JP6840439B2 - 車載用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示画面を有する表示本体が、収納姿勢から前進し回動して、表示画面を前方に向ける表示姿勢となる車載用電子装置に関する。
特許文献1に車載用テレビに関する発明が記載されている。
この車載用テレビは、テレビ本体が液晶表示部を下に向けた姿勢でケーシング内に収納されている。テレビ本体は支持機構に支持され送り用駆動モータの駆動力によってケーシングの外部に押し出され、さらに回動用駆動モータによってテレビ本体が見やすい角度まで回動させられる。テレビ本体が見やすい角度まで回動させられた後に、送り用駆動モータを動作させて、テレビ本体の背面部がコンソールに当たるまで、テレビ本体が後退させられる。
この車載用テレビは、テレビ本体を見やすい姿勢に設定でき、背面部をコンソールに当てることで、テレビ本体のブレを防止することができる、というものである。
特開平5−185878号公報
特許文献1に記載の車載用テレビは、テレビ本体の背面部がコンソールに当たることで、テレビ本体のブレを防止できる。
しかしながら、自動車の室内に設けられるコンソールは、車種により形状が異なっているため、テレビ本体の背面部をコンソールに当てたときに、車種によってテレビ本体の角度が相違し、テレビ本体を必ずしも見やすい角度に設置することができない。また、テレビ本体の背面部をコンソールに常に押し付ける構造であるため、コンソールの当接部分を損傷しやすくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、表示本体を任意の角度の表示姿勢に回動させたときに、装置内に設けられた切り換え駆動機構を用いて、表示本体をがたつくことなく位置決めできるようにした車載用電子装置を提供することを目的としている。
本発明は、筐体と、表示画面を有する表示本体と、前記表示本体を、前記表示画面が下向きの姿勢で前記筐体の内部に後退させた収納姿勢から、前記筐体の外へ前進させ回動させて前記表示画面を車室内に向ける表示姿勢に設定する切換え駆動機構と、が設けられた車載用表示装置において、
前記切換え駆動機構が、前記表示本体を回動自在に支持するとともに前記表示本体と共に前後に移動する移動部材を有し、前記表示本体が、前記表示画面を有する表面部とは逆側に延び出る規制部を有し、
前記移動部材上には、前記切換え駆動機構によって移動させられて、前記表示本体が収納姿勢のときに前記表示本体と共に後退して退避位置となり、前記表示本体が前進するときに前記表示本体と共に前進する支持部材が設けられており、
前記表示本体が表示姿勢のときに、前記規制部が前記支持部材に当接することを特徴とするものである。
本発明の車載用表示装置は、退避位置にある前記支持部材は、収納姿勢の前記表示本体よりも後方に位置しているものとして構成できる。
本発明の車載用表示装置は、前記切換え駆動機構によって、表示姿勢のときの前記表示本体の角度が変化させられるとともに、前記切換え駆動機構によって前記支持部材の前記移動部材に対する前後の位置が変えられて、前記表示本体の角度が変化したときに、前記規制部と前記支持部材とが当接するものが好ましい。
本発明の車載用表示装置は、前記表示本体が、前記移動部材に回動自在に支持された回動基端と、前記回動基端と逆側の自由端部とを有しており、
前記表示本体は、前記自由端部が後方へ移動する方向での傾き角度が複数段階に設定され、前記表示本体の前記傾き角度が大きくなるにしたがって前記支持部材が後方へ移動させられ、前記表示本体がどの傾き角度のときも前記規制部と前記支持部材とが当接するものである。
本発明の車載用表示装置は、前記切換え駆動機構に、前記移動部材の移動力によって前記表示本体を傾けるリンク機構が設けられ、
前記移動部材に回動部材が回動自在に支持されており、前記移動部材の前進力で前記回動部材が回動させられて、前記支持部材が後方へ移動するものとして構成することができる。
本発明の車載用表示装置は、前記リンク機構は前記移動部材と前記表示本体との間に設けられ、前記リンク機構を、案内するリンク案内部材が設けられており、
