JP6859038B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの機能を組み合わせた多機能プリンタ(以下単にプリンタという)などの画像形成装置では、装置本体に対して開閉自在なカバーが配置される。そしてカバーが開かないようにロックするロック機構を備えたものがあった(特許文献1参照)。ロック機構によってカバーが開かないようにロックするのは、例えばカバーが開かれることによって故障を招いたり装置内に滞留したシートの破れの原因となったりする場合に、故障やシートの破れを未然に防ぐためである。
特開2000−147850号公報
ロック機構は、カバーに設けられたストッパと回動可能なロックアクチュエータとを備えており、ストッパとカバーとの間にロックアクチュエータが進入することによってカバーをロックするようになっている。ここで、カバーがロック機構によってロックされている状態において、ユーザーがカバーを開こうとすると、ロックアクチュエータとストッパとが強く接触した状態(カバーの半開き状態)となってしまう虞がある。
すると、ロックアクチュエータとストッパとの間に大きな摩擦力が働き、ロックアクチュエータの動きを妨げてしまう。特に、この摩擦力がロックアクチュエータを動かすための力よりも大きい場合には、ロック機構をロック状態からロック解除状態とすることが困難になってしまう虞がある。このようにロック解除状態への変更が安定して行なわれない虞があった。
そこで、本発明は、ロック解除状態への変更が安定して行なわれる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、装置本体と、前記装置本体に対して移動可能に設けられ、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットと、前記可動ユニットを前記装置本体にロックするロック手段と、を有する画像形成装置であって、前記ロック手段は、前記可動ユニットと前記装置本体の一方に設けられた係止部材と、前記可動ユニットと前記装置本体の他方に設けられ、前記係止部材と係合することで前記可動ユニットをロックするためのロック位置と、前記ロック位置から退避した退避位置とに移動するロック部材と、を備え、前記画像形成装置は、前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に移動した前記可動ユニットを前記第1位置に向けて付勢する付勢手段と、前記可動ユニットに設けられた第1キャッチ部と、前記装置本体に設けられた第2キャッチ部と、を備え、前記第2キャッチ部により前記第1キャッチ部を保持することによって前記可動ユニットを前記装置本体に対して保持し、前記可動ユニットの前記第1位置から前記第2位置への移動に基づいて前記第2キャッチ部による前記第1キャッチ部の保持が解除されるように構成されたキャッチユニットと、を備え、前記ロック位置に位置した前記ロック部材は、前記可動ユニットが前記第1位置と前記第2位置の間の前記所定位置に位置した場合に前記係止部材と接触し、前記第1キャッチ部は、前記第2キャッチ部に保持されると共に前記可動ユニットに対して相対移動可能に支持された被保持部材を備え、前記付勢手段は、前記被保持部材と前記可動ユニットとの間に配置された弾性部材を含む、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明の一態様は、装置本体と、前記装置本体に対して移動可能に設けられ、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットと、前記可動ユニットを前記装置本体にロックするロック手段と、を有する画像形成装置であって、前記ロック手段は、前記可動ユニットと前記装置本体の一方に設けられた係止部材と、前記可動ユニットと前記装置本体の他方に設けられ、前記係止部材と係合することで前記可動ユニットをロックするためのロック位置と、前記ロック位置から退避した退避位置とに移動するロック部材と、を備え、前記画像形成装置は、前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に移動した前記可動ユニットを前記第1位置に向けて付勢する付勢手段を備え、前記ロック位置に位置した前記ロック部材は、前記可動ユニットが前記第1位置と前記第2位置の間の前記所定位置に位置した場合に前記係止部材と接触し、前記可動ユニットが前記第1位置に位置した状態において、前記ロック位置に位置した前記ロック部材は前記係止部材と接触しない、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明の一態様は、装置本体と、前記装置本体に対して移動可能に設けられ、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットと、前記可動ユニットを前記装置本体にロックするロック手段と、を有する画像形成装置であって、前記ロック手段は、前記可動ユニットと前記装置本体の一方に設けられた係止部材と、前記可動ユニットと前記装置本体の他方に設けられ、前記係止部材と係合することで前記可動ユニットをロックするためのロック位置と、前記ロック位置から退避した退避位置とに移動するロック部材と、を備え、前記係止部材は、所定の隙間部を備