JP6836344B2 - カルボナーラソース及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は卵黄の加熱凝固が抑制され、卵黄に由来する特有の滑らかな粘度と卵黄の自然な風味を有する、冷凍カルボナーラソース及びその製造方法に関する。
カルボナーラソースとは、卵黄又は全卵、チーズ及びクリーム類、更に必要に応じて添加される調味料等を含む原料混合物を加熱処理してクリーム状に調製されたソースである。卵黄は加熱凝固性を有しているため、原料混合物をゆっくりと加熱して卵黄がダマ状にならずに適度な粘度になる段階で加熱を停止することで、卵黄に由来する特有の滑らかな粘度を有するカルボナーラソースを得ることができる。しかしながら、工業的には75〜100℃での加熱殺菌工程を備える必要があり、このような条件下では卵黄が凝固してダマになり、ボソボソとした食感が生じる。それ故、卵黄の加熱凝固を防止又は抑制する必要がある。
特許文献1では、卵白、乳清及び増粘多糖類を含有し、卵白及び乳清の蛋白質がそれぞれ一部凝集して重合体を形成しており、比重0.3〜0.7、20℃での粘度が10〜90Pa・sである気泡入り加工食品と卵黄とを混合撹拌し、75〜100℃で0.5〜30分間加熱するカルボナーラソースの製造方法が開示されている。特許文献2では、澱粉を含まず、卵黄及びチーズを含有する水分散液を加熱した後均質化し、この均質化液に澱粉を混合して加熱する工程を含むカルボナーラソースの製造方法が開示されている。特許文献3、特許文献4では、チーズと特定の乳化剤とを水系媒体中で均質化処理した後、この均質化物に卵黄を混合することを特徴としたカルボナーラ用レトルトソースの製造方法が開示されている。これらは何れもレトルト処理に対応したカルボナーラソースの製造方法であり、卵黄の風味を有している点で評価できるものの、卵黄に由来する特有の滑らかな粘度及び/又はダマ感の解消において必ずしも満足できるものではなく、また、製造工程が煩雑であるため簡便性に欠けるという問題があった。
特許文献5では、卵黄と糖アルコールが配合されているカルボナーラ用レトルトソースが開示されている。製造方法は簡便であるが、卵黄の加熱凝固に由来するザラついたダマ感を十分に抑制するものではなかった。
特許文献6の実施例2では、リン酸三ナトリウムでpH調整した卵黄液をトリプシン処理した後、食塩及び牛乳を混合して加熱凝固させ、加熱凝固物に生クリーム及び粉チーズを加えて高速ミキサーで均質化した均質化物を使用したカルボナーラソースが開示されている。特許文献7及び特許文献8では、耐熱性(耐熱凝固性)に優れたアルカリプロテアーゼで処理した酵素処理卵黄が開示されている。特許文献9では、卵黄、澱粉及び水を加えた懸濁液を加熱凝固させた後に微粉化して得た加熱処理しても熱凝固しない卵黄含有食品原料が開示されている。これらは、卵黄の加熱凝固を防いでダマ感を解消するには十分な効果があるが、卵黄が酵素変性又は熱変性を受けているために卵黄に由来する特有の滑らかな粘度を得るには満足できるものではなく、また、プロテアーゼ処理した卵黄を使用する場合においては硫化物のような特有の分解臭と苦味が生じるという問題があった。
特許文献10では、熱凝固性を低下することができるアルギン酸塩を含有する卵黄液が開示されている。しかしながら、あらかじめアルギン酸塩溶液を温水で希釈した後に卵黄を添加して均質化する工程を必要としており、簡便性に欠けるものであった。
特許文献11では、卵黄、乳固形分、糖類及びリン酸塩を含んで調整したカスタードを流動状態でUHT殺菌処理する殺菌済みカスタードソースの製造方法が開示されている。カスタードソースを流動状態でUHT殺菌処理する場合、本来熱凝固は起こらないが、リン酸塩を配合することで、加熱殺菌処理による目に見えない凝集物の発生を抑制して良好な食感のカスタードソースが得られることが開示されている。しかしながら、この文献はカルボナーラソースにおいて問題となる卵黄の熱凝固によるダマ感の防止について何ら示唆するものではない。
特開2012−100540 特開2007−166959 特開2005−198549 特開2005−198550 特開平10−257871 特開平04−287666 特開2005−52052 特開昭55−13005 特開平10−191936 特開平11−127818 特開平01−304847
