JP6836862B2 - 警報システム - Google Patents
警報システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6836862B2 JP6836862B2 JP2016161121A JP2016161121A JP6836862B2 JP 6836862 B2 JP6836862 B2 JP 6836862B2 JP 2016161121 A JP2016161121 A JP 2016161121A JP 2016161121 A JP2016161121 A JP 2016161121A JP 6836862 B2 JP6836862 B2 JP 6836862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- transfer
- fire
- interlocking
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
本発明は、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、グループ毎に異なるチャンネル周波数を設定してグループ内の警報器間で同一チャネル周波数により信号を無線で送受信し、各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させる警報システムであって、
一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に、他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信し、他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に、一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信すると共に、グループ間移報を行った旨を報知するグループ間移報装置を備え、
グループ間移報装置は、
一方のグループのチャンネル周波数が設定された第1移報アダプタと、
他方のグループのチャンネル周波数が設定された第2移報アダプタと、
を備え、
第1移報アダプタにより一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に第2移報アダプタに火災移報信号を出力して、第2移報アダプタから他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信し、
第2移報アダプタにより他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に第1移報アダプタに火災移報信号を出力して、第1移報アダプタから一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信し、
第1移報アダプタ及び第2移報アダプタによるグループ間移報を行った旨の報知は、自己に設定されたチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に、所定の火災移報警報を出力することを特徴とする。
本発明は、警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、グループ毎に異なるチャンネル周波数を設定してグループ内の警報器間で同一チャンネル周波数により信号を無線で送受信し、各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させる警報システムに於いて、隣接するグループ間にグループ間移報装置が設けられ、グループ間移報装置は、一方のグループの第1チャンネル周波数が設定された第1移報アダプタと、他方のグループの第2チャンネル周波数が設定された第2移報アダプタが組み込まれ、第1移報アダプタにより自己のグループの警報器から第1チャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に第2移報アダプタに火災移報信号を出力して、第2移報アダプタから第2チャンネル周波数の火災連動信号を自己のグループ内の警報器に送信して連動先火災警報を出力させ、第2移報アダプタにより自己のグループの警報器から第2チャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に第1移報アダプタに火災移報信号を出力して、第1移報アダプタから第1チャンネル周波数の火災連動信号を自己のグループ内の警報器に送信して連動先火災警報を出力させるようにしたため、警報器との無線通信機能と移報信号の入出力機能を備えた2台のアダプタを組み込んでグループ間移報装置を構成し、このグループ間移報装置をグループ境界等の隣接したグループからの火災連動信号を受信可能な場所に設置することで、あるグループの警報器が火災を検出した場合のグループ内での火災連動警報に加え、グループ間移報装置による火災連動信号の移報により他のグルーブの警報器の全てから火災連動警報を出力させることができる。
また、第1移報アダプタは、他のグループ間移報装置から第1チャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に第2移報アダプタに火災移報信号を出力して第2移報アダプタから第2チャンネル周波数の火災連動信号を自己のグループ内の警報器に送信して連動先火災警報を出力させ、第2アダプタは、他のグループ間移報装置とは異なる他のグループ間移報装置から第2チャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に第1移報アダプタに火災移報信号を出力して第1移報アダプタから第1チャンネル周波数の火災連動信号を自己のグループ内の警報器に送信して連動先火災警報を出力させるようにしたため、例えば、第1移報アダプタの属する1番目のグループの警報器が火災を検出した場合には、火災を検出した警報器からの火災連動信号は、グループ間移報装置を経由して隣接した2番目のグループの警報器に送られ、続いて、2番目のグループと次の3番目のグループの間に設けられた別のグループ間移報装置から3番目のグループの警報器に順次送られるが、グループ間に配置された複数のグループ間移報装置の間で無線通信が可能な場合には、複数のグループ間移報装置の間を火災連動信号が順次送られることで、全グループの警報器で火災警報を出力させることができる。
また、グループ間移報装置に設けられた第1移報アダプタと第2移報アダプタは、移報出力端子と移報入力端子を備え、第1移報アダプタの移報出力端子を第2アダプタの移報入力端子に内部配線により接続し、第2移報アダプタの移報出力端子を第1アダプタの移報入力端子に内部配線により接続するようにしたため、第1移報アダプタ及び第2移報アダプタとして、警報器との無線通信機能及び移報入出力機能を備えた既存の移報アダプタ2台を、グループ間移報装置に組込み、それぞれの入出力端子間を内部配線で接続するという簡単な作業により、グループ間移報装置を作ることができ、装置コストを大幅に低減可能とする。
