JP6883226B2 - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Description

本開示は、特にレンズ交換式デジタルカメラシステムの大口径望遠レンズに適した撮像レンズ、およびそのような撮像レンズを備えた撮像装置に関する。
大口径望遠レンズの第1の構成例として、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とからなる構成が知られている。また、第2の構成例として、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とからなる構成が知られている。第1および第2の構成例ともに、合焦時に第2レンズ群が光軸方向に移動する。
特開2012−88427号公報 特開2012−2999号公報 特開2012−189679号公報
上記第1および第2の構成例ともに、一般的に重量が重い。近年レンズ交換式カメラシステムにおいて、ミラーレスカメラ、ノンレフレックスカメラと呼ばれる、レフレックスミラーを持たないカメラ本体が登場し、小型軽量であることから急速に市場を拡大している。カメラ本体の小型化が進む中で、それに装着するレンズ、特に望遠レンズの小型軽量化の要望が大きくなっている。
高い結像性能を保ちながら、小型で軽量な望遠レンズを実現することができるようにした撮像レンズ、およびそのような撮像レンズを搭載した撮像装置を提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズは、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とから構成され、合焦時に第2レンズ群が光軸方向に移動し、複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、以下の条件式(1),(2)を満足し、さらに、複数の光学素子は、以下の条件式(9)を満足する最も物体側に配置されたレンズを含むものである。
0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
νdmin>15 ……(2)
−0.3<f/fL10<0.3 ……(9)
ただし、
DL12:第1レンズと第2レンズとの間の空気間隔
f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
νdmin:複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
fL10:最も物体側に配置されたレンズのd線における焦点距離
とする。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置は、撮像レンズと、撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、撮像レンズを、上記本開示の一実施の形態に係る撮像レンズによって構成したものである。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズ、または撮像装置では、全体として3群構成のレンズ系とされ、各群の構成の最適化が図られている。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズ、または撮像装置によれば、全体として3群構成のレンズ系において各群の構成の最適化を図るようにしたので、高い結像性能を保ちながら、小型で軽量な望遠レンズを実現し得る。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本開示の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第2の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第3の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第4の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第5の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第6の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第7の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第8の構成例を示すレンズ断面図である。 撮像レンズの第9の構成例を示すレンズ断面図である。 図1に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例1における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図2に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例2における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図3に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例3における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図4に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例4における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図5に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例5における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図6に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例6における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図7に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例7における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図8に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例8における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 図9に示した撮像レンズに具体的な数値を適用した数値実施例9における無限遠合焦時の縦収差(上段)と、撮影倍率1/30合焦時の縦収差(中段)と、最至近距離合焦時の縦収差(下段)とを示す収差図である。 撮像装置の一構成例を示すブロック図である。 条件式(3)の範囲についての説明図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
0.比較例
1.レンズの基本構成
2.作用・効果
3.撮像装置への適用例
4.レンズの数値実施例
5.その他の実施の形態
<0.比較例>
特許文献1(特開2012−88427号公報)には、物体側から像面側に向かって順に、正の第1レンズ群と、負の第2レンズ群と、正の第3レンズ群とから構成され、合焦時に第2レンズ群が光軸方向に移動するようになされた撮像レンズが提案されている。特許文献1に記載の撮像レンズでは、第1レンズ群内にDOE(回折光学素子)を配置することで、物体側から1番目のレンズと2番目のレンズとの空気間隔を広げ、2番目以降のレンズの光学有効径を小さくすることで、光学系全体の重量を軽量化している。
特許文献2(特開2012−2999号公報)および特許文献3(特開2012−189679号公報)には、第1の構成例として、物体側から像面側に向かって順に、正の第1レンズ群と、負の第2レンズ群と、正の第3レンズ群とから構成される撮像レンズが提案されている。また、第2の構成例として、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群とから構成される撮像レンズが提案されている。第1および第2の構成例ともに、合焦時に第2レンズ群が光軸方向に移動する。また、特許文献2および特許文献3に記載の撮像レンズでは、特許文献1に記載の撮像レンズと同様に、第1レンズ群内に回折光学素子を配置することで、物体側から1番目のレンズと2番目のレンズとの空気間隔を広げ、2番目以降のレンズの光学有効径を小さくすることで、光学系全体の重量を軽量化している。
特許文献1,2,3では、実施例の撮像レンズはいずれも回折光学素子を有している。一般に回折光学素子を有する撮像レンズは、高輝度被写体を撮影した際に、強いフレアが発生し得る。このことから、回折光学素子を有する撮像レンズは、厳しい環境で撮影するプロフェッショナルユーザが使用するには不向きであるとされている。
そこで、回折光学素子を用いることなく、高い結像性能を保ちながらも、小型で軽量な望遠レンズを提供することが望ましい。
<1.レンズの基本構成>
