JP6840019B2 - ポリエステルおよびその製造方法 - Google Patents

ポリエステルおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6840019B2
JP6840019B2 JP2017078806A JP2017078806A JP6840019B2 JP 6840019 B2 JP6840019 B2 JP 6840019B2 JP 2017078806 A JP2017078806 A JP 2017078806A JP 2017078806 A JP2017078806 A JP 2017078806A JP 6840019 B2 JP6840019 B2 JP 6840019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
polyester
acid
unit derived
isosorbide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017078806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018177942A (ja
Inventor
敬成 松野
敬成 松野
窪田 俊介
俊介 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP2017078806A priority Critical patent/JP6840019B2/ja
Publication of JP2018177942A publication Critical patent/JP2018177942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6840019B2 publication Critical patent/JP6840019B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

本発明はポリエステルおよびその製造方法に関する。
汎用ポリエステル樹脂であるポリエチレンテレフタレート(PET)は、低コストでありながら耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、透明性などに優れるとされている。骨格中にナフタレン環を有するポリエチレンナフタレート(PEN)はさらに耐熱性、耐薬品性、耐衝撃性などの特性が高い。しかし、PENであっても耐熱性が不足するような用途も存在し、そのような用途にはエンプラ、スーパーエンプラが用いられている。その一例として、医療容器が挙げられる。医療現場では加熱による滅菌が主流であるが、オートクレーブを用いた高温高圧水蒸気滅菌では134℃の温度に耐える必要がある。汎用ポリエステルの改質で耐熱性を高め、オートクレーブ滅菌にも耐えうるようなポリマーが得られれば高コストのエンプラ、スーパーエンプラに置き換わることが期待できる。
一方、ポリエチレンナフタレートの共重合成分としてイソソルビド成分を用いることが知られている(特許文献1、2)。しかしながら、これらの文献はイソソルビド成分を少量使用したものであり、高度な耐熱性については記載されていない。
特表2002−512268号公報 特開2012−126821号公報
本発明の目的は、汎用ポリエステルの耐熱性、すなわちガラス転移点を向上させた高耐熱ポリエステルおよびその製造方法を提供することである。
本発明者らは、剛直な骨格を有するジオールであるイソソルビドをPENに共重合することで耐熱性を向上させる、特に酸成分であるナフタレンジカルボン酸に対して35モル%以上含有させることで、高いガラス転移点を有するポリエステルを得られることを見出した。これまでにもイソソルビドを共重合したポリエステルの報告は存在しているが、PET共重合であるためガラス転移点が120℃未満であるか、20モル%を超えるような高い存在比で共重合させた報告例が存在していない。そのため、イソソルビド共重合PENによる耐熱ポリエステルには検討の余地があり、高い耐熱性を有するポリエステルを合成することが期待できる。
本発明によれば、発明の課題は下記発明により達成される。
1.ジカルボン酸成分由来の構成単位中、2,6−ナフタレンジカルボン酸由来の構成
単位を95〜100モル%を含み、ジオール成分由来の構成単位中、イソソルビド由来の構成単位を35〜100モル%含む、固有粘度が0.40〜0.75dl/gの範囲であり、且つ非架橋であるポリエステル。
2.ガラス転移点が150℃以上である、前項1に記載のポリエステル。
