JP6837261B2 - ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
スピンドルを含み前記スピンドルの回転運動を直線運動に変換して推力を発生する回転直動変換機構と、前記回転直動変換機構の前記推力を受けてブレーキパッドに前記推力を伝達するピストンと、前記回転直動変換機構及び前記ピストンを支持するキャリパ本体と、を備え、
前記キャリパ本体は、前記ピストンとの間でブレーキパッド及びディスクロータを挟み込んでブレーキ力を発生させるキャリパ爪部と、前記キャリパ爪部を片持ち梁状に支持する跨ぎ部と、を有し、
前記ピストンは、前記スピンドルの回転軸線に直交してディスクロータと平行に広がる平面部を有して、当該平面部を底部の外側面とする有底筒状に構成されると共に、当該平面部がブレーキパッドに対して前記推力を伝達する推力伝達部を構成し、
前記推力伝達部と前記スピンドルとの間の推力伝達経路に、前記回転軸線に直交する平面に対して傾斜した平面で構成される斜面を形成する斜面形成部と、前記斜面形成部を押圧して前記ピストンに前記推力を伝達する推力伝達部材と、が設けられ、
前記斜面形成部の前記斜面は、前記推力を印加していない状態において、当該斜面が前記推力の印加時に当接する当接部との間に、
前記推力伝達部材は、前記斜面形成部に当接して前記斜面形成部を押圧する押圧部が前記回転軸線に対して垂直に構成され、
前記斜面形成部の前記斜面は、前記推力を印加していない状態において、当該斜面が前記推力の印加時に当接する当接部との間に、前記キャリパ爪部の先端側から基端側に向かって大きくなる隙間を構成する。
また、本発明のブレーキ装置は、
スピンドルを含み前記スピンドルの回転運動を直線運動に変換して推力を発生する回転直動変換機構と、前記回転直動変換機構の前記推力を受けてブレーキパッドに前記推力を伝達するピストンと、前記回転直動変換機構及び前記ピストンを支持するキャリパ本体と、を備え、
前記キャリパ本体は、前記ピストンとの間でブレーキパッド及びディスクロータを挟み込んでブレーキ力を発生させるキャリパ爪部と、前記キャリパ爪部を片持ち梁状に支持する跨ぎ部と、を有し、
前記ピストンがブレーキパッドに対して推力を伝達する前記ピストン上の推力伝達部と前記スピンドルとの間の推力伝達経路に、推力を伝達する推力伝達部材を備え、
前記スピンドルは、一端部が前記キャリパ本体に形成された孔部から前記キャリパ本体の外部に突出し、他端部側に前記推力伝達部材がねじ嵌合されるねじ部を有し、
前記スピンドルに、推力が発生していない初期状態において、前記スピンドルの中間部が前記跨ぎ部側に向かって凸となる曲げ変形を与える。
本実施例のブレーキ装置の基本構成について、図4〜6を用いて説明する。図4は、本発明の第一実施例に係るディスクブレーキ装置1の断面図である。なお、キャリパ本体8は、単純化した構造で示している。図5は、本発明の第一実施例に係るディスクブレーキ装置1の回転直動変換機構部11の斜視図である。なお、回転直動機構部11の内部構造を説明するため、ナットローラ34は非表示としている。図6は、本発明の第一実施例に係るディスクブレーキ装置1のピストン18の斜視図である。
本実施例のブレーキ装置の基本構成について、図9〜11を用いて説明する。図9は、本発明の第二実施例に係るディスクブレーキ装置の断面図である。図10は、本発明の第二実施例に係るディスクブレーキ装置のプレートスラスト部品の斜視図である。図11は、本発明の第二実施例に係るディスクブレーキ装置のピストン内面の斜視図である。本実施例の構成は、基本的に実施例1と同じであり、実施例1と異なる箇所のみを説明する。
本実施例のブレーキ装置の基本構成について、図12を用いて説明する。図12は、本発明の第三実施例に係るディスクブレーキ装置の断面図である。本実施例の構成は、基本的に実施例1と同じであり、実施例1と異なる箇所のみを説明する。
図12に示す通り、シリンダ部6のボア部9の底面6bには孔部10が設けられている。実施例1での孔部10の中心軸は、回転直動機構11の回転軸線50と一致する位置関係であった。一方、本実施例では、孔部10の中心軸52は、回転軸線50に対して傾いており、孔部中心軸52の一端側(孔部10の外部開口側)に対して他端側(ボア部9内への開口側)が根元側へ向かう形状となっている。すなわち中心軸52は、一端側が他端側よりもキャリパ爪部4の先端部に近い位置あり、他端側が一端側よりも根元側に近い位置にある。これは、孔部10は、スピンドル75の回転軸線50に対して、キャリパ本体8(シリンダ部6)の外側に開口する外側開口部がキャリパ本体8の内側に開口する内側開口部よりもキャリパ爪部4の開放側(先端側)で、且つ回転軸線50から離れた位置に設けらることを意味する。