前記リンク案内部材は、前記移動部材の移動領域を横断し、前記リンク案内部材には、前記移動領域に欠損部が設けられているものとして構成できる。
本発明の車載用表示装置は、前記規制部と前記支持部材との当接部が、前記支持部材が後退していくにしたがって移動部材からの高さ寸法が低くなるように、前記支持部材の形状が決められているものである。
本発明の車載用表示装置は、前記当接部が、前記支持部材の移動方向と平行な平面であり、この平面が異なる高さ位置に複段に形成されていることが好ましい。
本発明の車載用表示装置は、表示本体の前進動作に伴って支持部材が前進し、支持部材の前進に伴って表示本体が前進しさらに回動し表示姿勢となる。そして、表示姿勢となった表示本体の背後に設けられた規制部が、切換え駆動機構に設けられた支持部材に当たる。よって、表示本体をコンソールなどに当てる必要がなく、表示本体をしっかりと支持することができる。そのため、車体振動によるがたつきを防止でき、また表示画面を指で押して操作するときに表示本体がわずかに動くような不都合も生じなくなる。
また、表示姿勢の表示本体の角度が変わったときに、これに合わせて支持部材も移動するため、表示本体がどの角度に変化したときであっても、表示本体を支持部材で背後から支えることが可能になる。
本発明の実施の形態の車載用電子装置であり、表示本体が収納姿勢の状態を前方から見た斜視図、 本発明の実施の形態の車載用電子装置であり、表示本体が表示姿勢となった状態を前方から見た斜視図、 図1と図2に示す車載用表示装置を後方から見た分解斜視図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を後方から見た部分斜視図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造の主に規制部と支持部材との関係を示す一部断面を含む斜視図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造の主に規制部と支持部材との関係を前方から示す部分分解斜視図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を示すものであり、表示本体が収納姿勢のときの側面図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を示すものであり、表示本体が収納姿勢から前進したときの側面図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を示すものであり、表示本体が収納姿勢から前進しさらに表示姿勢に向かって回動しているときの側面図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を示すものであり、表示本体が収納姿勢のときの平面図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を示すものであり、表示本体が収納姿勢から前進したときの平面図、 図1と図2に示す車載用表示装置の内部構造を示すものであり、表示本体が収納姿勢から前進しさらに表示姿勢に向かって回動しているときの平面図、 表示本体が表示姿勢において第1段の傾き角度となった状態を示す部分拡大側面図、 表示本体が表示姿勢において第2段の傾き角度となった状態を示す部分拡大側面図、 表示本体が表示姿勢において第3段の傾き角度となった状態を示す部分拡大側面図、 表示本体が表示姿勢において第4段の傾き角度となった状態を示す部分拡大側面図、 本発明の第2の実施形態を示すものであり、規制部と支持部材との当接状態を示す部分側面図、
(車載用表示装置1の全体構造)
図1ないし図3に示す車載用表示装置1は、Y1方向が前方でY2方向が後方、X1方向が左方向でX2方向が右方向、Z1方向が上方でZ2方向が下方である。
車載用表示装置1は基台となる筐体2を有している。筐体2は、前方(Y1方向)に開口する前方開口部3を有している。前方開口部3の下部には、筐体2の一部である前方壁部4が設けられており、前方壁部4のY2方向に向く内面が当接支持部4aとなっている。
