JP6848389B2 - 死角補助装置 - Google Patents

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Description

本発明は、障害物により遮られて視認者から見えない死角領域にある像を映す、死角補助装置に関する。
例えば、自動車等の車両に乗っている運転者(視認者)からは、車体の左右のフロントピラーよりも外方の風景が、これらのフロントピラーに遮られて見えない。つまり、左右のフロントピラーは障害物の一種である。これに対し、障害物により遮られて視認者から見えない、いわゆる死角領域にある像を映す死角補助装置が、特許文献1から知られている。
特許文献1で知られている従来の死角補助装置は、互いに平行に配置された、板状(平面状)の半透過ミラーと板状のミラーとの組合せを、基本構成としている。さらに、死角補助装置は、半透過ミラーの透過面側からこの半透過ミラーに入射する外光を遮るルーバーを備えている。
車両のなかには、車両前方へ凸となるように湾曲したウインドシールドを有するものがある。このような車両に死角補助装置を搭載した例について、図10及び図11を参照しつつ更に説明する。図10は、従来の死角補助装置を搭載した車両の前部を側方から見た構成を示している。図11(a)は、図10の11a−11a矢視線に沿った断面を示している。図11(b)は、図10の11b−11b矢視線に沿った断面を示している。
図10及び図11(a)に示されるように、車両100は、ウインドシールド101と遮蔽層102とを有している。ウインドシールド101は、左右のフロントピラー103間に設けられており、車両前方へ凸となるように湾曲している。遮蔽層102は、ウインドシールド101の全周縁に設けられて透光を遮る帯状の部材であり、このウインドシールド101の形状に合わせて車両前方へ凸となるように湾曲している。
右のフロントピラー103の車幅方向内側の側面の近くには、従来の死角補助装置110が搭載されている。この死角補助装置110は、縦板状の半透過ミラー111と、この半透過ミラー111の反射面111aに間隔を有して対面した縦板状のミラー112とを含む。半透過ミラー111は、ミラー112よりも乗員120側(視認者120側)に位置し、物体の像を表す光を入射して一部を反射し残りを透過する。ミラー112は、半透過ミラー111の反射面111aに間隔を有して対面し、入射した光を半透過ミラー111へ向かって反射する。半透過ミラー111とミラー112の、それぞれ一端面111b,112b(光入射側の端面111b,112b)は、ウインドシールド101の車室側の面101aに沿って傾斜し、且つ近接している。
一対のミラー111,112の上端部及び下端部では、各一端面111b,112bが遮蔽層102の側縁102aの近くに位置している。つまり、遮蔽層102は、ミラー112の概ね裏側に位置する。運転席に着座した状態の乗員120の視点121からは、一対のミラー111,112の反射面111a,112aを通して、遮蔽層102が見えることはない。
ところが、図10及び図11(b)に示されるように、一対のミラー111,112の上下方向の中央部では、ウインドシールド101及び遮蔽層102が車両前方へ凸となるように湾曲している。これに対し、一対のミラー111,112の各一端面111b,112bは、上端から前下方へ傾斜した略直線状を呈している。つまり、中央部では、ウインドシールド101及び遮蔽層102は、一対のミラー111,112の各一端面111b,112bに対して、車両前方へ変位した状態となる。この結果、遮蔽層102の一部は、一対のミラー111,112の反射面111a,112aに映る。運転席に着座した状態の乗員120の視点121からは、一対のミラー111,112の反射面111a,112aを通して、遮蔽層102の一部が見えてしまう。従って、一対のミラー111,112の上下方向の中央部では、死角補助装置110を透して車外の風景を見る範囲、つまり本来見えるはずの視野範囲が狭くなる。
これに対し、一対のミラー111,112をウインドシールド101の車室側の面101aまで極力接近させることが考えられる。この結果、一対のミラー111,112の上下方向における中央部では、遮蔽層102は乗員120の視点121から見えなくなる。しかし、一対のミラー111,112の上端部及び下端部では、一対のミラー111,112を車両前方へ変位させた分だけ、各一端面111b,112bが遮蔽層102よりも前方に位置してしまう。本来、乗員120の視点121からは、一対のミラー111,112の反射面111a,112aを通して遮蔽層102が見えないにもかかわらず、各一端面111b,112bが遮蔽層102よりも前方に位置するので、死角補助装置110を透して車外の風景を見る範囲、つまり本来見えるはずの視野範囲が狭くなる。
