JP6886879B2 - 水平循環式駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水平循環式駐車装置に関する。
「水平循環式駐車装置」とは、車両(例えば乗用車)を載せたパレットを、水平面内で移動させて車両の入出庫(入庫と出庫)を行う機械式駐車設備である。かかる装置は、例えば特許文献1,2に開示されている。
水平循環式駐車装置は、車両を収容する棚のある高さに向けてパレットを昇降するリフトを備える。リフトの四隅には、リフトの外側へ向けて出没する落下防止アームが設けられている。落下防止アームは、目的の高さの棚に向けて突出し、リフトの荷重を棚に預け、その高さにリフトを固定する。リフトは、昇降路を昇降し、各層の棚との間でパレットを水平移動させる。リフトが各層に停止していない間にパレットが昇降路へ落下するのを防ぐため、各層の昇降路周辺にはパレット落下防止装置が設けられている。
従来の水平循環式駐車装置のパレット落下防止装置は、パレット落下防止装置専用に独立した専用アクチュエータによって稼働していた。
一方、特許文献3には、パレット落下防止装置に専用アクチュエータを有さない水平循環式駐車装置が開示されている。
特開平8−4346号公報 特開2013−241811号公報 特開昭63−21647号公報
専用アクチュエータを設けずにパレットストッパーを開閉でき、水平循環式駐車装置に使用できるパレット落下防止装置が求められている。
この点、特許文献3に開示された装置は、リフトにストライカを有し、棚に、ベルクランクとリンクで連結したパレット落下防止装置を有している。この構成によりリフトがベルクランクの横を通過すると、ストライカがベルクランクを押し、パレットストッパーが下降する。これにより、この水平循環式駐車装置は、専用アクチュエータを使用せずにパレットストッパーを開閉できる。
しかしストライカは、リフトが通過する度に目的の層ではない他の層のパレットストッパーも開閉させてしまう。そのため、特許文献3に開示された装置は安全性が懸念された。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、専用のアクチュエータを使わずに目的の層のパレット落下防止装置のみを選択的に開放できる水平循環式駐車装置を提供することにある。
本発明によれば、車両を搭載可能なパレットが水平移動する棚と、
前記パレットを載せて前記棚に隣接する昇降路を昇降し該棚との間で該パレットを水平移動させるリフトと、を備える水平循環式駐車装置であって、
前記リフトは、前記棚に着床する着床位置と着床しない退避位置との間で出没可能に設けられた落下防止アームを有し、
前記棚は、着床位置に位置する前記落下防止アームを支持するリフト支持台を有し、
前記水平循環式駐車装置は、さらに前記リフト支持台に設けられたパレット落下防止装置を備え、
前記パレット落下防止装置は、水平移動中の前記パレットの下面より上方の干渉高さと該パレットのレールの下面より下方の不干渉高さの間で上下動可能に設けられ上方へ付勢されたパレットストッパーを有し、
前記リフトは、目的の層のリフト支持台上の前記パレットストッパーの上に前記落下防止アームを載せて着床することにより前記パレットストッパーを前記干渉高さから前記不干渉高さへ押し下げる、水平循環式駐車装置が提供される。
また前記リフト支持台は、水平方向におけるその外縁の内側に荷重支持位置とストップ位置とを有し、
前記荷重支持位置は、前記着床位置に位置する前記落下防止アームと上下に重なる位置であり、
前記ストップ位置は、前記棚上の前記パレットと前記昇降路との間の位置であり、
前記パレットストッパーは、前記ストップ位置で上下に延びるストッパー部と、前記ストッパー部と共に上下動し前記ストップ位置から前記荷重支持位置にかけて延び前記落下防止アームを載せ得る水平部材と、を有し、
さらに前記パレット落下防止装置は、上下方向に延び前記パレットストッパーを上下方向に案内する鉛直摺動面と、を備える。
また前記パレットストッパーは、前記ストッパー部又は前記水平部材に固定され上下方向に延びる昇降鉛直軸を有し、
前記パレット落下防止装置は、前記昇降鉛直軸を上下方向に摺動可能に収納する円筒部を有し前記リフト支持台に固定される本体を有し、該円筒部の内周面が前記鉛直摺動面であり、
前記円筒部は、その下端部で上下に延び前記水平部材を通す開口を有する。
また前記水平部材は、鉛直に延びる鉛直側面を有し、
前記パレット落下防止装置は、前記水平部材の前記鉛直側面を囲む鉛直内壁面を有する本体を有し、該鉛直内壁面が前記鉛直摺動面である。
また前記ストッパー部は、前記水平部材の一部であって前記ストップ位置で上下に延びる前記鉛直側面の上端部であり、
