JP6478791B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気ストライプ付キャッシュカードが利用可能な自動取引装置に関するものである。
従来、JIS規格によれば、カード類には、ISO(国際標準化機構)仕様に準拠するタイプ1(以下JIS1という)、及び従来から銀行間で統一仕様として用いられてきたタイプ2(以下JIS2という)とが規定されている。上記JIS1では、磁気ストライプはカードの裏面に設けられ、JIS2ではカードの表面に設けられる。従って、国内発行カードは、海外使用が可能なJIS1ストライプ(裏面)付クレジットカードやキャッシュカードであっても、国内で自動取引装置を利用するときはJIS2ストライプ(表面)を使用して取引を行う。一方、海外で自動取引装置を利用するときはJIS1ストライプ(裏面)を使用して取引を行う。
特開平11−134416号公報(特許文献1)には、カード表面磁気テープが国内規格の銀行口座番号で、カード裏面磁気テープが国際規格のカード会員番号である国内海外共通の国際キャッシュカードが記載されている。
特開平11−134416号公報
しかしながら、国内発行のJIS2カード(表面ストライプ)で海外使用が可能なJIS1カード(裏面ストライプ)付クレジットカードやキャッシュカードを国内で使用してもJIS2ストライプ(表面)を使用して取引を行うことから、JIS1ストライプ(裏面)が破損していることに気付かないという問題があった。そして、海外のATM(自動取引装置)で海外使用が可能なJIS1カード(裏面ストライプ)付クレジットカードやキャッシュカードを使用しようとした場合、JIS1ストライプの破損により、海外で取引できないケースが散見され、クレームの原因になるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、JIS1ストライプ(裏面)の破損状況を確認し、顧客にカードの更新を促すことで、海外で使用しようとして初めて使用不可であることが分かるようなことがないようにすることを可能とするものである。
上記課題を解決するために本発明に関する自動取引装置は、複数の磁気ストライプを備えた取引媒体を受入可能とし、前記取引媒体における一の磁気ストライプに格納された情報に基づいて取引を行う自動取引装置において、前記取引媒体を挿入排出する媒体挿入排出口と、前記複数の磁気ストライプに対応して設けられ、前記磁気ストライプに格納された情報を読み取る磁気読取手段と、取引に関する情報を出力する情報出力部と、前記一の磁気ストライプから情報を読み取れなかったときは取引を中断し、前記一以外の磁気ストライプから情報を読み取れなかったときは取引を続行し、前記情報出力部へ前記一以外の磁気ストライプからの情報が読み取れなかったことを出力するよう制御する制御部を有することを特徴とするものである。
上記の構成を有する本発明によれば、一の磁気ストライプから情報を読み取れなかったときは取引を中断し、一以外の磁気ストライプから情報を読み取れなかったときは取引を続行し、前記情報出力部へ一以外の磁気ストライプからの情報が読み取れなかったことを出力するよう制御した。これにより、国内発行JIS2カードで海外使用が可能なJIS1ストライプ付きクレジットカードやキャッシュカードを利用する顧客に対して、国内で自動取引装置を使った取引を行う際に、海外で自動取引装置を使った取引ができない可能性を案内することが可能となる。その結果、カード更新を促すことが可能となり、海外でカードが使用できない状況となることを事前に防ぎ、顧客の利便性を増す効果が得られる。
第1の実施の形態に関する自動取引装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に関する自動取引装置の外観図である。 第1の実施の形態に関するキャッシュカードの外観図である。 第1の実施の形態に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関するJIS1エラー確認画面を示す説明図である。 第1の実施の形態の変形例1に関する明細票の印字例を示す説明図である。 第1の実施の形態の変形例2に関するJIS1エラー確認画面を示す説明図である。 第1の実施の形態の変形例3に関するキャッシュカードの外観図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図2は第1の実施の形態に関する自動取引装置の外観図である。自動取引装置100は、金融機関などに設置され、顧客の操作により現金の入出金取引、振込取引及び通帳の記帳取引等を可能とし、取引に伴って各種の媒体を排出する。顧客が操作する自動取引装置100には、カード挿入排出口1、通帳挿入排出口2、紙幣入出金口3、硬貨入出金口4、タッチパネル5、近接センサ6が設けられる。