また、グループ間移報装置に設けられた第1移報アダプタ及び第2移報アダプタは、自己のグループ内の警報器から火災連動信号を受信した場合に、所定の火災移報警報を出力させるようにしたため、警戒エリアに設置しているグループ間移報装置でも火災移報警報の出力から火災発生を確認可能とする。
また、警報器は、火災を検出して連動元を示す火災警報を出力中に警報停止操作を検出した場合、火災警報を停止すると共に警報停止連動信号をグループ内の他の警報器に送信して連動先の火災警報を停止させ、連動先の警報器は、警報停止操作を検出した場合に、連動先を示す火災警報を停止すると共に警報停止連動信号をグループ内の他の連動先の警報器に送信して連動先の火災警報を停止させ、グループ間移報装置に設けられた第1移報アダプタ及び第2移報アダプタは、自己のグループ内の警報器から警報停止連動信号を受信した場合に、火災移報警報を停止させ、警報停止連動信号については移報を行わないようにしたため、火災警報を停止させる連動制御は、同じグループ内で行われ、他のグループに移報して警報停止させないことで、不要な混乱を回避可能とする。
また、警報器は、通信障害、故障、又は電池電圧の低下を検出した場合に、障害元を示す障害警報を出力すると共に障害連動信号をグループ内の他の警報器に送信して連動先を示す障害警報を出力させ、グループ間移報装置に設けられた第1移報アダプタ及び第2移報アダプタは、自己のグループ内の警報器から障害連動信号を受信した場合に、連動先を示す障害警報を出力させ、障害連動信号については移報を行わないようにしたため、障害警報は同じグループ内に留まり、他のグループから障害警報を出力させないことで、不要な混乱を回避可能とする。
また、警報器の通信可能範囲を超えて離れた複数の監視エリアに配置された複数のグループに、同一のチャンネル周波数を設定するようにしたため、混信のおそれがない場合には、同じチャンネル周波数を複数グループに繰り返し設定できることで、連動するグループの数が増えても、設定するチャンネル周波数の数を低減可能とする。
図1は階層構造の建物に配置した警報システムの実施形態を示した説明図である。
図1に示すように、本実施形態の警報システムは、例えば民泊施設等の4階建ての建物11に設置されており、警戒エリアは1F〜4Fの階別の警戒エリアであり、階別の警戒エリアの各々に、警報器として機能する例えば5台の無線連動型の連動型警報器10が設置されている。
図2は連動型警報器の機能構成を示したブロック図である。図2に示すように、連動型警報器10は、連動型警報器制御部18、アンテナ22を備えた通信部20、センサ部24、動作表示灯26、スピーカ28及び警報停止スイッチ30で構成され、図示しない電池電源で動作する。
図3はグループ間移報装置の機能構成を示したブロック図であり、図1の1FのグループG1と2FのグループG2の間に設置されたグループ間移報装置12−12を例にとっているが、他のグループ間移報装置12−23,12−34も同様となる。
図4はグループ間移報装置に組込まれた移報アダプタ装置の制御動作を示したフローチャートであり、図3のグループ間移報装置12−12に組み込まれた第1移報アダプタ14の制御を例にとって説明すると次のようになる。
図5は階層構造の建物に配置した警報システムの他の実施形態を示した説明図である。図5に示すように、本実施形態の警報システムは、6階建ての建物11を対象に、1F〜6Fの階別にグループ分けして複数の連動型警報器10を配置すると共に、各グループの境界となる階段の踊り場等に、グループ間移報装置12−12,12−23,12−34,12−45,12−56を配置している。
上記の実施形態は、移報アダプタによる連動信号と連動型警報器による連動信号について区別していないが、移動アダプタによる連動信号と連動型警報器による連動信号を区別できるようにしても良い。区別の方法について、連動信号に含まれる機器種別や機器固有の識別情報を用いて区別しても良いし、連動型警報器と移報アダプタを同一グループに設定する際に、グループ内のアドレスとして移報アダプタに固定のグループ内アドレスを使用させるようにしても良い。
11:建物
12−12〜12−56:グループ間移報装置
14:第1移報アダプタ
16:第2移報アダプタ
18:連動型警報器制御部
20,34:通信部
24:センサ部
26,42:動作表示灯
28,44:スピーカ
30:警報停止スイッチ
32:アダプタ制御部
38:移報出力部
38a:移報出力端子
40:移報入力部
40a:移報入力端子
46:テストスイッチ
48,50:内部配線
Claims (1)
- 複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、前記グループ毎に異なるチャンネル周波数を設定してグループ内の警報器間で同一チャネル周波数により信号を無線で送受信し、前記各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させる警報システムであって、
一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に、他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信し、前記他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に、前記一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信すると共に、グループ間移報を行った旨を報知するグループ間移報装置を備え、
前記グループ間移報装置は、
前記一方のグループのチャンネル周波数が設定された第1移報アダプタと、
前記他方のグループのチャンネル周波数が設定された第2移報アダプタと、
を備え、
前記第1移報アダプタにより前記一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に前記第2移報アダプタに火災移報信号を出力して、前記第2移報アダプタから前記他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信し、
前記第2移報アダプタにより前記他方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を受信した場合に前記第1移報アダプタに火災移報信号を出力して、前記第1移報アダプタから前記一方のグループのチャンネル周波数の火災連動信号を送信し、