3.ジカルボン酸成分由来の構成単位中、2,6−ナフタレンジカルボン酸由来の構成単位を95〜100モル%、テレフタル酸および/またはイソフタル酸由来の構成単位を0〜5モル%含む項1または2に記載のポリエステル。
4.ジオール成分由来の構成単位中、イソソルビド由来の構成単位を35〜100モル%、炭素原子数2〜4のアルキレングリコール由来の構成単位を0〜65モル%含む項1〜3のいずれか1項に記載のポリエステル。
5.Tiを75ppm以上含有し、Pを50ppm以上含有する項1〜4のいずれか1項に記載のポリエステル。
6.2,6−ナフタレンジカルボン酸を95〜100モル%を含むジカルボン酸成分と、イソソルビドを35〜100モル%含むジオール成分とを、エステル化反応もしくはエステル交換反応させた後、触媒としてトリメリット酸チタンを用いて重縮合反応を行う項1記載のポリエステルの製造方法。
ガラス転移点150℃以上とオートクレーブ処理にも耐えうる高耐熱ポリエステルを得られる。また、そのガラス転移点はポリエステル中に含まれるイソソルビド含有量に対して線型に変化することが確認できたため、容易に所望の耐熱性を有するポリエステルの合成が可能となった。
イソソルビド共重合量とガラス転移点の相関を示した図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
<ポリエステル>
本発明におけるポリエステルとは、ジカルボン酸成分由来の構成単位中、ナフタレンジカルボン酸由来の成分を95〜100モル%を含み、ジオール成分由来の構成単位中、イソソルビド由来の成分を35〜100モル%含むポリエステルである。
ジカルボン酸成分由来の構成単位中、ナフタレンジカルボン酸を97〜100モル%を含むことが好ましく、実質的に100モル%含むことが好ましい。ナフタレンジカルボン酸としては、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸が挙げられ、2,6−ナフタレンジカルボン酸が好ましい。
他の酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸,ジフェニルケトンジカルボン酸,アンスラセンジカルボン酸などを挙げることができ、テレフタル酸、イソフタル酸が好ましい。他の酸成分は0〜5モル%を含み、0〜3モル%を含むことが好ましい。
ジオール成分由来の構成単位中、イソソルビドを43〜100モル%含むことが好ましい。他のジオール成分として炭素原子数2〜4のアルキレングリコールが好ましい。具体的なアルキレングリコールとしては、エチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコールを挙げられ、なかでもエチレングリコールが特に好ましい。他のジオール成分は0〜65モル%を含み、0〜57モル%を含むことが好ましい。
本発明のポリエステルのガラス転移点は150℃以上であることが好ましく、160℃以上であることがさらに好ましい。ガラス転移点が上記温度以上であれば、耐熱性の点で好ましい。なお、ガラス転移点の上限は限定されないが、320℃以下が好ましく、300℃以下がより好ましい。ガラス転移点が上記温度以下であれば、成形時の取り扱い性の点で好ましい。
本発明のポリエステルの固有粘度は、0.30〜0.75dl/gの範囲であることが好ましく、0.35〜0.70dl/gの範囲であることがより好ましく、0.40〜0.65dl/gの範囲であることがさらに好ましい。固有粘度が下限以上であれば強度に優れ、上限以下であれば流動性に優れる。
<ポリエステルの製造方法>
本発明のポリエステルの製造方法は、2,6−ナフタレンジカルボン酸を95〜100モル%を含むジカルボン酸成分と、イソソルビドを35〜100モル%含むジオール成分とを、エステル化反応もしくはエステル交換反応させた後、重縮合反応を行う方法が好ましく採用される。
エステル化反応もしくはエステル交換反応は、260〜280℃、1〜2時間の条件で反応させることが好ましい。この際反応触媒を用いることができ、酢酸マンガンが好ましく使用される。反応触媒の添加量は、酸成分に対して、15〜50mmol%の範囲が好ましい。
また、重縮合反応は、290〜300℃、1〜3時間の条件で反応させることが好ましい。この際反応触媒を用いることができ、アンチモン化合物やチタン化合物が好ましく、チタン化合物がより好ましく使用される。チタン化合物としてはトリメリット酸チタンが特に好ましく使用される。チタン化合物を使用すると反応性が高く、イソソルビドの含有割合や固有粘度を大きくすることが可能となり好ましい。反応触媒の添加量は、酸成分に対して、20〜120mmol%の範囲が好ましい。また、得られるポリエステル中のチタン(Ti)含有量は、55ppm 以上が好ましく、75ppm以上がより好ましい。また上限は特に制限されないが、240ppm以下が好ましい。