前記パレット落下防止装置は、前記リフト支持台と前記水平部材の底面との間に位置し該水平部材の棚側上端面が前記干渉高さに上昇するまで該水平部材を上方へ付勢する付勢体と、を有し、
前記落下防止アームは、前記水平部材の上面に着床し該上面を前記不干渉高さまで下降させる。
また前記パレットストッパーは、前記棚上の前記パレットの幅方向端部と前記昇降路との間の前記ストップ位置及び長手方向端部と前記昇降路との間の前記ストップ位置に位置する前記ストッパー部と、
複数の前記ストッパー部から前記荷重支持位置にかけて延びる前記水平部材と、を有する。
また前記パレットストッパーは、上端部が閉じ下端部が開放した中空の筒状部材を有し、前記ストップ位置における該筒状部材の上端部が前記ストッパー部であり、
前記パレット落下防止装置は、前記リフト支持台から上方へ延び上端を前記中空内に有する固定鉛直軸と、
前記筒状部材の下端面と前記リフト支持台との間又は前記中空内の前記筒状部材の上端部内面と前記固定鉛直軸の上端部との間に位置する付勢体と、を有し、
前記固定鉛直軸の外周面が前記鉛直摺動面である。
また前記パレットストッパーは、前記筒状部材に固定され前記ストップ位置から前記荷重支持位置にかけて延びる水平部材、を有する。
上述した本発明によれば、パレットストッパーがリフト支持台上に位置し、リフトの落下防止アームはパレットストッパーの上に着床するので、リフトの昇降を利用して、着床位置に位置する落下防止アームで、パレットストッパーを干渉高さから不干渉高さへ押し下げる。落下防止アームは、リフトが目的の層に停止するときのみ着床位置へ突出する。
したがって、パレット落下防止装置に専用アクチュエータを設けなくても、目的の層のパレット落下防止装置のみを選択的に開放することができる。
本発明の水平循環式駐車装置の一例を示す側面図(A)と平面図(B)である。 上述した水平循環式駐車装置(駐車装置)の動作説明図である。 図1(B)の部分拡大図である。 リフト上搬送装置の平面図である。 図4のA−A矢視図である。 第1実施形態の水平循環式駐車装置の説明図である。 第1実施形態の水平循環式駐車装置の動作の説明図である。 第2実施形態の水平循環式駐車装置の説明図である。 第3実施形態の水平循環式駐車装置の部分側面図である。 第4実施形態の水平循環式駐車装置の部分側面図である。 ストップ位置が1か所である場合の第5実施形態の水平循環式駐車装置の部分側面図である。 ストップ位置が2か所である場合の第5実施形態の水平循環式駐車装置の部分側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の水平循環式駐車装置10の一例を示す側面図(A)と平面図(B)である。
水平循環式駐車装置10(以下、単に「駐車装置10」と呼ぶ)は、車両1を載せたパレット2を水平面内で移動させて車両1の入出庫(入庫と出庫)を行う機械式駐車設備である。
車両1は、例えば乗用車である。車両1は、小型車、中型車、大型車、ハイルーフ車、などである。
図1(A)(B)において、駐車装置10は、地下式であり、地下に上下2層の格納領域を有する。また、地上の入出庫部と、地下の上層及び下層との間には、鉛直に延びる昇降路17が設けられている。パレット2を載せたリフト3は、昇降路17を昇降し、棚6との間でパレット2を水平移動させる。
昇降路17に隣接して設けられた棚6は、この図の例では、上下2層を有する。上下2層の各層(各格納領域)には、この例では、リフト3がパレット2を昇降する位置以外の範囲に、それぞれ11台分の車両格納スペースを有する。
この図において、棚6の各層には、車両1を載せたパレット2をその幅方向と長さ方向に移動させる複数の搬送装置4が水平に固定されている。またリフト3も、搬送装置4を有する。以下、棚上の搬送装置4を棚上搬送装置4Aとし、リフト上の搬送装置4をリフト上搬送装置4Bとする。
搬送装置4は、車両1を載せたパレット2を、その幅方向に移動する「横送り」と、その長さ方向に移動する「縦送り」との両方が可能に構成されている。
図1において、上下2層の各層には、この例において、それぞれ11台分の車両格納スペースにそれぞれ1台ずつの搬送装置4が設けられている。各搬送装置4は、平面視でパレット2の大きさに相当する。
上下2層の各層において、複数の搬送装置4は互いに一定の間隔を隔てて配置され、それぞれその四隅で水平に支持されている。また、各層において、少なくとも1つの搬送装置上にはパレット2が載らず、その他の搬送装置上にはパレット2が載っている。パレット2が載っていない搬送装置4を以下「空セル」と呼ぶ。
上述した駐車装置10の構成により、各層において少なくとも1つの搬送装置4が空セルであるので、空セルに隣接する搬送装置上のパレット2を空セル上に水平移動(横送り又は縦送り)することができる。この水平移動により空セルの位置が隣接する位置に移動する。