媒体挿入排出口としてのカード挿入排出口1は、金融機関が発行し金融機関コード、顧客口座番号、顧客氏名等の顧客情報が記憶された取引媒体としてのキャッシュカード又はクレジット会社が発行した取引媒体としてのクレジットカード(以下キャッシュカードという)が挿入可能である。
更に、カード挿入排出口1からはキャッシュカードを排出するとともに、取引の明細が記録された明細票を排出する。なお、明細票はカード挿入排出口1とは独立した図示しない明細票排出口から排出するようにしてもよい。通帳挿入排出口2は通帳が挿入可能であり、通帳記帳が行われて当該記帳済通帳が排出される。
キャッシュカード30は図3において後述するように複数の磁気ストライプが設けられている。即ち、キャッシュカード30の裏面にはJIS 1/ISO側ストライプが設けられ、表面にはJIS 2側ストライプが設けられる。なお、自動取引装置100は、キャッシュカード30の表面に設けられたJIS 2側ストライプに格納された磁気情報に基づいて取引を行う。
紙幣入出金口3は、顧客により投入される紙幣を受入れ、顧客に対し出金(排出)される紙幣を受取り可能とする。硬貨入出金口4は、顧客により投入される硬貨を受入れ、顧客に対し出金(排出)される硬貨を受取り可能とする。操作表示手段としてのタッチパネル5は、顧客による取引に必要な暗証番号、出金金額又は入金金額等の情報を入力する情報入力部として機能するとともに、顧客に対する操作誘導のためのガイダンスを表示し及び取引に関する情報を出力する情報出力部として機能する。
特に本実施の形態においては、後述するように顧客が挿入したキャッシュカード30の裏面の磁気ストライプが読み取れなかったとき、当該タッチパネル5に磁気ストライプが読み取れなかったことを表示する。なお、近接センサ6は自動取引装置100の前面に設けられ、顧客が取引を開始するために自動取引装置100に接近したことを検知する。
図1は第1の実施の形態に関する自動取引装置の構成を示すブロック図である。自動取引装置100の共通制御部10は自動取引装置100の各部と接続され、各部を制御する。共通制御部10は、RAMやROM又はハードディスク等で構成される装置記憶部23と接続され、装置記憶部23に記憶された制御プログラムにより動作する。共通制御部10は各種データを装置記憶部23に書き込むことができ、必要に応じて装置記憶部23から読み出すことができる。また、共通制御部10は、インターフェース部9を介してホストコンピュータ200と接続され、データベース201に蓄積された入出金取引等に関する情報を交換する。
情報出力部としての顧客操作画面表示部14は、顧客に対する操作誘導のためのガイダンス又は取引の結果等の取引に関する情報をタッチパネル5に表示する。また、顧客操作キー入力部15は、顧客による取引に必要な暗証番号、出金金額又は入金金額等の情報のタッチパネル5への入力を受付ける。
現金処理部16は、顧客により紙幣入出金口3又は硬貨入出金口4から投入される入金紙幣又は入金硬貨について真偽鑑別し、計数し、搬送して図示しない金種別収納庫に収納する。更に、顧客に支払われる出金紙幣又は硬貨を所定の金種別収納庫より繰り出し、紙幣入出金口3又は硬貨入出金口4に集積する。
もう一つの情報出力部としての明細票処理部17は取引に関する情報を印刷する明細票について印刷処理を行ない、取引終了時に明細票をカード挿入排出口1から排出する。ジャーナル処理部18は取引記録としてのジャーナルについて記録処理を行い、取引終了時に装置内に保管する。
カード処理部20は顧客がカード挿入排出口1から挿入したキャッシュカード30の情報を読み取り、処理を行った後、カード挿入排出口1へ排出する。カード処理部20は、キャッシュカード30に設けられた2本の磁気ストライプに対応して設けられた2つの磁気読取手段を有する。磁気読取手段としての第1のカード読取部21は、顧客が挿入したキャッシュカード30の裏面に設けられたJIS 1/ISO側ストライプを読み取る。そして、磁気読取手段としての第2のカード読取部22は、顧客が挿入したキャッシュカード30の表面に設けられたJIS 2側ストライプを読み取る。
