JP6816043B2 - 端末開始型の電力モード切り替え - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ワイヤレス通信に関する。本発明の実施形態は、特にワイヤレスネットワークとの通信のために構成される移動端末、ワイヤレスネットワーク、通信システム、及びそうした装置により実行される、上記移動端末のモデムの電力消費が制御されるような方法に関する。
移動音声通信と移動データ通信の人気増加に伴い、高速データ通信への需要が増え続けている。通信ネットワークの現代の移動端末、例えば、スマートフォンは、高度な処理ケイパビリティを有する。移動端末は多種多様なアプリケーションを実行することが可能である。それらアプリケーションは、ソーシャルネットワーク、電子メールサービス、またはニュース更新センターもしくは天気予報のような更新クライアントを、これらに限定されることなく含む。
これらのアプリケーションのいくつかは、移動端末が使用されていない時でさえ動作し続ける。これらのアプリケーションのいくつかは、移動端末のスクリーンがスイッチオフされている時でさえ連続的に、または準連続的に動作し続け得る。この場合、アプリケーションは、移動端末のモデムを介してデータを送信または受信し続け得る。これはアプリケーションを実行する移動端末のプロセッサを繰り返し動作させる原因となる。さらに、モデムもまた、アプリケーションがデータを送信または受信することを可能とするために、繰り返しスイッチオンされる。これは、移動端末が使用されていない時にユーザにほんのわずかな恩恵を与えるものの、バッテリ寿命を減少させる。
移動端末により実行されるアプリケーションによって開始されるデータ転送に関連する電力消費の問題を軽減するために、アプリケーションによるモデムを介したメッセージの送信が制限され得る。このアプローチは、移動端末上のアプリケーションにより受信されるデータ転送の量が、効率的な方法で制御されることを可能にするのに十分ではないかもしれない。移動端末によって実行されるアプリケーションが、移動端末への大量のプッシュデータのトラフィックと関連している場合、例えば移動端末がスタンバイモードである間であっても、望ましくないながら大量のバッテリ電力が失われるかもしれない。
モデムの電力消費を減らすため、移動端末は様々な状態に設定され得る。例示すると、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Net-work; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)”と題された3GPP仕様TS 25.331 V11.5.0 (2013−03)は、セクション7.1において様々なRRCの状態を定義している。移動端末は、例えばタイマが終了したときなど、自律的にこれらの状態のいくつかに移行するかもしれないが、移動端末のRRC状態またはこれらの状態間の遷移を決定する多様なパラメータは、通信ネットワークのノードによって制御される。これらの技術は、移動端末上で動作しているアプリケーションによるモデムの継続的な使用に関連する電力消費問題にそれらだけで取り組むのに、まだ十分ではないかもしれない。例示すると、移動端末上で動作するソーシャルネットワーク、電子メールサービス、またはニュースサービスは、インカミングのプッシュデータのトラフィックを受信するかもしれない。これにより、移動端末はRRC非接続であるアイドルモードから、RRC接続モードへ遷移することがある。その結果として生じるモデムの活動はバッテリ寿命を減少させる。
移動端末により実行されるアプリケーションにより引き起こされるモデムの電力消費に関連する問題を軽減する装置と方法とが、当該技術分野において引き続き必要とされている。
実施形態によれば、移動端末開始型の省電力モードへの電力モード切り替えが導入される。移動端末は、それが特定の省電力モードへ移行する予定であると、通信ネットワークへシグナリングし得る。通常の電力モードに加えて、電力消費を減少させる複数の電力モードの集合が定義されてもよく、また、移動端末は、移動端末が複数の省電力モードのうち、どれに移行する予定であるのかを、通信ネットワークへシグナリングしてもよい。電力消費を減少させる電力モードにおいて、移動端末はさらに、異なるRRC(Radio Resource Control)状態の間で、例えばアイドルモードから接続モードへ、遷移を行う、ように構成されてもよい。それぞれの電力モードに関連するパラメータ設定が、移動端末と通信ネットワークとの間のレイヤ1、レイヤ2、及び/または、レイヤ3シグナリングのパラメータを定義してもよい。
一実施形態による移動端末は、ワイヤレスネットワークとの通信のためのモデムを備える。前記移動端末は、複数の電力モードから電力モードを選択する、ように構成されるロジックを備える。前記ロジックは、前記選択された電力モードについてのインジケータを含む電力モード変更要求を送信するように前記モデムを制御する、ように構成される。前記ロジックは、電力モード変更応答の受信に応じて、前記移動端末を前記選択された電力モードへ移行する、ように制御する、ように構成される。
前記ロジックは、アプリケーションが前記移動端末により実行される間の前記移動端末へのデータ転送を減少させるために、前記移動端末により実行される前記アプリケーションに依存して、前記電力モードを選択する、ように構成されてもよい。
前記ロジックは、前記移動端末が使用されていない間の前記移動端末へのデータ転送を減少させるために、前記電力モードを選択する、ように構成されてもよい。前記ロジックは、前記移動端末がスタンバイモードである間の前記移動端末へのデータ転送を減少させるために、前記電力モードを選択する、ように構成されてもよい。
前記移動端末は前記選択された電力モードで動作する間に、異なるRRC状態の間の切り替えを行う、ように構成されてもよい。
前記選択された電力モードについての前記インジケータは、インジケータの有限集合から選択されてもよい。前記集合は、電力モードごとに1つの一意なインジケータを含んでもよい。前記インジケータの集合は、2つより多いインジケータを含んでもよい。前記インジケータの集合は、少なくとも4つのインジケータを含んでもよい。
前記選択された電力モード、及び前記複数の電力モードのうち少なくとも1つの他の電力モードは、前記移動端末と前記通信ネットワークとの間の前記無線インタフェースの第1及び/または第2レイヤシグナリングのための異なるパラメータを有してもよい。
前記選択された電力モード、及び前記複数の電力モードのうち少なくとも1つの他の電力モードは、前記移動端末と前記通信ネットワークとの間の前記無線インタフェースの第3レイヤシグナリングのための異なるパラメータを有してもよい。前記選択された電力モード、及び前記複数の電力モードのうち少なくとも1つの他の電力モードは、例えば、異なるDRXパラメータ設定を有してもよい。
前記異なるDRXパラメータ設定は、異なるDRX周期長を含んでもよい。追加的に、または代替的に、前記異なるDRXパラメータ設定は、異なる無活動タイマ値を含んでもよい。追加的に、または代替的に、前記異なるDRXパラメータ設定は、異なるページング周期を含んでもよい。