従ってこれを繰り返すことにより、各層のパレット2を自由に水平移動(横送り又は縦送り)することができる。
この構成により、パレット2は、棚6の各層を、幅方向と長さ方向とに水平移動する。
図2は、上述した駐車装置10(駐車装置)の動作説明図である。
この図において、5は、リフト位置を示している。なおこの図において、搬送装置4の配列は、図1とは相違する。
図2は、符号aで示す車両1(以下、車両aと呼ぶ)を(A)(B)(C)(D)の順で、リフト位置5まで水平移動し、リフト3により地上の入出庫部まで搬送する動作を示している。
この図に示すように、この駐車装置10におけるパレット2の水平移動は、コンピュータ制御により最短の入出庫ルートを決定し、パズルのように次から次へと車両1を効率よく水平移動させ、最短の入出庫の待ち時間を実現するようになっている。
図3は、図1(B)の部分拡大図である。図4は、リフト上搬送装置4Bの平面図である。図5は、図3のA−A矢視図である。
この図においてリフト上搬送装置4Bは、落下防止アーム7と、フレーム18と、落下防止アーム7を駆動するアクチュエータ19と、フレーム上に設置されパレット2を幅方向と長手方向に水平移動させるパレット駆動装置27と、を備える。
フレーム18は、車両1を載せたパレット2をその幅方向と長さ方向に移動するリフト上搬送装置4Bのフレームである。
図4において、フレーム18は、単一の外枠フレーム18aと1対の内側フレーム18bとを備える。
単一の外枠フレーム18aは、パレット2の外縁に沿って延びる平面視矩形形状の部材である。外枠フレーム18aの大きさは、平面視でパレット2に相当し、例えば、幅約2000〜2100mm、長さ約5300〜5500mmである。
1対の内側フレーム18bは、パレット2の幅方向に延び、外枠フレーム18aに両端部が支持されている。
パレット駆動装置27は、1対の駆動ユニット27a、1対の従動ユニット27b、及び旋回機構27cと、を有する。
パレット2の下面2aには、長手方向と幅方向に延びるレール2bが設けられている。駆動ユニット27aと従動ユニット27bに、そのレール2bが載る。なお、レール2bは、パレット2の下面2aから下方に突出しているが、後述するストッパー部13に接触する幅方向位置又は長手方向位置に設けられていないため、ストッパー部13と接触しない。
旋回機構27cは、1対の駆動ユニット27aと1対の従動ユニット27bを鉛直軸周りに90度回転させる。
この構成により、駆動ユニット27aと従動ユニット27bが回転することにより、パレット2をその長手方向と幅方向とに搬送する。
リフト3と棚6との間でパレット2が水平移動するときには、パレット2がパズルのようにリフト上をも水平移動する。そのため、その際には、パレット2の幅方向若しくは長手方向又はそれらの両方向にパレット2が自在に移動可能である必要がある。
落下防止アーム7は、棚6に着床する着床位置X1と着床しない退避位置X2との間で出没可能に設けられた部材である。着床位置X1とは、上方から見たときに、落下防止アーム7の一部と棚6の一部(この例ではリフト支持台8の一部)が一部重なるときの落下防止アーム7の位置である。リフト3が目的の層に停止するときに、落下防止アーム7は着床位置X1に位置する。
退避位置X2とは、上から見たときに、落下防止アーム7が棚6に接触しない位置である。
落下防止アーム7は、リフト上搬送装置4Bの四隅に設けられることが好ましい。この図の例では、落下防止アーム7は平板であるが、棒形状であってもよく、その他の形状でもよい。
この図の例において、リフト上搬送装置4Bには、落下防止アーム7を回転駆動させるアクチュエータ19とその動力を落下防止アーム7に伝達するリンク機構が設けられている。アクチュエータ19は、電動シリンダであることが好ましいが、モータであってもよく、その他の駆動装置であってもよい。
棚6は、水平なリフト支持台8を有し、着床位置X1に位置する落下防止アーム7をそのリフト支持台8に載せて支持する。
落下防止アーム7は、リフト上搬送装置4Bの四隅に回転可能に支持され、リフト3が目的の層に停止する際に棚側へ突出する。リフト3が目的の層に停止している間は、落下防止アーム7は、棚6のリフト支持台8の上に載る着床位置X1に位置する。リフト3が各層を通過する際には、落下防止アーム7は退避位置X2に位置する。
以下の説明において、リフト支持台8は、水平方向におけるその外縁9の内側であって、着床位置X1に位置する落下防止アーム7と上下に重なる位置を荷重支持位置P(図4の斜線部分)とする。また、リフト支持台8は、水平方向におけるその外縁9の内側であって、パレット2の移動経路上における棚上のパレット2と昇降路17との間の位置をストップ位置Q(図4のハッチング部分)とする。
