JP6798690B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、カラー画像をモノクロ画像に変換するための、画像処理装置及び画像処理方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、コンピュータの処理速度の向上により、画像処理によって、画像中の特定の物体を検出することが行なわれている。このような画像処理では、コンピュータの処理負担を軽減するため、予め、カメラから出力されたカラー画像をモノクロ画像に変換する処理が行なわれている。また、カラー画像をモノクロ画像に変換する処理としては、種々の処理が提案されている。
例えば、特許文献1及び2は、カラー画像を構成する各画素の輝度値を用いて、カラー画像をモノクロ画像に変換する、画像処理装置を開示している。このうち、特許文献1に開示された画像処理装置は、モノクロ画像における画素間の区別を行なうため、元のカラー画像における各画素の色に応じて、変換後のモノクロ画像の各画素の輝度値を補正する。
また、特許文献2に開示された画像処理装置は、ユーザから色相の指定を受付けると、まず、指定された色相の画素を抽出する。そして、この画像処理装置は、抽出した画素の輝度値が閾値よりも高い場合は、その画素の輝度値を閾値よりも高い値に飽和させ、抽出した画素の輝度値が閾値よりも低い場合は、その画素の輝度値を増加させて、モノクロ画像を生成する。
特開平11−339034号公報 特開2008−103986号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された画像処理装置においては、元のカラー画像に存在する色の数が多いと、変換後のモノクロ画像において画素間に差異が生じないことから、元のカラー画像によっては、画素間の区別が困難なモノクロ画像しか得られないという問題がある。また、特許文献2に開示された画像処理装置においては、得られたモノクロ画像は、ユーザが指定した単一の色を持った物体の検出にしか利用できないという問題がある。
その他、カラー画像を構成する各画素の彩度を用いて、カラー画像をモノクロ画像に変換する、画像処理装置も提案されている。しかし、この画像処理装置では、元のカラー画像において、赤、青、緑といった有彩色の部分では、濃淡がはっきりとし、白、灰色、黒といった無彩色の部分では、濃淡がはっきりとしない、モノクロ画像しか得られないという問題がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、カラー画像から変換されたモノクロ画像において、単一色の物体に限定されることなく、物体の識別が容易に行なえ得るようにする、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における画像処理装置は、
対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像を生成する、第1の輝度変換部と、
前記第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、前記対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、前記設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、前記対象画像を第2のモノクロ画像に変換する、第2の輝度変換部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における画像処理方法は、
(a)対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像を生成する、ステップと、
(b)前記第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、前記対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、前記設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、前記対象画像を第2のモノクロ画像に変換する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
(a)対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像を生成する、ステップと、
(b)前記第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、前記対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、前記設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、前記対象画像を第2のモノクロ画像に変換する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、カラー画から変換されたモノクロ画像において、単一色の物体に限定されることなく、物体の識別が容易に行なえるようにすることができる。
図1は、本発明の実施の形態における画像処理の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における画像処理装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図3は、カラー画像を変換して得られた第1のモノクロ画像(輝度変換画像)の一例を示す図である。 図4は、カラー画像を変換して得られた第2のモノクロ画像(色変換画像)の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態における画像処理装置の動作を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態における画像処理装置の変形例を示すブロック図である。 図7は、本発明の実施の形態における画像処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムについて、図1〜図7を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本実施の形態における画像処理装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における画像処理の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態における画像処理装置10は、対象画像であるカラー画像からモノクロ画像を生成する装置である。図1に示すように、画像処理装置10は、第1の輝度変換部11と、第2の輝度変換部12とを備えている。
第1の輝度変換部11は、対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像(以下「輝度変換画像」と表記する。)を生成する。第2の輝度変換部12は、第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、対象画像を第2のモノクロ画像(以下「色変換画像」と表記する)に変換する。
