JP6805755B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ製造時のカーカスプライ片の変形、しわ及びカール等を防ぐことで、優れた生産性を有する空気入りタイヤに関する。
近年、例えば、タイヤ周方向長さがラジアル方向長さよりも小さいリボン状のカーカスプライ片をタイヤ周方向に並べて形成されたカーカスを有する空気入りタイヤ(剛性中子を使用して製造された空気入りタイヤ)が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。各カーカスプライ片は、ラジアル方向に沿って配列された複数のカーカスコード(経糸)と、カーカスコードと直角方向にのびる緯糸と、これらを被覆するトッピングゴムとで構成されている。また、各カーカスプライ片には、同じ方向に撚られたカーカスコードが採用されていた。
しかしながら、上述のようなリボン状のカーカスプライ片は、生タイヤとして製造される前の段階において、剛性が非常に小さい。このため、カーカスコードの解撚トルクや緯糸の影響によって、捻れたり、カールする傾向が顕著であり、タイヤの生産性に悪影響を与えていた。
特開2013−075505号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、優れた生産性を発揮し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部からサイドウォール部を経てビード部に至るカーカスを有する空気入りタイヤであって、前記カーカスは、タイヤ周方向長さが、ラジアル方向長さよりも小さいリボン状のカーカスプライ片をタイヤ周方向に並べて形成されており、各カーカスプライ片は、経糸としての複数のカーカスコードが、緯糸を有することなくラジアル方向に沿って配列されてトッピングゴムで被覆されたものからなり、前記カーカスコードは、第1コードと、前記第1コードと撚り方向が逆の第2コードとを含んでいることを特徴としている。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記第1コードは、S方向に下撚りされた複数のストランドがZ方向に上撚りされて構成されており、前記第2コードは、Z方向に下撚りされた複数のストランドがS方向に上撚りされて構成されているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記カーカスコードは、アラミド繊維コードであるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記トッピングゴムは、短繊維が配合されているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤの前記各カーカスプライ片において、前記第1コードと前記第2コードとの本数比が8:2〜2:8であるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤにおいて、前記各カーカスプライ片は、ラジアル方向に沿ってのびる第1側縁及び第2側縁を有し、最も前記第1側縁側に第1コードが配され、最も前記第2側縁側に前記第2コードが配されており、前記各カーカスプライ片は、前記第1側縁が、他のカーカスプライ片の前記第2側縁と向き合うように配置されているのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤのカーカスは、タイヤ周方向長さが、ラジアル方向長さよりも小さいリボン状のカーカスプライ片をタイヤ周方向に並べて形成されている。各カーカスプライ片は、経糸としての複数のカーカスコードが、緯糸を有することなくラジアル方向に沿って配列されてトッピングゴムで被覆されたものからなる。緯糸を有しないカーカスプライ片は、緯糸の影響による捻れやカールを防ぐことができる。
また、カーカスコードは、第1コードと、第1コードと撚り方向が逆の第2コードとを含んでいる。このような第1コードと第2コードとは、各々の解撚トルクが互いに打ち消し合うことで、カーカスプライ片のカールを効果的に抑制することができる。
従って、本発明の空気入りタイヤは、優れた生産性を発揮することができる。
本発明の一実施形態の空気入りタイヤの子午線断面図である。 図1の空気入りタイヤの加硫成形時の断面図である。 (a)は、剛性中子にカーカスプライが形成されるときの断面図であり、(b)は、剛性中子上に形成されたカーカスプライの側面図である。 カーカスコードの配置を示すカーカスプライ片の斜視図である。 (a)は、第1コード及び第2コードの拡大図であり、(b)は、第1コードのストランド及び第2コードのストランドの拡大図である。 トレッド部のカーカスプライの部分拡大図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある)1の正規状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用として好適に用いられる。
「正規状態」は、タイヤが正規リム(図示省略)にリム組みされ、かつ、正規内圧が充填された無負荷の状態である。以下、特に言及しない場合、タイヤの各部の寸法等は、この正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図2には、本実施形態のタイヤ1の加硫成形時の断面図が示されている。図2に示されるように、本発明のタイヤ1は、タイヤ内側を成形する剛性中子aとタイヤ外側を成形する加硫金型bとの間のキャビティで、実質的なストレッチを受けることなく加硫成形される。このようなタイヤ1は、加硫成形の前後で実質的に同一形状が保持されるため、優れたユニフォミティを有する。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつ前記トレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具えている。