なお、アクチュエータ19は、この図のように、リフト上搬送装置4Bの長手方向又は幅方向の両端部に1つずつ設けられていてもよく、各落下防止アーム7に1つずつ設けられていてもよい。またすべての落下防止アーム7を1つのアクチュエータ19で駆動してもよい。
また、この図の例では落下防止アーム7が、リフト上搬送装置4Bの長手方向外方へ出没するが、幅方向外方へ出没してもよい。
(第1実施形態)
図6は、第1実施形態の駐車装置10の説明図である。図6(A)は、図5のBの拡大図であり、図6(B)は、図6(A)の平面図である。以下の説明において、水平移動中のパレット2の下面2aより上方の高さを干渉高さY1とし、水平移動中のパレット2のレール2bの下面より下方の高さを不干渉高さY2とする。
駐車装置10は、棚6のリフト支持台8の上にパレット落下防止装置11を備える。
パレット落下防止装置11は、パレットストッパー12、本体21、付勢体26を備える。これらのパレットストッパー12、本体21、付勢体26は、パレット2が最高速度で衝突してきても壊れないほどの強度を有し、頑丈に造られている。
本実施形態のパレットストッパー12は、ストップ位置Qで上下に延びるストッパー部13、ストッパー部13と共に上下動しストップ位置Qから荷重支持位置Pにかけて水平に延びる水平部材14、及び昇降鉛直軸15A、15Bを有する。
ストッパー部13は、棒状の部材であり、上端部に棚上のパレット2に向けてゴム等の緩衝材13aを有する。ストッパー部13が干渉高さY1にあるときに、ストッパー部13の上端部はパレット2の端面に干渉し得る。この緩衝材13aにより、パレット2がストッパー部13に衝突した時の衝撃を和らげることができる。ストッパー部13が不干渉高さY2にあるときには、ストッパー部13はパレット2に接触しない。そのため、ストッパー部13が不干渉高さY2にあるときは、リフト3へのパレット2の移動経路が開放する。
昇降鉛直軸15Aは、ストッパー部13又は水平部材14に固定され上下方向に延びる。この図の例では、昇降鉛直軸15Aは、円柱であり、上端部にストッパー部13の下端が固定され、下端部に水平部材14の反昇降路側端部が固定される。
また、昇降鉛直軸15Bは、水平部材14の昇降路側端部にも設けられている。昇降路側の昇降鉛直軸15Bは、水平部材14から下方に延びる。昇降路側の昇降鉛直軸15Bは、荷重支持位置Pに設けられていることが好ましい。
水平部材14は水平に延びる平板又は棒状部材である。水平部材14の中央には、付勢体26を支持する軸を通す図示しない貫通孔が設けられている。水平部材14は、その荷重支持位置Pに位置する部分に落下防止アーム7を載せることができる。
ストッパー部13、水平部材14、昇降鉛直軸15A、15Bは、互いにボルトとナットなどの連結部材または溶接によって連結されていてもよく、一体成型されていてもよい。
付勢体26は、この例ではバネである。バネに通された軸が水平部材14の貫通孔を介して水平部材14を貫通する。付勢体26は、水平部材14とリフト支持台8の間に設けられ、水平部材14の下面を上方へ付勢する。
なお、付勢体26が設けられる位置は、これに限らない。例えば、昇降鉛直軸15A、15Bをバネに通す軸として使用し、これから述べる円筒部22A、22Bの中にバネを設けてもよい。それによりバネに通す軸と水平部材14に設ける貫通孔を省略できる。
本体21は、昇降路側と反昇降路側とに2つの円筒部22A、22Bと、円筒部22A、22Bの下端部を固定する固定板21aとを有する。円筒部22A、22Bは、上端部が開口した中空の円筒部材である。円筒部22A、22Bは、その周面で昇降鉛直軸15A、15Bを周方向に包み、上下方向に摺動可能に収納する。円筒部22A、22Bの内周面は、鉛直に延びており、パレットストッパー12を上下方向に案内する鉛直摺動面20となっている。固定板21aには、昇降路側の円筒部22Bに挿入された昇降鉛直軸15Bが下方へ貫通できる孔が設けられている。
また昇降路側の円筒部22Bは、反昇降路側の円筒部22Aより低く設けられている。落下防止アーム7が水平部材14の上に着床すると、パレットストッパー12が下降し、水平部材14の下面が昇降路側の円筒部22Bの上面に載る。反昇降路側の円筒部22Aは、この時にストッパー部13の上端部が不干渉高さY2に位置できる高さに設定されている。
また反昇降路側の円筒部22Aは、その下端部で上下に延び、水平部材14を通す開口23を有する。反昇降路側端部が昇降鉛直軸15Aに固定された水平部材14は、開口23を通って荷重支持位置Pに向けて水平に延びる。ストッパー部13の上端部が干渉高さY1にあるときに、水平部材14が開口23の上端部に当接する。この構成により、ストッパー部13が必要以上に上昇するのを防ぐことができる。