車載用表示装置1は、表示本体10を有している。表示本体10は、表示ケース11と、その内部に収納されたカラー液晶表示パネルやエレクトロルミネッセンス表示パネルなどの表示パネルを有している。表示本体10は、表示パネルの表示画面12が現れているのが表面部10aであり、それと逆側の面が背面部10bである。表示本体10は、図3において図示下側に向けられている端部が回動基端10cであり、図示上側に向けられている端部が自由端部10dである。
図3に示すように、表示本体10の回動基端10cでは、表示ケース11の端部にX1−X2方向に間隔を空けて支持軸13,13が固定されている。表示本体10には、表示ケース11において表面部10aと逆側である背部方向に延び出る一対の表示側リンク部14が、X1−X2方向に間隔を空けて設けられている。表示側リンク部14は、表示ケース11と一体で背面部10bの回動基端10cに近い位置から背部方向に延び出ている。あるいは、表示側リンク部14は、表示ケース11と一体で回動基端10cから背部方向に延び出ている。一対の表示側リンク部14のそれぞれには、側方に向けて突出するリンク軸部14aが一体に形成されている。
表示本体10には、表示ケース11において表面部10aと逆側である背部方向に延び出る一対の規制部15が、X1−X2方向に間隔を空けて設けられている。規制部15は、表示ケース11と一体で背面部10bの回動基端10cに近い位置から背部方向に延び出ている。あるいは、規制部15は、表示ケース11と一体で回動基端10cから背部方向に延び出ている。一対の規制部15のそれぞれには、回動基端側に規制当接部15aが設けられている。規制当接部15aは規制部15と一体に形成され、あるいは規制部15と別体に設けられて、規制部15の先部に固定されている。
図3に示すように、表示本体10の背面部10bから表示側リンク部14の背部側表面14bまでの角度αと、背面部10bから規制部15の背部側表面15bまでの角度αは、90度未満で同じ角度である。したがって、表示側リンク部14の背部側表面14bと、規制部15の背部側表面15bは同一面上に位置している。
(切換え駆動機構8の構造)
筐体2の内部に、図3と図4に示す切換え駆動機構8が収納されている。切換え駆動機構8は、駆動部20と切換え部30とが組み合わされて構成されている。駆動部20には、Y1−Y2方向に延びる一対のガイド軸21が設けられている。ガイド軸21の後端部21aは、筐体2の後部に設けられた図3に示す軸保持部5に固定されている。図1に示すように、ガイド軸21の先端部21bは、筐体2の前方壁部4に固定されている。
駆動部20に移動部材22が設けられている。移動部材22は、一対のガイド軸21にガイドされてY1−Y2方向へ移動自在に支持されている。駆動部20に駆動アーム23が設けられている。駆動アーム23は、その中心部に形成された支持穴23aが、筐体2の底面2a上に設けられた支持軸に回動自在に支持されている。駆動アーム23の先部23bは、移動部材22のZ2方向に向く下面に連結軸(図示せず)を介して回動自在に連結されている。
駆動部20に駆動シャーシ24が設けられている。駆動シャーシ24は、筐体2の底面2a上に固定されている。駆動シャーシ24には駆動モータ25と、駆動モータ25の出力を減速させる減速歯車群26とが設けられている。駆動アーム23のX1側に向く端部には扇状歯車23cが一体に形成されている。減速歯車群26の最終段に設けられたピニオン歯車が扇状歯車23cに噛み合っている。
駆動部20では、駆動モータ25の動力で駆動アーム23が回動させられ、駆動アーム23によって、移動部材22が、筐体2の内部において、図7と図10に示すようにY2方向に移動した後退位置から、図9と図12に示すようにY1方向へ移動して筐体2の前方壁部4に接近する前進位置の間で往復するように駆動される。
図3と図6に示すように、移動部材22にはX1側とX2側のそれぞれにY1方向へ突出する前方支持部22aが設けられており、前方支持部22aに支持穴22b,22bが形成されている。図4と図5に示すように、表示本体10の回動基端10cに設けられた一対の支持軸13,13が支持穴22b,22bに回転自在に挿入されており、これにより、表示本体10が移動部材22の前方支持部22aに回動自在に連結されている。