特開2015−120477号公報
本発明は、死角補助装置を透して車外の風景を見る視野範囲を、十分に確保することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1による発明によれば、左右のフロントピラー間に設けられて車両前方へ凸となるように湾曲しているウインドシールドと、このウインドシールドの全周縁に設けられるとともに、このウインドシールドの形状に合わせて車両前方へ凸となるように湾曲し、透光を遮る帯状の遮蔽層と、を有している車両の内部に搭載可能であり、前記左右のフロントピラーの一方により遮られて乗員から見えない死角領域にある車外の物体の像を映すことが可能な死角補助装置である。
この死角補助装置は、前記像を表す光を入射して一部を反射し残りを透過する縦板状の半透過ミラーと、この半透過ミラーの反射面に間隔を有して対面し、前記反射された光を前記半透過ミラーへ向かって反射する縦板状のミラーとを含む。前記死角補助装置が前記車両に搭載された場合に、前記半透過ミラーは、前記ミラーよりも前記乗員側に位置してなる。
前記半透過ミラーの一端面と前記ミラーの一端面とは、前記ウインドシールドの車室側の面と前記遮蔽層の側縁とに近接したことを想定した場合に、前記遮蔽層の湾曲形状に近似した輪郭を呈していることを特徴とする。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記半透過ミラーの透過面側からこの半透過ミラーに入射する外光を遮るルーバーを、更に有する。このルーバーは、前記半透過ミラーの前記透過面に位置している。前記ルーバーの輪郭は、前記半透過ミラーと前記ミラーの各輪郭に近似している。
請求項1に係る発明では、ウインドシールドと、このウインドシールドの全周縁に設けられた帯状の遮蔽層とが、車両前方へ凸となるように湾曲している、車両の内部に搭載可能な死角補助装置を前提としている。この死角補助装置における、一対のミラーの各一端面(入射光側の端面)の輪郭は、車両前方へ凸となるように湾曲した遮蔽層の、湾曲形状に近似している。このため、一対のミラーの各一端面の全体にわたって、遮蔽層との間隔を概ね一定にすることができる。従って、死角補助装置が車両の内部に搭載された状態では、一対のミラーの上下方向のどの部位であっても、乗員の視点から死角補助装置を透して車外の風景を見る範囲(視野範囲)を、十分に確保することができる。
請求項2に係る発明では、外光を遮るルーバーの輪郭は、一対のミラーの輪郭に近似している。このため、一対のミラーの成す湾曲形状の輪郭線に対して、ルーバーの成す輪郭線は概ね合致する。従って、乗員の視界における煩わしさを軽減することができる。
本発明による死角補助装置が搭載された車両を前方から見た斜視図である。 図1に示される死角補助装置が搭載された車両の運転席付近の模式図である。 図2に示される死角補助装置の原理を説明する模式的な平面図である。 図2に示される死角補助装置を搭載した車両の前部を車幅中央側から見た模式的な側面図である。 図4に示される車両と死角補助装置との関係を上から見た説明図である。 図3に示される一対のミラー及びルーバーの拡大図である。 図3に示される死角補助装置を搭載した車両の前部の車幅中央側から見た模式的な側面図である。 図7に示される一対のミラー及びルーバーの分解図である。 図6に示される一対のミラーとルーバーとの関係の説明図である。 従来の死角補助装置を搭載した車両の前部を車幅中央側から見た模式的な側面図である。 図10に示される車両と死角補助装置との関係を上から見た説明図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係る死角補助装置及びこの死角補助装置を搭載した車両について説明する。なお、説明中、左右とは車両の乗員を基準として左右、前後とは車両の前進方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Leは乗員から見て左、Riは乗員から見て右、CLは車幅方向の中心を示している。
