JP6817622B2 - ショウガ加工物の製造方法及びショウガ加工物 - Google Patents

ショウガ加工物の製造方法及びショウガ加工物 Download PDF

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Description

本発明は、ショウガ加工物の製造方法及びショウガ加工物に関し、詳しくは、ジンゲロールの含有量を低減しつつ、ショーガオールの含有量を高めたショウガ加工物の製造方法及びショウガ加工物に関する。
ショウガ(Zingiber officinale)は、古くから薬用、食用に用いられてきた。漢方生薬においては、生のまま乾燥させたものは生姜(ショウキョウ)、蒸してから乾燥させたものは乾姜(カンキョウ)と呼ばれ、それぞれ別の薬理作用を有するとされる。
生姜の主成分であるジンゲロールは、末梢血流量を増加させて四肢に血を巡らし、体表からの放熱を促進して体温を下げる作用があるとされている。一方、乾姜の主成分であるショーガオールは内臓の循環血流量を増加させて、深部体温を上昇させる作用があるとされている。生のショウガに含まれるショーガオールの含有量はごくわずか(0.10%未満)であり、一方、体温を下げる作用のあるジンゲロールが多く含有されている(0.50〜1.50%)。
体を芯からあたためる目的で用いるには、ショーガオールの含有量を高めたショウガ加工物を摂取することが有効であると考えられる。しかしながら、従来のショウガ加工物はジンゲロールの含有量も高く、ジンゲロールはショウガ特有の刺激的な辛味の元となる成分でもあることから、ショーガオールを十分に摂取しようとしても、その辛味の強さから、一度に摂取できる量が限られてしまっていた。また、ショーガオールの含有量も比較的少なかったため(0.40%以下)、摂取量も多くならざるを得なかった。健康食品原料として錠剤、カプセルや粉末剤に製剤化した場合には、服用数量が多くなってしまうという問題もあった。
従来、ショウガやショウガ抽出物を加熱加工することで、含有されるジンゲロールを脱水反応によりショーガオールに変換し、ショーガオールを富化させることが試みられてきた。例えば、特許文献1には、ショウガ科植物由来の原料を加熱発酵して、ショーガオールを富化する方法が記載されているが、発酵・熟成するために120〜500時間の長時間を要するという問題があった。また、特許文献2には、ショウガ抽出物を100〜130℃で24〜60時間加熱して、ショーガオールを富化する方法が記載されているが、加熱の前に、有機溶剤や超臨界抽出等による抽出工程を要するものであった。特許文献3には、ショウガ乾燥物を120〜250℃で加熱して、ショーガオールを富化する方法が記載されているが、ショーガオールの富化とジンゲロールの低減を同時に達成することは困難であった。特許文献4には、ショウガ抽出物にリンゴ酸やクエン酸等の有機酸を添加し、減圧下で加熱脱水して、ショーガオール含有エキスを製造する方法が記載されているが、加熱の前に、抽出工程を要するものであり、また、減圧を要するため工業的なスケールアップが困難なだけでなく、添加した有機酸がショウガ加工物に残存してしまうことから、残存する有機酸によって、ショウガ加工物の呈味に影響を与えるものであった。
特開2011−32248号公報 特開2012−50377号公報 特開2012−249553号公報 特開2014−152130号公報
そこで本発明の目的は、ジンゲロールの含有量を低減しつつ、ショーガオールの含有量を高めたショウガ加工物の製造方法及びショウガ加工物を提供することにある。
本発明者は上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、ショウガを、揮発性酸の水溶液を加熱して生じた蒸気の雰囲気下で加熱処理することによって、上記課題を解決しうることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明のショウガ加工物の製造方法は、ショウガと揮発性酸の水溶液とを別々に配置し、前記揮発性酸の水溶液を加熱して生じた蒸気の雰囲気下で前記ショウガを加熱処理する加熱工程を含むことを特徴とするものである。
本発明のショウガ加工物の製造方法は、前記揮発性酸の水溶液として、酢酸水溶液を用いることが好ましい。
本発明のショウガ加工物の製造方法は、前記揮発性酸の水溶液として、無機塩で飽和させた揮発性酸の水溶液を用いることが好ましい。