図3ないし図6に示すように、移動部材22の上にX1−X2方向に間隔を空けて一対の支持部材27が設けられている。それぞれの移動部材22には、下方(Z2方向)に突出する摺動突部27bが一体に形成されている。摺動突部27bは前後方向(Y1−Y2方向)に細長い形状である。図6に示すように、移動部材22にはX1側とX2側に離れた位置に、前後方向(Y1−Y2方向)に延びる摺動穴22cが形成されている。摺動突起27bが摺動穴22cに摺動自在に挿入されることで、一対の支持部材27が、移動部材22の上で自転することなく、Y1−Y2方向へ移動自在に支持されている。
それぞれの支持部材27のZ1側に向く上面に位置決め支持面27aが形成されている。位置決め支持面27aは、Y1方向に向かうにしたがってZ2方向へ向けて低くなるテーパ面形状となっている。図13ないし図16に示すように、表示本体10が表示画面12を前方(Y1方向)に向ける表示姿勢になったときに、表示本体10から背後に延びる規制部15に設けられた規制当接部15aが位置決め支持面27aに当接する。図13ないし図16に示すように、規制当接部15aと位置決め支持面27aとの「当接部」の支持部材22からのZ1方向の高さ位置は、移動部材22上での支持部材27の前後方向の相対的な位置に応じて変化させられる。
図6に示すように、移動部材22には、一対の支持部材27の中間位置に回動支持軸22dが、上向きに一体に形成されている。移動部材22の上に一対の回動部材28が設けられている。一対の回動部材28のそれぞれに回動支持穴28aが形成されている。それぞれの回動支持軸22dが回動支持穴28aに挿入されて、一対の回動部材28は回動支持軸22dを支点として回動自在に支持されている。一対の回動部材28の突き当て部28cでは、それぞれの回動部材28に扇状歯車28bが一体に形成されている。突き当て部28cで扇状歯車28bどうしが噛み合っているため、一方の回動部材28が回動支持軸22dを中心として回動すると、他方の回動部材28が逆方向に回動する。
図6に示すように、それぞれの回動部材28のX1側とX2側に向く外側端部に連結長穴28dが開口している。それぞれの支持部材27には連結軸27cが一体に形成されており、連結軸27cが連結長穴28dに挿入されている。それぞれの回動部材28と支持部材27とが一対一で連結されており、一対の回動部材28の回動姿勢に応じて、移動部材22上でそれぞれの支持部材27の互いに同期して前後方向に移動する。
図示省略されているが、移動部材22と、少なくとも一方の支持部材27との間、または移動部材22と、少なくとも一方の回動部材28との間にはばね部材などの付勢部材が設けられており、移動部材22上において、一対の支持部材27が、常にY1方向に移動するように付勢されている。
図6に示すように、それぞれの回動部材28には、軸状の相対駆動部29が下方(Z2方向)に向けて一体に形成されている。相対駆動部29は、回動部材28の回動支持穴28aと連結長穴28dとの間に位置している。移動部材22と共に支持部材27と回動部材28がY1方向へ前進して図13に示す位置に至ると、それぞれの回動部材28に設けられた相対駆動部29が、前方壁部4のY2方向に向く内面である当接支持部4aに当接する。図13から図16にかけて順番で示すように、相対駆動部29が当接支持部4aに当接した状態で、移動部材22がさらにY1方向へ前進すると、移動部材22の前進動作に応じて回動部材28が相対的に図5と図6に示すφ方向へ回動させられて、支持部材27が徐々にY2方向へ後退し、規制当接部15aと位置決め支持面27aとの「当接部」のZ2方向の高さ位置が徐々に低くなる。
図3と図4および図7ないし図9に示すように、切換え駆動機構8の切換え部30には、第1リンク案内部材31と第2リンク案内部材32が設けられている。筐体2の内部で、一対の第1リンク案内部材31が、X1側とX2側に離れて固定されている。一対の第2リンク案内部材32も、X1側とX2側に離れて固定されている。それぞれの第2リンク案内部材32は、第1リンク案内部材31よりも下側(Z2側)に固定されている。第1リンク案内部材31には、第1案内長穴31aがY1−Y2方向に連続して形成されている。第2リンク案内部材32には、第2案内長穴32aがY1−Y2方向に延びて形成されている。