前記第1移報アダプタ及び前記第2移報アダプタによる前記グループ間移報を行った旨の報知は、自己に設定されたチャンネル周波数の前記火災連動信号を受信した場合に、所定の火災移報警報を出力することを特徴とする警報システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016161121A JP6836862B2 (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | 警報システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016161121A JP6836862B2 (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | 警報システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021018214A Division JP7065219B2 (ja) | 2021-02-08 | 2021-02-08 | 警報システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018028841A JP2018028841A (ja) | 2018-02-22 |
JP6836862B2 true JP6836862B2 (ja) | 2021-03-03 |
Family
ID=61248481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016161121A Active JP6836862B2 (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | 警報システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6836862B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7299963B2 (ja) * | 2018-02-27 | 2023-06-28 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
JP6995663B2 (ja) * | 2018-02-27 | 2022-01-14 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115228A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-08 | Fuji Tec Kk | 無線中継器 |
JPH057173A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | 無線中継送受信装置 |
JP2000031877A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-28 | Sharp Corp | 移動通信方式 |
KR100664513B1 (ko) * | 2004-06-17 | 2007-01-03 | 주식회사 케이티프리텔 | 휴대 인터넷 중계 방법 및 장치 |
JP4597819B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2010-12-15 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信システムおよび無線通信方法 |
JP5164704B2 (ja) * | 2008-07-17 | 2013-03-21 | 株式会社日立国際電気 | 中継局装置及び中継局における一斉通信後追い通知方法 |
JP4710967B2 (ja) * | 2008-12-15 | 2011-06-29 | パナソニック電工株式会社 | 無線中継装置 |
JP5249160B2 (ja) * | 2009-06-01 | 2013-07-31 | ホーチキ株式会社 | 警報システム、警報器及び中継器 |
JP5249161B2 (ja) * | 2009-09-10 | 2013-07-31 | ホーチキ株式会社 | 警報器および警報システム |
JP4525853B2 (ja) * | 2009-11-02 | 2010-08-18 | パナソニック電工株式会社 | 火災警報システム |
JP6181967B2 (ja) * | 2013-05-15 | 2017-08-16 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
JP6430771B2 (ja) * | 2014-10-06 | 2018-11-28 | ホーチキ株式会社 | 警報システム |
-
2016
- 2016-08-19 JP JP2016161121A patent/JP6836862B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018028841A (ja) | 2018-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5249161B2 (ja) | 警報器および警報システム | |
JP6890494B2 (ja) | 警報システム | |
JP6836862B2 (ja) | 警報システム | |
JP7010613B2 (ja) | 警報システム | |
JP6820172B2 (ja) | 警報システム | |
JP7065219B2 (ja) | 警報システム | |
JP6430771B2 (ja) | 警報システム | |
JP7277638B2 (ja) | 警報システム | |
JP7303344B2 (ja) | 警報システム | |
JP7340635B2 (ja) | 警報システム | |
JP6752094B2 (ja) | 警報システムのグループ間移報装置 | |
JP2021168126A (ja) | 警報システムのグループ間移報装置 | |
JP6964729B2 (ja) | 警報システムのグループ間移報装置 | |
JP7044490B2 (ja) | 警報システム | |
JP7382356B2 (ja) | 警報システム | |
JP7113330B2 (ja) | 集合施設用インターホンシステム、火災情報伝達方法、及び火災情報伝達プログラム | |
JP7075522B2 (ja) | 警報システム | |
JP6995663B2 (ja) | 警報システム | |
JP7299963B2 (ja) | 警報システム | |
KR100979173B1 (ko) | 광중계 알-형 및 지알-형 수신기 시스템 | |
JP2020144933A (ja) | 火災報知システム | |
JP6942019B2 (ja) | 警報システム | |
JP7297496B2 (ja) | 警報システム | |
JP5443635B2 (ja) | 警報システム | |
JP2018049519A (ja) | 警報システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190516 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200318 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6836862 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |