JP6798491B2 - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、色補正精度の低減を抑制することができるようにした情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、プロジェクタにおける投影画像の色補正方法として様々な手法が考えられた。例えば、投射面の分光反射率あるいは光源下の色情報を用いて入力画像の各色成分を補正する方法が考えられた(例えば、特許文献1参照)。また、補正情報の生成過程で分光データからXYZ空間に変換を行いRGBに変換することで補正を行う方法も考えられた(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−333611号公報 特開2003−323610号公報
しかしながら、これらの方法においては、投影画像全体について一様に色補正が行われるため、例えば模様や凹凸等を有する投影面に投影する場合のような複雑な環境下での投影の場合、投影画像の色補正精度が低減し、投影画像の画質が低減するおそれがあった。
本技術は、このような状況に鑑みて提案されたものであり、色補正精度の低減を抑制することを目的とする。
本技術の情報処理装置は、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係と、前記投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定する初期値設定部と、前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、前記初期値設定部により設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整する調整部と、前記調整部により各画素の前記投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像が前記撮像部により撮像された前記撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部を備える情報処理装置である。
前記色補正情報設定部は、前記投影画像と前記撮像画像とに基づいて、前記投影画像が前記投影面に投影されることによる色に関する影響を示す情報である環境情報を、前記投影部の画素毎に求め、前記投影部の画素毎の前記環境情報を用いて前記色補正情報を設定することができる。
前記色補正情報設定部は、さらに、前記投影画像を投影していない状態の前記投影面を撮像した撮像画像に基づいて、前記投影面の照明成分を前記投影部の画素毎に求め、白の前記投影画像から前記色補正情報のゲイン量を前記投影部の画素毎に求め、前記投影部の画素毎の前記照明成分と前記ゲイン量と前記環境情報を用いて前記色補正情報を設定することができる。
前記調整部は、前記撮像画像の各画素の画素値が各画素の目標値に収束するように、前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整することができる。
前記調整部は、さらに、前記画素値が前記投影画像全体の目標値に収束するように、前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整することができる。
前記投影画像と前記撮像画像とに基づいて、前記対応関係を設定する対応関係設定部をさらに備え、前記初期値設定部は、前記撮像画像の各画素の画素値と、前記対応関係設定部により設定された前記対応関係とに基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定することができる。
前記デプス情報および前記法線情報を設定するデプス法線情報設定部をさらに備え、前記初期値設定部は、前記デプス法線情報設定部により設定された前記デプス情報および前記法線情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定することができる。
前記初期値設定部は、さらに、前記投影面への投影画像の入射角に応じた反射率に関する情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定することができる。
前記反射率に関する情報を設定する反射率情報設定部をさらに備え、前記初期値設定部は、前記反射率情報設定部により設定された前記反射率に関する情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定することができる。
前記色補正情報設定部は、前記投影部および前記撮像部を有する複数の投影撮像装置のそれぞれについて、前記色補正情報を設定することができる。
前記調整部は、全ての前記投影撮像装置の前記投影部により前記投影面に投影された投影画像の、観察者から見た場合の輝度値の最小値を、目標値として設定し、前記目標値に収束するように前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整することができる。
前記色補正情報設定部は、前記投影撮像装置のそれぞれと前記投影面とのなす角の角度差が所定の閾値より大きい場合、前記投影撮像装置と前記投影面とのなす角に応じて、前記色補正情報を補正することができる。
前記投影部および前記撮像部を有する投影撮像装置から、前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報を取得する取得部をさらに備え、前記色補正情報設定部は、前記取得部により取得された前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報に基づいて、前記色補正情報を設定することができる。
前記投影部および前記撮像部をさらに備えることができる。
前記投影部および前記撮像部を有する他の情報処理装置から、前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報を取得する取得部をさらに備え、前記色補正情報設定部は、前記情報処理装置自身の前記投影部により投影される投影画像に関する情報、前記情報処理装置自身の前記撮像部により撮像された撮像画像に関する情報、前記取得部により取得された前記他の情報処理装置の前記投影部により投影される投影画像に関する情報、並びに、前記取得部により取得された前記他の情報処理装置の前記撮像部により撮像された撮像画像に関する情報に基づいて、前記色補正情報を設定することができる。
本技術の情報処理方法は、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係と、前記投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定し、前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整し、各画素の前記投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像が前記撮像部により撮像された前記撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する情報処理方法である。
本技術のプログラムは、コンピュータを、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係と、前記投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定する初期値設定部と、前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、前記初期値設定部により設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整する調整部と、前記調整部により各画素の前記投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像が前記撮像部により撮像された前記撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部として機能させるためのプログラムである。
本技術の情報処理装置および方法、並びに、プログラムにおいては、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、投影部の各画素と撮像部の各画素との対応関係と、投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、投影画像を投影する際の投影部の投影レベルの初期値がその投影部の画素毎に設定され、撮像画像の各画素の画素値に基づいて、その設定された投影部の画素毎の投影レベルの初期値が調整され、各画素の投影レベルが調整された投影部により投影される投影画像が撮像部により撮像された撮像画像が用いられて、その投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報が設定される。
本技術によれば、情報を処理することが出来る。また本技術によれば、色補正精度の低減を抑制することができる。
投影の様子の例を説明する図である。 投影撮像装置の主な構成例を示すブロック図である。 補正設定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 センシングパターン調整処理の流れの例を説明するフローチャートである。 補正データ生成処理の流れの例を説明するフローチャートである。 投影撮像システムの主な構成例を示す図である。 制御装置の主な構成例を示すブロック図である。 補正設定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 投影撮像システムや投影撮像装置の他の構成例を示す図である。
以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(投影撮像装置)
2.第2の実施の形態(投影撮像システム)
3.第3の実施の形態(応用例)
<1.第1の実施の形態>
<投影撮像装置>
本技術を適用した情報処理装置の一実施の形態である投影撮像装置の主な構成例を、図1に示す。
図1に示される投影撮像装置101は、投影部111を有し、その投影部111により画像を投影面102に投影する。投影部111は、画像の投影に関する処理を行う。例えば、投影部111は、投影光を発光し、供給される画像データの画像を投影撮像装置101の外部(例えば投影面102等)に投影する。つまり、投影部111は、投影機能を実現する。投影部111の光源は任意であり、LED(Light Emitting Diode)やキセノン等であってもよい。また、投影部111が投影光としてレーザ光を発光するようにしてもよい。なお、投影部111が、例えば複数のレンズや絞り等からなり、投影光の焦点距離、露出、投影方向、投影画角等を制御する光学系を有するようにしてもよい。
また、投影撮像装置101は、撮像部112をさらに有し、投影面102を撮像し、撮像画像を得る。撮像部112は、イメージセンサを有し、そのイメージセンサにより入射光を光電変換することにより、装置外部の被写体を撮像し、撮像画像を生成する。つまり、撮像部112は、撮像機能(センサ機能)を実現する。なお、撮像部112が有するイメージセンサは任意であり、例えば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を用いたCMOSイメージセンサであってもよいし、CCD(Charge Coupled Device)を用いたCCDイメージセンサであってもよいし、それら以外であってもよい。
図1に示されるように、投影面102における撮像部112の撮像範囲122は、その投影面102における投影部111の投影範囲121を内包する。したがって、撮像部112が得る撮像画像には、投影部111によって投影面102に投影された投影画像が含まれる。投影撮像装置101は、この撮像画像を用いて(すなわち、投影面102に投影された様子を参照して)、投影部111により投影される画像の色補正を行い、投影面102における投影画像の歪みを低減させることができる。
投影撮像装置101が投影する画像は、動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。また、投影撮像装置101が撮像して得られる撮像画像は、動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。また、投影撮像装置101にスピーカ等を設け、投影撮像装置101が音声を出力することができるようにしてもよい。例えば、投影撮像装置101が、投影する画像に合わせた音声(例えばBGM(Back Ground Music)等)を出力することができるようにしてもよいし、操作確認用の音声(例えばビープ音やメッセージ等)を出力することができるようにしてもよい。
投影面102は、投影撮像装置101が画像を投影する面である。投影面102は、平面であってもよいし、曲面であってもよいし、一部若しくは全部に凹凸を有する面であってもよいし、複数の面により構成されていてもよい。また、投影面102の色は任意であり、複数色により構成されるようにしてもよいし、模様や絵柄を有するようにしてもよい。
図1の例の場合、投影面102は、水玉模様のカーテンにより形成されている。つまり、投影面102は、様々な曲面の集合により形成されている。また、水玉模様もその曲面形状に応じて変形し、投影面102は、より複雑な模様となっている。
なお、この投影面102は、任意の物体に形成されるようにしてもよい。例えば、投影面102は、所謂スクリーンや壁面のような面状の物体に形成されるようにしてもよい。また、投影面102は、立体構造物に形成されるようにしてもよい。例えばビルディング、駅舎、城等の建造物の壁面等に形成されるようにしてもよいし、例えば、岩等の自然物、看板や銅像等の人造物、箪笥、椅子、机等の家具等に形成されるようにしてもよいし、例えば人や動植物等の生物に形成されるようにしてもよい。また、投影面102は、例えば部屋空間の壁、床、天井等のように、複数の面に形成されるようにしてもよい。
また、投影面102は、固体に形成されるようにしてもよいし、液体や気体に形成されるようにしてもよい。例えば、池やプール等の水面、滝や噴水等の流水面、霧やガス等の気体に形成されるようにしてもよい。また、投影面102は、移動してもよいし、変形してもよいし、変色してもよい。また、投影面102は、例えば、部屋の壁と家具と人物、複数のビルディング、城壁と噴水等のように、複数の物体に形成されるようにしてもよい。
<色補正>
このような投影面102の形状や色等によって、投影面102に投影された投影画像の輝度や色に影響を及ぼし、投影画像の画質が低減してしまう可能性がある。そこで、投影画像に対して色補正を行うことが考えられた。例えば、投影部111が所定のテストパターンであるセンシングパターン131を投影し、撮像部112がその投影画像を撮像し、その撮像画像を得る。この撮像画像を参考にして投影部111の投影レベルを制御して、投影画像に対する色補正の為の情報(色補正に関する情報)である色補正情報を設定する方法が考えられた。
その際、投影部111は、センシングパターン131として、例えば、黒(BL)のセンシングパターン131−1、青(B)のセンシングパターン131−2、赤(R)のセンシングパターン131−3、緑(G)のセンシングパターン131−4、白(W)のセンシングパターン131−5のように、複数色のセンシングパターンを用いて色補正情報を生成する。青(B)のセンシングパターン131−2、赤(R)のセンシングパターン131−3、および緑(G)のセンシングパターン131−4は、色域補正のためのセンシングパターン131である。黒(BL)のセンシングパターン131−1は、照明成分(投影光以外の光による投影面102の輝度)補正のためのセンシングパターン131である。白(W)のセンシングパターン131−5は、ホワイトバランス補正のためのセンシングパターン131である。
ところで、投影画像の色補正方法として、例えば特許文献1に記載の方法のように、投射面の分光反射率あるいは光源下の色情報を用いて入力画像の各色成分を補正する方法が考えられた。また、例えば特許文献2に記載の方法のように、補正情報の生成過程で分光データからXYZ空間に変換を行いRGBに変換することで補正を行う方法も考えられた。
しかしながら、これらの方法においては、投影画像全体について一様に色補正が行われるため、例えば模様や凹凸等を有する投影面に投影する場合のような複雑な環境下での投影の場合、投影画像の色補正精度が低減し、投影画像の画質が低減する可能性があった。
例えば、投影面102において投影部111からの光が、その投影面102の形状によって投影画像を見る観察者の方向に反射し難く、輝度が低減することが考えられる。特に、図1の例のように、投影面102が複雑な凹凸形状を有する場合、投影画像の位置によってその輝度の低減率が変化することが考えられる。このような場合、投影画像全体に一様に補正を行っても、位置に応じた輝度のばらつきは解消されず、投影画像の画質の低減を十分に抑制することができない可能性がある。
また、例えば、投影面102が赤色の場合、投影画像が赤みがかる等の色変化が生じることが考えられる。特に、図1の例のように、投影面102が複雑な模様を有する場合、投影画像の位置によってその色変化の色や程度が変化することが考えられる。このような場合、投影画像全体に一様に補正を行っても、位置に応じた色変化のばらつきは解消されず、投影画像の画質の低減を十分に抑制することができない可能性がある。
なお、付言するに、特許文献1に記載の方法の場合、色補正情報の生成過程においてRGBの各ゲイン調整が行われるが、それだけでは、色補正性能が十分でない可能性があった。また、特許文献2に記載の方法の場合、補正値を求める過程において事前情報を用いていないため、最適値を求めるまでの処理が複雑になり、処理時間が増大する可能性があった。
そこで、色補正精度の低減を抑制することができるように、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像を用いて、その投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定するようにする。
例えば、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部を備えるようにする。
<投影撮像装置の主な構成例>
図2は、投影撮像装置101の主な構成例を示すブロック図である。図2に示されるように、投影撮像装置101は、投影部111および撮像部112の他に、制御部151、画像表示部152、デバイス制御部153、および画像入力部154を有する。
制御部151は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有し(いずれも図示せず)、プログラムを実行したりデータを処理したりすることにより、投影撮像装置101の各部の制御に関する処理を行う。
画像表示部152は、制御部151に制御されて、投影される画像に対する画像処理を行う。例えば、画像表示部152は、制御部151から供給される画像に対して所定の画像処理を行い、その画像を投影部111に供給する。
デバイス制御部153は、制御部151に制御されて、投影部111および撮像部112の駆動の制御に関する処理を行う。例えば、デバイス制御部153は、投影部111を制御して、画像表示部152から供給される画像を投影させたり、撮像部112を制御して、投影面102(投影画像)を撮像させたりする。
