャ20を収容するハウジング30が、エンジンブロック等に取り付けられる所謂テンショナボディであるものとして説明したが、ハウジング30の具体的態様は、上記に限定されず、テンショナボディに形成されたボディ穴内に挿入される円筒状の所謂スリーブであってもよい。
また、上述した実施形態では、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面(ピストン外周面)の径寸法を僅かな差とすることで、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面の間を液密状態で保持するものとして説明したが、当該液密状態を保持するための方法は上記に限定されず、例えば、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面の間に、パッキン等の液密状態を保持するための部材を配置してもよい。
なお、本明細書で言う「液密状態」とは、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面(ピストン外周面)におけるオイルの流動が完全に阻止される状態に限定されるものではなく、シリンダ内周面51aおよびピストン本体部61の外周面の間を僅かな量のオイルしか流動しない状態もその意味に含んでいる。
また、上述した実施形態では、ピストン付勢手段52、53が、第1のピストン用スプリング52および第2のピストン用スプリング53の2つのピストン用スプリングから構成されているものとして説明したが、ピストン付勢手段52、53の具体的態様はこれに限定されず、例えば、ピストン付勢手段52、53を3つ以上のピストン用スプリングから構成してもよい。
また、上述した実施形態では、第2のピストン用スプリング53よりも第1のピストン用スプリング52のばね定数が大きく設計されているが、ピストン用スプリング52、53の具体的態様はこれに限定されず、例えば、両方のピストン用スプリング52、53を同じばね定数のコイルばねから構成してもよい。
また、上述した実施形態では、各ピストン用スプリング52、53が、ピストンユニット60およびプランジャ20の底部(キャップ部材20B)に当接して配置されているものとして説明したが、各ピストン用スプリング52、53の設置態様はこれに限定されず、例えば、第2のピストン用スプリング53のみが、ピストンユニット60およびプランジャ20の底部の両方に当接して圧縮状態で配置され、ピストンユニット60に与圧を与えるように構成してもよい。
また、上述した実施形態では、ピストンユニット60が単一の部材として構成されているものとして説明したが、ピストンユニット60の具体的態様はこれに限定されず、例えば、ピストンユニット60を、一方側へのオイルの流入を許容するとともに他方側へのオイルの流入を阻止するチェックバルブとして構成してもよい。
また、上述した実施形態では、シリンダ部51がプランジャ20に形成されているものとして説明したが、シリンダ部51の具体的態様はこれに限定されず、例えば、ハウジング30に形成した凹部等をシリンダ部51として機能させてもよい。
また、上述した実施形態では、第1規制部55や第2規制部56を設けることにより、ピストンユニット60の圧油室11側または調整空間12側への移動を規制するものとして説明したが、このような規制部55、56を設けることなく、メインスプリング(メイン付勢手段)40およびピストン付勢手段52、53のばね力(付勢力)を調整することにより、ピストンユニット60の位置を制御するように構成してもよい。
10 ・・・ テンショナ
11 ・・・ 圧油室
12 ・・・ 調整空間
20 ・・・ プランジャ
20A ・・・ プランジャ本体
20B ・・・ キャップ部材
21 ・・・ プランジャ穴
22 ・・・ 環状凸部
22a ・・・ 大径穴
22b ・・・ 小径穴
30 ・・・ ハウジング
31 ・・・ プランジャ収容穴
32 ・・・ 底部
33 ・・・ オイル供給路
34 ・・・ 取付部
40 ・・・ メインスプリング(メイン付勢手段)
50 ・・・ 圧力調整機構
51 ・・・ シリンダ部
51a ・・・ シリンダ内周面
52 ・・・ 第1のピストン用スプリング(ピストン付勢手段)
53 ・・・ 第2のピストン用スプリング(ピストン付勢手段)
54 ・・・ 規制スリーブ
55 ・・・ 第1規制部
56 ・・・ 第2規制部
60 ・・・ ピストンユニット
61 ・・・ ピストン本体部
61a ・・・ 環状凹部
62 ・・・ 底部
63 ・・・ フランジ部
70 ・・・ チェックバルブユニット
71 ・・・ ボールシート
72 ・・・ チェックボール
73 ・・・ リテーナ

Claims (5)

  1. 後方側に開口したプランジャ穴を有するプランジャと、前記プランジャを収容する前方側に開口したプランジャ収容穴を有するハウジングと、前記プランジャおよび前記プランジャ収容穴の間に形成される圧油室に伸縮自在に収納されて前記プランジャを前方側に向けて付勢する付勢手段と、前記圧油室内のオイル圧を調整する圧力調整機構と、オイル供給路を通じた前記圧油室へのオイルの流入を許容するとともに前記圧油室からのオイルの流出を防止するチェックバルブユニットとを備えたテンショナであって、
    前記圧力調整機構は、シリンダ部と、前記圧油室側に接近および離間可能な状態で前記シリンダ部内に設置され、前記プランジャおよび前記ハウジングの間に形成される空間を前記圧油室と調整空間とに区画するピストンユニットと、前記ピストンユニットを前記圧油室側に向けて付勢するピストン付勢手段とを備え、
    前記シリンダ部と前記ピストンユニットとの間は、前記ピストンユニットが最も前記圧油室側に移動した位置から最も前記調整空間側に移動した位置までの間のいずれの位置においても、液密状態で保持されるように構成され、
    前記ピストン付勢手段は、少なくとも2つのピストン用スプリングを備えていることを特徴とするテンショナ。
  2. 前記ピストン付勢手段は、第1のピストン用スプリングと、前記第1のピストン用スプリングの内周側に配置される第2のピストン用スプリングとを有していることを特徴とする請求項1に記載のテンショナ。
  3. 前記圧力調整機構は、前記第1のピストン用スプリングの外周側に配置される規制スリーブを有し、
    前記規制スリーブは、前記ピストンユニットの前記調整空間側への移動を規制する第1規制部として機能することを特徴とする請求項2に記載のテンショナ。
  4. 前記ピストンユニットは、前記シリンダ部内に設置される筒状のピストン本体部と、前記ピストン本体部の前記圧油室側の一端に形成された底部と、前記ピストン本体部の前記調整空間側の一端に形成されたフランジ部とを有した部材から構成され、
    前記第1のピストン用スプリングは、前記フランジ部の前記調整空間側の側面に当接して配置され、
    前記第2のピストン用スプリングの一端は、前記ピストン本体部内に挿入され、前記底部の前記調整空間側の側面に当接して配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のテンショナ。
  5. 前記プランジャは、前記プランジャ穴の内周壁から内周側に突出した環状凸部を有し、
    前記環状凸部は、前記調整空間側に開口する大径穴と、前記大径穴の前記圧油室側に前記大径穴に連通して形成され、前記圧油室側に開口する小径穴とを有し、
    前記ピストン本体部は、前記大径穴内に配置され、
    前記大径穴の内周面が、前記シリンダ部のシリンダ内周面として機能し、
    前記大径穴および前記小径穴の間の段差部が、前記底部の前記圧油室側に位置して前記ピストンユニットの移動を規制する規制部として機能し、
    前記環状凸部の前記調整空間側の側面が、前記フランジ部の前記圧油室側に位置して前記ピストンユニットの移動を規制する規制部として機能することを特徴とする請求項4に記載のテンショナ。
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