第1のストライプ内容判定手段11は、第1のカード読取部21が読み取ったカード裏面のJIS 1/ISO側ストライプの内容をチェックしてエラーの判定を行い、読取情報を保持する。
第2のストライプ内容判定手段12は、第2のカード読取部22が読み取ったカード表面のJIS 2側ストライプの内容をチェックしてエラーの判定を行い、読取情報を保持する。
エラー表示指示手段13は、第1のストライプ内容判定手段11がカード裏面のJIS 1/ISO側ストライプの内容についてエラーの判定を行ったとき、顧客操作画面表示部14に対し後述するエラー確認画面をタッチパネル5へ表示するよう指示する。
図3は、第1の実施の形態に関するキャッシュカードの外観図である。複数の磁気ストライプを備えた取引媒体としてのキャッシュカード30を示す。図3(a)はキャッシュカード30の表面を示し、キャッシュカード30の表面にはJIS 2側ストライプ32が設けられる。JIS 2側ストライプ32は、国内規格に従って国内普通預金用の銀行口座番号などが書き込まれている。JIS 2側ストライプ32は、カード処理部20の第2のカード読取部22によって読み取られる。自動取引装置100は、前述のようにキャッシュカード30の表面に設けられたJIS 2側ストライプに格納された磁気情報に基づいて取引を行う。
また、図3(b)はキャッシュカード30の裏面を示し、キャッシュカード30の裏面にはJIS 1/ISO側ストライプ31が設けられる。JIS 1/ISO側ストライプ31は国際規格に従った海外出金用の情報が書き込まれている。本実施の形態では、JIS 1/ISO側ストライプ31は、カード処理部20の第1のカード読取部21によって読み取られる。
次に、第1の実施の形態に関する自動取引装置100の動作について説明する。図4A及び図4Bは第1の実施の形態に関する自動取引装置の動作を示すフローチャートである。
S101:共通制御部10は、近接センサ6に対し、顧客が自動取引装置100へ接近するのを監視するよう指示する。
S102:顧客が接近すると、共通制御部10は、顧客操作画面表示部14に対し、図示しない取引選択画面をタッチパネル5に表示するよう指示する。
S103:取引選択画面において顧客により、例えば出金取引が選択されると、共通制御部10は、顧客操作キー入力部15から出金取引の選択信号を受信する。すると、共通制御部10は、顧客操作画面表示部14に対し、キャッシュカード30の挿入を促す図示しないカード挿入画面をタッチパネル5に表示するよう指示する。
S104:キャッシュカード30が顧客により挿入されると、共通制御部10は、第2のカード読取部22に対し、顧客が挿入したキャッシュカード30の表面に設けられたJIS 2側ストライプ32を読み取るよう指示する。
S105:更に、共通制御部10は、第1のカード読取部21に対し、顧客が挿入したキャッシュカード30の裏面に設けられたJIS 1/ISO側ストライプ31を読み取るよう指示する。
S106:ステップS104においてキャッシュカード30の表面のJIS 2側ストライプ32を読み取った結果について、共通制御部10は、第2のストライプ内容判定手段12に対し読取内容にエラーがないかどうか判定するよう指示する。エラーである場合(取引不可)はステップS107へ移行し、エラーでない場合(取引可)はステップS108へ移行する。
S107:JIS 2側ストライプ32がエラーである場合(取引不可)は取引を中断し、共通制御部10は、カード処理部20に対しキャッシュカード30を返却するよう指示し、そして顧客操作画面表示部14に対し取引を終了する旨をタッチパネル5に表示するよう指示し、取引を終了する。これは自動取引装置100が、JIS 2側ストライプ32に格納された磁気情報に基づいて取引を行うからである。
S108:ステップS105においてキャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31を読み取った結果について、共通制御部10は、第1のストライプ内容判定手段11に対し、読取内容にエラーがないかどうか判定するよう指示する。エラーである場合(内容エラー)はステップS109へ移行し、エラーでない場合(正常)はステップS110へ移行する。