え、前記ロック部材は、前記隙間部に対して進退すると共に、前記可動ユニットの移動方向における厚さが前記隙間部の幅よりも狭い係合部を有し、前記ロック位置に位置した前記ロック部材は、前記可動ユニットが前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に位置した場合に前記係止部材と接触し、前記画像形成装置は、前記第1位置と前記第2位置の間の前記所定位置に移動した前記可動ユニットを前記第1位置に向けて付勢する付勢手段を備えている、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によると、可動ユニットを付勢手段により第1位置に向けて付勢するのでロック部材の退避位置への移動が係止部材との接触によって妨げられてしまうことを緩和できる。
本発明の実施の形態に係るプリンタの概略構成図。 (a)図1のプリンタにおいて前扉が閉まっている状態を示す図、(b)前扉が開放され、シート搬送ユニットが引き出された状態を示す図。 (a)ロック解除状態におけるロックユニットを示す図、(b)ロック状態におけるロックユニットを示す図。 制御部の構成を示すブロック図。 ジャム処理時の制御を示すフローチャート図。 (a)閉状態における係止機構を示す模式図、(b)半開き状態における係止機構を示す模式図。
<第1の実施の形態>
以下、本実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1について説明をする。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
プリンタ1は、図1に示すように、シートを給送するシート給送部10と、このシート給送部10から給送されたシートを搬送するシート搬送部20と、シート搬送部20から搬送されたシートに画像を形成する画像形成部30と、を備えている。シート給送部10は、プリンタ1の装置本体2の下部に複数(本実施の形態では4つ)のシートカセット11a,11b,11c,11dを備えている。これらシートSを収容するシートカセット11a,11b,11c,11dのそれぞれは、シートを支持(積載)するシート支持手段を構成している。また、シートカセット11a,11b,11c,11dのそれぞれには、シートを支持(積載)するシート支持部として中板が設けられている。そして、この中板が昇降することにより最上位シートのシート高さが所定のシート給送位置に保持されるようになっている。
また、シート給送部10は、各シートカセットに対して、積載されたシートを1枚ずつ分離して給送する分離給送部13a,13b,13c,13dを備えている。なお、分離給送部13a,13b,13c,13dは、実質的に同様の構成をしているため、以下の説明においては、分離給送部13aの構成についてのみ説明をし、分離給送部13b,13c,13dの構成については、その説明を省略する。分離給送部13aは、シートカセット11aに積載されたシートの最上位シートと当接して給送するピックアップローラ14aと、このピックアップローラ14aのシート搬送方向下流に設けられた分離ローラ対15aと、引き抜きローラ対16aとを備えている。分離ローラ対15aは、ピックアップローラ14aと同方向に回転する搬送ローラ15a1と、シートが重送された際にシート搬送方向と逆方向に回転駆動するもしくは固定される分離ローラ15a2とによって分離ニップを構成している。そして、この分離ニップによって、最上位シートに連れられて給送された下位シートを最上位シートから分離するように構成されている。引き抜きローラ対16aは、分離ローラ対15aのシート搬送方向下流に設けられており、分離ローラ対15aから搬送されてきたシートを引き抜いて、後述するレジストレーションローラ対21へとシートを搬送する。
シート搬送部20は、引き抜きローラ対16aのシート搬送方向下流側に設けられた複数のローラ対を有し、シートを二次転写部35に向けて搬送するように構成されている。これら複数のローラ対の内、シートに画像を転写する二次転写部35の直前のローラ対が上述したレジストレーションローラ対21となっている。レジストレーションローラ対21は、画像形成部30の画像形成タイミングに同期させてシートを二次転写部35に搬送するように構成されていると共に、シートの斜行補正を行う。
画像形成部30は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのプロセスカートリッジ31Y,31M,31C,31Bkと、プロセスカートリッジごとに設けられた露光装置40Y,40M,40C,40Bkと、中間転写ユニット50と、を備えている。上記プロセスカートリッジ31Y,31M,31C,31Bkは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で中間転写ベルト51に沿って配置されている。各プロセスカートリッジの構成は、収容しているトナーの色が異なる以外、基本的に同様であるため、以下、イエローのプロセスカートリッジ31Yの構成のみを説明する。