画像入力部154は、制御部151に制御されて、撮像部112において得られる撮像画像に対する画像処理を行う。例えば、画像入力部154は、撮像部112から供給される撮像画像に対して所定の画像処理を行い、その撮像画像を制御部151に供給する。
投影撮像装置101は、さらに、入力部161、出力部162、記憶部163、通信部164、およびドライブ165を有する。
入力部161は、ユーザ入力等の外部の情報を受け付ける入力デバイスよりなる。例えば、入力部161には、キーボード、マウス、操作ボタン、タッチパネル、カメラ、マイクロホン、入力端子等が含まれる。また、加速度センサ、光センサ、温度センサ等の各種センサや、バーコードリーダ等の入力機器が入力部161に含まれるようにしてもよい。出力部162は、画像や音声等の情報を出力する出力デバイスよりなる。例えば、出力部162には、ディスプレイ、スピーカ、出力端子等が含まれる。
記憶部163は、プログラムやデータ等の情報を記憶する記憶媒体よりなる。例えば、記憶部163には、ハードディスク、RAMディスク、不揮発性メモリ等が含まれる。通信部164は、所定の通信媒体を介して外部の装置とプログラムやデータ等の情報を授受する通信を行う通信デバイスよりなる。通信部164は、例えば、ネットワークインタフェースよりなる。例えば、通信部164は、投影撮像装置101の外部の装置と通信(プログラムやデータの授受)を行う。
ドライブ165は、自身に装着された、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブルメディア171に記憶されている情報(プログラムやデータ等)を読み出す。ドライブ165は、リムーバブルメディア171から読み出した情報を制御部151に供給する。また、ドライブ165は、書き込み可能なリムーバブルメディア171が自身に装着された場合、制御部151等から供給される情報(プログラムやデータ等)を、そのリムーバブルメディア171に記憶させることができる。
なお、投影部111および撮像部112は較正済みであり、互いの位置関係(相対位置)も定義されている。
制御部151のCPUは、例えば、ROMや記憶部163に記憶されているプログラムを取得し、RAMにロードして実行することにより、各種処理を行う。このRAMにはまた、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
例えば、制御部151のCPUは、そのようにプログラム等を実行することにより、投影部111や撮像部112の制御や色補正情報の設定に関する処理等を行うことができる。
<補正設定処理の流れ>
例えば、制御部151(のCPU)は、補正設定処理を実行することにより、色補正情報を設定する。この補正設定処理の流れの例を、図3のフローチャートを参照して説明する。
補正設定処理が開始されると、制御部151は、ステップS101において、投影対象との距離、すなわち、投影部111から投影面102までの距離を求める。投影部111および撮像部112は較正済みであり互いの相対位置は既知であるので、制御部151は、投影画像を撮像した撮像画像から、三角測量により投影面102までの距離(デプス情報)を投影部111の画素毎に測定する。また、制御部151は、その画素毎の投影面102のデプス情報に基づいて、投影面102の形状を示す法線情報を生成する。そして、その求めたデプス情報や法線情報に基づいて、制御部151は、輝度の幾何的な変化、すなわち輝度の距離による減衰を投影部111の画素毎に推定する。つまり、制御部151は、投影部111の画素毎の輝度値を求める。
制御部151は、以上のように求めた、画素毎の輝度値、デプス情報、および法線情報を例えば記憶部163に記憶する。
ステップS102において、制御部151は、投影部111と撮像部112との画素対応関係を求める。つまり、制御部151は、撮像部112の撮像画像上の座標に対して、投影部111の投影画素がどこに対応するかを示す画素対応点情報を生成する。より具体的には、制御部151は、投影部111を制御し、投影部111の各画素に対応する投影画像内の位置を識別可能なパターン画像を投影面に投影させる。また、制御部151は、撮像部112を制御して、その投影画像を撮像させ、撮像画像を生成させる。上述したように、撮像画像に含まれる投影画像において、どの位置が投影部111のどの画素に対応するかが既知である。そして撮像画像のどの位置が撮像部112のどの画素に対応するかは当然既知である。したがって、制御部151は、その撮像画像に含まれる投影画像に基づいて、投影部111と撮像部112との画素対応関係を求める。
制御部151は、以上のように求めた画素対応関係を、例えば記憶部163に記憶する。
ステップS103において、制御部151は、投影対象形状と視点からの入射角を求める。つまり、制御部151は、投影対象(投影面102)のデプス情報と法線情報とに基づいて、投影画像を見る観測者から見て、どのような素材・形状の投影対象にどのような入射角で投影光が当たっているかを示す入射角情報を、投影部111の画素毎に求める。そして、制御部151は、その入射角情報に基づいて、投影光の投影面102に対する入射角や投影面の素材・形状等による輝度の減衰量(補正減衰量とも称する)を示す減衰情報(反射率情報とも称する)を、投影部111の画素毎に求める。
制御部151は、以上のように求めた画素毎の減衰情報(反射率情報)を、例えば記憶部163に記憶する。
ステップS104において、制御部151は、センシングパターン131の初期値(初期出力画素値)と目標輝度値とを生成する。このセンシングパターン131は、投影画像に対する色補正の為の情報(色補正に関する情報)である色補正情報を設定するために投影される所定のテストパターンの画像である。このテストパターンは、どのようなパターン(絵柄)であってもよい。例えば、センシングパターン131が、色毎(図1の例の場合、黒(BL)のセンシングパターン131−1、青(B)のセンシングパターン131−2、赤(R)のセンシングパターン131−3、緑(G)のセンシングパターン131−4、白(W)のセンシングパターン131−5)に設定されるようにしてもよい。例えば、制御部151は、記憶部163に記憶されている画素毎の輝度値、デプス情報、法線情報、画素対応関係、画素毎の減衰情報等を読み出し、それらの情報に基づいて、センシングパターン131の初期値(初期出力画素値)を投影部111の画素毎に設定する。
また、目標輝度値は、観察者から見て理想の状態となるようにした場合の投影面102の投影画像の輝度値である。理想の状態とは、投影画像が投影面102の色や形状等の影響を受けない状態である。つまり、観察者から見た投影画像が、投影部111が投影する画像と同一となる状態(輝度、色、形状等に変化が無い状態)である。例えば、制御部151は、記憶部163に記憶されている画素毎の輝度値、デプス情報、法線情報、画素対応関係、画素毎の減衰情報等を読み出し、それらの情報に基づいて、目標輝度値を投影部111の画素毎に設定する。
ステップS105において、制御部151は、投影面102の輝度値が目標輝度値に近づくようにセンシングパターン131の調整を行う。上述したように、ステップS104の処理により、センシングパターン131の初期値(初期出力画素値)が設定される。制御部151は、このセンシングパターン131の初期値(初期出力画素値)に対して、より適切に色補正されたセンシングパターン131となるように調整を行う。この調整は必要に応じて繰り返し行われる。この調整の詳細については後述する。
ステップS106において、制御部151は、ステップS105の処理により得られた調整後のセンシングパターン131を用いて環境モデル式を生成し、その環境モデル式を用いて、色補正情報(色補正の為の補正データ(補正モデル式))を画素毎に生成(設定)する。この色補正情報の設定の詳細については後述する。
ステップS107において、制御部151は、得られた色補正情報(補正データ(補正モデル式))を、例えば記憶部163に記憶する。
ステップS107の処理が終了すると、補正設定処理が終了する。
<センシングパターン調整処理の流れ>
次に、図4のフローチャートを参照して、図3のステップS105において実行されるセンシングパターン調整処理の流れの例を説明する。
センシングパターン調整処理が開始されると、ステップS121において、制御部151は、センシングパターン131の投影レベル(出力画素値)を、例えば制御部151内のRAMや記憶部163等に記憶させる。例えば初回のステップS121の処理の場合、制御部151は、ステップS104(図3)の処理により設定されたセンシングパターン131の初期値(初期出力画素値)を記憶させる。2回目以降のステップS121の処理の場合、制御部151は、後述するステップS123の処理により設定されたセンシングパターン131の投影レベル(出力画素値)を記憶させる。なお、このセンシングパターン131の投影レベルのことを、センシングパターンの観察ゲインとも称する。
ステップS122において、制御部151は、投影部111にセンシングパターンを投影させ、撮像部112にその投影画像を撮像させて撮像画像を、センシング結果(センシング画素値)として取得する。制御部151は、そのセンシング結果(センシング画素値)を、例えば制御部151内のRAMや記憶部163等に記憶させる。なお、このセンシング結果(センシング画素値)のことを、投影部画素に対応する撮像部画素情報とも称する。