S109:キャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラーがあるときは、共通制御部10は、第1のストライプ内容判定手段11に対し、エラー情報を記憶するよう指示する。取引を中断させないのは、自動取引装置100が、JIS 1/ISO側ストライプ31に格納された磁気情報に基づいて取引を行う訳ではないからである。このとき、取引は続行される。
S110:キャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラーがないときは、共通制御部10は、顧客操作画面表示部14に対し、図示しない暗証番号入力画面をタッチパネル5に表示するよう指示する。顧客は暗証番号入力画面に従って暗証番号を入力する。
S111:暗証番号が顧客により入力されると、共通制御部10は、顧客操作画面表示部14に対し、図示しない金額入力画面などをタッチパネル5に表示するよう指示する。顧客は金額入力画面に従って出金金額を入力する。
S112:暗証番号、金額などの取引情報が顧客により入力されると、共通制御部10は、インターフェース部19に対して取引情報をホストコンピュータ200へ送信するよう指示する。その後、ホストコンピュータ200と取引送受信を行う。
S113:共通制御部10は、装置記憶部23に対し、キャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容のエラー情報の有無を確認する。エラー情報ありのときはステップS114へ移行し、エラー情報なしのときはステップS115へ移行する。
S114:エラー情報ありのときは、共通制御部10のエラー表示指示手段13は、顧客操作画面表示部14に対し、キャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラー情報があったことを示すJIS1エラー確認画面35をタッチパネル5に表示するよう指示する。なお、JIS1エラー確認画面35は、ステップS112におけるホストコンピュータ200と取引送受信中に表示することとしてもよい。これにより取引時間を短縮することができる。
図5は第1の実施の形態に関するJIS1エラー確認画面を示す説明図である。JIS1エラー確認画面35は、顧客操作画面表示部14によってタッチパネル5に表示される。JIS1エラー確認画面35は、「お知らせ」と「お客様がご使用になったカードは海外でのご利用の際、お取引できない可能性があります。お近くの支店へお持ち下さい。」の案内文36とともに確認ボタン37が表示される。顧客操作キー入力部15が、顧客による確認ボタン37の押下を検知すると、共通制御部10へ通知する。
なお、ここで顧客による確認ボタン37の押下がない場合が想定されるので、共通制御部10は、JIS1エラー確認画面35の表示後、所定の時間(例えば5秒)経過後、確認ボタン37の押下があったものとして以後の取引を継続することとしてもよい。
S115:共通制御部10は、ジャーナル処理部18に対し、ジャーナルを取得するよう指示する。
S116:共通制御部10は、顧客操作画面表示部14に対し、顧客が明細票の発行の有無を選択する図示しない明細票発行選択画面をタッチパネル5に表示するよう指示する。
S117:次に共通制御部10は、顧客操作画面表示部14に対し、図示しないカード返却画面をタッチパネル5に表示するよう指示するとともに、カード処理部20に対し、キャッシュカード30を返却するよう指示する。そして、ステップS116で明細票発行が顧客により選択されたときは、共通制御部10は、明細票処理部17に対し、明細票を印字し、カード挿入排出口1よりキャッシュカード30の返却と同時に明細票の排出を行うよう指示する。
S118:最後に、共通制御部10は、現金処理部16に対し、紙幣入出金口3及び硬貨入出金口4より紙幣及び硬貨の排出を行うよう指示する。
以上、第1の実施の形態によれば、国内発行JIS2カード(表面ストライプ)で海外使用が可能なJIS 1/ISOストライプ(裏面)付クレジットカードやキャッシュカードを利用する顧客に対して、国内でATMを使った取引を行う際に、海外で使用するJIS 1/ISOストライプ(裏面)の内容がエラーの場合、海外で取引できない可能性を案内することが可能となる。その案内によりカード更新を促すことが可能となり、海外でカード使用ができない状況となることを事前に防ぎ、顧客の利便性を増す効果が得られる。
(第1の実施の形態の変形例1)