図3と図4に示すように、表示本体10のX1−X2方向の幅寸法は、X1側の第2リンク案内部材32とX2側の第2リンク案内部材32との間隔よりも広くなっており、図7に示すように、第2リンク案内部材32は、水平姿勢の表示本体10の移動領域を上下方向に横断している。そのため、第2リンク案内部材32には、水平姿勢の表示本体10を通過させるための欠損部33が形成されている。
図7ないし図9に示すように、切換え部30に第1リンク34と第2リンク35が設けられている。第1リンク34は、表示本体10の背部に設けられた表示側リンク部14のリンク軸部14aに回動自在に連結されている。第2リンク35は、移動部材22のX1側とX2側の外側面に設けられたリンク軸部36に回動自在に支持されている。また、第1リンク34と第2リンク35は、リンク連結軸37を介して互いに回動自在に連結されている。第1リンク34には第1制御軸38が設けられ、第1制御軸38が、第1リンク案内部材31の第1案内長穴31aに摺動自在に挿入されている。第2リンク35には第2制御軸39が設けられ、第2制御軸39が、第2リンク案内部材32の第2案内長穴32aに摺動自在に挿入されている。表示側リンク部14と第1リンク34および第2リンク35によって、リンク機構が構成されている。
次に、前記車載用表示装置1の動作を説明する。
車載用表示装置1は、自動車の室内の前方に配置されるコンソールパネルの内部に収納される。車載用表示装置1の筐体2は、コンソールパネルの内部に固定され、筐体2の前方開口部3が、コンソールパネルに形成されたスリット状の開口部に内側から対向する。コンソールパネルのスリット状の開口部には必要に応じて開閉自在な蓋体が取り付けられる。
(表示本体10の収納姿勢からの前進動作)
図1と図7および図10では、表示本体10が収納姿勢である。
この収納姿勢では、切換え駆動機構8の駆動部20に設けられた駆動モータ25によって、駆動アーム23が支持穴23aによる軸支持部を支点として、図10に示す反時計方向(β1方向)へ回動させられており、移動部材22は、一対のガイド軸21に案内されて後方(Y2方向)の最終端に移動している。
図7に示すように、移動部材22がY2方向の終端に後退しているため、表示本体10と移動部材22とを連結している支持軸13が後方へ移動させられている。これとともに、移動部材22に支持されている第2リンク35が後方へ引き込まれ、第2制御軸39が、第2リンク案内部材32の第2案内長穴32aのY2側の端部に移動している。また、第2リンク35とリンク連結軸37で連結されている第1リンク34もY2方向へ引き込まれ、第1リンク34に設けられた第1制御軸38が、第1リンク案内部材31の第1案内長穴31aのY2側の端部に移動している。
第1リンク34と第2リンク35が図7に示す位置および姿勢であることにより、収納姿勢の表示本体10は表面部10aが下向きとなった水平姿勢である。図10に示すように、表示本体10のX1−X2方向の幅寸法は、第2リンク案内部材32のX1−X2方向での配置間隔よりも長いため、水平姿勢の表示本体10は、第2リンク案内部材32の欠損部33内に位置している。この構造では、収納姿勢の表示本体10のX1側およびX2側の外側に、第1リンク案内部材31と第2リンク案内部材32が存在しないため、車載用表示装置1のX1−X2方向の幅寸法を小さくすることが可能となっている。
図10に示すように、表示本体10が水平姿勢で収納されていると、移動部材22が表示本体10よりも後方(Y2方向)に位置し、移動部材22に搭載されている一対の支持部材27も、表示本体10の後方の退避位置に位置する。収納姿勢の表示本体10と、退避位置の移動部材22および支持部材27とが前後に並ぶ構造であると、図10の収納姿勢から表示本体10と支持部材27が前方へ移動するときに、表示本体10の移動領域と、移動部材22および支持部材27の移動領域とが、Z1−Z2方向の高さ方向でスペースを共有することになる。そのため、移動する部材の占めるZ1−Z2方向の高さスペースを薄く構成することができ、車載用表示装置1の薄型化が可能になる。