プロセスカートリッジ31Yは、感光ドラム32Yを有していると共に、この感光ドラム32Yの周りに帯電装置38Y、現像装置33Y、ドラムクリーニング装置34Yを配置して構成されている。感光ドラム32Yは、帯電装置によって表面を一様な電位に帯電されると共に、この一様に帯電された表面に対して画像情報の信号に基づいたレーザー光が露光装置40Yから照射されることにより表面に静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム32Yの表面に形成された静電潜像が現像装置33Yによって現像されることによってトナー像が形成される。
中間転写ユニット50は、中間転写ベルト51と、駆動ローラ52と、テンションローラ53と、二次転写内ローラ54と、一次転写ローラ55Y,55M,55C,55Bkとを備えており、中間転写ベルト51はこれらのローラに巻回されて張架されている。一次転写ローラは、上述したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の感光ドラム32Y,32M,32C,32Bkと中間転写ベルト51を挟んで対向するように構成されており、これら各色の感光ドラムと共に一次転写部を形成している。このため、各感光ドラム上に形成された各色のトナー像は、一次転写部において、互いに重畳するように転写され、フルカラーのトナー像が中間転写ベルト51上に形成される。なお、本実施の形態において中間転写ベルト51は、駆動ローラ52によって図1中の矢印T方向に駆動されており、各色のトナー像は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で中間転写ベルト51上に転写されている。
二次転写内ローラ54は、中間転写ベルト51の回転方向(矢印B方向)において、上記一次転写部の下流側に配置されており、中間転写ベルト51を挟んで対向して配置された二次転写外ローラ56と共に上述した二次転写部35を構成している。上記中間転写ベルト51上に形成されたフルカラートナー像に合わせてシートが二次転写部35に搬送されてくると、二次転写外ローラ56に対して転写バイアスが印加されてシートに対して上記フルカラートナー像が転写される。中間転写ベルト上に残留した残トナーは、ベルトクリーニング装置57によってクリーニングされる。
二次転写部35の下流には、シート上に転写された未定着トナー像を搬送する定着前搬送装置64及びこのシート上に転写された未定着トナー像をシートに対して定着させる定着装置60が設けられている。定着装置60は、ハロゲンヒータを内蔵した加熱ローラ62と加熱ローラ62に対向する対向ローラ63とによって加熱ニップを形成するように構成されており、この加熱ニップにて未定着トナー像が加圧加熱されることによりシートに定着される。
定着装置(定着部)60によってトナー像が定着されたシートは、シート排出部70によって搬送されて排出ローラ対71によって排出トレイ72へと排出される。また、両面印刷を行う場合は、定着装置60と排出ローラ対71との間に設けられた分岐搬送ユニット73によって、反転搬送ユニット74へと搬送される。そして、シートはこの反転搬送ユニット74によって両面搬送路87へと搬送され、再度、二次転写部35へと搬送される。
<シート搬送路>
ついで、プリンタ1のシート搬送ルートの構成について説明をする。プリンタ1は、図1に示すように、装置本体2内にシート給送パス81、シート搬送パス82、画像形成パス83、シート排出パス84及び反転搬送パス85を備えてシート搬送ルートを構成している。シート搬送パス82は、装置本体の右側方部(一方側)において上下方向に延びる搬送パスであり、分離給送部13a,13c,13dから給送されたシートが通過するように構成されている。シート搬送パス82は、シート給送パス81のシート搬送方向下流に設けられ、シート給送パス81を通過したシートを二次転写部35へと搬送するように構成されている。画像形成パス83は、シート搬送パス82のシート搬送方向下流にて設けられ、パス上のシートに対してトナー像を形成及び定着させる画像形成処理が行われるように構成されている。
また、シート排出パス84は、画像形成パス83のシート搬送方向下流にて設けられ、画像形成パス83上にてトナー像が形成されたシートを排出トレイ72に排出するように構成されている。反転搬送パス85は、上記シート排出パス84から分岐し、装置本体の左側方部(他方側)において下方向に延びる反転路86と、反転路86により反転されたシートを上記シート搬送パス82へと再搬送する両面搬送路87とを備えている。
ところで、シート搬送ルートは、上述したように複数の搬送パス81〜87によって構成されており、これら複数の搬送パスのいずれの場所においてもシート詰まりによるシートジャムが発生する虞がある。このため、プリンタ1は、図2に示すように、各シートカセット11a〜11dを引き出し可能に構成していると共に、フロントパネル90及び左右のサイドパネル91,92に開閉扉90a,91aを設けている。そして、シートジャム時に適切なルートからシートジャム発生箇所へとアクセス可能に構成されている。
また、上記シート搬送パス82、画像形成パス83及び両面搬送路87は、ユニット化されて装置本体2から引き出し可能なシート搬送装置100として構成されている。即ち、このシート搬送装置100は、定着装置60および定着前搬送装置64を備え、上記シート搬送パス82、画像形成パス83及び両面搬送路87を構成する案内ガイド及び搬送ローラが一体的にユニット化されて構成されている。