第1の実施の形態では、JIS 1/ISOストライプ(裏面)の内容がエラーの場合、JIS1エラー確認画面35を情報出力部としての顧客操作画面表示部14によってタッチパネル5に表示されることとしたが、これに限らない。即ち、もう一つの情報出力部としての明細票処理部17によって明細票への印字を行い、顧客へ案内することもできる。
図6は第1の実施の形態の変形例1に関する明細票の印字例を示す説明図である。ステップS114においてエラー情報ありの場合、共通制御部10は、明細票処理部17に対し、当該顧客に対して明細票を発行するときは、キャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラー情報があったことを明細票に印字するよう指示する。
そしてステップS116において、顧客が明細票40の発行を選択すると、共通制御部10は明細票処理部17に対して、明細票40を発行するよう指示する。明細票40には、日付、店番号、口座番号、取引内容、取引金額及び取引残高などの必要事項41が印字される。更に、「お知らせ」と「お客様がご使用になったカードは海外でのご利用の際、お取引できない可能性があります。お近くの支店へお持ち下さい。」の案内文42が印字される。これによって、顧客は記録として保持することができ、いつでも更新の必要性を確認することが可能となる。
(第1の実施の形態の変形例2)
図7は第1の実施の形態の変形例2に関するJIS1エラー確認画面を示す説明図である。第1の実施の形態では、JIS 1/ISOストライプ(裏面)の内容がエラーの場合、JIS1エラー確認画面35を図5に示すようにタッチパネル5に表示されることとしたが、これに限らない。即ち、図7に示すように確認ボタン37とは別に、JIS1エラー確認画面35の表示を以後は希望しないことを意味する「以後表示しない」ボタン43を設けてもよい。
顧客が「以後表示しない」ボタン43を押下したときは、共通制御部10はインターフェース部9を介してホストコンピュータ200に対し、顧客の使用しているキャッシュカード30が、JIS 1/ISOストライプ(裏面)の内容がエラーであること及び顧客が通知を希望しないことの情報を送信する。ホストコンピュータ200は、この情報をデータベース201に格納する。以後の取引において、自動取引装置100は、ステップS112において、ホストコンピュータ200から受信する情報によって、顧客がこの通知を希望しないことを知るので、JIS1エラー確認画面35を表示しないことになる。
(第1の実施の形態の変形例3)
第1の実施の形態では、図3に示すようにキャッシュカード30の表面と裏面のそれぞれにJIS2側ストライプ(表面)及びJIS 1/ISOストライプ(裏面)が設けられた場合について説明したが、これに限らない。二本の磁気ストライプは、ともにキャッシュカード30の表面に設けられる磁気ストライプであってもよい。図8は第1の実施の形態の変形例3に関するキャッシュカードの外観図である。
図8に示すようにキャッシュカード30の表面には、仮にA方式ストライプ51及びB方式ストライプ52が設けられる。A方式ストライプ51及びB方式ストライプ52は、カード処理部20の第1のカード読取部21及び第2のカード読取部22によって読み取られる。自動取引装置100は一方の、例えばA方式ストライプ51のデータによって取引を行うものとする。B方式のストライプ52のデータによっては取引を行わないが、B方式のストライプ52のチェックを行うようにすれば本発明は適用可能である。
(第1の実施の形態の変形例4)
以上の本実施の形態において、キャッシュカード30に設けられた2本の磁気ストライプに対応して設けられた磁気読取手段について説明した。具体的には、第1のカード読取部21及び第2のカード読取部22がそれぞれ別々の要素として説明したが、これに限らない。即ち、一つの共通の磁気読取手段を移動可能とすることにより、2本の磁気ストライプに対応した読取位置に移動させて磁気情報を読むようにしても、本発明は適用可能である。
(第1の実施の形態の変形例5)
以上の本実施の形態において、JIS 1/ISOストライプ(裏面)の内容がエラーの場合、取引の都度、エラー内容を顧客操作画面表示部14に表示することを説明したが、これに限らない。即ち、顧客にとって取引の毎回表示されることは、かえって煩わしいので、表示するのは例えば月当たり一度とか、取引の2乃至3回当たり一度とかのように頻度を変えて表示するようにしてもよい。
(第1の実施の形態の変形例6)