(支持部材27と表示本体10の前進動作と表示本体10の回動)
図7から図8までは退避位置の支持部材27と収納姿勢の表示本体10とが前進する動作を示す側面図であり、図10と図11はその平面図である。
図7と図10に示す状態から、駆動部20の駆動モータ25が始動すると、減速歯車群26で減速された動力によって駆動アーム23が支持穴23aによる軸支持部を支点として図11に示す時計方向(β2方向)へ回動し、ガイド軸21に沿って移動部材22が前方(Y1方向)へ移動させられる。
この間、切換え部30の第1リンク34に設けられた第1制御軸38が、第1リンク案内部材31の第1案内長穴31aのY1−Y2方向と平行な領域(i)を通過し、第2リンク35に設けられた第2制御軸39が、第2リンク案内部材32の第2案内長穴32aのY1−Y2方向と平行な領域(ii)を通過する。そのため、装置本体10は、表面部10aをZ2方向の下向きとさせた水平姿勢のままY1方向へ移動する。このとき、図7に示すように、表示本体10は、第2リンク案内部材32の欠損部33を通過し、且つ第1リンク案内部材31のY1側の先端部31bの下側を通過する。
駆動モータ25の動作が継続し、駆動アーム23の時計方向(β2方向)の回動が継続して、移動部材22がY1方向へ移動すると、図8から図9に示す間に、また図11から図12に示す間に、表示本体10がY1方向へ前進しながら回動する。
図8に示すように、第1リンク34の第1制御軸38が、第1案内長穴31aのY1側の曲線路(iii)に至り、第2リンク35の第2制御軸39が第2案内長穴32aのY1側の上部曲線路(iv)に至ると、第1リンク34と第2リンク35の姿勢が制御される。表示側リンク部14と第1リンク34とを連結しているリンク軸部14aが、表示本体10の回動基端10cと移動部材22とを連結する支持軸13よりも後方(Y2方向)へ移動すると、表示本体10は、回動基端10cを支点とし、自由端部10dが後方(Y2)に向かうように、側面図において時計方向(γ方向)に向けて回動し始める。
図8の状態では、表示本体10が、第2リンク案内部材32の欠損部33を抜け出てY1方向に移動している。移動部材22が図8の状態からさらに前進して図9の状態に至るまでの間に、第1リンク34に設けられた第1制御軸38が、第1案内長穴31aの曲線路(iii)を移動している途中で、第2リンク35に設けられた第2制御軸39が、第2案内長穴32aの上部曲線路(iv)から抜け出て、欠損部33の空間を通過し、第2案内長穴32aの下部曲線路(v)の内部に移動する。そして、図9に示す状態では、第2リンク35に設けられた第2制御軸39が、第2案内長穴32aの下部曲線路(v)に至り、第1リンク34に設けられた第1制御軸38は、第1案内長穴31aの曲線路(iii)から下方へ抜け出る。
実施の形態の車載用表示装置1は、2つのリンク34、35に設けられた制御軸38,39のうちの少なくとも一方が、必ずリンク案内部材の案内長穴内に位置するため、いずれかのリンク案内部材に表示本体10を通過させる欠損部33が設けられていても、表示本体10を前進させて回動させることができる。
図9と図12では、表示本体10が、Z1−Z2方向と平行となる垂直姿勢である。図4と図5に示すように、移動部材22と共にその上に搭載された支持部材27は、筐体2の前方壁部4のY2方向に向く内面である当接支持部4aに接近する位置へ移動している。このときは、表示本体10の背面部10bに設けられた規制部15の先部の規制当接部15aが、支持部材27の位置決め支持面27aからわずかに上方へ離れている。
(表示本体10の表示姿勢)
図9と図12に示すように、表示本体10が垂直姿勢の状態を通過して、移動部材22がさらにY1方向に前進すると、表示本体10がさらに時計方向(γ方向)に回動し、表示部材10は、自由端部10dが回動基端10cよりも後方へ移動する方向に倒れて表示姿勢となる。移動部材22が図13に示す位置へ前進すると、倒れ動作した表示本体10から後方に延びる規制部15の先部の規制当接部15aが、支持部材27の位置決め支持面27aのY2側の端部に当接する。このとき、切換え駆動機構8の駆動部20の動作タイミングと切換え部30の動作タイミングとにより、規制当接部15aが、支持部材27の位置決め支持面27aにやや強めに圧接される。
