JP6910147B2 - ガーニッシュ固定構造 - Google Patents
ガーニッシュ固定構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6910147B2 JP6910147B2 JP2017002756A JP2017002756A JP6910147B2 JP 6910147 B2 JP6910147 B2 JP 6910147B2 JP 2017002756 A JP2017002756 A JP 2017002756A JP 2017002756 A JP2017002756 A JP 2017002756A JP 6910147 B2 JP6910147 B2 JP 6910147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- garnish
- wall
- flange
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
図1に示すように、フロントドア101は、該フロントドア101の略下半部を構成するドア本体部103と、該フロントドア101の略上半部を構成するフロントサッシュ部104と、フロントサッシュ部104に保持されるフロントドアガラス105とを備えている。フロントサッシュ部104はサッシュ上辺部104Aと、サッシュ後辺部104Bとを備えている。サッシュ後辺部104Bは、ドア本体部103の後端部から上方へ延びている。サッシュ後辺部104Bの車外側には、図2にも示すように樹脂製のフロントガーニッシュ106が設けられている。フロントサッシュ部104には、フロントドアガラス105の周縁部を案内する弾性材からなるフロントガラスラン108が設けられている。
リヤドア102は、図2に示すガーニッシュ固定構造Cを有しているとともに、図1に示すように、該リヤドア102の略下半部を構成するドア本体部113と、該リヤドア102の略上半部を構成するリヤサッシュ部114と、リヤサッシュ部114に保持されるリヤドアガラス115とを備えている。リヤサッシュ部114は、サッシュ前辺部114Aと、サッシュ上辺部114Bと、サッシュ後辺部114Cとを備えている。サッシュ前辺部114Aは、ドア本体部113の前端部から上方へ延びている。リヤサッシュ部114のサッシュ前辺部114Aは、フロントサッシュ部104のサッシュ後辺部104Bに沿うように形成されている。サッシュ上辺部114Bは、サッシュ前辺部114Aの上端部から後側へ延びている。サッシュ後辺部114Cは、ドア本体部113の後端部から上方へ延びており、サッシュ後辺部114Cの上端部がサッシュ上辺部114Bの後端部と連続している。
リヤガーニッシュ10は、サッシュ前辺部114Aを車外側から覆うガーニッシュ本体11と、該ガーニッシュ本体11の車内側面11aの前側から車内側へ突出する前側被固定部12と、該ガーニッシュ本体11の車内側面11aの後側から車内側へ突出する後側被固定部13とを備えている。ガーニッシュ本体11、前側被固定部12及び後側被固定部13は、例えば樹脂材により一体成形されている。
リヤドア用ウエザーストリップ30は、図3に示すように、リヤドア102の周縁部の形状に対応するように環状に形成されたウエザーストリップ本体31と、ウエザーストリップ本体31から分岐した縦辺部32とを有しており、後述する芯材38(図4に示す)を除いてゴム・樹脂等の弾性材で構成されている。ウエザーストリップ本体31の略下半部は、リヤドア102のドア本体部113の周縁部に沿って延びるように形成される一方、ウエザーストリップ本体31の略上半部は、リヤドア102のリヤサッシュ部114の周縁部に沿って延びるように形成される。一方、縦辺部32は、リヤサッシュ部114のサッシュ前辺部114Aの前端部に沿って上下方向に延びるように形成される。
リヤガラスラン20は、弾性材からなり、図2に示すようにリヤドアガラス115の周縁部を案内するためのものである。リヤガラスラン20は、車外側板部21と、車内側板部22と、車外側板部21及び車内側板部22を連結する連結板部23とを有している。車外側板部21と車内側板部22との間にリヤドアガラス115の周縁部が配置される。
次に、上記のように構成されたガーニッシュ固定構造Cの作用効果について説明する。リヤガーニッシュ10をサッシュ前辺部114Aに組み付ける際には、リヤガーニッシュ10の後側被固定部13をビスDおよびグロメットGによってサッシュ前辺部114Aに固定する。こうする事により、サッシュ前辺部114Aに対する、リヤガーニッシュ10の後側被固定部13側の、車両前後方向および車両左右方向の組付位置が安定する。後側被固定部13をサッシュ前辺部114Aに固定した状態では、前側被固定部12の先端側部16がフランジ114aの車外側に配置される。この状態で、リヤドア用ウエザーストリップ30をリヤドア102に組み付けていく。リヤドア用ウエザーストリップ30の縦辺部32を組み付ける際には、フランジ114aとリヤガーニッシュ10の先端側部16とを、縦辺部32の取付用溝部37で挟持する。こうすると、縦辺部32の車外側壁部35がガーニッシュ本体11の車内側面11aと先端側部16の傾斜面16bとの間に差し込まれた状態となり、また、縦辺部32の車内側壁部34に設けた先端側リップ34bと中間リップ34cがフランジ114aの車内側面に接触する。これにより、リヤガーニッシュ10の先端側部16とフランジ114aとが縦辺部32により車両内外方向に挟持される。したがって、両面接着テープを使用することなく、リヤガーニッシュ10がサッシュ前辺部114Aに固定されるので、離型紙を剥離する工数、離型紙の廃却工数及びリヤガーニッシュ10の圧着作業工数が削減される。