本発明のショウガ加工物の製造方法は、前記無機塩が、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウムおよび塩化カリウムから選ばれる1種以上であることが好ましい。
本発明によれば、ジンゲロールの含有量を低減しつつ、ショーガオールの含有量を高めたショウガ加工物の製造方法及びショウガ加工物を提供することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態を模式的に示す部分断面図である。 図2は、本発明の他の一実施形態を模式的に示す部分断面図である。
[ショウガ加工物の製造方法]
本発明のショウガ加工物の製造方法は、ショウガと揮発性酸の水溶液とを別々に配置し、前記揮発性酸の水溶液を加熱して生じた蒸気の雰囲気下で前記ショウガを加熱処理する加熱工程を含むことを特徴とするものである。本発明のショウガ加工物の製造方法によれば、ジンゲロールの含有量を低減しつつ、ショーガオールの含有量を高めたショウガ加工物を製造できるだけでなく、前記加熱工程でショウガ加工物に混ざった揮発性酸成分は、通風や加熱等により容易に除去することができるため、香りおよび味に与える影響を抑えることも可能である。また、前記揮発性酸の水溶液を、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウムおよび塩化カリウムから選ばれる1種以上の塩で飽和させることで、ショーガオールの富化効率をさらに向上し、また、黒色化、吸湿、デンプン質の糊化、苦味が強くなるといった性状・呈味の変化が生じにくく、飲食品の原料により適したショウガ加工物を製造することができる。さらに、本発明のショウガ加工物の製造方法によれば、低い加熱温度や短い加熱時間であっても、ジンゲロールを低減し、かつ、ショーガオールを効率よく富化することができる。本発明のショウガ加工物の製造方法は、ショウガを用いることから、粉末状のショウガ加工物を容易に得ることができる。本願明細書においてショーガオールとは、6−ショーガオールを意味し、また、ジンゲロールとは、6−ジンゲロールを意味する。また、特に断りがない限り、「%」は質量%を意味する。
(ショウガ)
本発明に用いるショウガは、乾燥物であることが好ましい。ショウガの乾燥物は自由水が存在しない程度の乾燥物であればよい。ショウガに自由水が存在する場合には、黒色化、デンプン質の糊化、苦味が強くなるといった正常・呈味の変化が生じ易くなる。また、ショウガの形状は特に限定されず、そのまま、あるいはスライス、刻み、粉末等の形態で用いることができる。スライス、刻み、粉末が好ましく、粉末が特に好ましい。
本発明において、ショウガとしてショウガ粉末を用いる場合、ショウガ粉末の粒径は、好ましくは18メッシュ(目開き:850μm)パス、より好ましくは36メッシュ(目開き:425μm)パスである。粒径を小径とすることで、得られるショウガ粉末加工物に含まれるショーガオール量をより高め、かつジンゲロール量をより低減することができる。ショウガ粉末の粒径は、「第十六改正日本薬局方」のふるい分け法に従って測定することができる。
前記ショウガ粉末の原料として用いるショウガ乾燥物は、ショウガの根茎、芽、偽茎、葉等いずれの部位の乾燥物も用いることができるが、好ましくは根茎の乾燥物を用いる。 また、ショウガ乾燥物は生のショウガをそのままの形状で乾燥させたものでも、切裁処理又は粉砕処理してから乾燥させたものでもよい。ショウガ乾燥物の乾燥方法は特に限定されず、凍結乾燥させたものでも、送風乾燥させたものでも、加熱乾燥させたものでも、真空乾燥させたものでも、石灰やシリカゲル等の吸湿剤を利用して乾燥させたものでも、またはこれらの乾燥方法を組み合わせたものでもよい。これらの中には、生薬として用いられる生姜や乾姜も含まれる。
(揮発性酸の水溶液)
前記揮発性酸は、常温常圧下において100Pa以上の蒸気圧を有する酸であることが好ましい。常温常圧下における蒸気圧が100Paより低い酸を用いると、ショーガオールの富化効率が低くなる場合がある。また、常温常圧下における蒸気圧が1,000Paより低い酸を用いると、加工後の酸の除去が難しくなる場合がある。揮発性酸の常温常圧下における蒸気圧は、好ましくは100Pa以上、より好ましくは1,000Pa以上である。
また、揮発性酸は水と共沸しない酸であることが好ましい。水と共沸する酸を用いると、加工工程において湿度が高くなり過ぎ、黒色化、吸湿、デンプン質の糊化、苦味が強くなるといった飲食品の原料として好ましくない性状・呈味の変化が生じる恐れがある。