固定板21aには、円筒部22A、22Bの下端部と付勢体26の軸の下端部とがボルトとナットなどの連結部材または溶接により連結されている。固定板21aと、付勢体26の軸や円筒部22A、22Bとの連結方法はその他のものでもよい。また固定板21aと、付勢体26の軸や円筒部22A、22Bとは、一体成型されていてもよい。固定板21aはリフト支持台8に固定される。これにより、パレット落下防止装置11はリフト支持台8に固定される。
この構成により、本実施形態のパレットストッパー12は、干渉高さY1と不干渉高さY2の間で上下動可能に設けられ上方へ付勢される。
図7は、第1実施形態の駐車装置10の動作の説明図である。図7(A)は、リフト3が層を通過する時を示している。図7(B)は、リフト3が目的の層に停止する前、図7(C)は、リフト3が目的の層に停止ししている時を示している。
図7(A)に示すように、リフト3が各層を通過するときに落下防止アーム7は退避位置X2に位置する。それによりリフト3は棚6に接触せずに昇降路17を昇降することができる。
図7(B)に示すように、パレット2を出し入れする目的の層に停止する際には、目的の層の上方で落下防止アーム7が着床位置X1へ移動する。落下防止アーム7は棚側へ突出するので、そのままリフト3が下降することにより、落下防止アーム7をリフト支持台8へ載せることができる。
リフト支持台8にはパレット落下防止装置11が位置する。パレットストッパー12は、付勢体26が上方に付勢することで、ストッパー部13の上端部が干渉高さY1に位置する。このとき、昇降路17に向かって水平移動してくるパレット2の端部にストッパー部13が衝突し、パレット2が昇降路17へ落下するのを防いでいる。
パレットストッパー12の昇降鉛直軸15A、15Bは、本体21の円筒部22A、22Bによって上下動可能に支持されている。パレットストッパー12の水平部材14の少なくとも一部は、荷重支持位置Pに位置する。
この構成により駐車装置10は、リフト3が、パレットストッパー12の上に落下防止アーム7を載せて着床することにより、パレットストッパー12を干渉高さY1から不干渉高さY2へ押し下げる(図7(B)、(C))。それにより、パレット2は昇降路側へ移動可能となるので、リフト上(リフト上搬送装置上)にパレット2を水平移動することができる。
本実施形態の駐車装置10は、鉛直摺動面20である円筒部22A、22Bの内周面が昇降鉛直軸15A、15Bに近接して沿うので、パレットストッパー12の動きは昇降に限られる。これにより水平方向には移動し得ないので、パレット2が棚上搬送装置4Aの駆動ユニットの駆動モータの最大出力で昇降路側へ移動してきたとしても、パレット2の動きを止めることができる。
また、リフト3がパレットストッパー上に着床し、その重さでパレットストッパー12を下方へ押すので、水平循環式駐車装置用に頑丈に作られたパレット落下防止装置11であってもそのパレットストッパー12を動かすことができる。その上、落下防止アーム7でパレットストッパー12を押すという従来からのリフト3の動作でパレット落下防止装置11を作動することができるので、リフト3の設計を変更する必要がない。
したがって、この構成により本実施形態の駐車装置10は、パレット落下防止装置11にアクチュエータを設けることなく、必要なパレット落下防止装置11のみを開放することができる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態の駐車装置10の説明図である。図8(A)は、図3のCの拡大図である。図8(B)は、図8(A)のD−D矢視図である。なお、図8(B)は、パレット落下防止装置11のみを記載している。
この図において、荷重支持位置Pを斜線部分で示し、ストップ位置Qは破線で示す。
本実施形態のパレット落下防止装置11は、リフト上のパレット2が長手方向と幅方向の両方向に移動可能な場合に、パレット2の幅方向経路と長手方向経路の交点となるリフト支持台8に設けられる。
図8(A)に示すように、パレット2の移動経路の交点となるリフト支持台8には、2か所のストップ位置Qがある。棚上のパレット2の幅方向端部と昇降路17との間のストップ位置Q(以下、幅方向ストップ位置Q1)と、棚上のパレット2の長手方向端部と昇降路17との間のストップ位置Q(以下、長手方向ストップ位置Q2)である。
本実施形態のストッパー部13は、幅方向ストップ位置Q1と長手方向ストップ位置Q2とに設けられる。
