JP6874111B1 - 遠隔診断運転方法及びエレベータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物の各階でエレベータのドア開閉動作を行うドア診断運転と、警備用の自律移動体が前記エレベータを利用して各階に移動し建物内の各階のセキュリティを確認する自律移動体警備運転とを、エレベータ制御装置の制御によって実行する際、前記自律移動体が、警備する階で降りてセキュリティの確認をしている間に、当該階にて前記エレベータの乗りかごドア又は乗場ドアの診断を実行して診断結果を保存した後、当該階にてドアを戸開したまま前記自律移動体の乗り込みを待機する。
【選択図】図2
Description
実施形態によるエレベータの遠隔診断システムの構成について、図1を参照して説明する。本実施形態によるエレベータの遠隔診断システム1は、建物X内に設置されたエレベータEと、建物X外の遠隔監視センタに設置された監視センタ装置10と、建物X内を移動する移動手段である警備ロボット20とを有する。
〈第1実施形態によるエレベータの遠隔診断システムの動作〉
次に、本実施形態によるエレベータの遠隔診断システム1の動作について、図3から図5のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、予め、監視センタ装置10のスケジュール登録部101に登録されているエレベータEの遠隔診断スケジュール情報が、遠隔診断装置9に送信されている。送信されたエレベータEの遠隔診断スケジュール情報は、遠隔診断装置9のスケジュール記憶部92に記憶される。また、エレベータ制御装置8の診断運転実行部82には、ドア診断運転を実行するためのプログラム情報として、1階から順次上階にドア開閉動作を実行させるためのドア診断運転プログラム情報が記憶されている。
次に、遠隔診断運転が先に開始しており、遠隔診断運転中にロボット警備指令が出されて、ロボット警備運転が後に開始される場合(ドア診断先行処理)について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
次に、ロボット警備運転が先に開始しており、遠隔診断運転が後に開始される場合(ロボット警備先行処理)について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
《他の形態1》
警備ロボット20による警備中は、利用者の呼びには応答しない専用運転とされる。警備ロボット20の専用運転中に乗場呼びが発生した場合には、当該乗場呼びには応答せず、警備中の警備ロボット20が乗りかごに戻るまで、戸開待機して専用運転を継続するようにする。
警備運転中の利用者によるエレベータの利用を回避させ、警備運転及びドア診断運転を中断させずに効率よく実行させることができる。
警備ロボット20が乗りかご5から降車してセキュリティを確認中にかご呼びが発生した場合には、当該かご呼びには応答せず、乗りかごを当該階に停止させたまま、セキュリティ会社やビル監視室(防災センタ)等の外部に通報するようにしてもよい。警備ロボット20による警備中は専用運転が実行されるので、通常、利用者が乗りかご5に乗り込むことはなく、かご呼びが発生することはない。この場合、不審者が乗りかご5に乗り込んだ可能性が有るので、外部にその旨を通報すると共に、警備ロボット20に対して確認作業を実行させる。これによって、安全性を確保しつつ、効率的な運転が可能になる。
Claims (6)
- 建物の各階でエレベータのドア開閉動作を行うドア診断運転と、警備用の自律移動体が前記エレベータを利用して各階に移動し建物内の各階のセキュリティを確認する自律移動体警備運転とを、エレベータ制御装置の制御によって実行する際、
前記自律移動体が、警備する階で降りてセキュリティの確認をしている間に、当該階にて前記エレベータの乗りかごドア又は乗場ドアの診断を実行して診断結果を保存した後、
当該階にてドアを戸開したまま前記自律移動体の乗り込みを待機し、
前記自律移動体警備運転中に乗場呼びが発生した場合には、当該乗場呼びには応答せず、警備中の前記自律移動体が乗りかごに戻るまで戸開待機して前記自律移動体警備運転を継続する、遠隔診断運転方法。 - 建物の各階でエレベータのドア開閉動作を行うドア診断運転と、警備用の自律移動体が前記エレベータを利用して各階に移動し建物内の各階のセキュリティを確認する自律移動体警備運転とを、エレベータ制御装置の制御によって実行する際、
前記自律移動体が、警備する階で降りてセキュリティの確認をしている間に、当該階にて前記エレベータの乗りかごドア又は乗場ドアの診断を実行して診断結果を保存した後、
当該階にてドアを戸開したまま前記自律移動体の乗り込みを待機し、
前記自律移動体が乗りかごから降りてセキュリティを確認中にかご呼びが発生した場合には、当該かご呼びには応答せず、乗りかごを当該階に停止させたまま、外部に不審発生を通報し、前記自律移動体に対して確認作業を実行させる、遠隔診断運転方法。 - 前記自律移動体による1階分のセキュリティを確認する時間が所定時間を超える場合には、乗りかごを次の階へ移動させてドア診断を先行して実行した後、前記自律移動体の居る階に戻る、請求項1又は2に記載の遠隔診断運転方法。
- 遠隔診断運転の開始指令を受信した時刻の方が自律移動体警備運転の開始指令を受信した時刻よりも早い場合、
実行中の遠隔診断運転が所定時間以内に終了するときには、そのまま遠隔診断運転を継続し、
実行中の遠隔診断運転が所定時間以内に終了しないときには、当該階における遠隔診断運転を中止し、前記自律移動体警備運転の開始指令に応答して自律移動体の居る階に乗りかごを移動させて、当該階から遠隔診断運転と自律移動体警備運転とを並行して実行する、請求項1から3の何れか1項に記載の遠隔診断運転方法。 - 自律移動体警備運転の開始指令を受信した時刻の方が遠隔診断運転の開始指令を受信した時刻よりも早い場合、
実行中の警備運転が所定時間以内に終了するときには、そのまま自律移動体警備運転を継続させた後、遠隔診断運転の開始指令に応答して、次階から自律移動体警備運転と遠隔診断運転とを並行して実行し、
実行中の警備運転が所定時間以内に終了しないときには、自律移動体警備運転を継続させつつ、遠隔診断運転の開始指令に応答して当該階の遠隔診断運転を開始するか、又は自律移動体の警備終了後に自律移動体を乗車させて乗りかごを基準階に移動させて基準階から自律移動体警備運転と遠隔診断運転とを並行して実行する、請求項1から3の何れか1項に記載の遠隔診断運転方法。 - 請求項1から5の何れか1項に記載の遠隔診断運転方法を実行するエレベータ制御装置。
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