ステップS123において、制御部151は、センシングパターンの観察ゲインと投影部画素に対応する撮像部画素情報とを記憶部163等から読み出し、それぞれのデータを、事前に得られた投影部111および撮像部112の較正結果(キャリブレーション情報)に基づいてリニア値(リニア領域)に変換して光量計算を行い、目標とするセンシング結果(目標輝度値)にするためのゲイン(センシングゲインとも称する)を設定する。つまり、制御部151は、投影面102における投影画像の輝度値が目標輝度値により近づくようにゲインの調整を行う。
制御部151は、ステップS121乃至ステップS123の各処理を、投影部111の処理対象の画素について行う。
ステップS124において、制御部151は、全ての画素を処理したか否かを判定する。未処理の画素が存在すると判定された場合、制御部151は、未処理の画素を処理対象として選択する。ここで選択される画素は、未処理の画素であればどの画素であってもよい。新たな画素が処理対象として選択されると、処理はステップS121に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
つまり、ステップS121乃至ステップS124の各処理が、投影部111の画素毎に行われる。各処理が繰り返し実行され、ステップS124において全ての画素を処理したと判定された場合、処理はステップS125に進む。
ステップS125において、制御部151は、投影画像全体としての目標値の達成度を求め、達成度が十分であるか否かを判定する。この十分か否かの判定基準(判定するパラメータや閾値等)は任意である。どのような画質の投影画像にするか等に応じて決定すればよい。画面全体の収束(すなわちセンシング結果)が目標値に十分達していないと判定された場合、処理は、ステップS121に戻り、それ以降の処理を繰り返す。つまり、投影画像全体の目標値に達するまで、センシングパターンの調整(ステップS121乃至ステップS125の各処理)が繰り返される。
画面全体の収束が目標値に十分達したと判定された場合、センシングパターン調整処理が終了し、処理は図3に戻る。
<補正データ生成処理の流れ>
次に、図5のフローチャートを参照して、図3のステップS106において実行される補正データ生成処理の流れの例を説明する。
補正データ生成処理が開始されると、ステップS141において、制御部151は、無照射時(つまり、センシングパターン131を照射していない状態)のセンシング結果(撮像画像)から、投影光以外の光に基づく投影面102の輝度値である照明成分(すなわち、オフセット)を求める。この処理において、制御部151は、投影部111にセンシングパターン131を投影させないようにしてもよいし、照明成分を求めるためのセンシングパターン131(例えば、黒(BL)のセンシングパターン131−1)を投影させるようにしてもよい。
ステップS142において、制御部151は、投影部111を制御して、色域補正のための各色のセンシングパターン131(例えば、青(B)のセンシングパターン131−2、赤(R)のセンシングパターン131−3、緑(G)のセンシングパターン131−4)を投影させる。そして、制御部151は、各センシングパターンのセンシング結果に基づいて投影面102の距離や形状等を表すパラメータである環境情報を生成する。環境情報は例えば行列式で表され、赤、緑、青の結果を格納する。
ステップS143において、制御部151は、投影部111および撮像部112に関する事前に得られた情報(キャリブレーション情報等)を用い、ステップS142において得られた環境情報を補正するための逆行列(補正行列とも称する)を求める。この逆行列を用いて補正を行うことにより、投影画像の色域変換を行うことができる。
ステップS144において、制御部151は、投影部111を制御して、ホワイトバランスを調整するためのセンシングパターン131(例えば、白(W)のセンシングパターン131−5)を投影させる。そして、制御部151は、ステップS143の処理により得られた逆行列(補正行列)に対してどのようなゲインをかけるかを示すゲイン情報(変換式のゲイン情報とも称する)を、そのセンシングパターンのセンシング結果と投影対象(投影面102)の補正減衰量(ステップS103(図3)の処理により得られる減衰情報(反射率情報))から求め、投影対象の補正式(補正行列)に反映させる。つまり、このゲイン情報を用いて補正を行うことにより、投影画像のホワイトバランス調整を行うことができる。
ステップS145において、制御部151は、ステップS141の処理により設定された照明成分情報、ステップS143の処理により設定された補正行列、および、ステップS144の処理により設定された変換式のゲイン情報を組み合わせて、補正データ(補正モデル式)を生成(設定)する。
ステップS141乃至ステップS145の各処理は、投影部111の処理対象の画素に対して行われる。ステップS146において、制御部151は、投影部111の全ての画素について、これらの処理を実行したか否かを判定する。未処理の画素が存在すると判定された場合、処理はステップS141に戻り、それ以降の処理が繰り返される。つまり、ステップS141乃至ステップS146の各処理が、投影部111の各画素について実行される。ステップS141乃至ステップS146の各処理が繰り返し実行され、ステップS146において、全ての画素が処理されたと判定された場合、補正データ生成処理が終了し、処理は図3に戻る。
<補正モデル式>
以上のような補正データ生成処理により、例えば、以下の式(1)に示されるような補正モデル式が得られる。
Figure 0006798491
・・・(1)
なお、式(1)の左辺(fc(ci , cγ))は、 撮像部112の画素値ciと撮像部112のγカーブcγで表される撮像部112のリニア画素値を示している。また、式(1)の右辺のM3x3は、投影部111と撮像部112の色域変換のための行列を示している。また、式(1)の右辺のV3x3は、投影部111が投影面の色の影響を受けることを表す行列を示している。
<補正情報の利用>
画像を投影する際、制御部151は、その投影する画像に対して、以上のような各処理を実行して生成された色補正情報を用いて色補正を画素毎に行い、その色補正された画像を投影部111に投影させる。
このようにすることにより、投影撮像装置101は、単純な平面単色壁面のみならず、複雑な形状かつ複雑な模様、色を含む投影面に関してもより適切に補正を行うことができる。つまり、より多様な投影面に対して、色補正精度の低減を抑制することができる。
また、法線マップを利用して特定の視点からの角度依存による光量減衰を推定することで、視点切り替え時の見えの差を補正する際に拘束に色補正を完了させることができる。
さらに、投影対象への投影結果から、対象の反射率推定を行い2回目以降のテストパターンを変化させテストパターンを収束させることで目的の期待値を得るためプロジェクタの光学特性情報を必要としない。したがって、より容易に色補正情報を得ることができる。
また、較正された投影部111と撮像部112とを用いることにより、投影部111の投影面102の環境情報をより容易に推定することができ、投影面102の形状や投影部111からの距離、投影面102の反射率などをより容易に把握することができる。そして、較正された撮像部112を用いることで、投影部111と撮像部112との画素対応点をより容易に把握することができる。したがって、投影部111の画素単位の色補正情報をより容易に求めることができる。なお、この色補正情報を求める際に、上述の環境情報の推定結果を用いることで、最適値を求めるまでの処理時間を低減することができる。
さらに、補正目標値に関してはあらかじめ定めるのではなく、投影環境の情報から最適値を推定することで、環境に適した補正を行うことができる。
また、目標値に達するまでの過程で投影部111の特性が経時変化していたとしても、目標値の見直しを行っているため最終的な補正性能がより変わらないようにすることができる。
さらに、上述したように、制御部151は、補正式を求める計算時間に関して、センシングパターンの結果を環境情報に変換する際に、センジングパターンの計算結果が環境情報そのもののため、環境情報の逆行列を求めることは高速であり、分光データからの変換や、色空間の変換を必要としない。また最小化問題を解く必要もないため、非常に高速に計算を行うことができる。
<その他>
なお、以上に説明した装置の構成や処理の流れは一例であり、本技術を適用した装置の構成や処理の流れは、上述した例に限定されない。本技術は、較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像を用いて、その投影部の画素毎の色補正情報を設定すればよい。
例えば、投影撮像装置101が、図2の例以外の構成を有するようにしてもよい。また、図2に示される構成の一部が省略されるようにしてもよい。
また、例えば、補正設定処理(図3)において、ステップS104の処理(センシングパターン131の初期値の生成や目標輝度値の生成)において、法線情報を利用しないようにしてもよい。また、画素毎の減衰情報を利用しないようにしてもよい。つまり、これらの情報の生成処理を省略するようにしてもよい。
また、例えば、ステップS106の処理において生成した補正データを、他の装置(例えばサーバ等)に供給するようにしてもよい。また、ステップS105の処理により生成した補正後のセンシングパターン131を他の装置(例えばサーバ等)に供給するようにしてもよい。そしてその場合、ステップS106の補正データ生成処理が、他の装置(例えばサーバ等)において実行されるようにしてもよい。
また、ステップS104の処理により生成されたセンシングパターン131の初期値と目標輝度値とを、他の装置(例えばサーバ等)に供給するようにしてもよい。そしてその場合、ステップS105のセンシングパターン調整処理が、他の装置(例えばサーバ等)において実行されるようにしてもよい。さらに、ステップS106の補正データ生成処理も、他の装置(例えばサーバ等)において実行されるようにしてもよい。
