JP6457110B2 - 移動端末のためのイベントトリガ型モード切り替え - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ワイヤレス通信に関する。本発明の実施形態は、特に、ワイヤレスネットワークとの通信のために構成される移動端末、システム、及び、上記移動端末のモデムの動作モードを制御するデバイスにより実行される方法、に関する。
移動音声及びデータ通信の人気が高まるにつれて、高速データ通信の需要が益々高まっている。ワイヤレスネットワークの現代の移動端末、例えばスマートフォンは、高度な処理ケイパビリティを有する。移動端末は、多種多様なアプリケーションを実行することができる。これらのアプリケーションは、ソーシャルネットワーク、電子メールサービス、ニュース更新センターや天気予報といった更新クライアント、を含むが、これらに限定されない。
これらのアプリケーションのうちのいくつかは、移動端末が使用されていない時にも動作し続ける。これらのアプリケーションのうちのいくつかは、移動端末の画面がオフにされても連続的に又は準連続的に動作し続け得る。このケースでは、アプリケーションは、移動端末のモデムを介してデータを送信又は受信し続け得る。このため、アプリケーションを実行する移動端末のプロセッサは、長引いた時間ピリオドの間、動作することを強いられる。さらに、アプリケーションがデータを送信又は受信できるように、モデムも繰り返しオンにされる。このため、移動端末が使用されていない時にユーザに対して限られた利益しか与えていない間にも、バッテリの寿命は縮まる。
モデムの消費電力を低減するために、移動端末は、様々な状態に設定され得る。例示として、「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 12)」と題された3GPP仕様TS25.331 V12.4.0(2014−12)は、セクション7.1において様々なRRC状態を定義している。移動端末は、例えばタイマが満了した時に、これらの状態のうちのいくつかに自律的に入り得る。しかしながら、異なる状態間の予め定義された遷移は、モデム動作を制御する自在性を限定しかねない。
消費電力が異なり得る複数のモデム動作モードを制御するために、モデムについて別の動作モードを移動端末が使用することを許可するように移動端末がワイヤレスネットワークに対して要求する専用のシグナリングが実装され得る。こうした技術は、移動端末による電力低減モードの利用に対する制御権をワイヤレスネットワークに与えるが、ネットワーク負荷を増大させる。
移動端末のモデム動作モードを制御する旧来の技術に関連付けられる問題を軽減するデバイス及び方法が、当該技術分野において引き続き求められている。移動端末がそのモデムの動作モードを変更するために専用のシグナリングを必要としないデバイス及び方法が特に求められている。
実施形態に従えば、移動端末のモデムについての動作モードの、イベントトリガ型切り替えが導入される。イベントトリガ型切り替えは、少なくとも制約に従って複数のモードの中から1つのモードを選択する、モード選択を含み得る。複数のモードの中から1つのモードを選択することは、動作状態間の予め定義された固定された遷移に比べて、自在性を向上させる。この際、1つ又はいくつかの制約を考慮するが、それらは静的であるか又はネットワーク構成されるかのいずれかであってよく、それによりそれらの制約はワイヤレスネットワークに認識される。イベントトリガ型手続としてのモード切り替えを実装することにより、モデムが動作するモードを移動端末が変更するために専用のシグナリングが不要となる。
制約を使用することで、専用のシグナリングが関与しない場合にも、移動端末により使用され得るモードに対するネットワークの制御が増強された。例示として、所定のモードの使用は、ユーザ機器(UE)のカテゴリ、モデムの利用、又は移動端末に関連付けられる他のパラメータに依存して、少なくとも1つの制約により選択的に許可されるか又は選択的に禁止され得る。
一実施形態に従った移動端末は、ワイヤレスネットワークとの通信のための、複数の異なるモードで動作するように構成されるモデム、を含む。トリガイベントの検出に応答して、少なくとも1つの制約に従って複数のモードの中から1つのモードを選択するためのモード選択を実行し、及び、選択されたモードで動作を開始するようにモデムを制御する、ように動作する処理デバイスを、移動端末は含む。
少なくとも1つの制約のうちの各制約は、静的であるか又はワイヤレスネットワークにより構成されるかのいずれかであり得る。このため、各モード切り替えについて専用のシグナリングがない場合にも、モード変更に対して大きな制御権をネットワークが確実に有することができる。
移動端末は、少なくとも1つの制約のうちの1つの制約を定義するシグナリングをワイヤレスネットワークから受信するように動作し得る。
シグナリングは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを含み得る。RRCシグナリングは、レイヤ1、レイヤ2、及び/又はレイヤ3のシグナリングを含み得る。
制約は、ワイヤレスネットワークにより設定されるセル固有の制約であり得る。
少なくとも1つの制約のうちのさらなる制約は、静的であり得る。このさらなる制約は、移動端末内に記憶され得る。
処理デバイスは、上記制約及び、移動端末に関連付けられる少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数のモードのサブセットを識別するように動作し得る。これにより、複数のモードのうち、順守されるべきすべての制約に適合する複数のモードが識別され得る。例えば、消費電力最小化基準に基づいて、当該サブセットの中から1つのモードが選択され得る。
少なくとも1つのパラメータは、移動端末により実行されるアプリケーションに関する情報を含み、モード選択は、アプリケーションが移動端末によって実行される間の移動端末へのデータ転送を減少させるように実行され得る。トリガイベントは、移動端末の画面がオフにされることであってよく、これにより、アプリケーションが引き続き実行されている時にも、画面がオフである間のデータ転送が減じられる。
モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、移動端末に割り当てられるユーザ機器(UE)カテゴリを含み得る。
モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、追加的に又は代替的に、移動端末のマシンタイプ通信ケイパビリティを含み得る。
モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、追加的に又は代替的に、移動端末からワイヤレスネットワークへ及び/又はワイヤレスネットワークから移動端末へ行われるデータ送信を移動端末が要求するレート、を含み得る。
モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、追加的に又は代替的に、時間当たりに移動端末により送信されるデータの量、を含み得る。
異なるモードは、モデムの異なる消費電力をもたらし得る。これにより、例えば、移動端末の画面がオフにされる時の消費電力の問題が軽減され得る。