<用途、添加剤>
本発明のポリエステルは、耐熱性に優れることから加熱殺菌の必要な容器類に好適に用いることができる。また、本発明のポリエステルは、本発明の効果を損なわない範囲であれば、例えば滑剤,顔料,染料,酸化防止剤,光安定剤,遮光剤(例えばカーボンブラック,酸化チタン等)の如きそれ自体公知の添加剤を、必要に応じて含有させることもできる。
また、本発明のポリエステルには、リン化合物を熱安定性や色調改善の観点から添加することができる。このようなリン化合物としてはリン酸系、亜リン酸系、ホスホン酸系、ホスフィン酸系、ホスフィンオキサイド系、亜ホスホン酸系、亜ホスフィン酸系、ホスフィン系の1種または2種以上を用いることが好ましい。なかでもホスホノ酢酸トリエチル等のホスホン酸系化合物が好ましく使用される。ポリエステル中のリン(P)含有量は、35ppm以上が好ましく、50ppm以上がより好ましい。また上限は特に制限されないが、150ppm以下が好ましい。
以下実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、実施例中「部」とは「重量部」を意味する。評価方法は以下のとおりである。
1.ポリマー組成比(NMR)
日本電子製ECA−500のプロトンNMRにて各繰り返し単位を測定し、ポリマー組成比(モル比)を算出した。
2.ガラス転移点(Tg)
ポリエステル10mgを用いてPerkinElmer製のDSCを使用して、JIS K7121に準拠して窒素雰囲気下(窒素流量:50ml/min)、昇温速度:10℃/minの条件下で測定した。
3.固有粘度
ポリエステルを重量比が6:4のフェノール:トリクロロエタン混合溶媒に試料を溶解して、35℃の温度にて、オストワルド粘度計を用いて測定した。単位は[dl/g]で示す。
4.ポリエステル中のチタン元素およびリン元素の含有量
蛍光X線元素分析装置(理学製、Rataflex RU200)により測定した。
[実施例1]
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル97.7g(0.40mol)、エチレングリコール20.9g(0.40mol)、およびイソソルビド58.5g(0.40mol)を酢酸マンガン29mg(30mmol%)存在下で、300mLのフラスコ中で撹拌し、生成するメタノールを系外に留出させながらエステル交換反応を行った。反応温度は270℃で1.5時間反応させた。ついで、ホスホノ酢酸トリエチル(TEPA)34.9mg(39mmol%)と三酸化二アンチモン23mg(20mmol%)を加え、反応温度295℃で徐々に減圧し、最終的に77Pa(0.58mmHg)の減圧下で重縮合反応を行い、式(1)のポリマー(ポリマー1)を得た。反応は所定のトルクに到達したところで終了とした。得られた生成物は粘度の高い暗褐色の透明ポリマーであった。ガラス転移点は151℃、固有粘度は0.474dl/gであった。HNMR分析よりポリマーのジオール成分中のイソソルビド量は35モル%であった。
Figure 0006840019
[実施例2]
IVが十分に高いイソソルビド共重合PENを得るため、仕込み組成、触媒を変更した。エチレングリコールを16.7g(0.32mol)とした以外は実施例1と同様にエステル交換反応を実施した。反応完了後、TEPA、三酸化二アンチモンの他にトリメリット酸チタン4.5mg(0.3mol%)を加えて重合反応を行った。得られた生成物は粘度の高い暗褐色の透明ポリマーであった。ガラス転移点は151℃、固有粘度は0.473dl/gであった。これは実施例1とほぼ同様のポリマーであり、IVの向上は確認できなかった。
[実施例3]
実施例2と同様の目的で、IVが十分に高いイソソルビド共重合PENを得るため、触媒量を増加させた。酢酸マンガン48mg(50mmol%)、三酸化二アンチモン57.5mg(50mmol%)、トリメリット酸チタンは添加しない、とした以外は実施例2と同様にして反応を行った。得られた生成物は粘度の高い暗褐色の透明ポリマーであった。ガラス転移点は156℃、固有粘度は0.397dl/gであり、IVの向上は確認できなかった。イソソルビドの反応性が低く、Sb触媒では量を増加させても十分に反応が進行しないと考えられる。
[実施例4〜7]
実施例2とグリコール成分の質量を変化させずに、イソソルビド量を0.40〜0.52molの範囲で変化させ、触媒をトリメリット酸チタン60mg(40mmol%)に代えて、実施例2と同様の反応を行って暗褐色のポリマーを得た。組成と物性値を表1にまとめた。また、Ti含有量は78ppm、P含有量は51ppmであった 。
