JP6799177B2 - 4−メトキシピロール誘導体の中間体の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、4−メトキシピロール誘導体の製造に使用される中間体の製造方法に関する。
胃腸管の潰瘍、胃炎、逆流性食道炎は、攻撃因子(例えば、胃酸、ヘリコバクター菌ペプシン、ストレス、酒とタバコなど)と防御因子(例えば、胃粘膜、重炭酸塩、プロスタグランジン、血液供給程度など)の均衡が崩れて発生する。したがって、胃腸管の潰瘍、胃炎、逆流性食道炎などの胃腸管損傷に対する治療剤は、攻撃因子を抑制するか、防御因子を強化する薬物に分けられる。
一方、胃腸管の潰瘍、胃炎、逆流性食道炎は、胃酸分泌が増加しなくても潰瘍が発生することが報告されていて、攻撃因子の増加に劣らず、胃腸粘膜の病的な変化による防御因子の減少が胃潰瘍の発生に重要な役割を果たすと受け止められている。したがって、攻撃因子を抑制する薬物以外にも、防御因子を強化する薬物が胃腸管の潰瘍、胃炎の治療に使用されている。防御因子を強化する薬物としては、潰瘍部位に結合して物理化学的膜を形成する粘膜保護剤および粘液合成と分泌を促進する薬物などが知られている。
一方、ヘリコバクターピロリ(Helicobacter pylori)は、胃腸に存在する細菌であって、慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などをもたらすことが知られており、多数の胃腸管損傷患者はヘリコバクターピロリ(H.pylori)に感染している。したがって、このような患者は、プロトンポンプ阻害剤、胃酸ポンプ拮抗剤などの抗潰瘍剤と共に、クラリスロマイシン(clarithromycin)、アモキシシリン(amoxicillin)、メトロニダゾール(metronidazole)、テトラサイクリン(tetracycline)などの抗生剤を服用しなければならず、これによって多様な副作用が報告されている。
したがって、胃酸分泌抑制(例えば、プロトンポンプ抑制活性)および防御因子強化(例えば、粘液分泌増加)、そしてヘリコバクターピロリ(H.pylori)除菌活性を同時に有する抗−潰瘍薬物の開発が当業界に要求されている。
これと関連した韓国特許登録第10−1613245号においては、4−メトキシピロール誘導体またはその薬学的に許容可能な塩は、優れた抗−潰瘍活性(つまり、プロトンポンプ抑制活性など)およびヘリコバクターピロリ(H.pylori)除菌活性を有することによって、胃腸管の潰瘍、胃炎、逆流性食道炎、またはヘリコバクターピロリによる胃腸管損傷の予防および治療に有用であることが報告されている。
上記特許の記載された4−メトキシピロール誘導体の製造において、下記化合物が中間体として製造される。
上記特許の記載によれば、前記中間体は、2,4−ジフルオロフェニルグリシンから製造されるが、全体的に4つの段階で構成されている(韓国特許登録第10−1613245号においての実施例8の段階8−1〜8−3)。しかし、上記特許の製造方法によれば、総収率が9.0%と低く、全体的に高温反応が必要で高価な設備が必要であり、特に反応物質として(トリメチルシリル)ジアゾメタンを使用するが、これは高価な試薬であるだけでなく、爆発性があり、産業上の大量生産に適していない。
そこで本発明者らは、前記中間体を製造することができる新たな製造方法を鋭意研究した結果、後述する製造方法のように全体的に高温反応が必要でなく、また(トリメチルシリル)ジアゾメタンの代わりに安価で爆発性がない試薬を使用し、さらに全体的に収率を向上させる製造方法を確認して本発明を完成した。
本発明は、4−メトキシピロール誘導体の製造に有用に使用され得る中間体の製造方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、下記反応式1のような製造方法を提供し、より具体的には下記の段階を含む製造方法を提供する:
1)下記化学式1−1で表される化合物と、下記化学式1−2で表される化合物を反応させて、下記化学式1−3で表される化合物を製造する段階;
2)下記化学式1−3で表される化合物と酢酸無水物を、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、および炭酸セシウムで構成される群から選択されるいずれか1つの塩基の存在下で反応させて、下記化学式1−4で表される化合物を製造する段階;