複数のモードのうちの少なくとも1つのモードは、そのモードで動作している間に移動端末が異なるRRC状態間で遷移するように構成され得る。
処理デバイスは、マシンタイプ通信(MTC)モードが選択されることを少なくとも1つの制約が容認する場合に、モード選択において複数のモードの中からMTCモードを選択し、及び、MTCモードで動作を開始するように移動端末を制御する、ように動作し得る。これにより、効率的な電力の低減が達せられ得る。
MTCモードは、LTE(Long Term Evolution)−MTCモードであり得る。
モデムは、移動端末がMTCモードで動作する間に、消費電力低減状態とアクティブ状態との間で遷移し得る。
選択されたモードは、消費電力において、少なくとも1つのさらなるモードと区別され得る。
追加的に又は代替的に、選択されたモードは、変調フォーマット、最大出力電力、周波数ホッピングレート、及び送信繰返し回数のうちの少なくとも1つにより、少なくとも1つのさらなるモードと区別され得る。
移動端末は、ユーザ機器であり得る。ユーザ機器は、LTE(Long Term Evolution)ネットワークとの通信のために構成され得る。移動端末は、携帯電話、例えばスマートフォンであってもよい。
移動端末は、マシンツーマシン(M2M)端末であってもよい。移動端末は、ワイヤレスネットワークを介してM2M通信を行うように動作し得る。
一実施形態に従ったシステムは、複数の基地局を含むセルラーワイヤレスネットワークを含む。このシステムは、当該複数の基地局との通信のために構成される一実施形態に従った移動端末を含む。
セルラーワイヤレスネットワークのノードは、モード選択において移動端末により使用される少なくとも1つの制約のうちの1つの制約を構成するように動作し得る。
一実施形態に従えば、移動端末を制御する方法が提供される。移動端末は、ワイヤレスネットワークとの通信のためのモデムを含み、モデムは、複数の異なるモードで動作するように構成される。方法は、移動端末の処理デバイスにより、トリガイベントの検出に応答して少なくとも1つの制約に従って複数のモードの中から1つのモードを選択するためのモード選択を実行することを含む。方法は、選択されたモードで動作を開始するようにモデムを制御することを含む。
方法は、任意の実施形態に従った移動端末により実行され得る。
方法において、少なくとも1つの制約のうちの各制約は、静的であるか又はワイヤレスネットワークにより構成されるかのいずれかであり得る。このため、各モード切り替えについて専用のシグナリングがない場合にも、モード変更に対して大きな制御権をネットワークが確実に有することができる。
方法は、移動端末により、少なくとも1つの制約のうちの1つの制約を定義するシグナリングをワイヤレスネットワークから受信することを含み得る。
シグナリングは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを含み得る。RRCシグナリングは、レイヤ1、レイヤ2、及び/又はレイヤ3のシグナリングを含み得る。
方法は、セル固有のやり方でワイヤレスネットワークにより制約を設定することを含み得る。
少なくとも1つの制約のうちのさらなる制約は、静的であり得る。このさらなる制約は、移動端末内に記憶され得る。
モード選択を実行することは、上記制約及び、移動端末に関連付けられる少なくとも1つのパラメータに基づいて、複数のモードのサブセットを識別することを含み得る。これにより、複数のモードのうち、順守されるべきすべての制約に適合する複数のモードが識別され得る。例えば、消費電力最小化基準に基づいて、当該サブセットの中から1つのモードが選択され得る。
方法において、少なくとも1つのパラメータは、移動端末により実行されるアプリケーションに関する情報を含み、モード選択は、移動端末によってアプリケーションが実行される間の移動端末へのデータ転送を減少させるように実行され得る。トリガイベントは、移動端末の画面がオフにされることであってよく、これにより、アプリケーションが引き続き実行されている時にも、画面がオフである間のデータ転送が減じられる。
方法において、モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、移動端末に割り当てられるユーザ機器(UE)カテゴリを含み得る。
方法において、モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、追加的に又は代替的に、移動端末のマシンタイプ通信ケイパビリティを含み得る。
方法において、モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、追加的に又は代替的に、移動端末からワイヤレスネットワークへ及び/又はワイヤレスネットワークから移動端末へ行われるデータ送信を移動端末が要求するレート、を含み得る。
方法において、モード選択において考慮される少なくとも1つのパラメータは、追加的に又は代替的に、時間当たりに移動端末により送信されるデータの量、を含み得る。
方法において、異なるモードは、異なるモデム消費電力をもたらし得る。これにより、例えば、移動端末の画面がオフにされる時の消費電力の問題が軽減され得る。
方法において、複数のモードのうちの少なくとも1つのモードは、そのモードで動作している間に移動端末が異なるRRC状態間で遷移するように構成され得る。
モード選択を実行することは、マシンタイプ通信(MTC)モードが選択されることを少なくとも1つの制約が容認する場合に、モード選択において複数のモードの中からMTCモードを選択し、及び、MTCモードで動作を開始するように移動端末を制御すること、を含み得る。これにより、効率的な電力の低減が達せられ得る。
方法において、MTCモードは、LTE(Long Term Evolution)−MTCモードであり得る。
方法において、モデムは、移動端末がMTCモードで動作する間に、消費電力低減状態とアクティブ状態との間で遷移し得る。
方法において、選択されたモードは、消費電力において、少なくとも1つのさらなるモードと区別され得る。
方法において、選択されたモードは、追加的に又は代替的に、変調フォーマット、最大出力電力、周波数ホッピングレート、及び送信繰返し回数のうちの少なくとも1つにより、少なくとも1つのさらなるモードと区別され得る。
方法において、移動端末は、ユーザ機器であり得る。ユーザ機器は、LTE(Long Term Evolution)ネットワークとの通信のために構成され得る。移動端末は、携帯電話、例えばスマートフォンであってもよい。
方法において、移動端末は、マシンツーマシン(M2M)端末であってもよい。移動端末は、ワイヤレスネットワークを介してM2M通信を行うように動作し得る。
実施形態に従った移動端末、システム、及び方法において、モデムの動作モードは、トリガイベントに応答して切り替えられ得る。モード切り替えを行うためにシグナリングは何ら実行されることはない。
実施形態に従ったデバイス、システム、及び方法は、ネットワーク負荷を増大させることなく、例えば通常のフル動作(fully operative)モードよりも消費電力が低いモードへの遷移を移動端末が開始することができるようにする。ワイヤレスネットワークは、静的でありそれ故にワイヤレスネットワークに認識されている制約又は、ワイヤレスネットワークにより構成され得る制約を使用することによりそれぞれ選択されるモードに対して、依然として制御権を行使することができる。