また、ステップS101乃至ステップS103の各処理において生成される各種情報を、他の装置(例えばサーバ等)に供給するようにしてもよい。そしてその場合、ステップS104の処理(センシングパターン131の初期値と目標輝度値との生成処理)が、他の装置(例えばサーバ等)において実行されるようにしてもよい。さらに、ステップS105のセンシングパターン調整処理も、他の装置(例えばサーバ等)において実行されるようにしてもよい。さらに、ステップS106の補正データ生成処理も、他の装置(例えばサーバ等)において実行されるようにしてもよい。
つまり、ステップS106の補正データ生成処理は、投影撮像装置101以外の任意の情報処理装置において行うようにしてもよい。すなわち、本技術は、投影撮像装置101以外の任意の情報処理装置に適用することができる。
なお、センシングパターン調整処理(図4)において、画面全体の収束を考慮せず、ステップS125の処理を省略するようにしてもよい。また、一部の画素についてのみセンシングパターン調整処理を行い、その他の画素については、補間処理等を行うようにしてもよい。
また、補正データ生成処理(図5)において、補正データの生成の際(ステップS145)において、照明成分情報を利用しないようにしてもよい。また、変換式のゲイン情報を利用しないようにしてもよい。その場合、これらの情報の生成処理を省略するようにしてもよい。また、一部の画素についてのみ補正データ処理を行い、その他の画素については、補間処理等を行うようにしてもよい。
さらに、各処理において上述した以外の処理を行ったり、上述した以外のデータを利用したりするようにしてもよい。
<2.第2の実施の形態>
<投影撮像システム>
第1の実施の形態においては、1台の投影撮像装置101の色補正について説明したが、投影撮像装置101の台数は任意であり、複数であってもよい。本技術は、例えば、複数の投影撮像装置101を協働させて画像の投影を行うシステムにも適用することができる。
図6は、本技術を適用した投影撮像システムの一実施の形態の主な構成例を示す図である。図6に示される投影撮像システム300は、3台の投影撮像装置101(投影撮像装置101−1、投影撮像装置101−2、投影撮像装置101−3)と制御装置301を有し、制御装置301がこれらの投影撮像装置101を協働させて画像の投影を行うシステムである。
第1の実施の形態において上述したように、各投影撮像装置101は、投影部111および撮像部112を有する。例えば、投影撮像装置101−1は、投影部111−1および撮像部112−1を有する。また、例えば、投影撮像装置101−2は、投影部111−2および撮像部112−2を有する。さらに、例えば、投影撮像装置101−3は、投影部111−3および撮像部112−3を有する。
各投影撮像装置101は、ネットワーク302に通信可能に接続されている。この接続は有線であってもよいし、無線であってもよいし、その両方であってもよい。
ネットワーク302は、任意の通信網であり、有線通信を行ってもよいし、無線通信を行ってもよいし、それらの両方を行ってもよい。また、ネットワーク302が、1の通信網により構成されるようにしてもよいし、複数の通信網により構成されるようにしてもよい。例えば、インターネット、公衆電話回線網、所謂3G回線や4G回線等の無線移動体用の広域通信網、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)規格に準拠した通信を行う無線通信網、NFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信の通信路、赤外線通信の通信路、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やUSB(Universal Serial Bus)等の規格に準拠した有線通信の通信網等、任意の通信規格の通信網や通信路がネットワーク302に含まれるようにしてもよい。
制御装置301は、ネットワーク302に通信可能に接続されている。つまり、制御装置301は、このネットワーク302を介して、各投影撮像装置101と通信することができる。なお、この接続は有線であってもよいし、無線であってもよいし、その両方であってもよい。
制御装置301は、その通信により各投影撮像装置101を制御し、投影や撮像等の任意の処理を実行させることができる。例えば、制御装置301は、1枚の大画像の互いに異なる部分の小画像を各投影撮像装置101から投影面102に投影させ、投影面102に1枚の大画像に相当する投影画像を投影させることができる。
なお、図6の例の場合、投影面102における、投影撮像装置101−1の投影部111−1の投影範囲311−1と、投影撮像装置101−2の投影部111−2の投影範囲311−2とは、その一部分である重複部分313−1において重複している。つまり、投影面102のこの重複部分313−1においては、投影部111−1が投影する投影画像と、投影部111−2が投影する投影画像とが重畳して投影されている。
また、投影面102における、投影撮像装置101−2の投影部111−2の投影範囲311−2と、投影撮像装置101−3の投影部111−3の投影範囲311−3とは、その一部分である重複部分313−2において重複している。つまり、投影面102のこの重複部分313−2においては、投影部111−2が投影する投影画像と、投影部111−3が投影する投影画像とが重畳して投影されている。
また、投影面102において、投影撮像装置101−1の撮像部112−1の撮像範囲312−1は、投影部111−1の投影範囲311−1を含む。同様に、投影撮像装置101−2の撮像部112−2の撮像範囲312−2は、投影部111−2の投影範囲311−2を含む。さらに、投影撮像装置101−3の撮像部112−3の撮像範囲312−3は、投影部111−3の投影範囲311−3を含む。
なお、各投影撮像装置101の投影部111および撮像部112は、較正済みであるものとする。
このような投影撮像システム300において、制御装置301は、各投影撮像装置101について、画素毎の色補正情報を生成する。各投影撮像装置101は、制御装置301において生成された色補正情報を用いて、投影する画像に対して色補正を画素毎に行い、その色補正された画像を投影する。
<制御装置の構成例>
図7は、図6の制御装置301の主な構成例を示すブロック図である。図7に示されるように、制御装置301は、CPU351、ROM352、RAM353、バス354、入出力インタフェース360、入力部361、出力部362、記憶部363、通信部364、およびドライブ365を有する。
CPU351、ROM352、RAM353は、バス354を介して相互に接続されている。バス354にはまた、入出力インタフェース360も接続されている。入出力インタフェース360には、入力部361、出力部362、記憶部363、通信部364、およびドライブ365が接続されている。
入力部361は、ユーザ入力等の外部の情報を受け付ける入力デバイスよりなる。例えば、入力部361には、キーボード、マウス、操作ボタン、タッチパネル、カメラ、マイクロホン、入力端子等が含まれる。また、加速度センサ、光センサ、温度センサ等の各種センサや、バーコードリーダ等の入力機器が入力部361に含まれるようにしてもよい。出力部362は、画像や音声等の情報を出力する出力デバイスよりなる。例えば、出力部362には、ディスプレイ、スピーカ、出力端子等が含まれる。
記憶部363は、プログラムやデータ等の情報を記憶する記憶媒体よりなる。例えば、記憶部363には、ハードディスク、RAMディスク、不揮発性メモリ等が含まれる。通信部364は、所定の通信媒体を介して外部の装置とプログラムやデータ等の情報を授受する通信を行う通信デバイスよりなる。通信部364は、例えば、ネットワークインタフェースよりなる。例えば、通信部364は、制御装置301の外部の装置と通信(プログラムやデータの授受)を行う。
ドライブ365は、自身に装着された、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブルメディア371に記憶されている情報(プログラムやデータ等)を読み出す。ドライブ365は、リムーバブルメディア371から読み出した情報をCPU351やRAM353等に供給する。また、ドライブ365は、書き込み可能なリムーバブルメディア371が自身に装着された場合、CPU351やRAM353等から供給される情報(プログラムやデータ等)を、そのリムーバブルメディア371に記憶させることができる。
CPU351は、例えば、記憶部363に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース360およびバス354を介して、RAM353にロードして実行することにより、各種処理を行う。RAM353にはまた、CPU351が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
例えば、CPU351は、そのようにプログラム等を実行することにより、色補正情報の設定に関する処理や、各投影撮像装置101の制御に関する処理等を行うことができる。
<補正設定処理の流れ>
図8のフローチャートを参照して、制御装置301により実行される、色補正情報を設定するための補正設定処理の流れの例を説明する。
第2の実施の形態の場合、制御装置301は、各投影撮像装置101について、色補正情報を生成する。各投影撮像装置101についての色補正情報は、第1の実施の形態の場合と基本的に同様に生成される。また、第2の実施の形態の場合、全投影撮像装置101により画像を投影させることにより投影面102に投影される1枚の投影画像全体についても目標値の達成度を判定する。