またこの実施形態の水平部材14は、複数のストッパー部13から荷重支持位置Pにかけて水平に延びる部材である。例えば本実施形態の水平部材14は、L字型の平板であってもよく、その他の形状であってもよい。
この図の例では、水平方向における水平部材14の位置は、2か所のストップ位置Qに平行に設けられた昇降鉛直軸15Aによって固定される。しかしそれに限らず、本実施形態のパレット落下防止装置11は、水平部材14の下方に延びる昇降鉛直軸15Aと、それを昇降可能に支持する円筒部22Aを有していてもよい。
またこの図の例では、付勢体26はL字型の水平部材14の中央に一つ設けられているが、付勢体26の位置はこれに限らない。付勢体26は、水平部材14と固定板21aの間であれば、水平方向におけるいずれの位置に設けられていてもよい。付勢体26は、円筒部22Aの中に設けられていてもよい。
本実施形態の駐車装置10は、この構成により、リフト3がパレット2の幅方向と長手方向のいずれか一方にのみ落下防止アーム7が突出するものであっても、幅方向ストップ位置Q1と長手方向ストップ位置Q2の両方を開放することができる。
その他の本実施形態の駐車装置10の構成、動作、及び効果は、第1実施形態のそれと同様である。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態の駐車装置10の部分側面図である。
本実施形態のパレット落下防止装置11は、1つの昇降鉛直軸15Aをストップ位置Qに有する。昇降鉛直軸15Aの下方からは、昇降鉛直軸15Aより細い軸が下方へ延びており、その軸に巻きつけるように付勢体26のバネが円筒部内に設けられる。固定板21aには、バネが巻き付く軸が通るが、バネは通さない大きさの貫通孔が設けられている。円筒部22Aには、水平部材14が通り昇降できる開口23が上下に延びて設けられている。
昇降鉛直軸15Aの外周面と円筒部22Aの内周面とにより、水平部材14の傾きが水平に保たれる。また、水平部材14の側面が円筒部22Aの開口23の壁面に当接することにより、パレットストッパー12が昇降鉛直軸15Aを中心として回転するのを防ぐことができる。
この構成により、落下防止アーム7が水平部材14の上に着床すると、水平部材14が水平を維持したまま開口23に沿って下降する。水平部材14と固定板21aに挟まれて付勢体26は圧縮する。これによりストッパー部13が干渉高さY1から不干渉高さY2へ下降し、パレット2はリフト上へ移動可能となる。
その他の本実施形態の駐車装置10の構成、動作、及び効果は、第1実施形態又は第2実施形態のそれと同様である。例えば本実施形態のストッパー部13は、第2実施形態のように、幅方向ストップ位置Q1と長手方向ストップ位置Q2の2か所のストップ位置Qに設けられていてもよい。その場合、昇降鉛直軸15Aは、2か所のストップ位置Qに設けられていることが好ましいが、1か所のみに設けられていてもよい。
(第4実施形態)
図10は、第4実施形態の駐車装置10の部分側面図である。
この実施形態のパレットストッパー12は、上端部が閉じ下端部が開放した中空の筒状部材16を有する。ストップ位置Qにおける筒状部材16の上端部が、ストッパー部13となっている。
またこの実施形態の水平部材14は、筒状部材16に固定されストップ位置Qから荷重支持位置Pにかけて延びる。
水平部材14の昇降路側端部の下方には、昇降鉛直軸15Bが設けられていることが好ましいが、無くてもよい。昇降鉛直軸15Bが設けられている場合、固定板21aには円筒部22Bと昇降鉛直軸15Bが通る孔が設けられている。昇降鉛直軸15Bの下端部には、その孔より長いピンが挿し込まれている。それにより、パレットストッパー12が干渉高さY1より上方へ飛び出るのを防ぐことができる。
この実施形態の本体21は、リフト支持台8に固定された固定板21aから上方へ延び、上端を筒状部材16の中空内に有する固定鉛直軸25を有する。この固定鉛直軸25の外周面が鉛直摺動面20となり、筒状部材16の内周面に近接して沿う。それによりパレットストッパー12の動きを上下方向に固定する。
本実施形態の付勢体26は、筒状部材16の下端面とリフト支持台8との間に位置してもよく、中空内の筒状部材16の上端部内面と固定鉛直軸25の上端部との間に位置してもよい。
その他の本実施形態の駐車装置10の構成、動作、及び効果は、第1実施形態〜第3実施形態のそれと同様である。例えば本実施形態のパレット落下防止装置11をパレット2の移動経路の交点に設ける場合、幅方向ストップ位置Q1と長手方向ストップ位置Q2の2か所のストップ位置Qに筒状部材16と固定鉛直軸25が設けられる。
(第5実施形態)
図11は、ストップ位置Qが1か所である場合の第5実施形態の駐車装置10の部分側面図である。図11(A)はリフト3が目的の層に停止する前であり、図11(B)はリフト3が目的の層に停止ししている時を示している。