本発明は卵黄の加熱凝固を抑制し、卵黄に由来する特有の滑らかな粘度と卵黄の自然な風味を有する、冷凍カルボナーラソース及びその製造方法を提供することを課題とする。
そこで本発明者等は上記課題を解決する為鋭意研究を重ねた結果、卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む冷凍カルボナーラソースであって、卵黄液に対して1.5質量%以上のリン酸塩を含み、リン酸塩の含有量はソース全量に対して1.2質量%以下とすることにより、卵黄液の加熱による凝固を防ぎ、ダマの発生がなく、卵黄由来の粘性が付与され、冷凍カルボナーラソースが得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は以下の通りである。
[1]卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む冷凍カルボナーラソースであって、卵黄液に対して1.5質量%以上のリン酸塩を含み、リン酸塩の含有量はソース全量に対して1.2質量%以下である、前記冷凍カルボナーラソース。
[2]ソース全量に対して0.02〜0.5質量%の増粘多糖類を含む、前記[1]に記載の冷凍カルボナーラソース。
[3]ソース全量に対して0.15〜5質量%の架橋澱粉を含む、前記[1]または[2]に記載の冷凍カルボナーラソース。
[4]ソース全量に対して0.5〜8質量%の卵黄液を含む、前記[1]〜[3]のいずれか1項に記載の冷凍カルボナーラソース。
[5]前記架橋澱粉がリン酸架橋澱粉である前記[1]〜[4]のいずれか1項に記載の冷凍カルボナーラソース。
[6]卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む原料を加熱混合処理した後、冷凍処理することを特徴とする、前記[1]〜[5]のいずれか1項に記載の冷凍カルボナーラソースの製造方法。
本発明により、卵黄液の加熱による凝固を防ぎ、ダマの発生がなく、卵黄由来の粘性が付与された冷凍カルボナーラソースを得ることができる。
本発明の冷凍カルボナーラソースは卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む。
本発明において「卵黄液」とは、常法により割卵した後に黄味と白身を分離し、回収した黄味を均質化したものである。使用する卵は食用に供される鳥類の卵であれば何れでもよく、ニワトリ、ウズラ、アヒル、ダチョウ等が例示される。好ましくはニワトリである。
ソース中の卵黄液の好ましい含量は0.5〜8質量%であり、0.5質量%未満では卵の風味が乏しい傾向にあり、8質量%を超えると加熱調理時に焦げ付きやすくなる傾向にある。
本発明において「リン酸塩」は食用に使用できるリン酸塩であれば特に限定なく使用することができる。好ましくはポリリン酸塩であり、より好ましくはトリポリリン酸塩、ピロリン酸塩である。最も好ましくはトリポリリン酸ナトリウム及び/又はピロリン酸四ナトリウムである。
本発明において、リン酸塩は卵黄液に対して1.5質量%以上添加する。卵黄液に対してリン酸塩の添加量が1.5質量%未満では、卵黄液が加熱凝固してダマが生じて食感が悪くなる。リン酸塩は卵黄液に対して好ましくは2.5質量%以上、より好ましくは5質量%以上、さらに好ましくは15質量%以上、最も好ましくは30質量%以上添加することができる。リン酸塩は卵黄液に対して好ましくは60質量%以下、さらに好ましくは50質量%以下添加することができる。リン酸塩は卵黄液に対して1.5質量%以上含まれていれば卵黄液の熱凝固抑制効果を得ることができるが、カルボナーラソース全体に対して1.2質量%を超えて含まれると、リン酸塩の異味が出て食味が悪くなる。そのため、前述の卵黄液に対するリン酸塩の好ましい量にかかわらず、リン酸塩は、カルボナーラソース全体に対して1.2質量%以下である。
本発明において「増粘多糖類」は食用に使用できる増粘多糖類であれば特に限定なく使用することができる。好ましくはキサンタンガム、タマリンドガム、グアガム、ジェランガム、カラギーナンである。より好ましくはキサンタンガムである。
