JP6829551B2 - マスク - Google Patents

マスク Download PDF

Info

Publication number
JP6829551B2
JP6829551B2 JP2016091204A JP2016091204A JP6829551B2 JP 6829551 B2 JP6829551 B2 JP 6829551B2 JP 2016091204 A JP2016091204 A JP 2016091204A JP 2016091204 A JP2016091204 A JP 2016091204A JP 6829551 B2 JP6829551 B2 JP 6829551B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
wearer
ear
inner edge
extending portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016091204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017197886A (ja
Inventor
慶 若杉
慶 若杉
柴田 彰
彰 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2016091204A priority Critical patent/JP6829551B2/ja
Publication of JP2017197886A publication Critical patent/JP2017197886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6829551B2 publication Critical patent/JP6829551B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

本発明は、着用者の口および鼻を覆うマスクに関する。
特開平7−275384号公報には、着用者の口および鼻を覆う本体と、当該本体の外側縁からそれぞれ延出した一対の環状部を備えるマスクが開示されている。当該マスクの環状部は、本体よりも高伸長性のシート状繊維材料により構成される。また環状部は、着用者の耳に挿通される開孔を構成するための側面シートにより構成され、当該側面シートは、上側延在部と、下側延在部と、本体と接合される本体接合部と、当該本体接合部の反対側において上側延在部と下側延在部とを連結する上下連結部とを有している。本体接合部の内縁部は、上下方向と平行となるように延在されている。
当該マスクは上述の構成を有することにより、他人に対する病気の伝播や、着用者に対するインフルエンザウィルスや花粉の侵入を抑制することが可能である。
特開平7−275384号公報
マスクを着用する場合、着用者はまず本体により口と鼻を被覆し、その後に環状部を引っ張ることにより開孔と耳の位置を調整する。環状部の引っ張り動作に伴い環状部が伸長されるが、このとき、上側延在部と下側延在部とが互いに近接するよう移動する。このため本体接合部の上側領域と下側領域とが互いに近接するよう移動するが、本体接合部の内縁部が上下方向に延在しているため、本体接合部の内縁部に歪が生じてしまうこととなる。この結果、着用者に対し本体接合部を密着させることができない場合が生ずることがあり、改善が要望されていた。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、着用者に対するマスクの密着性を向上するための一層合理的な構築技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1形態に係るマスクは、着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有する。マスク本体部は、ウィルスや花粉が着用者へ侵入することを抑制したり、着用者がウイルスを飛散させることを防止するためのフィルター機能を有し、不織布などにより構成される。また、耳掛け部は伸長性を有する不織布などにより構成される。
マスクは、マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義する。上下方向は、マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義する。前後方向は、マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義する。
耳掛け部は、マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、マスク本体部に近接して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第1連結部と、マスク本体部側に離間して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第2連結部と、を有する。さらに、耳掛け部は、上側延在部の内縁部と、下側延在部の内縁部と、第1連結部の内縁部と、第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有する。すなわち耳掛け部は、耳掛け空間部を構成するための環状の帯状体により構成される。
第1連結部は、着用者が第2連結部を把持して耳掛け部を後側に引っ張った場合に、上側延在部と下側延在部に生ずる上下方向への移動挙動によって第1連結部が変形することを抑制するための変形抑制部を有する。
本発明の第1形態に係るマスクを着用する場合、着用者はまずマスク本体部により口と鼻を被覆し、その後に耳掛け部を引っ張ることにより耳掛け空間部と耳の位置を調整する。この際、上側延在部と下側延在部が互いに近接する方向へと移動するが、変形抑制部により第1連結部の変形を抑制することが可能となる。このため、第1連結部を着用者に密接させることが可能となる。
また本発明の第1形態のマスクでは、変形抑制部は、第1連結部の内縁部が上下方向と前後方向の双方に交差する方向へ延在することにより構成する。
この態様に係るマスクによれば、第1連結部の内縁部の延在方向が上下方向と前後方向の双方と交差するため、上側延在部と下側延在部が互いに近接する方向へ移動することにより第1連結部に作用する上下方向の力を分散することができる。このため変形抑制部は、第1連結部の変形を抑制することが可能となる。
また本発明の第1形態のマスクに係る解決手段の一態様として、変形抑制部を、下側から上側へ臨んだ場合の第1連結部の内縁部が前側から後側へと向かう方向に延在することにより構成することができる。
この態様に係るマスクによれば、耳掛け空間部の面積を増加させることができるため、着用者は耳掛け空間部に容易に耳を挿通させることが可能となる。
また本発明の第1形態のマスクに係る解決手段の一態様として、変形抑制部を、下側から上側へ臨んだ場合の第1連結部の内縁部が後側から前側へと向かう方向に延在することにより構成することができる。
この態様に係るマスクによれば、第1連結部の面積を増加させることができるため、着用者に対する第1連結部の密着性を向上することが可能となる。
また本発明の第1形態のマスクに係る解決手段の一態様として、変形抑制部を直線状に構成することができる。
また本発明の第1形態のマスクに係る解決手段の一態様として、変形抑制部を、曲線を有する形状に構成することができる。
これらの態様に係るマスクによれば、第1連結部の機能とデザインの向上を図るための設計を適切に行うことが可能となる。
さらに本態様におけるマスクでは、上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成される。
かかる構成により、上側延在部および/または下側延在部の伸長率を安定化することができ、安定した着用感を得ることが可能となる。
また上記課題を解決するため、本発明の第2形態に係るマスクは、着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有する。