図1及び図2に示されるように、車両10は例えば乗用車等の自動車である。車両10の車体11の前部は、起立した左右のフロントピラー21,21と、この左右のフロントピラー21,21の上端から後方へ延びたルーフ22と、左右のフロントピラー21,21の下半部から前方へ延びて車体11前部を覆った左右のフロントフェンダ23とを含む。
左右のフロントピラー21,21間には、ウインドシールド24が設けられている。このウインドシールド24の前には、ウインドシールド24の下縁に沿いつつ車幅方向へ延びたカウルトップパネル25が位置している。このカウルトップパネル25の前には、上下に開閉可能なフロントフード26が位置している。
車体11の側面のドア開口31,31は、左右のサイドドア32,32によって開閉される。この左右のサイドドア32,32は、上部に左右のサイドガラス33,33を有する。この左右のサイドガラス33,33は、左右のフロントピラー21,21の後端に隣接している。
ウインドシールド24の後方に位置している車室34(図2参照)の前部には、ステアリングホイール35と図示せぬ座席とが配置されている。以下、車両10の一例として、右ハンドル車を例示するが、これに限定されない。
ウインドシールド24は、ガラスや樹脂からなる板状の透明基体によって構成されている。ここで、車体11に組み付けられた状態のウインドシールド24について、以下のように定義する。ウインドシールド24の内面24a(裏面24a)のことを、適宜「車室34側の面24a」と言い換える。
このウインドシールド24の全周縁には、透光を遮る帯状の遮蔽層41が設けられている。この遮蔽層41は、ウインドシールド24の裏面24aの全縁に、印刷によって所定幅の帯状に形成された、例えば周知の黒色セラミック層からなる。この黒色セラミック層は、黒色顔料を含有した黒色セラミックペーストをウインドシールド24の裏面24aに塗着することにより、ウインドシールド24に一体的に形成されてなり、通称、黒セラ部といわれている。
ウインドシールド24の裏面24aと車体11との間に介在されている、図示せぬ接着剤層及びダムシールは、遮蔽層41によって紫外線から保護されている。この結果、接着剤層及びダムシールの経時劣化を抑制することができる。しかも、車両10の前方から接着剤層及びダムシールを遮蔽層41によって目隠しをすることができる。
図2及び図3に示されるように、車室34にいる視認者Mnは、ウインドシールド24(遮蔽層41の部分を除く)と左右のサイドガラス33,33を透して車外の風景を直接に視認することができる。ここで、視認者Mnとは、乗員Mn(主に運転者Mn)のことである。
しかし、車両10のなかの、左右のフロントピラー21,21と遮蔽層41が配置される領域では、前記視認者Mnの視界が遮られて、外部の風景を直接に視認することができない。つまり、死角領域Adが生じる。左右のフロントピラー21,21と遮蔽層41は、障害物に該当する。
これに対し、車両10の内部、例えば車室34には、本発明の死角補助装置50が搭載可能である。つまり、車両10は死角補助装置50を搭載した、いわゆる死角補助装置搭載車両である。この死角補助装置50は、左右のフロントピラー21,21の一方により遮られて視認者Mn(乗員Mn)から見えない死角領域Adにある物体Ojの像を映す。ここで、物体Ojは、人間、動物、植物等の生物を含む。
このように、この死角補助装置50は、右(運転者側)のフロントピラー21に配置され、このフロントピラー21及び遮蔽層41によって遮られる死角領域Adの物体Ojの像を映すものである。この死角補助装置50は、視認者Mnから見てフロントピラー21及び遮蔽層41と対向するように配置されている。以下、死角補助装置50について詳しく説明する。
図3に示されるように、前記死角補助装置50は、半透過ミラー51とミラー52とを含む。以下、半透過ミラー51とミラー52の両方をまとめて、適宜「一対のミラー51,52」と言う。
半透過ミラー51は、視認者Mn側に位置し、物体Ojの像を表す光Laを入射して一部を反射し残りを透過する、いわゆるマジックミラーである。死角補助装置50が車両10に搭載された場合に、半透過ミラー51は、ミラー52よりも乗員Mn側に位置してなる。この半透過ミラー51は、例えば次のように形成される。第1例は、透光性の樹脂材料からなる基材の表面に、アルミニウムなどの金属を蒸着させることにより、所望の反射率を有した半透過反射層を形成してなる。第2例は、前記基材の表面に誘電体多層膜をコーティングすることにより、所望の反射率を有した半透過反射層を形成してなる。