従って、本実施の形態に係るプリンタ1においては、上記シート搬送パス82、画像形成パス83及び両面搬送路87においてシートジャムが発生した場合、まず、装置の前面を覆うフロントパネル90の前扉90aを開く。そして、その後、シート搬送装置100を装置本体2から引き出してシートを除去するようになっている。また、分離給送部13a〜13dにてシートが詰まった場合には、各シートカセット11a〜11dを引き出してシート給送部にて詰まっているシートを除去するようになっている。更に、シート給送パス81にてシートジャムが発生した場合、右サイドパネル92の開閉扉(不図示)を開いてシートを除去するようになっている。また、反転路86にてシートジャムが発生した場合、左サイドパネル91の開閉扉91aを開いてシートを除去するようになっている。
<ロックユニットの構造>
また、プリンタ1は、前扉90aを装置本体2に対して開かないようにロックするロックユニット(ロック手段)110を備えている。このロックユニット110は、図3(a),(b)に示すように、前扉90aに設けられた第1ロック部120と、装置本体2に設けられた第2ロック部130と、を備えて構成されている。本実施の形態において第1ロック部120は、所定の隙間部122を備えた、係止部材としてのホルダ121となっている。また、第2ロック部130は、上記隙間部122に進退する係合部131aを有するロック部材131及びこの係合部131aを上記ホルダ121の隙間部122に対して進退させる駆動源132を備えた駆動ユニットとなっている。
より具体的には、上記ホルダ121は、前扉90aに備え付けられた電気亜鉛メッキ製のフック部材によって構成されており、上方に向けて開口した凹形状のフック部(凹部)121aによって上記隙間部122を形成している。また、上記ロック部材131は、前扉90aの移動方向(プリンタ1の前奥方向)に対して交差した幅方向に延びる回動支点(回動軸)133を中心に回動可能設けられたプレート状の部材である。ロック部材131の前扉90a側の端部が幅方向に屈曲して上記フック部121aに係合する係合部(先端部)131aとなっている。加えて、上記駆動源132は、ロック部材131の係合部側とは反対側の端部131bにおいてロック部材131に対して取り付けられ、ロック部材131を回動支点133を中心に回動させるソレノイドとなっている。前扉90aが閉められた状態でソレノイド132がON/OFFされることで、ソレノイド132内の鉄芯132aが上下動し、ロック部材131を回動させて前扉90aのロック状態、ロック解除状態を変更することが出来る。
ここで、ロック部材131は、係合部131a側に比べてソレノイド132側の方が重くなるように構成されている。本実施の形態では回動軸133に対して係合部131a側対ソレノイド132側の重さの比率が1:1.4になるように構成されている。これにより、ソレノイド132がOFFの時、ロック部材131は自重により回転力を受け、図中矢印のX方向に回動する。このとき、係合部131aがホルダ121に対し上側に逃げるため、前扉90aはロック解除状態となる。
また、ロックユニット110は、ロック状態において、ロック部材131の係合部131aと回動軸133を結んだ直線と、前扉90aの移動方向(フックの動作方向)が略平行になるように配置されている。
<ジャム発生時の制御>
ついで、シートジャムが発生した際の制御について説明をする。図4に示すように、プリンタ1は、演算部としてCPU141を、記憶部としてROM142及びRAM143を備えた制御部140を有している。また、上述したシート搬送ルート上には、シートを検知するシート検知センサ160が複数、設けられており、これらシート検知センサ160は、バスライン145を介して上記制御部140と接続されている。
このため、図5に示すように、制御部140は、上記シート検知センサ160からの検知結果に基づいて、シートジャムが発生したことを検知すると(S1のYes)、まず、シートジャムの発生箇所を判定する(S2)。即ち、制御部140は、シートを検出しているシート検知センサ160に基づいて装置内に残っているシートの位置を検出し、シートジャムの発生箇所を判定している。
ついで、制御部140は、上記装置内に残っているシートの位置に基づいて、前扉90aをロックするか否かを判定する(S3)。即ち、制御部140は、シートがシート搬送装置100とシート装置本体2との間に跨った状態で滞留している場合には、前扉90aをロックする必要があると判定する。また、前扉90a以外の箇所(サイドパネルやシートカセット)からシートジャムの発生箇所に対してアクセスする必要がある場合には、前扉90aをロックする必要があると判定する。より具体的には、例えばシートの先端が排出トレイ72に到達し後端が内排出ローラ46よりも上流にいるような場合、つまりシートが引き出しユニットであるシート搬送装置100と分岐搬送ユニット73との間に跨っているような場合には前扉90aのロックが必要と判定する。
そして、制御部140は、シートジャムの発生箇所が前扉90aを開いて作業をする必要がない箇所であると判定した場合には、ソレノイド132をONの状態にして前扉90aをロックする(S4)。また、サイドパネル91の開閉扉91aを開いて、もしくはシートカセット11a〜11dを引き出してシートジャムを解除するように操作部150のパネル部151上に表示する。