マスクは、マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義する。上下方向は、マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義する。前後方向は、マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義する。
耳掛け部は、マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、マスク本体部に近接して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第1連結部と、マスク本体部側に離間して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第2連結部と、を有する。さらに、耳掛け部は、上側延在部の内縁部と、下側延在部の内縁部と、第1連結部の内縁部と、第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有する。
第1連結部の内縁部は、上下方向と前後方向の双方に交差する方向へ延在するよう構成される。
本発明の第2形態に係るマスクを着用する場合、着用者はまずマスク本体部により口と鼻を被覆し、その後に耳掛け部を引っ張ることにより耳掛け空間部と耳の位置を調整する。この際、上側延在部と下側延在部が互いに近接する方向へと移動する。当該状態において、第1連結部の内縁部の延在方向が上下方向と前後方向の双方と交差するため、上側延在部と下側延在部が互いに近接する方向へ移動することにより第1連結部に作用する上下方向の力を分散することができる。このため第1連結部の変形を抑制することが可能となる。
さらに本態様におけるマスクでは、上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成される。
かかる構成により、上側延在部および/または下側延在部の伸長率を安定化することができ、安定した着用感を得ることが可能となる。
また上記課題を解決するため本発明の第3形態に係るマスクは、着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有する。
マスクは、マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義する。上下方向は、マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義する。前後方向は、マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義する。
耳掛け部は、マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、マスク本体部に近接して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第1連結部と、マスク本体部側に離間して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第2連結部と、を有する。さらに、耳掛け部は、上側延在部の内縁部と、下側延在部の内縁部と、第1連結部の内縁部と、第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有する。
第1連結部の内縁部は、着用者が第2連結部を把持して耳掛け部を後側に引っ張った場合に生ずる上側延在部と下側延在部とが互いに近接するような移動動作により定義される、上下方向における直線を回避するよう構成された移動方向回避部を有する。
本発明の第3形態に係るマスクを着用する場合、着用者はまずマスク本体部により口と鼻を被覆し、その後に耳掛け部を引っ張ることにより耳掛け空間部と耳の位置を調整する。この際、上側延在部と下側延在部が互いに近接する方向へと移動する。この上側延在部と下側延在部の移動動作は上下方向の直線を定義するが、第1連結部の内縁部は移動方向回避部を有しているため、第1連結部に作用する上下方向の力を分散することができる。このため第1連結部の変形を抑制することが可能となる。
また本発明の第3形態のマスクに係る解決手段の一態様として、移動方向回避部を、第1連結部の内縁部が上下方向に対して傾斜する方向へ延在する形状を有することにより構成することができる。
本形態に係るマスクによれば、移動方向回避部を第1連結部の形状を調整することにより容易に構成することができる。
さらに本態様におけるマスクでは、上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成される。
かかる構成により、上側延在部および/または下側延在部の伸長率を安定化することができ、安定した着用感を得ることが可能となる。
また参考例に係るマスクは、着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有する。
マスクは、マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義する。上下方向は、マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義する。前後方向は、マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義する。
耳掛け部は、マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、マスク本体部に近接して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第1連結部と、マスク本体部側に離間して設けられるとともに上側延在部と下側延在部とを連結する第2連結部と、を有する。さらに、耳掛け部は、上側延在部の内縁部と、下側延在部の内縁部と、第1連結部の内縁部と、第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有する。
マスク本体部と耳掛け部の連結領域における上下方向の長さは80mm〜120mmであり、第1連結部の内縁部の延在長さは20〜50mmとなるよう構成される。
本参考例のマスクによれば第1連結部における上下方向の変形を効果的に抑制できる。
さらに本参考例におけるマスクでは、上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成される。
かかる構成により、上側延在部および/または下側延在部の伸長率を安定化することができ、安定した着用感を得ることが可能となる。
また本発明の第1形態〜第3形態のマスクに係る解決手段の一態様として、第1連結部は、着用者がマスクを着用した場合に着用者のほほに当接するほほ当接領域を構成することができる。
当該態様に係るマスクによれば、マスク着用時においてほほ当接領域の変形が抑制されることとなる。よって、ほほ当接領域を経由したマスクの内気と外気との連通を抑制することができる。
また本発明の第1形態〜第3形態のマスクに係る解決手段の一態様として、マスクは、マスクが着用者に着用された場合における左耳と右耳とにより規定される直線を左右方向と定義する。左右方向は、マスクが着用者に着用された場合における右耳から左耳へと向かう方向を左側、左耳から右耳へと向かう方向を右側と定義する。
耳掛け部は、マスク本体部の左側に設けられる左側耳掛け部と、マスク本体部の右側に設けられる右側耳掛け部とにより構成することができる。
また本発明の第1形態〜第3形態のマスクに係る解決手段の一態様として、マスク本体部は、マスクが着用者に着用された場合において、マスク本体部と着用者の口とを離間させるための離間空間部を構成することができる。
当該態様に係るマスクによれば、離間空間部により外気よりも高い湿度を保つことができるため、特に風邪などによるのどの痛みを緩和することが可能となる。また、マスク本体部と着用者の唇が当接しないため、口紅がマスク本体部へ転写されることを抑制することができる。なお、当該構成を有するマスクは立体型マスクと称される。