図1は、本開示の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示している。図2は、撮像レンズの第2の構成例を示している。図3は、撮像レンズの第3の構成例を示している。図4は、撮像レンズの第4の構成例を示している。図5は、撮像レンズの第5の構成例を示している。図6は、撮像レンズの第6の構成例を示している。図7は、撮像レンズの第7の構成例を示している。図8は、撮像レンズの第8の構成例を示している。図9は、撮像レンズの第9の構成例を示している。これらの構成例に具体的な数値を適用した数値実施例は後述する。図1等において、Z1は光軸を示す。撮像レンズと像面Simgとの間には、撮像素子保護用のシールガラスや各種の光学フィルタ等の光学部材が配置されていてもよい。
以下、本実施の形態に係る撮像レンズの構成を、適宜図1等に示した構成例に対応付けて説明するが、本開示による技術は、図示した構成例に限定されるものではない。
本実施の形態に係る撮像レンズは、光軸Z1に沿って物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群GR1と、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、負の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが配置された、実質的に3つのレンズ群で構成されている。以下、この構成を第1の基本構成と称する。図1ないし図5は、第1の基本構成に対応した構成となっている。
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、光軸Z1に沿って物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが配置された構成であってもよい。以下、この構成を第2の基本構成と称する。図6ないし図9は、第2の基本構成に対応した構成となっている。
第1および第2の基本構成の撮像レンズはともに、合焦時に第2レンズ群GR2が光軸方向に移動する。
ここで、図1〜図9は、無限遠合焦時のレンズ断面を示している。実線の矢印は、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、光軸上で、第2レンズ群GR2が矢印方向にフォーカスレンズ群として移動することを示す。第1レンズ群GR1と第3レンズ群GR3は、合焦の際に固定されている。
第1の基本構成の撮像レンズでは、図1ないし図5に示したように、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、光軸上で、第2レンズ群GR2が物体側に移動する。
第2の基本構成の撮像レンズでは、図6ないし図9に示したように、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、光軸上で、第2レンズ群GR2が像面側に移動する。
第1および第2の基本構成の撮像レンズにおいて、第1レンズ群GR1内の複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズL11と、第2レンズL12とを少なくとも含んでいる。
その他、本実施の形態に係る第1および第2の基本構成の撮像レンズは、後述する所定の条件式等を満足することが望ましい。
<2.作用・効果>
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの作用および効果を説明する。併せて、本実施の形態に係る撮像レンズにおける望ましい構成を説明する。
なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
本実施の形態に係る撮像レンズによれば、全体として3群構成のレンズ系において各群の構成の最適化を図るようにしたので、高い結像性能を保ちながら、小型で軽量な望遠レンズを実現することができる。
本実施の形態に係る撮像レンズでは、物体側から像面側に向かって順に、正、正、負、または正、負、正の3群構成にすることで、正の屈折力を持つ第1レンズ群GR1により光線が収斂され、フォーカス機能を担う第2レンズ群GR2に入る光線径を小さくすることができる。結果として第2レンズ群GR2の径も小さくなり、レンズ重量を軽くすることができる。レンズ重量が軽いと、それを動かすためのアクチュエータも小型化できるため、軽量化に有利である。
本実施の形態に係る撮像レンズは、以下の条件式(1)を満足することが望ましい。
0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
ただし、
DL12:第1レンズL11と第2レンズL12との間の空気間隔
f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
とする。
条件式(1)は、第1レンズ群GR1内における第1レンズL11と第2レンズL12との間の空気間隔を、全系の焦点距離に対して規格化した式である。条件式(1)の上限を下回ると、空気間隔が狭くなりすぎることになり、第1レンズL11から出た光線が十分に収斂されないまま第2レンズL12に入射する。このため、第2レンズL12以降のレンズ径が大きくなり、レンズ系全体の重量が重くなってしまう。また、条件式(1)を上回ると、レンズ系全体の光学全長が長くなり、レンズ系全体が大型化してしまう。
なお、上記した条件式(1)の効果をより良好に実現するためには、条件式(1)の数値範囲を下記条件式(1)’のように設定することがより望ましい。条件式(1)’を満足することで、より小型で軽量な望遠レンズを実現できる。
0.20<DL12/f<0.45 ……(1)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、以下の条件式(2)を満足することが望ましい。
νdmin>15 ……(2)
ただし、
νdmin:第1レンズ群GR1内の複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
とする。
条件式(2)は、第1レンズ群GR1内の複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値を規定した式である。条件式(2)を下回ると、光学素子で発生する色収差が大きくなりすぎるため、第1レンズ群GR1内で発生する色収差、特に軸上色収差を補正しきれなくなってしまう。ところで、回折光学素子では、アッベ数が負の値となる。条件式(2)を満足することで、第1レンズ群GR1内の複数の光学素子には回折光学素子は含まれないこととなる。
なお、上記した条件式(2)の効果をより良好に実現するためには、条件式(2)の数値範囲を下記条件式(2)’のように設定することがより望ましい。条件式(2)’を満足することで、より小型で軽量な望遠レンズを実現できる。
νdmin>20 ……(2)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、以下の条件式(3)を満足することが望ましい。
1.53<ndL11<−1.036×10-6×νdL113+2.481×10-4×νdL112−1.996×10-2×νdL11+2.169 ……(3)
ただし、
ndL11:第1レンズL11のd線における屈折率
νdL11:第1レンズL11のアッベ数
とする。
条件式(3)は、第1レンズL11の屈折率を規定した式である。条件式(3)を下回ると、屈折率が低くなりすぎるため、第1レンズL11で発生する球面収差が悪化してしまう。条件式(3)を上回ると、比重の大きい硝材を使用することになるため、重量が重くなってしまう。
なお、上記した条件式(3)の効果をより良好に実現するためには、条件式(3)の数値範囲を下記条件式(3)’のように設定することがより望ましい。条件式(3)’を満足することで、より小型で軽量な望遠レンズを実現できる。
1.57<ndL11<−1.036×10-6×νdL113+2.481×10-4×νdL112−1.996×10-2×νdL11+2.137 ……(3)’
ここで、図20に、条件式(3),(3)’で表される数値範囲をグラフ化して示す。図20において、横軸はアッベ数、縦軸は屈折率を示す。例えば条件式(3)を満たすことは、図20において、条件式(3)の上限を示す曲線と条件式(3)の下限を示す曲線との間の範囲の硝材を第1レンズL11に使用することに相当する。図20に示したように、条件式(3),(3)’を満たす硝材の一例として、FF8,FF5,PCD51(HOYA株式会社製の硝材名)がある。また、条件式(3),(3)’から外れる硝材の一例として、FC5(HOYA株式会社製の硝材名)がある。FF8、およびPCD51の比重は3.14、FF5の比重は2.64、FC5の比重は2.45となっている。
後述する各数値実施例に係る撮像レンズは、第1レンズL11に、FF8,FF5,PCD51のいずれかの硝材を用いている。具体的には、数値実施例1,2では第1レンズL11にPCD51を用いている。数値実施例3,7では第1レンズL11にFF8を用いている。数値実施例4,5,6,8,9では第1レンズL11にFF5を用いている。
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、以下の条件式(4)を満足することが望ましい。
0.3<fL11/f1<2.7 ……(4)
ただし、
fL11:第1レンズL11のd線における焦点距離
f1:第1レンズ群GR1全体のd線における焦点距離
とする。
条件式(4)は、第1レンズ群GR1全体の焦点距離に対して、第1レンズL11の焦点距離を規格化した式である。条件式(4)を下回ると、第1レンズL11のパワーが強くなり、第1レンズL11で発生する収差、特に球面収差が悪化する。また、条件式(4)を上回ると、第1レンズL11のパワーが弱くなり、第1レンズL11を出射した光線が十分に収斂されずに第2レンズL12に入射するため、第2レンズL12以降のレンズ径が大型化し、レンズ重量が重くなってしまう。
なお、上記した条件式(4)の効果をより良好に実現するためには、条件式(4)の数値範囲を下記条件式(4)’のように設定することがより望ましい。条件式(4)’を満足することで、より小型、軽量で、より高い結像性能の望遠レンズを実現できる。
0.4<fL11/f1<2.55 ……(4)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、第1レンズ群GR1内の複数の光学素子が、以下の条件式(5)を満足する負レンズ、をさらに含むことが望ましい。
νdn<30 ……(5)
ただし、
νdn:上記負レンズのアッベ数
とする。
条件式(5)を上回ると、軸上色収差が悪化する。
なお、上記した条件式(5)の効果をより良好に実現するためには、条件式(5)の数値範囲を下記条件式(5)’のように設定することがより望ましい。条件式(5)’を満足することで、より高い結像性能の望遠レンズを実現できる。
νdn<26 ……(5)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、第1レンズ群GR1内の複数の光学素子が、以下の条件式(6)を満足する負レンズ、をさらに含むことが望ましい。
ΘgFn>0.55 ……(6)
ただし、
ΘgFn:上記負レンズの部分分散比
とする。
条件式(6)は、上記負レンズの部分分散比を規定した式である。条件式(6)を下回ると、色収差、特にd線に対するg線の軸上色収差が悪化する。
なお、上記した条件式(6)の効果をより良好に実現するためには、条件式(6)の数値範囲を下記条件式(6)’のように設定することがより望ましい。条件式(6)’を満足することで、より高い結像性能の望遠レンズを実現できる。
ΘgFn>0.6 ……(6)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
20<νdL11<69 ……(7)
ただし、
νdL11:第1レンズL11のアッベ数
とする。
条件式(7)は、第1レンズL11の硝材のアッベ数を規定した式である。条件式(7)を下回っても、上回っても色収差、特に軸上色収差を十分に補正することが困難となる。
なお、上記した条件式(7)の効果をより良好に実現するためには、条件式(7)の数値範囲を下記条件式(7)’のように設定することがより望ましい。条件式(7)’を満足することで、より高い結像性能の望遠レンズを実現できる。
25<νdL11<69 ……(7)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、以下の条件式(8)を満足することが望ましい。
0.45<ΦL12/ΦL11<0.88 ……(8)
ただし、
ΦL11:第1レンズL11の有効レンズ径
ΦL12:第2レンズL12の有効レンズ径
とする。
条件式(8)は、第2レンズL12の有効レンズ径を、第1レンズL11の有効レンズ径に対して規格化した式である。条件式(8)を下回ると、第1レンズL11のパワーが強くなりすぎるため、第1レンズL11で発生する収差、特に球面収差が悪化する。条件式(8)を上回ると、第2レンズL12のレンズ径が大きくなりすぎるため、重量が重くなってしまう。
なお、上記した条件式(8)の効果をより良好に実現するためには、条件式(8)の数値範囲を下記条件式(8)’のように設定することがより望ましい。条件式(8)’を満足することで、より高い結像性能で、軽量な望遠レンズを実現できる。
0.50<ΦL12/ΦL11<0.83 ……(8)’
また、本実施の形態に係る撮像レンズは、第1レンズ群GR1内の複数の光学素子が、以下の条件式(9)を満足する最も物体側に配置されたレンズL10をさらに含むことが望ましい。
−0.3<f/fL10<0.3 ……(9)
ただし、
fL10:上記最も物体側に配置されたレンズL10のd線における焦点距離
とする。
条件式(9)は、レンズL10の焦点距離を、レンズ系全体の焦点距離に対して規定した式である。本実施の形態に係る撮像レンズは、条件式(9)を満足するレンズL10を、最も物体側に配置してもよい。条件式(9)を満足することで、レンズL10は、実質的にパワーの持たない(パワーの弱い)レンズとなる。このような実質的にパワーの持たないレンズL10を、最も物体側に配置して保護フィルタの機能を持たせることができる。この場合において、レンズL10に弱いパワーを適切に持たせることで、レンズの面間反射で発生するゴーストの発生を防ぐことができる。条件式(9)を下回る、あるいは上回るとレンズL10のパワーが強くなりすぎるため、レンズL10で発生する収差、特に球面収差が悪化してしまう。
なお、上記した条件式(9)の効果をより良好に実現するためには、条件式(9)の数値範囲を下記条件式(9)’のように設定することがより望ましい。条件式(9)’を満足することで、より高い結像性能で、軽量な望遠レンズを実現できる。
−0.26<f/fL10<0.26 ……(9)’
<3.撮像装置への適用例>
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの撮像装置への適用例を説明する。
図19は、本実施の形態に係る撮像レンズを適用した撮像装置100の一構成例を示している。この撮像装置100は、例えばデジタルスチルカメラであり、カメラブロック10と、カメラ信号処理部20と、画像処理部30と、LCD(Liquid Crystal Display)40と、R/W(リーダ/ライタ)50と、CPU(Central Processing Unit)60と、入力部70と、レンズ駆動制御部80とを備えている。
カメラブロック10は、撮像機能を担うものであり、撮像レンズ11を含む光学系と、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子12とを有している。撮像素子12は、撮像レンズ11によって形成された光学像を電気信号へ変換することで、光学像に応じた撮像信号(画像信号)を出力するようになっている。撮像レンズ11として、図1ないし図9に示した各構成例の撮像レンズ1〜9を適用可能である。
カメラ信号処理部20は、撮像素子12から出力された画像信号に対してアナログ−デジタル変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行うものである。
画像処理部30は、画像信号の記録再生処理を行うものであり、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行うようになっている。
LCD40は、ユーザの入力部70に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデータを表示する機能を有している。R/W50は、画像処理部30によって符号化された画像データのメモリカード1000への書き込み、およびメモリーカード1000に記録された画像データの読み出しを行うものである。メモリカード1000は、例えば、R/W50に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
CPU60は、撮像装置100に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能するものであり、入力部70からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御するようになっている。入力部70は、ユーザによって所要の操作が行われる各種のスイッチ等からなる。入力部70は例えば、シャッタ操作を行うためのシャッタレリーズボタンや、動作モードを選択するための選択スイッチ等によって構成され、ユーザによる操作に応じた指示入力信号をCPU60に対して出力するようになっている。レンズ駆動制御部80は、カメラブロック10に配置されたレンズの駆動を制御するものであり、CPU60からの制御信号に基づいて撮像レンズ11の各レンズを駆動する図示しないモータ等を制御するようになっている。
以下に、撮像装置100における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部20を介してLCD40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、例えば入力部70からのフォーカシングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいて撮像レンズ11の所定のレンズが移動する。
入力部70からの指示入力信号によりカメラブロック10の図示しないシャッタが動作されると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部20から画像処理部30に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W50に出力され、メモリカード1000に書き込まれる。
なお、フォーカシングは、例えば、入力部70のシャッタレリーズボタンが半押しされた場合や記録(撮影)のために全押しされた場合等に、CPU60からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部80が撮像レンズ11の所定のレンズを移動させることにより行われる。
メモリカード1000に記録された画像データを再生する場合には、入力部70に対する操作に応じて、R/W50によってメモリカード1000から所定の画像データが読み出され、画像処理部30によって伸張復号化処理が行われた後、再生画像信号がLCD40に出力されて再生画像が表示される。