前記移動端末は、前記選択された電力モードで動作する間に、アイドル状態とRRC接続状態との間の切り替えを行う、ように構成されてもよい。
前記複数の電力モードのうち少なくとも2つの電力モードは、DRX状態の数において互いに区別されてもよい。前記ロジックは、これら少なくとも2つの電力モードのうち1つを選択してもよい。例示すると、第1の電力モードは、前記移動端末がアイドル状態である間にただ1つのDRX状態を有してもよい。第二の電力モードは、前記移動端末がアイドル状態である間に2つの異なるDRX状態を有してもよい。前記2つの異なるDRX状態は、長DRX周期のアイドルDRX状態と短DRX周期のアイドルDRX状態であってもよい。
前記複数の電力モードのうち少なくとも2つの電力モードは、前記ワイヤレスネットワークにアクセスする前記移動端末のための異なるプロトコル手続を有してもよい。前記ロジックはこれら少なくとも2つの電力モードのうち1つを選択してもよい。
前記複数の電力モードのうち少なくとも2つの電力モードは、異なる無線パラメータを有してもよい。前記複数の電力モードのうち少なくとも2つの電力モードは、異なる端末の出力電力クラスを有してもよい。これら少なくとも2つの電力モードのうち1つにおいて、送信、及び/または受信は半二重動作に制限されてもよい。前記ロジックは、これら少なくとも2つの電力モードのうち1つを選択してもよい。
前記複数の電力モードのうち少なくとも2つの電力モードは、異なるモビリティ管理手続を定義してもよい。例示すると、第1の電力モードは第2の電力モードよりも制限されたセル変更の可能性を有してもよい。前記ロジックは前記第1の電力モードまたは前記第2の電力モードを選択してもよい。
前記移動端末は、インカミングのデータ転送を処理するために、前記選択された電力モードで動作する間に、前記選択された電力モードに依存したタイミングでモデムをアクティブ化させる、ように構成されてもよい。
前記移動端末は、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続、またはRRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)手続において、前記電力モード変更要求を送信する、ように構成されてもよい。
前記移動端末は、ディスプレイを備えてもよい。前記ロジックは、前記ディスプレイがスイッチオフされているか否かに依存して前記電力モードを選択する、ように構成されてもよい。前記ロジックは、前記ディスプレイが少なくとも所定期間スイッチオフされているか否かに依存して前記電力モードを選択する、ように構成されてもよい。
前記移動端末は、少なくとも1つのセンサを備えてもよい。前記ロジックは、前記ディスプレイがスイッチオフされているか否かに依存して、及び前記少なくとも1つのセンサの出力信号に依存して、前記電力モードを選択する、ように構成されてもよい。前記少なくとも1つのセンサは、モーションセンサを含んでもよい。前記モーションセンサの前記出力信号は、前記移動端末が使用されているか否か、及び/または前記移動端末がユーザにより携行されているか否か、を判定するために、前記ロジックにより用いられてもよい。前記ロジックは、前記移動端末が使用されているか否か、及び/または前記移動端末がユーザにより携行されているか否かに基づいて、前記電力モードを選択してもよい。
前記ロジックは、前記ディスプレイがスイッチオフされている場合に、アプリケーションが前記モデムを介するデータ送信を引き起こすのを防止する、ように構成されてもよい。前記ロジックは、前記アプリケーションによるアウトゴーイングのデータ転送のためのモデムの使用を制限するために、前記ディスプレイが少なくとも所定期間スイッチオフされているか否かに依存して、前記アプリケーションと前記モデムとの間で前記移動端末のファイアウォールをアクティブ化させてもよい。
前記電力モード変更要求は、前記選択された電力モードについての前記インジケータを含む複数のインジケータビットを含んでもよい。前記電力モード変更要求は、2つのインジケータビットを含んでもよい。前記電力モード変更要求は、3つのインジケータビットを含んでもよい。結果的に、4つまで、または8つまでの異なる電力モードが定義され得る。
前記ロジックは、前記移動端末により受信される、さらなる電力モード変更要求に含まれる、さらなる電力モード識別子に依存して、さらなる電力モードを特定する、ように構成されてもよい。前記さらなる電力モード変更要求は、ネットワーク開始型の電力モード変更要求である。前記ロジックは、前記さらなる電力モード変更要求の受信に応じて、さらなる電力モード変更応答を送信するように前記モデムを制御する、ように構成されてもよい。前記ロジックは、前記さらなる電力モード変更要求の受信に応じて、前記移動端末を、前記さらなる電力モードへ移行するように制御する、ように構成されてもよい。これにより、前記移動端末は前記通信ネットワークにより選択された電力モードへ移行することができる。
前記移動端末は、ユーザ機器であってもよい。前記ユーザ機器は、LTE(Long Term Evolution)ネットワークとの通信のために構成されてもよい。前記移動端末は、例えばスマートフォンのような、携帯電話であってもよい。
前記移動端末は、M2M(machine-to-machine)端末であってもよい。前記移動端末は、前記ワイヤレスネットワークを介してM2M通信を実行する、ように構成されてもよい。
他の実施形態によれば、無線アクセスネットワーク(RAN)ノードが提供される。前記RANノードは、ワイヤレスインタフェースを有する。前記RANノードは、前記ワイヤレスネットワークと連結した処理デバイスを有する。前記ワイヤレスインタフェースは、電力モード変更要求を前記移動端末から受信する、ように構成される。前記処理デバイスは、前記電力モード変更要求に含まれる前記電力状態についてのインジケータに基づいて、複数の電力状態のうち、どの電力状態に移動端末が移行する予定であるかを決定する、ように構成される。前記処理デバイスは、電力モード変更応答を送信するように前記ワイヤレスインタフェースを制御する、ように構成される。
前記RANノードは、前記電力モード変更応答の送信後に、前記電力モード変更要求に含まれる前記電力状態についての前記インジケータに従って前記移動端末へのデータ転送を制御する、ように構成されてもよい。
前記RANノードは、前記電力モード変更応答の送信後に、前記電力モード変更要求に含まれる前記電力状態についての前記インジケータに従って前記移動端末におけるアプリケーションへのデータ転送の回数、及び/またはレートを減少させる、ように構成されてもよい。
前記RANノードは、前記電力モード変更応答の送信後に、前記移動端末についてのページング周期を調整する、ように構成されてもよい。
前記RANノードは、基地局であってもよい。前記RANノードは、特にNodeB、またはeNodeB(evolved NodeB)であってもよい。