また本発明の第1形態〜第3形態のマスクに係る解決手段の一態様として、マスク本体部は、複数のシート状部材と、複数のシート状部材同士を接合する接合部とを有することができる。当該構成にあっては着用者によって、接合部を中心として複数のシート状部材が展開されることにより、離間空間部を形成することが可能となる。
また本発明の第1形態〜第3形態のマスクに係る解決手段の一態様として、マスク本体部は、シート状部材を上下方向において折り返すことにより構成された襞部を有することができる。襞部は、着用者によって上下方向に展開可能に構成することができる。なお、当該構成を有するマスクはプリーツ型マスクと称される。
本発明によれば、着用者に対するマスクの密着性を向上するための一層合理的な構築技術を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るマスクの正面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスクの側面図である。 本発明の第1実施形態に係るマスクの説明図である。 本発明の第2実施形態に係るマスクの側面図である。 本発明の第3実施形態に係るマスクの側面図である。 本発明の第4実施形態に係るマスクの側面図である。 本発明の第5実施形態に係るマスクの側面図である。 本発明の第6実施形態に係るマスクの側面図である。
本発明に係る実施形態を図1〜図8に基づき説明する。図1〜図3は本発明に係る第1実施形態を示す図、図4は本発明に係る第2実施形態を示す図、図5は本発明に係る第3実施形態を示す図、図6は本発明に係る第4実施形態を示す図、図7は本発明に係る第5実施形態を示す図、図8は本発明に係る第6実施形態を示す図である。
第2実施形態〜第6実施形態において、第1実施形態と同一または近い構成や機能を奏する部品または構造体は、第1実施形態と同一の部品名称および符号を用いて、その説明を省略する場合がある。
(第1実施形態)
本発明に係る第1実施形態を図1〜図3に基づき説明する。図1は本発明の第1実施形態に係るマスク100の正面図、図2は側面図を示す。
図1に示すとおりマスク100は、着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部110と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部130とを有する。このマスク本体部110が本発明に係る「マスク本体部」の一例であり、耳掛け部130が本発明に係る「耳掛け部」の一例である。
図1に示すとおりマスク100は、マスク100が着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向100Yと定義する。上下方向100Yは、マスク100が着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義する。なお図2に示すとおりマスク100は曲面を有する名城であり、着用者の顔面の形状や着用状態において上下方向100Yが変動する場合がある。よって、上下方向100Yはマスク100の設計上における上下方向100Yにより定義することができる。
また図1に示すとおりマスク100は、マスク100が着用者に着用された場合における左耳と右耳とにより規定される直線を左右方向100Xと定義する。左右方向100Xは、マスク100が着用者に着用された場合における右耳から左耳へと向かう方向を左側、左耳から右耳へと向かう方向を右側と定義する。また図2に示すとおりマスク100は、マスク100が着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向100Zと定義する。前後方向100Zは、マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義する。なお、上下方向100Yと、左右方向100Xと、前後方向100Zはそれぞれ直交する関係にある。この上下方向100Yが本発明に係る「上下方向」の一例であり、左右方向100Xが本発明に係る「左右方向」の一例であり、前後方向100Zが本発明に係る「前後方向」の一例である。
(マスク本体部)
図1に示されるマスク本体部110は、ウィルスや花粉が着用者へ侵入することを抑制したり、着用者がウイルスを飛散させることを防止するためのフィルター機能を有する。マスク本体部110は、内層シートと、内層シートの両側に積層されている第1表層シートおよび第2表層シートにより構成される積層シートにより形成される。第1表層シートは、マスク着用時に着用者と反対側に配置されるマスク外表面を形成し、第2表層シートは、マスク着用時に着用者側に配置されるマスク内表面を形成する。内層シートは、メルトブロー法により製造されたメルトブロー不織布シートにより形成される。第1表層シートおよび第2表層シートは、スパンボンド法により製造されたスパンボンド不織布シート、ポリプロピレン繊維を含む不織布シート、スパンレース法により製造されたスパンレース不織布シート、エアスルー法により製造されたエアスルー不織布シート等により形成される。内層シート、第1表層シートおよび第2表層シートそれぞれの目付は、5〜50g/mの範囲内に設定され、マスク本体部110全体の目付は、50〜130g/mの範囲内に設定される。
図1に示すとおりマスク本体部110は、右側本体片110Rと左側本体片110Lとにより構成される。図2に示すとおり右側本体片110Rと左側本体片110Lは、上下方向100Yに延在する第1接合部121により接合される。第1接合部121は、右側本体片110Rと左側本体片110Lとを溶着することにより形成される。この右側本体片110Rと左側本体片110Lが本発明に係る「複数のシート状部材」の一例であり、第1接合部121が本発明に係る「接合部」の一例である。なお、マスク本体部110はさらに他のシート状部材を接合することにより構成することも可能である。
マスク本体部110の上側領域には、着用者の鼻脇に沿うように変形可能な形状固定部113が設けられる。形状固定部113は、可撓性を有する金属片や樹脂片により構成される。
なおマスク100の販売時(着用者による使用初期時)には、右側本体片110Rと左側本体片110Lとが互いに重ねられる。この状態をマスク本体部110が畳まれた状態と称する。着用者がマスク100を使用する場合は、畳まれた状態の右側本体片110Rと左側本体片110Lとを第1接合部121を中心として展開する。これによって、マスク本体部110は立体形状となる。当該立体形状のマスク本体部110を着用者に着用した場合には、マスク本体部110と着用者の口との間に空間(離間空間部)が構成される。この離間空間部により、マスク本体部110の内部は外気よりも高い湿度を保つことができるため、特に風邪などによるのどの痛みを緩和することが可能となる。また、マスク本体部110と着用者の唇が当接しないため、口紅がマスク本体部110へ転写されることを抑制することができる。なお、当該構成を有するマスク100は立体型マスクと称される。
(第2接合部)
図1および図2に示すとおり、マスク本体部110と耳掛け部130は第2接合部122により接合される。第2接合部122は、マスク本体部110と耳掛け部130とを溶着することにより構成される。本実施形態において第2接合部122は複数の溶着部が連続することにより構成される。なお第2接合部122を連続した単数の溶着部により構成することも可能である。
図2に示すとおり第2接合部122は、上側領域1221と、下側領域1223と、当該上側領域1221と下側領域1223の間の中央領域1222を有する。中央領域1222は上下方向100Yに延在する。上側領域1221は、下側から上側を臨んだ場合に後側から前側に向かうよう傾斜されて延在する。下側領域は、下側から上側を臨んだ場合に前側から後側に向かうよう傾斜されて延在する。
(耳掛け部)
図1に示すとおり耳掛け部130は、伸長性を有するとともに着用者の耳に掛けられることにより、マスク本体部110を着用者に固定する機能を有する。