なお、上記した実施の形態においては、撮像装置をデジタルスチルカメラ等に適用した例を示したが、撮像装置の適用範囲はデジタルスチルカメラに限られることはなく、他の種々の撮像装置に適用可能である。例えば、デジタル一眼レフカメラ、デジタルノンレフレックスカメラ、デジタルビデオカメラ、および監視カメラ等に適用することができる。また、カメラが組み込まれた携帯電話や、カメラが組み込まれた情報端末等のデジタル入出力機器のカメラ部等として広く適用することができる。また、レンズ交換式のカメラにも適用することができる。
<4.レンズの数値実施例>
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの具体的な数値実施例について説明する。ここでは、図1ないし図9に示した各構成例の撮像レンズ1〜9に、具体的な数値を適用した数値実施例を説明する。
なお、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。「面No」は、物体側から像面側へ数えたi番目の面の番号を示している。「Ri」は、i番目の面の近軸の曲率半径の値(mm)を示す。「Di」はi番目の面とi+1番目の面との間の光軸上の間隔の値(mm)を示す。「ndi」はi番目の面を有する光学要素の材質のd線(波長587.6nm)における屈折率の値を示す。「νdi」はi番目の面を有する光学要素の材質のd線におけるアッベ数の値を示す。「Ri」の値が「∞」となっている部分は平面、または絞り面(開口絞りSt)を示す。「ASP」と記した面は非球面であることを示す。「STO」と記した面は開口絞りStであることを示す。「f」は無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離、「Fno」はFナンバー、「ω」は半画角を示す。「β」は合焦時の倍率を示す。
なお、本実施例の各撮像レンズに用いられているレンズ材料のアッベ数と部分分散比は、次のとおりである。フラウンフォーファ線のg線(波長435.8nm)、F線(波長486.1nm)、d線(波長587.6nm)、およびC線(波長656.3nm)に対する屈折率を、それぞれNg,NF,Nd,NCとする。アッベ数νd、g線とF線に関する部分分散比ΘgFは次のとおりである。
νd = (Nd−1)/(NF−NC)
ΘgF = (Ng−NF)/(NF−NC)
各数値実施例において、非球面形状は以下の非球面の式によって定義される。なお、後述する非球面係数を示す各表では、10のべき乗数をEを用いて表す。例えば、「1.2×10-02」であれば、「1.2E−02」と表す。
(非球面の式)
x=c22/[1+{1−(1+K)c221/2]+ΣAi・yi
ここで、
x:レンズ面頂点からの光軸方向の距離
y:光軸と垂直な方向の高さ
c:レンズ頂点での近軸曲率(近軸曲率半径の逆数)
K:コーニック定数
Ai:第i次の非球面係数
である。
[各数値実施例に共通の構成]
(数値実施例1〜5)
以下の数値実施例1〜5が適用される撮像レンズ1〜5はいずれも、上記した第1の基本構成を満足した構成となっている。すなわち、撮像レンズ1〜5はいずれも、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群GR1と、正の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、負の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが配置された構成とされている。
撮像レンズ1〜5はいずれも、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、光軸上で、第2レンズ群GR2が物体側に移動する。第1レンズ群GR1内の複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズL11と、第2レンズL12とを少なくとも含んでいる。
(数値実施例6〜9)
以下の数値実施例6〜9が適用される撮像レンズ6〜9はいずれも、上記した第2の基本構成を満足した構成となっている。すなわち、撮像レンズ6〜9はいずれも、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3とが配置された構成とされている。
撮像レンズ6〜9はいずれも、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、光軸上で、第2レンズ群GR2が像面側に移動する。第1レンズ群GR1内の複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズL11と、第2レンズL12とを少なくとも含んでいる。
[数値実施例1]
[表1]に、図1に示した撮像レンズ1に具体的な数値を適用した数値実施例1の基本的なレンズデータを示す。また、[表2]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表3]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例1では、合焦に際して、面間隔D14、D17の値が変化する。また、[表3]には、参考として、バックフォーカスの値をD35として示す。
また、[表4]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例1に係る撮像レンズ1において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)と、第5正レンズ(レンズL15)と、第6負レンズ(レンズL16)および第7正レンズ(レンズL17)を貼り合わせたレンズと、開口絞りStとから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第8正レンズ(レンズL21)と第9負レンズ(レンズL22)とを貼りあわせた接合レンズで構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第10正レンズ(レンズL31)および第11負レンズ(レンズL32)を貼りあわせた接合レンズと、第12正レンズ(レンズL33)と、第13負レンズ(レンズL34)と、第14負レンズ(レンズL35)と、第15正レンズ(レンズL36)と、第16正レンズ(レンズL37)および第17負レンズ(レンズL38)を貼りあわせた接合レンズと、第18正レンズ(レンズL39)と、第19負レンズ(レンズL40)とから構成されている。
なお、数値実施例1に係る撮像レンズ1において、手振れ発生時には、第12正レンズ、第13負レンズ、および第14負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。または、第12正レンズ、および第13負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行うようにしても良い。
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図10の上段には、数値実施例1における無限遠合焦時の縦収差を示す。図10の中段には、数値実施例1における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図10の下段には、数値実施例1における最至近距離合焦時の縦収差を示す。図10には、縦収差として、球面収差、非点収差(像面湾曲)、および歪曲収差を示す。非点収差図において実線(S)はサジタル像面、破線(M)はメリディオナル像面における値を示す。各収差図には、d線における値を示す。球面収差図では、C線(波長656.3nm)、およびg線(波長435.8nm)の値も示す。以降の他の数値実施例における収差図についても同様である。
各収差図から分かるように、数値実施例1に係る撮像レンズ1は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例2]
[表5]に、図2に示した撮像レンズ2に具体的な数値を適用した数値実施例2の基本的なレンズデータを示す。また、[表6]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表7]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例2では、合焦に際して、面間隔D14、D17の値が変化する。また、[表7]には、参考として、バックフォーカスの値をD35として示す。
また、[表8]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例2に係る撮像レンズ2において、第1レンズ群GR1は、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)と、第5負レンズ(レンズL15)と、第6負レンズ(レンズL16)および第7正レンズ(レンズL17)を貼り合わせたレンズと、開口絞りStとから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第8正レンズ(レンズL21)と第9負レンズ(レンズL22)とを貼りあわせた接合レンズで構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第10正レンズ(レンズL31)および第11負レンズ(レンズL32)を貼りあわせた接合レンズと、第12正レンズ(レンズL33)と、第13負レンズ(レンズL34)と、第14負レンズ(レンズL35)と、第15正レンズ(レンズL36)と、第16正レンズ(レンズL37)および第17負レンズ(レンズL38)を貼りあわせた接合レンズと、第18正レンズ(レンズL39)と、第19負レンズ(レンズL40)とから構成されている。