カーカス6は、例えば、カーカスコードをラジアル配列させた1枚のカーカスプライ6Aで構成されている。カーカスプライ6Aの外端部6eは、例えば、ビードコア5の廻りで折り返されることなくビードコア5内で係止される。
カーカスコード11として、例えば、有機繊維コードが好適に用いられる。本実施形態では、例えば、アラミド繊維コードが用いられる。アラミド繊維コードは、例えば、ポリエステルと比較して、優れた引っ張り強さを有し、操縦安定性を高めるのに役立つ。但し、カーカスコードの材質は、アラミド繊維に限定されるものではない。
図3(a)には、剛性中子aにカーカスプライが形成されるときの断面図が示され、図3(b)には、剛性中子上に形成されたカーカスプライ6Aの側面図が示されている。図3(a)及び(b)に示されるように、カーカスプライ6Aは、カーカスプライ片10がタイヤ周方向に並べられて形成されている。カーカスプライ片10は、タイヤ周方向長さがラジアル方向長さよりも小さいリボン状である。前記タイヤ周方向長さW1は、例えば、20〜30mmである。本実施形態では、トレッド部2において、各カーカスプライ片10の各側縁同士が突き合わされている。一方、サイドウォール部3及びビード部4において、各カーカスプライ片10が部分的に重ねられている。カーカスプライ片10のさらに詳細な説明は、後述される。
図1に示されるように、ビードコア5は、タイヤ軸方向内外のコア片5i、5oを含んでいる。コア片5i、5oは、例えば、非伸張性のビードワイヤがタイヤ周方向に渦巻き状に巻き付けられて形成されている。コア片5i、5oは、カーカスプライ6Aの外端部6eを挟むように、その両側に配置されている。
ベルト層7は、例えば、ベルトコードをタイヤ周方向に対して10〜45゜のコード角度で配列した2枚のベルトプライ7A、7Bから形成されている。ベルトプライ7A、7Bは、互いのベルトコードが交差する向きに重ね合わされている。ベルトコードには、例えば、スチールが好適に採用される。これにより、トレッド部2の剛性が効果的に高められる。
図4には、カーカスプライ片10の斜視図が示されている。図4に示されるように、各カーカスプライ片10は、経糸としての複数のカーカスコード11が、緯糸を有することなくラジアル方向に沿って配列されてトッピングゴム12で被覆されたものからなる。緯糸を有しないカーカスプライ片は、緯糸の影響による捻れやカールを防ぐことができる。図4では、カーカスコード11の配置を理解し易くするために、トッピングゴム12の一部を省略している。
図5(a)には、カーカスコード11の拡大図が示されている。図5(a)に示されるように、カーカスコード11は、第1コード13と、第1コード13と撚り方向が逆の第2コード14とを含んでいる。このような第1コード13と第2コード14とは、各々の解撚トルクが互いに打ち消し合うことで、カーカスプライ片10のカールを効果的に抑制することができる。従って、本発明の空気入りタイヤは、優れた生産性を発揮することができる。
また、緯糸を有するプライ材料が用いられた空気入りタイヤは、加硫成形中、緯糸が設けられた部分と、緯糸が設けられていない部分とでコードに作用する応力が異なり、ひいてはコードの配列が乱れる傾向がある。本実施形態のカーカスプライ片10は、緯糸を有していないため、上記コード配列の乱れを抑制することができる。
図4に示されるように、第1コード13と第2コード14とは、例えば、タイヤ周方向に交互に設けられている。但し、このような態様に限定されるものではなく、複数の第1コード13からなるコード群と複数の第2コード14からなるコード群とがタイヤ周方向に交互に設けられても良い。
各カーカスプライ片10において、第1コード13の本数N1と第2コード14の本数N2との本数比N1:N2は、8:2〜2:8であるのが望ましい。このような各コード13、14の配置は、カーカスプライ片10のカール等を効果的に防ぐことができる。
図6には、トレッド部におけるカーカスプライ6Aの拡大図が示されている。図6では、カーカスコード11の配置を理解し易くするために、トッピングゴム12の一部を省略している。図6に示されるように、トレッド部において、カーカス6は、複数のカーカスプライ片10がタイヤ周方向に並べられている。各カーカスプライ片10は、その側縁同士が突き合わされた状態で並べられている。
各カーカスプライ片10は、例えば、ラジアル方向に沿ってのびる第1側縁16及び第2側縁17を有している。本実施形態では、最も第1側縁16側に第1コード13が配され、最も第2側縁17に第2コード14が配されている。しかも、各カーカスプライ片10は、第1側縁16が、他のカーカスプライ片10の第2側縁17と向き合うように配置されている。これにより、各カーカスプライ片10同士の接続部において、第1コード13と第2コード14とがタイヤ周方向に隣接する。このような各コード13、14の配置は、タイヤのユニフォミティを高めるのに役立つ。
図5(a)に示されるように、本実施形態の第1コード13及び第2コード14は、フィラメント束18が下撚りされた複数のストランド19が上撚りされて構成された複撚りコードである。本実施形態では、2本のストランド19が上撚りされて1本のコードが構成されている。
図5(b)には、第1コード13及び第2コード14のストランド19a、19bの拡大図が示されている。図5(a)及び(b)に示されるように、さらに望ましい態様として、本実施形態の第1コード13は、S方向に下撚りされた複数のストランド19aがZ方向に上撚りされて構成されている。第2コード14は、Z方向に下撚りされた複数のストランド19bがS方向に上撚りされて構成されている。このような各コード13、14は、解撚トルクが小さく、かつ、各々の解撚トルクが互いに打ち消し合うため、カーカスプライ片10の捻れ及びカールをさらに抑制することができる。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではなく、各コード13、14の上撚りの方向が逆であれば良い。また、各コード13、14は、撚り方向が互いに逆となる片撚りコードでも良い。S方向及びZ方向は、JISG3510に規定される「撚り方向」の用語に従う螺旋の方向として規定される。