耳掛け部130は、マスク本体部110を形成するシートより伸長性が高いシートにより形成される。耳掛け部130を形成するシートは、伸長性繊維と伸長性繊維を混合して形成される不織布シートが用いられる。本実施の形態では、伸長性を有するポリプロピレン繊維と伸長性を有するウレタン繊維を混合して形成されるスパンボンド不織布シートが用いられている。耳掛け部130は、前後方向100Zに伸長可能となるよう設計される。
図1に示すとおり耳掛け部130は、マスク本体部110の右側に設けられる右側耳掛け部130Rと、マスク本体部の左側に設けられる左側耳掛け部130Lとにより構成される。この右側耳掛け部130Rが本発明に係る「右側耳掛け部」の一例であり、左側耳掛け部130Lが本発明に係る「左側耳掛け部」の一例である。説明の便宜上、右側耳掛け部130Rと左側耳掛け部130Lに関して共通する構成を「耳掛け部の構成」として説明することがある。また図1に示すとおり第2接合部122は、マスク本体部110の右側領域と右側耳掛け部130Rとを接合する右側第2接合部122Rと、マスク本体部110の左側領域と左側耳掛け部130Lとを接合する左側第2接合部122Lとにより構成される。
図2に示すとおり耳掛け部130は、マスク本体部110の上側領域から延在する上側延在部131と、マスク本体部110の下側領域から延在する下側延在部132と、マスク本体部110に近接して設けられるとともに上側延在部131と下側延在部132とを連結する第1連結部133と、マスク本体部110に離間して設けられるとともに上側延在部131と下側延在部132とを連結する第2連結部134とを有する。この上側延在部131が本発明に係る「上側延在部」の一例であり、下側延在部132が本発明に係る「下側延在部」の一例であり、第1連結部133が本発明に係る「第1連結部」の一例であり、第2連結部134が本発明に係る「第2連結部」の一例である。
図2に示すとおり、耳掛け部130は環状に構成されている。このため、上側延在部131は内縁部131aと外縁部131bとを有し、下側延在部132は内縁部132aと外縁部132bとを有し、第1連結部133は内縁部133aと外縁部133bとを有し、第2連結部134は内縁部134aと外縁部134bとを有する。上側延在部131の内縁部131aと、下側延在部132の内縁部132aと、第1連結部133の内縁部133aと、第2連結部134の内縁部134aに囲まれた空間は、マスク着用時に着用者の耳に挿通される耳掛け空間部135を形成する。この耳掛け空間部135が本発明に係る「耳掛け空間部」の一例である。
(ほほ当接領域)
図2に示すとおり第1連結部133は、着用者がマスク100を着用した場合に着用者のほほに当接するほほ当接領域133cを構成する。ほほ当接領域133cが着用者のほほに密着することにより、マスク本体部110と耳掛け部130との間における通気が抑制される。このほほ当接領域133cが本発明に係る「ほほ当接領域」の一例である。
図2に示すとおり第1連結部133は、着用者が第2連結部134を把持して耳掛け部130を後側に引っ張った場合に、上側延在部131と下側延在部132に生ずる上下方向100Yへの移動挙動によって第1連結部133(ほほ当接領域133c)が変形することを抑制するための変形抑制部133dを有する。この変形抑制部133dが本発明に係る「変形抑制部」の一例である。なお着用者が第2連結部134を引っ張った場合における耳掛け部130の具体的な移動挙動としては、上側延在部131は下側に向かうように移動し、下側延在部132は上側に向かうように移動する。すなわち、上側延在部131と下側延在部132とは互いに近接する方向に移動する。
変形抑制部133dは、第1連結部133の内縁部133aの形状を調整することにより構成される。変形抑制部133dは、より具体的には図3に示す通り、第1連結部133の内縁部133aにおける延在方向133fを上下方向100Yと前後方向100Zの双方に交差する方向へ延在することにより構成される。これにより、上側延在部131と下側延在部132が互いに近接する方向に移動することにより第1連結部133に作用する上下方向100Yの力を分散することができる。このため変形抑制部133dは、第1連結部133の変形を抑制することが可能となる。
図2に示すとおり第1実施形態に係る変形抑制部133dは、下側から上側へ臨んだ場合の第1連結部133の内縁部133aが、前側から後側へと向かう方向に延在することにより構成される。これによって、耳掛け空間部135の面積を増加させることができるため、着用者は耳掛け空間部135に容易に耳を挿通させることが可能となる。また第1実施形態に係る変形抑制部133dは直線状に構成される。
第1連結部133の内縁部133aは、上述の通り上下方向100Yに対して傾斜する方向へ延在している。すなわち第1連結部133の内縁部133aは、着用者が第2連結部134を把持して耳掛け部130を後側に引っ張った場合に生ずる上側延在部131と下側延在部132とが互いに近接するような移動動作により定義される、上下方向100Yにおける直線を回避するよう構成される。このため内縁部133aによって第1連結部133は、変形抑制部133dと同時に移動方向回避部133eを構成する。この移動方向回避部133eが本発明に係る「移動方向回避部」の一例である。
図2に示すとおり第2接合部122を有する領域は、マスク本体部110と耳掛け部130の連結領域を構成する。なお、当該連結領域は第2接合部122の中央領域1222を通過する上下方向100Yにより定義することができる。
本発明に係る発明者は、当該連結領域における上下方向100Yの長さが80mm〜120mmであり、第1連結部133の内縁部133aの延在長さが20〜50mmである場合には、着用者がマスク100を着用したときのほほ当接領域133c(第1連結部133)における上下方向100Yの変形を抑制することを見出した。
(耳当接領域)
図2に示すとおり上側延在部131は、マスク100が着用者に着用された場合において耳の上側領域に当接される耳上側当接領域131cを有する。また下側延在部132は、マスク100が着用者に着用された場合において耳の後側領域に当接される耳後側当接領域132cを有する。
なお耳掛け部130が掛けられる耳の領域は、曲面により構成される複雑な形状であるため、着用者の耳の上側および耳の後側を明確には特定できない状況を想定することができる。このような状況にあっては、耳上側当接領域131cは上下方向100Yにおける耳の頂部を含む領域であると定義し、耳後側当接領域132cは前後方向100Zにおける耳の頂部を含む領域であると定義することができる。当該定義にあっては、第2連結部134は耳上側当接領域131cまたは耳後側当接領域132cの少なくとも一方、または耳上側当接領域131cと耳後側当接領域132cの双方を構成することができる。すなわち、上側延在部131、第2連結部134および下側延在部132は耳当接領域を構成する。
図2に示すとおり耳上側当接領域131cは、耳後側当接領域132cよりも前後方向100Zにおける伸長率の低い耳上側低伸長領域131dを構成する。
当該耳上側低伸長領域131dは、耳上側当接領域131cが耳上側長距離領域131eを有することにより構成される。耳上側長距離領域131eは、耳上側当接領域131cの所定点131pにおける幅の長さを、耳後側当接領域132cの所定点132pにおける幅の長さよりも長く形成することにより構成される。
一方、図2に示すとおり耳後側当接領域132cは、耳上側当接領域131cよりも前後方向100Zにおける伸長率の高い耳後側高伸長領域132dを構成する。
当該耳後側高伸長領域132dは、耳後側当接領域132cが耳後側短距離領域132eを有することにより構成される。耳後側短距離領域132eは、耳後側当接領域132cの所定点132pにおける幅の長さを、耳上側当接領域131cの所定点131pにおける幅の長さよりも短く形成することにより構成される。なお耳上側長距離領域131eは、耳後側短距離領域と比して4mm以上長く構成することが好ましい。
図2に示すとおり下側延在部132は、マスク本体部110側に位置する下側延在部第1領域1321と、第2連結部134側に位置する下側延在部第2領域1322とを有する。耳後側当接領域132cは、下側延在部第2領域1322に構成される。この下側延在部第1領域1321が本発明に係る「下側延在部第1領域」の一例であり、下側延在部第2領域1322が本発明に係る「下側延在部第2領域」の一例である。