ミラー52は、半透過ミラー51の反射面51aに間隔を有して対面し、前記反射された光を半透過ミラー51へ向かって反射する。このミラー52は、例えば上述の透光性樹脂材料からなる基材の表面に、アルミニウムなどの金属を蒸着させてなる、アルミニウム蒸着ミラーである。
半透過ミラー51とミラー52は、平板状などの縦板状に形成されている。上述のように、一対のミラー51,52は、反射面51a,52a同士が互いに対向し合い、且つ、これらの反射面51a,52aが実質的に車幅方向を向くように位置している。つまり、一対のミラー51,52は、車両10に搭載されたときに、縦板状に整列している。車両10を上から見て、半透過ミラー51の一端面51bとミラー52の一端面52bは、ウインドシールド24の裏面24a(車室34側の面24a)に近接している。半透過ミラー51のなかの、一端面51bとは反対側の端51cのことを、「他端面51c」と言う。ミラー52のなかの、一端面52bとは反対側の端52cのことを、「他端面52c」と言う。
半透過ミラー51は、ミラー52に対し、このミラー52の反射面52aに沿って位置ずれしている。つまり、半透過ミラー51を面直方向Faから見て、半透過ミラー51の一端面51bは、ミラー52の反射面52aからウインドシールド24の裏面24aへ向かって、位置ずれしている。面直方向Faとは、半透過ミラー51の板面に向かう方向Fa(板面に垂直な方向Fa)のことである。言い換えると、半透過ミラー51とミラー52とは、水平方向へ段違い状に位置している。
以下、この半透過ミラー51のなかの、ミラー52の反射面52aに向かい合う部分51dのことを「対向部51d」と言い、ミラー52の反射面52aに向かい合っていない部分51e、つまり半透過ミラー51の一端面51b側の部分のことを「非対向部51e」と言う。
半透過ミラー51の一端面51bとミラー52の一端面52bとの間の開口53のことを「受光部53」と言う。この受光部53は、車外の光をウインドシールド24を透して一対のミラー51,52へ導入することが可能、つまり受光可能である。この受光部53は、一方のフロントピラー21のなかの、車幅方向内側の側面21aに隣接している。
上述のように、車両10を上から見て、一対のミラー51,52は実質的に縦板状であり、これに比べて半透過ミラー51の一端面51bとミラー52の一端面52bとの間の間隔は小さい。このため、受光部53は上下方向に細長い。
半透過ミラー51の反射面51aは、ミラー52の反射面52aに対して平行ではなく、所定の傾斜角θだけ傾いている。半透過ミラー51の反射面51aの傾き方向は、半透過ミラー51の一端面51bから他端面51cへ向かうにつれて、反射面51a,52a間の間隔が大きくなる方向である。言い換えると、前記傾き方向は、ミラー52に対して半透過ミラー51が視認者Mn側へ開く方向である。なお、半透過ミラー51の反射面51aを、ミラー52の反射面52aに対して平行としてもよい。
次に、死角補助装置50の原理を、図3を参照しつつ説明する。なお、図3は、視認者Mnが運転席に着座した状態を示しており、視点Piは視認者Mnの視点(アイポイント。基準視点位置)を示している。
視認者Mn(視点Pi)の前方視界には、フロントピラー21(遮蔽層41も含む)によって遮られる死角領域Adが生じる。従って、視点Piからは、死角領域Adに存在する物体Ojを直接に視認することはできない。
一方、物体Ojから一対のミラー51,52へ向かった光La(像を表す光La)は、半透過ミラー51の反射面51aのなかの非対向部51eへ入射する。このため、物体Ojからの光Laは、一対のミラー51,52の間で反射を繰り返しつつ、そのなかの一部が一対のミラー51,52から出射する(つまり、光Laの一部が半透過ミラー51を透過する)。一対のミラー51,52から出射する光Laの一部は、視点Piに達する。従って、視点Piからは直接に視認できる風景と連続して、ミラー52に映る物体Ojの像を、半透過ミラー51越しに視認することができる。
なお、死角領域Adのうち、フロントピラー21の背面側の僅かな領域(図3にハッチングによって表した部分)は、この領域からの光が一対のミラー51,52に入射できず、物体Ojの像を一対のミラー51,52によって映すことができない、いわゆる視認不能な領域である。
ところで、上述のように、半透過ミラー51の反射面51aは、ミラー52の反射面52aに対して傾いている。傾き方向は、ミラー52に対して半透過ミラー51が視認者Mn側へ開く方向である。つまり、反射面51a,52a間の間隔は、この反射面51a,52a間で反射を繰り返しつつ進行する光Laの進行方向に向かって徐々に大きくなる。