3)下記化学式1−4で表される化合物を塩基の存在下で反応させて、下記化学式1−5で表される化合物を製造する段階;および
4)下記化学式1−5で表される化合物と硫酸ジメチルを、塩基の存在下で反応させて、下記化学式1で表される化合物を製造する段階。
[反応式1]
以下、各段階別に本発明を詳しく説明する。
(段階1)
前記段階1は、上記化学式1−1で表される化合物と上記化学式1−2で表される化合物を反応させて、上記化学式1−3で表される化合物を製造する段階である。
好ましくは、上記化学式1−1で表される化合物と上記化学式1−2で表される化合物のモル比は10:1〜1:10であり、より好ましくは5:1〜1:5であり、最も好ましくは3:1〜1:3である。
好ましくは、前記反応の溶媒としては、炭素数1〜4のアルコールを使用する。より好ましくは、前記反応の溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、またはtert−ブタノールを使用する。
また、前記反応は、塩基の存在下で行うことが好ましい。前記塩基としては、酢酸ナトリウム、酢酸リチウム、または酢酸カリウムを使用することができ、好ましくは酢酸ナトリウムを使用する。
好ましくは、前記反応は60〜100℃で行う。前記反応温度が60℃未満の場合は製造収率が低くなる問題があり、前記反応温度が100℃を超える場合は製造収率が実質的に増加しない。より好ましくは、前記反応は70〜90℃で行う。
好ましくは、前記反応は30分〜5時間行う。前記反応時間が30分未満の場合は反応が十分に進まず製造収率が低くなる問題があり、前記反応時間が5時間を超える場合は製造収率が実質的に増加しない。より好ましくは、前記反応は1時間〜3時間行う。
一方、前記反応が終了した以降には、必要に応じて上記化学式1−3で表される化合物を精製する段階を含むことができる。好ましくは、前記精製は、前記反応の生成物から上記化学式1−3で表される化合物を結晶化して行う。前記結晶化溶媒としては、ジイソプロピルエーテルを使用することができる。好ましくは、前記反応の生成物を5〜30℃に冷却した後、ジイソプロピルエーテルを投入して10分〜2時間攪拌して行うことができる。
(段階2)
前記段階2は、上記化学式1−3で表される化合物と酢酸無水物を、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、および炭酸セシウムで構成される群から選択されるいずれか1つの塩基の存在下で反応させて、上記化学式1−4で表される化合物を製造する段階である。
好ましくは、上記化学式1−3で表される化合物と酢酸無水物のモル比は1:1〜1:32であり、より好ましくは1:1〜1:25である。好ましくは、上記化学式1−3で表される化合物と塩基のモル比は1:1〜1:10であり、より好ましくは1:1〜1:5である。
一方、韓国特許登録第10−1613245号においては、上記化学式1−3で表される化合物と酢酸無水物をトリエチルアミンの存在下に反応させる。しかし、トリエチルアミンを使用する場合反応温度を約140℃に調節しなければならないし、したがって、高温設備が必要であるだけでなく、製造収率も低いという問題がある。
そこで、本発明ではトリエチルアミンの代わりに上述した塩基を使用して、反応温度を下げるだけでなく、製造収率を向上させることができる。好ましくは、前記反応は70〜100℃で行う。上記のように韓国特許登録第10−1613245号に比べて低い温度で反応を行うことができ、後述する本発明の実施例のように製造収率を高めることもできる。好ましくは、上記化学式1−3で表される化合物と前記塩基のモル比は1:1〜1:10である。
好ましくは、前記反応の溶媒としてはアセトニトリル、またはテトラヒドロフランを使用する。
好ましくは、前記反応は30分〜5時間行う。前記反応時間が30分未満の場合は反応が十分に進まず製造収率が低くなる問題があり、前記反応時間が5時間を超える場合は製造収率が実質的に増加しない。より好ましくは、前記反応は30分〜3時間行う。
一方、前記反応が終了した以降には、必要に応じて上記化学式1−4で表される化合物を精製する段階を含むことができる。