増粘多糖類はソース全体に対して0.02〜0.5質量%の範囲で配合することができる。好ましくは0.025〜0.43質量%であり、より好ましくは0.05〜0.3質量%である。0.5質量%を超えると、増粘多糖類特有の粘りが出るために滑らかさを損なう。0.02質量%未満では、卵黄特有の滑らかな粘度は得られるものの、全体としての粘度が低くなる。
本発明において「架橋澱粉」は、澱粉のグルコース残基の水酸基同士を化学修飾により架橋したものである。本発明において使用される架橋澱粉としては、例えば、アセチル化アジピン酸架橋澱粉、リン酸架橋澱粉、アセチル化リン酸架橋澱粉、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉、リン酸モノエステル化リン酸架橋澱粉が挙げられ、好ましくはリン酸架橋された澱粉であり、さらに好ましくはヒドロキシプロピル化リン酸架橋澱粉である。架橋澱粉の原料となる澱粉としては特に限定されるものでなく、例えば、イモ類澱粉(馬鈴薯、タピオカ、甘藷など)、穀類澱粉(小麦、ワキシーコーンスターチ、コーンスターチ、米など)、豆類澱粉(エンドウ豆、そら豆、インゲン豆など)などがあげられる。
架橋澱粉はソース全体に対して0.15〜5質量%の範囲で配合することができる。好ましくは0.3〜4.5質量%であり、より好ましくは1〜3.5質量%である。5質量%を超えると、澱粉特有の粘りが出るために滑らかさを損なう。0.15質量%未満では、卵黄特有の滑らかな粘度は得られるものの、全体としての粘度が低くなる。
本発明の冷凍カルボナーラソースは、通常カルボナーラソースに使用されるその他の原料、例えばチーズ類、クリーム類、調味料、添加剤等を含むことができる。
本発明の冷凍カルボナーラソースの製造方法は、卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む原料を加熱混合処理した後、冷凍処理する以外は、通常の冷凍カルボナーラソースの製造方法にしたがって製造することができる。卵黄又は全卵、チーズ及びクリーム類、更に必要に応じて添加される調味料等を含む原料混合物をゆっくりと加熱して卵黄がダマ状にならずに適度な粘度になる段階で加熱を停止し、得られたソースを常法で冷凍することにより製造することができる。
加熱混合処理の方法は特に限定されず、例えば原料を調理器に投入し、混合しながら80〜90℃まで加熱し、80〜90℃で5〜15分間混合加熱することにより行うことができる。
冷凍処理の方法についても特に限定されず、例えば袋に充填して密封し、冷凍装置により急速冷凍することにより行うことができる。
以下本発明を具体的に説明する為に実施例を示すが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
製造例1 冷凍カルボナーラソースの製造
(1)下記配合表の原料を調理器に投入し、混合しながら中心温度が85℃になるまで昇温し、85℃で10分間混合加熱してカルボナーラソースを得た。
(2)真空冷却機にカルボナーラソースを投入し、中心温度が20℃になるまで冷却した。
(3)100gずつ袋に充填して密閉し、急速冷凍(−35℃、45分)して冷凍カルボナーラソースを得た。
Figure 0006836344
*1:リン酸塩にはトリポリリン酸ナトリウムとピロリン酸四ナトリウムとを50重量%ずつ混合したパンフォス10(八宝商会社製)を使用した。
*2:HPとは、ヒドロキシプロピル化の略である。HPリン酸架橋澱粉にはC☆CreamTex75710(カーギルジャパン社製)を使用した。
*3:卵黄液は、鶏卵を割卵して卵黄と卵白を分離し、卵黄を均質化したものである。
評価
製造例1で得られた冷凍カルボナーラソースを98℃以上の湯煎で解凍し、皿に盛り付けた茹でスパゲッティー200gにかけて十分に混合し、10名の専門パネラーにより下記評価表に従って官能評価を行った。なお卵黄の熱凝固耐性付与を目的に、従来から酵素分解卵黄がカルボナーラソース等の卵黄含有食品に広く利用されていることから、酵素分解卵黄を使用したカルボナーラソース(対照例)の滑らかさ及びダマ感を各々3点及び5点とした。
Figure 0006836344
試験1:リン酸塩と卵黄の量についての評価
表1記載の配合量のリン酸塩及び卵黄液とした以外は製造例1に従って冷凍カルボナーラソースを製造し、官能評価を行った。なお、対照例の酵素分解卵黄はヨークレートPD−1(太陽化学社製)を使用した。結果を表3に示す。