図2に示すとおり下側延在部第2領域1322は、下側延在部第1領域1321よりも前後方向100Zにおける伸長率の高い高伸長領域1322aを構成することができる。この高伸長領域1322aが本発明に係る「下側延在部第2領域高伸長領域」の一例である。高伸長領域1322aにより耳後側当接領域132cの伸長を促進することが可能となる。なお下側延在部第1領域1321は、下側延在部第2領域1322よりも前後方向100Zにおける伸長率の低い低伸長領域1321aを構成することができる。
図2に示すとおり下側延在部第2領域1322は、下側延在部第2領域1322の所定点132pにおける幅の長さが、下側延在部第1領域1321の所定点1321pにおける幅の長さよりも短く構成された短距離領域1322bを有することができる。すなわち、下側延在部第2領域1322は、上側延在部131に対しては耳後側高伸長領域132dおよび耳後側短距離領域132eを構成し、下側延在部第1領域1321に対しては高伸長領域1322aおよび短距離領域1322bを構成する。この短距離領域1322bが本発明に係る「下側延在部第2領域短距離領域」の一例である。
すなわち、下側延在部第1領域1321と下側延在部第2領域1322の幅を調整することにより、容易に高伸長領域1322aを構成することができる。なお下側延在部第1領域1321は、下側延在部第1領域1321の所定点1321pにおける幅の長さが、下側延在部第2領域1322の所定点における幅の長さよりも長く構成された長距離領域1321bを有することができる。
なお耳掛け部130の前後方向100Zにおける伸長率を測定したところ、上側延在部131の伸長率は59パーセント、応力は0.603(N)であった。下側延在部第1領域1321の伸長率は16パーセント、応力は0.139(N)であった。下側延在部第2領域1322の伸長率は62パーセント、応力は0.668(N)であった。また、下側延在部132の全体的な伸長率は37パーセント、応力は0.300であった。
なお、伸長率の測定にあたっては上側延在部131を45.2mm、下側延在部72.6mmと設定し、JIS T8151に規定されている試験用人頭のマネキンに装着することにより行った。また、伸長率に対する応力は株式会社島津製作所のオートグラフ 型式AG−5kNIにより測定した。この際、当該測定器の設定としてスピードを100mm/分、ストロークはそれぞれの計測箇所の伸長率となるまで引っ張ることにより行った。なお応力は2回のサイクルのうち、2回目の戻りの応力により測定した。
図2に示すとおり、上側延在部131の内縁部131aと外縁部131bは互いに平行な方向に延在する。また、下側延在部132の内縁部132aと外縁部132bは互いに平行な方向に延在する。なお下側延在部132の内縁部132aは、下側延在部第1領域1321の内縁部、下側延在部第2領域1322の内縁部、および下側延在部第1領域1321と下側延在部第2領域1322の連結領域の内縁部と含むものである。ここで「下側延在部132の内縁部132aと外縁部132bは互いに平行な方向に延在する」とは、「下側延在部第1領域1321の内縁部、下側延在部第2領域1322の内縁部、下側延在部132の外縁部132bが互いに平行に延在する」ことを示す。
図3に示すとおり、上側延在部131の延在方向131fは上下方向100Yと交差する。また、下側延在部132の延在方向132fは上下方向100Yと交差する。上側から下側へ臨んだ場合において、延在方向131fと上下方向100Yが交差することにより形成される角度131gと、延在方向132fと上下方向100Yが交差することにより形成される角度132gとを比較した場合、角度131gの方が角度132gよりも大きくなるように構成される。これにより上側延在部131には上側延在部大角度部131hが構成される。この上側延在部大角度部131hが本発明に係る「上側延在部大角度部」の一例である。
なお下側延在部132には、上側から下側へ臨んだ場合における下側延在部132の延在方向132fと上下方向100Yとが交差することにより形成される角度132gが、上側から下側へ臨んだ場合における上側延在部131の延在方向131fと上下方向100Yが交差することにより形成される角度131gよりも小さく構成された下側延在部小角度部132hが構成される。
図3に示すとおり上側延在部大角度部131hにより、上側延在部131の延在方向131f上に位置する耳上側当接領域131cを着用者の耳の上側に近接することが可能となる。このため着用者が耳掛け部130を引っ張る場合には、下側延在部132を上側に移動させるように操作する。すなわち上側延在部大角度部131hは、下側延在部132の上方移動誘導部を構成する。これにより、耳後側当接領域132cの伸長が促進される。
より具体的には上側延在部131に関する上述の角度131gは63度であり、下側延在部132に関する上述の角度は40度である。
なおJIS T8151に規定されている試験用人頭のマネキンにマスク100を装着した場合、角度131gは60度となり角度132gは65度となった。すなわち角度132gの変位量の方が角度131gよりもが大きいものである。これは耳に耳掛け部130を装着した場合において、耳後側当接領域132cが耳の後側における上側領域から下側領域に亘り配置された状態で、残りの下側延在部132の領域が当該耳の後側の下側領域とマスク本体部110とに亘り延在されることによる。なおこのような耳後側当接領域132cの耳に対する配置形態も、耳後側当接領域132cを伸長する一因とされる。
(マスクの着用動作について)
着用者がマスク100を着用する場合、着用者はまずマスク本体部110により口と鼻を被覆し、その後に耳掛け部130を引っ張ることにより耳掛け空間部135と耳の位置を調整する。この際、図3に示される角度131gの方が角度132gよりも大きくなるように構成されており、耳掛け部130は前後方向100Zに伸長しやすいように構成されているため、上側延在部131よりも下側延在部132の方が伸長しやすい状態となる。一方、図2に示される耳上側当接領域131cが耳上側低伸長領域131d(耳上側長距離領域131e)を構成しているため耳上側当接領域131cの伸長が抑制されて、耳上側当接領域131cの幅が狭くなることを抑制することができる。このため、耳掛け部130の収縮に伴う応力が耳の上側により強くかかることが抑制されるため、着用感を向上することが可能となる。
また耳後側当接領域132cが耳後側高伸長領域132d(耳後側短距離領域132e)を構成しているため耳後側当接領域132cの伸長が促進されて、耳後側当接領域132cの幅が狭くなる。このため耳掛け部130の収縮に伴う応力が耳の上側よりも後側により強くかかるが、耳の後側領域は耳の上側領域よりも長いため、耳掛け部130の収縮に伴う圧力が耳の後側領域に分散されることとなる。この結果、マスクの着用感を向上することが可能となる。さらに耳後側当接領域132cが伸長することにより、耳掛け空間部135の領域が拡大するため、着用者による耳掛け部130の耳への装着作業が容易化される。
また上側延在部131の内縁部131aの延在方向と外縁部131bの延在方向が平行であるため、上側延在部131の伸長率を安定化することができる。よって上側延在部131の収縮率を安定化することができるため、マスク100を交換した場合であっても安定した着用感を得ることが可能となる。
また下側延在部第1領域1321の内縁部の延在方向と外縁部の延在方向が平行であるため、下側延在部第1領域1321の伸長率を安定化することができる。よって下側延在部第1領域1321の収縮率を安定化することができるため、マスク100を交換した場合であっても安定した着用感を得ることが可能となる。
また下側延在部第2領域1322の内縁部の延在方向と外縁部の延在方向が平行であるため、下側延在部第2領域1322の伸長率を安定化することができる。よって下側延在部第2領域1322の収縮率を安定化することができるため、マスク100を交換した場合であっても安定した着用感を得ることが可能となる。