本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。図中、同じ又は同様の参照番号は、同じ又は同様の要素を示す。
一実施形態によるシステムの概略図である。 一実施形態による方法のフローチャートである。 一実施形態による方法のフローチャートである。 少なくとも1つの制約に従ったモード選択を示す図である。 一実施形態による方法における移動端末の動作を示す図である。 一実施形態による方法における移動端末の動作を示す図である。 少なくとも1つの制約に従ったモード選択を示す図である。 一実施形態による移動端末の機能ユニットのブロック図表現である。
本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。いくつかの実施形態は特定の応用分野の文脈において、例えば例示的な無線アクセス技術の文脈において説明されるが、実施形態はこの応用分野に限定されない。種々の実施形態の特徴は、特に記載のない限り、互いに組み合わせられ得る。
図1は、一実施形態による通信システム1の概略図である。通信システム1は、移動端末20を含む。通信システム1は、ワイヤレスネットワーク10を含む。ワイヤレスネットワーク10は、無線アクセスネットワーク(RAN)を有する。
ワイヤレスネットワーク10は、セルラーネットワークであり得る。無線アクセスネットワークは、複数の基地局11〜13を含む。基地局11〜13は、当該無線アクセスネットワークにおいて、又はワイヤレスネットワーク10のコアネットワーク(CN)において提供され得る他のノード14、15に、動作可能に連結され得る。ワイヤレスネットワーク10、基地局11〜13、及びノード14、15の具体的な構成は、通信標準に依存する。例示として、ワイヤレスネットワーク10は、GSM(Global System for Mobile Communications)ネットワークであってよい。このケースでは、RANはGERAN(GSM EDGE Radio Access Network)であり、ノード14、15は基地局コントローラである。ワイヤレスネットワーク10は、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークであってもよい。このケースでは、RANはUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)であり、基地局11〜13はそれぞれNodeBであり、ノード14、15は無線ネットワークコントローラ(RNC)である。ワイヤレスネットワーク10は、LTE(Long Term Evolution)ネットワークであってもよい。このケースでは、RANはeUTRAN(evolved UTRAN)であり、基地局11〜13はそれぞれeNodeB(evolved Node B)であり、ノード14、15はコアネットワークにおけるMME(Mobility Management Entity)及び/又はS−GW(Serving Gateway)である。
移動端末20は、少なくとも1つの無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するための、1つのワイヤレスインタフェース21、又はいくつかのワイヤレスインタフェース21を有する。ワイヤレスインタフェース21は、モデム22を含む。モデム22は、移動端末20により使用されるそれぞれの通信標準のために必要とされる変調及び復調をそれぞれ実行する。
移動端末20は、無線リソース制御(RRC)プロトコルに従ったRANとの通信のために構成され得る。例示として、移動端末20は、3GPP仕様TS25.331に従ってRANと通信するように動作し得る。移動端末20は、「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 12)」と題された3GPP仕様TS25.331 V12.4.0(2014−12)に従ってRANと無線通信するように構成され得る。代替的に又は追加的に、移動端末20は、3GPP仕様TS36.331に従ってRANと通信するように動作してもよい。移動端末20は、「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 12)」と題された3GPP仕様TS36.331 V12.4.1(2014−12)に従ってRANと無線通信するように構成されてもよい。
モデム22は、複数の異なるモードに従って動作するように構成される。モードは、その消費電力において、互いに区別され得る。代替的に又は追加的に、モードは、プロトコル機能が選択的にアクティブ化又は非アクティブ化される点で、互いに区別され得る。例示として、複数のモードのうちの1つは、LTE(long term evolution)に従ったマシンタイプ通信(MTC)モードであってよい。少なくとも1つの他のモードは、MTCモードではないモードであってよい。
複数のモードのうちの少なくともいくつかにおいては、移動端末20により受信されるデータ転送又は他のメッセージを処理するためのモデム22の利用は、消費電力を低減するために限定され得る。モデムの消費電力が低いこれらのモードは、本明細書では、省電力モード、又は単に、通常のフル動作モードよりも消費電力が低いモード、としても言及される。
複数のモードのうちの少なくともいくつかにおいては、移動端末20により送信されるべきデータを処理するための、及び/又は移動端末20により受信されるデータ転送を処理するためのモデム22の利用は、モデム22のデフォルトモードと比較して、調整され得る。例示として、モデム22は、デフォルトモードと、デフォルトモードの変調方式とは異なる変調方式を使用する少なくとも1つのさらなるモードと、を有し得る。代替的に又は追加的に、モデム22は、デフォルトモードと、デフォルトモードの変調方式とは異なる周波数ホッピング方式を使用する少なくとも1つのさらなるモードと、を有し得る。代替的に又は追加的に、モデム22は、デフォルトモードと、デフォルトモードの最大出力電力とは異なる最大出力電力を有する少なくとも1つのさらなるモードと、を有し得る。代替的に又は追加的に、モデム22は、第1の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返すデフォルトモードと、第1の送信繰返し回数とは異なる第2の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返す少なくとも1つのさらなるモードと、を有し得る。