Figure 0006836344
(配合量の単位:ソース全体に対する質量%)
注*:卵黄液に対する質量%
対照例では、卵黄の加熱凝固による影響はないものの、硫化物の様な特有の分解臭があり、増粘剤による適度な滑らかさが得られた。リン酸塩を配合した対象例2ではリン酸塩により卵黄の風味がやや損なわれていた。実施例では、何れも滑らかさ及びダマ感共に優れていた。比較例1では、卵黄液に対するリン酸塩の配合割合が少ないために、卵黄が熱凝固してダマ感があり、滑らかさも得られなかった。比較例2は、リン酸塩による卵黄の熱凝固を十分に抑制してダマ感並びに滑らかさに優れていたが、リン酸塩の異味により食味が損なわれた。比較例3では、卵黄の熱凝固は生じず良好な食感と卵黄の風味がしたが、リン酸塩の異味が強く食味が損なわれた。比較例4では、卵黄液の配合割合が少ないために卵黄の風味に乏しかった。比較例5では、卵黄の熱凝固は抑制されていたものの、加熱調理器具の底にコゲが生じたので官能評価を実施しなかった。
試験2:増粘多糖類の量の評価
表4記載の配合量のキサンタンガムとした以外は製造例1に従って冷凍カルボナーラソースを製造し、試験1と同様に官能評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 0006836344
(配合量の単位:ソース全体に対する質量%)
キサンタンガムにはノヴァザン200メッシュ(エー・ディー・エム・ジャパン社製)を使用した。
実施例4〜6では、何れも滑らかさ及びダマ感共に優れていた。実施例7では、卵黄特有の滑らかな粘度は得られていたが、全体として粘度不足のために滑らかさが劣り、軽い食感であった。実施例8では、キサンタンガムの粘度が強くなるために滑らかさが劣り、重い食感であった。
試験3:架橋澱粉の量の検討
表5記載の配合量のHPリン酸架橋澱粉とした以外は製造例1に従って冷凍カルボナーラソースを製造し、官能評価を行った。結果を表5に示す。
Figure 0006836344
(配合量の単位:ソース全体に対する質量%)
実施例9〜11では、何れも滑らかさ及びダマ感共に優れていた。実施例12では、卵黄特有の滑らかな粘度は得られていたが、全体として粘度不足のために滑らかさが劣り、軽い食感であった。実施例13では、粘度が高くなるために滑らかさが劣り、重い食感であった。
試験4:澱粉の種類の検討
表5記載の各種澱粉を使用した以外は製造例1に従って冷凍カルボナーラソースを製造し、官能評価を行った。結果を表6に示す。
Figure 0006836344
(配合量の単位:ソース全体に対する質量%)
リン酸架橋澱粉にはC☆CreamTex75710(カーギルジャパン社製)を、アジピン酸架橋澱粉にはパインエース2(松谷化学工業社製)を、HP澱粉にはゆり(松谷化学工業社製)を、生澱粉には白雪(茶)(新進社製)を使用した。
実施例2、14〜15では、何れも滑らかさ及びダマ感共に優れていた。HP澱粉又は生澱粉を使用した比較例6および7は、冷凍解凍した際に離水が生じ、滑らかさが損なわれ、ボソボソとした食感であった。

Claims (4)

  1. 卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む冷凍カルボナーラソースであって、
    ソース全量に対して、前記卵黄液が0.5〜8質量%、前記リン酸塩が1.2質量%以下、前記増粘多糖類が0.02〜0.5質量%、前記架橋澱粉が0.15〜5質量%の範囲で含まれており、
    前記リン酸塩の含有量が、前記卵黄液に対して1.5質量%以上である、
    前記冷凍カルボナーラソース。
  2. 前記リン酸塩の含有量が、前記卵黄液に対して3.0質量%以上である、請求項1記載の冷凍カルボナーラソース。
  3. 前記架橋澱粉がリン酸架橋澱粉である請求項1又は2に記載の冷凍カルボナーラソース。
  4. 卵黄液、リン酸塩、増粘多糖類及び架橋澱粉を含む原料を加熱混合処理した後、冷凍処理することを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の冷凍カルボナーラソースの製造方法。」
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