像を表す光Laが、半透過ミラー51の反射面51aのなかの非対向部51eへ入射する入射角のことを、「最初の入射角」と言う。像を表す光Laが、反射面51a,52a間で反射を繰り返した後に、一対のミラー51,52から視点Piへ向かって出射する出射角のことを、「最後の出射角」という。最後の出射角は、最初の入射角よりも大きい。このため、任意の傾斜角θを予め適宜設定しておくことにより、物体Ojから半透過ミラー51の反射面51aへ、最初の入射角で入射する光La(光線La)は、視点Piと物体Ojとを結ぶ直線Lpに交差する。従って、視認者Mnが物体Ojの像を視認する際に、ミラー52に映る像と直接に視認する前方の風景との間にズレを生じることはない。
次に、ウインドシールド24及び遮蔽層41と、死角補助装置50との関係について、図4及び図5を参照しつつ更に説明する。図4は、死角補助装置50を搭載した車両10の前部を車幅中央側から見た構成を示している。図5(a)は、図4の5a−5a矢視線に沿った断面を示している。図5(b)は、図5(a)の遮蔽層41の側縁41a周りを拡大して示している。図5(c)は、図4の5c−5c矢視線に沿った断面を示している。
図4及び図5(a)、図5(b)に示されるように、ウインドシールド24は、車両前方へ凸となるように湾曲している。帯状の遮蔽層41は、ウインドシールド24の形状に合わせて車両前方へ凸となるように湾曲している。
半透過ミラー51の一端面51b(入射光側の端面51b)とミラー52の一端面52b(入射光側の端面52b)とは、ウインドシールド24の車室側の面24aと遮蔽層41の側縁41aとに近接したことを想定した場合に、遮蔽層41の湾曲形状に近似した輪郭を呈している。このため、図4及び図5(a)、図5(c)に示されるように、一対のミラー51,52の各一端面51b,52bの全体にわたって、遮蔽層41との間隔を概ね一定にすることができる。従って、一対のミラー51,52の上下方向のどの部位であっても、死角補助装置50を透して車外の風景を見る範囲(視野範囲)を、十分に確保することができる。
一対のミラー51,52の一端面51b,52bと他端面51c,52cを曲線状(湾曲形状)に設定するには、例えば次のようにすればよい(図4及び図5参照)。
(1)一対のミラー51,52の上端部を通る平面において、半透過ミラー51の一端面51bの位置P1uと、ミラー52の一端面52bの位置P2uとを、ウインドシールド24の車室側の面24aと遮蔽層41の側縁41aとに近接した点に設定する。
(2)一対のミラー51,52の高さ中央部を通る平面において、半透過ミラー51の一端面51bの位置P1mと、ミラー52の一端面52bの位置P2mとを、ウインドシールド24の車室側の面24aと遮蔽層41の側縁41aとに近接した点に設定する。
(3)一対のミラー51,52の下端部を通る平面において、半透過ミラー51の一端面51bの位置P1dと、ミラー52の一端面52bの位置P2dとを、ウインドシールド24の車室側の面24aと遮蔽層41の側縁41aとに近接した点に設定する。
(4)ミラー52の他端面52cの各位置P6u,P6m,P6dを、ミラー52の一端面52bに対応させる。
(5)それぞれ上中下3点ずつを結んだ曲線を設定することによって、一対のミラー51,52の一端面51b,52bと他端面51c,52cを、ウインドシールド24の車室側の面24aと遮蔽層41の側縁41aとに近接した曲線状にすることができる。
図3及び図6に示されるように、半透過ミラー51において、反射面51aに対し反対側の面51fのことを、「透過面51f」という。死角補助装置50は、半透過ミラー51の透過面51fに位置したルーバー60を有する。このルーバー60は、透過面51f側から半透過ミラー51へ向かって入射する、外光SLを遮る。
図6〜図8に示されるように、ルーバー60は複数、例えば6個のパネル61〜66と、これらのパネル61〜66を繋ぐフレーム67(図8参照)とからなる。各パネル61〜66とフレーム67とは、黒色の樹脂などの非透光性材料によって構成されている。なお、図6及び図7では、フレーム67を省略して表している。
各パネル61〜66は、死角補助装置50が車両10に搭載された場合に、ウインドシールド24に沿って上下方向へ延びる、縦板状の遮光板によって構成されている。この各パネル61〜66は、半透過ミラー51の透過面51fに沿いつつ、一端面51b側から他端面51c側へ向かって一列に配列されている。さらに、各パネル61〜66は、それぞれの先端が視認者Mn側を向くように、ルーバー60を上から見て、半透過ミラー51の透過面51fから車両10の後方且つ車幅中央へ傾いている。