複数のモードのうちのいくつか又はすべてにおいて、移動端末20は、移動端末20がRRC非接続状態にあるアイドル状態と、RRC接続状態と、の間で遷移するように動作し得る。これは、複数のモードのうちの少なくともいくつかを、旧来のDRX(discontinuous reception)状態と区別するか、又は、URA_PCH状態、CELL_PCH状態、CELL_FACH状態、及びCELL_DCH状態と区別する。移動端末20は、「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 12)」と題された3GPP仕様TS25.331 V12.4.0(2014−12)のセクション7.1及び7.2に定義されている複数の状態を有し、選択されたモードで動作している間に上記状態の間で切り替わり得る。移動端末20は、消費電力が低い種々のモードのうちの1つで動作している間に信号を受信するためにこれらの状態のうちの1つにあり得るが、それぞれのモードにある間にもアイドル状態とRRC接続状態との間で切り替わるように依然として動作する。これに対し、URA_PCH状態、CELL_PCH状態、CELL_FACH状態、及びCELL_DCH状態で動作する時には、移動端末20は常にRRC接続状態にある。
移動端末20は、移動端末20の動作を制御する処理デバイス23を有する。処理デバイス23は、1つのマイクロプロセッサ若しくはいくつかのマイクロプロセッサ、1つのマイクロコントローラ若しくはいくつかのマイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、又はそうした構成要素の組み合わせ、を含み得る。処理デバイス23は、トリガイベントが検出されるかどうかをモニタリングし、及び、いくつかのモードのうちのいずれのモードが使用されるべきかを判定するためのモード選択を実行し得る。図2から図8を参照しながらより詳細に説明するように、処理デバイス23により実行されるモード選択において、1つの制約又はいくつかの制約が考慮される。
移動端末20は、1つ又はいくつかの制約が記憶される記憶(ストレージ)デバイス24を含み得る。それら制約のうちの各制約は、静的であるか、又は、ワイヤレスネットワーク10により構成されるか、のいずれかであり得る。このため、ワイヤレスネットワーク10は、制約が静的である場合には移動端末20により使用される制約を認識し、静的でない制約は構成することができることから、移動端末24により実行されるモード切り替えに対する制御権を依然として確実に行使することができる。
制約は、どのモードを選択し得るのかを、移動端末20の1つ又はいくつかのパラメータの関数として定義し得る。1つ又はいくつかのパラメータは、UEカテゴリについてのケースと同様に、時間の関数として変化し得る。
制約は、移動端末20の状態に依存して、移動端末20があるモードを選択することを阻止し得る。例示として、所定のモードの使用は、UEカテゴリに制限され得る。例えばUEカテゴリ0又はUEカテゴリ1といった、現在のUEカテゴリとの整合性がないモードは、選択され得ない。
所定のモードの使用は、移動端末のケイパビリティに依存して制限され得る。例示として、移動端末20が半二重をサポートすることができる場合にのみ、MTCモード、又はMTCの少なくとも所定の省電力機能性を使用することを、移動端末20は容認され得る。
所定のモードの使用は、移動端末のデータ送信に依存して制限され得る。例示として、移動端末20が第1のレートしきい値よりもより頻繁にデータ送信を要求する場合、MTCモード又は別の省電力モードの使用は阻止され得る。さらなる例示として、移動端末20がデータしきい値よりもより多くのデータを時間当たりに送信する場合、MTCモード又は別の省電力モードの使用は阻止され得る。さらなる例示として、移動端末20は、予め定義された時間しきい値の間データを送信しなかった場合、MTCモード又は別の省電力モードに入ることを強いられるであろう。
所定のモードの使用は、移動端末20がアクセスを試みるアクセスポイント(AP)に依存して制限され得る。例示として、移動端末20がWLAN APへ接続しようとする場合、MTCモード又は別の省電力モードの使用は阻止され得る。
処理デバイス23は、アプリケーションも実行し得る。少なくとも1つのアプリケーション、又はアプリケーションのうちのいくつかは、移動端末20が例えばスタンバイモードに入った時にも、引き続き実行され得る。こうしたアプリケーションについての例は、ソーシャルネットワーク、電子メールサービス、ニュース更新センターや天気予報といった更新クライアント、を含むが、これらに限定されない。アプリケーションは、通常、ワイヤレスインタフェース21を通じてワイヤレスネットワーク10へデータを送信し、及び、ワイヤレスネットワーク10からデータを受信する。
制約に基づいて実行されるモード選択は、移動端末20上でどのアプリケーションが実行されるかも考慮し得る。例示として、電子メールアプリケーションが移動端末20により実行されている時には、ニュース更新サービス又は天気予報アプリケーションのみが実行される場合よりもより頻繁に移動端末20へデータが転送されることを可能にするモードを選択するように、制約が処理デバイス23に強制し得る。処理デバイス23は、移動端末20上で実行されるアプリケーションに依存して、いずれのデータトラフィックが要求されるかを予測し、及び、少なくとも1つの制約と、移動端末20により実行されているアプリケーションに依存して予測されたデータトラフィックとの双方に基づいて、モード選択を実行し得る。
処理デバイス23は、モード選択を実行するためのトリガイベントをモニタリングし得る。例示として、トリガイベントは、移動端末23のディスプレイ25がオフにされることを含み得る。トリガイベントは、少なくとも予め定義された時間インターバルの間、ディスプレイ25がオフにされていたことであってもよい。
追加的に又は代替的に、トリガイベントは、移動端末20が移動されたかどうかに依存してもよい。トリガイベントは、少なくとも予め定義された時間インターバルの間、移動端末20が移動されなかったことをモーションセンサ26の出力信号が示すことであってもよい。
追加的に又は代替的に、トリガイベントは、バッテリのステータスに依存してもよい。トリガイベントは、バッテリ内の残存エネルギーがバッテリレベルしきい値に到達するか又はしきい値を下回ることであってもよい。
追加的に又は代替的に、トリガイベントは、移動端末20へのデータ送信を移動端末20が要求するレートが、データ送信レートしきい値に到達するか又はしきい値を下回ることであってもよい。
追加的に又は代替的に、トリガイベントは、時間当たりに移動端末20により受信される合計データ量がデータ量しきい値を下回ることであってもよい。
トリガイベントを検出する際に使用され得るしきい値、及び/又は移動端末の状態に従ってどのモードが許可されるのかを判定する際に使用され得るしきい値は、それぞれ、静的であるか又はワイヤレスネットワークにより構成されるかのいずれかであり得る。
これらの基準のうちの1つ又はいくつかは組み合わせられ得る。例示として、ディスプレイ25がその間オフされていた及び/又は移動端末20がその間空間内で移動されなかった予め定義された時間インターバルは、処理デバイス23により、バッテリのステータスに依存して設定され得る。
モデム22が動作するモードについてトリガイベント選択を実行することにより、各モード切り替えについて専用のシグナリングが必要とされないことから、モード切り替えに関連付けられたネットワーク負荷が減じられ得る。特に、移動端末20は、トリガイベントの検出後にも、モード選択を実行してその新しいモードで動作を開始する前にも、モード切り替えを容認することをワイヤレスネットワーク10に要求することはしないように構成され得る。
許可されるモードを選択するために1つ又はいくつかの制約を使用することにより、モード選択は、依然として自在性の高いやり方で実現され、また、移動端末20の多種多様な構成及び/又は動作状態を考慮し得る。それら制約のうちの各制約が、それぞれ、静的であるか又はワイヤレスネットワーク10により構成されるかのいずれかである場合、ワイヤレスネットワーク10は、移動端末20により実行されるモード切り替えに対して依然として制御権を行使することができる。例示として、UEカテゴリに依存するモード切り替えについて、容認できるモード切り替えに対する制御は、UEカテゴリを制御することによって達せられ得る。代替的に又は追加的に、データ通信の必要性が低い移動端末20のみがMTCモード又は消費電力が低減された別のモードに確実に入るようにするために、1つ又はいくつかの制約がワイヤレスネットワーク10により設定され得る。
処理デバイス23により実行される少なくとも1つのアプリケーションに基づいて予測されるデータトラフィックに依存したモードの選択は、電力を低減しながらもそれらアプリケーションを動作させたままとすることができる。
移動端末20は、種々の構成を有し得る。例示として、移動端末20は、携帯電話、例えばスマートフォンであってよい。移動端末20がMTCモードで動作している時、又はMTCモードの所定のプロトコル機能を使用している時にも、移動端末20は、ワイヤレスネットワーク10を通じてマシンツーマシン(M2M)端末29と通信し得る。
定義されるモードの数は、移動端末20の具体的な構成に依存し得る。このため、様々なM2Mのユースケース、様々なモードにおけるスマートフォン、非音声が中心のデバイス、などを見込んで、物理レイヤの挙動を最適化することができる。
図2は、一実施形態による方法30のフローチャートである。方法30は、移動端末20の処理デバイス23により実行され得る。
31において、処理デバイスは、移動端末の状態をモニタリングする。状態をモニタリングすることは、ディスプレイ25がオフにされている時間長をモニタリングすることを含み得る。状態をモニタリングすることは、モーションセンサ26の出力信号により示されるような、移動端末20が移動されなかった時間ピリオドをモニタリングすることを含んでもよい。状態をモニタリングすることは、移動端末20上で実行されるアプリケーションをモニタリングすることを含んでもよい。
32において、トリガイベントが検出されるかどうかを判定する。トリガイベントは、ディスプレイ25がオフにされていた時間のしきい値比較、移動端末20が移動されなかった時間のしきい値比較、移動端末20に対して行われるデータ送信を移動端末20が要求するレートのしきい値比較、及び/又は、移動端末20により送信され又は受信されるデータ量のしきい値比較、に依存し得る。他の基準も使用され得る。例示として、バッテリレベルもモード選択をトリガし得る。トリガイベントが検出されない場合、方法は31に戻る。それ以外の場合、方法は33に進む。
33において、処理デバイス23によりモード選択が実行される。モード選択は、1つ又はいくつかの制約に基づいて実行される。1つ又はいくつかの制約のうちの各制約は、それぞれ、静的であるか又はワイヤレスネットワーク10により構成されるかのいずれかであり得る。
モード選択は、図1を参照しながら説明したように、また、図3〜図8を参照しながらさらに詳細に説明するように、種々の異なるフォーマットを有し得る。
34において、処理デバイス23は、モデムに、選択されたモードで動作を開始させる。34においてもたらされるモードの変更により、移動端末は、周波数ホッピング方式(例えば、サブバンドにおいて周波数ホッピングが実行されるパターン)、最大出力電力、消費電力、又は利用可能な帯域幅、のうちの少なくとも1つを変更し得る。
この方法では、移動端末20は、ステップ32〜34においてワイヤレスネットワークとのシグナリングが何ら実行されないように動作し得る。モデム22の動作モードの変更は、モードの変更を実現するためにワイヤレスネットワーク10とのシグナリングを何ら実行することなく、移動端末20により自律的に、イベントトリガ式に実行され得る。
トリガイベントの1つの例示的な実装として、少なくとも予め定められた時間ピリオドの間、移動端末が使用されなかった時に、ユーザの非活動(inactivity)が、移動端末20に、モード選択を実行させ得る。
図3は、一実施形態による方法40のフローチャートである。
41において、ユーザの非活動が検出される。ユーザの非活動は、あるインターバル中に移動端末20が変位されなかったことを示すモーションセンサ26の出力信号に応答して検出され得る。
42において、ディスプレイはオフにされ得る。
43において、トリガイベントが発生するかどうかを判定するために、処理デバイス23は、予め定められた時間ピリオドの間ディスプレイがオフにされていたかどうかを判定し得る。予め定められた時間ピリオドの間ディスプレイがオフにされていたのでなければ、ユーザアクションにより移動端末20がフル動作状態に戻されることのない限り、43においてモニタリングは継続され得る。
予め定められた時間ピリオドの間ディスプレイがオフにされていたと判定されると、33及び34において、モード選択を実行し、及び、選択されたモードに従ってモデムを動作させ得る。ステップ33及び34は、図2を参照しながら説明したように実現され得る。
図4は、移動端末20のモデム22の種々のモード45〜48を示す図である。モデム22は、例えば、DRXのフルアクティブモードに対応し得るデフォルトモード45を有し得る。
モデム22は、複数のさらなるモード46〜48を有し得る。さらなるモード46〜48のうちの少なくとも1つは、MTCモードであるか、又は、消費電力を低減するためにMTCモードのプロトコル機能を使用し得る。さらなるモード46〜48のうちの1つ又はいくつかにおいて、変調方式は、デフォルトモード45の変調方式とは異なり得る。さらなるモード46〜48のうちの1つ又はいくつかにおいて、周波数ホッピング方式は、デフォルトモード45の周波数ホッピング方式とは異なり得る。さらなるモード46〜48のうちの1つ又はいくつかは、デフォルトモード45のモデム消費電力よりも概して少ないモデム消費電力を有し得る。
モード選択を実行する際、処理デバイス23は、1つ又はいくつかの制約を考慮する。1つ又はいくつかの制約は、移動端末20により実行されているアプリケーション、過去の若しくは予測されるデータトラフィック、又は他の状態といった、移動端末の状態に依存して評価され得る。移動端末の状態に依存して、さらなるモードのうちの1つ又はいくつかは容認され得ない。例示として、移動端末20が移動端末20へのデータ送信を要求するレートが、レートしきい値に到達するか又はそのしきい値を超える場合、MTCモード48又はMTCのプロトコル機能を使用するモード48は、制約49に鑑みて許可され得ない。
図4は、移動端末20と、ワイヤレスネットワーク10の基地局11と、を含むシステムについてのシグナリング図である。
移動端末20と基地局11との間にRRCシグナリング51があり得る。こうしたRRCシグナリング51は、モード選択を実行する際に考慮される1つ又はいくつかの制約を構成するために使用され得る。