移動部材22が遅くとも図13に示す位置に前進するまでの間に、移動部材22上の回動部材28から下側に延びる相対駆動部29が、筐体2の前方壁部4のY2方向に向く内面が当接支持部4aに当たる。相対駆動部29が当接支持部4aに当たったまま、移動部材22が図13の状態からさらにY1方向へ前進すると、その前進動作に対する相対動作として、回動部材28が、図6に示すφ方向に回動させられる。扇状歯車28bによって連結されている一対の回動部材28は、互いに逆向きに回動させられ、移動部材22が図13から図14の位置まで前進する間に、移動部材22上で一対の支持部材27が後方(Y2方向)へ移動させられる。
移動部材22が図13から図14の位置まで前進する間に、切換え部30の切換え動作により、表示本体10がさらに時計方向(γ方向)へ回動させられる。これに伴って支持部材27がY2方向へ後退するため、表示本体10が図14に示す倒れ角度のときも、規制部15の先部の規制当接部15aが、支持部材27の位置決め支持面27aにやや強めに圧接し、表示本体10は倒れ姿勢で安定する。
移動部材22が図15と図16の位置に前進するときも、表示本体10はさらに、γ方向へ倒れ、また支持部材27も後退する。そして、規制部15の先部の規制当接部15aと支持部材27の位置決め支持面27aとの当接部のZ1方向での高さ位置が、位置決め支持面27aのテーパ形状に応じて変化し、表示本体10の倒れ角度が大きくなるにしたがって、当接部が低くなっていく。よって、表示本体10が表示姿勢においてどの段階の倒れ角度となっても、規制部15の先部の規制当接部15aが、支持部材27の位置決め支持面27aにやや強めに圧接し、表示本体10はそれぞれ倒れ角度の表示姿勢で安定する。
表示本体10が図13ないし図16のそれぞれの段階の表示姿勢となって、駆動モータ25が停止すると、表示本体10の姿勢が安定する。規制当接部15aと位置決め支持面27aが常にやや強めに当接しているため、車体振動などが車載用表示装置1に伝達されたときにも表示本体10にがたつきが生じにくくなる。また、表示本体10に設けられた表示画面12に抵抗検出方式や静電検出方式の透光性の入力パネルが設けられている場合に、指で表示画面12が押されて操作されるが、このときも、表示本体10が、図13に示す表示姿勢から時計方向(γ方向)へ動くようなこともない。
なお、規制当接部15aは硬質なものであってもよいし、硬質ゴムなどのヤング率の大きい弾性体で形成することも可能である。
図13から図16に順に示すように、表示姿勢にある表示本体10の時計方向への倒れ角度が時計方向(γ方向)に向けて徐々に大きくなると、表示本体10の背面部10bから後方に延びている表示側リンク部14および規制部15の、筐体2の前方壁部4からの突出距離が、L1,L2,L3,L4で示すように徐々に長くなる。
前記距離がL1,L2,L3,L4と変化する間、筐体2の前方壁部4と表示本体10の背面部10bとの間には、主に表示側リンク部14と規制部15がX1−X2方向に並んで配置されているだけである。しかも表示側リンク部14の背部側表面14bと、規制部15の背部側表面15bは同一面上に位置している。背部側表面14bと背部側表面15bの上方には、リンク機構が斜めに延び出でいないため、筐体2の前方壁部4と表示本体10の背面部10bとの空間を見たときに、機構部が露出しているように見えることがなくなり、デザイン性も向上させることができる。
なお、表示本体10は、図13から図16に示す倒れ角度の間において、さらに任意の倒れ角度にて安定させることも可能である。
(第2の実施形態)
図17に本発明の第2の実施形態の車載用表示装置101の一部が示されている。この車載用表示装置101に設けられた支持部材127は、位置決め支持面127aがY2方向に向かうにしたがって徐々に高くなるように階段状に形成されており、それぞれの高さ位置で、位置決め支持面127aが、移動部材22上での支持部材127の移動方向と平行な平面となっている。