(段階3)
前記段階3は、上記化学式1−4で表される化合物を塩基の存在下で反応させて、下記化学式1−5で表される化合物を製造する段階である。
前記塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、または水酸化バリウムを使用することができ、好ましくは、水酸化ナトリウムを使用することができる。好ましくは、上記化学式1−4で表される化合物と前記塩基のモル比は1:1〜1:10である。
好ましくは、前記反応の溶媒としては炭素数1〜4のアルコールを使用する。より好ましくは、前記反応の溶媒としてはメタノール、エタノール、プロパノール、またはtert−ブタノールを使用する。また、前記溶媒にさらにテトラヒドロフランを使用することが好ましい。
好ましくは、前記反応は−45〜5℃で行う。前記反応温度が−45℃未満の場合は製造収率が低くなる問題があり、前記反応温度が5℃を超える場合は副反応が起こり、好ましくない。より好ましくは、前記反応は−35〜0℃で行う。
好ましくは、前記反応は3時間以下で行う。前記反応時間が3時間を超える場合は副反応が起こり、好ましくない。より好ましくは、前記反応は2時間以下で行う。
一方、前記反応が終了した以降には、必要に応じて上記化学式1−5で表される化合物を精製する段階を含むことができる。好ましくは、前記精製は、前記反応の生成物から上記化学式1−5で表される化合物を結晶化する段階を含むことができる。前記結晶化溶媒としてはメタノールを使用することができる。好ましくは、前記反応の生成物を50〜70℃でメタノールを投入して、10分〜2時間攪拌して行うことができる。
(段階4)
前記段階4は、上記化学式1−5で表される化合物と硫酸ジメチルを、塩基の存在下で反応させて、上記化学式1で表される化合物を製造する段階である。
前記塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸セシウム、炭酸ナトリウム、ナトリウムメチラート、または酪酸カリウムを使用することができ、好ましくは、水酸化ナトリウムを使用する。また、前記反応は塩基の存在下でヨウ化メチルを使用して行うことができる。
韓国特許登録第10−1613245号においては、上記化学式1−5で表される化合物をトリメチルシリルジアゾメタン(TMS−diazomethane)と反応させる。しかし、トリメチルシリルジアゾメタンは高価で、また爆発性物質で取り扱いが難しいため、高価な設備を必要とする問題がある。そこで本発明では、トリメチルシリルジアゾメタンの代わりに爆発の危険性がない硫酸ジメチルを使用する。
好ましくは、上記化学式1−5で表される化合物と硫酸ジメチルのモル比は1:1〜1:10であり、より好ましくは1:1〜1:5である。好ましくは、上記化学式1−5で表される化合物と塩基のモル比は1:1〜1:10であり、より好ましくは1:1〜1:5である。
好ましくは、前記反応の溶媒としては炭素数1〜4のアルコール、または炭素数3〜6のケトンを使用する。より好ましくは、前記反応の溶媒としてはメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、tert−ブタノール、アセトン、メチルエチルケトン、またはイソブチルケトンを使用する。
好ましくは、前記反応は−5〜10℃で行う。前記反応温度が−5℃未満の場合は製造収率が低くなる問題があり、前記反応温度が10℃を超える場合は副反応が起こり、好ましくない。より好ましくは、前記反応は0〜5℃で行う。
好ましくは、前記反応は30分〜5時間行う。前記反応時間が30分未満の場合は反応が十分に進まず製造収率が低くなる問題があり、前記反応時間が5時間を超える場合は副反応が起こり、好ましくない。より好ましくは、前記反応は1時間〜3時間行う。
一方、前記反応が終了した以降には、必要に応じて上記化学式1で表される化合物を精製する段階を含むことができる。好ましくは、前記精製は、前記反応の生成物から上記化学式1で表される化合物を結晶化する段階を含むことができる。前記結晶化溶媒としては、エチルアセテートおよびn−ヘキサンを使用することができる。好ましくは、前記反応の生成物を10〜40℃でエチルアセテートを投入して1分〜1時間攪拌した後、n−ヘキサンを投入し、結晶を析出して行うことができる。