一方、判定されたシートジャムの発生箇所が前扉90aを開いて作業をする必要がある箇所と判定した場合には(S3のNo)、ソレノイド132をOFFの状態で保持する。また、操作部150のパネル部151に前扉90aを開き、シートジャムを解除するように操作部150のパネル部151上に表示する。
その後、ユーザーが指示に従ってジャム処理を行い、シートジャムが解消されたことを検出すると(S5)、制御部140は、ロックユニット110を制御して前扉90aのロックを解除する(S6)。このように、シートがシート搬送装置100と装置本体2とに跨った状態でシートジャムが発生した際に、前扉90aをロックすることにより、ユーザーによる誤操作を防止し、シート搬送装置100が引き出されてシートが破断したりすることを防止している。
<前扉の係止機構>
ついで、図6に基づいて、前扉90aの係止機構170について説明をする。前扉90aの係止機構170は、前扉90aを装置本体2に対して保持するキャッチユニットを備えており、このキャッチユニットは、前扉90aに設けられた第1キャッチ部171と、装置本体2に設けられた第2キャッチ部172とを有して構成されている。具体的には、本実施の形態においては、第2キャッチ部172は、装置本体2に設けられたマグネットキャッチ178であり、第1キャッチ部171は、上記マグネットキャッチ178に保持される被保持部材としての吸着板金173を備えている。即ち、第1キャッチ部171は、可動ユニットとしての前扉90aに設けられ、第2キャッチ部172は、装置本体2に設けられている。そして、第2キャッチ部172により第1キャッチ部171を保持することによって前扉90a装置本体2に対して保持している。
上記前扉90aは図2の様に不図示のヒンジ部により回動可能に構成されているところ、この吸着板金173がマグネットキャッチ178に吸着されることにより、前扉90aは画像を形成する際に位置する第1位置に位置し、閉状態となる。ここで、ロック部材131の係合部131aは、前扉90aの移動方向における厚さTがホルダ121のフック部121aの隙間部122の幅Wよりも狭く形成されている。従って、図6(a)に示すように、前扉90aが第1位置においてロックユニット110がロック状態となると、ホルダ121とロック部材131の間には、前扉90aの移動方向において所定の隙間S1,S2が確保されるように構成されている。より詳しくは、上記ロックユニット110は、ロック部材131が回動動作をする際にホルダ121に擦れて動作不良を起こさないように、前扉90aの移動方向において、係合部131aの両側においてホルダ121との間に隙間がS1,S2が確保されている。
ところで、前扉90aがロックされている状態で、ユーザーが誤って前扉90aを開こうとすると、係合部131aの前扉90aとは反対側の側部131a1とホルダ121のフック部121aとが接触して前扉90aを開かないようにロックする。この時、前扉90aは、隙間S1分移動し、上記第1位置と前扉90aを開いた第2位置の間にあり係合部131aの側部131a1とホルダ121とが接触する第3位置となって半開き状態となる。即ち、第3位置は、ロック位置に位置したロック部材と係止部材とが接触する、第1位置と第2位置の間の位置であり、この半開き状態となると、前扉90aに設けられた吸着板金173がマグネットキャッチ178から外れてしまう虞がある。また、吸着板金173がマグネットキャッチ178から外れてしまうと、前扉90aが所望の位置から外れ、ホルダ121とロック部材131が接触し続ける状態となる。そして、この状態でソレノイド132を通電しロック状態を解除しようとしてもロック部材131の回転不良により解除できない虞がある。
このため、上記係止機構170は、半開き状態の前扉90aを閉状態とするクローズ機構を備えている。具体的には、上記第1キャッチ部171は、吸着板金173をガイド軸174を介して相対移動可能に支持する台座175と、ガイド軸174の吸着板金173とは反対側の端部に設けられたストッパ176を備えている。そして、これにより、吸着板金173を、上記ガイド軸174に沿って前扉90aの移動方向に移動可能に支持していると共に、ストッパ176によって抜け止めしている。
また、吸着板金173と台座175との間にはバネ177が設けられており、マグネットキャッチ178と吸着板金173とが磁気力で接している状態において、前扉90aが実質的に閉じる方向にバネ177の付勢力によって付勢されるように構成されている。即ち、バネ177は、吸着板金173がマグネットキャッチ178に保持されている状態において、前扉90aが第2位置方向へと移動することによって付勢力が高まるように配置されている。そして、前扉90aは、台座175と吸着板金173とが接することで第1位置に位置決めされるようになっている。
即ち、ロックされている前扉90aを開こうとすると、吸着板金173がマグネットキャッチ178に吸着されている状態で前扉90aが吸着板金173に対して相対移動する。すると、吸着板金173と前扉90aとの間に配設されているバネ177が圧縮されて行き、その反力(前扉90aへの付勢力)が増大して行く。