一実施形態による通信システムは、一実施形態の前記移動端末と、無線アクセスネットワークと、を備える。前記無線アクセスネットワークは、前記移動端末からの前記電力モード変更要求を受信する、ように構成されてもよい。前記無線アクセスネットワークは、前記電力モード変更要求に含まれる前記インジケータに基づいて、前記選択された電力モードを特定する、ように構成されてもよい。前記無線アクセスネットワークは、前記移動端末に電力モード変更応答を送信する、ように構成されてもよい。前記無線アクセスネットワークは、前記選択された電力モードに基づいて、前記移動端末へのデータ転送を制御する、ように構成されてもよい。
前記無線アクセスネットワークは、例えばNodeB、またはeNodeB等の、上記に示した機能を実行するように構成されるRANノードを備えてもよい。前記RANノードは、一実施形態によるRANノードであってもよい。
一実施形態による移動端末の電力モード間の遷移を制御する方法は、前記移動端末による複数の電力モードからの電力モードの選択を含む。前記移動端末は、ワイヤレスインタフェースを介して電力モード変更要求を送信し、前記電力モード変更要求は、前記選択された電力モードについてのインジケータを含む。電力モード変更要求の受信に応じて、前記移動端末は、前記移動端末によって前記選択された電力モードへ移行する。
前記電力モードは、アプリケーションが前記移動端末により実行される間の前記移動端末へのデータ転送を減少させるために、前記移動端末により実行される前記アプリケーションに依存して、選択されてもよい。
前記移動端末が使用されていない間の、前記移動端末により実行されるアプリケーションへの前記データ転送が、減少させられてもよい。前記移動端末がスタンバイモードである間の、前記移動端末により実行されるアプリケーションへの前記データ転送が、減少させられてもよい。
前記移動端末は、前記選択された電力モードで動作する間に、異なるRRC(Radio Resource Control)状態の間の切り替えを行ってもよい。
前記選択された電力モードについての前記インジケータは、電力モードごとに1つのインジケータをそれぞれ含むインジケータの有限集合から選択されてもよい。
記選択された電力モード、及び前記複数の電力モードのうち少なくとも1つの他の電力モードは、前記移動端末と前記通信ネットワークとの間の、レイヤ1、レイヤ2及び/またはレイヤ3シグナリングのための異なるパラメータ設定を有してもよい。
前記異なるDRXパラメータ設定は、異なるDRX周期長を含んでもよい。追加的に、または代替的に、前記異なるDRXパラメータ設定は、異なる無活動タイマ値を含んでもよい。追加的に、または代替的に、前記異なるDRXパラメータ設定は、異なるページング周期を含んでもよい。
前記方法は、前記移動端末が前記選択された電力モードで動作する間に、アイドルモードとRRC接続モードとの間の切り替えを行うこと、を含んでもよい。
前記方法は、受信されたデータ転送を処理するために、前記移動端末が前記選択された電力モードで動作する間に、前記選択された電力モードに依存したタイミングで前記モデムを作動させること、を含んでもよい。
前記電力モード変更要求は、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続、またはRRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)手続において、送信されてもよい。
前記電力モードは、前記ディスプレイがスイッチオフされているか否かに依存して、選択されてもよい。前記電力モードは、前記ディスプレイが少なくとも所定期間スイッチオフされているか否かに依存して選択されてもよい。
前記電力モードは、前記ディスプレイがスイッチオフされているか否かに依存して、及び前記少なくとも1つのセンサの出力信号に依存して、選択されてもよい。前記少なくとも1つのセンサは、モーションセンサを含んでもよい。前記モーションセンサの前記出力信号は、前記移動端末が使用されているか否か、及び/または前記移動端末がユーザにより携行されているか否か、を判定するために解析されてもよい。前記電力モードは、前記移動端末が使用されているか否か、及び/または前記移動端末がユーザにより携行されているか否か、に基づいて選択されてもよい。
前記方法は、前記ディスプレイがスイッチオフされている場合に、アプリケーションが前記モデムを介するデータ送信を引き起こすのを防止すること、をさらに含んでもよい。前記アプリケーションと前記モデムとの間のファイアウォールは、前記アプリケーションによるアウトゴーイングのデータ転送のためのモデムの使用を制限するために、前記ディスプレイが少なくとも所定期間スイッチオフされているか否かに依存してアクティブ化させられてもよい。
前記電力モード変更要求は、前記選択された電力モードについての前記インジケータを含む複数のインジケータビットを含んでもよい。前記電力モード変更要求は、2つのインジケータビットを含んでもよい。前記電力モード変更要求は、3つのインジケータビットを含んでもよい。結果的に、4つまで、または8つまでの異なる電力モードが定義され得る。
前記方法は、前記移動端末により受信される、さらなる電力モード変更要求に含まれる、さらなる電力モード識別子に依存して、さらなる電力モードを特定すること、を含んでもよい。前記方法は、前記さらなる電力モード変更要求の受信に応じて、さらなる電力モード変更応答を送信するように前記モデムを制御すること、を含んでもよい。前記方法は、前記さらなる電力モード変更要求の受信に応じて、前記移動端末を、前記さらなる電力モードへ移行するように制御すること、を含んでもよい。これにより、前記移動端末は前記通信ネットワークにより選択された電力モードへ移行することができる。
前記方法は、一実施形態の前記移動端末により実行されてもよい。
実施形態による装置、及び方法によれば、移動端末は、通常の完全に動作している電力モードよりも低い電力消費である何らかの電力モードへの遷移を開始することができる。前記移動端末において実行されるアプリケーションのためのインカミングのデータ転送が、それによって、モデムの電力消費が低い電力モードを選択することにより低減され得る。前記モデムがインカミングのデータ転送を処理するためにスイッチオンされなければならない期間は減少させられ得る。バッテリ寿命は改善し得る。
添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について以下に説明する。添付図面において、同一または類似の符号は同一または類似の要素を示す。
一実施形態による通信システムの概略図である。 一実施形態による方法のフローチャートである。 一実施形態による方法における移動端末及び無線アクセスネットワークノードの動作を示す図である。 一実施形態による方法における移動端末及び無線アクセスネットワークノードの動作を示す図である。 一実施形態による方法における移動端末及び無線アクセスネットワークノードの動作を示す図である。 選択された電力モードで動作する間に移動端末が切り替え得る当該移動端末の状態を示す図である。 一実施形態による移動端末の機能ユニットのブロック図表現である。 一実施形態による無線アクセスネットワークノードのブロック図表現である。 一実施形態による方法のフローチャートである。