11 ガーニッシュ本体
12 前側被固定部
15 基部
16 先端側部
17 突出部
30 リヤドア用ウエザーストリップ
34 車内側壁部
34a 係合突起
35 車外側壁部
35a 外側リップ
35b 内側リップ
36 連結壁部
37 取付用溝部
102 リヤドア
114 サッシュ
114a フランジ
C ガーニッシュ固定構造
S 隙間
Claims (5)
- 車両のドアの車外側に設けられるガーニッシュの固定構造において、
上記ガーニッシュは、上記ドアと車内外方向において重なるガーニッシュ本体と、該ガーニッシュ本体から車内側へ突出するとともに上記ドアが有するフランジの車外側に配置される被固定部とを備え、
上記ドアには、該ドアの周縁部の形状に対応するように環状に形成されるとともに該ドアと車両の開口部の周縁部との間をシールするウエザーストリップ本体と、該ウエザーストリップ本体から分岐して上記フランジに沿って上下方向に延びる縦辺部とを有するウエザーストリップが設けられ、
上記縦辺部は、上記フランジと上記被固定部との両方を挟持する取付用溝部を有することを特徴とするガーニッシュ固定構造。 - 請求項1に記載のガーニッシュ固定構造において、
上記縦辺部は、車内側壁部と、車外側壁部と、該車内側壁部及び該車外側壁部を連結する連結壁部とを備え、該車内側壁部、該車外側壁部及び該連結壁部により上記取付用溝部が形成されており、
上記ガーニッシュの上記被固定部は、上記ガーニッシュ本体の車内側面から車内側へ突出する基部と、該基部の車内側から上記フランジに沿うように車両前後方向に突出する先端側部とを備え、
上記ガーニッシュ本体の車内側面と、上記先端側部との間には、上記縦辺部の上記車外側壁部が差し込まれた状態で、
上記車外側壁部の車外側には、上記ガーニッシュ本体の車内側面に接触する弾性材からなる外側リップが形成され、上記車外側壁部の車内側には、上記先端側部に接触する弾性材からなる内側リップが形成されていることを特徴とするガーニッシュ固定構造。 - 請求項1に記載のガーニッシュ固定構造において、
上記ガーニッシュの上記被固定部は、上記ガーニッシュ本体の車内側面から車内側へ突出する基部と、該基部の車内側から上記フランジの車外側面に沿うように車両前後方向に突出するとともに該車外側面に接触する先端側部と、該先端側部の先端部から車内側へ突出して上記フランジの先端部と対向するように配置される突出部とを備え、
上記突出部と、上記フランジの先端部との間には所定の隙間が形成されていることを特徴とするガーニッシュ固定構造。 - 請求項2に記載のガーニッシュ固定構造において、
上記ガーニッシュの上記先端側部の車外側面は、該先端側部の突出方向先端側へ行くほど車内側に位置するように傾斜する傾斜面で構成され、
上記車外側壁部の上記内側リップが上記外側リップよりも上記先端側部の突出方向先端側に位置付けられていることを特徴とするガーニッシュ固定構造。 - 請求項4に記載のガーニッシュ固定構造において、
上記縦辺部は、車内側壁部と、車外側壁部と、該車内側壁部及び該車外側壁部を連結する連結壁部とを備え、該車内側壁部、該車外側壁部及び該連結壁部により上記取付用溝部が形成されており、
上記ガーニッシュの上記被固定部は、上記ガーニッシュ本体の車内側面から車内側へ突出する基部と、該基部の車内側から上記フランジに沿うように車両前後方向に突出する先端側部と、該先端側部の先端部から上記フランジの車内側面よりも車内側へ突出して上記フランジの先端部と対向するように配置される突出部とを備え、
上記縦辺部の上記車内側壁部の車外側面には、上記突出部と係合する係合突起が車外側へ突出するように形成されていることを特徴とするガーニッシュ固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002756A JP6910147B2 (ja) | 2017-01-11 | 2017-01-11 | ガーニッシュ固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002756A JP6910147B2 (ja) | 2017-01-11 | 2017-01-11 | ガーニッシュ固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018111388A JP2018111388A (ja) | 2018-07-19 |
JP6910147B2 true JP6910147B2 (ja) | 2021-07-28 |
Family