上述のように、本発明に係る製造方法は、全体的に高温反応を必要とせず、また(トリメチルシリル)ジアゾメタンの代わりに安価で爆発性がない試薬を使用し、全体的に高い収率で4−メトキシピロール誘導体の中間体を製造できる利点がある。
以下、下記の実施例により本発明をより詳細に説明する。但し、下記の実施例は、本発明を例示するものであり、本発明の範囲はこれら実施例のみに限定されるものではない。
実施例
(段階1)
フラスコに2,4−ジフルオロ−フェニルグリシン(化学式1−1)100.0gとジメチル2−(メトキシメチレン)マロネート(化学式1−2)93.1g、酢酸ナトリウム43.9gおよびメタノール600.0mLを順次投入した。外部温度70〜90℃で2時間還流して反応を終了した。次に、ice bathを用いて内部温度を20〜30℃に冷却した。ジイソプロピルエーテルを投入し、ice bathを用いて内部温度10〜15℃に冷却した後、1時間攪拌して結晶化した。結晶をろ過し、ジイソプロピルエーテルでろ過物を洗浄した。得られた固体を減圧乾燥して、化学式1−3で表される化合物153.8gを収得した(収率:90.0%)。
H−NMR(500MHz、CDCl):8.02−7.99(m、1H)、7.45−7.40(m、1H)、7.00−6.95(m、2H)、5.16(s、1H)、3.74(s、3H)、3.76(s、3H)
(段階2)
フラスコに化学式1−3で表される化合物100.0g、炭酸カリウム(powder)125.9g、アセトニトリル2.0L、酢酸無水物516.8mLを順次投入し、外部温度87〜93℃で30分間還流して反応を終了した。次に、内部温度を20〜30℃に冷却した。蒸留水500.0mLを投入し、10分間攪拌して有機層を分離した。抽出した有機層を外部温度97〜103℃で減圧濃縮した。濃縮残渣にエチルアセテート1.0Lを投入した後、攪拌した。アンモニウムクロリド溶液を投入し、20〜30℃で10分間攪拌して有機層を分離した。有機層に蒸留水を入れてアンモニウムヒドロキシド(25〜28%)を使用してpHを9.3に調節した。20〜30℃で10分間攪拌して有機層を分離した。有機層に蒸留水を入れ、アンモニウムヒドロキシド(25〜28%)を使用してpHを10.0〜10.5に調節した。有機層を分離した後、外部温度57〜63℃で減圧濃縮した。濃縮残渣にテトラヒドロフランを投入した後、20〜30℃で10分間攪拌した後、外部温度57〜63℃で減圧濃縮して、上記化学式1−4で表される化合物を製造し、次いで下記段階3で使用した。
H−NMR(400MHz、DMSO):8.18(s、1H)、7.33(m、2H)、7.16(m、1H)、3.81(s、3H)、2.64(s、3H)、2.15(s、3H)
(段階3)
前記段階2で製造した化学式1−4で表される化合物にテトラヒドロフラン260.0mLを入れ、20〜30℃で10分間攪拌した。次に、内部温度−35〜−10℃に冷却した。そこに、予め製造した水酸化ナトリウム溶液(Sodium hydroxide15.4g、およびメタノール65.0mLを含み)を内部温度−10〜0℃を維持し、ゆっくり投入した。投入完了直後に反応終了を確認した。次に、1N−HCl溶液をゆっくり投入し、内部温度−5〜20℃でpH6.9〜7.1に調節した。そこに、エチルアセテートおよび蒸留水を投入し、20〜30℃で10分間攪拌した後、有機層を分離した後、外部温度50〜55℃で減圧濃縮した。濃縮残渣にメタノールを投入し、内部温度60〜65℃で10分間攪拌した。次に、内部温度10〜20℃に冷却して結晶を析出させた。精製水を投入し、内部温度20〜25℃で1時間攪拌して結晶をさらに析出させた。濾過器を用いて減圧ろ過し、50%メタノール水溶液でろ過物を洗浄した。得られた固体を減圧乾燥して、上記化学式1−5で表される化合物38.1gを製造した(収率:49.6%(段階2および3を含み))。
H−NMR(500MHz、CDCl):8.80(s、1H)、8.17−8.12(m、2H)、7.13(d、1H)、6.95(t、1H)、6.86−6.83(m、1H)、3.88(s、3H)
(段階4)