本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。いくつかの実施形態は特定の応用分野の文脈において、例えば例示的な無線アクセス技術の文脈において説明される一方、上記実施形態はこの応用分野に限定されない。特に記載のない限り、多様な実施形態の特徴は、互いに組み合わされてもよい。
図1は、一実施形態による通信システム1の概略図である。通信システム1は、移動端末20を備える。通信システム1は、通信ネットワーク10を備える。通信ネットワーク10は無線アクセスネットワーク(RAN)を備える。無線アクセスネットワークは、複数の基地局11〜13を含んでもよい。基地局11〜13は、無線アクセスネットワーク、または通信ネットワーク10のコアネットワーク(CN)において提供され得る他のノード14、15に、動作可能に接続されてもよい。通信ネットワーク10、基地局11〜13、及びノード14,15の具体的な構成は、通信規格に依存する。例示すると、通信ネットワーク10はGSM(Global System for Mobile Communications)ネットワークであってもよい。この場合、RANは、基地局コントローラであるノード14,15を含むGERAN(GSM EDGE Radio Access Network)である。通信ネットワーク10はUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークであってもよい。この場合、RANは、それぞれがNodeBである基地局11〜13、及びRNC(Radio Network Controller)であるノード14、15を含むUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)である。通信ネットワーク10はLTE(Long Term Evolution)ネットワークであってもよい。この場合、RANは、それぞれがeNodeB(evolved Node B)である基地局11〜13、及びMME(Mobility Management Entity)及び/またはコアネットワークにおけるS-GW(Serving Gateway)であるノード14、15を含むeUTRAN(evolved UTRAN)である。
移動端末20は、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)と接続するための、1つのワイヤレスインタフェース21、またはいくつかのワイヤレスインタフェース21を有する。ワイヤレスインタフェース21は、モデム22を備える。モデム22は、移動端末20により用いられる各通信規格のために必要とされる変調と復調のそれぞれを実行する。移動端末20は、RRC(Radio Resource Control)プロトコルに従って、RANとの通信のために構成されてよい。例示すると、移動端末20は、3GPP仕様TS 25.331に従って、RANと通信するように構成されてもよい。移動端末20は、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Net-work; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)”と題された3GPP仕様TS 25.331 V11.5.0 (2013−03)に従って、RANとの無線通信のために構成されてもよい。代替的に、または追加的に、移動端末20は、3GPP仕様TS 36.331に従って、RANと通信するように構成されてもよい。移動端末20は、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)”と題された3GPP仕様TS 36.331 V11.3.0 (2013−03)に従って、RANとの無線通信のために構成されてもよい。
移動端末20は、様々な電力モードを有し得る。少なくともいくつかの電力モードにおいて、データ転送または移動端末20により受信される他のメッセージを処理するためのモデム22の使用は、電力消費を減少させるために制限される。モデムの低電力消費を提供するこれらの電力モードはまた、本明細書において省電力モード、または単に通常の完全に動作する電力モードよりも低い電力消費である電力モード、とも呼ばれる。
いくつかの、またはすべての電力モードにおいて、移動端末20は、移動端末20がRRC非接続状態であるアイドル状態と、RRC接続状態との間の遷移を行うように構成されてもよい。これは、低電力消費を提供する上記電力モードと、従来のDRX(discontinuous reception)状態、または3GPP仕様TS 25.331で定義されたURA_PCH状態、CELL_PCH状態、CELL_FACH状態、及びCELL_DCH状態とを区別する。移動端末20は、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Net-work; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)”と題された3GPP仕様TS 25.331 V11.5.0 (2013−03)のセクション7.1、及びセクション7.2において定義された状態を有してもよく、選択された電力モードで動作する間に上記状態の間で切り替えを行ってもよい。移動端末20は、低電力消費を提供する多様な電力モードの内の1つで動作する間、信号を受信するためにこれらの状態のうちの1つであってよく、但し、それぞれの電力モードである間に、やはりアイドル状態とRRC接続状態との間で切り替えを行うように動作可能なままである。これに対し、URA_PCH状態、CELL_PCH状態、CELL_FACH状態、及びCELL_DCH状態で動作するとき、移動端末20は常にRRC接続モードである。
移動端末20は、移動端末20の動作を制御する処理デバイス23を有する。処理デバイス23は、1つのマイクロプロセッサ、いくつかのマイクロプロセッサ、1つのマイクロコントローラ、いくつかのマイクロコントローラ、ASIC(application specific integrated circuit)、または上記要素の組み合わせを含んでもよい。処理デバイス23は、図2から図9を参照してより詳細に説明するように、いくつかの電力モードのうち、どれが用いられるべきかを決定するロジックの動作を実行してもよい。
移動端末20は、複数の利用可能な電力モードのうち、特定の電力モードが利用されるものとされることを要求することができるように構成される。例示すると、4つまで、または8つまでの異なる電力モードが予め定義され得る。各電力モードにインジケータが割り当てられてもよい。電力モードについての“インジケータ”という用語は、本明細書で使用される場合、当該インジケータに基づいて複数の電力モードのうちの1つが一意に識別され得るようにそれぞれの電力モードに割り当てられ得る、一意な識別子を意味する。