そして、図6(b)にロック部材131の係合部131aがホルダ121と当接して、前扉90aがこれ以上、開けなくなり、ユーザーが前扉90aから手を離すと、上記バネ177の付勢力により、前扉90aは第1位置に向けて移動する。そして、吸着板金173が台座175に当接することによって、前扉90aは、第1位置に位置決めされて復帰する。このようにバネ177のバネ力は、前扉90aに外力が加わっていない状態では、ロック部材131とホルダ121とが接触した位置に位置した前扉90aを、第1位置に移動させることができるだけのバネ力に設定されている。
なお、ロックされていない状態で係止状態から前扉90aを開く際は、吸着板金173はバネ177が密着しストッパ176が台座175に突き当たるまではマグネットキャッチ178に吸着している。この時、バネ177は最大の反力を発生するが、この時の最大反力はマグネットキャッチ178の吸着力より小さく設定されている。また、更に前扉90aを開くと、吸着板金173がマグネットキャッチ178から外れて解放可能となる。即ち、可動ユニットの第1位置から第2位置への移動に基づいて第2キャッチ部172による第1キャッチ部171の保持が解除される。本実施の形態ではマグネットキャッチ178の吸着力は20N以上に設定されており、バネ177の最大反力(最大付勢力)は10N以下に設定されている。ユーザーの操作性と吸着板金173がマグネットキャッチ178から確実に外れないことを考慮すると、本実施の形態の様にバネ177の反力はマグネットキャッチ178の吸着力の半分以下が望ましい。
上述したように、本実施の形態においては、付勢手段であるバネ177の付勢力により、半開き状態(第3位置)にある前扉90aを所望の位置(第1位置)に自動的に戻すことができる。このため、前扉90aが半開き状態のままロックユニット110のロックが解除されることを防止することができ、ホルダ121との間に隙間S1,S2を存した状態(即ち、摩擦力の少ない状態)でロック部材131を回動させることができる。つまり、本実施の形態ではバネ177の付勢力で前扉90aを閉じた位置に移動させて、フック部材121とロック部材131の間には隙間が確保されるようにしている。したがって、扉部材の歪みやユーザーの誤操作による扉の半開きによるフック部材とロック部材の接触によるロック部材の回転不良を防止し、ロック部材をスムーズに回動させることができる。このため、自重を使ったロック部材の移動であってもスムーズにロック部材131を回動させることができ、ロック機構を安定して動作させることができる。またソレノイドを小型化することができるため、省電力化、コストダウンが可能である。
なお、上述した実施の形態においては、装置本体2の前面をカバーする開閉可能な扉である前扉90aを、装置本体2に対して移動可能に設けられた可動ユニットとしている。しかしながら、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットとしては、装置本体2に対して引き出し可能に構成された引き出しユニットであれば良い。即ち、シート搬送装置100などの引き出しユニットを可動ユニットとし、このシート搬送装置100をロックユニット110によってロックするように構成しても良い。また、扉部材とシート搬送装置のいずれをもロック可能な可動ユニットとし、これら扉部材とシート搬送装置の両方をロックユニット110によりロックして構成してもよい。
また、上述した実施の形態では、第1ロック部120をホルダ121、第2ロック部130を駆動ユニットによって構成したが、必ずしもこれに限らず、第1ロック部120を駆動ユニット、第2ロック部130をホルダにより構成しても良い。即ち、第1及び第2ロック部のいずれか一方がホルダ121であり、第1及び第2ロック部のいずれか他方が駆動ユニットであれば良い。
更に、本実施の形態では、被保持部材としての吸着板金173が、可動ユニット(前扉90a)に対して相対移動可能に支持されているため、ロック時に可動ユニットが第3位置へと移動しても被保持部材を第2キャッチ部172により保持することができる。即ち、吸着板金173をガイド軸174により前扉90aの開閉方向に進退可能で、前述したロック状態で前扉90aを開けようとしたときでも、吸着板金173がマグネットキャッチ178から外れないようにしている。つまり隙間S1分前扉90aが移動してもそれに追従して吸着板金173を移動することができるようにしている。加えて、付勢手段としてのバネ177を、可動ユニットが第2位置方向へと移動することによって付勢力が高まるように被保持部材と可動ユニットとの間に配置したため、可動ユニットの第3位置への移動によってバネ177の付勢力を大きくすることができる。
また、本実施の形態においては、ロック部材131を、自重でロック解除位置に移動することができるように構成している。即ち、ロック部材131を、自重により隙間部122に進入したロック位置(係止部材と係合することで可動ユニットをロックするための位置)から隙間部122から退避した解除位置(退避位置)へと移動するように構成している。より具体的には、ロック部材131は、ロック位置から解除位置へ回動する方向の回転モーメントが解除位置からロック位置へ回動する方向の回転モーメントよりも大きくなるように重量バランスが設定されている。このため、付勢部材を用いてロック部材131をロック解除位置に移動させるロック手段に比べて付勢手段が存在しない分その構造を簡素化でき、部品コストおよび組み付けコストの低減化に貢献することができる。更に、位置的な制約等によって付勢手段の採用が困難な場合にも対応することができ、汎用性を向上させることができる。