図12は、ストップ位置Qが2か所である場合の第5実施形態の駐車装置10の部分側面図である。図12(A)は、図3のCの拡大図である。図12(B)は、図12(A)のE−E矢視図である。なお、図12(B)は、パレット落下防止装置11のみを記載している。
本実施形態の本体21は、ストップ位置Qから荷重支持位置Pにかけて延びる中空のケース28を有する。ケース28は、上端部が開口している。
また本実施形態の水平部材14は、ストップ位置Qから荷重支持位置Pにかけて延び、鉛直に延びる鉛直側面14aを有する。水平部材14の鉛直側面14aに近接して沿って囲む鉛直内壁面24を有する。この鉛直内壁面24が、鉛直摺動面20となって水平部材14を上下方向に案内し、水平部材14の動きを上下方向に限定する。ケース28は、固定板21aに固定され、固定板21aがリフト支持台8に固定される。
例えば、この図11のケース28は、円筒形状であり、水平部材14は円柱である。しかし本実施形態のケース28と水平部材14の形状はこれに限らない。例えば図12に示すように、2か所のストップ位置Qを有する場合は、L字形状などの多角形であってもよい。
水平部材14の下端部には、外側へ突出した突起14bが設けられている。ケース28の下方の内壁面は、上方の鉛直内壁面24より径が大きく設けられている。この構成により、ケース28の下方の壁面と上方の鉛直内壁面24の境界に設けられた段差に突起14bが引っかかることにより、水平部材14が上昇しすぎるのを防ぐことができる。
この実施形態のストッパー部13は、図11のように、水平部材14の一部であるストップ位置Qで上下に延びている鉛直側面14aの上端部であってもよい。この場合、ストップ位置Qにおける鉛直側面14aの上端部にゴムが取り付けられている。
この場合、付勢体26は、リフト支持台8に固定された固定板21aと水平部材14の底面との間に位置しており、水平部材14の棚側上端面(ストッパー部13)が干渉高さY1に上昇するまで水平部材14を上方へ付勢する。
しかし、本実施形態のストッパー部13は、これに限らない。例えば図12に示すように、水平部材14の上面から上方に延びる棒状部材であってもよい。
図11では、落下防止アーム7は、リフト上搬送装置4Bのフレーム18の上方に設けられている。しかし、落下防止アーム7の位置は、水平移動するパレット2に接触しなければこれに限らず、第1実施形態の落下防止アーム7と同様の位置に設けられていてもよい。
また、ケース28は、図11に示すように水平部材14の全側面を囲っていてもよく、図12に示すように、ケース28が水平部材14の一部のみを囲っていてもよい。図12の例では、落下防止アーム7が上下方向に通過し、水平部材14の上面をケース28の上面より下方まで下降させるため、ケース28の一部の壁面が切り掛けられている。
この構成により、落下防止アーム7が水平部材14の上面に着床することで、水平部材14の上面を不干渉高さY2まで下降させ、パレット落下防止装置11を開放することができる。
その他の本実施形態の駐車装置10の構成、動作、及び効果は、第1実施形態〜第4実施形態のそれと同様である。
上述した本発明によれば、パレットストッパー12を上下動することでのみパレット2の移動経路を開放することができ、パレット2の動きは水平移動に限られるため、パレット2がパレットストッパー12に衝突しても、パレット2の移動経路は開かないため、安全性が高い。
その上、パレットストッパー12がリフト支持台上に位置し、リフト3の落下防止アーム7はパレットストッパー12の上に着床するので、リフト3の昇降を利用して、着床位置X1に位置する落下防止アーム7で、パレットストッパー12を干渉高さY1から不干渉高さY2へ押し下げる。落下防止アーム7は、リフト3が目的の層に停止するときのみ着床位置X1へ突出する。
したがって本発明は、パレット落下防止装置に専用アクチュエータを設けなくても、目的の層のパレット落下防止装置11のみを選択的に開放することができるので、高い安全性を確保できる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 車両、2 パレット、3 リフト、
4 搬送装置、4A 棚上搬送装置、4B リフト上搬送装置、
5 リフト位置、6 棚、7 落下防止アーム、8 リフト支持台、
9 外縁、10 水平循環式駐車装置(駐車装置)、
11 パレット落下防止装置、12 パレットストッパー、
13 ストッパー部、14 水平部材、14a 鉛直側面、14b 突起、
15 昇降鉛直軸、16 筒状部材、17 昇降路、
18 フレーム、18a 外枠フレーム、18b 内側フレーム、