次に、死角補助装置50にルーバー60を有する理由を説明する。図6に示されるように、一対のミラー51,52には死角領域Ad(図3参照)からの光線Laだけではなく、他方からも外光が入射し得る。ここで、ルーバー60が無い場合を想定する。半透過ミラー51の透過面51fに対する垂線をVLとする。半透過ミラー51の透過面51fに入射する外光のうち、垂線VLに対して車両前方から、或る入射角αで入射した外光(以下、迷光SLという)の一部は、透過面51fに反射されて、視点Pi側へ向かう。また、迷光SLの一部は、半透過ミラー51を透過した後にミラー52の反射面52aに反射され、再び半透過ミラー51を透過して視点Pi側へ向かう。このような迷光SLは、半透過ミラー51に映る物体Oj(図3参照)の像を視認する、視認性を低下させる要因となる。
これに対して、本発明の死角補助装置50はルーバー60を有している。この結果、半透過ミラー51の透過面51fに入射する迷光SLを遮って高い視認性を確保することができる。これが、死角補助装置50にルーバー60を有する理由である。
ここで、複数のパネル61〜66において、それぞれ透過面51fに位置した基端から、視認者Mn側へ向かって延びた長さのことを、以下、「複数のパネル61〜66の幅」という。複数のパネル61〜66の幅と個数については、透過面51fに入射する迷光SLを遮ることができ、しかも、視点Piからの視界を過度に遮らないように、適宜設定される。
つまり、各パネル61〜66は、幅が大きいほど、少ない個数によって多くの迷光SLを遮ることができる。しかし、幅広の各パネル61〜66では、この各パネル61〜66自体が視点Piからの視界を遮ってしまう。これに対し、本発明のルーバー60は、複数のパネル61〜66の個数を6個とすることにより、各パネル61〜66の幅を抑制している。各パネル61〜66の基端面の輪郭は、半透過ミラー51の一端面51bの湾曲した輪郭と実質的に(基本的に)同じである。各パネル61〜66の先端面の輪郭は、半透過ミラー51の他端面51cの湾曲した輪郭と実質的に(基本的に)同じである。
なお、迷光SLの全てが各パネル61〜66によって遮られることが好ましいが、一部が遮られる場合であっても視認性向上の効果を得ることができる。
次に、半透過ミラー51の透過面51fに対する各パネル61〜66の配置及び傾き角について、図9を参照しつつ説明する。
ここで、6個のパネル61〜66の個々について、次のように定義する。半透過ミラー51の一端面51bに隣接しているパネル61を、「第1パネル61」とする。第1パネル61の真後ろに位置したパネル62を「第2パネル62」とし、半透過ミラー51の他端面51c側へ向かって、順次「第3パネル63」、「第4パネル64」、「第5パネル65」、「第6パネル66」とする。
さらに、半透過ミラー51について、次のように定義する。半透過ミラー51における透過面51fと一端面51bとの交点P1を「第1交点P1」とする。ミラー52における反射面52aと一端面52bとの交点P2を「第2交点P2」とする。半透過ミラー51の反射面51aから第2交点P2までの間隔を、Diとする。第2交点P2が、半透過ミラー51の反射面51aに対して、更に間隔Diの2倍だけ離れたと仮定したときの点P3を「第3交点P3」とする。この第3交点P3が、半透過ミラー51の反射面51aに対して、更に間隔Diの2倍だけ離れたと仮定したときの点P4を「第4交点P4」とする。この第4交点P4が、半透過ミラー51の反射面51aに対して、更に間隔Diの2倍だけ離れたと仮定したときの点P5を「第5交点P5」とする。
基準視点位置として定められた視点Piから、半透過ミラー51の透過面51fを見ると、この透過面51fを透してミラー52の一端面52bが見える。図7に示されるように、この一端面52bは、視点Piから見て、前方視界における湾曲した上下方向の線として視認される。
これに対し、図9に示されるように、第1パネル61の基端面61aは、第1交点P1に実質的(基本的に)に合致している。そして、この第1パネル61は、視点Piと第1交点P1とを結ぶ第1直線L1上に沿って位置している。この結果、視点Piから見て、第1パネル61はミラー52の一端面52bと重なって見える。透過面51fに対する第1パネル61の傾き角はβ1である。