トリガイベント52の検出に応答して、移動端末20は、モード選択53を実行し、54において、選択されたモードに従ってモデムに動作を開始させる。このモード変更を実現するために、移動端末20と基地局11との間でシグナリングは不要である。
モード選択53において使用される1つ又は複数の制約のうちの各制約が、静的であるか又はワイヤレスネットワークにより構成されるかのいずれかである場合には、新たに選択されたモードで移動端末20が動作を開始する時に、ワイヤレスネットワークは、移動端末20との通信のための自身の設定も調整し得る。例示として、特定の変調方式、周波数ホッピング方式、又はDRX周期長を有するモードのみが移動端末20により選択され得ることを確実にするために、制約がすべて静的であるか又はワイヤレスネットワーク10により構成されるかのいずれかである場合、移動端末の新しいモードがアップリンク及びダウンリンク通信において適応され得ることを確実にするために、ワイヤレスネットワーク10はその構成を調整し得る。
図5は、移動端末20と、ワイヤレスネットワーク10の基地局11と、を含むシステムについてのシグナリング図である。
移動端末20と基地局11との間にRRCシグナリング59があり得る。このシグナリングにおいて、モード選択を実行する際に考慮される1つ又はいくつかの制約をワイヤレスネットワーク10が構成する。
ワイヤレスネットワーク10は、どのモードが移動端末20により選択され得るかを判定するためのしきい値比較において使用される少なくとも1つのしきい値を構成するように動作し得る。例示として、移動端末20へのデータ送信を移動端末20が要求するレートがレートしきい値を超える時にどのモードが許可され得ないかを定義する当該レートしきい値を構成するように、ワイヤレスネットワーク10は動作し得る。例示として、移動端末20へのデータ送信を移動端末20が要求するレートが当該レートしきい値を超える場合、MTCモードの使用、又はMTCプロトコル機能を使用するモードの使用が阻止され得る。
さらなる例示として、時間当たりに移動端末20へ又は移動端末20から送信されるデータ量がデータ量しきい値を超える時にどのモードが許可され得ないかを定義する当該データ量しきい値を構成するように、ワイヤレスネットワーク10は動作し得る。例示として、移動端末20へ又は移動端末20から送信されるデータ量が当該データ量しきい値を超える場合、MTCモードの使用、又はMTCプロトコル機能を使用するモードの使用が阻止され得る。
少なくとも1つの制約を構成するために他の技術が使用され得る。例示として、システム情報ブロック(SIB)は、モード選択のために適用可能な少なくともいくつかの又はすべての制約に関する情報を含み得る。
制約は、図6を参照しながら説明するように、モード選択のために移動端末により使用され得る。尚、図6において移動端末により制約が構成されるが、モード切り替えを実現するために専用のシグナリングは不要である。
制約は、ワイヤレスネットワーク10により、セル固有のやり方で構成され得る。ワイヤレスネットワーク10は、異なるセルについて異なる制約を構成するように動作し得る。例示として、ワイヤレスネットワーク10の第1のセルに滞在する移動端末について、第1の組の制約が構成され得る。ワイヤレスネットワーク10の第2のセルに滞在する移動端末について、第1の組とは異なる第2の組の制約が構成され得る。
ワイヤレスネットワーク10は、それぞれのセルに滞在する複数の移動端末に依存して、それぞれのセルについてレポートされる干渉に依存して、及び/又は、基地局11〜13によりモニタリングされ得る若しくは移動端末によりレポートされ得る他のパラメータに依存して、セル固有のやり方で、制約を構成するように動作し得る。
図7は、一実施形態による移動端末20の種々のモードを概略的に示す。
アイドルモード66は、移動端末20がRRC非接続とされるモードであり得る。
デフォルトモード61は、DRX動作において移動端末20がRRC接続状態に留まるか又はRRC接続状態とアイドル状態との間で遷移するモードに対応し得る。
MTCモード62は、移動端末20がLTE−MTCに従って動作するモードであり得る。代替的に、MTC固有のプロトコル機能のうちの少なくともいくつかを移動端末20が使用し得るモード62が使用され得る。
MTCモード62で動作している間、移動端末20は、データを受信し及び送信することができるアクティブ状態63と、データを受信し及び送信することができない低消費電力(LPC)状態64と、の間で繰り返し遷移し得る。
制約は、実行されているアプリケーション、着信及び発信データトラフィックパターン、ディスプレイのオン若しくはオフの状態、又は他の状態といった、移動端末の状態に依存して、異なるモード間でいずれの遷移が行われ得るかを定義し得る。例示として、着信及び発信データトラフィックパターンに依存して、移動端末は、デフォルトモード61からMTCモード62又はアイドルモード66のいずれかへ遷移し得る。
図8は、一実施形態による移動端末20の機能ブロック表現である。
モード制御ロジック71は、トリガイベントを検出し、及び、少なくとも1つの制約に従ってモード選択を実行し得る。モード制御ロジック71は、ディスプレイがオン又はオフされるかどうかを示す信号81に依存して、モード選択を開始し得る。代替的に又は追加的に、モード制御ロジック72は、移動端末の動きを示す信号82に依存して、モード選択を開始してもよい。動きを示す信号82は、モーションセンサの出力信号であり得る。モード選択を実行すべきと判定するために、代替的な又は追加的な信号が評価され得る。例示として、時間当たりの着信若しくは発信データトラフィック量、及び/又は、データ送信が要求されるレートが、モード選択を実行するためのトリガとして使用され得る。
モード制御ロジック71は、端末の状態及び、移動端末20に記憶されている少なくとも1つの制約73に基づいて、モード選択を実行し得る。この少なくとも1つの制約73は、静的であるか又はワイヤレスネットワーク10により構成され得る。いくつかの制約73のうちの各制約は、静的であるか又はワイヤレスネットワーク10により構成されるかのいずれかであり得る。
モード制御ロジック71は、いずれのモードが選択され得るかを制約に基づいて評価するために、移動端末の利用に関する種々の情報を使用し得る。モード制御ロジック71は、移動端末20のUEカテゴリ83及び種々の制約に適合するモードを識別し得る。例示として、MTCモード、又はMTCに固有のプロトコル機能を使用するモードは、1つの特定のUEカテゴリについて又は1組の特定のUEカテゴリについてのみ利用可能であり、他のUEカテゴリについては禁止され得る。モード制御ロジック71は、追加的に又は代替的に、着信又は発信データトラフィック及び種々の制約に適合するモードを識別し得る。モード制御ロジック71は、移動端末により実行されているアプリケーションに関する情報85を使用して、将来のトラフィック需要を予測し、又は、過去のデータトラフィックに基づいて制約に鑑みていずれのモードが利用可能であるかを判定し得る。例示として、MTCモード、又はMTCに固有のプロトコル機能を使用するモードは、時間当たりの合計データ量がデータ量しきい値よりも少ない場合、及び/又は、移動端末20がデータ送信を要求するレートがレートしきい値よりも低い場合にのみ利用可能であり、データ量がより多い場合、又は、より高いレートでの送信を移動端末が要求する場合には禁止され得る。