ID=62911670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002756A Active JP6910147B2 (ja) | 2017-01-11 | 2017-01-11 | ガーニッシュ固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6910147B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7160599B2 (ja) * | 2018-08-22 | 2022-10-25 | 西川ゴム工業株式会社 | 見切りシール取付構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5032876B2 (ja) * | 2007-04-04 | 2012-09-26 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車用ウェザーストリップの取付構造 |
JP2010047144A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Nishikawa Rubber Co Ltd | グラスランの取付構造 |
JP5910574B2 (ja) * | 2010-10-26 | 2016-04-27 | アイシン精機株式会社 | ドアフレーム構造体 |
JP6003186B2 (ja) * | 2012-04-25 | 2016-10-05 | マツダ株式会社 | 車両のウインドシール構造 |
JP5994646B2 (ja) * | 2013-01-10 | 2016-09-21 | スズキ株式会社 | 車両の内装部材の取付け構造 |
-
2017
- 2017-01-11 JP JP2017002756A patent/JP6910147B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018111388A (ja) | 2018-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6585952B2 (ja) | 自動車ドア用モールの取付構造 | |
JP6700979B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP6168828B2 (ja) | 自動車のウエザーストリップ | |
JP2009056924A (ja) | 自動車用ガラスラン | |
JP5916065B2 (ja) | カウルカバー装置 | |
JP2015217926A (ja) | カウルカバー装置 | |
JP6760741B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP6910147B2 (ja) | ガーニッシュ固定構造 | |
JP2014034385A (ja) | 自動車用ドアウェザストリップの取付構造及び取付方法 | |
JP4924894B2 (ja) | ドアウエザストリップ | |
JP2007314067A (ja) | ピラーガーニッシュの上部合わせ構造 | |
JP2013116688A (ja) | 車両用ドアのベルトモール取付部構造 | |
JP2006219006A (ja) | バンパー付ウエザーストリップ | |
JP7403399B2 (ja) | 自動車ドア用グラスラン | |
JP2015117009A (ja) | 車両用モールディング及び車両におけるモールディングの取付構造 | |
JP2006290023A (ja) | 内装トリムの固定構造 | |
JP3755080B2 (ja) | 自動車用ドアウエザーストリップ | |
JP2014151896A (ja) | ピラートリム | |
JP5660828B2 (ja) | ウェザーストリップの取付構造 | |
JP5474912B2 (ja) | 車両用窓板の装飾部材 | |
JP6352582B2 (ja) | ドアサッシュ | |
JP2008114804A (ja) | 自動車ドアのシール構造 | |
JP2020029159A (ja) | 見切りシール取付構造 | |
JP6032434B2 (ja) | ウエザストリップ | |
JP2004098888A (ja) | ウエザストリップの取付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20170201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170201 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200110 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20200117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210216 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6910147 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |