JP6832876B2 - 自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム - Google Patents

自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6832876B2
JP6832876B2 JP2018013720A JP2018013720A JP6832876B2 JP 6832876 B2 JP6832876 B2 JP 6832876B2 JP 2018013720 A JP2018013720 A JP 2018013720A JP 2018013720 A JP2018013720 A JP 2018013720A JP 6832876 B2 JP6832876 B2 JP 6832876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic stripe
recorded
information
chip
card
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018013720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019133315A (ja
Inventor
幸弘 佐古
幸弘 佐古
山崎 宏
宏 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2018013720A priority Critical patent/JP6832876B2/ja
Publication of JP2019133315A publication Critical patent/JP2019133315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6832876B2 publication Critical patent/JP6832876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、磁気ストライプとIC(integrated circuit)チップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置、自動取引装置において実行される磁気ストライプ修復方法、及び自動取引装置のコンピュータに実行される磁気ストライプ修復プログラムに関する。
従来、銀行等の金融機関の店舗やコンビニエンスストアの店舗等に設置されるATM(Automated Teller Machine:現金自動預け払い機)等の自動取引装置では、磁気ストライプを有するカード(磁気カード)や、磁気ストライプとICチップとを有するカード(磁気ICカード)を使用して、キャッシュカード取引(金融機関取引)やクレジットカード取引が行われている。
このときに使用されるカードは、例えば、次の(1)〜(4)の4種類に大別される。
(1)磁気カードであって、キャッシュカード情報(金融機関番号、支店番号、科目、及び口座番号等)を含む情報が記録された磁気ストライプを有するキャッシュカード。
(2)磁気カードであって、クレジットカード情報(クレジットカード会員番号等)を含む情報が記録された磁気ストライプを有するクレジットカード。
(3)磁気ICカードであって、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプと、キャッシュカード情報を含む情報が記録されたICチップとを有するキャッシュカード。
(4)磁気ICカードであって、クレジットカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプと、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプと、キャッシュカード情報を含む情報が記録されたICチップとを有するクレジットカード機能付きキャッシュカード(「一体型カード」ともいう)。
図11は、上記4種類のカードを例示する図である。
図11において、左上に例示したカード100は、上記(1)の磁気カード(キャッシュカード)であって、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ101を有する。右上に例示したカード110は、上記(2)の磁気カード(クレジットカード)であって、クレジットカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ111を有する。左下に例示したカード120は、上記(3)の磁気ICカード(キャッシュカード)であって、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ121と、キャッシュカード情報を含む情報が記録されたICチップ122とを有する。右下に例示したカード130は、上記(4)の磁気ICカード(一体型カード)であって、クレジットカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ131と、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ132と、キャッシュカード情報を含む情報が記録されたICチップ133とを有する。
なお、図11においては、キャッシュカード情報を含む情報が記録された、磁気ストライプ101、121、132とICチップ122、133を灰色で示し、クレジットカード情報を含む情報が記録された、磁気ストライプ111、131を黒色で示している。また、矢印102、112、123、134は、正方向(順方向)のカード挿入方向を示し、矢印135は、逆方向のカード挿入方向を示している。
自動取引装置において上記4種類のカードのいずれかが使用されて取引が行われるときに、例えば磁気ストライプに記録された情報が破壊されていた場合には、磁気ストライプの読み出しエラーが発生する。このような場合は、次のような対応が為される。
上記(1)のキャッシュカード100の場合は、自動取引装置での磁気ストライプ101の修復が不可であるので、金融機関窓口にて行員による磁気ストライプ101の修復等といった金融機関での対応が為される。
上記(2)のクレジットカード110の場合は、自動取引装置での磁気ストライプ111の修復が不可であると共に金融機関での対応も不可であるので、カード再発行等といったクレジットカード会社での対応が為される。
上記(3)のキャッシュカード120の場合は、自動取引装置での磁気ストライプ121の修復が為される。この場合は、自動取引装置が、ICチップ122に記録された情報を読み出し、当該情報に含まれるキャッシュカード情報をホストコンピュータへ送信し、それに基づいたホストコンピュータからの指示に従って、磁気ストライプ121の修復(情報の書き換え)を行う。
上記(4)の一体型カード130の場合であって読み出しエラーが発生した磁気ストライプがクレジットカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ131である場合は、上記(2)の場合と同様に、クレジットカード会社での対応が為される。
自動取引装置において、上記(4)の一体型カード130を使用してキャッシュカード取引が行われる場合は、一体型カード130から次のようにして読み出されたキャッシュカード情報に基づいてキャッシュカード取引が行われる。
一体型カード130が正方向(矢印134の方向)に自動取引装置へ挿入された場合には、最初に、クレジットカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ131の情報が読み出され、当該情報にICチップ有りを示す情報(カードがICチップを有することを示す情報)が含まれる場合に、ICチップ133に記録された情報が読み出され、当該情報に含まれるキャッシュカード情報に基づいてキャッシュカード取引が行われる。
一方、一体型カード130が逆方向(矢印135の方向)に自動取引装置へ挿入された場合には、最初に、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ132の情報が読み出され、当該情報に、カードが正方向に挿入されたときにICチップが有るということを示す情報が含まれる場合に、一体型カード130を正方向に挿入し直すよう案内が為されると共に一体型カード130が一旦返却される。そして、一体型カード130が正方向に挿入し直されると、上述のようにしてICチップ133に記録された情報が読み出され、当該情報に含まれるキャッシュカード情報に基づいてキャッシュカード取引が行われる。
なお、上記(3)のキャッシュカード120に類似するカードにおいては、ICチップに個人データを設定するパーソナライズ工程において、磁気ストライプに記録された取引用情報と同一の取引用情報をICチップに記録しておき、そのようなカードが挿入されて磁気ストライプの読み出しが行われたときに、磁気ストライプにおける取引用情報の磁気記録性能が低下していること等が判定された場合は、磁気ストライプに記録された取引用情報を、ICチップから読み出した取引用情報(上記のパーソナライズ工程にて記録された取引用情報)に書き換えるようにした自動取引装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−165916号公報
自動取引装置において、例えば、上記(4)の一体型カード130を使用してキャッシュカード取引が行われるときに、クレジットカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ131の読み出しエラーが発生した場合は、ICチップ有りを示す情報が認識されないので、ICチップ133からの情報の読み出しが行われず、キャッシュカード取引ができない。そのため、この場合は、クレジットカード会社にてカード再発行等の対応が為されるまでキャッシュカード取引ができない、という問題がある。
また、例えば、上記(3)のキャッシュカード120を使用してキャッシュカード取引が行われるときに、キャッシュカード情報を含む情報が記録された磁気ストライプ121の読み出しエラーが発生した場合は、上述のとおり、ホストコンピュータとの間で通信を行うことにより磁気ストライプ121の修復が可能になるものの、このような仕組みを実現するためには、ホストコンピュータの改変を伴うために開発コストが増大する、という問題がある。
本発明は、上記実状に鑑み、磁気ICカードを使用して取引が行われるときに、磁気ストライプの読み出しエラーが発生した場合でも取引が可能になると共に、その仕組みを外部装置の改変を伴うことなく実現することができる自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラムを提供することを目的とする。
装置の一観点は、磁気ストライプとICチップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置であって、前記磁気ストライプに対して情報の読み出し及び書き込みを行う磁気ストライプ読み書き部と、前記ICチップに対して情報の読み出し及び書き込みを行うICチップ読み書き部と、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定する判定部と、を備え、前記磁気ストライプ読み書き部が前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記判定部が前記判定を行い、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記ICチップ読み書き部が、前記磁気ストライプ読み書き部により前記磁気ストライプから読み出された情報を、前記ICチップに書き込む、ことを特徴とする。
方法の一観点は、磁気ストライプとICチップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置において実行される磁気ストライプ修復方法であって、前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記磁気ストライプから読み出した情報を前記ICチップに書き込み、前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生した場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、当該判定の結果が記録済みであるという判定結果である場合は、前記ICチップから読み出した前記記録済みの情報を前記磁気ストライプに書き込む、ことを特徴とする。
プログラムの一観点は、磁気ストライプとICチップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置のコンピュータに、前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記磁気ストライプから読み出した情報を前記ICチップに書き込み、前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生した場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、当該判定の結果が記録済みであるという判定結果である場合は、前記ICチップから読み出した前記記録済みの情報を前記磁気ストライプに書き込む、という処理を実行させることを特徴とする磁気ストライプ修復プログラムである。
開示の装置、方法、及びプログラムは、磁気ICカードを使用して取引が行われるときに、磁気ストライプの読み出しエラーが発生した場合でも取引が可能になると共に、その仕組みを外部装置の改変を伴うことなく実現することができる、という効果を奏する。
一実施の形態に係る自動取引装置を含む自動取引システムの構成を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の外観構成を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置の機能ブロック構成を例示する図である。 カード挿入部に挿入されるカードが有する磁気ストライプのデータフォーマットを例示する図である。 カード挿入部に挿入されるカードのICチップが備えるメモリのデータ構造を例示する図である。 一実施の形態に係る自動取引装置において実行されるATM取引処理の流れを例示するフローチャート(その1)である。 一実施の形態に係る自動取引装置において実行されるATM取引処理の流れを例示するフローチャート(その2)である。 顧客用表示入力部に表示されるカード返却画面を例示する図(その1)である。 顧客用表示入力部に表示されるカード返却画面を例示する図(その2)である。 4種類のカードを例示する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、一実施の形態に係る自動取引装置を含む自動取引システムの構成を例示する図である。
図1において、自動取引システム1は、銀行等の金融機関の店舗やコンビニエンスストアの店舗等に設置される自動取引装置2と、金融機関が管理するホストコンピュータ3とを含む。自動取引装置2は、例えばATMであり、ネットワーク4を介してホストコンピュータ3と通信可能に接続されている。ネットワーク4は、例えば、インターネット、イントラネット、又は自動取引システム1のための専用の通信網である。
図2は、一実施の形態に係る自動取引装置の外観構成を例示する図である。
図2に例示したように、自動取引装置2は、通帳挿入部10、カード挿入部11、硬貨入出金部12、紙幣入出金部13、及び顧客用表示入力部14を備える。
通帳挿入部10は、通帳の受け付け及び返却を行う。
カード挿入部11は、取引に使用されるカード(上述の(1)〜(4)の4種類のカード等)の受け付け及び返却を行う。また、カード挿入部11は、取引明細が印刷されたレシートの排出も行う。
硬貨入出金部12は、硬貨の受け付け及び払い出しを行う。
紙幣入出金部13は、紙幣の受け付け及び払い出しを行う。
顧客用表示入力部14は、顧客向けの各種画面(取引選択画面、カード挿入画面、カード返却画面等)の表示や、顧客による操作入力を受け付ける。
また、自動取引装置2は、図示はしないが、装置背面側に係員用表示入力部も備える。係員用表示入力部は、係員向けの各種画面(操作画面等)の表示や、係員による操作入力を受け付ける。
図3は、一実施の形態に係る自動取引装置のハードウェア構成を例示する図である。
図3に例示したように、自動取引装置2は、ATM制御部20、紙幣処理ユニット30、硬貨処理ユニット40、通帳処理ユニット50、カード処理ユニット60、及びレシート発行処理ユニット70を備える。
ATM制御部20は、主制御部21、メモリ22、ハードディスク23、ホスト通信制御部24、顧客用画面表示部25、顧客用キー入力部26、係員用画面表示部27、係員用キー入力部28、及びIO(Input Output)制御部29を備える。なお、ATM制御部20は、コンピュータの一例である。
主制御部21は、CPU(Central Processing Unit)を含み、自動取引装置2の全体を制御する。例えば、主制御部21は、IO制御部29を介して、紙幣処理ユニット30、硬貨処理ユニット40、通帳処理ユニット50、カード処理ユニット60、及びレシート発行処理ユニット70を制御する。
メモリ22は、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等により構成される。RAMは、主制御部21のCPUにより実行されるプログラムの一部や、そのCPUの処理に必要な各種データ等が一時的に格納される。CPUにより実行されるプログラムは、OS(Operating System)のプログラムや自動取引装置2の各機能を制御し実行するための制御プログラム(磁気ストライプ修復プログラムを含む)である。
メモリ22のROM及びハードディスク23は、主制御部21のCPUにより実行されるプログラムや、CPUの処理に必要な各種データ等が記録される。
ホスト通信制御部24は、ホストコンピュータ3との通信を制御する。ホスト通信制御部24は、ネットワーク4に接続される他の装置との通信を制御することもできる。
顧客用画面表示部25及び顧客用キー入力部26は、顧客が自動取引装置2を操作する際のインタフェースであり、上述の顧客用表示入力部14でもある。より詳しくは、顧客用画面表示部25は、顧客向けの各種画面を表示する。顧客用キー入力部26は、顧客による操作入力に使用される、テンキーやキーボタン等として機能するタッチパネルであり、顧客用画面表示部25上に配置される。
係員用画面表示部27及び係員用キー入力部28は、係員が自動取引装置2を操作する際のインタフェースであり、上述の図示しない係員用表示入力部でもある。より詳しくは、係員用画面表示部27は、係員向けの各種画面を表示する。係員用キー入力部28は、係員による操作入力に使用される、テンキーやキーボタン等として機能するタッチパネルであり、係員用画面表示部27上に配置される。
IO制御部29は、紙幣処理ユニット30、硬貨処理ユニット40、通帳処理ユニット50、カード処理ユニット60、及びレシート発行処理ユニット70との間の入出力インタフェースである。
なお、ATM制御部20において、ハードディスク23に記録されるOSのプログラムや制御プログラムは、例えば、図示しない外部装置から、ネットワーク4及びホスト通信制御部24を介してハードディスク23に記録されてもよい。あるいは、図示しない可搬型記録媒体から、図示しない可搬型記録媒体インタフェースを介して、ハードディスク23に記録されてもよい。また、主制御部21のCPUにより実行されるOSのプログラムや制御プログラムは、例えば、図示しない外部装置から、ネットワーク4及びホスト通信制御部24を介して、メモリ22のRAMに格納され、CPUにより実行されてもよい。あるいは、図示しない可搬型記録媒体から、図示しない可搬型記録媒体インタフェースを介して、メモリ22のRAMに格納され、主制御部21のCPUにより実行されてもよい。
紙幣処理ユニット30は、入金や振込みのときに紙幣入出金部13に投入された紙幣の枚数を計数し、紙幣の種類を判別する。また、紙幣の払い出しを行うときに、払い出すための紙幣を計数する。
硬貨処理ユニット40は、入金や振込みのときに硬貨入出金部12に投入された硬貨の枚数を計数し、硬貨の種類を判別する。また、硬貨の払い出しを行うときに、払い出すための硬貨を計数する。
通帳処理ユニット50は、通帳挿入部10に挿入された通帳が有する磁気ストライプに記録された情報(データ)を読み出す。また、通帳に対して通帳記入を行う。
カード処理ユニット60は、カード挿入部11に挿入されたカードが有する磁気ストライプやICチップに対して、情報(データ)の読み出し及び書き込みを行う。
レシート発行処理ユニット70は、取引結果の確認のための取引明細を印刷したレシートを発行し、カード挿入部11から排出する。
図4は、一実施の形態に係る自動取引装置の機能ブロック構成を例示する図である。
但し、図4には、カード挿入部11に挿入された磁気ICカードの磁気ストライプに記録された情報を修復する構成に係る主たる機能ブロックのみを例示する。
図4に例示したように、自動取引装置2は、磁気ストライプ読み書き部81、ICチップ読み書き部82、及び判定部83を備える。
磁気ストライプ読み書き部81は、カード挿入部11に挿入されたカードが有する磁気ストライプに対して、情報の読み出し及び書き込みを行う。
ICチップ読み書き部82は、カード挿入部11に挿入されたカードが有するICチップに対して、情報の読み出し及び書き込みを行う。
判定部83は、カード挿入部11に挿入された磁気ICカードが有する磁気ストライプに記録された情報が、その磁気ICカードが有するICチップに記録済みであるか否かを判定する。
図4に例示した機能ブロック構成において、例えば、上記(4)の一体型カード130が正方向にカード挿入部11に挿入されてキャッシュカード取引が行われる場合は、まず、磁気ストライプ読み書き部81が磁気ストライプ131に記録された情報の読み出しを行う。このときに磁気ストライプ131の読み出しエラーが発生しない場合は、キャッシュカード取引処理が実行された後に、判定部83が上述の判定を行い、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、ICチップ読み書き部82が、磁気ストライプ読み書き部81により磁気ストライプ131から読み出された情報をICチップ133に書き込み、その後、一体型カード130がカード挿入部11から返却される。
一方、磁気ストライプ読み書き部81が磁気ストライプ131に記録された情報の読み出しを行って磁気ストライプ131の読み出しエラーが発生した場合は、判定部83が上述の判定を行い、当該判定の結果が記録済みであるという判定結果である場合は、磁気ストライプ読み書き部81が、ICチップ読み書き部82によりICチップ133から読み出された、その記録済みの情報を、磁気ストライプ131に書き込み(上書きし)、その後、一体型カード130がカード挿入部11から返却される。
なお、磁気ストライプ読み書き部81が磁気ストライプ131に記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合は、判定部83が上述の判定を行い、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、ICチップ読み書き部82が、磁気ストライプ読み書き部81により磁気ストライプ131から読み出された情報と共に、磁気ストライプ131に記録された情報がICチップ133に記録済みであることを示すフラグ(以下、「記録済フラグ」という)を、ICチップ133に書き込むようにしてもよい。この場合、判定部83は、ICチップ読み書き部82により記録済フラグがICチップ133から読み出されたか否かに応じて、磁気ストライプ131に記録された情報がICチップ133に記録済みであるか否かを判定するようにしてもよい。
あるいは、判定部83は、ICチップ読み書き部82により特定の情報がICチップ133から読み出されたか否か応じて、磁気ストライプ131に記録された情報がICチップ133に記録済みであるか否かを判定するようにしてもよい。ここで、特定の情報は、磁気ストライプ131に記録された情報に含まれる情報であって、例えば、後述の図5に例示する「IDマーク」、「銀行承認マーク」、「銀行番号」、及び「有効性コード」として期待される値である。なお、「IDマーク」、「銀行承認マーク」、「銀行番号」を有効性コードとして、取り扱うようにしてもよい。
なお、このような動作は、例えば、上記(3)のキャッシュカード120が正方向にカード挿入部11に挿入されてキャッシュカード取引が行われる場合にも、同様にして行われる。
図5は、カード挿入部に挿入されるカードが有する磁気ストライプのデータフォーマットを例示する図である。なお、このデータフォーマットは、全国銀行協会が定めた仕様により規定されるデータフォーマットでもある。
図5に例示したように、磁気ストライプは、仕様により規定された仕様領域と、仕様領域外空領域とを有する。仕様領域には、「始め符号」と、「IDマーク」と、「銀行承認マーク」と、「暗証番号」と、「銀行番号」と、「支店番号」と、「広義の口座番号」である「口座番号」、「本人/代理人区分」、「カード通番」、及び「科目コード」と、「各行任意フィールド」と、「オフライン使用項目」と、「予備フィールド」と、「有効性コード」と、「終り符号」と、「BCC」の各項目のデータが記録される。これらの各項目のデータは、所定の桁数(16進表記の桁数)の長さで記録される。仕様領域外空領域は、磁気ストライプにおける残りの領域であり、任意のデータの記録が可能である。
仕様領域において、「有効性コード」のデータは、例えば、自動取引装置2が、磁気ストライプに記録された情報に基づいて取引処理を実行するか、ICチップ(当該磁気ストライプを有するカードのICチップ)に記録された情報に基づいて取引処理を実行するか等を判定する際に使用される。例えば、「有効性コード」のデータが“0”〜“3”のいずれかの値である場合は、磁気ストライプに記録された情報に基づいて取引処理を実行すると判定する。また、「有効性コード」のデータが“4”〜“7”のいずれかの値である場合は、ICチップに記録された情報に基づいて取引処理を実行すると判定する。なお、“4”〜“7”のいずれかの値である「有効性コード」のデータは、上述のICチップ有りを示す情報に対応する。一方、「有効性コード」のデータが“8”〜“B”のいずれかの値である場合は、これらの値が、カードを正方向に挿入したときにICチップが有るということを示すデータであるので、自動取引装置2は、カードの挿入方向を正方向にして挿入し直すよう案内すると共に、カードを一旦返却する。
例えば、上記(4)の一体型カード130の場合は、クレジットカード情報を含む情報が記録される磁気ストライプ131の「有効性コード」のデータとして“4”〜“7”のいずれかの値が記録され、キャッシュカード情報を含む情報が記録される磁気ストライプ132の「有効性コード」のデータとして“8”〜“B”のいずれかの値が記録される。また、例えば、上記(3)のキャッシュカード120の場合は、キャッシュカード情報を含む情報が記録される磁気ストライプ121の「有効性コード」のデータとして“4”〜“7”のいずれかの値が記録される。
仕様領域において、「銀行承認マーク」と「銀行番号」のデータは、例えば、磁気ストライプに記録された情報が、自行のキャッシュカード情報を含む情報であるか、提携クレジットカード会社のクレジットカード情報を含む情報であるか等を自動取引装置2が判定する際に使用される。例えば、「銀行承認マーク」のデータが“a”、且つ、「銀行番号」のデータが自行の金融機関番号である場合は、磁気ストライプに記録された情報が自行のキャッシュカード情報を含む情報であると判定する。また、「銀行承認マーク」のデータが提携クレジットカード業態コード、且つ、「銀行番号」のデータが提携クレジットカード会社コードである場合は、磁気ストライプに記録された情報が提携クレジットカード会社のクレジットカード情報を含む情報であると判定する。
図6は、カード挿入部に挿入されるカードのICチップが備えるメモリのデータ構造を例示する図である。なお、ここでは、上記(4)の一体型カード130のICチップ133が備えるメモリを例に説明するが、上記(3)のキャッシュカード120が有するICチップ122が備えるメモリも基本的に同様のデータ構造を有する。
図6に例示したように、一体型カード130のICチップ133は、メモリ200を備える。メモリ200は、OS記録領域201、全銀協APL記録領域202、及びその他記録領域203を含む。
OS記録領域201は、ICチップ133において実行されるOSのプログラムを記録する領域である。
全銀協APL記録領域202は、プログラム記録領域204及びデータ記録領域205を含む。
プログラム記録領域204は、ICチップ133において実行される全銀協アプリ(全国銀行協会アプリケーション)のプログラムを記録する領域である。
データ記録領域205は、キャッシュカード情報記録領域206、カード保有者関連情報記録領域207、振込カード情報記録領域208、及び任意情報記録領域209を含む。
キャッシュカード情報記録領域206は、銀行番号、支店番号、科目、口座番号等を記録する領域である。カード保有者関連情報記録領域207は、カード保有者に関連する情報(電子メールアドレス等)を記録する領域である。振込カード情報記録領域208は、振込カード情報(依頼人や受取人等の情報)を記録する領域である。任意情報記録領域209は、銀行の任意情報を記録する領域である。なお、これらの各記録領域に記録される情報のフォーマット(データフォーマット)は、全国銀行協会が定めた仕様により規定されている。
本実施形態では、データ記録領域205に含まれる4つの記録領域のうち、振込カード情報記録領域208内の空領域(未使用領域)を、磁気ストライプ131に記録された情報が記録される領域として使用する。この場合、振込カード情報記録領域208内の空領域には、磁気ストライプ131に記録された情報として図5に例示した仕様領域の情報が記録されると共に、その先頭側に更に記録済フラグが記録される。記録済フラグは、1桁(16進表記の1桁)の長さのデータとして記録される。この磁気ストライプ131の情報と記録済フラグは、詳細は後述するように、カード処理ユニット60により書き込まれる。なお、振込カード情報記録領域208内の振込カード情報仕様領域には、仕様により規定されている振込カード情報が記録される。
このように、本実施形態では、磁気ストライプ131に記録された情報が記録される領域として、振込カード情報記録領域208内の空領域を使用するが、他の記録領域(キャッシュカード情報記録領域206、カード保有者関連情報記録領域207、又は任意情報記録領域209)内の空領域を使用してもよい。
その他記録領域203は、その他のアプリケーションのプログラムやデータを記録する領域である。ここで、その他のアプリケーションは、例えば、ICチップ133において実行される生体認証アプリケーションやクレジットカード業務アプリケーション等である。
次に、自動取引装置2において実行されるATM取引処理について説明する。
図7及び図8は、一実施の形態に係る自動取引装置において実行されるATM取引処理の流れを例示するフローチャートである。図9及び図10は、顧客用表示入力部に表示されるカード返却画面を例示する図である。
自動取引装置2では、電源が投入され、初期化処理等が行われてATM取引処理の実行が可能な状態になると、主制御部21は、取引選択画面を顧客用表示入力部14に表示させる。取引選択画面には、「お引出し」、「お預入れ」、「お振込」等の各種の取引ボタン(取引キーとも言う)が表示され、顧客は所望の取引ボタンを押下することにより所望の取引を開始することができる。
ここで、顧客が所望の取引ボタンを押下したとすると、主制御部21は、カード挿入画面を顧客用表示入力部14に表示させ、カード挿入部11へのカード挿入を顧客に促す。
ここで、顧客が上記(4)の一体型カード130を正方向にカード挿入部11に挿入したとすると、自動取引装置2では、図7及び図8に例示したATM取引処理が開始される。なお、図7及び図8においては、磁気ストライプを「MS(Magnetic Stripe)」と記している。
まず、図7のS701において、カード処理ユニット60は、挿入された一体型カード130の磁気ストライプ131に記録された情報の読み出し(リード)を行う。
S702において、主制御部21は、S701での読み出しの結果、磁気ストライプの読み出しエラーが発生したか否かを判定する。
S702の判定結果がNOの場合は、処理が図8のS801へ移行する。
S801において、主制御部21は、上述の取引選択画面で押下された取引ボタンに応じた取引処理を実行する。この取引処理は、公知の処理であるので、説明を省略する。
S802において、主制御部21は、挿入されている一体型カード130の磁気ストライプ131に記録された情報が、その一体型カード130のICチップ133に記録済みであるか否かを判定する。本例では、カード処理ユニット60がICチップ133の振込カード情報記録領域208から記録済フラグを読み出せた場合に、記録済みであると主制御部21が判定し(S802がYES)、そうでない場合には、記録済みでないと主制御部21が判定する(S802がNO)ものとする。
S802の判定結果がYESの場合、S803において、主制御部21は、挿入されている一体型カード130をカード挿入部11から返却し、ATM取引処理を終了する。
一方、S802の判定結果がNOの場合、S804において、カード処理ユニット60は、挿入されている一体型カード130の磁気ストライプ131に記録された情報(仕様領域に記録された情報)を読み出し、当該情報と共に記録済フラグを、図6に例示したように、その一体型カード130のICチップ133の振込カード情報記録領域208内の空領域に書き込む。
S805において、主制御部21は、S804での書き込みが正常に行われたか否かを判定する。
S805の判定結果がYESの場合、S806において、主制御部21は、挿入されている一体型カード130をカード挿入部11から返却し、ATM取引処理を終了する。
一方、S805の判定結果がNOの場合、S807において、主制御部21は、図9に例示したカード返却画面を顧客用表示入力部14に表示させると共に、挿入されている一体型カード130をカード挿入部11から返却し、ATM取引処理を終了する。図9に例示したカード返却画面には、カード返却のメッセージと共に、磁気ストライプ(カード磁気)が壊れている旨のメッセージや、カード修復のために顧客を金融機関窓口に誘導、案内するメッセージが表示される。
一方、図7のS702の判定結果がYESの場合、S703において、主制御部21は、図8のS802と同様に、挿入されている一体型カード130の磁気ストライプ131に記録された情報が、その一体型カード130のICチップ133に記録済みであるか否かを判定する。
S703の判定結果がNOの場合、S704において、主制御部21は、図示しないカード返却画面を顧客用表示入力部14に表示させると共に、挿入されている一体型カード130をカード挿入部11から返却し、ATM取引処理を終了する。S704で表示されるカード返却画面には、カード返却のメッセージと共に、カード読み取りが不可である旨のメッセージや、顧客を金融機関窓口に誘導、案内するメッセージ等が表示される。
一方、S703の判定結果がYESの場合、S705において、カード処理ユニット60は、挿入されている一体型カード130が有するICチップ133の振込カード情報記録領域208から、記録済みの磁気ストライプの情報を読み出し、当該情報を、その一体型カード130が有する磁気ストライプ131に書き込む(上書きする)。これにより、磁気ストライプの情報が修復される。続いてS706を実行する。
S706において、主制御部21は、図10に例示したカード返却画面を顧客用表示入力部14に表示させると共に、挿入されている一体型カード130をカード挿入部11から返却し、ATM取引処理を終了する。図10に例示したカード返却画面には、カード返却のメッセージと共に、磁気ストライプ(カード磁気)を修復した旨のメッセージや、顧客に再取引を促すメッセージが表示される。なお、図10に例示したカード返却画面の内容をレシート発行処理ユニット70がレシートに印刷して、返却される一体型カード130と共にカード挿入部11から排出するようにしてもよい。
このようなATM取引処理によれば、一体型カード130の磁気ストライプ131に対する情報の読み出しが正常に行われた最初のタイミングに、磁気ストライプ131に記録された情報がICチップ133に書き込まれる。そして、その後に磁気ストライプ131に対する情報の読み出しエラーが発生した場合には、ICチップ133に記録された磁気ストライプ131の情報が磁気ストライプ131に書き込まれて、磁気ストライプ131の修復(磁気ストライプに記録された情報の修復)が行われる。従って、磁気ストライプ131の読み出しエラーが発生した場合でも、顧客は取引を行うことができる。
なお、上述のATM取引処理では、一体型カード130がカード挿入部11に挿入された場合を例に説明したが、上記(3)のキャッシュカード120がカード挿入部11に挿入された場合にも、同様にして処理が行われる。
以上のように、本実施形態によれば、一体型カード130やキャッシュカード120といった磁気ICカードを使用して取引が行われるときに、磁気ストライプの読み出しエラーが発生した場合であっても取引が可能になる。また、そのような仕組みの実現のためにホストコンピュータとの通信等は必要無いため、その仕組みを外部装置の改変を伴うことなく実現することができる。
なお、図7及び図8に例示したATM取引処理において、S703やS802の判定では、カード処理ユニット60がICチップ133の振込カード情報記録領域208から上述の特定の情報を読み出せた場合に、記録済みであると主制御部21が判定し(判定結果がYES)、そうでない場合に、記録済みでないと主制御部21が判定する(判定結果がNO)ものとしてもよい。この場合は、ICチップ133(振込カード情報記録領域208)に対する、記録済フラグの書き込みや読み出しが不要になる。
また、図7のS705の後に、処理がS701へ戻るようにしてもよい。これにより、顧客は、カードを抜き挿しすることなく、取引を継続することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
1 自動取引システム
2 自動取引装置
3 ホストコンピュータ
4 ネットワーク
10 通帳挿入部
11 カード挿入部
12 硬貨入出金部
13 紙幣入出金部
14 顧客用表示入力部
20 ATM制御部
21 主制御部
22 メモリ
23 ハードディスク
24 ホスト通信制御部
25 顧客用画面表示部
26 顧客用キー入力部
27 係員用画面表示部
28 係員用キー入力部
29 IO制御部
30 紙幣処理ユニット
40 硬貨処理ユニット
50 通帳処理ユニット
60 カード処理ユニット
70 レシート発行処理ユニット
81 磁気ストライプ読み書き部
82 ICチップ読み書き部
83 判定部
100 カード、キャッシュカード
101 磁気ストライプ
102 矢印
110 カード、クレジットカード
111 磁気ストライプ
112 矢印
120 カード、キャッシュカード
121 磁気ストライプ
122 ICチップ
123 矢印
130 カード、一体型カード
131、132 磁気ストライプ
133 ICチップ
134、135 矢印
200 メモリ
201 OS記録領域
202 全銀協APL記録領域
203 その他記録領域
204 プログラム記録領域
205 データ記録領域
206 キャッシュカード情報記録領域
207 カード保有者関連情報記録領域
208 振込カード情報記録領域
209 任意情報記録領域

Claims (6)

  1. 磁気ストライプとICチップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置であって、
    前記磁気ストライプに対して情報の読み出し及び書き込みを行う磁気ストライプ読み書き部と、
    前記ICチップに対して情報の読み出し及び書き込みを行うICチップ読み書き部と、
    前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記磁気ストライプ読み書き部が前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記判定部が前記判定を行い、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記ICチップ読み書き部が、前記磁気ストライプ読み書き部により前記磁気ストライプから読み出された情報を、前記ICチップに書き込む、
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記磁気ストライプ読み書き部が前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生した場合に、前記判定部が前記判定を行い、当該判定の結果が記録済みであるという判定結果である場合は、前記磁気ストライプ読み書き部が、前記ICチップ読み書き部により前記ICチップから読み出された前記記録済みの情報を、前記磁気ストライプに書き込む、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記磁気ストライプ読み書き部が前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記判定部が前記判定を行い、当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記ICチップ読み書き部が、前記磁気ストライプ読み書き部により前記磁気ストライプから読み出された情報と共に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであることを示すフラグを、前記ICチップに書き込み、
    前記判定部は、前記ICチップ読み書き部により前記フラグが前記ICチップから読み出されたか否かに応じて、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
  4. 前記判定部は、前記ICチップ読み書き部により特定の情報が前記ICチップから読み出されたか否か応じて、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
  5. 磁気ストライプとICチップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置において実行される磁気ストライプ修復方法であって、
    前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、
    当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記磁気ストライプから読み出した情報を前記ICチップに書き込み、
    前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生した場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、
    当該判定の結果が記録済みであるという判定結果である場合は、前記ICチップから読み出した前記記録済みの情報を前記磁気ストライプに書き込む、
    ことを特徴とする磁気ストライプ修復方法。
  6. 磁気ストライプとICチップとを有するカードを使用して取引処理を実行する自動取引装置のコンピュータに、
    前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生しない場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、
    当該判定の結果が記録済みでないという判定結果である場合は、前記磁気ストライプから読み出した情報を前記ICチップに書き込み、
    前記磁気ストライプに記録された情報の読み出しを行って読み出しエラーが発生した場合に、前記磁気ストライプに記録された情報が前記ICチップに記録済みであるか否かを判定し、
    当該判定の結果が記録済みであるという判定結果である場合は、前記ICチップから読み出した前記記録済みの情報を前記磁気ストライプに書き込む、
    という処理を実行させることを特徴とする磁気ストライプ修復プログラム。
JP2018013720A 2018-01-30 2018-01-30 自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム Active JP6832876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018013720A JP6832876B2 (ja) 2018-01-30 2018-01-30 自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018013720A JP6832876B2 (ja) 2018-01-30 2018-01-30 自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019133315A JP2019133315A (ja) 2019-08-08
JP6832876B2 true JP6832876B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=67547521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018013720A Active JP6832876B2 (ja) 2018-01-30 2018-01-30 自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6832876B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7331337B2 (ja) * 2018-08-31 2023-08-23 沖電気工業株式会社 取引装置及び磁気復元方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019133315A (ja) 2019-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120143754A1 (en) Enhanced credit card security apparatus and method
JPH08241360A (ja) 電子通帳用カード及びこれを用いた電子通帳システムとその利用方法
JP2003141604A (ja) 自動取引装置における操作案内
JP6832876B2 (ja) 自動取引装置、磁気ストライプ修復方法、及び磁気ストライプ修復プログラム
EP0202473A2 (en) Card issuance apparatus
JP5088015B2 (ja) 自動取引装置
JP6878955B2 (ja) 自動取引装置、自動取引システム及び自動取引プログラム
JP4360556B2 (ja) 自動取引装置及び記録媒体
US8074872B2 (en) Payment terminal, and associated method and program
JP2019120956A (ja) 自動取引装置、自動取引方法、及び自動取引プログラム
JP4360503B2 (ja) 自動取引装置
JP2020042620A (ja) 自動取引装置、取引処理システムおよび取引処理方法
JP2005326995A (ja) カードによる本人確認方法
JP6478791B2 (ja) 自動取引装置
JP5488288B2 (ja) 自動取引装置
JP5417224B2 (ja) 取引処理装置および取引処理方法
JP6634846B2 (ja) 自動取引装置及び取引システム
JP6585135B2 (ja) 自動取引装置
JP2009146014A (ja) 自動取引装置
JP5022138B2 (ja) 自動取引装置及びicカードの振込情報移行方法
JP6353128B1 (ja) 自動取引装置
JP2021140543A (ja) 自動取引装置、取引処理方法および取引処理プログラム
JP2004070687A (ja) 通帳記帳装置、通帳記帳方法、この方法をコンピュータに実行させるプログラム、このプログラムが記録された記録媒体
JP2021174205A (ja) 通帳取扱装置、通帳取扱方法、通帳取扱プログラムおよび通帳取扱システム
JP6525850B2 (ja) 自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6832876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150