第2パネル62は、第1パネル61の長さを短くするために設けられたものであって、第1パネル61と第3パネル63との間に設けられている。透過面51fに対する第2パネル62の傾き角β2は、第1パネル61の傾き角β1と同じである。
第3パネル63は、視点Piと第2交点P2とを結ぶ第2直線L2上に沿って位置している。この第2直線L2は、次の第1領域と第2領域との境界線である。第1領域は、視点Piから半透過ミラー51を透して、車外の背景を視認する領域である。第2領域は、像を表す光線La(図3も参照)が、非対向部51eに入射することにより(1回目)、半透過ミラー51とミラー52の順で反射された後に、再び(2回目)半透過ミラー51に入射することによって、像を視認する領域である。透過面51fに対する第3パネル63の傾き角β3は、第2パネル62の傾き角β2よりも大きい。
第4パネル64は、視点Piと第3交点P3とを結ぶ第3直線L3上に沿って位置している。実線にて示される実際のミラー52の反射面52aと、第3直線L3との、交点Q3を「第3直線映像点Q3」とする。視点Piから第3直線L3方向を見たときに、第4パネル64は、第3直線映像点Q3に映り込む入射側端部の像に重なって見える。つまり、第3直線L3は、前記第2領域と次の第3領域との境界線である。第3領域は、光線Laが更に半透過ミラー51とミラー52の順で反射されて、再度(3回目)半透過ミラー51に入射することにより、像を視認する領域である。ミラー52の入射側端部の像は第3直線L3上で視認される。透過面51fに対する第4パネル64の傾き角β4は、第3パネル63の傾き角β3よりも大きい。
第5パネル65は、視点Piと第4交点P4とを結ぶ第4直線L4上に沿って位置している。実線にて示される実際のミラー52の反射面52aと、第4直線L4との、交点Q4を「第4直線映像点Q4」とする。視点Piから第4直線L4方向を見たときに、第5パネル65は、第4直線映像点Q4に映り込む入射側端部の像に重なって見える。つまり、第4直線L4は、光線Laが3回目に半透過ミラー51に入射することにより、像を視認する第3領域と、更に半透過ミラー51、ミラー52の順で光線Laが反射されて、再度(4回目)半透過ミラー51に入射する像を視認する第4領域との、境界線である。ミラー52の入射側端部の像は第4直線L4上で視認される。透過面51fに対する第5パネル65の傾き角β5は、第4パネル64の傾き角β4よりも大きい。
第6パネル66は、視点Piと第5交点P5とを結ぶ第5直線L5上に沿って位置している。実線にて示される実際のミラー52の反射面52aと、第5直線L5との、交点Q5を「第5直線映像点Q5」とする。視点Piから第5直線L5方向を見たときに、第6パネル66は、第5直線映像点Q5に映り込む入射側端部の像に重なって見える。つまり、第5直線L5は、光線Laが4回目に半透過ミラー51に入射することにより、像を視認する第4領域と、更に半透過ミラー51、ミラー52の順で光線Laが反射されて、再度(5回目)半透過ミラー51に入射する像を視認する第5領域との、境界線である。ミラー52の入射側端部の像は第4直線L4上で視認される。透過面51fに対する第6パネル66の傾き角β6は、第5パネル65の傾き角β5よりも大きい。
このように、透過面51fに対する各パネル61〜66の傾き角β1〜β6は、入射側から出射側に向かって(一対のミラー51,52の光線Laの進行方向に向かって)段階的に大きくなるように設定されている。つまり「β1=β2<β3<β4<β5<β6」の関係である。このため、各パネル61〜66の先端が視点Piを向くので、視点Piから視認される各パネル61〜66の幅を狭くして、視認者Mnの視界のうち各パネル61〜66によって遮られる領域を少なくできる。従って、各パネル61〜66を設ける構成であっても、良好な視認性を確保することができる。
また、複数のパネル61〜66の少なくとも一部(パネル63〜66)は、予め任意に定められる基準視点位置(視点Pi)から見て、ミラー52における反射面52aと一端面52bとの交点P2(第2交点P2)、あるいは、各直線映像点Q3〜Q5と重なるように配置されている。これによれば、前方視界における上下方向の線を低減してパネル61〜66を設ける構成であっても、良好な視認性を確保することができる。
以上の説明から明らかなように、ルーバー60の輪郭は、半透過ミラー51とミラー52の各輪郭に近似している。このため、一対のミラー51,52の成す湾曲形状の輪郭線に対して、ルーバー60の成す輪郭線は概ね合致する。従って、乗員Mnの視界における煩わしさを軽減することができる。