ガラス転移点はポリエチレンナフタレートの119℃から最大で177℃まで上昇した。HNMR分析から、イソソルビドの共重合量が増加すると、ガラス転移点は線形に上昇することが分かった(図1)。また、イソソルビドの増粘効果により、固有粘度は低下する傾向にあった。
[実施例8]
実施例2とグリコール成分の質量を変化させずに、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル73.3g(0.3mol)、およびイソソルビド87.7g(0.6mol)をトリメリット酸チタン120mg(80mmol%)存在下で、実施例4−7と同様に300mLのフラスコ中で撹拌し、生成するメタノールを系外に留出させながらエステル交換反応を行った。反応温度は270℃で2時間反応させ。ついで、反応温度を295℃とし、徐々に減圧し、最終的に77Pa(0.58mmHg)の減圧下で重縮合反応を行い、式(1)のポリマー(ポリマー1)を得た。反応は所定のトルクに到達したところで終了とした。ガラス転移点は205℃、固有粘度は0.437であった。また、Ti含有量は156ppm、P含有量は102ppmであった 。
Figure 0006840019
[比較例1〜7]
イソソルビド量を0〜0.40molの範囲で変化させ、触媒を酢酸マンガン、三酸化二アンチモンとして、実施例1と同様の反応を行って暗褐色のポリマーを得た。組成と物性値を表2にまとめた。この触媒条件ではイソソルビド/エチレングリコールのモル比が1.0より大きい場合は、十分に反応が進行しなかった。
Figure 0006840019
上記の結果より、ポリエチレンナフタレートにイソソルビドを共重合したポリエステル樹脂は、ポリエチレンナフタレートと比べて著しく耐熱性が向上することが分かる。したがって、ポリエチレンナフタレートがもつ耐薬品性やガスバリア性などの特性を残しつつ、耐熱性を向上させたポリエステルが作製できると期待できる。また、イソソルビドの共重合量に対してガラス転移点は線型に増加することが判明した。したがって、イソソルビドとエチレングリコールの量と比を調節することで、119℃から205℃の間で所望のガラス転移点を有するポリマーを合成できる可能性が示された。その際用いる重合触媒は、三酸化二アンチモンよりトリメリット酸チタンなどチタン系触媒である方が反応性が高く、より好適であることが判明した。さらに、イソソルビドはバイオマス原料であるため、本発明は化石燃料に依存しないバイオポリマーとして、持続可能な社会の実現に貢献する。
本発明のポリエステルは、オートクレーブ処理にも耐えうる高耐熱ポリエステルであり、加熱砂金が必要な医療用容器、医療器具、食器等の用途に好適に使用される。

Claims (6)

  1. ジカルボン酸成分由来の構成単位中、2,6−ナフタレンジカルボン酸由来の構成単位を95〜100モル%を含み、ジオール成分由来の構成単位中、イソソルビド由来の構成単位を35〜100モル%含む、固有粘度が0.40〜0.75dl/gの範囲であり、且つ非架橋であるポリエステル。
  2. ガラス転移点が150℃以上である、請求項1に記載のポリエステル。
  3. ジカルボン酸成分由来の構成単位中、2,6−ナフタレンジカルボン酸由来の構成単位を95〜100モル%、テレフタル酸および/またはイソフタル酸由来の構成単位を0〜5モル%含む請求項1または2に記載のポリエステル。
  4. ジオール成分由来の構成単位中、イソソルビド由来の構成単位を35〜100モル%、炭素原子数2〜4のアルキレングリコール由来の構成単位を0〜65モル%含む請求項1〜3のいずれか1項に記載のポリエステル。
  5. Tiを55ppm以上含有し、Pを35ppm以上含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のポリエステル。
  6. 2,6−ナフタレンジカルボン酸を95〜100モル%を含む酸成分と、イソソルビドを35〜100モル%含むジオール成分とを、エステル化反応もしくはエステル交換反応させた後、触媒としてトリメリット酸チタンを用いて重縮合反応を行う請求項1記載のポリエステルの製造方法。
JP2017078806A 2017-04-12 2017-04-12 ポリエステルおよびその製造方法 Active JP6840019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017078806A JP6840019B2 (ja) 2017-04-12 2017-04-12 ポリエステルおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017078806A JP6840019B2 (ja) 2017-04-12 2017-04-12 ポリエステルおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018177942A JP2018177942A (ja) 2018-11-15