また下側延在部第1領域1321の内縁部の延在方向と、下側延在部第1領域1321の外縁部の延在方向と、下側延在部第2領域1322の内縁部の延在方向と、下側延在部第2領域1322の外縁部の延在方向が平行であるため、下側延在部第1領域1321の伸長率と下側延在部第2領域1322の伸長率を安定化することができる。よって下側延在部第1領域1321の収縮率と下側延在部第2領域1322の収縮率を安定化することができるため、マスクを交換した場合であっても安定した着用感を得ることが可能となる。
また着用者が耳掛け部130を引っ張ることにより上側延在部131と下側延在部132が互いに近接する方向へと移動するが、変形抑制部133d(移動方向回避部133e)により第1連結部133に作用する上下方向100Yの力を分散することができる。よってほほ当接領域133cの変形が抑制されるため、ほほ当接領域133cを着用者に密接させることが可能となる。
また、変形抑制部133dを下側から上側へ臨んだ場合の第1連結部133の内縁部133aが、前側から後側へと向かう方向に延在されているため、第1連結部133の面積が増加される。よって着用者に対するほほ当接領域133cの密着性を向上することが可能となる。
(第2実施形態)
次に図4に基づき本発明の第2実施形態に係るマスク200を説明する。第2実施形態のマスク200は、第1実施形態のマスク100と比して変形抑制部133dの構成が異なる。すなわち第1実施形態のマスク100における第1連結部133の内縁部133aが直線状であったのに対し、第2実施形態のマスク200における第1連結部133の内縁部133aは前側方向へ延出する曲線状にて構成されている。
当該構成によって、マスク200は耳掛け空間部135の面積の増加を図ることができるため、着用者は耳掛け空間部に容易に耳を挿通させることが可能となる。
また図4に示すとおりマスク200は、耳上側当接領域131cに耳上側低伸長領域131d、耳上側長距離領域131eを有する。また耳後側当接領域132cに耳後側高伸長領域、耳後側短距離領域132eを有する。またほほ当接領域133cに変形抑制部133d、移動方向回避部133eを有する。よってマスク200は耳上側当接領域131c、耳後側当接領域132cおよびほほ当接領域133cに関して、マスク100と同等の機能を奏する。
(第3実施形態)
次に図5に基づき本発明の第3実施形態に係るマスク300を説明する。第3実施形態のマスク300は、第1実施形態のマスク100と比して変形抑制部133dの構成が異なる。すなわち第1実施形態のマスク100における第1連結部133の内縁部133aが直線状であったのに対し、第3実施形態のマスク300における第1連結部133の内縁部133aは後側方向へ延出する曲線状にて構成されている。
当該構成によって、マスク300は第1連結部133の面積の増加を図ることができるため、着用者に対するほほ当接領域133cの密着性を向上することができる。
また図5に示すとおりマスク300は、耳上側当接領域131cに耳上側低伸長領域131d、耳上側長距離領域131eを有する。また耳後側当接領域132cに耳後側高伸長領域、耳後側短距離領域132eを有する。またほほ当接領域133cに変形抑制部133d、移動方向回避部133eを有する。よってマスク300は耳上側当接領域131c、耳後側当接領域132cおよびほほ当接領域133cに関して、マスク100と同等の機能を奏する。
(第4実施形態)
次に図6に基づき本発明の第4実施形態に係るマスク400を説明する。第4実施形態のマスク400は、第1実施形態のマスク100と比して変形抑制部133dの構成が異なる。すなわち第1実施形態のマスク100における第1連結部133の内縁部133aが直線状であったのに対し、第4実施形態のマスク400における第1連結部133の内縁部133aは連続する曲線を有する形状にて構成されている。
当該構成によって、マスク400は第1連結部133の面積や、耳掛け空間部135の面積や、デザイン性を総合的に勘案した設計を行うことが可能となる。
また図6に示すとおりマスク400は、耳上側当接領域131cに耳上側低伸長領域131d、耳上側長距離領域131eを有する。また耳後側当接領域132cに耳後側高伸長領域、耳後側短距離領域132eを有する。またほほ当接領域133cに変形抑制部133d、移動方向回避部133eを有する。よってマスク400は耳上側当接領域131c、耳後側当接領域132cおよびほほ当接領域133cに関して、マスク100と同等の機能を奏する。
(第5実施形態)
次に図7に基づき本発明の第5実施形態に係るマスク500を説明する。第5実施形態のマスク500は、第1実施形態のマスク100と比して変形抑制部133dの構成が異なる。すなわち第1実施形態のマスク100における第1連結部133の内縁部133aを下側から上側へ臨んだ場合、第1連結部133の内縁部133aは前側から後側へと向かう方向に延在される。一方、第5実施形態のマスク500における第1連結部133の内縁部133aを下側から上側へ臨んだ場合、第1連結部133の内縁部133aは後側から前側へと向かう方向に延在される。
当該構成によって、マスク500は耳掛け空間部135の面積の増加を図ることができるため、着用者は耳掛け空間部に容易に耳を挿通させることが可能となる。
また図7に示すとおりマスク500は、耳上側当接領域131cに耳上側低伸長領域131d、耳上側長距離領域131eを有する。また耳後側当接領域132cに耳後側高伸長領域、耳後側短距離領域132eを有する。またほほ当接領域133cに変形抑制部133d、移動方向回避部133eを有する。よってマスク500は耳上側当接領域131c、耳後側当接領域132cおよびほほ当接領域133cに関して、マスク100と同等の機能を奏する。
(第6実施形態)
次に図8に基づき本発明の第6実施形態に係るマスク600を説明する。第6実施形態のマスク600は、第1実施形態のマスク100と比してマスク本体部110の構成が異なる。第6実施形態に係るマスク600のマスク本体部110は、シート状部材を上下方向100Yにおいて折り返すことにより構成された襞部114を有することができる。襞部114は、着用者によって上下方向100Yに展開可能に構成することができる。なお当該襞部114を有するマスク600はプリーツ型マスクと称される。この襞部114が本発明に係る「襞部」の一例である。
図8に示すとおりマスク600は、耳上側当接領域131cに耳上側低伸長領域131d、耳上側長距離領域131eを有する。また耳後側当接領域132cに耳後側高伸長領域、耳後側短距離領域132eを有する。またほほ当接領域133cに変形抑制部133d、移動方向回避部133eを有する。よってマスク600は耳上側当接領域131c、耳後側当接領域132cおよびほほ当接領域133cに関して、マスク100と同等の機能を奏する。
(実施の形態ないし実施例本発明の各構成要素の対応について)
マスク100、200、300、400、500、600は本発明に係る「マスク」の一例である。上下方向100Yは本発明に係る「上下方向」の一例である。左右方向100Xは本発明に係る「左右方向」の一例である。前後方向100Zは本発明に係る「前後方向」の一例である。マスク本体部110は本発明に係る「マスク本体部」の一例である。耳掛け部130は本発明に係る「耳掛け部」の一例である。右側本体片110Rと左側本体片110Lは本発明に係る「複数のシート状部材」の一例である。第1接合部121は本発明に係る「接合部」の一例である。右側耳掛け部130Rは本発明に係る「右側耳掛け部」の一例である。左側耳掛け部130Lは本発明に係る「左側耳掛け部」の一例である。上側延在部131は本発明に係る「上側延在部」の一例であり、下側延在部132は本発明に係る「下側延在部」の一例であり、第1連結部133は本発明に係る「第1連結部」の一例であり、第2連結部134は本発明に係る「第2連結部」の一例である。耳掛け空間部135は本発明に係る「耳掛け空間部」の一例である。ほほ当接領域133cは本発明に係る「ほほ当接領域」の一例である。変形抑制部133dは本発明に係る「変形抑制部」の一例である。移動方向回避部133eは本発明に係る「移動方向回避部」の一例である。襞部114は本発明に係る「襞部」の一例である。