一対のミラー51,52及びルーバー60は、図1に示されるように、ケース70に収納されている。このケース70は、一対のミラー51,52やルーバー60の形状に合わせて湾曲した構成としてもよいし、直線状の構成であってもよい。つまり、このケース70の外形は、フロントピラー21周りの外観に与える影響を重視して設定することが好ましい。
ルーバー60を曲線状(湾曲形状)に設定するには、例えば次のようによればよい。第1パネル61の基端となる、半透過ミラー51の一端面51bは、上述のように曲面状、つまり湾曲形状に設定されている(図4及び図5参照)。よって、図7に示されるように、各パネル61〜66の曲面を半透過ミラー51の一端面51bの曲面に合わせて設定する。そして、図9に示されるように、各パネル61〜66を視点P1へ向かって延ばす。この結果、ウインドシールド24の車室側の面24aへ向かって凸となるように湾曲した(曲線状の)各パネル61〜66を得ることができる。
なお、本発明による死角補助装置50は、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、実施例に限定されるものではない。
本実施例の死角補助装置50は、車両10の運転席側から見て右側のフロントピラー21に配置されるものであったが、左側のフロントピラー21にも同様の死角補助装置50が配置されてもよい。
また、死角補助装置50の一対のミラー51,52は、互いに対向するように配置される板状の構成であればよく、平板状ミラーの他に、曲面状ミラーであってもよい。例えば、一対のミラー51,52は、車両10を上から見て曲面状の構成とすることができる(特開2016−094117号参照)。詳しく述べると、半透過ミラー51の反射面51aは凹んだ曲面形状である。ミラー52の反射面52aは、半透過ミラー51の反射面51aへ向かって凸となる曲面形状である。
本発明の死角補助装置50は、車両前方へ凸となるように湾曲しているウインドシールド24と、このウインドシールド24の全周縁に設けられる帯状の遮蔽層41とを有した車両10の内部に搭載するのに好適である。
10 車両
11 車体
21 フロントピラー
21a 車幅方向内側の側面
24 ウインドシールド
24a 車室側の面
34 車室
41 遮蔽層
41a 側縁
50 死角補助装置
51 半透過ミラー
51a 反射面
51b 一端面
51c 他端面
51f 透過面
52 ミラー
52a 反射面
52b 一端面
52c 他端面
60 ルーバー
Ad 死角領域
Mn 乗員(視認者)
Oj 物体

Claims (2)

  1. 左右のフロントピラー間に設けられて車両前方へ凸となるように湾曲しているウインドシールドと、
    このウインドシールドの全周縁に設けられるとともに、このウインドシールドの形状に合わせて車両前方へ凸となるように湾曲し、透光を遮る帯状の遮蔽層と、
    を有している車両の内部に搭載可能であり、前記左右のフロントピラーの一方により遮られて乗員から見えない死角領域にある車外の物体の像を映すことが可能な死角補助装置であって、
    前記像を表す光を入射して一部を反射し残りを透過する縦板状の半透過ミラーと、
    この半透過ミラーの反射面に間隔を有して対面し、前記反射された光を前記半透過ミラーへ向かって反射する縦板状のミラーとを含み、
    前記死角補助装置が前記車両に搭載された場合に、前記半透過ミラーは、前記ミラーよりも前記乗員側に位置してなり、
    前記半透過ミラーの一端面と前記ミラーの一端面は、前記ウインドシールドの車室側の面と運転者側の前記遮蔽層の側縁とに近接したことを想定した場合に、前記運転者側の前記遮蔽層の湾曲形状に近似した輪郭を呈し、入射光側の全体にわたって、前記運転者側の前記遮蔽層との間隔を概ね一定にする、
    ことを特徴とする死角補助装置。
  2. 前記半透過ミラーの透過面側からこの半透過ミラーに入射する外光を遮るルーバーを、更に有し、
    前記ルーバーは、前記半透過ミラーの前記透過面に位置して複数のパネルにより構成され、
    前記パネルの前記透過面に対する傾き角は、前記像を表す光の入射側から出射側に向かって段階的に大きくなる、
    ことを特徴とする請求項1記載の死角補助装置。
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