以上の本実施の形態において、ステップS114におけるエラー情報ありの場合、共通制御部10は、明細票処理部17に対し、当該顧客に対して明細票を発行するときは、キャッシュカード30の裏面のJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラー情報があったことを明細票に印字することを説明したが、これに限らない。
即ち、JIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラー情報があった場合は、ステップS116の図示しない明細票発行選択画面において顧客が明細票の発行を選択しないときであっても、強制的に明細票を発行するようにしてもよい。又は、ステップS116の図示しない明細票発行選択画面を表示することなく、強制的に明細票を発行するようにしてもよい。顧客にJIS 1/ISO側ストライプ31の読取内容にエラー情報があったことを確実に伝えるためである。
1 カード挿入排出口
5 タッチパネル
10 共通制御部
11 第1のストライプ内容判定手段
12 第2のストライプ内容判定手段
13 エラー表示指示手段
14 顧客操作画面表示部
15 顧客操作キー入力部
20 カード処理部
21 第1のカード読取部
22 第2のカード読取部
30 キャッシュカード
31 JIS 1/ISO側ストライプ
32 JIS 2側ストライプ
36 案内文
100 自動取引装置

Claims (10)

  1. 複数の磁気ストライプを備えた取引媒体を受入可能とし、前記取引媒体における一の磁気ストライプに格納された情報に基づいて取引を行う自動取引装置において、
    前記取引媒体を挿入排出する媒体挿入排出口と、
    前記複数の磁気ストライプに対応して設けられ、前記磁気ストライプに格納された情報を読み取る磁気読取手段と、
    取引に関する情報を出力する情報出力部と、
    前記一の磁気ストライプから情報を読み取れなかったときは取引を中断し、前記一以外の磁気ストライプから情報を読み取れなかったときは取引を続行し、前記情報出力部へ前記一以外の磁気ストライプからの情報が読み取れなかったことを出力するよう制御する制御部を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記磁気読取手段は、前記複数の磁気ストライプに対応して複数設けたことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記情報出力部は、顧客に対して情報を表示する表示部であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
  4. 前記制御部は、ホストコンピュータとの取引送受信中に、前記表示部に対し、前記一以外の磁気ストライプからの情報が読み取れなかったことの表示を行うことを特徴とする請求項3記載の自動取引装置。
  5. 前記情報出力部は、顧客に対して取引の結果を印刷する明細票処理部であることを特徴とする請求項1又は2記載の自動取引装置。
  6. 前記制御部は、前記明細票処理部へ前記一以外の磁気ストライプからの情報が読み取れなかったことを強制的に印刷するよう制御することを特徴とする請求項5記載の自動取引装置。
  7. 前記表示部には、前記一以外の磁気ストライプからの情報が読み取れなかったことの前記表示を希望しないことを意味する「以後表示しない」ボタンを設けたことを特徴とする請求項3記載の自動取引装置。
  8. 前記磁気読取手段は、前記複数の磁気ストライプに共通の一の前記磁気読取手段であることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  9. 前記一の磁気ストライプは、前記取引媒体の表面に設けられる磁気ストライプであり、前記一以外の磁気ストライプは、前記取引媒体の裏面に設けられる磁気ストライプであることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一記載の自動取引装置。
  10. 前記一の磁気ストライプ及び前記一以外の磁気ストライプは、ともに前記取引媒体の表面に設けられる磁気ストライプであることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一記載の自動取引装置。
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