100、200、300、400、500、600 マスク
100X 左右方向
100Y 上下方向
100Z 前後方向
110 マスク本体部
110R 右側本体片
110L 左側本体片
113 形状固定部
114 襞部
121 第1接合部
122 第2接合部
1221 上側領域
1222 中央領域
1223 下側領域
122R 右側第2接合部
122L 左側第2接合部
130 耳掛け部
130R 右側耳掛け部
130L 左側耳掛け部
131 上側延在部
131a 内縁部
131b 外縁部
131c 耳上側当接領域
131d 耳上側低伸長領域
131e 耳上側長距離領域(上側延在部長距離領域)
131f 延在方向
131g 角度
131h 上側延在部大角度部
131p 所定点
132 下側延在部
132a 内縁部
132b 外縁部
132c 耳後側当接領域
132d 耳後側高伸長領域
132e 耳後側短距離領域(下側延在部短距離領域)
132f 延在方向
132g 角度
132h 下側延在部小角度部
132p 所定点
1321 下側延在部第1領域
1321a 低伸長領域(下側延在部第1領域低伸長領域)
1321b 長距離領域
1321p 所定点
1322 下側延在部第2領域
1322a 高伸長領域(下側延在部第2領域高伸長領域)
1322b 短距離領域
133 第1連結部
133a 内縁部
133b 外縁部
133c ほほ当接領域
133d 変形抑制部
133e 移動方向回避部
133f 延在方向
134 第2連結部
134a 内縁部
134b 外縁部
135 耳掛け空間部

Claims (13)

  1. 着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有するマスクであって、
    前記マスクは、前記マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、前記マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義し、
    前記上下方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義し、
    前記前後方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義し、
    前記耳掛け部は、前記マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、前記マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、前記マスク本体部に近接して設けられるとともに前記上側延在部と前記下側延在部とを連結する第1連結部と、前記マスク本体部側に離間して設けられるとともに前記上側延在部と前記下側延在部とを連結する第2連結部と、を有し、
    さらに、前記耳掛け部は、前記上側延在部の内縁部と、前記下側延在部の内縁部と、前記第1連結部の内縁部と、前記第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有し、
    前記第1連結部は、着用者が前記第2連結部を把持して前記耳掛け部を前記後側に引っ張った場合に、前記上側延在部と前記下側延在部に生ずる前記上下方向への移動挙動によって前記第1連結部が変形することを抑制するための変形抑制部を有し、
    前記上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、前記下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成され
    前記変形抑制部は、前記第1連結部の内縁部が前記上下方向と前記前後方向の双方に交差する方向へ延在することにより構成されることを特徴とするマスク。
  2. 請求項に記載されたマスクであって、
    前記変形抑制部は、前記下側から前記上側へ臨んだ場合の前記第1連結部の内縁部が、前記前側から前記後側へと向かう方向に延在することにより構成されることを特徴とするマスク。
  3. 請求項に記載されたマスクであって、
    前記変形抑制部は、前記下側から前記上側へ臨んだ場合の前記第1連結部の内縁部が、前記後側から前記前側へと向かう方向に延在することにより構成されることを特徴とするマスク。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載されたマスクであって、
    前記変形抑制部は、直線状に構成されていることを特徴とするマスク。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載されたマスクであって、
    前記変形抑制部は、曲線を有する形状に構成されていることを特徴とするマスク。
  6. 着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有するマスクであって、
    前記マスクは、前記マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、前記マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義し、
    前記上下方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義し、
    前記前後方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義し、
    前記耳掛け部は、前記マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、前記マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、前記マスク本体部に近接して設けられるとともに前記上側延在部と前記下側延在部とを連結する第1連結部と、前記マスク本体部側に離間して設けられるとともに前記上側延在部と前記下側延在部とを連結する第2連結部と、を有し、
    さらに、前記耳掛け部は、前記上側延在部の内縁部と、前記下側延在部の内縁部と、前記第1連結部の内縁部と、前記第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有し、
    前記第1連結部の内縁部は、前記上下方向と前記前後方向の双方に交差する方向へ延在するよう構成され、
    前記上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、前記下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成されることを特徴とするマスク。
  7. 着用者の少なくとも鼻および口を覆うマスク本体部と、着用者の耳に掛けられるとともに伸長性を備える耳掛け部と、を有するマスクであって、
    前記マスクは、前記マスクが着用者に着用された場合における鼻と口とにより規定される直線を上下方向、前記マスクが着用者に着用された場合における顔と後頭部とにより規定される直線を前後方向と定義し、
    前記上下方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における口から鼻へと向かう方向を上側、鼻から口へと向かう方向を下側と定義し、
    前記前後方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における後頭部から顔へと向かう方向を前側、顔から後頭部へと向かう方向を後側と定義し、
    前記耳掛け部は、前記マスク本体部の上側領域から延在する上側延在部と、前記マスク本体部の下側領域から延在する下側延在部と、前記マスク本体部に近接して設けられるとともに前記上側延在部と前記下側延在部とを連結する第1連結部と、前記マスク本体部側に離間して設けられるとともに前記上側延在部と前記下側延在部とを連結する第2連結部と、を有し、
    さらに、前記耳掛け部は、前記上側延在部の内縁部と、前記下側延在部の内縁部と、前記第1連結部の内縁部と、前記第2連結部の内縁部とに囲まれた空間により形成される耳掛け空間部を有し、