19 アクチュエータ、20 鉛直摺動面、
21 本体、21a 固定板、22 円筒部、23 開口、
24 鉛直内壁面、25 固定鉛直軸、26 付勢体、
27 パレット駆動装置、27a 駆動ユニット、
27b 従動ユニット、27c 旋回機構、28 ケース、
X1 着床位置、X2 退避位置、
Y1 干渉高さ、Y2 不干渉高さ、
P 荷重支持位置、Q ストップ位置

Claims (8)

  1. 車両を搭載可能なパレットが水平移動する棚と、
    前記パレットを載せて前記棚に隣接する昇降路を昇降し該棚との間で該パレットを水平移動させるリフトと、を備える水平循環式駐車装置であって、
    前記リフトは、前記棚に着床する着床位置と着床しない退避位置との間で出没可能に設けられた落下防止アームを有し、
    前記棚は、着床位置に位置する前記落下防止アームを支持するリフト支持台を有し、
    前記水平循環式駐車装置は、さらに前記リフト支持台に設けられたパレット落下防止装置を備え、
    前記パレット落下防止装置は、水平移動中の前記パレットの下面より上方の干渉高さと該パレットのレールの下面より下方の不干渉高さの間で上下動可能に設けられ上方へ付勢されたパレットストッパーを有し、
    前記リフトは、目的の層のリフト支持台上の前記パレットストッパーの上に前記落下防止アームを載せて着床することにより前記パレットストッパーを前記干渉高さから前記不干渉高さへ押し下げる、水平循環式駐車装置。
  2. 前記リフト支持台は、水平方向におけるその外縁の内側に荷重支持位置とストップ位置とを有し、
    前記荷重支持位置は、前記着床位置に位置する前記落下防止アームと上下に重なる位置であり、
    前記ストップ位置は、前記棚上の前記パレットと前記昇降路との間の位置であり、
    前記パレットストッパーは、前記ストップ位置で上下に延びるストッパー部と、前記ストッパー部と共に上下動し前記ストップ位置から前記荷重支持位置にかけて延び前記落下防止アームを載せ得る水平部材と、を有し、
    さらに前記パレット落下防止装置は、上下方向に延び前記パレットストッパーを上下方向に案内する鉛直摺動面と、を備える、請求項1に記載の水平循環式駐車装置。
  3. 前記パレットストッパーは、前記ストッパー部又は前記水平部材に固定され上下方向に延びる昇降鉛直軸を有し、
    前記パレット落下防止装置は、前記昇降鉛直軸を上下方向に摺動可能に収納する円筒部を有し前記リフト支持台に固定される本体を有し、該円筒部の内周面が前記鉛直摺動面であり、
    前記円筒部は、その下端部で上下に延び前記水平部材を通す開口を有する、請求項2に記載の水平循環式駐車装置。
  4. 前記水平部材は、鉛直に延びる鉛直側面を有し、
    前記パレット落下防止装置は、前記水平部材の前記鉛直側面を囲む鉛直内壁面を有する本体を有し、該鉛直内壁面が前記鉛直摺動面である、請求項2に記載の水平循環式駐車装置。
  5. 前記ストッパー部は、前記水平部材の一部であって前記ストップ位置で上下に延びる前記鉛直側面の上端部であり、
    前記パレット落下防止装置は、前記リフト支持台と前記水平部材の底面との間に位置し該水平部材の棚側上端面が前記干渉高さに上昇するまで該水平部材を上方へ付勢する付勢体と、を有し、
    前記落下防止アームは、前記水平部材の上面に着床し該上面を前記不干渉高さまで下降させる、請求項4に記載の水平循環式駐車装置。
  6. 前記パレットストッパーは、前記棚上の前記パレットの幅方向端部と前記昇降路との間の前記ストップ位置及び長手方向端部と前記昇降路との間の前記ストップ位置に位置する前記ストッパー部と、
    複数の前記ストッパー部から前記荷重支持位置にかけて延びる前記水平部材と、を有する、請求項2〜5のうちのいずれか一項に記載の水平循環式駐車装置。
  7. 前記パレットストッパーは、上端部が閉じ下端部が開放した中空の筒状部材を有し、前記ストップ位置における該筒状部材の上端部が前記ストッパー部であり、
    前記パレット落下防止装置は、前記リフト支持台から上方へ延び上端を前記中空内に有する固定鉛直軸と、
    前記筒状部材の下端面と前記リフト支持台との間又は前記中空内の前記筒状部材の上端部内面と前記固定鉛直軸の上端部との間に位置する付勢体と、を有し、
    前記固定鉛直軸の外周面が前記鉛直摺動面である、請求項2に記載の水平循環式駐車装置。
  8. 前記パレットストッパーは、前記筒状部材に固定され前記ストップ位置から前記荷重支持位置にかけて延びる水平部材、を有する、請求項7に記載の水平循環式駐車装置。
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