上記条件を満たす揮発性酸としては酢酸が好ましく、本発明において揮発性酸の水溶液として酢酸水溶液を用いることが好ましい。
(酢酸水溶液)
前記酢酸水溶液は、酢酸の濃度が2〜90体積%であることが好ましい。2体積%より低い酢酸濃度であると、ショーガオールの富化効率が低くなる場合がある。また、90体積%より高い酢酸濃度であると、加熱時に引火性と燃焼性が生じるため、加工工程の安全性の確保が必要となる。また、90体積%より高い酢酸濃度の酢酸水溶液は燃焼点と引火点を有し、50体積%より高い酢酸濃度の酢酸水溶液は重度の皮膚腐食性ならびに皮膚刺激性を有するため、加工工程の安全性の確保が必要となる。酢酸の濃度は、好ましくは2〜80体積%、より好ましくは3〜50体積%である。
前記酢酸水溶液は、酢酸を2〜90体積%含有する水溶液であれば特に限定することなく用いることができる。氷酢酸や酢酸を水と混和した水溶液を用いてもよく、醸造酢や合成酢等の食酢を用いてもよい。また、糖類、有機酸、アミノ酸、アルコール、ミネラル等、酢酸以外の成分が水溶液中に含有されていても、特に問題なく用いることが出来る。
また、前記酢酸水溶液は、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化カリウム等の無機塩化物等の無機塩から選ばれる1種以上の塩で飽和させることで、飽和塩法によって湿度を安定化し、湿度が高くなり過ぎることを防ぐことによって、黒色化、吸湿、デンプン質の糊化、苦味が強くなるといった性状・呈味の変化が生じにくく、飲食品の原料に適したショウガ加工物を製造することができる。また、ショーガオールの富化効率をさらに向上することができる。前記無機塩としては、食品の製造工程において用いる観点から、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、および、塩化カリウムが好ましい。
前記塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、および、塩化カリウムは、化学工業的に製造されたものでも、鉱物、海水や塩湖など天然に由来するものであっても問題なく用いることができる。
(加熱工程)
本発明における加熱工程では、ショウガと揮発性酸の水溶液とを別々に配置し、前記揮発性酸の水溶液を加熱して生じた蒸気の雰囲気下で前記ショウガを加熱処理する。加熱工程における加熱温度は80〜100℃であることが好ましい。80℃より低い温度で加熱すると、加熱処理に長時間を要する場合がある。一方、100℃より高い温度で加熱すると、揮発性酸の水溶液の突沸が生じ易くなる。
加熱工程における加熱時間は、特に限定されないが、加熱温度が低い場合は、ショーガオールの富化に長時間を要する。効率面から、加熱時間は24時間以内とすることが好ましい。加熱処理の時間が長すぎると生成したショーガオールが減少してしまうため、高効率なショーガオールの富化を行なうためには、原料のショウガに含まれるジンゲロール量と加熱温度とを考慮した上で、ショーガオールを最大限に富化できるような、適度な加熱処理の時間を設定することが好ましい。例えば、ジンゲロール含量が1.10%のショウガを原料として95℃で加熱処理する場合、2〜25体積%の酢酸水溶液を用いるとき処理時間は15〜24時間が好ましく、25〜50体積%の酢酸水溶液を用いるとき処理時間は8〜15時間が好ましい。
前記加熱処理の方法は特に限定されないが、ショウガ加工物の品質を安定的にコントロールするためには処理中、揮発性酸および水の蒸気圧を一定の範囲に保つことが好ましいことから、容器を用いるなどして、常圧または常圧より高い圧力の下において、密閉または半密閉の空間中で行うことが好ましい。
密閉空間を形成する容器は、水蒸気や気体を通さない性質の素材から成り、かつ加熱により容器内部に生じた圧力に耐え得るものであれば特に形状等に限定されることなく使用することができる。例えば、レトルト袋や缶、瓶、密閉機構を備えた加熱装置などを用いることができる。
半密閉空間を形成する容器としては、水蒸気や気体を通さない性質の素材から成り、かつ加熱により容器内部に生じた圧力を適宜逃がすことで内圧を常圧に保つような機構を備えたものであれば特に形状等に限定されることなく使用することができる。例えば1〜数mm径の穴を1〜数箇所開けたレトルト袋や缶、蓋に蒸気口のついた鍋や缶、圧力開放弁のついた容器や加熱装置などを用いることができる。