なお、数値実施例2に係る撮像レンズ2において、手振れ発生時には、第12正レンズ、第13負レンズ、および第14負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。または、第12正レンズ、および第13負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行うようにしても良い。
Figure 0006883226
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図11の上段には、数値実施例2における無限遠合焦時の縦収差を示す。図11の中段には、数値実施例2における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図11の下段には、数値実施例2における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例2に係る撮像レンズ2は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例3]
[表9]に、図3に示した撮像レンズ3に具体的な数値を適用した数値実施例3の基本的なレンズデータを示す。また、[表10]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表11]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例3では、合焦に際して、面間隔D14、D17の値が変化する。また、[表11]には、参考として、バックフォーカスの値をD35として示す。
また、[表12]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例3に係る撮像レンズ3において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)と、第5レンズ(レンズL15)と、第6負レンズ(レンズL16)および第7正レンズ(レンズL17)を貼り合わせたレンズと、開口絞りStとから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第8正レンズ(レンズL21)と第9負レンズ(レンズL22)とを貼りあわせた接合レンズで構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第10正レンズ(レンズL31)および第11負レンズ(レンズL32)を貼りあわせた接合レンズと、第12正レンズ(レンズL33)と、第13負レンズ(レンズL34)と、第14負レンズ(レンズL35)と、第15正レンズ(レンズL36)と、第16正レンズ(レンズL37)および第17負レンズ(レンズL38)を貼りあわせた接合レンズと、第18正レンズ(レンズL39)と、第19負レンズ(レンズL40)とから構成されている。
なお、数値実施例3に係る撮像レンズ3において、手振れ発生時には、第12正レンズ、第13負レンズ、および第14負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。または、第12正レンズ、および第13負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行うようにしても良い。
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図12の上段には、数値実施例3における無限遠合焦時の縦収差を示す。図12の中段には、数値実施例3における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図12の下段には、数値実施例3における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例3に係る撮像レンズ3は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例4]
[表13]に、図4に示した撮像レンズ4に具体的な数値を適用した数値実施例4の基本的なレンズデータを示す。また、[表14]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表15]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例4では、合焦に際して、面間隔D14、D17の値が変化する。また、[表15]には、参考として、バックフォーカスの値をD34として示す。
また、[表16]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例4に係る撮像レンズ4において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、極めて弱い負のパワーを持つ保護フィルタガラス(レンズL10)と、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)と、第5負レンズ(レンズL15)および第6正レンズ(レンズL16)を貼り合わせたレンズと、開口絞りStとから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第7正レンズ(レンズL21)と第8負レンズ(レンズL22)とを貼りあわせた接合レンズで構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第9正レンズ(レンズL31)および第10負レンズ(レンズL32)を貼りあわせた接合レンズと、第11正レンズ(レンズL33)と、第12負レンズ(レンズL34)と、第13負レンズ(レンズL35)と、第14正レンズ(レンズL36)と、第15正レンズ(レンズL37)および第16負レンズ(レンズL38)を貼りあわせた接合レンズと、第17正レンズ(レンズL39)と、第18負レンズ(レンズL40)とから構成されている。
なお、数値実施例4に係る撮像レンズ4において、手振れ発生時には、第11正レンズ、第12負レンズ、および第13負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。または、第11正レンズ、および第12負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行うようにしても良い。
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図13の上段には、数値実施例4における無限遠合焦時の縦収差を示す。図13の中段には、数値実施例4における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図13の下段には、数値実施例4における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例4に係る撮像レンズ4は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例5]
[表17]に、図5に示した撮像レンズ5に具体的な数値を適用した数値実施例5の基本的なレンズデータを示す。また、[表18]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表19]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例5では、合焦に際して、面間隔D14、D17の値が変化する。また、[表19]には、参考として、バックフォーカスの値をD34として示す。
また、[表20]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例5に係る撮像レンズ5において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、極めて弱い正のパワーを持つ保護フィルタガラス(レンズL10)と、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)と、第5負レンズ(レンズL15)および第6正レンズ(レンズL16)を貼り合わせたレンズと、開口絞りStとから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第7正レンズ(レンズL21)と第8負レンズ(レンズL22)とを貼りあわせた接合レンズで構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第9正レンズ(レンズL31)および第10負レンズ(レンズL32)を貼りあわせた接合レンズと、第11正レンズ(レンズL33)と、第12負レンズ(レンズL34)と、第13負レンズ(レンズL35)と、第14正レンズ(レンズL36)と、第15正レンズ(レンズL37)および第16負レンズ(レンズL38)を貼りあわせた接合レンズと、第17正レンズ(レンズL39)と、第18負レンズ(レンズL40)とから構成されている。