耐久性を高めるために、各ストランドの下撚り数N1(回/10cm)は、例えば、65〜75であるのが望ましい。2本のストランドの上撚り数N2(回/10cm)は、例えば、65〜75であるのが望ましい。
操縦安定性と乗り心地とをバランス良く発揮させるために、各コードの総繊度は、好ましくは800dtex以上、より好ましく1000dtex以上であり、好ましくは1400dtex以下、より好ましくは1200dtex以下である。
図4に示されるように、カーカスプライ片10のトッピングゴム12は、例えば、カーカスコードに沿ってのびる短繊維20が配合されているのが望ましい。短繊維20は、例えば、アラミド繊維、ガラス繊維、又は、カーボン繊維等を採用しうる。
本実施形態の短繊維は、例えば、1〜100μm程度の平均繊維径を有し、かつ、0.1〜10.0mm程度の平均繊維長を有しているのが望ましい。トッピングゴム12に短繊維20が配合されたカーカスプライ片10は、ラジアル方向の剛性がさらに高められ、優れた操縦安定性を発揮することができる。
以上、本発明の一実施形態の空気入りタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の構成を有するサイズ195/65R15の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づくカーカスプライ片を用いて試作された。各タイヤについて、カーカスプライ片の捻れやカールが原因となるプライ貼り付け不良の発生率が測定された。カーカスプライ片の共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
カーカスプライ片の幅:26.0mm
カーカスプライ片の厚さ:1.0mm
カーカスコードの材料:アラミド繊維
カーカスコードの総繊度:1100dtex、2本撚り
カーカスコードの撚り数
第1コード
下撚り:S方向、69回/10cm
上撚り:Z方向、69回/10cm
第2コード
下撚り:Z方向、69回/10cm
上撚り:S方向、69回/10cm
<プライ貼り付け不良の発生率>
各タイヤについて、それぞれ1000本生産したときのプライ貼り付け不良の発生率が測定された。プライ貼り付け不良は、カーカスプライ片のカールや捻れが原因となって発生した不良である。結果は、比較例を100とする指数であり、数値が小さい程、前記不良の発生率が小さく、良好であることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0006805755
テストの結果、実施例の空気入りタイヤは、カーカスプライ片のカールや捻れが防止されるため、プライ貼り付け不良の発生率が小さく、優れた生産性を有していることが確認できた。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
6 カーカス
10 カーカスプライ片
11 カーカスコード
12 トッピングゴム
13 第1コード
14 第2コード

Claims (5)

  1. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部に至るカーカスを有する空気入りタイヤであって、
    前記カーカスは、タイヤ周方向長さが、ラジアル方向長さよりも小さいリボン状のカーカスプライ片をタイヤ周方向に並べて形成されており、
    各カーカスプライ片は、経糸としての複数のカーカスコードが、緯糸を有することなくラジアル方向に沿って配列されてトッピングゴムで被覆されたものからなり、
    前記カーカスコードは、第1コードと、前記第1コードと撚り方向が逆の第2コードとを含み、
    前記第1コードは、S方向に下撚りされた複数のストランドがZ方向に上撚りされて構成されており、
    前記第2コードは、Z方向に下撚りされた複数のストランドがS方向に上撚りされて構成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. トレッド部からサイドウォール部を経てビード部に至るカーカスを有する空気入りタイヤであって、
    前記カーカスは、タイヤ周方向長さが、ラジアル方向長さよりも小さいリボン状のカーカスプライ片をタイヤ周方向に並べて形成されており、
    各カーカスプライ片は、経糸としての複数のカーカスコードが、緯糸を有することなくラジアル方向に沿って配列されてトッピングゴムで被覆されたものからなり、
    前記カーカスコードは、第1コードと、前記第1コードと撚り方向が逆の第2コードとを含み、
    前記トッピングゴムは、短繊維が配合されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記カーカスコードは、アラミド繊維コードである請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記各カーカスプライ片において、前記第1コードと前記第2コードとの本数比が8:2〜2:8である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記各カーカスプライ片は、ラジアル方向に沿ってのびる第1側縁及び第2側縁を有し、
    最も前記第1側縁側に第1コードが配され、最も前記第2側縁側に前記第2コードが配されており、
    前記各カーカスプライ片は、前記第1側縁が、他のカーカスプライ片の前記第2側縁と向き合うように配置されている請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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