そこで、制御装置301は、投影撮像装置101毎にセンシングパターンを生成して調整し(ステップS301乃至ステップS307)、次に、システム全体の収束が目標値に十分に達したことを確認し(ステップS308)、各投影撮像装置101について、補正データを生成する(ステップS309)。
したがって、制御装置301のCPU351は、ステップS301において、未処理の投影撮像装置101の中から処理対象とする投影撮像装置101を選択する。その選択された処理対象の投影撮像装置101について、ステップS302乃至ステップS306の各処理が、図3のステップS101乃至ステップS105の各処理と同様に実行される。つまり、ステップS306においては、図4のフローチャートを参照して説明したように、センシングパターン調整処理が実行される。
処理対象の投影撮像装置101について、以上のように調整後のセンシングパターン131が得られると、制御装置301のCPU351は、ステップS307において、全ての投影撮像装置101について、補正設定処理を行い、(調整済みの)センシングパターン131を生成したか否かを判定する。センシングパターン131を生成していない投影撮像装置101が存在すると判定された場合、処理はステップS301に戻りそれ以降の処理が繰り返される。すなわち、新たな未処理の投影撮像装置101が処理対象として選択され、その投影撮像装置101について補正設定処理(ステップS302乃至ステップS306の各処理)が行われる。
以上のように、ステップS301乃至ステップS307の各処理が繰り返されることにより、全投影撮像装置101について(調整済みの)センシングパターン131が生成されると、処理はステップS308に進む。
ステップS308において、制御装置301のCPU351は、全投影撮像装置101が投影した投影画像全体としての目標値の達成度を求め、達成度が十分であるか否かを判定する。この十分か否かの判定基準(判定するパラメータや閾値等)は任意である。どのような画質の投影画像にするか等に応じて決定すればよい。システム全体の収束(すなわち全投影撮像装置101のセンシング結果)がその目標値に十分達していないと判定された場合、処理は、ステップS301に戻り、それ以降の処理を繰り返す。つまり、全投影撮像装置101が投影した投影画像全体の目標値に達するまで、センシングパターンの調整(ステップS301乃至ステップS308の各処理)が繰り返される。
そして、ステップS308において、システム全体の収束が目標値に十分達したと判定された場合、処理はステップS309に進む。
ステップS309において、制御装置301のCPU351は、各投影撮像装置101について、補正データを生成する。つまり、図5のフローチャートを参照して説明したように、補正データ生成処理が各投影撮像装置101について実行される。例えば、投影撮像システム300(図6)の場合、3台の投影撮像装置101のそれぞれに対して補正データ生成処理が実行される(3回繰り返される)。
以上のようにして各投影撮像装置101の補正データが生成されると、処理はステップS310に進む。
ステップS310において、制御装置301のCPU351は、ステップS309の処理により生成された各投影撮像装置101の補正データをRAM353、記憶部363、若しくはリムーバブルメディア371等に記憶する。そして、制御装置301のCPU351は、所定のタイミングにおいて通信部364を制御し、その補正データを各投影撮像装置101に色補正情報として供給させる。なお、CPU351は、生成された補正データを記憶部363等に記憶させずに、通信部364を介して投影撮像装置101に供給するようにしてもよい。
ステップS310の処理が終了すると、補正設定処理が終了する。
<補正情報の利用>
画像を投影する際、各投影撮像装置101の制御部151は、その投影する画像に対して、制御装置301から供給される色補正情報を用いて色補正を画素毎に行い、その色補正された画像を投影部111に投影させる。
このようにすることにより、投影撮像システム300は、投影撮像装置101が複数の場合も、より多様な投影面に対して、より適切に補正を行うことができ、色補正精度の低減を抑制することができる。
投影撮像装置101が1台の場合、投影撮像装置101と投影面102との角度によってはオクルージョンが発生し、光が当たらないケースが発生する可能性があったが、複数台の投影撮像装置101を用いることにより、そのようなケースの発生を抑制することができる。つまり、複数台の投影撮像装置101を用いることにより、より色補正精度の低減を抑制することができる。
<その他>
なお、以上に説明したシステムや装置の構成、処理の流れ等は一例であり、本技術を適用したシステムや装置の構成、処理の流れ等は、上述した例に限定されない。
例えば、図6においては、3台の投影撮像装置101が示されているが、投影撮像システム300が有する投影撮像装置101の数は任意である。同様に、投影撮像システム300が有する制御装置301の数は任意である。また、ネットワーク302に、図6に示される装置以外の装置が接続されていてもよい。
また、例えば、制御装置301が、図7の例以外の構成を有するようにしてもよい。また、図7に示される構成の一部が省略されるようにしてもよい。
また、例えば、補正設定処理(図8)については、第1の実施の形態の場合と基本的に同様に、一部の処理やデータを省略したり、図8に示した以外の処理を行ったり、図8に示されないデータを利用したりしてもよい。また、一部の処理を他の装置において行うようにしてもよい。
例えば、複数台の投影撮像装置101を用いて画像を投影し、図6の例のように投影面102において互いの投影画像の一部を重畳させる場合(重複投影を行う場合)その重複投影された領域は、他の領域よりも明るく表示させることができる。そこで、例えば、変換式のゲイン情報を生成する際に(図5のステップS144の処理の際に)、そのような重複投影される領域を用いるようにしてもよい。この場合、その領域に画像を投影する各投影部111の光量の総和を用いて目標値を推定することができるので、変換式のゲイン情報をより正確に設定することができる。つまり、投影画像全体の光量調整をより正確に行うことができる。
また、投影撮像システム300が複数の投影撮像装置101を有する場合、各投影撮像装置101に対する補正設定処理において、他の投影撮像装置101の情報を用いることができる。したがって、例えば、投影面102が完全拡散反射面でなくとも、撮像画像を利用する撮像部112の優先順位を決めることができるため、投影面102の反射率を考慮した補正を行うことができる。つまり、色補正精度の低減を抑制することができる。
例えば、投影面102の形状情報を示す「法線ベクトル」と投影面102から投影撮像装置101への「方向ベクトル」のなす角θが最も小さい投影撮像装置101の撮像画像から得られる輝度値を「最大反射輝度値」として得る。なす角θが最も大きい投影撮像装置101の撮像画像から得られる輝度値を「最小反射輝度値」として得る。この2つの輝度値からなす角θの変化に応じた「輝度減衰カーブ」を得ることができる。
そして、「輝度減衰カーブ」が急峻な変化(最大反射輝度と最小反射輝度の差が大きい場合)の場合、投影面の反射率補正を行う。各投影撮像装置101で得られた輝度値に、投影面102から投影撮像装置101への「方向ベクトル」のなす角θで表される「輝度減衰カーブ」を適用し、輝度値の補正を行うことで「環境モデル」を更新する。
また、投影面102から観察者への「方向ベクトル」を使って、観察者から見たときの全ての投影撮像装置101の投影面102の輝度値を算出する。それら輝度値の最小値を「目標輝度値」とする。
そして、各投影撮像装置101の「補正モデル」のゲインは「目標輝度値」に合わせて収束させる。
以上のようにすることにより、投影面102が任意の形状かつ完全拡散反射面でない場合でも、観察者から見たときに輝度差がより少ない投影を行うことができる。また、補正モデルのゲインの収束が早くなるため、結果的に目標輝度値に合わせた補正モデルの作成を、投影撮像装置101単体で行う場合よりも高速に行うことができる。これにより処理時間の短縮だけでなく、負荷の増大の抑制を実現することができる。
<3.第3の実施の形態>
<投影撮像システム、投影撮像装置の構成例>
なお、本技術を適用した投影撮像装置や投影撮像システムの構成例は、上述した例に限定されない。例えば、図9のAに示される投影撮像システム400のように、制御装置301を省略するようにしてもよい。この投影撮像システム400の場合、上述した補正設定処理等の各処理は、いずれかの投影撮像装置101において行われるようにすればよい。このように処理を行う投影撮像装置101の数は任意であり、1台であってもよいし、複数台であってもよい。このようにすることにより、この投影撮像システム400の場合であっても、色補正精度の低減を抑制することができる。
また、図9のBに示される投影撮像システム410のように、各投影撮像装置の構成が互いに異なるようにしてもよい。図9のBに示されるように、投影撮像システム410は、ネットワーク302に通信可能に接続される3台の投影撮像装置411(投影撮像装置411−1、投影撮像装置411−2、投影撮像装置411−3)を有する。
投影撮像装置411−1は、2つの投影部111(投影部111−1−1および投影部111−1−2)と1つの撮像部112−1とを有する。投影撮像装置411−2は、1つの投影部111−2と1つの撮像部112−2とを有する。投影撮像装置411−3は、1つの投影部111−3と2つの撮像部112(撮像部112−3−1および撮像部112−3−2)とを有する。
このように投影撮像装置411の構成が互いに異なる場合であっても、第2の実施の形態の場合と同様に処理を行うことができる。つまり、この投影撮像システム410の場合も、色補正精度の低減を抑制することができる。