いくつかのモードが移動端末について許容される場合、移動端末は、例えば、複数のモードのうち、モデム消費電力が最も低いモードを選択し得る。
モード制御ロジック71は、モード選択により選択されるモードで動作を開始するようにモデム72を制御し得る。モード切り替えは、移動端末とワイヤレスネットワークとの間のレイヤ1、レイヤ2、及び/又はレイヤ3のシグナリングを適合させることを含み得る。モード切り替えは、周波数ホッピングパターン、周波数ホッピングレート、変調方式、最大出力電力、又は他のパラメータのうちの少なくとも1つを適合させることを含み得る。
モード制御ロジック71は、ファイアウォール75も選択的に制御し得る。ファイアウォール75は、移動端末20上で実行中の1つ又はいくつかのアプリケーション74がワイヤレスネットワークへデータを送信することを制限し又は阻止するように動作し得る。ファイアウォール75は、発信データ転送のためのアプリケーションによるモデムの利用を限定し得る。
複数のモードのうちの1つ又はいくつかの利用を制御するために、多岐にわたる様々な制約が使用され得る。制約は、移動端末20のUEカテゴリ又は半二重ケイパビリティといった他のプロトコル機能に依存し得る。
例示として、制約は、所定のモードの利用を、特定のUEカテゴリに限定し得る。
制約は、所定のモードの利用を、半二重ケイパビリティを有する移動端末20に限定し得る。例示として、MTCに固有の少なくともいくつかのプロトコル機能の使用は、半二重ケイパビリティを有する移動端末20についてのみ許可され得る。
異なるモードは、制約により考慮され得る異なる限定を有し得る。
例示として、あるモードについて、レートしきい値よりも高いレートでのデータ送信を要求することを、移動端末20は許可され得ない。モニタリングされる又は予測されるデータ送信レートが当該レートしきい値よりも高い場合、移動端末20がそうしたモードを選択することを、制約が阻止し得る。
さらなる例示として、あるモードについて、時間当たりにデータ量しきい値を超えるデータ量を送信することを、移動端末20は許可され得ない。モニタリングされる又は予測されるデータトラフィックが、当該データ量しきい値を超えるデータ量が送信されるであろうことを示す場合、移動端末20がそうしたモードを選択することを、制約が阻止し得る。
さらなる例示として、あるモードについて、所定のAP又は所定のタイプのAPにアクセスすることを、移動端末20は許可され得ない。移動端末20がこのようなAP又はこのようなタイプのAPに現在接続しているか又は以前に接続を試みたことを処理デバイス23が検出する場合、移動端末20がそうしたモードを選択することを、制約が阻止し得る。
さらなる例示として、あるモードについて、移動端末がある時間ピリオドの間データを送信しなかった場合に移動端末がそのモードに入るべきことを特定する時間の限定が存在してもよい。移動端末20がより頻繁にデータを送信することを処理デバイス23が検出する場合、移動端末20がそうしたモードを選択することを、制約が阻止し得る。移動端末20が上記時間ピリオドの間データを送信しなかったことを処理デバイス23が検出する場合、移動端末20がそうしたモードを選択するように、制約が強制し得る。
制約において適用可能な種々のしきい値又は他の基準は、ワイヤレスネットワーク10により設定され得る。例示として、モード選択において使用される制約により定義されるしきい値は、制約を構成するためにワイヤレスネットワーク10により設定され得る。これは、ネットワーク固有の又はセル固有のやり方で行われ得る。制約をネットワーク固有の又はセル固有のやり方で構成するために、RRCシグナリングといった専用のシグナリングが使用され得る。
種々の実施形態は、移動端末20のモード切り替えを、各モード切り替えについて明示的なシグナリングを必要とすることなく、ワイヤレスネットワーク10が制御することができるようにする。これにより、モード切り替え制御シグナリングに関連付けられるネットワーク負荷を大幅に増大させることなく、当該技術が、同じセル内の複数の移動端末により使用され得る。これは、モード切り替えがいつどのように発生するかを定義する制約に対するネットワークによる制御を維持しながら、達成されることができる。
実施形態に従ったデバイス及び方法により、種々の効果が獲得される。例示として、本発明の種々の実施形態は、移動端末20のモード切り替えを実現するために明示的な専用シグナリングを必要とすることなく、ワイヤレスネットワーク10が当該モード切り替えを制御することができるようにする。移動端末とRANとの間のレイヤ1、レイヤ2、及び/又はレイヤ3のシグナリングについてのパラメータ設定は、選択されたモードに依存し得るが、移動端末は、選択されたモードにおいてRRC接続状態とRRC非接続状態との間で依然として切り替わることができる。
例示的な実施形態について図面を参照しながら説明してきたが、他の実施形態において変形が実装され得る。例示として、移動端末は、携帯電話、M2M端末、又は別の移動端末であってもよい。さらに、例示的なネットワーク技術を説明してきたが、本発明の実施形態は他のネットワーク技術と組み合わせて使用され得る。
種々の機能ユニットの動作は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせにより実装され得る。例示として、モードを選択するロジックの機能は、不揮発性メモリ内にプログラムされている命令を実行するマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラにより実行され得る。

Claims (20)

  1. 移動端末であって、
    ワイヤレスネットワークとの通信のための、複数の異なるモデム動作モードで動作するように構成されるモデムと、
    トリガイベントの検出をモニタし、
    前記移動端末の状態に依存するトリガイベントを検出することに応答して、少なくとも1つの制約に従って前記複数のモデム動作モードの中から1つのモデム動作モードを選択するためのモード選択を実行し、及び、
    選択された前記モデム動作モードで動作を開始するように前記モデムを制御する、
    ように動作する処理デバイスと、
    を含み、
    前記モデムは、前記複数の異なるモデム動作モードの各々において動作可能であり、
    前記少なくとも1つの制約は、どの1つのモデム動作モード又はどの複数のモデム動作モードが選択されることが許可されるかを、前記移動端末の1つ又はいくつかのパラメータの関数として定義し、
    選択された前記モデム動作モードは、各モデム動作モードに関連する送信繰返し回数によって少なくとも1つのさらなるモデム動作モードと区別され、前記モデムは、第1のモデム動作モードにおいては第1の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返し、第2のモデム動作モードにおいては第2の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返す、移動端末。