前記加熱処理においては、前記密閉または半密閉空間中、ショウガと揮発性酸の水溶液が直接触れることのないように配置する。そのような配置の仕方は特に限定されないが、例えば、図1や図2に示すような配置が挙げられる。ショウガと揮発性酸の水溶液が直接触れると、黒色化、吸湿、デンプン質の糊化、苦味の増加、さらにショウガ粉末の場合には流動性の低下など、食品原料として好ましくない性状・呈味の変化が生じる。
[ショウガ加工物]
上記のとおり、本発明のショウガ加工物の製造方法によれば、効率的にジンゲロールの含有量を低減しつつ、ショーガオールの含有量を高めたショウガ加工物を製造することができる。このようなショウガ加工物は、体温を下げる作用のあるジンゲロールのショーガオールに対する含有割合が低いことから、ショーガオールの効能である深部体温を上昇させる効能を効率よく得ることが可能となる。加えて、酸の除去が容易であることから、本発明の方法により製造されたショウガ加工物は酸を除去しない従来の加工法と比較して呈味良く、ショーガオールの安定性においても優れているという特長を有する。さらに、揮発性酸の水溶液を塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、および、塩化カリウム等の無機塩の飽和塩溶液としてから上記の処理に用いることにより、ショウガ加工物のデンプン糊化や焦げによる物性、呈味の劣化をより抑制することができる。
本発明のショウガ加工物の製造方法によれば、ショウガ加工物の固形分当たりに含有される6−ショーガオールの6−ジンゲロールに対する質量比が2以上である、高ショーガオールかつ低ジンゲロールのショウガ加工物を得ることができる。
前記ショウガ加工物は、前記加熱処理の後には揮発性酸が残存している。この残存した揮発性酸は通風や加熱等により容易に除去することができ、香りおよび味に与える影響を抑えることができる。また、この残存した揮発性酸を除去することで、ショウガ加工物に含有されるショーガオールの安定性を改善することができる。
前記ショウガ加工物は、粉末状であることが好ましい。ショウガ加工物が粉末状であることによって、食品、医薬品、化粧料等の製造に用いる際に、様々な形状で用いることが容易となる。すなわち、そのまま粉末状で用いることも、圧縮成形して固形状やタブレット状に加工して用いることも容易である。また、溶剤抽出により高効率にエキスを得ることができることから、エキスを用いることも容易である。さらに、他の成分、担体や添加剤との混合を行なうことができることから、粉末状、顆粒状、固形状、液状、ペースト状、ゼリー状、タブレット状、カプセル状等の形状への加工を容易に行なうことができる。
前記ショウガ加工物は、ショウガの抽出物の加工物と比べて、セルロース、澱粉、シュウ酸カルシウム等のショウガの固形分由来の成分を多く含有している。
前記ショウガ加工物からエキスを抽出することができる。抽出方法は特に限定されず、水、有機溶媒または水と有機溶媒との混合溶媒を抽出溶媒として抽出すればよい。また、前記エキスは、エキス末化した後に、溶媒に溶解した溶解液であってもよい。
前記エキスから、エキス末を得ることができる。前記エキスから前記エキス末を得る方法は特に限定されず、公知慣用の方法を用いればよい。
前記ショウガ加工物、前記エキス、または、前記エキス末を含有する組成物として、飲食品、医薬品、育毛剤、入浴剤または化粧品を製造することができる。前記ショウガ加工物をそのまま飲食品や医薬品や化粧料として用いてもよく、抽出エキスを用いてもよく、また、他の成分をさらに配合していてもよい。飲食品及び医薬品の形状は特に限定されず、粉末状、顆粒状、固形状、液状、ペースト状、ゼリー状、タブレット状、カプセル状等の通常の形状をとることができる。飲食品としての形態は特に限られず、健康食品、機能性食品、特定保健用食品等であってもよく、調味料等であってもよい。医薬品としての形態も特に限られず、生理学的に許容される担体等と混合し、経口または非経口的に投与することができる。好ましくは経口投与であり、経口投与製剤としては、散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤、液剤、乳剤、シロップ剤、トローチ剤等の周知の剤型とすることができる。また、本発明の飲食品及び医薬品には、公知慣用の添加剤を用いることができ、例えば、賦形剤、滑沢剤、結合剤、崩壊剤、流動化剤、分散剤、湿潤剤、防腐剤、増粘剤、粘稠剤、pH調整剤、着色剤、矯味剤、矯臭剤、界面活性剤、溶解補助剤等が挙げられる。