さらに、図9のCに示される投影撮像装置420のように、複数の投影部111と複数の撮像部112を備えるようにしてもよい。この場合、投影撮像装置420は、投影撮像システム300の場合と同様に、各投影部111について、色補正情報を生成するようにすればよい。このようにすることにより、投影撮像装置420の場合も、色補正精度の低減を抑制することができる。
<ソフトウェア>
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
例えば図2の場合、この記録媒体は、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア171により構成される。このリムーバブルメディア171には、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)や光ディスク(CD-ROMやDVDを含む)が含まれる。さらに、光磁気ディスク(MD(Mini Disc)を含む)や半導体メモリ等も含まれる。その場合、例えば、リムーバブルメディア171をドライブ165に装着することにより、そのリムーバブルメディア171に記憶されているこのプログラムを読み出させ、記憶部163にインストールさせることができる。
また例えば図7の場合、この記録媒体は、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを配信するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア371により構成される。このリムーバブルメディア371には、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)や光ディスク(CD-ROMやDVDを含む)が含まれる。さらに、光磁気ディスク(MDを含む)や半導体メモリ等も含まれる。その場合、例えば、リムーバブルメディア371をドライブ365に装着することにより、そのリムーバブルメディア371に記憶されているこのプログラムを読み出させ、記憶部363にインストールさせることができる。
また、このプログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することもできる。例えば図2の場合、プログラムは、通信部164で受信し、記憶部163にインストールすることができる。また例えば図7の場合、プログラムは、通信部364で受信し、記憶部363にインストールすることができる。
その他、このプログラムは、記憶部やROM等に、あらかじめインストールしておくこともできる。例えば図2の場合、プログラムは、記憶部163や制御部151に内蔵されるROM等に予めインストールしておくこともできる。また、例えば図7の場合、プログラムは、記憶部363やROM352等に予めインストールしておくこともできる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、上述した各ステップの処理は、上述した各装置、若しくは、上述した各装置以外の任意の装置において、実行することができる。その場合、その処理を実行する装置が、上述した、その処理を実行するのに必要な機能(機能ブロック等)を有するようにすればよい。また、処理に必要な情報を、適宜、その装置に伝送するようにすればよい。
<その他>
また、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、全ての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本技術は、1つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、本技術は、これに限らず、このような装置またはシステムを構成する装置に搭載するあらゆる構成、例えば、システムLSI(Large Scale Integration)等としてのプロセッサ、複数のプロセッサ等を用いるモジュール、複数のモジュール等を用いるユニット、ユニットにさらにその他の機能を付加したセット等(すなわち、装置の一部の構成)として実施することもできる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1) 較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部
を備える情報処理装置。
(2) 前記色補正情報設定部は、前記投影画像と前記撮像画像とに基づいて、前記投影画像が前記投影面に投影されることによる色に関する影響を示す情報である環境情報を、前記投影部の画素毎に求め、前記投影部の画素毎の前記環境情報を用いて前記色補正情報を設定する
(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記色補正情報設定部は、さらに、
前記投影画像を投影していない状態の前記投影面を撮像した撮像画像に基づいて、前記投影面の照明成分を前記投影部の画素毎に求め、
白の前記投影画像から前記色補正情報のゲイン量を前記投影部の画素毎に求め、
前記投影部の画素毎の前記照明成分と前記ゲイン量と前記環境情報を用いて前記色補正情報を設定する
(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルを前記投影部の画素毎に調整する調整部をさらに備え、
前記色補正情報設定部は、前記調整部により各画素の投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像を用いて、前記色補正情報を設定する
(1)乃至(3)のいずれかに記載の情報処理装置。
(5) 前記調整部は、前記撮像画像の各画素の画素値が各画素の目標値に収束するように、前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整する
(4)に記載の情報処理装置。
(6) 前記調整部は、さらに、前記画素値が前記投影画像全体の目標値に収束するように、前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整する
(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係とに基づいて、前記投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定する初期値設定部をさらに備え、
前記調整部は、前記初期値設定部により設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整する
(4)乃至(6)のいずれかに記載の情報処理装置。
(8) 前記投影画像と前記撮像画像とに基づいて、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係を求める対応関係設定部をさらに備え、
前記初期値設定部は、前記撮像画像の各画素の画素値と、前記対応関係設定部により設定された前記対応関係とに基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
(7)に記載の情報処理装置。
(9) 前記初期値設定部は、さらに、前記投影面のデプス情報および法線情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
(7)または(8)に記載の情報処理装置。
(10) 前記デプス情報および前記法線情報を設定するデプス法線情報設定部をさらに備え、
前記初期値設定部は、前記デプス法線情報設定部により設定された前記デプス情報および前記法線情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
(9)に記載の情報処理装置。
(11) 前記初期値設定部は、さらに、前記投影面への投影画像の入射角に応じた反射率に関する情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
(7)乃至(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12) 前記反射率に関する情報を設定する反射率情報設定部をさらに備え、
前記初期値設定部は、前記反射率情報設定部により設定された前記反射率に関する情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
(11)に記載の情報処理装置。
(13) 前記色補正情報設定部は、前記投影部および前記撮像部を有する複数の投影撮像装置のそれぞれについて、前記色補正情報を設定する
(4)乃至(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14) 前記調整部は、全ての前記投影撮像装置の前記投影部により前記投影面に投影された投影画像の、観察者から見た場合の輝度値の最小値を、目標値として設定し、前記目標値に収束するように前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整する
(13)に記載の情報処理装置。
(15) 前記色補正情報設定部は、前記投影撮像装置のそれぞれと前記投影面とのなす角の角度差が所定の閾値より大きい場合、前記投影撮像装置と前記投影面とのなす角に応じて、前記色補正情報を補正する
(13)または(14)に記載の情報処理装置。
(16) 前記投影部および前記撮像部を有する投影撮像装置から、前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報を取得する取得部をさらに備え、
前記色補正情報設定部は、前記取得部により取得された前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報に基づいて、前記色補正情報を設定する