移動端末20は、電力モード変更要求を通信ネットワーク10へ送信するように構成される。電力モード変更要求は、移動端末20により選択された電力モードについての一意な識別子を含むいくつかの目的ビットを含んでもよい。処理デバイス23は、選択された電力モードについてのインジケータを含む電力モード変更要求を送信するようにワイヤレスインタフェース21を制御してもよい。
通信ネットワーク10は、電力モード変更応答を移動端末20へ送信し得る。電力モード変更応答は、適切な電力モードであるとして、移動端末20により前もって選択された電力モードに移動端末20が移行してもよいことを確認する、肯定応答メッセージであってもよい。この適切な電力モードは、移動端末20により送信された電力モード変更要求におけるインジケータにより定義される。
どの電力モードが適切な電力モードであるかに関する決定は、幅広い多様な手段により実行され得る。一実装において、処理デバイス23は、移動端末20がスタンバイモードであるか否かに依存して電力モードを選択する。電力モードは、移動端末20がある期間スタンバイモードであったか否かに依存して選択されてもよい。電力モードは、移動端末20のディスプレイ25が所定期間スイッチオフされていたか否かに依存して選択されてもよい。電力モードは、移動端末20のセンサの出力信号に依存して選択されてもよい。例示すると、移動端末20は、モーションセンサ26を有してもよい。モーションセンサ26の出力信号、及び/またはディスプレイ25がスイッチオンされているかスイッチオフされているかに関する情報に基づいて、処理デバイス23はどの電力モードが適切なはずであるか決定してもよい。
処理デバイス23は、アプリケーションをも実行し得る。少なくとも1つのアプリケーション、またはいくつかのアプリケーションは、例えば移動端末20がスタンバイモードへ移行しているときであっても、実行され続けてもよい。上記のようなアプリケーションの例は、ソーシャルネットワーク、電子メールサービス、またはニュース更新センターもしくは天気予報のような更新クライアントを、これらに限定されることなく含む。アプリケーションは通常、ワイヤレスインタフェース21を介して通信ネットワーク10へデータを送信し、通信ネットワーク10からデータを受信する。通常の電力モードよりも低い電力消費の電力モードは、通信ネットワークへ、特定の電力モードが使用されるべきであるとシグナリングすることにより、移動端末20へのデータ転送が減少させられることを保証する。
どの電力モードが適切な電力モードであるかに関する決定において、移動端末20上でどのアプリケーションが実行されているか、もまた考慮に入れられてよい。例示すると、電子メールアプリケーションが移動端末20により実行されているとき、処理デバイス23は、ニュース更新サービスもしくは天気予報アプリケーションだけが実行されている場合に比べて、より頻繁にデータに移動端末20へ転送されることを許す電力モードを、選択してもよい。処理デバイス23は、移動端末20上で実行されるアプリケーションに依存して、どのデータトラフィックが要求されるであろうかを、予測してもよい。
上記様々な電力モードは、それぞれ、各電力モードにおける動作を定義する一連のパラメータ24を有し得る。電力モードパラメータ24は、移動端末20に記憶されてもよい。電力モードパラメータは、パラメータまたは物理レイヤにおける機能性がどのように定義されているのかを定義してもよい。電力モードパラメータは、移動端末20と通信ネットワーク10との間の無線インタフェースにおける物理レイヤのパラメータを定義してもよい。追加的に、または代替的に、電力モードパラメータは、移動端末20と通信ネットワーク10との間のレイヤ2及び/またはレイヤ3シグナリング用のパラメータであってもよい。
上記様々な電力モードの具体的な定義とそれぞれのパラメータは、移動端末20の構成に依存し得る。例示すると、携帯電話である移動端末について、上記様々な電力モードは、それぞれのモードで動作中の、移動端末がRRC非接続状態にある場合の互いに異なるDRX周期長及び/または互いに異なるページング周期の定義、に対応してもよい。さらに例示すると、上記様々な電力モードは、移動端末20の互いに異なる出力電力クラスに対応してもよい。
追加的に、または代替的に、選択された電力モードは、1以上の追加のDRX周期を追加してもよい。電力モードは、例えば標準的なアイドル状態のDRXに加えて、長いDRXレベルをアイドルRRC状態に追加することもできる。
追加的に、または代替的に、選択された電力モードは、移動端末がワイヤレスネットワークにアクセスするための異なるプロトコル手続を定義してもよい。
追加的に、または代替的に、選択された電力モードは、様々な無線パラメータ、例えば1つまたはいくつかの異なる端末出力電力クラスを定義してもよく、及び/または、送受信を半二重動作に制限してもよい。
追加的に、または代替的に、選択された電力モードは、様々なモビリティ管理手続を定義してもよい。選択された電力モードは、移動端末において実行されることを要する測定を減少させるために、セル変更の可能性を制限、または除去してもよい。
通信ネットワーク10からの電力モード切り替え応答の受信に応じて、移動端末20が選択された電力モードに切り替わるとき、モデム22は、各電力モードについての電力モードパラメータに依存して制御され得る。処理デバイス23は、電力モードパラメータをメモリ24から読み出してもよい。
移動端末20は、様々な構成を有し得る。例示すると、移動端末20は、M2M(machine-to-machine)通信端末であってもよい。移動端末20は、通信ネットワーク10を介して、他のM2M端末29と通信してもよい。定義される電力モードの数、及び/または特定の電力モードパラメータは、移動端末20の特定の構成に依存してもよい。これにより、異なるM2Mのユースケース、異なるモードのスマートフォン、非音声中心のデバイス、あるいは類似するものに向けて、物理レイヤの振る舞いを最適化することが可能となる。
図2は、一実施形態による方法30のフローチャートである。方法30は移動端末20により実行され得る。
31において、ロジックは移動端末についての最適な電力モードを決定する。選択アルゴリズムは、複数の電力モードのうち、どの電力モードが最適な電力モードであるかを決定するために採用されてもよい。一実装において、通常の完全に動作する電力モードよりも低い電力消費である電力モードが、ディスプレイ25がオフの場合に決定されてもよい。追加の、または代わりの入力、例えば、モーションセンサの出力信号、または動作中のアプリケーションにおける情報等が、決定において用いられてもよい。
最適な電力モードは、移動端末20についての、期待される未来のシグナリングニーズを満たすように識別され得る。未来のシグナリングニーズは、実行されるアプリケーションに基づいて予測され得る。各アプリケーションに関連するシグナリングにおける履歴データが、例えば、移動端末20により収集されてもよく、未来のシグナリングニーズを予測するために使用されてもよい。代替的に、または追加的に、各アプリケーションのシグナリングニーズを定義する情報が、アプリケーションから取り出されてもよい。最適な電力モードの決定において、以前の電力モード変化が考慮に入れられてもよい。例示すると、現在の電力モードが今までのところ短期間だけアクティブである場合、ピンポン動作を防止するヒステリシス的な振る舞いを導入するため、選択アルゴリズムにおいて他の電力モードにペナルティが課せられてもよい。