以下、実施例及び比較例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例および比較例により何ら制限されるものではない。なお、特に断りがない限り、「部」は質量部を、「%」は質量%を意味する。
[ジンゲロール量及びショーガオール量の測定]
原料であるショウガ、及び、ショウガ加工物に含まれるジンゲロールならびにショーガオールの量は、高速液体クロマトグラフィー(以下、「HPLC」)を用いて、下記の条件で測定した。測定値は、別に測定した乾燥減量を差し引き、固形物あたりの含有量に換算した。
<HPLCの測定条件>
・検出器:紫外吸光光度計(検出波長280nm)
・カラム:内径3.0mm、長さ250mmのステンレス管に5μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル化シリカゲルを充填したカラム((株)ワイエムシィ製YMC−Pack Pro C18)
・カラム温度:40℃付近の一定温度
・移動相:移動相には水とアセトニトリルの混合溶媒を用いた。最初は水とアセトニトリルの混合比が40:60となるように溶出し、分析開始から20分までに水とアセトニトリルの混合比が20:80となるまで溶媒の比率を次第に変化させるグラジエント溶出を行った。
・流速:0.5mL/min
・注入量:10μL
・標準溶液の調製と検量線の作成
日本薬局方生薬試験用試薬のジンゲロールおよびショーガオール標準品(いずれも和光純薬工業(株)製)をメタノールと水の混合液(メタノール:水=3:1)に溶解して標準溶液を調製し、HPLC分析におけるピーク面積値から検量線を作成した。
・試料溶液の調製
各試料にメタノールと水の混合液(メタノール:水=3:1)を加えて30分間振盪した後、遠心して得られた上澄液を試料溶液とした。
<乾燥減量の測定条件>
試料約1gをとり、105℃にて6時間加熱した後、デシケータ中で室温まで冷却した。加熱前後の試料質量を測定し、加熱によって減少した試料質量の、加熱前の試料質量に対する百分率を乾燥減量とした。
[加熱処理]
加熱処理には、ヤマト科学(株)製の定温恒温器DK63を使用した。
(参考例1)
ショウガとして、ショウガ粉末(香栄興業(株)製「ショウガ末」(粒径42メッシュパス))を用いた。乾燥減量ならびにジンゲロール量及びショーガオール量を上記方法で測定した結果、乾燥減量は5%、ジンゲロール含量1.10%、ショーガオール含量0.17%、ショーガオール含量のジンゲロール含量に対する比率は0.2であった。
<酢酸水溶液による加熱処理>
(実施例1−1〜1−16)
図1に示すような態様で、50mLの5〜50体積%酢酸水溶液の入った400mL容のガラス瓶に、20gのショウガ粉末の入った100mL容のガラス瓶を入れた。このとき、酢酸水溶液とショウガ粉末が直接触れないようにした。さらに、400mL容ガラス瓶に蓋をした後、蓋の上面に1mm径の穴を1ヶ所空けて半密閉状態にした。その後、オーブン(ヤマト科学(株)製の定温恒温器DK63)で95℃にて8時間(実施例1−1〜1−8)または15時間(実施例1−9〜1−16)ショウガ粉末を加熱処理し、ショウガ粉末加工物を調製した。結果を表1、2に示す。
(比較例1−1、1−2)
酢酸水溶液の代わりに脱イオン水を用いた以外は、実施例1−1〜1−16と同じ方法で、ショウガ粉末加工物を調整した。結果を表1、2に示す。
Figure 0006817622
Figure 0006817622
表1、2に示す結果から、ショウガと揮発性酸の水溶液とを別々に配置し、前記揮発性酸の水溶液を加熱して生じた蒸気の雰囲気下で前記ショウガを加熱処理することにより、効率よく6−ショーガオールが富化できることがわかる。
<飽和塩酢酸水溶液による加熱処理>
(実施例2−1〜5−2)
図1に示すような態様で、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、または、塩化カリウムで飽和させた50mLの5体積%、15体積%酢酸水溶液の入った400mL容のガラス瓶に、20gのショウガ粉末の入った100mL容のガラス瓶を入れた。このとき、上記酢酸水溶液とショウガ粉末が直接触れないようにした。さらに、400mL容ガラス瓶に蓋をした後、蓋の上面に1mm径の穴を1ヶ所空けて半密閉状態にした。その後、オーブン(ヤマト科学(株)製の定温恒温器DK63)で95℃にて15時間ショウガ粉末を加熱処理し、ショウガ粉末加工物を調製した。結果を表3に示す。