加えて、フック部材としてのホルダ121及びロック部材131は、第3位置におけるフック部材及びロック部材の接触点と、ロック部材の回動中心C(図3(b)参照)とを結んだ直線が、可動ユニットの移動方向と略並行となるように配設されている。このため、可動ユニット(前扉90a)を開こうとしたユーザーの操作力(図3(b)中矢印Z方向の力)を回動軸133により受けることができる。また、外装カバーをユーザーが操作する力を駆動手段により抗する必要がないため、駆動手段の小型化が可能になる。
なお、上述した実施の形態においては、付勢手段として弾性部材であるコイルバネ177を例示したが、コイルバネに限らず、ゴムバネや板バネなど可動ユニットに対して付勢力を生じさせることができるものであればどのようなものでも良い。また、付勢手段として前扉90aと装置本体2との間に配置されたバネ部材を用いてもよい。
また、第2キャッチ部172をマグネットキャッチ178として構成したが、少なくとも被保持部材及び第2キャッチ部のいずれか一方が磁石であれば良く、これら両方を磁石としても良い。また、第2キャッチ部172をマグネットキャッチではなく、C型キャッチのように弾性力により被保持部剤を吸着するようなものによって構成しても良い。
更に、上述した実施の形態ではロック部材131自体の重さのバランスが、回動軸133を境に係合部側よりもソレノイド側の方が重くなるように構成したが、ソレノイド側の重さと鉄芯の重さの和が係合部側よりも重くなるように構成しても良い。
また、ロックユニット110を、フック部材の凹状の隙間部に対してロック部材を進退させるように構成したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、穴形状の隙間部に対してロック部材を進退させても良い。更に、例えば、前扉の本体部との間で隙間部を形成し、この前扉との間にロック部材を進退させても良い。また、ロックユニット110は、ソレノイドにより直線状に進退するロックが、ホルダの隙間部に対して進退するように構成されていても良い。なお、この場合、例えば、穴形状の隙間部に対してソレノイドがONとなると進入し、OFFになると自重により退避するようにしても良い。加えて、上述した実施の形態では、レザープリンタについて本発明を適用したが、これに限らず、例えば、インクジェットプリンタや、印刷機、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置に対しても本発明は適用することができる。
1:画像形成装置、2:装置本体、90a,100:可動ユニット(前扉、シート搬送装置)、110:ロック手段(ロックユニット)、120:第1ロック部、121:係止部材(ホルダ)、122:隙間部、130:第2ロック部、131:ロック部材、131a:係合部、171:第1キャッチ部、172:第2キャッチ部、173:被保持部材、177:付勢手段(バネ)、C:回動中心

Claims (14)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して移動可能に設けられ、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットと、
    前記可動ユニットを前記装置本体にロックするロック手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記ロック手段は、
    前記可動ユニットと前記装置本体の一方に設けられた係止部材と、
    前記可動ユニットと前記装置本体の他方に設けられ、前記係止部材と係合することで前記可動ユニットをロックするためのロック位置と、前記ロック位置から退避した退避位置とに移動するロック部材と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に移動した前記可動ユニットを前記第1位置に向けて付勢する付勢手段と、
    前記可動ユニットに設けられた第1キャッチ部と、前記装置本体に設けられた第2キャッチ部と、を備え、前記第2キャッチ部により前記第1キャッチ部を保持することによって前記可動ユニットを前記装置本体に対して保持し、前記可動ユニットの前記第1位置から前記第2位置への移動に基づいて前記第2キャッチ部による前記第1キャッチ部の保持が解除されるように構成されたキャッチユニットと、を備え、
    前記ロック位置に位置した前記ロック部材は、前記可動ユニットが前記第1位置と前記第2位置の間の前記所定位置に位置した場合に前記係止部材と接触し、
    前記第1キャッチ部は、前記第2キャッチ部に保持されると共に前記可動ユニットに対して相対移動可能に支持された被保持部材を備え、
    前記付勢手段は、前記被保持部材と前記可動ユニットとの間に配置された弾性部材を含む、
    ことを特徴とする画像形成装置
  2. 前記付勢手段は、前記被保持部材が前記第2キャッチ部に保持されている状態において、前記可動ユニットが前記第2位置方向へと移動することによって付勢力が高まるように前記被保持部材と前記可動ユニットとの間に配置された、
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記被保持部材及び前記第2キャッチ部のいずれか一方もしくは両方が磁石である、