    前記第1連結部の内縁部は、着用者が前記第2連結部を把持して前記耳掛け部を前記後側に引っ張った場合に生ずる前記上側延在部と前記下側延在部とが互いに近接するような移動動作により定義される、前記上下方向の直線を回避するよう構成された移動方向回避部を有し、
    前記上側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在し、および/または、前記下側延在部の内縁部と外縁部が互いに平行な方向に延在するよう構成されることを特徴とするマスク。
  8. 請求項に記載されたマスクであって、
    前記移動方向回避部は、前記第1連結部の内縁部が前記上下方向に対して傾斜する方向へ延在する形状を有することにより構成されることを特徴とするマスク。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載されたマスクであって、
    前記第1連結部は、着用者が前記マスクを着用した場合に着用者のほほに当接するほほ当接領域を構成することを特徴とするマスク。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載されたマスクであって、
    前記マスクは、前記マスクが着用者に着用された場合における左耳と右耳とにより規定される直線を左右方向と定義し、
    前記左右方向は、前記マスクが着用者に着用された場合における右耳から左耳へと向かう方向を左側、左耳から右耳へと向かう方向を右側と定義し、
    前記耳掛け部は、前記マスク本体部の左側に設けられる左側耳掛け部と、前記マスク本体部の右側に設けられる右側耳掛け部とにより構成されることを特徴とするマスク。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載されたマスクであって、
    前記マスク本体部は、前記マスクが着用者に着用された場合において、前記マスク本体部と着用者の口とを離間させるための離間空間部を構成することを特徴とするマスク。
  12. 請求項11に記載されたマスクであって、
    前記マスク本体部は、複数のシート状部材と、前記複数のシート状部材同士を接合する接合部とを有し、
    着用者によって、前記接合部を中心として前記複数のシート状部材が展開されることにより前記離間空間部を形成するよう構成されることを特徴とするマスク。
  13. 請求項1〜10のいずれか1項に記載されたマスクであって、
    前記マスク本体部は、シート状部材を前記上下方向において折り返すことにより構成された襞部を有し、
    前記襞部は、着用者によって前記上下方向に展開可能に構成されていることを特徴とするマスク。
JP2016091204A 2016-04-28 2016-04-28 マスク Active JP6829551B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016091204A JP6829551B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 マスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016091204A JP6829551B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 マスク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017197886A JP2017197886A (ja) 2017-11-02
JP6829551B2 true JP6829551B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=60237560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016091204A Active JP6829551B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 マスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6829551B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2766293C1 (ru) * 2021-10-13 2022-03-14 Черси Гарсолтович Гудиев Лицевая маска открытого типа

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3098928U (ja) * 2003-06-30 2004-03-18 蔡 徳行 マスク
JP2007054381A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Kurashiki Seni Kako Kk 立体形マスク
JP4916727B2 (ja) * 2006-01-24 2012-04-18 ユニ・チャーム株式会社 マスク
JP5762804B2 (ja) * 2011-04-08 2015-08-12 ユニ・チャーム株式会社 マスクの製造方法、マスク
JP2011143277A (ja) * 2011-04-22 2011-07-28 Meiko Shoji Kk 使い捨て立体マスク
JP2012239588A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Ikari Shodoku Kk マスク
BR112015000124A2 (pt) * 2012-07-02 2017-06-27 3M Innovative Properties Co máscara facial e método para usar uma máscara facial
JP6242352B2 (ja) * 2015-01-28 2017-12-06 株式会社白鳩 衛生マスク

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017197886A (ja) 2017-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6700097B2 (ja) マスク
JP5901900B2 (ja) マスク
KR102413814B1 (ko) 일회용 마스크
EP3603429B1 (en) Mask
JP4570536B2 (ja) 立体型マスク
JP2019183346A5 (ja)
CN108348018B (zh) 一次性口罩
JP7202862B2 (ja) マスク
JP7121965B2 (ja) マスク
JP2011167418A (ja) マスク
JP2022547496A (ja) 防塵マスク
JP6829551B2 (ja) マスク
JP2014113433A (ja) 折りたたみ式マスク
JP6715704B2 (ja) マスク
JP2015217142A (ja) マスク
JP2015223302A5 (ja)
JP7433742B2 (ja) 衛生用マスク
JP7405421B2 (ja) マスク
JP2009082403A (ja) マスク
JP6785590B2 (ja) 横ヒダ型衛生マスク
JP6788485B2 (ja) マスク
JP5901899B2 (ja) マスク
JP2008125657A (ja) 使い捨て衛生マスク
JP3212890U (ja) 衛生マスク
JP3203087U (ja) 使い捨てマスク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200309

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6829551

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250