(比較例2−1〜5−1)
塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、または、塩化カリウムで飽和させた酢酸水溶液の代わりに、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、または、塩化カリウムで飽和させた水溶液を用いた以外は、実施例2−1〜5−2と同じ方法で、ショウガ粉末加工物を調整した。結果を表3に示す。
Figure 0006817622
表2、3に示す結果から、揮発性酸の水溶液を塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、または、塩化カリウムで飽和させることにより、さらに効率的に6−ショーガオールが富化できること、及び、乾燥減量の低いショウガ加工物が製造できることがわかる。
以下、本発明のショウガ加工物から、本発明のエキスまたはエキス末を製造する方法を記載するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[ショウガ加工物のエキスの調製例]
実施例1−1で得たショウガ粉末加工物1kgに70体積%エタノール10Lを加えて室温にて1週間、抽出を行った。濾過により、必要に応じオリ(沈殿物)を除き、その後、適宜70体積%エタノールを加えて15Lのエキスを得た。
[ショウガ加工物のエキス末の調製例]
実施例1−1で得たショウガ粉末加工物1kgに70体積%エタノール10Lを加えて2時間加熱還流抽出を行った。濾過により、必要に応じオリ(沈殿物)を除き、濾液を減圧濃縮し、その後凍結乾燥を行い、約250gのエキス末を得た。
以下、本発明のショウガ加工物の製造方法で得られたショウガ加工物および該ショウガ加工物から抽出されたエキスならびに抽出されたエキスから得られたエキス末を含有する組成物の具体的な配合例を記載するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、以下の配合例においては、ショウガ加工物としては実施例1−1で得たショウガ粉末加工物を、ショウガ加工物のエキスとしては上記調整例で得たエキスを、また、ショウガ加工物のエキス末としては上記調製例で得たエキス末を用いた。
[健康食品(青汁)]
高麗人参(3質量部)、オオバコ種子(3質量部)、ウコン(3質量部)、みかんの果皮(2質量部)を228質量部の水を張った抽出釜に投入し、加温して沸騰30分後に、さらに花椒(2質量部)、白芥子(1質量部)を投入、その後さらに30分間沸騰し、抽出液を得た。得られた抽出液をろ過して生薬残渣と分離し、得られた濾液を減圧濃縮した後、難消化性デキストリン(松谷化学工業1.6質量部)を加えて均一に撹拌、殺菌後スプレードライによって生薬エキス粉末(3.2質量部)を得た。切裁が必要な生薬に関しては、抽出刻みに加工して使用した。上記で得られた生薬エキス粉末を用いて、下記表1に示す原材料を、表中に記載の割合(質量%)にて配合し、健康食品(青汁)を製造した。
Figure 0006817622
※1:生薬エキス由来の成分:難消化性デキストリン=66.7:33.3
生薬エキス由来の成分(配合割合)=花椒:白芥子:みかん果皮:高麗人参:オオバコ種子:ウコン(2:1:2:3:3:3)
[グミ]
下記表中の配合割合で、グミを常法により製造した。
Figure 0006817622
[せんべい]
下記表中の配合割合で、せんべいを常法により製造した。
Figure 0006817622
[ケーキ]
下記表中の配合割合で、ケーキを常法により製造した。
Figure 0006817622
[シロップ]
下記表中の配合割合で、シロップを常法により製造した。
Figure 0006817622
[味噌汁]
下記表中の配合割合で、味噌汁を常法により製造した。
Figure 0006817622
[シチュー]
下記表中の配合割合で、シチューを常法により製造した。
Figure 0006817622
[清涼飲料水]
下記表中の配合割合で、清涼飲料水を常法により製造した。
Figure 0006817622
[サプリメント(錠剤)]
下記表中の配合割合で、サプリメント(錠剤)を常法により製造した。
Figure 0006817622
[サプリメント(カプセル)]