このように、本実施の形態では、元のカラー画像の各画素の色が原色に近い程、輝度が高くなるように調整されたモノクロ画像(輝度変換画像)が生成される。このため、本実施の形態によれば、カラー画像から変換されたモノクロ画像において、単一色の物体に限定されることなく、物体の識別を容易に行なうことが可能となる。
続いて、図2〜図4を用いて、本実施の形態における画像処理装置の構成について更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における画像処理装置の構成を具体的に示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態における画像処理装置10は、外部の撮像装置20に接続されている。撮像装置20は、固体撮像素子を備え、撮影を行なうと、カラー画像の画像データを画像処理装置20に出力する。また、本実施の形態では、撮像装置20は、設定された時間間隔で、連続して画像データを出力する。
また、図2に示すように、本実施の形態において、画像処理装置10は、第1の輝度変換部11及び第2の輝度変換部12に加えて、画像取得部13と、物体検出部14とを更に備えている。
画像取得部13は、撮像装置20から変換対象となるカラー画像を取得する。具体的には、画像取得部13は、撮像装置20がカラー画像の画像データを出力する度に、出力された画像データを取得し、取得した画像データを第1の輝度変換部11及び第2の輝度変換部12に入力する。
第1の輝度変換部11は、画像取得部13からカラー画像の画像データが入力されると、カラー画像を構成する画素毎に、輝度値を抽出し、各画素が輝度値の情報のみを持つ輝度変換画像を生成する。図3は、カラー画像を変換して得られた第1のモノクロ画像(輝度変換画像)の一例を示す図である。図3に示すように、輝度変換画像においては、カラー画像において赤色の部分(図中右側の円内の信号の赤色部分)と水色の部分(図中左側の円内の空の部分)との相異が曖昧となっている。
第2の輝度変換部12は、本実施の形態では、まず、設定条件として、「画素において、R値とG値との差の絶対値、G値とB値との差の絶対値、及びB値とR値との差の絶対値のうち、最も値の大きな絶対値が設定値よりも大きいこと」を用いる。そして、第2の輝度変換部12は、設定条件を満たす画素の輝度を、最も値の大きな絶対値を用いて算出し、設定条件を満たさない画素の輝度を、その画素に対応する、輝度変換画像の画素の輝度値を用いて算出する。
具体的には、各画素のR値をr、G値をg、B値をbとすると、設定条件は、設定値をRとすると、下記の数1で表すことができる。なお、Aは任意の係数である。設定値R及び係数Aは、予め行なわれた実験の結果に基づいて適宜設定される。
(数1)
C=A×max(|r−g|,|r−b|,|g−b|)>R
また、第2の輝度変換部12は、設定条件が上記数1で表される場合において、C>Rとなる画素については、下記の数2に示すように、輝度変換画像における輝度Gを例えば上述のCに設定する。
(数2)
G=C
一方、第2の輝度変換部12は、C≦Rとなる画素については、下記の数3に示すように、その画素に対応する輝度変換画像の画素の輝度Lを用いて、色変換画像における輝度Gを設定する。なお、数2において、a、bは、任意の係数である。係数a、bも、予め行なわれた実験の結果に基づいて適宜設定される。
(数3)
G=a×C+b×L
図4は、カラー画像を変換して得られた第2のモノクロ画像(色変換画像)の一例を示す図である。図4に示すように、色変換画像においては、カラー画像において赤色の部分が強調され、この赤色の部分(図中右側の円内の信号の赤色部分)と水色の部分(図中左側の円内の空の部分)との相異が明確となっている。
物体検出部14は、第2の輝度変換部12から輝度変換画像を取得し、取得した輝度変換画像から、画像中の物体を検出する。具体的には、物体検出部14は、例えば、輝度変換画像の中から、予め設定された特徴量を持つ領域を抽出し、抽出した領域を物体として検出する。なお、物体検出部14による物体検出処理は、特に限定されるものではない。物体検出処理としては、既存の種々の処理が利用可能である。
[装置動作]
次に、本実施の形態における画像処理装置10の動作について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態における画像処理装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1〜図4を参酌する。また、本実施の形態では、画像処理装置10を動作させることによって、画像処理方法が実施される。よって、本実施の形態における画像処理方法の説明は、以下の画像処理装置10の動作説明に代える。
図5に示すように、最初に、画像取得部13が、撮像装置20から変換対象となるカラー画像を取得する(ステップA1)。また、画像取得部13は、取得したカラー画像を第1の輝度変換部11と第2の輝度変換部12とに入力する。
次に、第1の輝度変換部11は、画像取得部13からカラー画像の画像データが入力されると、カラー画像を構成する画素毎に、輝度値を抽出し、各画素が輝度値の情報のみを持つ輝度変換画像を生成する(ステップA2)。
次に、第2の輝度変換部12は、第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用い、設定条件を満たす画素の輝度が、設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、対象画像から色変換画像を生成する(ステップA3)。具体的には、第2の輝度変換部12は、上記数1に示した設定条件を用い、画素毎の設定条件による判定結果に基づいて、上記数2又は数3に示した式を用いて、輝度変換画像における輝度Gを算出する。
物体検出部14は、第2の輝度変換部12から輝度変換画像を取得し、取得した輝度変換画像から、画像中の物体を検出する(ステップA4)。また、ステップA4の終了後、撮像装置20が新たに画像データを出力すると、再度、ステップA1〜A4が実行される。ステップA1〜A4は、撮像装置20から画像データが出力される度に、繰り返し実行される。
以上のように、本実施の形態では、輝度変換画像を対象にして物体検出が行なわれる。また、輝度変換画像は、上記数1に示した設定条件を用いて生成されるため、赤、青、緑といいた原色に近い画素程、白色で強調された画像となる。このため、本実施の形態によれば、物体検出の精度の向上が図られることになる。
[変形例]
ここで、図6を用いて、本実施の形態における画像処理装置10の変形例について説明する。図6は、本発明の実施の形態における画像処理装置の変形例を示すブロック図である。
図6に示すように、本変形例では、画像処理装置10は、第1の輝度変換部11、第2の輝度変換部12、画像取得部13、及び物体検出部14に加えて、RGB算出部15を備えている。RGB算出部15は、対象画像がYCbCr信号で出力されてくる場合に、対象画像の各画素毎に、Cb値及びCr値を用いて、R値、B値、及びG値を算出する。
