JP6812866B2 - シリンダヘッド構造 - Google Patents
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Description
図1は本発明の実施例のシリンダヘッド構造8が設けられたエンジン1を右方から見た図であり、図2はこのエンジン1を前方から見た図である。図3は、図2中の矢示III−III方向から見たシリンダ7およびシリンダヘッド9の断面を示している。図4は、図2中の矢示IV−IV方向から見たシリンダ7およびシリンダヘッド9の断面を示している。図5はシリンダヘッド9に設けられた動弁機構35等を示している。なお、各図の右下部に、前(F)、後(B)、左(L)、右(R)、上(U)、下(D)の方向を指す矢印を示した。これらの方向は、エンジン1が搭載された鞍乗型車両を運転する運転者を基準としている。以下の実施例において方向について説明するときには、これらの矢印に従う。
図3または図4に示すように、シリンダヘッド9は、シリンダヘッド本体21、燃焼室を形成する凹部22、2つの吸気ポート23、2つの排気ポート24、プラグホール25、2つの吸気バルブ支持孔27、および2つの排気バルブ支持孔28を備えている。さらに、シリンダヘッド9は、後述のヘッド側ウォータジャケット51を構成する中間通路52、ポート間通路53、吸気側通路54、排気側通路55およびヘッド側流出口63を備えている(図6参照)。
エンジン1は、ウォータポンプ43およびウォータジャケット45を備えている。ウォータポンプ43は、図1に示すように、例えばクランクケース2の右部に取り付けられている。ウォータジャケット45は、図3に示すように、シリンダ7およびシリンダヘッド9等に設けられている。これらウォータポンプ43およびウォータジャケット45は、鞍乗型車両において例えばエンジン1の前方に設けられたラジエータと共に、エンジン1を冷却水により冷却するシステムを構成する。
図6はウォータジャケット45を示している。ウォータジャケット45は、シリンダ7およびシリンダヘッド9等に形成された通路の集まりである。図6はそれら通路の集まりの外形を描いたものである。図7はシリンダ側ウォータジャケット46を示している。図8はヘッド側ウォータジャケット51を示している。図9はシリンダ7とシリンダヘッド9との間に設けられたガスケット10を示している。
7 シリンダ
8 シリンダヘッド構造
9 シリンダヘッド
10 ガスケット
21 シリンダヘッド本体
22 凹部
23 吸気ポート
24 排気ポート
25 プラグホール
31 点火プラグ
32 吸気バルブ
33 排気バルブ
35 動弁機構
36 カムシャフト
45 ウォータジャケット
46 シリンダ側ウォータジャケット
47 シリンダ側冷却水通路
51 ヘッド側ウォータジャケット
52 中間通路(第1の冷却水通路)
53 ポート間通路(第2の冷却水通路)
54 吸気側通路(第3の冷却水通路)
55 排気側通路(第4の冷却水通路)
56 メイン流入口(第1の流入口)
57 ポート間流入口(第2の流入口)
63 ヘッド側流出口(流出口)
64 出口パイプ
Claims (8)
- シリンダの上方に設けられるシリンダヘッド本体と、
前記シリンダヘッド本体に設けられ、燃焼室に吸気を導入するための吸気ポートと、
前記シリンダヘッド本体に設けられ、前記燃焼室から排気を排出するための複数の排気ポートと、
前記シリンダヘッド本体において前記吸気ポートと前記複数の排気ポートとの間に設けられ、一端側が前記燃焼室と連通し、点火プラグを収容するためのプラグホールと、
前記シリンダヘッド本体内に冷却水を流通させるウォータジャケットとを備え、
前記プラグホールは、当該プラグホールの他端側が前記吸気ポートに接近するように前記シリンダの軸線に対して傾斜し、
前記ウォータジャケットは、前記シリンダヘッド本体において前記プラグホールと前記複数の排気ポートとの間の領域に設けられた第1の冷却水通路と、前記シリンダヘッド本体において前記排気ポート間の領域に設けられた第2の冷却水通路とを備え、
前記第1の冷却水通路は、前記シリンダの周壁部に設けられたシリンダ側冷却水通路を流通する冷却水を当該第1の冷却水通路に流入させる第1の流入口を備え、
前記第2の冷却水通路は、前記シリンダ側冷却水通路を流通する冷却水を当該第2の冷却水通路に流入させる第2の流入口を備え、
前記第1の流入口は前記第2の流入口よりも前記シリンダ側冷却水通路における冷却水の主要な流通方向における下流側に配置されていることを特徴とするシリンダヘッド構造。 - 前記シリンダヘッド本体において前記プラグホールと前記吸気ポートとの間の領域には冷却水通路が設けられていないことを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッド構造。
- 前記第1の流入口および前記第2の流入口は、前記シリンダの軸線よりも前記複数の排気ポートが設けられている側に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシリンダヘッド構造。
- 前記ウォータジャケットは、前記シリンダヘッド本体において前記吸気ポートよりも径方向外側の領域に設けられた第3の冷却水通路と、前記シリンダヘッド本体において前記2つの排気ポートよりも径方向外側の領域に設けられた第4の冷却水通路とをさらに備え、
前記第1の冷却水通路、前記第3の冷却水通路および前記第4の冷却水通路は前記第1の流入口を介して前記シリンダ側冷却水通路とそれぞれ連通し、
前記第1の流入口は、前記シリンダ側冷却水通路から前記ウォータジャケット内へ冷却水を流入させる複数の流入口のうち最大の面積を有する流入口であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシリンダヘッド構造。 - 前記シリンダヘッド本体には、前記ウォータジャケット内を流通した冷却水を当該シリンダヘッド本体の外部へ流出させる流出口が設けられ、
前記流出口は、前記第2の冷却水通路から見て前記第1の流入口が配置された位置とは反対側の位置に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のシリンダヘッド構造。 - 前記流出口は、前記シリンダの軸線よりも前記吸気ポートが設けられている側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のシリンダヘッド構造。
- 前記流出口に接続された出口パイプを備え、
前記出口パイプは、その軸線が前記シリンダの軸線と平行となるように配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載のシリンダヘッド構造。 - 前記プラグホールに挿入された前記点火プラグと、
前記吸気ポートを開閉する吸気バルブと、
前記複数の排気ポートをそれぞれ開閉する複数の排気バルブと、
前記吸気バルブおよび前記複数の排気バルブの開閉を制御するカムシャフトとをさらに備え、
前記カムシャフトは前記複数の排気バルブの上方に配置され、前記点火プラグは前記吸気バルブと平行に配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のシリンダヘッド構造。
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