図17に示す支持部材127が使用されていると、表示姿勢となる表示本体10は、時計方向(γ方向)に向けて4段階の倒れ角度となり、それぞれの倒れ角度において、規制当接部15aがそれぞれの高さ位置の位置決め支持面127aに当接する。このとき、規制当接部15aを位置決め支持面127aに比較的強く圧接させたとしても、その圧接力の分力がY2方向に向けられることがなく、表示本体10が表示姿勢で安定している状態で、支持部材127が分力でY2方向へ動かされるという現象も生じにくい。よって、常に表示本体10の表示姿勢を安定させることができるようになる。
1 車載用表示装置
2 筐体
4 前方壁部
4a 当接支持部
8 切換え駆動機構
10 表示本体
10a 表面部
10b 背面部
10c 回動基端
10d 自由端部
12 表示画面
14 表示側リンク部
15 規制部
15a 規制当接部
20 駆動部
22 移動部材
23 駆動アーム
24 駆動シャーシ
25 駆動モータ
27 支持部材
27a 位置決め支持部材
28 回動部材
29 相対駆動部
30 切換え部
31 第1リンク案内部材
32 第2リンク案内部材
33 欠損部
34 第1リンク
35 第2リンク
38 第1制御軸
39 第2制御軸
101 車載用表示装置
127 支持部材
127a 位置決め支持面

Claims (8)

  1. 筐体と、表示画面を有する表示本体と、前記表示本体を、前記表示画面が下向きの姿勢で前記筐体の内部に後退させた収納姿勢から、前記筐体の外へ前進させ回動させて前記表示画面を車室内に向ける表示姿勢に設定する切換え駆動機構と、が設けられた車載用表示装置において、
    前記切換え駆動機構が、前記表示本体を回動自在に支持するとともに前記表示本体と共に前後に移動する移動部材を有し、前記表示本体が、前記表示画面を有する表面部とは逆側に延び出る規制部を有し、
    前記移動部材上には、前記切換え駆動機構によって移動させられて、前記表示本体が収納姿勢のときに前記表示本体と共に後退して退避位置となり、前記表示本体が前進するときに前記表示本体と共に前進する支持部材が設けられており、
    前記表示本体が表示姿勢のときに、前記規制部が前記支持部材に当接することを特徴とする車載用表示装置。
  2. 退避位置にある前記支持部材は、収納姿勢の前記表示本体よりも後方に位置している請求項1記載の車載用表示装置。
  3. 前記切換え駆動機構によって、表示姿勢のときの前記表示本体の角度が変化させられるとともに、前記切換え駆動機構によって前記支持部材の前記移動部材に対する前後の位置が変えられて、前記表示本体の角度が変化したときに、前記規制部と前記支持部材とが当接する請求項1または2記載の車載用表示装置。
  4. 前記表示本体は、前記移動部材に回動自在に支持された回動基端と、前記回動基端と逆側の自由端部とを有しており、
    前記表示本体は、前記自由端部が後方へ移動する方向での傾き角度が複数段階に設定され、前記表示本体の前記傾き角度が大きくなるにしたがって前記支持部材が後方へ移動させられ、前記表示本体がどの傾き角度のときも前記規制部と前記支持部材とが当接する請求項3記載の車載用表示装置。
  5. 前記切換え駆動機構には、前記移動部材の移動力によって前記表示本体を傾けるリンク機構が設けられ、
    前記移動部材に回動部材が回動自在に支持されており、前記移動部材の前進力で前記回動部材が回動させられて、前記支持部材が後方へ移動する請求項4記載の車載用表示装置。
  6. 前記リンク機構は前記移動部材と前記表示本体との間に設けられ、前記リンク機構を、案内するリンク案内部材が設けられており、
    前記リンク案内部材は、前記移動部材の移動領域を横断し、前記リンク案内部材には、前記移動領域に欠損部が設けられている請求項5記載の車載用表示装置。
  7. 前記規制部と前記支持部材との当接部は、前記支持部材が後退していくにしたがって前記移動部材からの高さ寸法が低くなるように、前記支持部材の形状が決められている請求項1ないし6のいずれかに記載の車載用表示装置。
  8. 前記当接部は、前記支持部材の移動方向と平行な平面であり、この平面が異なる高さ位置に複段に形成されている請求項7記載の車載用表示装置。
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