フラスコに水酸化ナトリウム34.7g、およびメタノール1.43Lを順次投入し攪拌して、0〜5℃に冷却した後、上記で製造した化学式1−5で表される化合物100.0gを投入した。内部温度0〜5℃で硫酸ジメチル150.0mLを徐々に投入した。1時間攪拌して反応終了を確認した。次に、1N−HClを使用してpH6.9〜7.1に調節した。外部温度50〜55℃で減圧濃縮した。濃縮残渣にエチルアセテート1.0Lを投入し、20〜30℃で10分間攪拌した。10〜20℃に冷却した後、同じ温度範囲を維持し、炭酸水素ナトリウム水溶液でpH範囲を7.0〜8.0に調節した。有機層を抽出した後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、外部温度50〜55℃で減圧濃縮した。濃縮残渣にエチルアセテートとn−Hexaneを投入して結晶を析出させた。0〜5℃に冷却し1時間攪拌した後、結晶をろ過し、ろ過した結晶をn−Hexaneで洗浄した。得られた固体を減圧乾燥して、上記化学式1で表される化合物58.1gを収得した(収率:55.0%)。
H−NMR(500MHz、CDCl):8.78(s、1H)、8.12(m、1H)、7.30(d、1H)、6.95(t、1H)、6.88(t、1H)、3.87(s、3H)、3.85(s、3H)
比較例
韓国特許登録第10−1613245号においての実施例8の段階8−1〜8−3と同様の方法で、以下のように行った。
(段階1)
2,4−ジフルオロフェニルグリシン(化学式1−1、150.0g、801.5mmol)、ジメチル2−(メトキシメチレン)マロネート(化学式1−2、126.9g、728.6mmol)、および酢酸ナトリウム(65.8g、801.5mmol)をメタノール(800.0mL)に加えた後、60℃で4時間還流させた。反応混合物を室温に冷却した後、減圧濃縮してメタノールを約70%除去した後、ろ過した。得られた固体を減圧乾燥して、上記化学式1−3で表される化合物190.0gを製造した(収率:79.2%)。
H−NMR(500MHz、CDCl):8.02−7.99(m、1H)、7.45−7.40(m、1H)、7.00−6.95(m、2H)、5.16(s、1H)、3.74(s、3H)、3.76(s、3H)
(段階2)
前記段階1で製造した化学式1−3で表される化合物(190.0g、577.1mmol)に酢酸無水物(1731.2mL)およびトリエチルアミン(577.1mL)を加えた。反応混合物を140℃で30分間還流させた後、0℃に冷却した。反応混合物に0℃で氷水(577.1mL)を加えた後、室温で1時間攪拌した後、エチルアセテートで抽出した。得られた抽出液を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた化合物をシリカゲルを使用してろ過して固体を除去した後、減圧濃縮して、上記化学式1−4で表される化合物を製造し、次いで下記段階3で使用した。
(段階3)
得られた残渣にテトラヒドロフラン(140.0mL)および水(120.0mL)を加え、0℃に冷却した後、水酸化ナトリウム(46.17g、1154.2mmol)を添加した。反応混合物を0℃で30分間攪拌した後、1N塩酸水溶液を使用して中和させた後、エチルアセテートで抽出した。得られた抽出物を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:n−ヘキサン=1:4(v/v))で精製して、化学式1−5で表される化合物22.0gを製造した(収率:15.1%(段階2および3を含み))。
H−NMR(500MHz、CDCl):8.80(s、1H)、8.17−8.12(m、2H)、7.13(d、1H)、6.95(t、1H)、6.86−6.83(m、1H)、3.88(s、3H)
(段階4)
前記段階3で製造した化学式1−5で表される化合物(22.0g、86.9mmol)をテトラヒドロフラン(434.5mL)およびメタノール(173.9mL)に溶解した。反応混合物に(トリメチルシリル)ジアゾメタン(2.0Mジエチルエーテル溶液、173.8mL)を加え、室温で48時間攪拌した。反応混合物に水を添加し、エチルアセテートで抽出した。得られた抽出液を無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(エチルアセテート:n−ヘキサン=1:4(v/v))で精製して、化学式1で表される化合物18.1gを製造した(収率:75.3%)。