  2. 前記少なくとも1つの制約のうちの各制約は、静的であるか又は前記ワイヤレスネットワークにより構成されるかのいずれかである、請求項1に記載の移動端末。
  3. 前記移動端末は、前記少なくとも1つの制約のうちの1つの制約を定義するシグナリングを前記ワイヤレスネットワークから受信するように動作する、請求項2に記載の移動端末。
  4. 前記シグナリングは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを含む、請求項3に記載の移動端末。
  5. 前記シグナリングにより定義される前記制約は、セル固有の制約である、請求項3に記載の移動端末。
  6. 前記少なくとも1つの制約のうちのさらなる制約は、前記移動端末内に静的に記憶される、請求項1に記載の移動端末。
  7. 前記処理デバイスは、前記制約と前記移動端末に関連付けられる少なくとも1つのパラメータとに基づいて、前記複数のモデム動作モードのサブセットを識別するように動作する、請求項1に記載の移動端末。
  8. 前記少なくとも1つのパラメータは、前記移動端末により実行されるアプリケーションに関する情報を含み、前記モード選択は、前記アプリケーションが前記移動端末によって実行される間の前記移動端末へのデータ転送を減少させるように実行される、請求項7に記載の移動端末。
  9. 前記少なくとも1つのパラメータは、マシンタイプ通信ケイパビリティを含む、請求項7に記載の移動端末。
  10. 前記処理デバイスは、マシンタイプ通信(MTC)モードが選択されることを前記少なくとも1つの制約が容認する場合に、前記モード選択において前記複数のモデム動作モードの中から前記MTCモードを選択し、及び、前記MTCモードで動作を開始するように前記移動端末を制御する、ように動作する、請求項1に記載の移動端末。
  11. 前記モデムは、前記移動端末が前記MTCモードで動作する間に、消費電力低減状態とアクティブ状態との間で遷移する、請求項10に記載の移動端末。
  12. 前記選択されたモデム動作モードは、消費電力により、並びに、
    変調フォーマット、
    最大出力電力、及び、
    周波数ホッピングレート、
    のうちの少なくとも1つにより、少なくとも1つのさらなるモデム動作モードと区別される、請求項1に記載の移動端末。
  13. 複数の基地局を含むセルラーワイヤレスネットワークと、
    移動端末と、
    を含み、
    前記移動端末は、
    前記セルラーワイヤレスネットワークとの通信のための、複数の異なるモデム動作モードで動作するように構成されるモデムと、
    トリガイベントの検出をモニタし、
    前記移動端末の状態に依存するトリガイベントを検出することに応答して、少なくとも1つの制約に従って前記複数のモデム動作モードの中から1つのモデム動作モードを選択するためのモード選択を実行し、及び、
    選択された前記モデム動作モードで動作を開始するように前記モデムを制御する、
    ように動作する処理デバイスと、
    を含み、
    前記モデムは、前記複数の異なるモデム動作モードの各々において動作可能であり、
    前記少なくとも1つの制約は、どの1つのモデム動作モード又はどの複数のモデム動作モードが選択されることが許可されるかを、前記移動端末の1つ又はいくつかのパラメータの関数として定義し、
    選択された前記モデム動作モードは、各モデム動作モードに関連する送信繰返し回数によって少なくとも1つのさらなるモデム動作モードと区別され、前記モデムは、第1のモデム動作モードにおいては第1の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返し、第2のモデム動作モードにおいては第2の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返す、システム。
  14. 移動端末を制御する方法であって、前記移動端末はワイヤレスネットワークとの通信のためのモデムを含み、前記モデムは複数の異なるモデム動作モードで動作するように構成され、前記方法は、
    前記移動端末の処理デバイスにより、トリガイベントの検出をモニタすることと、
    前記移動端末の前記処理デバイスにより、前記移動端末の状態に依存するトリガイベントを検出することに応答して、少なくとも1つの制約に従って前記複数のモデム動作モードの中から1つのモデム動作モードを選択するためのモード選択を実行することと、
    前記処理デバイスにより、選択された前記モデム動作モードで動作を開始するように前記モデムを制御することと、
    を含み、
    前記モデムは、前記複数の異なるモデム動作モードの各々において動作可能であり、
    前記少なくとも1つの制約は、どの1つのモデム動作モード又はどの複数のモデム動作モードが選択されることが許可されるかを、前記移動端末の1つ又はいくつかのパラメータの関数として定義し、
    選択された前記モデム動作モードは、各モデム動作モードに関連する送信繰返し回数によって少なくとも1つのさらなるモデム動作モードと区別され、前記モデムは、第1のモデム動作モードにおいては第1の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返し、第2のモデム動作モードにおいては第2の送信繰返し回数に到達するまで送信を繰り返す、方法。
  15. 前記少なくとも1つの制約のうちの各制約は、静的であるか又は前記ワイヤレスネットワークにより構成されるかのいずれかである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記モデムにより、前記少なくとも1つの制約のうちの1つの制約を定義するシグナリングを前記ワイヤレスネットワークから受信すること、をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記モード選択を実行することは、前記少なくとも1つの制約と前記移動端末に関連付けられる少なくとも1つのパラメータとに基づいて、前記複数のモデム動作モードのサブセットを識別すること、をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つのパラメータは、マシンタイプ通信ケイパビリティを含む、請求項17に記載の方法。
  19. マシンタイプ通信(MTC)モードが選択されることを前記少なくとも1つの制約が容認する場合に、
    前記モード選択を実行することは、前記モード選択において前記複数のモデム動作モードの中から前記MTCモードを選択することを含み、
    前記モデムを制御することは、前記MTCモードで動作を開始するように前記モデムを制御することを含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記選択されたモデム動作モードは、消費電力により、並びに、
    変調フォーマット、
    最大出力電力、
    周波数ホッピングレート、及び、
    送信繰返し回数、
    のうちの少なくとも1つにより、少なくとも1つのさらなるモデム動作モードと区別される、請求項14に記載の方法。
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