32において、ロジックは電力モードの変更が要求されるべきであるか否かを判定する。31において決定された最適な電力モードが現在の電力モードとは異なる場合に、電力モードの変更が要求されてもよい。同一の電力モードが、所定期間連続して最適な電力モードとして特定される場合に、電力モードの変更が要求されてもよい。要求されるべき電力モードの変更が無いと決定される場合、方法はステップ31に戻る。
電力モードの変更が要求されることになる場合に、移動端末により電力モード変更要求が送信される。電力モード変更要求は、ステップ31において最適な電力モードとして特定される電力モードに依存する。
電力モード“1”が、最適な電力モードであるために、選択される場合、33において、電力モード“1”についてのインジケータを含む電力モード変更要求が送信される。電力モード“2”が、最適な電力モードであるために、選択される場合、34において、電力モード“2”についてのインジケータを含む電力モード変更要求が送信される。電力モード“M”が、最適な電力モードであるために、選択される場合、35において、電力モード“M”についてのインジケータを含む電力モード変更要求が送信される。
電力モード変更要求を肯定的に受け入れる電力モード変更応答の受信に応じて、それぞれの電力モードへの移行が行われる。方法は、次にステップ31に戻ってよい。
図3は、移動端末20と通信ネットワークの基地局11との間のシグナリングを示す。
移動端末20は、電力モード変更要求であるメッセージ41を送信する。電力モード変更要求は選択された電力モードについてのインジケータPMIDを含む。インジケータPMIDは、例えば、メッセージ41の2つのインジケータビットまたは3つのインジケータビットに含まれてもよい。それにより、4つまで、または8つまでの異なる電力モードが定義され得る。
基地局11は、移動端末20がその電力モードを、メッセージ41におけるインジケータPMIDによりインジケートされる選択された電力モードへ切り替えてもよいか否かを判定する。当該判定は、データ転送速度、及び/またはネットワーク負荷が、移動端末20がインジケータPMIDによりインジケートされる選択された電力モードへ切り替わる場合でさえ、目標条件を満たすか否かを判定すること、を含み得る。
移動端末20がその電力モードを選択された電力モードへ切り替えてもよいことを、基地局11、または他のRANノードが決定する場合に、基地局11、または他のRANノードは肯定応答(ack)メッセージ42を移動端末20に送信してもよい。メッセージ42は、移動端末により要求された電力モードの切り替えを受け入れる電力モード変更応答である。
43において、電力モードの切り替えを受け入れる電力モード変更応答の受信に応じて、移動端末20はメッセージ41においてインジケートされる電力モードへ、電力モードを変更する。当該変更は予め定義された時刻において生じてもよいし、トリガイベントによって引き起こされてもよい。当該変更は、肯定応答メッセージ42が受信されたか否かに依存して、選択的に生じてもよい。
44において、基地局11、または他のRANノードは、電力モード変更要求メッセージ41に含まれる、電力モードについてのインジケータに従って移動端末20へのデータ転送を調整してもよい。これは、省電力消費の電力モードが選択される場合に、移動端末20へのシグナリングを制限し得る。当該調整は、基地局11と移動端末20との間のシグナリングのレイヤ1において行われてもよい。当該調整は、基地局11と移動端末20との間のシグナリングのレイヤ2、及び/またはレイヤ3において行われてもよい。
図4は、移動端末20がその電力モードを選択された電力モードへ切り替えてはならないことを、基地局11、または他のRANノードが決定するときのシグナリングを示す。基地局11、または他のRANノードは、否定応答(nack)メッセージ45を移動端末20に送信する。メッセージ45は、移動端末により要求された電力モードの切り替えを拒否する電力モード変更応答である。
電力モードの切り替えを拒否する電力モード変更応答に応じて、移動端末20はその電力モードを変更しない。移動端末20は、しかしながら、続いて新たな電力モード変更要求を送信してもよい。いかなる電力モードの変更も実行されないため、基地局11は、レイヤ1、レイヤ2、及び/またはレイヤ3における移動端末とのシグナリングを調整しない。
上記で説明された移動端末開始型の電力モード切り替えに加えて、移動端末とRANは、RAN開始型電力モード切り替えのためにもまた、構成され得る。この場合、RANは複数の電力モードのうち1つの電力モードについての識別子を含む電力モード変更要求を送信してもよい。これは図5において示される。
基地局11、または他のRANノードは、さらなる電力モード変更要求であるメッセージ46を送信する。さらなる電力モード変更要求は、基地局11、または他のRANノードにより選択されたさらなる電力モードについてのインジケータを含む。
移動端末20は、さらなる電力モードへの電力モードの切り替えが行われ得るか否かを判定する。移動端末20は、移動端末20が、メッセージ46によりインジケートされるさらなる電力モードへ切り替わる場合に必要とされるデータ転送速度及び/または送信遅延が達成され得るか否か、を判定してもよい。
移動端末20が要求された電力モードの切り替えを受け入れる場合、移動端末20は、応答メッセージ47を送信する。移動端末20は、続いて、43においてさらなる電力モードへ切り替わる。
移動端末20が要求された電力モードの切り替えを拒否する場合、移動端末20は、否定応答メッセージ(図5には示されない)を送信する。
複数の電力モードは、RRC非接続状態及びRRC接続状態と混同されてはならない。移動端末20は、1つのそして同一の電力モードのままである間であっても、RRC非接続状態、及びRRC接続状態の間で切り替えを行ってもよい。電力モードは、例えば、個々に用いられる無線インタフェースの物理レイヤのパラメータにおいて、区別され得る。
図3、図4、及び図5を参照して説明されたシグナリングは、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続の間に、またはRRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)手続の間に、実行され得る。