H−NMR(500MHz、CDCl):8.78(s、1H)、8.12(m、1H)、7.30(d、1H)、6.95(t、1H)、6.88(t、1H)、3.87(s、3H)、3.85(s、3H)
実施例および比較例の比較
前記実施例および比較例の製造方法の各段階の収率は、下記表1のとおりである。
上記表1に示すように、段階1〜3において、本発明に係る実施例では比較例に比べて収率が改善され、特に段階2および3において、本発明に係る実施例では比較例に比べて約3.3倍程度収率が改善された。また、段階2において、本発明では約90℃の反応温度を適用した反面、比較例では約140℃の反応温度を適用して、相対的に低い反応温度を適用できるという利点がある。
また、段階4において、本発明に係る実施例では比較例に比べて収率が若干減少したが、比較例では高価でかつ爆発性がある反応物質である(トリメチルシリル)ジアゾメタンを使用した反面、実施例では相対的に安価で爆発性がない安全な反応物質を使用するという利点があり、産業的生産に有利である。
さらに、総収率面において、本発明に係る実施例では比較例に比べて約2.7倍向上した収率を示して、相対的に安価でかつ爆発危険性がない反応物質を使用しながらも、製造工程の効率が改善されることを確認することができた。

Claims (15)

  1. 1)下記化学式1−1で表される化合物と下記化学式1−2で表される化合物を反応させて、下記化学式1−3で表される化合物を製造する段階と、
    2)下記化学式1−3で表される化合物と酢酸無水物を、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、および炭酸セシウムで構成される群から選択されるいずれか1つの塩基の存在下で反応させて、下記化学式1−4で表される化合物を製造する段階と、
    3)下記化学式1−4で表される化合物を塩基の存在下で反応させて、下記化学式1−5で表される化合物を製造する段階と、
    4)下記化学式1−5で表される化合物と硫酸ジメチルを、塩基の存在下で反応させて、下記化学式1で表される化合物を製造する段階とを含む、下記化学式1で表される化合物の製造方法:
    [化学式1]
    [化学式1−1]
    [化学式1−2]
    [化学式1−3]
    [化学式1−4]
    [化学式1−5]
  2. 前記段階1において、上記化学式1−1で表される化合物と上記化学式1−2で表される化合物のモル比は10:1〜1:10である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記段階1の反応溶媒は炭素数1〜4のアルコールである、請求項1に記載の製造方法。
  4. 前記段階1の反応温度は60〜100℃である、請求項1に記載の製造方法。
  5. 前記段階2において、上記化学式1−3で表される化合物と酢酸無水物のモル比は1:1〜1:32である、請求項1に記載の製造方法。
  6. 前記段階2の反応温度は70〜100℃である、請求項1に記載の製造方法。
  7. 前記段階2において、上記化学式1−3で表される化合物と前記塩基のモル比は1:1〜1:10である、請求項1に記載の製造方法。
  8. 前記段階2の反応溶媒はアセトニトリル、またはテトラヒドロフランである、請求項1に記載の製造方法。
  9. 前記段階3の塩基は水酸化ナトリウムである、請求項1に記載の製造方法。
  10. 前記段階3において、上記化学式1−4で表される化合物と前記塩基のモル比は1:1〜1:10である、請求項1に記載の製造方法。
  11. 前記段階3の反応溶媒は炭素数1〜4のアルコールである、請求項1に記載の製造方法。
  12. 前記段階3の反応温度は−45〜5℃である、請求項1に記載の製造方法。
  13. 前記段階4において、上記化学式1−5で表される化合物と硫酸ジメチルのモル比は1:1〜1:10である、請求項1に記載の製造方法。
  14. 前記段階4の反応溶媒は炭素数1〜4のアルコール、または炭素数3〜6のケトンである、請求項1に記載の製造方法。
  15. 前記段階4の反応温度は−5〜10℃である、請求項1に記載の製造方法。
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