下記表中の配合割合で、サプリメント(カプセル)を常法により製造した。
Figure 0006817622
[入浴剤(炭酸ブリケット)]
下記表に示す組成により長径20mm、厚さ9.4mmの炭酸ブリケット製剤を製造した。
Figure 0006817622
[白色固形セッケン]
下記表に示す組成の成分に対して、機械練り法(各成分をニーダー中で攪拌混合した後、ニーダーより取り出し、チリングロールで室温まで冷却する。これをセッケン用プロッダーで2〜3回混練した後、コーン部より押し出し、型打ちして乾燥し、全体を磨き成型する)及び枠練り法(メントール等の添加剤を除く各成分を混合加熱(約70℃)溶解し、冷却したのち約50℃にて添加剤を加え、混合してから枠練り用枠に流し込む。固化後枠から取り出し60〜90日乾燥後、型打ち機で型打ちを行い、全体を磨いて仕上げる)を適用して白色固形セッケンを製造した。
Figure 0006817622
[ヘアーリキッド]
下記表中の配合割合で、ヘアーリキッドを常法により製造した。
Figure 0006817622
[ヘアーシャンプー]
下記表中の配合割合で、ヘアーシャンプーを常法により製造した。
Figure 0006817622
[ヘアートリートメント]
下記表中の配合割合で、ヘアートリートメントを常法により製造した。
Figure 0006817622
[軟膏(PEG)]
下記表中の配合割合で、軟膏(PEG)を常法により製造した。
Figure 0006817622
[軟膏(パラフィン)]
下記表中の配合割合で、軟膏(パラフィン)を常法により製造した。
Figure 0006817622
[育毛剤]
上記調製例で得たショウガ加工物のエキス末を、50%エタノール水溶液に溶解し、ショウガ加工物のエキス末溶解液を得た。これを使用し、下記表中の成分と混合し、育毛剤を製造した。
Figure 0006817622
[トニック]
下記表の処方(質量%)に従い、まず、酢酸dl−α−トコフェロール、イソプロピルメチルフェノール、パントテニルアルコール、グリチルレチン酸、エタノール(99.5%)、ミリスチン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸オクチル、香料、メントールを均一に混合した。次に、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、エデト酸4ナトリウム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O)、ショウガ加工物のエキス、精製水を均一に混合した。最後に両者を混合し、濾過して充填することにより液状型トニックを製造した。
Figure 0006817622
[トニック]
下記表の処方(質量%)に従い、まず、酢酸dl−α−トコフェロール、イソプロピルメチルフェノール、パントテニルアルコール、エタノール(99.5%)、香料、メントールを均一に混合した。次に、センブリ抽出液、ニンジン抽出液、ジプロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、エデト酸4ナトリウム、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、モノラウリン酸デカグリセリル、ショウガ加工物のエキス、精製水を均一に混合した。次に両者を混合し、濾過して原液とし、最後に、原液と噴射剤を充填処方に合わせて、缶に充填することによりエアゾール型トニックを製造した。
Figure 0006817622
[ハンドクリーム]
下記表の処方(質量%)に従い、下記の製造例に準拠し、ハンドクリーム製剤を製造した。まず、流動パラフィン、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸、セタノール、モノステアリン酸グリセリン、ジメチルポリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ブチルパラベン、モノステアリン酸デカグリセリル、酢酸トコフェロールを混合し、加熱した。次に、メチルパラベン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、濃グリセリン、エデト酸2ナトリウム、トリエタノールアミン、精製水を混合し加熱し、先の混合物に加え乳化させた。冷却後、フェノキシエタノール、グリチルリチン酸ジカリウム、香料、ショウガ加工物のエキスを添加することによりハンドクリームを製造した。