図3、図4、及び図5を参照して説明されたシグナリングは、3GPP仕様TS 25.331において定義されるように、または3GPP仕様TS 36.331において定義されるように、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続の間に、またはRRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)手続の間に、実行され得る。図3、図4、及び図5を参照して説明されたシグナリングは、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Net-work; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)”と題された3GPP仕様TS 25.331 V11.5.0 (2013−03)のセクション8.1.3において定義されるように、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続の間に実行されてもよい。代替的に、または追加的に、図3、図4、及び図5を参照して説明されたシグナリングは、“3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 11)”と題された3GPP仕様TS 36.331 V11.3.0 (2013−03)のセクション5.3.3またはセクション5.3.5に定義されるように、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続の間に、またはRRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)手続の間に、実行され得る。
図6は移動端末が有し得る多様なRRC状態を模式的に示す。アイドル状態50において、移動端末20はRRC非接続である。RRC接続状態51において、移動端末20はRRC接続されている。RRC接続状態は、多様なサブ状態を有し得る。サブ状態は、DRXなしアクティブ状態52、短DRX周期状態53、及び長DRX周期状態54を含み得る。異なるRRC状態の間の遷移55〜57は、無活動タイマが終了したときに引き起こされてよい。
移動端末20により選択された電力モードにおいてもなお、移動端末20は、RRC非接続状態50と、RRC接続状態のサブ状態を含むRRC接続状態51との間の遷移を行うために動作可能であってよい。
図7は、一実施形態による移動端末の機能ブロック表現である。
電力モード選択ロジック61は、複数の電力モードのうち、どの電力モードが使用されるべきかを決定し得る。電力モード選択ロジック61は、ディスプレイがスイッチオンされているか、スイッチオフされているか、を示す信号65に依存して、電力モードを選択してもよい。代替的に、または追加的に、電力モード選択ロジック62は、移動端末の動きを示す信号66に依存して、電力モードを選択してもよい。信号66は、モーションセンサの出力信号であってもよい。代わりの、または追加の信号が、どの電力モードが最適であるかを決定するために評価されてもよい。
電力モード選択ロジック61は、選択された電力モードについてのインジケータを含む電力モード変更要求を送信するようにモデム62を制御し得る。電力モード選択ロジック61は、通信ネットワークから受信された電力モード変更応答がackメッセージであるか、nackメッセージであるかを判定してもよい。当該応答に依存して、電力モード選択ロジック61は、移動端末を選択された電力モードへ切り替えるようにモデム62を制御してもよい。電力モードの切り替えは、移動端末と通信ネットワークとの間のレイヤ1、レイヤ2、及び/またはレイヤ3シグナリングを適応させることを含んでもよい。
電力モード選択ロジック61は、ファイアウォール64をも、選択的に制御し得る。ファイアウォール64は、移動端末上で動作する1つ、またはいくつかのアプリケーション63がデータを通信ネットワークへ送信することを制限する、または防止するように動作可能である。ファイアウォール64は、アウトゴーイングのデータ転送のための、アプリケーションによるモデムの使用を制限する。
図8は、一実施形態によるRANノード70の模式的なブロック図表現を示す。RANノード70は、移動端末20から電力モード変更要求を受信するためのワイヤレスインタフェース71を有する。RANノード70は、受信された電力モード変更要求から電力モードについてのインジケータを取り出すように構成されるコントローラ72を有する。コントローラ72は、移動端末20の選択された電力モードへの電力モード切り替えが受け入れられ得るか否かを判定するように構成されてもよい。電力モード切り替えを受け入れることが可能な場合、コントローラ72は、要求された電力モードの切り替えに対して肯定応答をするために電力モード変更応答を出力するようにワイヤレスインタフェース71を制御する。
コントローラ72は、受信された電力モード変更要求におけるインジケータにより特定された選択された電力モードに依存して、移動端末20への、及び移動端末20からの、データ転送を制御するように構成される。電力モードパラメータ73は、移動端末が選択し得る複数の電力モードの1つごとに、RANノード70内に記憶されてもよい。異なる電力モードについての電力モードパラメータ73は、移動端末とRANとの間のレイヤ1シグナリング用の異なるパラメータを含んでもよい。異なる電力モードについての電力モードパラメータ73は、移動端末とRANとの間のレイヤ2シグナリング用の異なるパラメータを含んでもよい。異なる電力モードについての電力モードパラメータ73は、移動端末とRANとの間のレイヤ3シグナリング用の異なるパラメータを含んでもよい。
図9は、一実施形態による方法80のフローチャートである。方法80は、移動端末20により実行され得る。方法80は、移動端末開始型の電力モード切り替えについての1つの例示的なユースケースを示している。方法80において、低電力消費の電力モードは、いくつかのアプリケーションが移動端末20上で実行され続けているものの移動端末20が使用されていない場合に、選択される。
81において、ユーザ無活動が検出される。ユーザ無活動は、入力インタフェースにおいて入力動作が実行されたか否か、または音声通信、またはデータ通信が進行中であるか否か、を判定することにより検出されてもよい。
82において、ディスプレイは遅延時間の後にスイッチオフされる。
83において、ディスプレイが所定期間スイッチオフされているか否かが判定される。ディスプレイが所定期間スイッチオフされていない場合、監視が継続され得る。ユーザ活動が検出される場合、ディスプレイは再びスイッチオンされる。ディスプレイが所定期間スイッチオフされていることが検出される場合、方法は84に進む。
84において、アプリケーションから通信ネットワークに送信されるアウトゴーイングなデータトラフィックが制限される。アプリケーションとモデムとの間のファイアウォールは、アプリケーションによるアウトゴーイングなデータトラフィックのためのモデムの使用を制限するためにアクティブ化されてもよい。
85において、電力モード変更要求が送信される。電力モード変更要求は、選択された電力モードについてのインジケータを含む。移動端末は、ディスプレイがスイッチオフされ、かつ移動端末がユーザにより使用されていない状態に対して予測されたシグナリングニーズに基づいて電力モードを選択してもよい。