なお、数値実施例5に係る撮像レンズ5において、手振れ発生時には、第11正レンズ、第12負レンズ、および第13負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。または、第11正レンズ、および第12負レンズを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行うようにしても良い。
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図14の上段には、数値実施例5における無限遠合焦時の縦収差を示す。図14の中段には、数値実施例5における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図14の下段には、数値実施例5における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例5に係る撮像レンズ5は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例6]
[表21]に、図6に示した撮像レンズ6に具体的な数値を適用した数値実施例6の基本的なレンズデータを示す。また、[表22]には、非球面における係数の値を示す。また、[表23]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表24]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例6では、合焦に際して、面間隔D8、D12の値が変化する。また、[表24]には、参考として、バックフォーカスの値をD28として示す。
また、[表25]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例6に係る撮像レンズ6において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)とから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第5正レンズ(レンズL21)と、第6負レンズ(レンズL22)とから構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第7正レンズ(レンズL31)および第8負レンズ(レンズL32)を貼りあわせたレンズと、開口絞りStと、第9正レンズ(レンズL33)および第10負レンズ(レンズL34)を貼りあわせたレンズと、第11負レンズ(レンズL35)と、第12正レンズ(レンズL36)と、第13正レンズ(レンズL37)および第14負レンズ(レンズL38)を貼りあわせたレンズと、第15負レンズ(レンズL39)とから構成されている。
なお、数値実施例6に係る撮像レンズ6において、手振れ発生時には、第9正レンズおよび第10負レンズを貼りあわせたレンズと、第11負レンズとを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。
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図15の上段には、数値実施例6における無限遠合焦時の縦収差を示す。図15の中段には、数値実施例6における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図15の下段には、数値実施例6における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例6に係る撮像レンズ6は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例7]
[表26]に、図7に示した撮像レンズ7に具体的な数値を適用した数値実施例7の基本的なレンズデータを示す。また、[表27]には、非球面における係数の値を示す。また、[表28]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表29]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例7では、合焦に際して、面間隔D8、D12の値が変化する。また、[表29]には、参考として、バックフォーカスの値をD28として示す。
また、[表30]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例7に係る撮像レンズ7において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)とから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第5正レンズ(レンズL21)と、第6負レンズ(レンズL22)とから構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第7正レンズ(レンズL31)および第8負レンズ(レンズL32)を貼りあわせたレンズと、開口絞りStと、第9正レンズ(レンズL33)および第10負レンズ(レンズL34)を貼りあわせたレンズと、第11負レンズ(レンズL35)と、第12正レンズ(レンズL36)と、第13正レンズ(レンズL37)および第14負レンズ(レンズL38)を貼りあわせたレンズと、第15負レンズ(レンズL39)とから構成されている。
なお、数値実施例7に係る撮像レンズ7において、手振れ発生時には、第9正レンズおよび第10負レンズを貼りあわせたレンズと、第11負レンズとを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。
Figure 0006883226
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Figure 0006883226
Figure 0006883226
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図16の上段には、数値実施例7における無限遠合焦時の縦収差を示す。図16の中段には、数値実施例7における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図16の下段には、数値実施例7における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例7に係る撮像レンズ7は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例8]
[表31]に、図8に示した撮像レンズ8に具体的な数値を適用した数値実施例8の基本的なレンズデータを示す。また、[表32]には、非球面における係数の値を示す。また、[表33]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表34]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例8では、合焦に際して、面間隔D10、D14の値が変化する。また、[表34]には、参考として、バックフォーカスの値をD30として示す。
また、[表35]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例8に係る撮像レンズ8において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、極めて弱い負のパワーを持つ保護フィルタガラス(レンズL10)と、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)とから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第5正レンズ(レンズL21)と、第6負レンズ(レンズL22)とから構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第7正レンズ(レンズL31)および第8負レンズ(レンズL32)を貼りあわせたレンズと、開口絞りStと、第9正レンズ(レンズL33)および第10負レンズ(レンズL34)を貼りあわせたレンズと、第11負レンズ(レンズL35)と、第12正レンズ(レンズL36)と、第13正レンズ(レンズL37)および第14負レンズ(レンズL38)を貼りあわせたレンズと、第15負レンズ(レンズL39)とから構成されている。
なお、数値実施例8に係る撮像レンズ8において、手振れ発生時には、第9正レンズおよび第10負レンズを貼りあわせたレンズと、第11負レンズとを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。
Figure 0006883226
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図17の上段には、数値実施例8における無限遠合焦時の縦収差を示す。図17の中段には、数値実施例8における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図17の下段には、数値実施例8における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例8に係る撮像レンズ8は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[数値実施例9]
[表36]に、図9に示した撮像レンズ9に具体的な数値を適用した数値実施例9の基本的なレンズデータを示す。また、[表37]には、非球面における係数の値を示す。また、[表38]には、無限遠合焦時における光学系全体の焦点距離f、Fナンバー(Fno)、および半画角ωの値を示す。