JP6840019B2 true JP6840019B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=64281178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017078806A Active JP6840019B2 (ja) 2017-04-12 2017-04-12 ポリエステルおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6840019B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102242647B1 (ko) * 2019-10-11 2021-04-20 성균관대학교산학협력단 고리형 지방족 단위를 포함한 폴리에스터 중합체, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 낮은 수분 흡수율과 낮은 복굴절 특성을 지닌 광학 필름
CN116199871A (zh) * 2023-02-24 2023-06-02 四川轻化工大学 全生物基聚酯及其制备方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013112770A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Toyobo Co Ltd ポリエステル樹脂組成物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018177942A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI502020B (zh) 聚酯樹脂及其製備方法
CN101864068B (zh) 一种聚对苯二甲酸丁二醇/己二酸丁二醇共聚酯的制备方法
JP5370994B2 (ja) 可溶性共重合ポリエステル樹脂
CN112126046B (zh) 一种二氧化碳基共聚酯及其制备方法和应用
KR101492129B1 (ko) 공중합 폴리에스테르 조성물 및 열접착성 바인더용 단섬유 및 그 제조방법
CN111511798A (zh) 聚酯树脂以及聚酯树脂的制备方法
US10889684B2 (en) Polyester resin
JP6840019B2 (ja) ポリエステルおよびその製造方法
KR101276100B1 (ko) 바이오매스 원료로부터 만들어지는 생분해성 코폴리에스테르 수지
CN114805779B (zh) 由芳香族聚酯合成芳香族-脂肪族共聚酯的方法及其产品
WO2014204296A1 (en) Semi-crystalline polyester
KR20190121003A (ko) 무수당 알코올 유도체를 포함하는 친환경 열가소성 폴리에테르 에스테르 엘라스토머 및 이의 제조 방법
KR20190064304A (ko) 내열성이 향상된 폴리에스테르 수지
JP5114993B2 (ja) ポリエステル樹脂
WO2016064241A1 (ko) 결정화 속도가 향상된 폴리사이클로헥실렌디메틸렌테레프탈레이트 수지 및 이의 제조방법
TWI506055B (zh) Preparation of modified copolyester
JP5643072B2 (ja) 液晶ポリエステル
JP4048955B2 (ja) ポリエステル及びその製造法
KR101807001B1 (ko) 열접착성 공중합 폴리에스테르 수지 및 이를 함유하는 바인더 섬유
CN111116883B (zh) 一种生物可降解共聚酯及其制备方法
CN103588962A (zh) 经改质的聚酯组成物
JP7369178B2 (ja) ポリエステル樹脂およびその製造方法
JP6357795B2 (ja) ポリエステル樹脂及びその製造方法
CN114057998A (zh) 一种2,5-呋喃二甲酸共聚酯及其制备方法
KR102589193B1 (ko) 무수당 알코올과 무수당 알코올계 폴리카보네이트 디올을 포함하는 생분해성 공중합 폴리에스테르 수지 및 이의 제조 방법, 및 이를 포함하는 성형품

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6840019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150