このため、本変形例では、画像処理装置10は、撮像装置20が画像データをコンポジット映像信号(YCbCr信号)によって出力する場合に対応することができる。なお、第1の輝度変換部11、第2の輝度変換部12、画像取得部13、及び物体検出部14における処理は、図1〜図5に示した場合と同様である。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図5に示すステップA1〜A4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における画像処理装置10と画像処理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、第1の輝度変換部11、第2の輝度変換部12、画像取得部13、及び物体検出部14として機能し、処理を行なう。また、変形例においては、CPUは更にRGB算出部15としても機能する。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、第1の輝度変換部11、第2の輝度変換部12、画像取得部13、及び物体検出部14のいずれかとして機能しても良い。
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、画像処理装置10を実現するコンピュータについて図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態における画像処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図7に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における画像処理装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、画像処理装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
以上のように、本発明によれば、カラー画から変換されたモノクロ画像において、単一色の物体に限定されることなく、物体の識別が容易に行なえるようにすることができる。本発明は、物体検出等の画像処理が行なわれる分野において有用である。
10 画像処理装置
11 第1の輝度変換部
12 第2の輝度変換部
13 画像取得部
14 物体検出部
15 RGB算出部
20 撮像装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (6)

  1. 対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像を生成する、第1の輝度変換部と、
    前記第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、前記対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、前記設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、前記対象画像を第2のモノクロ画像に変換する、第2の輝度変換部と、
    を備え
    前記第2の輝度変換部は、
    R値とG値との差の絶対値、G値とB値との差の絶対値、及びB値とR値との差の絶対値のうち、最も値の大きな絶対値が設定値よりも大きいことを前記設定条件として用い、
    前記設定条件を満たす画素の輝度を、前記最も値の大きな絶対値を用いて算出し、
    前記設定条件を満たさない画素の輝度を、当該画素に対応する、前記第1のモノクロ画像の画素の輝度を用いて算出する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記対象画像がYCbCr信号で出力されてくる場合に、前記対象画像の各画素毎に、Cb値及びCr値を用いて、R値、B値、及びG値を算出する、RGB算出部を更に備えている、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. (a)対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像を生成する、ステップと、
    (b)前記第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、前記対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、前記設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、前記対象画像を第2のモノクロ画像に変換する、ステップと、
    を有し、
    前記(b)のステップにおいて、
    R値とG値との差の絶対値、G値とB値との差の絶対値、及びB値とR値との差の絶対値のうち、最も値の大きな絶対値が設定値よりも大きいことを前記設定条件として用い、
    前記設定条件を満たす画素の輝度を、前記最も値の大きな絶対値を用いて算出し、
    前記設定条件を満たさない画素の輝度を、当該画素に対応する、前記第1のモノクロ画像の画素の輝度を用いて算出する、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  4. (c)前記対象画像がYCbCr信号で出力されてくる場合に、前記対象画像の各画素毎に、Cb値及びCr値を用いて、R値、B値、及びG値を算出する、ステップを更に有している、
    請求項に記載の画像処理方法。
  5. コンピュータに、
    (a)対象画像の各画素の輝度値に応じて輝度変換を行なって、第1のモノクロ画像を生成する、ステップと、
    (b)前記第1のモノクロ画像の各画素の輝度値を用いて、前記対象画像を構成する画素のうち、R値、B値、及びG値のうちいずれかが設定条件を満たす画素の輝度が、前記設定条件を満たさない画素の輝度よりも高くなるようにして、前記対象画像を第2のモノクロ画像に変換する、ステップと、
    を実行させ
    前記(b)のステップにおいて、
    R値とG値との差の絶対値、G値とB値との差の絶対値、及びB値とR値との差の絶対値のうち、最も値の大きな絶対値が設定値よりも大きいことを前記設定条件として用い、
    前記設定条件を満たす画素の輝度を、前記最も値の大きな絶対値を用いて算出し、
    前記設定条件を満たさない画素の輝度を、当該画素に対応する、前記第1のモノクロ画像の画素の輝度を用いて算出する、
    プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    (c)前記対象画像がYCbCr信号で出力されてくる場合に、前記対象画像の各画素毎に、Cb値及びCr値を用いて、R値、B値、及びG値を算出する、ステップを更に実行させる、
    請求項に記載のプログラム。
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