Figure 0006817622
[ボディクリーム]
下記表の処方(質量%)に従い、油相と水相をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解させた。水相に油相を添加して乳化させた後、冷却後、添加相を添加することによりpH6.1のボディクリームを製造した。
Figure 0006817622
[ボディクリーム]
下記表の処方(質量%)に従い、油相と水相をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解させた。水相に油相を添加して乳化させた後、冷却後、添加相を添加することによりpH7.5のボディクリームを製造した。
Figure 0006817622
[日焼け止めクリーム]
下記表の処方(質量%)に従い、油相と水相をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解させた。水相に油相を添加して乳化させた後、冷却後、微細に粉砕した粉体相および添加相を添加することによりSPF20の日焼け止めクリームを製造した。
Figure 0006817622
[粉体入浴剤]
上記調製例で得たショウガ加工物のエキス末を、50%エタノール水溶液に溶解し、ショウガ加工物のエキス末溶解液を得た。これを使用し、下記表の処方(質量%)に従い、すべての原料を均一に混合することにより粉体入浴剤を製造した。
Figure 0006817622
[液体入浴剤]
上記調製例で得たショウガ加工物のエキス末を、50%エタノール水溶液に溶解し、ショウガ加工物のエキス末溶解液を得た。これを使用し、下記表の処方(質量%)に従い、A相およびB相を70℃に加熱し完全溶解させ、A相をB相に添加後、30℃まで冷却することにより液状入浴剤を製造した。
Figure 0006817622
[化粧水]
下記表の処方(質量%)に従い、水相にアルコール相を添加し原液を調製し、その原液を缶に入れ、LPG、ブタン等のガスを充填することにより化粧水(エアゾール製品)を製造した。
Figure 0006817622
[化粧水]
下記表の処方(質量%)に従い、水相にアルコール相を添加し、可溶化させることによりpH5.5の弱酸性化粧水(透明タイプ)を製造した。
Figure 0006817622
[化粧水]
下記表の処方(質量%)に従い、水相にアルコール相を添加し、乳化させることによりpH7.5の化粧水(白濁タイプ)を製造した。
Figure 0006817622
[化粧水]
下記表の処方(質量%)に従い、水相にアルコール相を添加して可溶化させた後、粉体相を添加することによりpH6.2の3層型の化粧水(分離型タイプ)を製造した。
Figure 0006817622
[スプレーローション]
下記表中の配合割合で、スプレーローションを常法により製造した。
Figure 0006817622
[エアゾールスプレー]
下記表中の配合割合で、エアゾールスプレーを常法により製造した。
Figure 0006817622
[上がり湯用組成物]
下記表中の配合割合で、上がり湯用組成物を常法により製造した。
Figure 0006817622
[清拭剤]
下記表中の配合割合で、清拭剤を常法により製造した。
Figure 0006817622
[シャワー洗い流しローション]
下記表中の配合割合で、シャワー洗い流しローションを常法により製造した。
Figure 0006817622
1 ショウガ
2 揮発性酸の水溶液
3 容器
4 容器
5 蓋
6 蓋に開口した穴
7 棚

Claims (4)

  1. ショウガと揮発性酸の水溶液とを別々に配置し、前記揮発性酸の水溶液を加熱して生じた蒸気の雰囲気下で前記ショウガを加熱処理する加熱工程を含むことを特徴とするショウガ加工物の製造方法。
  2. 前記揮発性酸の水溶液として、酢酸水溶液を用いる請求項1記載のショウガ加工物の製造方法。
  3. 前記揮発性酸の水溶液として、無機塩で飽和させた揮発性酸の水溶液を用いる請求項1又は2記載のショウガ加工物の製造方法。
  4. 前記無機塩が、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、および、塩化カリウムから選ばれる1種以上である請求項3記載のショウガ加工物の製造方法。
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