(1)乃至(15)のいずれかに記載の情報処理装置。
(17) 前記投影部および前記撮像部をさらに備える
(1)乃至(16)のいずれかに記載の情報処理装置。
(18) 前記投影部および前記撮像部を有する他の情報処理装置から、前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報を取得する取得部をさらに備え、
前記色補正情報設定部は、前記情報処理装置自身の前記投影部により投影される投影画像に関する情報、前記情報処理装置自身の前記撮像部により撮像された撮像画像に関する情報、前記取得部により取得された前記他の情報処理装置の前記投影部により投影される投影画像に関する情報、並びに、前記取得部により取得された前記他の情報処理装置の前記撮像部により撮像された撮像画像に関する情報に基づいて、前記色補正情報を設定する
(17)に記載の情報処理装置。
(19) 較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する
情報処理方法。
(20) コンピュータを、
較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部
として機能させるためのプログラム。
101 投影撮像装置, 102 投影面, 111 投影部, 112 撮像部, 121 投影範囲, 122 撮像範囲, 131 センシングパターン, 151 制御部, 152 画像表示部, 153 デバイス制御部, 154 画像入力部, 161 入力部, 162 出力部, 163 記憶部, 164 通信部, 165 ドライブ, 300 投影撮像システム, 301 制御装置, 302 ネットワーク, 351 CPU, 352 ROM, 353 RAM, 354 バス, 360 入出力インタフェース, 361 入力部, 362 出力部, 363 記憶部, 364 通信部, 365 ドライブ, 400 投影撮像システム, 410 投影撮像システム, 411 投影撮像装置, 420 投影撮像装置

Claims (17)

  1. 較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係と、前記投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定する初期値設定部と、
    前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、前記初期値設定部により設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整する調整部と、
    前記調整部により各画素の前記投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像が前記撮像部により撮像された前記撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部
    を備える情報処理装置。
  2. 前記色補正情報設定部は、前記投影画像と前記撮像画像とに基づいて、前記投影画像が前記投影面に投影されることによる色に関する影響を示す情報である環境情報を、前記投影部の画素毎に求め、前記投影部の画素毎の前記環境情報を用いて前記色補正情報を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記色補正情報設定部は、さらに、
    前記投影画像を投影していない状態の前記投影面を撮像した撮像画像に基づいて、前記投影面の照明成分を前記投影部の画素毎に求め、
    白の前記投影画像から前記色補正情報のゲイン量を前記投影部の画素毎に求め、
    前記投影部の画素毎の前記照明成分と前記ゲイン量と前記環境情報を用いて前記色補正情報を設定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記調整部は、前記撮像画像の各画素の画素値が各画素の目標値に収束するように、前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記調整部は、さらに、前記画素値が前記投影画像全体の目標値に収束するように、前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記投影画像と前記撮像画像とに基づいて、前記対応関係を設定する対応関係設定部をさらに備え、
    前記初期値設定部は、前記撮像画像の各画素の画素値と、前記対応関係設定部により設定された前記対応関係とに基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記デプス情報および前記法線情報を設定するデプス法線情報設定部をさらに備え、
    前記初期値設定部は、前記デプス法線情報設定部により設定された前記デプス情報および前記法線情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記初期値設定部は、さらに、前記投影面への投影画像の入射角に応じた反射率に関する情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記反射率に関する情報を設定する反射率情報設定部をさらに備え、
    前記初期値設定部は、前記反射率情報設定部により設定された前記反射率に関する情報に基づいて、前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を設定する
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記色補正情報設定部は、前記投影部および前記撮像部を有する複数の投影撮像装置のそれぞれについて、前記色補正情報を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記調整部は、全ての前記投影撮像装置の前記投影部により前記投影面に投影された投影画像の、観察者から見た場合の輝度値の最小値を、目標値として設定し、前記目標値に収束するように前記投影部の画素毎に前記投影レベルを調整する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記色補正情報設定部は、前記投影撮像装置のそれぞれと前記投影面とのなす角の角度差が所定の閾値より大きい場合、前記投影撮像装置と前記投影面とのなす角に応じて、前記色補正情報を補正する
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記投影部および前記撮像部を有する投影撮像装置から、前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記色補正情報設定部は、前記取得部により取得された前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報に基づいて、前記色補正情報を設定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記投影部および前記撮像部をさらに備える
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記投影部および前記撮像部を有する他の情報処理装置から、前記投影画像に関する情報および前記撮像画像に関する情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記色補正情報設定部は、前記情報処理装置自身の前記投影部により投影される投影画像に関する情報、前記情報処理装置自身の前記撮像部により撮像された撮像画像に関する情報、前記取得部により取得された前記他の情報処理装置の前記投影部により投影される投影画像に関する情報、並びに、前記取得部により取得された前記他の情報処理装置の前記撮像部により撮像された撮像画像に関する情報に基づいて、前記色補正情報を設定する
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係と、前記投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定し、
    前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整し、
    各画素の前記投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像が前記撮像部により撮像された前記撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する
    情報処理方法。
  17. コンピュータを、
    較正された投影部により投影面に投影された投影画像が較正された撮像部により撮像された撮像画像の各画素の画素値と、前記投影部の各画素と前記撮像部の各画素との対応関係と、前記投影面のデプス情報および法線情報とに基づいて、前記投影画像を投影する際の前記投影部の投影レベルの初期値を前記投影部の画素毎に設定する初期値設定部と、
    前記撮像画像の各画素の画素値に基づいて、前記初期値設定部により設定された前記投影部の画素毎の前記投影レベルの初期値を調整する調整部と、
    前記調整部により各画素の前記投影レベルが調整された前記投影部により投影される前記投影画像が前記撮像部により撮像された前記撮像画像を用いて、前記投影部の画素毎の色補正に関する情報である色補正情報を設定する色補正情報設定部
    として機能させるためのプログラム。
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