    ことを特徴とする請求項または記載の画像形成装置。
  4. 前記付勢手段は、その最大付勢力が前記磁石の吸着力よりも小さくなるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  5. 前記付勢手段は、前記可動ユニットと前記装置本体との間に配置された弾性部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記ロック部材は、自重により前記ロック位置から前記退避位置へと移動するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記ロック部材は回動支点を中心に回動可能に支持され、
    前記ロック部材は、前記ロック位置から前記退避位置へ回動する方向の回転モーメントが前記退避位置から前記ロック位置へ回動する方向の回転モーメントよりも大きくなるように重量バランスが設定されている、
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  8. 前記ロック部材は回動支点を中心に回動可能に支持され、
    前記係止部材と前記ロック部材とが接触した位置に前記可動ユニットが位置したときに、前記係止部材及び前記ロック部材の接触点と、前記ロック部材の回動中心とを結んだ直線が、前記可動ユニットの移動方向と略並行となるように配設された、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記ロック部材を移動させるためのソレノイドを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 前記可動ユニットは、前記装置本体の前面をカバーする開閉可能な扉である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  11. 前記可動ユニットは、前記装置本体に対して引き出し可能に構成された引き出しユニットである、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の画像形成装置。
  12. 装置本体と、
    前記装置本体に対して移動可能に設けられ、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットと、
    前記可動ユニットを前記装置本体にロックするロック手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記ロック手段は、
    前記可動ユニットと前記装置本体の一方に設けられた係止部材と、
    前記可動ユニットと前記装置本体の他方に設けられ、前記係止部材と係合することで前記可動ユニットをロックするためのロック位置と、前記ロック位置から退避した退避位置とに移動するロック部材と、を備え、
    前記画像形成装置は、前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に移動した前記可動ユニットを前記第1位置に向けて付勢する付勢手段を備え、
    前記ロック位置に位置した前記ロック部材は、前記可動ユニットが前記第1位置と前記第2位置の間の前記所定位置に位置した場合に前記係止部材と接触し、
    前記可動ユニットが前記第1位置に位置した状態において、前記ロック位置に位置した前記ロック部材前記係止部材と接触しない、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  13. 装置本体と、
    前記装置本体に対して移動可能に設けられ、画像を形成する際に位置する第1位置と前記第1位置から離れた第2位置との間で移動可能に構成された可動ユニットと、
    前記可動ユニットを前記装置本体にロックするロック手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記ロック手段は、
    前記可動ユニットと前記装置本体の一方に設けられた係止部材と、
    前記可動ユニットと前記装置本体の他方に設けられ、前記係止部材と係合することで前記可動ユニットをロックするためのロック位置と、前記ロック位置から退避した退避位置とに移動するロック部材と、を備え、
    前記係止部材は、所定の隙間部を備え、
    前記ロック部材は、前記隙間部に対して進退すると共に、前記可動ユニットの移動方向における厚さが前記隙間部の幅よりも狭い係合部を有
    前記ロック位置に位置した前記ロック部材は、前記可動ユニットが前記第1位置と前記第2位置の間の所定位置に位置した場合に前記係止部材と接触し、
    前記画像形成装置は、前記第1位置と前記第2位置の間の前記所定位置に移動した前記可動ユニットを前記第1位置に向けて付勢する付勢手段を備えている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記係止部材は、凹形状の前記隙間部を備えたフック部材である、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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