また、[表39]には、可変の面間隔の値を示す。数値実施例9では、合焦に際して、面間隔D10、D14の値が変化する。また、[表39]には、参考として、バックフォーカスの値をD30として示す。
また、[表40]には、各群のレンズ面の開始面と、各群の焦点距離の値を示す。
数値実施例9に係る撮像レンズ9において、第1レンズ群GR1は、物体側から像面側に向かって順に、極めて弱い正のパワーを持つ保護フィルタガラス(レンズL10)と、第1正レンズ(第1レンズL11)と、第2正レンズ(第2レンズL12)と、第3負レンズ(レンズL13)と、第4正レンズ(レンズL14)とから構成されている。
第2レンズ群GR2は、物体側から像面側に向かって順に、第5正レンズ(レンズL21)と、第6負レンズ(レンズL22)とから構成されている。
第3レンズ群GR3は、物体側から像面側に向かって順に、第7正レンズ(レンズL31)および第8負レンズ(レンズL32)を貼りあわせたレンズと、開口絞りStと、第9正レンズ(レンズL33)および第10負レンズ(レンズL34)を貼りあわせたレンズと、第11負レンズ(レンズL35)と、第12正レンズ(レンズL36)と、第13正レンズ(レンズL37)および第14負レンズ(レンズL38)を貼りあわせたレンズと、第15負レンズ(レンズL39)とから構成されている。
なお、数値実施例9に係る撮像レンズ9において、手振れ発生時には、第9正レンズおよび第10負レンズを貼りあわせたレンズと、第11負レンズとを光軸Z1と垂直方向に移動させることにより、像ぶれ補正を行っても良い。
Figure 0006883226
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図18の上段には、数値実施例9における無限遠合焦時の縦収差を示す。図18の中段には、数値実施例9における撮影倍率1/30合焦時の縦収差を示す。図18の下段には、数値実施例9における最至近距離合焦時の縦収差を示す。
各収差図から分かるように、数値実施例9に係る撮像レンズ9は、無限遠合焦時、撮影倍率1/30合焦時、および最至近距離合焦時において、各収差がバランス良く良好に補正され、合焦による性能変動が小さく、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[各実施例のその他の数値データ]
[表41]、および[表42]には、上述の各条件式に関する値を、各数値実施例についてまとめたものを示す。[表41]から分かるように、条件式(1)〜(8)のそれぞれについて、各数値実施例の値がその数値範囲内となっている。条件式(9)については、数値実施例4,5および8,9の値がその数値範囲内となっている。
Figure 0006883226
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<5.その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記実施の形態および実施例の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、上記各数値実施例において示した各部の形状および数値は、いずれも本技術を実施するための具体化のほんの一例に過ぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
また、上記実施の形態および実施例では、実質的に3つのレンズ群からなる構成について説明したが、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた構成であってもよい。
また例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
[1]
物体側から像面側に向かって順に、
正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、
正の屈折力を有する第2レンズ群と、
負の屈折力を有する第3レンズ群と
から構成され、
合焦時に前記第2レンズ群が光軸方向に移動し、
前記複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、
以下の条件式を満足する
撮像レンズ。
0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
νdmin>15 ……(2)
ただし、
DL12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の空気間隔
f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
νdmin:前記複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
とする。
[2]
さらに以下の条件式を満足する
上記[1]に記載の撮像レンズ。
1.53<ndL11<−1.036×10-6×νdL113+2.481×10-4×νdL112−1.996×10-2×νdL11+2.169 ……(3)
ただし、
ndL11:前記第1レンズのd線における屈折率
νdL11:前記第1レンズのアッベ数
とする。
[3]
さらに以下の条件式を満足する
上記[1]または[2]に記載の撮像レンズ。
0.3<fL11/f1<2.7 ……(4)
ただし、
fL11:前記第1レンズのd線における焦点距離
f1:前記第1レンズ群全体のd線における焦点距離
とする。
[4]
前記複数の光学素子は、以下の条件式を満足する負レンズ、をさらに含む
上記[1]ないし[3]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
νdn<30 ……(5)
ただし、
νdn:前記負レンズのアッベ数
とする。
[5]
前記複数の光学素子は、以下の条件式を満足する負レンズ、をさらに含む
上記[1]ないし[4]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
ΘgFn>0.55 ……(6)
ただし、
ΘgFn:前記負レンズの部分分散比
とする。
[6]
さらに以下の条件式を満足する
上記[1]ないし[5]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
20<νdL11<69 ……(7)
ただし、
νdL11:前記第1レンズのアッベ数
とする。
[7]
さらに以下の条件式を満足する
上記[1]ないし[6]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
0.45<ΦL12/ΦL11<0.88 ……(8)
ただし、
ΦL11:前記第1レンズの有効レンズ径
ΦL12:前記第2レンズの有効レンズ径
とする。
[8]
前記複数の光学素子は、以下の条件式(9)を満足する最も物体側に配置されたレンズをさらに含む
上記[1]ないし[7]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
−0.3<f/fL10<0.3 ……(9)
ただし、
fL10:前記最も物体側に配置されたレンズのd線における焦点距離
とする。
[9]
物体側から像面側に向かって順に、
正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と
から構成され、
合焦時に前記第2レンズ群が光軸方向に移動し、
前記複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、
以下の条件式を満足する
撮像レンズ。
0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
νdmin>15 ……(2)
ただし、
DL12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の空気間隔
f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
νdmin:前記複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
とする。
[10]
さらに以下の条件式を満足する
上記[9]に記載の撮像レンズ。
1.53<ndL11<−1.036×10-6×νdL113+2.481×10-4×νdL112−1.996×10-2×νdL11+2.169 ……(3)
ただし、
ndL11:前記第1レンズのd線における屈折率
νdL11:前記第1レンズのアッベ数
とする。
[11]
さらに以下の条件式を満足する
上記[9]または[10]に記載の撮像レンズ。
0.3<fL11/f1<2.7 ……(4)
ただし、
fL11:前記第1レンズのd線における焦点距離
f1:前記第1レンズ群全体のd線における焦点距離
とする。
[12]
前記複数の光学素子は、以下の条件式を満足する負レンズ、をさらに含む
上記[9]ないし[11]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
νdn<30 ……(5)
ただし、
νdn:前記負レンズのアッベ数
とする。
[13]
前記複数の光学素子は、以下の条件式を満足する負レンズ、をさらに含む
上記[9]ないし[12]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
ΘgFn>0.55 ……(6)
ただし、
ΘgFn:前記負レンズの部分分散比
とする。
[14]
さらに以下の条件式を満足する