86において、選択された電力モードへの変更が承認されることを示すために、電力モード変更応答が通信ネットワークから受信されるか否か、が判定される。通信ネットワークが電力モードの切り替えを拒否する場合、方法は終了する、もしくは遅延の後にステップ85に戻ってもよい。
87において、要求された電力モードの切り替えを受け入れる電力モード変更応答の受信に応じて、移動端末は選択された電力モードに移行する。
実施形態による装置、及び方法によれば、多様な効果が得られる。例示すると、特定の電力モードが用いられることを要求する移動端末開始型のシグナリングは、移動端末によりネットワークから受信されるインカミングのデータトラフィックを効率的に制御し得る。移動端末は、選択された電力モードにおいて依然としてRRC非接続状態とRRC接続状態との間で切り替えを行うことができ、一方で移動端末とRANとの間のレイヤ1、レイヤ2及び/またはレイヤ3シグナリング用のパラメータ設定は電力モードに依存し得る。
例示的な実施形態が図面を参照して説明されている一方、他の実施形態において変更が実装され得る。例示すると、UEは携帯電話、M2M端末、またはさらなる他の移動端末であってもよい。さらに、例示的なネットワーク技術が説明されている一方、本発明の実施形態は他のネットワーク技術と組み合わせて用いられてもよい。
多様な機能ユニットの動作は、ハードウェアにより、ソフトウェアにより実装されてもよく、またはそれらの組み合わせであってもよい。例示すると、電力モードを選択するロジックの機能は、不揮発性メモリにプログラムされた命令を実行するマイクロプロセッサ、またはマイクロコントローラにより遂行されてもよい。

Claims (7)

  1. 移動端末(20,29)であって、
    ワイヤレスネットワーク(10)との通信のためのモデム(22;62)と
    前記移動端末(20,29)が、前記移動端末(20,29)における通常の電力モードよりも低い電力消費を提供する電力モードである省電力モードであり、前記移動端末(20,29)における複数の省電力モードから省電力モードを選択し、
    ‐前記省電力モードについてのインジケータを含む電力モード変更要求(41)を基地局に送信し、
    ‐前記基地局から送信される電力モード変更応答(42)であり、前記移動端末(20,29)により選択された前記省電力モードに移行してもよいことを確認する肯定応答メッセージである電力モード変更応答(42)の受信に応じて、前記電力モード変更要求(41)におけるインジケータによりインジケートされる前記省電力モードへ切り替えてもよいと判定した場合に、前記移動端末(20,29)を前記省電力モードに切り替えるように制御し、及び、
    ‐前記省電力モードを維持しながら、前記移動端末(20,29)を異なるRRC(Radio Resource Control)状態(50‐54)の間切り替える、
    ように構成されるロジック(23;61)と、
    を備え、
    前記複数の省電力モードに関連するパラメータ設定が、前記移動端末(20,29)と前記ワイヤレスネットワーク(10)との間のレイヤ1、レイヤ2及び/またはレイヤ3シグナリング用のパラメータを定義する、
    移動端末。
  2. 前記省電力モード、及び前記複数の省電力モードのうち少なくとも1つの他の省電力モードは、異なるDRX(discontinuous reception)パラメータ設定を有し、前記異なるDRXパラメータ設定は、
    ‐異なるDRX周期長、
    ‐異なる無活動タイマ値、及び/または、
    ‐異なるページング周期、
    のうち少なくとも1つを含む、請求項1の移動端末。
  3. 前記移動端末(20,29)は、RRC接続確立(RRC Connection Establishment)手続、またはRRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)手続において、前記電力モード変更要求(41)を送信する、ように構成される、請求項1または2の移動端末。
  4. 前記電力モード変更要求(41)は、前記選択された省電力モードについての前記インジケータを含む複数のインジケータビットを含む、請求項1〜3のいずれか1項の移動端末。
  5. 前記ロジック(23;61)は、
    ‐前記移動端末(20,29)により受信される、さらなる電力モード変更要求(46)に含まれる、さらなる電力モード識別子に依存して、さらなる省電力モードを識別し、
    ‐前記さらなる電力モード変更要求(46)の受信に応じて、さらなる電力モード変更応答(42)を送信するように前記モデム(22;62)を制御し、及び、
    ‐前記さらなる電力モード変更要求(46)の受信に応じて、前記移動端末(20,29)を前記さらなる省電力モードに切り替えるように制御する、
    ように構成される、請求項1〜4のいずれか1項の移動端末。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項の移動端末(20,29)と、
    ‐前記電力モード変更要求(41)を前記移動端末(20,29)から受信し、
    ‐前記電力モード変更要求(41)内の前記インジケータに基づいて前記省電力モードを識別し、
    ‐電力モード変更応答(42)を前記移動端末(20,29)へ送信し、及び、
    ‐前記省電力モードに基づいて前記移動端末(20,29)へのデータ転送を制御する、
    ように構成される無線アクセスネットワーク(10)と、
    を備える通信システム。
  7. 移動端末(20,29)の電力モードの間の遷移を実行する方法であって、
    ‐前記移動端末(20,29)が、前記移動端末(20,29)における通常の電力モードよりも低い電力消費を提供する電力モードである省電力モードであり、前記移動端末(20,29)における複数の省電力モードを選択すること、
    ‐前記省電力モードについてのインジケータを含む電力モード変更要求(41)を、ワイヤレスインタフェース(21)上で基地局に送信すること、
    ‐前記基地局から送信される電力モード変更応答(42)であり、前記移動端末(20,29)により選択された前記省電力モードに移行してもよいことを確認する肯定応答メッセージである電力モード変更応答(42)の受信に応じて、前記電力モード変更要求(41)におけるインジケータによりインジケートされる前記省電力モードへ切り替えてもよいと判定した場合に、前記移動端末(20,29)により、前記省電力モードに切り替えること、及び、
    ‐前記移動端末(20,29)が前記省電力モードを維持している間に、前記移動端末(20,29)を異なるRRC状態(50‐54)の間切り替えること、
    を含み、
    前記複数の省電力モードに関連するパラメータ設定が、前記移動端末(20,29)とワイヤレスネットワーク(10)との間のレイヤ1、レイヤ2及び/またはレイヤ3シグナリング用のパラメータを定義する、方法。
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