本実施例のブレーキ装置の基本構成について、図13を用いて説明する。図13は、本発明の第四実施例に係るディスクブレーキ装置の断面図である。図13では、本実施例のディスクブレーキ装置1の回転直動変換機構11およびピストン18の断面を示す。本実施例の構成は、後述する構成以外は実施例1と同じである。
Claims (9)
- スピンドルを含み前記スピンドルの回転運動を直線運動に変換して推力を発生する回転直動変換機構と、前記回転直動変換機構の前記推力を受けてブレーキパッドに前記推力を伝達するピストンと、前記回転直動変換機構及び前記ピストンを支持するキャリパ本体と、を備え、
前記キャリパ本体は、前記ピストンとの間でブレーキパッド及びディスクロータを挟み込んでブレーキ力を発生させるキャリパ爪部と、前記キャリパ爪部を片持ち梁状に支持する跨ぎ部と、を有し、
前記ピストンは、前記スピンドルの回転軸線に直交してディスクロータと平行に広がる平面部を有して、当該平面部を底部の外側面とする有底筒状に構成されると共に、当該平面部がブレーキパッドに対して前記推力を伝達する推力伝達部を構成し、
前記推力伝達部と前記スピンドルとの間の推力伝達経路に、前記回転軸線に直交する平面に対して傾斜した平面で構成される斜面を形成する斜面形成部と、前記斜面形成部を押圧して前記ピストンに前記推力を伝達する推力伝達部材と、が設けられ、
前記推力伝達部材は、前記斜面形成部に当接して前記斜面形成部を押圧する押圧部が前記回転軸線に対して垂直に構成され、
前記斜面形成部の前記斜面は、前記推力を印加していない状態において、当該斜面が前記推力の印加時に当接する当接部との間に、前記キャリパ爪部の先端側から基端側に向かって大きくなる隙間を構成するブレーキ装置。 - 請求項1に記載のブレーキ装置において、
前記ピストンの前記底部を構成する、当該ピストンの前記平面部とは反対側の内側面が、前記斜面形成部の前記斜面を構成し、
前記ピストンの前記底部の厚さは、前記キャリパ爪部の基端側から先端側の方向に向うに従って厚くなるように構成されたブレーキ装置。 - 請求項1に記載のブレーキ装置において、
前記ピストンは、前記底部を構成する、当該ピストンの前記平面部とは反対側の内側面が前記外側面と平行に構成され、
前記回転直動変換機構は、前記内側面に当接するプレートスラストを有し、
前記プレートスラストは、前記斜面形成部の前記斜面が構成されることにより、プレート厚さが前記キャリパ爪部の先端側に向かって厚くなるように構成されたブレーキ装置。 - 請求項1に記載のブレーキ装置において、
前記ピストンは、当該ピストンの前記平面部の外周部に凹部が設けられており、
前記凹部は、ブレーキパッドの突起部に係合し、前記ピストンの回転方向の回り止めおよび位置決めを行うブレーキ装置。 - 請求項3に記載のブレーキ装置において、
前記ピストンは、有底筒状の内周面に形成された凹部を有し、
前記プレートスラストは、外周部に径方向外側に向かって設けられた突起部を有し、
前記突起部は、前記凹部に係合し、前記プレートスラストの回転方向の回り止めおよび位置決めを行うブレーキ装置。 - 請求項2に記載のブレーキ装置において、
前記斜面形成部の前記斜面は、前記回転軸線に直交する平面に対する傾斜角度が、最大推力印加時の前記キャリパ爪部の撓み角度以下であるブレーキ装置。 - 請求項3に記載のブレーキ装置において、
前記プレートスラストは、前記回転軸線に沿う方向の両端面のなす角度が、最大推力印加時の前記キャリパ爪部の撓み角度以下であるブレーキ装置。 - スピンドルを含み前記スピンドルの回転運動を直線運動に変換して推力を発生する回転直動変換機構と、前記回転直動変換機構の前記推力を受けてブレーキパッドに前記推力を伝達するピストンと、前記回転直動変換機構及び前記ピストンを支持するキャリパ本体と、を備え、
前記キャリパ本体は、前記ピストンとの間でブレーキパッド及びディスクロータを挟み込んでブレーキ力を発生させるキャリパ爪部と、前記キャリパ爪部を片持ち梁状に支持する跨ぎ部と、を有し、
前記ピストンがブレーキパッドに対して推力を伝達する前記ピストン上の推力伝達部と前記スピンドルとの間の推力伝達経路に、推力を伝達する推力伝達部材を備え、
前記スピンドルは、一端部が前記キャリパ本体に形成された孔部から前記キャリパ本体の外部に突出し、他端部側に前記推力伝達部材がねじ嵌合されるねじ部を有し、
前記スピンドルに、推力が発生していない初期状態において、前記スピンドルの中間部が前記跨ぎ部側に向かって凸となる曲げ変形を与えているブレーキ装置。 - 請求項8に記載のブレーキ装置において、
前記キャリパ本体に形成された前記孔部は、前記スピンドルの回転軸線に対して、前記キャリパ本体の外側に開口する外側開口部が前記キャリパ本体の内側に開口する内側開口部よりも前記キャリパ爪部の先端側で、且つ前記回転軸線から離れた位置に設けられているブレーキ装置。
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