上記[9]ないし[13]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
20<νdL11<69 ……(7)
ただし、
νdL11:前記第1レンズのアッベ数
とする。
[15]
さらに以下の条件式を満足する
上記[9]ないし[14]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
0.45<ΦL12/ΦL11<0.88 ……(8)
ただし、
ΦL11:前記第1レンズの有効レンズ径
ΦL12:前記第2レンズの有効レンズ径
とする。
[16]
前記複数の光学素子は、以下の条件式(9)を満足する最も物体側に配置されたレンズをさらに含む
上記[9]ないし[15]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
−0.3<f/fL10<0.3 ……(9)
ただし、
fL10:前記最も物体側に配置されたレンズのd線における焦点距離
とする。
[17]
撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記撮像レンズは、
物体側から像面側に向かって順に、
正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、
正の屈折力を有する第2レンズ群と、
負の屈折力を有する第3レンズ群と
から構成され、
合焦時に前記第2レンズ群が光軸方向に移動し、
前記複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、
以下の条件式を満足する
撮像装置。
0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
νdmin>15 ……(2)
ただし、
DL12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の空気間隔
f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
νdmin:前記複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
とする。
[18]
撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記撮像レンズは、
物体側から像面側に向かって順に、
正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と
から構成され、
合焦時に前記第2レンズ群が光軸方向に移動し、
前記複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、
以下の条件式を満足する
撮像装置。
0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
νdmin>15 ……(2)
ただし、
DL12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の空気間隔
f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
νdmin:前記複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
とする。
[19]
実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
上記[1]ないし[16]のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
[20]
前記撮像レンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
上記[17]または[18]に記載の撮像装置。
本出願は、日本国特許庁において2016年11月8日に出願された日本特許出願番号第2016−218344号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (10)

  1. 物体側から像面側に向かって順に、
    正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、
    正の屈折力を有する第2レンズ群と、
    負の屈折力を有する第3レンズ群と
    から構成され、
    合焦時に前記第2レンズ群が光軸方向に移動し、
    前記複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、
    以下の条件式(1),(2)を満足し、
    さらに、前記複数の光学素子は、以下の条件式(9)を満足する最も物体側に配置されたレンズを含む
    撮像レンズ。
    0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
    νdmin>15 ……(2)
    −0.3<f/fL10<0.3 ……(9)
    ただし、
    DL12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の空気間隔
    f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
    νdmin:前記複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
    fL10:前記最も物体側に配置されたレンズのd線における焦点距離
    とする。
  2. さらに以下の条件式を満足する
    請求項1に記載の撮像レンズ。
    1.53<ndL11<−1.036×10-6×νdL113+2.481×10-4×νdL112−1.996×10-2×νdL11+2.169 ……(3)
    ただし、
    ndL11:前記第1レンズのd線における屈折率
    νdL11:前記第1レンズのアッベ数
    とする。
  3. さらに以下の条件式を満足する
    請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    0.3<fL11/f1<2.7 ……(4)
    ただし、
    fL11:前記第1レンズのd線における焦点距離
    f1:前記第1レンズ群全体のd線における焦点距離
    とする。
  4. 前記複数の光学素子は、以下の条件式を満足する負レンズ、をさらに含む
    請求項1ないし3のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
    νdn<30 ……(5)
    ただし、
    νdn:前記負レンズのアッベ数
    とする。
  5. 前記複数の光学素子は、以下の条件式を満足する負レンズ、をさらに含む
    請求項1ないし4のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
    ΘgFn>0.55 ……(6)
    ただし、
    ΘgFn:前記負レンズの部分分散比
    とする。
  6. さらに以下の条件式を満足する
    請求項1ないし5のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
    20<νdL11<69 ……(7)
    ただし、
    νdL11:前記第1レンズのアッベ数
    とする。
  7. さらに以下の条件式を満足する
    請求項1ないし6のいずれか1つに記載の撮像レンズ。
    0.45<ΦL12/ΦL11<0.88 ……(8)
    ただし、
    ΦL11:前記第1レンズの有効レンズ径
    ΦL12:前記第2レンズの有効レンズ径
    とする。
  8. 撮像レンズと、前記撮像レンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
    前記撮像レンズは、
    物体側から像面側に向かって順に、
    正の屈折力を有し、複数の光学素子を含む第1レンズ群と、
    正の屈折力を有する第2レンズ群と、
    負の屈折力を有する第3レンズ群と
    から構成され、
    合焦時に前記第2レンズ群が光軸方向に移動し、
    前記複数の光学素子は、物体側から像面側に向かって順に、正の屈折力を有する第1レンズと、第2レンズとを少なくとも含み、
    以下の条件式(1),(2)を満足し、
    さらに、前記複数の光学素子は、以下の条件式(9)を満足する最も物体側に配置されたレンズを含む
    撮像装置。
    0.20<DL12/f<0.5 ……(1)
    νdmin>15 ……(2)
    −0.3<f/fL10<0.3 ……(9)
    ただし、
    DL12:前記第1レンズと前記第2レンズとの間の空気間隔
    f:無限遠合焦時のd線における全系の焦点距離
    νdmin:前記複数の光学素子のそれぞれのアッベ数の最小値
    とする。
  9. 実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
    請求項1ないしのいずれか1つに記載の撮像レンズ。
  10. 前記撮像レンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
    請求項に記載の撮像装置。
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